このリリースのコネクタに関連する既知の問題は、次のとおりです。
このコネクタでは、大/小文字のみ異なるログインはサポートしません。Oracle Identity Managerにより値が自動的に大文字に変換されるため、すべてのログインが個別である必要もあります。
たとえば、ユーザー・ログインjdoe
およびJDOE
は、UNIXサーバーでは異なるとみなされます。ただし、Oracle Identity ManagerではユーザーIDの値は大文字でのみ保存されるため、Oracle Identity Managerからの入力はJDOE
として渡されます。
プロビジョニング時に、ユーザー定義フォーム・フィールドのデータには、シェル・プロンプト文字を含めないでください。ターゲットのUNIXサーバーに応じて様々なシェル・プロンプトの文字があるため、ターゲット・システムで確認する必要があります。
プロビジョニングの間、アカウント有効期限に使用可能な最大の日付値は31/12/2099
です。
UNIXサーバーのユーザーが無効化されているとします。Set Password機能をこのユーザー・アカウントで実行すると、アカウントが自動的に再有効化されます。
ターゲット・システムで直接グループIDとして保存されるため、リコンシリエーションの間、「グループ名」フィールドは完全な名前としてではなく数値としてリコンサイルされます。
リコンシリエーションの間、「ユーザー・ログイン」フィールドは、ユーザーIDが32文字を超えない場合にのみ正常にリコンサイルされます。
ITリソースで信頼できるオプションがYES
に設定されている状態でのリコンシリエーションの間、Shadow Mirror File
属性の値にはNULLまたは空白を使用できません。
ITリソースの作成中、Admin UserId
に指定されたユーザー名は、ターゲット・システムのアクティブなユーザーの名前である必要があります。つまり、ユーザーは、ロックされたり無効であったりしてはいけません。
Telnetユーザー・アカウントのITリソースを構成して直接ユーザーにプロビジョニングすると、Create User Task機能が拒否されます。ターゲット・システムにユーザー・アカウントが作成されていません。次のメッセージが表示されます。
TELNET_USERCREATION_NOTCONNECTED_FAIL
ターゲット・システム・サーバーに正常に接続できません
AIX 5.2の場合、GECOSフィールドにデータをプロビジョニングする際には、空白が含まれないようにしてください。このフィールドに空白があると、Update User Login機能を使用できません。
Update Secondary Group NameおよびUpdate User Login機能は同時に使用できません。
Update Inactive Days機能は、AIX 5.2では使用できません。
Oracle Identity Managerでは、HP-UX、SolarisおよびLinuxターゲット・システムの「ユーザーID」フィールドでは特殊文字がサポートされていません。「ユーザー・ログイン」フィールドで特殊文字を使用してユーザーが作成された場合には、リコンシリエーションを使用できません。
Enable User機能は、HP-UX(信頼できる)ターゲット・システムではサポートされていません。
このリリースのコネクタは、様々なオペレーティング・システムで使用可能なシェル・タイプをすべてサポートしているわけではありません。サポートされているシェル・タイプの詳細は、「手順1: デプロイ要件の確認」の最後の表を参照してください。
マルチバイト・キャラクタのエントリは、一部のフィールドでサポートされていません。この既知の問題の詳細は、付録Aを参照してください。