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Oracle Identity Manager Oracle Application Server用インストレーション・ガイド
リリース9.0.3
E05330-01
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8 Oracle Identity Managerサーバーの起動

この章では、Oracle Identity Managerサーバーの起動と停止の方法、および管理およびユーザー・コンソールのアクセス方法を示します。この章では次の項目について説明します。


重要:

Oracle Identity Managerサーバーを起動する前に、第7章「Oracle Identity ManagerサーバーおよびOracle Application Serverのインストール後の構成」のすべてのインストール後の手順を完了する必要があります。

起動または再起動後のバックアップxlconfig.xmlファイルの削除

Oracle Identity Managerの任意のコンポーネントを最初に起動した後、またはxlconfig.xmlのパスワードの変更後に起動した後は、パスワードが暗号化されて保存されます。ただし、Oracle Identity Managerによって、パスワードの保存前に、xlconfig.xmlのバックアップ・コピー(ファイル名はxlconfig.xml.<x>)も作成されます。このバックアップ・ファイルxlconfig.xml.<x>には、パスワードがプレーン・テキストで格納されています。


重要:

Oracle Identity Managerのいずれかのコンポーネントを最初に起動した後、またはxlconfig.xmlのパスワードを変更して再起動した後は、新しいパスワードが正常に機能していることを確認したら、バックアップ・ファイルを必ず削除してください。バックアップ・ファイルの名前はxlconfig.xml.<x>です。xlconfig.xml.0、xlconfig.xml.1など、xは最新の番号です。

Oracle Identity Managerサーバーの起動

ここでは、Windows、UNIXまたはLinuxでのOracle Identity Managerサーバーの起動方法について説明します。Oracle Identity Managerサーバーを起動するには、Oracle Application Serverを起動します。次の手順を実行してOracle Application ServerとOracle Identity Managerを起動します。

  1. データベースが起動されて実行していることを確認します。

  2. 次のようにOracle Application Serverを起動します。

    Windows

    「スタート」メニューから、「Oracle - <Oracle Application Server Instance Name>」「Oracle Process Manager」「Start Oracle Process Manager」を選択します。

    UNIXまたはLinux

    1. <ORACLE_HOME>/opmn/binディレクトリに移動します。

    2. 次のコマンドを実行します。

      ./opmnctl startall
      
      

Oracle Identity Managerサーバーの停止

ここでは、Windows、UNIXまたはLinuxでのOracle Identity Managerサーバーの正常な停止方法について説明します。Oracle Identity Managerサーバーを正常に停止するには、次の手順を実行してOracle Application Serverを停止します。

Windows

「スタート」メニューから、「Oracle - <Oracle Application Server Instance Name>」「Oracle Process Manager」「Stop Oracle Process Manager」を選択します。

UNIXまたはLinux

  1. <ORACLE_HOME>/opmn/bin/ディレクトリに移動します。

  2. 次のコマンドを実行します。

    ./opmnctl stopall
    
    

管理およびユーザー・コンソールへのアクセス

Oracle Application ServerとOracle Identity Managerサーバーを起動してから、管理およびユーザー・コンソールにアクセスできます。次の手順を実行して管理およびユーザー・コンソールにアクセスします。

  1. OC4Jインスタンスのあるホストの完全修飾ドメイン名を、システムのhostsファイルに追加します。この完全修飾ドメイン名は、Oracle Application Server対応のEnterprise Managerにログインしたときに表示されるURLに含まれています。セッション・タイムアウトの問題を回避するには、Oracle Identity Managerにアクセスするときにこの完全修飾ドメイン名を使用します。

  2. Webブラウザを起動して次のURLにアクセスします。

    http://<hostname>:<port>/xlWebApp

    <hostname>は、アプリケーション・サーバーのホスト・マシンの名前です。<port>は、Oracle Application Serverがリスニングしているポートです。Oracle Application Serverのデフォルト・ポート番号は7777です。Oracle Application Serverがリスニングしているポートを調べるには、UNIXまたはLinuxでは<ORACLE_HOME>/install/readme.txtを、Windowsでは<ORACLE_HOME>\install\readme.txtを開きます。


    注意:

    アプリケーション名xlWebAppでは大文字と小文字が区別されます。

    次に例を示します。

     http://localhost:7777/xlWebApp
    
    
  3. Oracle Identity Managerのログイン画面が表示されたら、ユーザー名とパスワードを使用してログインします。

インストールを確認するための診断ダッシュボードの使用

診断ダッシュボードでは、インストール後の環境で次の項目をテストして各コンポーネントを確認します。

診断ダッシュボードは、パッケージと一緒にコンポーネントのサポート対象バージョンすべてについてもチェックします。


注意:

詳細は、「診断ダッシュボードの使用方法」を参照してください。