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Oracle Application Serverインストレーション・ガイド
10g (10.1.4.0.1) for Microsoft Windows (64-bit) on Intel Itanium

B31753-02
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11 インストール後の作業

内容は次のとおりです。

11.1 インストール後のOracle Application Serverインスタンスの状態

インストール後、構成したコンポーネントが起動されます。

ブラウザに「ようこそ」ページおよび「Application Server Control」ページが表示されます。これらのページのURLは、インストーラの最後の画面に示されます。 最後の画面の内容は、ORACLE_HOME¥install¥setupinfo.txtファイルで確認できます。

Oracle Application Serverの一部のコンポーネントは、Windowsサービスとして実行されます。これらのコンポーネントは、「サービス」ダイアログ・ボックスで確認できます。「サービス」ダイアログ・ボックスを表示するには、次の手順を実行します。

Windows 2000の場合: 「スタート」→「プログラム」→「管理ツール」→「サービス」を選択します。

Windows 2003の場合: 「スタート」→「管理ツール」→「サービス」を選択します。

Windows XPの場合: 「スタート」→「すべてのプログラム」→「管理ツール」→「サービス」を選択します。

Oracle Application Serverインスタンスを起動および停止するには、スクリプトまたはOracle Enterprise Manager 10g Application Server Controlを使用します。詳細は、『Oracle Application Server管理者ガイド』を参照してください。

11.2 インストール後にコンピュータを再起動する場合

インストール後にコンピュータを再起動する場合は、再起動時にすべてのコンポーネントが起動されるわけではありません。サービスのみが自動的に開始されます。サービスを使用していないコンポーネント(Oracle Internet Directoryなど)は、手動で起動しないかぎりは停止したままです。 プロセスの起動方法の手順と起動順序については、『Oracle Application Server管理者ガイド』を参照してください。

サービスを正しく開始するには、サービスを構成する必要もあります。詳細は、11.5項「サービスの依存関係」を参照してください。

11.3 Oracle Application Serverコンポーネントのパスワード

デフォルトでは、OracleAS Metadata Repositoryスキーマ・パスワードを除いて、Oracle Application ServerコンポーネントのすべてのパスワードがOracle Application Serverインスタンス・パスワードと同じに設定されます。セキュリティ上の理由から、様々なコンポーネントのパスワードを異なる値に変更する必要があります。

インストールしたコンポーネントのパスワードを変更する方法の詳細は、Oracle Application Serverドキュメント・ライブラリの『Oracle Application Server管理者ガイド』およびコンポーネントのマニュアルを参照してください。

11.4 OracleAS Metadata RepositoryのみのインストールにApplication Server Controlサービスは不要

OracleAS Metadata Repositoryのみをインストールする場合、Application Server Control(Oracle<OracleHomeName>ASControl)サービスは必要ありません。ただし、スタートアップの種類が自動に設定されているサービスは、インストーラによってインストールおよび開始されます。インストール後にこのサービスを停止して、スタートアップの種類を手動に変更し、コンピュータを再起動するたびにサービスが自動的に開始されないようにする必要があります。

11.5 サービスの依存関係

この項の内容は、OracleAS Infrastructureと中間層を同じコンピュータにインストールした場合にのみ該当します。

Windowsで、中間層のProcessManagerサービスの前に、OracleAS InfrastructureのProcessManagerサービスが開始されていることを確認してください。Windowsではアルファベット順にサービスが開始されます。OracleAS Infrastructureに、アルファベット順で中間層のOracleホームの名前より後になるOracleホームの名前を付けた場合、レジストリ・エディタを使用してサービスの依存関係を設定する必要があります。

  1. スタート」→「ファイル名を指定して実行」を選択してregedt32と入力し、「OK」をクリックします。レジストリ・エディタが起動されます。


    注意:

    この手順では、regeditではなくregedt32を実行する必要があります。 


  2. レジストリ・エディタで「ローカル マシン上のHKEY_LOCAL_MACHINE」ウィンドウを選択し、「HKEY_LOCAL_MACHINE」→「SYSTEM」→「CurrentControlSet」→「Services」と移動して、中間層のProcessManagerサービスを検索します。サービスの名前は次のとおりです。

    • OracleMiddleTierOracleHomeNameProcessManager

  3. 中間層のProcessManagerサービスに対して、次の手順を実行します。

    1. 左フレームでサービスを選択します。

    2. 編集」→「値の追加」を選択します。「値の追加」ダイアログ・ボックスが表示されます。

    3. 「値の追加」ダイアログ・ボックスで、次の操作を実行します。

      値の名前: DependOnServiceと入力します。

      データ型: 「REG_MULTI_SZ」を選択します。

      OK」をクリックします。複数行文字列エディタが表示されます。

    4. 複数行文字列エディタで、OracleAS InfrastructureのProcessManagerサービスの名前を入力します。

      たとえば、OracleAS InfrastructureのOracleホーム名が「Infra」である場合、複数行文字列エディタで次の行を入力します。

      OracleInfraProcessManager
      
      
    5. OK」をクリックします。

詳細は、Microsoft社のWebサイト(http://www.microsoft.com)のサポート技術情報193888「特定のサービスの読み込みを遅らせる方法」を参照してください。

11.6 バックアップおよびリカバリ

インストール後というのは、ファイルのバックアップを開始し、バックアップおよびリカバリの計画を立てるのによいタイミングです。 詳細は、『Oracle Application Server管理者ガイド』を参照してください。

11.7 SSL対応

デフォルトでは、ほとんどのコンポーネントがSSLに対応するように構成されていません。 SSLに対応させるには、『Oracle Application Server管理者ガイド』のSSLに関する項を参照してください。

11.8 地域および言語オプションの設定およびNLS_LANGパラメータ

アカウントの言語設定がシステムのデフォルト言語と一致することを確認します。NLS_LANGパラメータは、言語設定に基づいてWindowsレジストリに自動的に定義されます。

インストール後、システムのデフォルト言語は変更しないでください。変更すると、NLS_LANGパラメータと言語設定で一貫性がなくなります。

11.9 インストール後のコンポーネントの構成

インストール時にコンポーネントを構成しなかった(つまり、「構成オプションの選択」画面でコンポーネントを選択しなかった)場合は、インストール後に一部のコンポーネントを構成できます。コンポーネントの中には、それを構成する前に依存関係を設定しておく必要があるものがあります。11.9.1項「mod_ossoの構成(Oracle Delegated Administration Servicesに必要)」では、Oracle Delegated Administration Servicesを構成する前に行う必要があるmod_ossoの構成方法について説明します。

11.9.1 mod_ossoの構成(Oracle Delegated Administration Servicesに必要)

インストール中にOracle Delegated Administration Servicesを構成しなかった場合は、インストール後にOracle Enterprise Manager 10g Application Server Controlを使用してそれを構成できます。

Oracle Delegated Administration ServicesにはOracleAS Single Sign-Onおよびmod_ossoが必要です。mod_ossoは、Single Sign-On serverと通信するOracle HTTP Serverモジュールです。mod_ossoが構成されていない場合は、それを構成してから、Oracle Delegated Administration Servicesを構成する必要があります。次の手順を実行します。

  1. OracleAS Single Sign-OnがOracle Internet Directoryに対して構成されていることを確認します。これらの2つのコンポーネントをインストーラからインストールして構成した場合は、この処理は済んでいます。

  2. Oracle Delegated Administration Servicesを構成するORACLE_HOMEでmod_ossoが構成されているかどうか確認します。

    ORACLE_HOME¥Apache¥Apache¥conf¥httpd.confファイル内の次の行を調べます。ORACLE_HOMEは、Oracle Delegated Administration Servicesを構成するディレクトリを指しています。

    include "ORACLE_HOME¥Apache¥Apache¥conf¥mod_osso.conf"
    
    

    その行が#で始まっている場合、その行はコメント・アウトされているため、mod_ossoはこのインストールでは構成されていません。手順3を実行してmod_ossoを構成します。

    その行がコメント・アウトされていない場合、mod_ossoは構成済です。先に進み、Application Server Controlを使用してOracle Delegated Administration Servicesを構成できます。手順5に進みます。

  3. mod_ossoを手動で構成するには、次の手順を実行します。

    1. 環境変数ORACLE_HOMEにOracle Delegated Administration Servicesが構成されるディレクトリのフルパスを設定します。

    2. 環境変数PATHに%ORACLE_HOME%¥libが含まれるように設定します。

    3. 次のコマンド(すべてを1行で)を実行します。

      注意: -classpathパラメータでは、セミコロン(;)の後に空白文字を入力しないでください(<no spaces>で示します)。

      prompt> %ORACLE_HOME%¥jdk¥bin¥java
       -classpath .;%ORACLE_HOME%¥sso¥lib¥ossoreg.jar;<no spaces>
       %ORACLE_HOME%¥jlib¥ojmisc.jar;<no spaces>
       %ORACLE_HOME%¥jlib¥repository.jar;<no spaces>
       %ORACLE_HOME%¥j2ee¥home¥jazn.jar;<no spaces>
       %ORACLE_HOME%¥jdk¥lib¥dt.jar;<no spaces>
       %ORACLE_HOME%¥jdk¥lib¥tools.jar;%ORACLE_HOME%¥jlib¥infratool.jar
       oracle.ias.configtool.UseInfrastructure i
       -f %ORACLE_HOME%¥config¥infratool_mod_osso.properties
       -h OIDhost -p OIDport -u OIDadminName -w OIDclearTextPassword
       -o ORACLE_HOME -m ASinstanceName
       -infra infraGlobalDBName -mh host -sso true
       -sslp sslPort -sslf false
      
      

      表11-1 に、値を指定する必要があるパラメータを示します。

      表11-1    mod_ossoを構成するためのパラメータ 
      パラメータ  説明 

      -h OIDhost 

      Oracle Internet Directoryを実行しているコンピュータの名前を指定します。この値は、ORACLE_HOME¥config¥ias.propertiesファイルのOIDhostパラメータから判断できます。 

      -p OIDport 

      Oracle Internet Directoryがリスニングしているポート番号を指定します。この値は、ORACLE_HOME¥config¥ias.propertiesファイルのOIDportパラメータから判断できます。 

      -u OIDadminName 

      Oracle Internet Directoryのログイン名を指定します。スーパーユーザーcn=orcladminを使用します。 

      -w OIDclearTextPassword 

      Oracle Internet Directoryユーザーのパスワードを指定します。 

      -o ORACLE_HOME 

      OracleAS Infrastructureがインストールされたディレクトリへのフルパスを指定します。 

      -m ASinstanceName 

      mod_ossoを構成するOracleAS Infrastructureインスタンスの名前を指定します。この値は、ORACLE_HOME¥config¥ias.propertiesファイルのIASnameパラメータから判断できます。 

      -infra infraGlobalDBname 

      OracleAS Metadata Repositoryデータベースの名前を指定します。この値は、ORACLE_HOME¥config¥ias.propertiesファイルのInfrastructureDBCommonNameパラメータから判断できます。 

      -mh host 

      Oracle Delegated Administration Servicesを構成するコンピュータの完全なホスト名(ドメイン名を含む)を指定します。 

      -sslp sslPort 

      Oracle Internet DirectoryのSSLポートを指定します。この値は、ORACLE_HOME¥config¥ias.propertiesファイルのOIDsslportパラメータから判断できます。 

  4. OC4JおよびOracle HTTP Serverを再起動します。これには、opmnctlコマンドを使用します。

    C:¥> %ORACLE_HOME%¥opmn¥bin¥opmnctl restartproc ias-component=OC4J
    C:¥> %ORACLE_HOME%¥opmn¥bin¥opmnctl restartproc ias-component=HTTP_Server
    
    
  5. mod_ossoが構成されたら、Application Server Controlを使用してOracle Delegated Administration Servicesを構成できます。 詳細は、『Oracle Internet Directory管理者ガイド』を参照してください。

11.10 インストール後の作業を必要とするコンポーネント

表11-2に示すコンポーネントのいずれかを使用する予定の場合は、インストール後(コンポーネントを使用する前)に、コンポーネントに固有のいくつかの手順を実行する必要があります。表11-2に、それらの手順が説明されているコンポーネントのマニュアルを示します。

表11-2    インストール後の手順を必要とするコンポーネント 
コンポーネント  インストール後の手順が説明されているマニュアル 

OracleAS Certificate Authority 

『Oracle Application Server Certificate Authority管理者ガイド』 

11.11 次の作業

Oracle Application Serverをインストールした後で、『Oracle Application Server管理者ガイド』を読む必要があります。特に、「Oracle Application Serverのインストール後の作業」を読む必要があります。

また、Oracle Application Serverのインストール後にOracle Application Server環境の完全なバックアップを行う必要があります。これにより、万一何か異常が発生した場合に作業環境をリストアできます。 Oracle Application Server環境の完全なバックアップの方法の詳細は、『Oracle Application Server管理者ガイド』を参照してください。

Oracle Application Server環境の完全なバックアップは、パッチセットのアップグレードが正常に行われた後や構成変更が正常に行われた後にも実行する必要があります。


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