このリリースのコネクタに関連する既知の問題は、次のとおりです。
ユーザー検索はユーザーIDにのみ基づいています。
プロセス・フォームのユーザーIDはOracle Identity Managerのユーザー・ログインと同じである必要があります。そうでない場合、次の操作は情報の更新に直接APIのコールが必要なため、リコンシリエーションが失敗する可能性があります。
ユーザーのステータスの有効化
ユーザーのステータスの無効化
組織の更新
プロビジョニングの間、ユーザーのパスワードに英語以外の文字を使用できません。これは、Sun Java System Directoryで「Password」フィールド内の非ASCII文字がサポートされていないためです。
プロビジョニングの間、ユーザーのユーザーIDまたは電子メール・アドレスに非ASCII文字を使用できません。これは、デフォルトではSun Java System Directoryで「User ID」および「E-mail」フィールド内の非ASCII文字が許可されていないためです。これらのフィールドで非ASCII文字の入力を有効にする場合は、次のようにして、7ビット・チェック・プラグインを無効にする必要があります。
Sun ONE Directory Serverを開きます。
「Configuration」タブをクリックします。
「Plugins」を開きます。
「7-bit check」を選択します。
「Enable plug-in」チェック・ボックスの選択を解除します。
「Save」をクリックします。
アジア言語の中には、マルチバイト・キャラクタ・セットを使用するものがあります。ターゲット・システムのフィールドの文字制限がバイト数で指定されている場合、特定のフィールドに入力できるアジア言語の文字数は、通常、同じフィールドに入力できる英語の文字数よりも少なくなります。次の例でこの制限について説明します。
ターゲット・システムの「User Last Name」フィールドに英語50文字を入力できるとします。日本語を使用している場合、同じフィールドに26文字以上入力することはできません。