Oracle Identity Managerのグローバリゼーション・サポートにより、世界各国でサポートされる言語および国のロケールを使用してOracle Identity Managerをデプロイできます。ソフトウェア・アプリケーションのグローバリゼーションは、次の各項で説明する国際化とローカライゼーションの2つの側面から構成されます。
注意: リリース9.0.2では、Oracle Identity Managerはフランス語および日本語にローカライズされています。 |
国際化とは、異なる言語、国および文化で使用するために製品を適応させるプロセスを指します。ソフトウェア・アプリケーションの国際化には、次のタスクが含まれます。
アプリケーション・コードからのリソース(文字列、イメージなど)の分離
適切なコード・ページ(キャラクタ・セット)の選択およびコード・ページ変換の定義
選択したコード・ページを認識するためのすべてのテキスト操作アルゴリズムの変更
日付、時刻、通貨、数値などを処理するアルゴリズムのロジックの変更
照合アルゴリズムおよびソート・アルゴリズムで使用されるロジックの変更
イメージ中のテキスト文字列の分離
ローカライゼーションとは、特定の市場に向けて国際化されたソフトウェア・アプリケーションを準備するプロセスを指し、これには次のタスクが含まれます。
ターゲット言語が使用されるロケールの特性を考慮した、ターゲット言語へのリソース文字列の翻訳
ローカライズ不能なリソースの特定および削除(必要な場合)
このリリースのOracle Identity Managerでは、アプリケーション・コンポーネントは1つの言語のみを解釈およびサポートします。インストール時、サポートされる言語のリストから必要な言語を選択します。現在の言語の選択肢は、英語、フランス語および日本語です。