汎用テクノロジ・コネクタ・フレームワークによって作成されるコネクタ・オブジェクトのリストは、「ステップ1: 基本情報」画面で選択する「リコンシリエーション」オプションと「プロビジョニング」オプションの組合せによって異なります。
「ステップ1: 基本情報」画面で「リコンシリエーション」オプションと「プロビジョニング」オプションの両方を選択すると、次のオブジェクトが作成されます。
ITリソース・タイプ
ITリソース・タイプのパラメータは、最初の画面で選択したフォーマット・プロバイダとトランスポート・プロバイダ(リコンシリエーションおよびプロビジョニング用)のランタイム・パラメータです。ITリソース・タイプの名前は、汎用テクノロジ・コネクタの名前と同じです。
ITリソース
ITリソースはITリソース・タイプのインスタンスです。プロバイダのランタイム・パラメータ値が含まれます。名前は、汎用テクノロジ・コネクタの名前と同じです。
リソース・オブジェクト
リソース・オブジェクトは、リコンシリエーション・ステージング・カテゴリの親データセットを構成するフィールドの値を保持します。リソース・オブジェクトの名前は、汎用テクノロジ・コネクタの名前と同じです。リコンシリエーション・ステージング・カテゴリの各子データセットについては、複数値リコンシリエーション・フィールド(属性として対応する子フィールドを含む)が自動的に作成されます。
「コネクタ構成の変更」画面の機能を使用して、リソース・オブジェクトの定義を変更し、このカテゴリのフィールドを追加または変更することができます。
親フォームと子フォーム
親フォームと子フォームは、それぞれアカウント・データセットとその子データセットに基づいています。デフォルトでは、フォームの名前は対応するデータセットの名前と同じです。「ステップ3: フォーム名の検証」画面で、必要に応じてフォーム名を変更できます。
汎用アダプタ
汎用アダプタは、汎用テクノロジ・コネクタが実行するすべてのプロビジョニング機能のコードを含みます。名前は、汎用テクノロジ・コネクタの名前と同じです。
プロセス定義
プロセス定義は、リコンシリエーション・フィールド・マッピングとプロセス・タスクを含みます。名前は、汎用テクノロジ・コネクタの名前と同じです。プロセス定義に含まれるプロセス・タスクの詳細は、「デフォルト・プロセス・タスク割当ての変更」を参照してください。
スケジュール済タスク
リコンシリエーション実行中、スケジュール済タスクによってリコンシリエーション・プロセスが事前定義された順序で起動されます。スケジュール済タスクの名前は、汎用テクノロジ・コネクタの名前と同じです。スケジュール済タスクの設定の詳細は、「手順5: リコンシリエーションの構成」を参照してください。
リコンシリエーション・ルール
リコンシリエーション・ルールはルール要素で構成されます。1つのルール要素は、リコンシリエーション・ステージング・データセットのフィールドとユーザー・データセットのフィールドの間に作成された1つのマッピングを表します。リコンシリエーション・ルールの名前は、汎用テクノロジ・コネクタの名前と同じです。
汎用テクノロジ・コネクタの作成者が所属するユーザー・グループは、汎用テクノロジ・コネクタ作成プロセスで自動的に作成される次のコネクタ・オブジェクトの管理者になります。
ITリソース
リソース・オブジェクト(管理者およびオブジェクト認可ユーザー)
すべてのフォーム
プロセス定義
「リコンシリエーション」オプションと「プロビジョニング」オプションを両方選択したときに作成されるオブジェクトのリストは、「「リコンシリエーション」と「プロビジョニング」の両方を選択した場合」を参照してください。「ステップ1: 基本情報」画面で「リコンシリエーション」オプションのみを選択した場合は、このリストのうち次のオブジェクトが作成されません。
汎用アダプタ
フレームワーク定義プロセス・タスク
ただし、プロセス定義そのものと、プロセス定義を構成するシステム定義プロセス・タスクは作成されます。プロセス・タスクのタイプの詳細は、「デフォルト・プロセス・タスク割当ての変更」を参照してください。
「リコンシリエーション」オプションと「プロビジョニング」オプションを両方選択したときに作成されるオブジェクトのリストは、「「リコンシリエーション」と「プロビジョニング」の両方を選択した場合」を参照してください。「ステップ1: 基本情報」画面で「プロビジョニング」オプションのみを選択した場合は、このリストのうち次のオブジェクトが作成されません。
リコンシリエーション・ルール
スケジュール済タスク
リコンシリエーション・フィールド
リコンシリエーション・フィールド・マッピング