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Oracle Identity Manager管理およびユーザー・コンソール・カスタマイズ・ガイド
リリース9.0
B31966-01
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1 概要

このマニュアルでは、Oracle Identity Manager管理およびユーザー・コンソールの次の要素をカスタマイズする方法について説明します。

管理およびユーザー・コンソールの様々な要素を構成するには、特定のファイルを編集します。これらのファイルとその編集方法は、このマニュアルの各項に記載されています。たとえば、一般的なページ・レイアウトをカスタマイズする方法の詳細は、第2章「一般的なページ・レイアウトのカスタマイズ」を参照してください。


関連資料:

Oracle Identity Manager管理およびユーザー・コンソールをグローバライズする方法の詳細は、『Oracle Identity Managerグローバリゼーション・ガイド』を参照してください。

管理およびユーザー・コンソールのカスタマイズ・ファイルへのアクセス

Oracle Identity Managerは、インストール時にXellerate.earというEnterprise ARchive(EAR)ファイルとしてアプリケーション・サーバーにデプロイされます。このアーカイブ・ファイルには、管理およびユーザー・コンソールをカスタマイズするためのいくつかのファイルが含まれます(Xellerate.css、xlWebAdmin.properties、xlDefaultAdmin.propertiesなど)。

このファイルの名前は、使用しているアプリケーション・サーバーに応じて異なります。たとえば、JBossを使用している場合、このファイルはXellerateFull.earと呼ばれます。一方、WebSphereの場合はXellerate.earというフォルダになり、WebLogicの場合はWLXellerateFull.earというフォルダになります。クライアントをカスタマイズするファイルにアクセスするには、Web Archive(WAR)ファイルを解凍し、必要な編集を行ってからWARファイルに再圧縮します。次に、EARファイルを再生成するスクリプトを実行し、そのファイルをアプリケーション・サーバーにデプロイします。管理およびユーザー・コンソールをカスタマイズするには、アプリケーション・サーバーが稼働していることを確認してから次のタスクを実行します。

  1. <XL_HOME>/xellerate/webappディレクトリから任意のディレクトリにxlWebApp.warファイル全体を解凍します。

  2. カスタマイズに必要なファイルを変更します。


    注意:

    ファイルを変更する前に、ファイルをバックアップすることをお薦めします。

  3. jarユーティリティを使用して、xlWebApp.warという新規アーカイブ・ファイルを作成します。

  4. <XL_HOME>/xellerate/webappxlWebApp.warファイルをコピー(および上書き)します。

  5. <XL_HOME>/xellerate/setupディレクトリからpatch_<appserver>スクリプトを実行します。ここで、<appserver>は、使用しているアプリケーション・サーバーの名前です。たとえば、WebLogicを使用している場合、このファイルはpatch_weblogicになります。

  6. アプリケーション・サーバー(JBoss、WebSphereまたはWebLogic)を再起動します。