この章では、Oracle Identity Managerコネクタ・パックのリリース9.0.3.1におけるSun Java System Directoryのコネクタおよびドキュメントの更新内容について概説します。
関連資料: 9.0.3リリースで新たに更新された内容の情報は、9.0.3リリースのこのドキュメントを参照してください。 |
この章で説明する更新内容は、次のカテゴリに分類されます。
コネクタのソフトウェアに対する更新が含まれます。
コネクタのドキュメントに対する主な変更が含まれます。この変更はソフトウェアの更新には関係ないものです。
関連資料: 『Oracle Identity Managerリリース・ノート』 |
この項では、このリリースでのコネクタ・ソフトウェアの更新内容について説明します。
Siemens HiPath Slcurity DirXのサポート
このリリースのコネクタでは、Sun ONE Directory Server 5.2と同様にSiemens HiPath Slcurity DirX 6.0 D10もターゲット・システムとしてサポートしています。機能の強化に関して次のような変更が行われました。
「手順1: デプロイ要件の確認」に、サポートされるターゲット・システムの1つとしてSiemens HiPath Slcurity DirXが追加されました。
「ユーザー・リコンシリエーション・スケジュール済タスク」で、ユーザー・リコンシリエーション・スケジュール済タスクの定義にIsIPlanetTarget
属性が追加されました。この属性は、ターゲット・システムがSun Java System DirectoryかSiemens HiPath Slcurity DirXかを指定する際に使用します。
「Siemens HiPath Slcurity DirXとのリコンシリエーションに対応する参照定義の構成」では、Siemens HiPath Slcurity DirXで参照フィールド・リコンシリエーションを有効にするためにAttrName.Recon.Map.iPlanet
参照定義に行う変更について説明しています。
このリリースのガイドでは、ドキュメント固有の更新はありません。