Oracle Identity Manager 管理およびユーザー・コンソール・ガイド リリース9.1.0 E05900-03 |
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汎用テクノロジ・コネクタ・フレームワークで作成されるコネクタ・オブジェクトのリストは、「ステップ1: 基本情報」ページで選択した「リコンシリエーション」オプションおよび「プロビジョニング」オプションの組合せによって異なります。
「ステップ1: 基本情報」ページで「リコンシリエーション」オプションおよび「プロビジョニング」オプションの両方を選択した場合、次のオブジェクトが作成されます。
ITリソース・タイプのパラメータは、最初のページで選択した、リコンシリエーションとプロビジョニングの両方のフォーマット・プロバイダとトランスポート・プロバイダのランタイム・パラメータです。
ITリソースは、ITリソース・タイプのインスタンスです。プロバイダのランタイム・パラメータ値が含まれます。
リソース・オブジェクトは、「リコンシリエーション・ステージング」親データセットを構成するフィールドの値を保持します。各リコンシリエーション・ステージング子データセットでは、複数値のリコンシリエーション・フィールドが、(対応する子フィールドを属性として)自動的に作成されます。
親フォームと子フォームは「OIM - アカウント」データセットおよびその子データセットにそれぞれ基づいています。デフォルトでは、フォームの名前は対応するデータセットの名前と同じです。「ステップ3: フォーム名の検証」ページで、必要に応じてフォーム名を変更できます。
プロセス定義には、リコンシリエーション・フィールド・マッピングと、システム定義およびプロビジョニング固有のプロセス・タスクが含まれます。プロセス定義に含まれるプロセス・タスクの詳細は、「プロビジョニングの構成」を参照してください。
汎用アダプタには、汎用テクノロジ・コネクタが実行するすべてのプロビジョニング機能のコードが含まれます。
リコンシリエーションの実行中、スケジュール済タスクは事前定義済の順序でリコンシリエーション・プロセスをトリガーします。スケジュール済タスクの設定の詳細は、
「リコンシリエーションの構成」を参照してください。
リコンシリエーション・ルールはルール要素で構成されています。単一ルール要素は、「リコンシリエーション・ステージング」データセットと「OIM - ユーザー」データセットのフィールド間で作成されたマッピングを表します。
ターゲット・リソースのリコンシリエーションのために作成されるデフォルトのアクション・ルールを次に示します。
ルール条件 | アクション |
---|---|
1つのエンティティ一致の検出 |
リンクの確立 |
1つのプロセス一致の検出 |
リンクの確立 |
信頼できるソースのリコンシリエーションのために作成されるデフォルトのアクション・ルールを次に示します。
ルール条件 | アクション |
---|---|
一致の検出なし |
ユーザーの作成 |
1つのエンティティ一致の検出 |
リンクの確立 |
1つのプロセス一致の検出 |
リンクの確立 |
汎用テクノロジ・コネクタの作成者が属するユーザー・グループは、汎用テクノロジ・コネクタの作成プロセス中に自動的に作成される次のコネクタ・オブジェクトの管理者となります。
「リコンシリエーション」オプションおよび「プロビジョニング」オプションの両方を選択した場合に作成されるオブジェクトのリストは、「「リコンシリエーション」と「プロビジョニング」の両方の選択」を参照してください。「ステップ1: 基本情報」ページで「リコンシリエーション」オプションのみを選択した場合、そのリストの中の次のオブジェクトは作成されません。
「リコンシリエーション」オプションおよび「プロビジョニング」オプションの両方を選択した場合に作成されるオブジェクトのリストは、「「リコンシリエーション」と「プロビジョニング」の両方の選択」を参照してください。「ステップ1: 基本情報」ページで「プロビジョニング」オプションのみを選択した場合、そのリストの中の次のオブジェクトは作成されません。
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