この章では、Oracle Identity Managerコネクタ・パック(リリース9.0.3)のDatabase User Management用のコネクタとドキュメントに関する更新の概要を示します。
関連資料: リリース9.0.2で新たに更新された内容の詳細は、リリース9.0.2のこのドキュメントを参照してください。 |
この章で説明する更新内容は、次のカテゴリに分類されます。
コネクタのソフトウェアに対する更新が含まれます。
コネクタのドキュメントに対する主な変更が含まれます。この変更はソフトウェアの更新には関係ないものです。
関連資料: 『Oracle Identity Managerリリース・ノート』 |
ここでは、このリリースのコネクタのソフトウェアに対する更新について説明します。
多言語サポート機能の強化
以前のリリースでサポートされていた3つの言語に加えて、このリリースのコネクタでは新規に7つの言語をサポートしています。サポートされているすべての言語は「多言語サポート」の項の表に示されています。
OC4Jのサポート
以前のリリースのコネクタでは、次のアプリケーション・サーバーをサポートしていました。
JBoss Application Server
BEA WebLogic
IBM WebSphere
このリリースのコネクタでは、Oracle Containers for J2EE(OC4J)もサポートしています。
コネクタのリリース番号の確認
コネクタのリリース番号の確認手順は、「コネクタのリリース番号の確認」の項で説明されています。
新規データベースのリリースのサポート
このリリースのコネクタは、Microsoft SQL Server 2005、Oracle Database 10gおよびOracle Real Application Clusters 10gをサポートしています。これらのデータベース固有の情報が、このマニュアルの該当する箇所に追加されています。
URL ITリソース・パラメータ値の最大長の変更
このリリースのOracle Identity Managerでは、URL
ITリソース・パラメータは2000文字を超える値を受け入れません。Oracle Identity ManagerのSVP
データベース表のSVP_FIELD_VALUE
列に、URL
ITリソース・パラメータ値が格納されます。「SVP表の変更」の項で説明されている手順を実行してSVP_FIELD_VALUE
列の長さを変更する必要があります。
このリリースのガイドでは、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。
「サポートされている機能」のデータベース・アクセス(ログイン)の表が次のように変更されています。
ログイン・データベース・アクセス・エンティティのFull Name Updated機能は、Sybaseでしかサポートされません。
次の項が変更されています。
「手順5: 外部コードのコピー」の項で、IBM DB2 UDB、Microsoft SQL ServerおよびOracle Databaseの外部コード・ファイルをコピーする手順が変更されました。
「手順8: アダプタのコンパイル」の項で、アダプタをコンパイルする手順の手順4からノードの再起動に関する記述が削除されました。
「Oracle Identity Managerリリース9.0.1のリコンシリエーションの有効化」の項で、手順4が追加されました。
プロビジョニング済ユーザー・アカウントに割り当てたデフォルト言語を変更するオプションを有効にする手順は、「プロビジョニング済ユーザー・アカウントに割り当てたデフォルト言語の変更」の項で説明されています。この点については、第3章の「既知の問題」の表でも説明されています。