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Oracle Identity Manager Oracle E-Business Employee Reconciliation Connectorガイド
リリース9.0.3
E05117-01
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1 コネクタについて

Oracle Identity Managerでは、アクセス権の管理、セキュリティおよびITリソースのプロビジョニングが自動化されています。Oracle Identity Managerコネクタは、Oracle Identity Managerとサード・パーティ製アプリケーションの統合に使用されます。Oracle E-Business Employee Reconciliationコネクタは、Oracle Identity ManagerとOracle E-Business Employee Reconciliationとの統合に使用されます。


注意:

Oracle Identity Managerコネクタは、オラクル社がThor Technologies社を企業買収する前はリソース・アダプタと呼ばれていました。

この章では、次の項目について説明します。

サポートされている機能

次の表に、このコネクタで使用可能な機能を示します。

機能 タイプ 説明
Reconcile New User リコンシリエーション Oracle Identity Managerユーザーを信頼できるモードで作成します。
Reconcile Delete User リコンシリエーション Oracle Identity Managerユーザー・アカウントを信頼できるモードおよび信頼できないモードの両方で削除します。
Reconcile Updated User リコンシリエーション Oracle Identity Managerユーザー・レコードをリコンシリエーション中に信頼できるモードおよび信頼できないモードの両方で更新します。


関連資料:

Oracle Identity ManagerとOracle E-Business Employee Reconciliationの間の属性マッピングの説明は、付録Aを参照してください。

多言語サポート

このリリースのコネクタでは、次の言語をサポートしています。


関連資料:

サポートされる特殊文字の詳細は、『Oracle Identity Managerグローバリゼーション・ガイド』を参照してください。

リコンシリエーション・モジュール

この項では、リコンシリエーション・モジュールがリコンシリエーション・イベント・レコードを構成するためにターゲット・システムから抽出する要素について説明します。

リコンシリエーションは、次のタイプに分類されます。

参照フィールド・リコンシリエーション

参照フィールド・リコンシリエーションには、「個人ID」参照フィールドのリコンサイルが含まれます。

従業員リコンシリエーション

従業員リコンシリエーションには、次のフィールドのリコンサイルが含まれます。

  • First Name

  • email

  • PersonId

  • Middle Name

  • Last Name

  • Dept

  • SSN

  • Title

  • Location

  • Manager

  • City

  • PostalCode

  • Country

  • Telno

  • EmployeeNumber

  • ManagerId

コネクタを構成するファイルおよびディレクトリ

このコネクタを構成するファイルとディレクトリは、インストール・メディアにある次のディレクトリに圧縮されています。

Enterprise Applications\Oracle e-Business\Oracle e-Business Employee Reconciliation

これらのファイルとディレクトリを次の表に示します。

インストール・メディア・ディレクトリのファイル 説明
lib\ScheduleTask\xlReconOraHREmp.jar
このJARファイルには、リコンシリエーションに必要なクラス・ファイルが含まれます。
resourcesディレクトリのファイル これらの各リソース・バンドル・ファイルには、コネクタで使用される言語固有の情報が含まれます。

注意: リソース・バンドルは、Oracle Identity Managerのユーザー・インタフェースに表示されるテキスト文字列のローカライズ・バージョンを含むファイルです。これらのテキスト文字列には、管理およびユーザー・コンソールに表示されるGUI要素のラベルやメッセージなどがあります。

xml\oracleHRResAdp.xml
このXMLファイルには、コネクタの次のコンポーネントの定義が含まれます。
  • ITリソース・タイプ

  • カスタム・プロセス・フォーム

  • リソース・オブジェクト

  • リコンシリエーション・プロセス

  • 参照定義


「手順3: コネクタ・ファイルおよび外部コードのコピー」で、これらのファイルを必要なディレクトリにコピーする方法を説明します。

コネクタのリリース番号の確認

デプロイしたコネクタのリリース番号を確認するには、次のようにします。

  1. xlReconOralHREmp.jarファイルの内容を抽出します。デプロイしたコネクタについては、このファイルは次のディレクトリにあります。

    OIM_home\xellerate\JavaTasks
    
    
  2. テキスト・エディタでmanifest.mfファイルを開きます。manifest.mfファイルは、xlReconOralHREmp.jarファイル内にバンドル化されているファイルの1つです。

    manifest.mfファイルで、コネクタのリリース番号がVersionプロパティの値として表示されます。


関連資料:

『Oracle Identity Managerデザイン・コンソール・ガイド』