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Oracle Identity Manager Oracle Containers for J2EE用インストレーション・ガイド
リリース9.0
B40061-01
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9 Oracle Identity Manager Design Consoleのインストールと構成

ここでは、Oracle Identity Manager Design Console Javaクライアントをインストールする方法について説明します。Design Consoleは、Oracle Identity Managerサーバーと同じコンピュータまたは別のコンピュータにインストールすることができます。

この章では次の項目について説明します。

要件

Design Consoleをインストールするための次の要件を環境が満たしていることを確認します。


注意:

アプリケーション・サーバーのホスト名を解決できない場合は、C:\WINDOWS\system32\drivers\etc\ディレクトリのhostsファイルにホスト名とIPアドレスを追加してみてください。

Design Consoleのインストール

WindowsホストにDesign Consoleをインストールするには、次のようにします。

  1. Oracle Identity ManagerインストールCDをCD-ROMドライブにセットします。

  2. Windowsエクスプローラを起動し、インストールCDのinstallServerディレクトリにナビゲートします。

  3. setup_client.exeファイルをダブルクリックします。

  4. インストーラ画面のリストから言語を選択します。「ようこそ」ページが表示されます。

  5. 「ようこそ」ページで「次へ」をクリックします。

  6. 「ターゲット・ディレクトリ」画面で、次の手順のいずれかを実行します。


    重要:

    すべてのOracle Identity Managerコンポーネントは、異なるホーム・ディレクトリにインストールする必要があります。別のOracle Identity Managerコンポーネント(Oracle Identity ManagerサーバーまたはRemote Managerなど)のホスト・マシンにDesign Consoleをインストールする場合は、Design Consoleのために別のインストール・ディレクトリを指定する必要があります。

    1. Design Consoleのデフォルト・ディレクトリはC:\oracleです。Design Consoleをこのディレクトリにインストールするには、「次へ」をクリックします。

    2. Design Consoleを別のディレクトリにインストールするには、「ディレクトリ」フィールドにパスを入力し、「次へ」をクリックします。

      または

      「参照」をクリックして必要な場所にナビゲートし、「次へ」をクリックします。


      注意:

      指定したディレクトリ・パスが存在しない場合は、「ベース・ディレクトリの設定」テキスト・ボックスが表示されます。「OK」をクリックします。Oracle Identity Managerによって、Oracle Identity Managerサーバーのためにこのディレクトリが作成されます。Oracle Identity Managerサーバーのデフォルト・ディレクトリを作成するための書込み権限がない場合は、インストーラがディレクトリを作成できなかったことを知らせるメッセージが表示されます。「OK」をクリックしてメッセージを閉じ、システム管理者に連絡して適切な権限を取得します。

  7. 「アプリケーション・サーバー」ページで「Oracle」を選択し、「次へ」をクリックします。次の画面で、Design Consoleで使用するJREの指定を求められます。

  8. Oracle Identity ManagerとともにインストールされたJREを選択するか、既存のJREを指定します。「次へ」をクリックします。「アプリケーション・サーバー構成」画面が表示されます。

  9. アプリケーション・サーバー・ホストの情報ページで、Oracle Identity Managerサーバーのホストであるアプリケーション・サーバーに関する情報を入力します。

    1. 上のテキスト・ボックスにホスト名またはIPアドレスを入力します。

    2. 事前入力されているデフォルト値12401をOC4Jネーミング・ポートとして使用します。


      注意:

      ホスト名では大文字と小文字が区別されます。

    3. 「次へ」をクリックします。

  10. 「グラフィカルなワークフローのレンダリング情報」ページで、アプリケーション・サーバー構成情報を入力します。

    1. Oracle Identity Managerサーバー・ホストIPアドレスを入力します。

    2. OC4Jアプリケーション・サーバーがリスニングしているポート番号を入力します。デフォルト・ポートは7777です。OC4Jがリスニングしているポートを調べるには、UNIXまたはLinuxでは<OC4J_HOME>/install/readme.txtを、Windowsでは<OC4J_HOME>\install\readme.txtを開きます。

    3. 「いいえ」を選択して、Design ConsoleがSSLを使用する必要があるかどうかを指定します。

    4. 「次へ」をクリックします。

  11. 「ショートカット」ページで、必要に応じて、ショートカット・オプションのチェック・ボックスを選択または選択解除します。

    1. 「スタート」メニューにDesign Consoleのショートカットを作成することを選択します。

    2. デスクトップにDesign Consoleのショートカットを作成することを選択します。

    3. チェック・ボックスの設定を確認したら「次へ」をクリックします。

  12. 「サマリー」ページで「インストール」をクリックして、Design Consoleのインストールを開始します。

  13. 最後のインストール・ページでは、特定のアプリケーション・サーバー固有ファイルをOracle Identity Managerサーバー・インストールにコピーするように指示されます。これらの指示に従い、「OK」をクリックします。

  14. 「終了」をクリックして、インストール・プロセスを終了します。

Design Consoleインストールの削除

Design Consoleのインストールを削除するには、次の手順を実行します。

  1. Oracle Identity ManagerサーバーとDesign Consoleが実行している場合は停止します。

  2. すべてのOracle Identity Managerプロセスを停止します。

  3. Design Consoleをインストールした<XL_DC_HOME>ディレクトリを削除します。

Design Consoleのインストール後の要件

Design Consoleをインストールした後で、OC4JのOracle Identity Managerのために使用する前に、次の必須手順を実行する必要があります。

  1. OC4Jシステムの<OC4J_HOME>\j2ee\home\lib\ejb.jarファイルを、Design Consoleシステムの<XL_DC_HOME>\xlclient\extディレクトリにコピーします。

  2. OC4Jシステムの<OC4J_HOME>\j2ee\home\oc4jclient.jarファイルを、Design Consoleシステムの<XL_DC_HOME>\xlclient\extディレクトリにコピーします。

Design Consoleの起動

<XL_DC_HOME>\xlclient\xlclient.cmdをダブルクリックするか、Windowsの「スタート」メニューまたはデスクトップで「Design Console」を選択します。