この章では、Oracle Identity Managerコネクタ・パック(リリース9.0.3.1)のSAP Employee Reconciliation用のコネクタとドキュメントに関する更新の概要を説明します。
関連資料: リリース9.0.3で新しく更新された情報は、このガイドのリリース9.0.3を参照してください。 |
この章で説明する更新内容は、次のカテゴリに分類されます。
コネクタのソフトウェアに対する更新が含まれます。
コネクタのドキュメントに対する主な変更が含まれます。この変更はソフトウェアの更新には関係ないものです。
関連資料: 『Oracle Identity Managerリリース・ノート』 |
ここでは、このリリースのコネクタに実装された次のようなソフトウェアの更新について説明します。
新しくサポートされるターゲット・システム
「手順1: デプロイ要件の確認」で、ターゲット・システムのリストにmySAP ERP 2004 ECC 5.0およびmySAP ERP 2005 ECC 6.0が追加されました。
信頼できるソース・リコンシリエーションを有効にするスケジュール済タスク属性
「スケジュール済タスク属性の値の指定」にIsTrustedRecon
属性が追加されました。この属性を使用して、リコンシリエーションを信頼できるソース・モードで実行するか、ターゲット・リソース(信頼できないソース)・モードで実行するかを指定します。
SAP Employee ReconciliationとSAP User Managementのユーザー・アカウントのリンク
SAPは、SAP Employee Reconciliationの従業員アカウントとSAP User Managementのユーザー・レコードとをリンクする機能を提供します。ターゲット・システムのこの機能に対応するため、コネクタ・ソフトウェアに変更が加えられました。
付録B「SAP Employee ReconciliationとSAP User Managementのユーザー・アカウントのリンク」では、SAP Employee ReconciliationとSAP User Management間のこのリンクに関連して、Oracle Identity ManagerとSAPシステムの相互作用から発生するユースケースについて説明しています。
新しくリコンサイルされるXellerateユーザー・フィールド
「リコンサイルされるXellerateユーザー・フィールド」に、次のフィールドが追加されました。
LinkedUserID
UserFromHRMS
このリリースのガイドでは、ドキュメント固有の更新はありません。