コネクタをデプロイするには次の手順を実行します。
Sun Java System Directoryの複数インストール用のコネクタを構成する場合は、次の手順を実行します。
次の表に、コネクタのデプロイ要件を示します。
項目 | 要件 |
---|---|
Oracle Identity Manager | Oracle Identity Managerリリース8.5.3以上。 |
ターゲット・システム | Sun ONE Directory Server 5.2およびSiemens HiPath Slcurity DirX 6.0 D10 |
ターゲット・システムのホスト・プラットフォーム | ターゲット・システムのホスト・プラットフォームは次のいずれかです。
|
ターゲット・システムのユーザー・アカウント | 読取り、書込み、追加、削除および検索の権限が割り当てられているユーザー・アカウント。
「ITリソースの定義」の項の手順を実行する際に、このユーザー・アカウントの資格証明を指定します。 |
コピーするコネクタのファイルと、コピーする必要があるディレクトリを次の表に示します。
注意: この表の最初の列に示すディレクトリ・パスは、インストール・メディアの次のディレクトリでのコネクタ・ファイルの場所に対応しています。Directory Servers\Sun Java System Directory Server これらのファイルの詳細は、「コネクタを構成するファイルおよびディレクトリ」の項を参照してください。 |
インストール・メディア・ディレクトリのファイル | コピー先ディレクトリ |
---|---|
lib\xliIPlanet.jar |
OIM_home\xellerate\JavaTasks
|
resources ディレクトリのファイル |
OIM_home\xellerate\connectorResources
|
troubleshoot ディレクトリにあるファイル |
OIM_home\xellerate\troubleshoot
|
xml ディレクトリにあるファイル |
OIM_home\xellerate\iPlanet-versionno\xml |
注意: コピー先ディレクトリのパスのうち、ディレクトリ名に指定されたバージョン番号iPlanet- versionno を、実際のソフトウェアのバージョン番号に応じて変更する必要があります。
Oracle Identity Managerをクラスタ環境にインストールするときは、インストール・ディレクトリの内容をクラスタの各ノードにコピーします。同じく、 |
Oracle Identity Managerサーバーの構成には、次の手順があります。
注意: クラスタ環境では、クラスタの各ノードでこの手順を実行する必要があります。 |
必要な入力ロケール(言語と国の設定)に変更するには、必要なフォントのインストールと必要な入力ロケールの設定を行います。
必要な入力ロケールを設定するには、次のようにします。
注意: 使用しているオペレーティング・システムによっては、この手順の実行方法が異なる場合があります。 |
「コントロール パネル」を開きます。
「地域のオプション」をダブルクリックします。
「地域のオプション」ダイアログ・ボックスの「入力ロケール」タブで、使用する入力ロケールを追加してから、その入力ロケールに切り替えます。
OIM_home
\xellerate\connectorResources
ディレクトリ内に新しいリソース・バンドルを追加するたび、または既存のリソース・バンドルで変更を行うたびに、コネクタ・リソース・バンドルに関連するコンテンツをサーバー・キャッシュから消去する必要があります。
サーバー・キャッシュからのコネクタ・リソース・バンドルに関連する内容を消去するには、次のようにします。
コマンド・ウィンドウで、OIM_home
\xellerate\bin
ディレクトリに移動します。
次のいずれかのコマンドを入力します。
注意: このステップを実行する前にステップ1を実行する必要があります。コマンドを次のように実行すると、例外がスローされます。OIM_home\xellerate\bin\batch_file_name |
Microsoft Windowsの場合:
PurgeCache.bat ConnectorResourceBundle
UNIXの場合:
PurgeCache.sh ConnectorResourceBundle
このコマンドで、ConnectorResourceBundle
は、サーバー・キャッシュから削除できるコンテンツ・カテゴリの1つです。その他のコンテンツ・カテゴリの詳細は、次のファイルを参照してください。
OIM_home\xellerate\config\xlConfig.xml
注意: ステップ2の実行時にスローされる例外は無視できます。 |
ロギングを有効にすると、プロビジョニングとリコンシリエーションの過程で発生したイベントに関する情報がOracle Identity Managerによって自動的にログ・ファイルに保存されます。ロギングの対象となるイベントのタイプを指定するために、次のいずれかのログ・レベルを設定できます。
ALL
このレベルでは、すべてのイベントがロギング対象になります。
DEBUG
このレベルでは、デバッグに役立つ詳細なイベントの情報が記録されます。
INFO
このレベルでは、アプリケーションの進行状況に関する情報メッセージが大まかなレベルで記録されます。
WARN
このレベルでは、障害を引き起こす可能性のある状況について情報が記録されます。
ERROR
このレベルでは、アプリケーションの実行を継続しうるレベルのエラー・イベントについて情報が記録されます。
FATAL
このレベルでは、アプリケーションの機能を停止させる可能性のある深刻なエラー・イベントについて情報が記録されます。
OFF
このレベルでは、すべてのイベントがロギング対象外になります。
ログ・レベルとログ・ファイル・パスを設定するファイルは、使用するアプリケーション・サーバーによって決まります。
JBoss Application Serverの場合
ロギングを有効にするには、次のようにします。
JBoss_home
\server\default\conf\log4j.xml
ファイルで、次の行を探します。
<category name="XELLERATE">
<priority value="log_level"/>
</category>
このXMLコードの2行目で、log_level
を目的のログ・レベルに置き換えます。たとえば次のようにします。
<category name="XELLERATE"> <priority value="INFO"/> </category>
ロギングを有効にすると、次のファイルにログ情報が書き込まれます。
JBoss_home\server\default\log\server.log
IBM WebSphereの場合
ロギングを有効にするには、次のようにします。
OIM_home
\xellerate\config\log.properties
ファイルに次の行を追加します。
log4j.logger.XELLERATE=log_level
この行で、log_level
を目的のログ・レベルに置き換えます。
たとえば次のようにします。
log4j.logger.XELLERATE=INFO
ロギングを有効にすると、次のファイルにログ情報が書き込まれます。
WebSphere_home\AppServer\logs\server_name\startServer.log
BEA WebLogicの場合
ロギングを有効にするには、次のようにします。
OIM_home
\xellerate\config\log.properties
ファイルに次の行を追加します。
log4j.logger.XELLERATE=log_level
この行で、log_level
を目的のログ・レベルに置き換えます。
たとえば次のようにします。
log4j.logger.XELLERATE=INFO
ロギングを有効にすると、次のファイルにログ情報が書き込まれます。
WebLogic_home\user_projects\domains\domain_name\server_name\server_name.log
OC4Jの場合
ロギングを有効にするには、次のようにします。
OIM_home
\xellerate\config\log.properties
ファイルに次の行を追加します。
log4j.logger.XELLERATE=log_level
この行で、log_level
を目的のログ・レベルに置き換えます。
たとえば次のようにします。
log4j.logger.XELLERATE=INFO
ロギングを有効にすると、次のファイルにログ情報が書き込まれます。
OC4J_home\opmn\logs\default_group~home~default_group~1.log
コネクタのXMLファイルをOracle Identity Managerにインポートするには、次のようにします。
左のナビゲーション・バーの「デプロイメント管理」リンクをクリックします。
「デプロイメント管理」の下の「インポート」リンクをクリックします。ファイルを検索するダイアログ・ボックスが表示されます。
iPlanetResourceObject.xml
ファイルを検索して開きます。このファイルはOIM_home
\xellerate\iPlanet-
versionno
\xml
ディレクトリにあります。このXMLファイルの詳細は、「ファイル・プレビュー」ページに表示されます。
「ファイルの追加」をクリックします。「置換」ページが表示されます。
「次へ」をクリックします。「確認」ページが表示されます。
「次へ」をクリックします。iPlanet User
ITリソースの「ITリソース・インスタンス・データの提供」ページが表示されます。
iPlanet User
ITリソースのパラメータの値を指定します。指定する値の詳細は、「ITリソースの定義」の表を参照してください。
「次へ」をクリックします。LDAP Server
ITリソース・タイプの新しいインスタンスの「ITリソース・インスタンス・データの提供」ページが表示されます。
「スキップ」をクリックして、他のITリソースを定義しないことを指定します。「確認」ページが表示されます。
関連資料: その他のITリソースを定義する場合、手順は『Oracle Identity Manager Toolsリファレンス・ガイド』を参照してください。 |
「選択内容の表示」をクリックします。
XMLファイルの内容が「Deployment Manager – Import」ウィンドウに表示されます。ノードの横に十字形のアイコンが表示されることがあります。各ノードを右クリックして「削除」を選択し、それらのノードを削除します。
「インポート」をクリックします。コネクタのファイルがOracle Identity Managerにインポートされます。
コネクタのXMLファイルをインポートしたら、「手順5: リコンシリエーションの構成」に進みます。
iPlanet User
ITリソース・パラメータには、次の表に示す値を指定してください。
パラメータ | 説明 |
---|---|
Admin Id |
ターゲットのSun Java System Directoryサーバーで管理者の権限を持つユーザーのDN値。
デフォルト値は |
Admin Password |
管理者のパスワード。 |
Server Address |
ターゲットのSun Java System DirectoryサーバーのIPアドレス。 |
Port |
ターゲットのSun Java System Directoryサーバーに接続するポート番号。
デフォルト値は |
Root DN |
すべてのユーザーの操作が実行されるベースDN。
値は、 |
SSL |
Oracle Identity ManagerとターゲットのSun Java System Directoryサーバー間の通信にSSL接続を使用するかどうかを指定します。
設定可能な値は 注意: ターゲット・システムとの通信を保護するために、SSLを有効にすることをお薦めします。 |
Last Recon TimeStamp |
最初のリコンシリエーションの実行では、タイム・スタンプ値は設定されていません。後続のリコンシリエーション処理では、前のリコンシリエーション処理が完了した時刻がこのパラメータに保存されます。 |
Prov Attribute Lookup Code |
プロビジョニングに必要なターゲット属性マッピングを持つ参照定義名。
このパラメータのデフォルト値は |
Recon Attribute Lookup Code |
リコンシリエーションに必要なターゲット属性マッピングを持つ参照定義名。
このパラメータのデフォルト値は |
Use XL Org Structure |
true に設定すると、Oracle Identity Managerの組織構造はプロビジョニングとリコンシリエーションの際に使用されます。
|
これらのITリソース・パラメータの値を指定したら、この手順のステップ9に進んで、コネクタのXMLファイルをインポートします。
リコンシリエーションを構成するには、次の手順を実行します。
注意: この手順のこのステップは、信頼できるソース・リコンシリエーションを構成する場合にのみ実行します。信頼できるソース・リコンシリエーションに構成できるのは、1つのコネクタのみです。別の信頼できるソースを構成している状態でiPlanetXLResourceObject.xml ファイルをインポートした場合、2つのコネクタのリコンシリエーションはいずれも機能しなくなります。
リコンシリエーションの構成の概念の詳細は、『Oracle Identity Manager Connectorフレームワーク・ガイド』を参照してください。 |
信頼できるソースのリコンシリエーションを構成するには、まず、次のようにして信頼できるソースのリコンシリエーション用のXMLファイルをインポートする必要があります。
左のナビゲーション・バーの「デプロイメント管理」リンクをクリックします。
「デプロイメント管理」の下の「インポート」リンクをクリックします。ファイルを検索するダイアログ・ボックスが表示されます。
iPlanetXLResourceObject.xml
ファイルを検索して開きます。このファイルはOIM_home
\xellerate\iPlanet-
versionno
\xml
ディレクトリにあります。このXMLファイルの詳細は、「ファイル・プレビュー」ページに表示されます。
「ファイルの追加」をクリックします。「置換」ページが表示されます。
「次へ」をクリックします。「確認」ページが表示されます。
「インポート」をクリックします。
表示されるメッセージで「インポート」をクリックして、XMLファイルをインポートすることを確認し、「OK」をクリックします。
次に、次の項で説明する手順の実行中に、リコンシリエーションのスケジュール済タスク属性TrustedSource
の値をTrue
に設定します。
参照フィールドとユーザー・リコンシリエーションのスケジュール済タスクを作成するには、次のようにします。
「Xellerate Administration」フォルダを開きます。
「Task Scheduler」を選択します。
「Find」をクリックします。事前定義されたスケジュール済タスクの詳細が2つのタブに表示されます。
最初のスケジュール済タスクについて、「Max Retries」フィールドに数値を入力します。この数はOracle Identity Managerがタスクを完了するために試行する回数です。この数を超えると、ERROR
ステータスがタスクに割り当てられます。
「Disabled」チェック・ボックスと「Stop Execution」チェック・ボックスが選択されていないことを確認します。
「Start」リージョンで「Start Time」フィールドをダブルクリックします。表示される日付時間エディタで、タスクを実行する日付と時間を選択します。
「Interval」リージョンで、次のスケジュール・パラメータを設定します。
タスクを繰り返し実行するように設定するには、「Daily」、「Weekly」、「Recurring Intervals」、「Monthly」または「Yearly」のオプションを選択します。
「Recurring Intervals」オプションを選択した場合は、タスクを繰り返して実行する間隔も指定する必要があります。
タスクを1回のみ実行するように設定するには、「Once」オプションを選択します。
スケジュール済タスクの属性の値を指定します。指定する値の詳細は、「スケジュール済タスク属性の値の指定」を参照してください。
関連資料: タスク属性の追加および削除の詳細は、『Oracle Identity Managerデザイン・コンソール・ガイド』を参照してください。 |
「Save」をクリックします。スケジュール済タスクが作成されます。INACTIVE
ステータスが「Status」フィールドに表示されますが、これは、タスクが現在実行されていないためです。タスクは手順7で設定した日時に実行されます。
手順5〜10を繰り返してもう1つのスケジュール済タスクを作成します。
2つのスケジュール済タスクを作成したら、「手順6: アダプタのコンパイル」に進みます。
この項では、次のスケジュール済タスクに指定する属性値について説明します。
参照フィールド・リコンシリエーション・スケジュール済タスクの次の属性に値を指定する必要があります。
注意: 属性値はインポートしたコネクタのXMLファイルで事前定義されています。変更する属性にのみ値を指定してください。 |
スケジュール済タスク属性に値を指定したら、手順のステップ10に進んでスケジュール済タスクを作成します。
ユーザー・リコンシリエーション・スケジュール済タスクの次の属性に値を指定する必要があります。
注意: 属性値はインポートしたコネクタのXMLファイルで事前定義されています。変更する属性にのみ値を指定してください。 |
属性 | 説明 | デフォルト/サンプル値 |
---|---|---|
ITResourceName |
Sun Java System Directoryサーバーとの接続を設定するためのITリソースの名前。 | iPlanet User |
ResourceObjectName |
ユーザーをリコンサイルするリソース・オブジェクトの名前。 | iPlanet User |
XLDeleteUsersAllowed |
この属性をTrue に設定すると、削除リコンシリエーション・イベントが開始します。ターゲット・システムから削除されたユーザーは、Oracle Identity Managerから削除されます。これには、ターゲット・システムのすべてのユーザーを、Oracle Identity Managerのすべてのユーザーと比較する必要があります。
この属性を 注意: このプロセスは、パフォーマンスに影響します。 |
True |
UserContainer |
ターゲット・システムからOracle Identity ManagerにユーザーがリコンサイルされるDN値。 | ou=user |
TrustedSource |
信頼できるリコンシリエーションを構成できるオプションです。
値は |
False |
Xellerate Type |
XellerateユーザーのデフォルトXellerateタイプ。 | End-User Administrator |
Password |
Xellerateユーザーのデフォルト・パスワード。 | Dummy123 |
Organization |
Xellerateユーザーのデフォルト組織。 | Xellerate Users |
Role |
Xellerateユーザーのデフォルト・ロール。 | Consultant |
IsIPlanetTarget |
ターゲット・システムが、Sun Java System DirectoryかSiemens HiPath Slcurity DirXかを指定します。 |
|
スケジュール済タスク属性に値を指定したら、手順のステップ10に進んでスケジュール済タスクを作成します。
ターゲット・システムとしてSiemens HiPath Slcurity DirXを使用している場合は、AttrName.Recon.Map.iPlanet
参照定義で次の変更を行う必要があります。
関連資料: 参照定義の変更の詳細は、『Oracle Identity Managerデザイン・コンソール・ガイド』を参照してください。 |
Design Consoleで、AttrName.Recon.Map.iPlanet
参照定義を開きます。
この参照定義で、ldapUserDisableAttr
コード・キーを検索します。このコード・キーの現在のデコード値は、nsaccountlock
です。
デコード値をactiveEntry
に変更します。
変更を保存します。
コネクタのXMLファイルをインポートすると次のアダプタがOracle Identity Managerにインポートされます。
iPlanet Create User
iPlanet Delete User
iPlanet Modify User
iPlanet Move User
iPlanet Add User to Group
iPlanet Remove User from Group
iPlanet Add Role to User
iPlanet Remove Role from User
iPlanet PP String
これらのアダプタを使用してターゲット・システムでアカウントをプロビジョニングするには、前もってアダプタをコンパイルする必要があります。
「アダプタ・マネージャ」フォームを使用してアダプタをコンパイルするには、次のようにします。
「アダプタ・マネージャ」フォームを開きます。
現在のデータベースにインポートしたすべてのアダプタをコンパイルするには、「すべてをコンパイル」を選択します。
複数のアダプタ(すべてではない)をコンパイルするには、コンパイルするアダプタを選択します。次に、「選択したものをコンパイル」を選択します。
注意: 正常にコンパイルされなかったアダプタのみを再コンパイルするには、「以前の失敗分をコンパイル」をクリックします。そのようなアダプタはコンパイルのステータスがOK になっていません。 |
「開始」をクリックします。選択したアダプタがOracle Identity Managerによってコンパイルされます。
Oracle Identity Managerがクラスタ環境にインストールされている場合は、OIM_home
\xellerate\Adapter
ディレクトリから、コンパイル済のアダプタをクラスタの他の各ノードの同じディレクトリにコピーします。必要な場合には、その他のノードのアダプタ・ファイルを上書きします。
アダプタの詳細情報を表示するには、次のようにします。
「アダプタ・マネージャ」フォームでアダプタをハイライト表示します。
アダプタの行ヘッダーをダブルクリックするか、アダプタを右クリックします。
表示されるショートカット・メニューで「アダプタの起動」を選択します。アダプタの詳細が表示されます。
注意: これはデプロイのオプションの手順です。 |
コネクタとターゲットのSun Java System Directoryサーバー間のSSL接続を有効にするには、次のようにします。
次のように、ターゲット・システムから証明書をJSDK(Oracle Identity Managerのインストールのときに使用したJSDK)cacerts
キーストアへインポートします。
keytool -import –alias alias_name -file certificate_file_name_with_complete_path –keystore java_home\jre\lib\security\cacerts
このとき、java_home
はJDKがインストールされているディレクトリです。
Oracle Identity Managerサーバーを再起動します。
iPlanet User
ITリソースで、次のようにします。
SSL
パラメータ値をtrue
に設定します。
Port
パラメータ値をSSLのポート番号に設定します。通常、この番号は636です。
注意: この手順は、Sun Java System Directoryの複数インストール用のコネクタを構成する場合以外は実行しないでください。この手順の各ステップ実行の詳細は、『Oracle Identity Managerデザイン・コンソール・ガイド』を参照してください。 |
ターゲット・システムの複数のインストールに対してコネクタを構成するには、次のようにします。
ターゲット・システム・インストールごとに1つずつリソース・オブジェクトを作成して構成します。
「Resource Objects」フォームは、「Resource Management」フォルダ内にあります。コネクタのXMLファイルをインポートすると、iPlanet User
リソース・オブジェクトが作成されます。このリソース・オブジェクトは、残りのリソース・オブジェクトを作成するためのテンプレートとして使用できます。
リソース・オブジェクトごとに1つずつITリソースを作成して構成します。
「IT Resources」フォームは「Resource Management」フォルダにあります。コネクタのXMLファイルをインポートすると、iPlanet User
ITリソースが作成されます。このITリソースは、同じリソース・タイプの、残りのITリソース作成用のテンプレートとして使用できます。
リソース・オブジェクトごとに1つずつプロセス・フォームを設計します。
「Form Designer」フォームは、「Development Tools」フォルダ内にあります。コネクタのXMLファイルをインポートすると、次のプロセス・フォームが作成されます。
UD_IPNT_USR
(メイン・フォーム)
UD_IPNT_ROL
(多値属性用の子フォーム)
UD_IPNT_GRP
(多値属性用の子フォーム)
これらのプロセス・フォームは、残りのプロセス・フォームを作成するためのテンプレートとして使用できます。
リソース・オブジェクトごとに1つずつプロセス定義を作成して構成します。
「Process Definition」フォームは、「Process Management」フォルダ内にあります。コネクタのXMLファイルをインポートすると、iPlanet User
プロセス定義が作成されます。このプロセス定義は、残りのプロセス定義を作成するためのテンプレートとして使用できます。
ターゲット・システム・インストールごとにプロセス定義を作成するとき、実行する必要のある次の手順は、それぞれのプロセス定義の作成に関連しています。
「Object Name」参照フィールドから、手順1で作成したリソース・オブジェクトを選択します。
「Table Name」参照フィールドから、手順3で作成したプロセス・フォームを選択します。
「IT Resource」データ型のアダプタ変数をマッピングするときは必ず、手順2で作成したITリソースを「Qualifier」リストから選択してください。
各ターゲット・システム・インストールについてリコンシリエーションを構成します。手順は「手順5: リコンシリエーションの構成」を参照してください。リコンシリエーションのスケジュール済タスクごとに、次の属性の値のみを変更する必要がありますので注意してください。
ITResourceName
ResourceObjectName
TrustedSource
信頼できるソースとして指定するSun Java System DirectoryインストールのTrustedSource
属性をTrue
に設定します。信頼できるソースには、Sun Java System Directoryの単一インストールを指定することも、複数インストールを指定することもできます。残りのSun Java System Directoryインストールについては、この属性をFalse
に設定します。
必要であれば、Xellerate Userリソース・オブジェクトに対してリコンサイルされるフィールドを変更します。
管理およびユーザー・コンソールを使用してプロビジョニングを実行する場合、ユーザーのプロビジョニング先のSun Java System Directoryインストールに対応するITリソースを指定できます。