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Oracle Identity Managerグローバリゼーション・ガイド
リリース9.0.3
E05095-01
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2 インストール前のグローバリゼーションについての考慮事項

Oracle Identity Managerアプリケーション・コンポーネントをインストールする前に、グローバリゼーションのためにロケールを構成し、データベースを設定します。

この章の内容は次のとおりです。

ロケール設定の構成

インストール前に、アプリケーション・サーバーでロケールの地域言語設定を構成する必要があります。必ず適切な言語バージョンのオペレーティング・システムをインストールし、その他の必要な言語設定を行ってください。

データベースの設定

このリリースでは、Oracle Identity ManagerはOracle Databaseでのグローバリゼーションのみをサポートしています。

Oracle Identity Managerのグローバリゼーション・サポートでは、Unicodeでデータベースを構成することをお薦めします。Oracle Databaseに対してUnicodeサポートを構成するには、必ず次の設定を構成するようにします。

サーバー・パラメータ・ファイル(SPFILE)を使用する場合に、初期化パラメータNLS_LENGTH_SEMANTICSCHARに設定するには、次のようにします。

  1. SYSDBAとしてSQL*PLUSに接続します。

  2. SQL*PLUSで次のコマンドを実行します。

    ALTER SYSTEM SET NLS_LENGTH_SEMANTICS=CHAR SCOPE=BOTH
    
    

init.oraパラメータ・ファイル(PFILE)を使用する場合に、初期化パラメータNLS_LENGTH_SEMANTICSCHARに設定するには、次のようにします。

  1. SYSDBAとしてSQL*PLUSに接続します。

  2. SQL*PLUSで次のコマンドを実行します。

    ALTER SYSTEM SET NLS_LENGTH_SEMANTICS=CHAR
    
    

    このコマンドはすぐに反映され、データベースが停止するまで持続します。

  3. init.oraパラメータ・ファイルを変更してNLS_LENGTH_SEMANTICS=CHARを追加します。

    このステップにより、データベースを再起動した場合にNLS_LENGTH_SEMANTICSが必ず設定されるようになります。


注意:

AL32UTF8キャラクタ・セットを選択し、NLS_LENGTH_SEMANTICS初期化パラメータをCHARに設定する必要があるかどうかを知るために、必ずOracle Databaseのインストレーション・ガイドを確認してください。