このマニュアルでは、Oracle Identity Manager管理およびユーザー・コンソールの次の要素をカスタマイズする方法について説明します。
一般的なページ・レイアウト
説明テキスト、ラベルおよびエラー・メッセージ
色、フォントおよび位置揃え
ロゴ
自己登録、ユーザー起動のプロファイル編集、および関連する承認
ページのフィールド構成
ユーザーが使用できるメニュー選択
管理およびユーザー・コンソールの様々な要素を構成するには、特定のファイルを編集します。これらのファイルとその編集方法は、このマニュアルの各項に記載されています。たとえば、一般的なページ・レイアウトをカスタマイズする方法の詳細は、第2章「一般的なページ・レイアウトのカスタマイズ」を参照してください。
関連資料: Oracle Identity Manager管理およびユーザー・コンソールをグローバライズする方法の詳細は、『Oracle Identity Managerグローバリゼーション・ガイド』を参照してください。 |
インストレーションの間にOracle Identity ManagerはEnterprise ARchive (EAR)となるアプリケーション・サーバーにデプロイされます。このアーカイブ・ファイルには、Xellerate.css、xlWebAdmin.properties、xlDefaultAdmin.propertiesなどの管理およびユーザー・コンソールをカスタマイズするためのファイルがいくつか含まれています。EARファイルの名前はアプリケーション・サーバーによって次のように異なります。
JBossまたはOC4J: XellerateFull.ear
WebSphere: Xellerate.ear
WebLogic: WLXellerateFull.ear
クライアントをカスタマイズするためのファイルにアクセスする場合は、Web Archive (WAR)ファイルを解凍して、必要な変更を行った後、そのWARファイルを再圧縮します。そして、EARファイルを再生成するスクリプトを実行し、それをアプリケーション・サーバーにデプロイします。管理およびユーザー・コンソールをカスタマイズする場合は、アプリケーションが稼働していることを確認してから次のタスクを実行してください。
<
XL_HOME
>/xellerate/webapp
ディレクトリから任意のディレクトリにxlWebApp.war
ファイル全体を解凍します。
カスタマイズに必要なファイルを変更します。
注意: ファイルを変更する前に、ファイルをバックアップすることをお薦めします。 |
jar
ユーティリティを使用して、xlWebApp.war
という新規アーカイブ・ファイルを作成します。
<
XL_HOME
>/xellerate/webapp
にxlWebApp.war
ファイルをコピー(および上書き)します。
<
XL_HOME
>/xellerate/setup
ディレクトリからpatch_<appserver>
スクリプトを実行します。ここで、<appserver>
は、使用しているアプリケーション・サーバーの名前です。たとえば、WebLogicを使用している場合、このファイルはpatch_weblogic
になります。