次の表に、Oracle Identity ManagerとMicrosoft Active Directoryの間の属性マッピングを示します。
Oracle Identity Managerの属性 | Microsoft Active Directoryの属性 | 説明 |
---|---|---|
パスワード | unicodePwd | UTF-8フォーマットのユーザーのパスワード。
これは書込み専用の属性です。 |
ユーザーは次のログオン時にパスワードを変更する必要があります | pwdLastSet | 前回ユーザーがパスワードを変更したことを示すフラグ。
この属性を0に設定し、ユーザー・アカウントの「パスワードの有効期限なし」プロパティをfalseに設定した場合、ユーザーは次回のログオン時にパスワードを設定する必要があります。 |
パスワードの有効期限なし | userAccountControl | 「パスワードの有効期限なし」プロパティを制御するフラグ。 |
アカウントの有効期限 | accountExpires | アカウントの有効期限の日付。 |
オブジェクトGUID | objectGUID | オブジェクトに割り当てられた現在のタイムスタンプに基づくGUID。 |
組織名 | Organization | 組織の名前。 |
名 | givenName | 名。 |
姓 | sn | 姓。 |
ミドル・ネーム | middleName, initials | ユーザーのミドル・ネームのイニシャル。
Microsoft Windows Address Bookでミドル・ネームのイニシャルとして使用します。 |
完全名 | cn, displayName | ユーザーの表示名。
通常、ユーザーの名、ミドル・ネームのイニシャルおよび姓の組合せです。 |
ユーザーID | sAMAccountName, userPrincipalName | ユーザーのログオン名。
注意: Microsoft Active Directoryでは、ユーザーIDフィールドの文字数は20文字に制限されています。このため、Oracle Identity Managerでユーザーをプロビジョニングする際に、このフィールドに20文字を超える文字を入力しないでください。 |
グループ名 | memberOf | オブジェクトが属するグループの識別名。 |
グループ・タイプ | instanceType | グループのタイプ。
たとえば、グローバル・セキュリティ・グループ、ローカル・配布グループ。 |
グループ表示名 | cn | グループ・オブジェクトの表示名。 |
USN作成 | uSNCreated | 作成中にオブジェクトのローカル・ディレクトリによって割り当てられたUSNの値。
これは読取り専用の属性です。 |
USN変更 | uSNChanged | オブジェクトに対する変更ごとに割り当てられるUSNの変更値。 |