この章では、Oracle Identity Managerコネクタ・パック(リリース9.0.3)のPeopleSoft User Management用のコネクタとドキュメントに関する更新の概要を示します。
関連資料: リリース9.0.2で新たに更新された内容の詳細は、リリース9.0.2のこのドキュメントを参照してください。 |
この章で説明する更新内容は、次のカテゴリに分類されます。
コネクタのソフトウェアに対する更新が含まれます。
コネクタのドキュメントに対する主な変更が含まれます。この変更はソフトウェアの更新には関係ないものです。
関連資料: 『Oracle Identity Managerリリース・ノート』 |
ここでは、このリリースのコネクタのソフトウェアに対する更新について説明します。
多言語サポートの拡張
以前のリリースでサポートされていた3つの言語に加えて、このリリースのコネクタでは新規に7つの言語をサポートしています。サポートされるすべての言語は、「多言語サポート」に示されています。
OC4Jのサポート
以前のリリースのコネクタでは、次のアプリケーション・サーバーをサポートしていました。
JBoss Application Server
BEA WebLogic
IBM WebSphere
このリリースのコネクタでは、Oracle Containers for J2EE(OC4J)もサポートしています。
既知の問題の変更
このリリース以降、PeopleTools 8.22のコネクタのバージョンは、「多言語サポート」に示されるすべての言語にローカライズされます。既知の問題リストから次の項目が削除されました。
PeopleTools 8.22のコネクタのバージョンは、フランス語および日本語にローカライズされていません。このバージョンでは、Oracle Identity Managerのコネクタ関連のフィールドは英語でしか表示できません。
このリリースのガイドでは、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。
「PeopleTools 8.22でのPeopleSoft Enterprise Portalの構成」で、ステップ3で示されている手順の最後に次のステップが追加されました。
ステップl. Webサーバーを再起動します。
「PeopleTools 8.4xでのPeopleSoft Enterprise Portalの構成」に示されているステップ3で、メッセージ・チャネルの名前がUSR_MGMT_MSG_CH
からUSR_MGMT_MSGCH
に変更されました。
「Application Engineプログラムの作成」で、作成するステップの表にaddemp
ステップが追加されました。また、この手順の一部のステップが変更されました。
「手順8: アダプタのコンパイル」で、アダプタをコンパイルする手順のステップ4からノードの再起動に関する記述が削除されました。
「コンポーネント・インタフェースのAPIの作成」で、手順のステップ9が変更されました。