CA-ACF2のためのOracle Identity Managerコネクタの更新情報

この章では、Oracle Identity Managerコネクタ・パック（リリース9.0.3）のCA-ACF2用のコネクタとドキュメントに関する更新の概要を示します。

関連資料: リリース9.0.2で新たに更新された内容の詳細は、リリース9.0.2のこのドキュメントを参照してください。

この章で説明する更新内容は、次のカテゴリに分類されます。

• ソフトウェアの更新

  コネクタのソフトウェアに対する更新が含まれます。

• ドキュメント固有の更新

  コネクタのドキュメントに対する主な変更が含まれます。この変更はソフトウェアの更新には関係ないものです。

関連資料: 『Oracle Identity Managerリリース・ノート』

ソフトウェアの更新

ここでは、このリリースのコネクタのソフトウェアに対する更新について説明します。

多言語サポート機能の強化

以前のリリースでサポートされていた3つの言語に加えて、このリリースのコネクタでは他に7つの言語をサポートしています。サポートされるすべての言語は、「多言語サポート」に示されています。

アプリケーション・サーバーのサポート

このリリースのコネクタでは、次のアプリケーション・サーバーのサポートが含まれています。

• IBM WebSphere

• BEA WebLogic

• JBoss Application Server

• Oracle Containers for J2EE（OC4J）

コネクタのアプリケーション・サーバーとの互換性を確認するには、「手順4: Oracle Identity Managerアプリケーション・サーバーと連携して機能するコネクタの構成」の説明を参照してください。

初期リコンシリエーションのスクリプト

このリリースのコネクタから、コマンドラインでコマンドを発行するかわりに、コネクタに付属のスクリプトを使用して初期リコンシリエーションを実行できます。これらのファイルについては、「コネクタを構成するファイルおよびディレクトリ」で説明しています。第4章「初期リコンシリエーションの実行」では、これらのスクリプトを使用して簡単なリコンシリエーションの手順を説明しています。

ドキュメント固有の更新

このリリースのガイドでは、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。

• 「ロギングの有効化」に、このリリースのコネクタでサポートされている各アプリケーション・サーバー用の手順が含まれています。

• LDAP Gatewayのインストール手順が変更されました。新しい手順は「手順7: LDAP Gatewayのインストールおよび構成」で説明しています。

• 「手順6: アダプタのコンパイル」で、アダプタをコンパイルする手順のステップ4からノードの再起動についての説明が削除されました。