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Oracle Identity Manager 管理およびユーザー・コンソール・ガイド
リリース9.1.0

E05900-03
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9 組織の作成と管理

この章では、Oracle Identity Managerを使用して組織を作成および管理する方法について説明します。この章の内容は次のとおりです。

組織の作成

組織を作成するには、次の手順を実行します。

  1. 左ナビゲーション・ペインで「組織」をクリックし、続いて「作成」をクリックします。

    「組織の作成」ページが表示されます。

  2. アスタリスク(*)で示された必須フィールドに、組織に関するデータを入力します。

    「タイプ」リストで組織のタイプを選択します。メニューに示されているタイプは次のとおりです。

    • 会社(デフォルト)

    • 部門

    • 支店

      「親の名前」フィールドで拡大鏡アイコンをクリックすると、「組織の参照」参照ウィンドウが表示されます。

    • 任意の組織名を選択し、「選択」をクリックします。

      組織名が「組織の作成」ページに入力されます。

    • 「組織の作成」をクリックします。

      「組織の詳細」ページが表示されます。「組織の詳細」ページの説明は、「組織詳細の管理」を参照してください。

組織の管理

次の各項で説明するように、組織は有効化、無効化および削除することができます。

組織の検索と表示

Oracle Identity Managerで既存の組織を検索および表示するには、次の手順を実行します。

  1. 左ナビゲーション・ペインで「組織」をクリックし、続いて「管理」をクリックします。

    「組織の管理」ページが表示されます。

  2. ページ上部にあるボックスを使用して、次の検索基準を選択します。

    • 組織名: 組織の名前です。

    • 親組織名: この組織がメンバーである組織。組織が結果表に表示される場合は「組織名」フィールドに表示されます。これは親組織の下位組織です。

  3. 「組織タイプ」および「組織ステータス」の各ボックスを使用して、次の検索基準を選択します。

    • 組織タイプ: 組織の分類タイプです(「会社」、「部門」、「支店」など)。

    • 組織ステータス: 組織の現行のステータスです(「アクティブ」、「システム管理者」、「削除」)。

  4. 検索基準に対応する適切な値を入力するか、すべての組織を検索する場合は条件式にワイルドカードのアスタリスク(*)を使用します。


    注意

    検索基準を指定する場合に、値フィールドを空のままにして「組織の検索」をクリックすると、表示される結果には、組織表からのNULL値が含まれます。これは、検索基準フィールドが問合せ条件にまったく組み込まれていないためです。

    ただし、検索基準を指定する場合に、値フィールドにアスタリスク(*)を入力して「組織の検索」をクリックすると、表示される結果には、検索基準として指定されたフィールドのNULL以外の値のみが含まれます。 


    結果ページが表示されます。このページでは、組織の無効化や削除を行うことができます。

組織の有効化

組織を有効化するには、次の手順を実行します。

  1. 「有効化」チェック・ボックスを選択して「有効化」をクリックします。

    「有効化の確認」ページが表示されます。

  2. 「有効化の確認」をクリックしてこの組織の有効化を完了するか、「取消」をクリックします。

組織の無効化

組織を無効化できるのは、「System Configuration」フォームの「Organization Delete/Disable Action」パラメータが「True」に設定されている場合のみです。「System Configuration」フォームは、Oracle Identity Manager Design Consoleのメニュー・オプションの1つです。

組織を無効化するには、次の手順を実行します。

  1. 「無効化」チェック・ボックスを選択して「無効化」をクリックします。

    「無効化の確認」ページが表示されます。

  2. 「無効化の確認」をクリックしてこの組織の無効化を完了するか、「取消」をクリックします。

組織の削除

組織を削除できるのは、「System Configuration」フォームの「Organization Delete/Disable Action」パラメータが「True」に設定されている場合のみです。「System Configuration」フォームは、Oracle Identity Manager Design Consoleのメニュー・オプションの1つです。

組織を削除するには、次の手順を実行します。

  1. 「削除」チェック・ボックスを選択して「削除」をクリックします。

    「削除の確認」ページが表示されます。

  2. 「削除の確認」をクリックしてこの組織の削除を完了するか、「取消」をクリックします。

組織詳細の管理

組織および下位組織に対しては、リソースの有効化、無効化、失効、およびプロビジョニングが可能です。管理者および管理グループの割当て、および管理権限の変更もできます。

組織を管理するには、次の手順を実行します。

  1. 「組織の作成」の説明に従って組織を作成します。既存の組織の場合は次の手順に従います。

    1. 「組織の管理」の説明に従って組織を検索します。

    2. 結果表で組織名をクリックします。「組織の詳細」ページが表示されます。

  2. 「組織に関する追加詳細の表示」メニューを使用して、この組織に関する情報を表示できます。表示する内容は次の項目に基づいて選択できます。

    • リソース・プロファイル

    • ユーザー

    • 下位組織

    • 管理グループ

    • 権限のあるリソース

    「組織の詳細」ページでは、次の操作が可能です。

    • 編集: 組織プロファイルを変更します。

    • 無効化: 組織をプロビジョニング対象から無効にします。

    • 削除: 組織を削除します。

  3. この組織のリソース・プロファイルに基づいて情報を参照すると、「リソース・プロファイル」ページが表示されます。「リソース・プロファイル」ページでは、次の操作が可能です。

    • 有効化: 組織に関連するリソースを有効化します。

    • 無効化: 組織に関連するリソースを無効化します。

    • 失効: 組織に関連するリソースを失効させます。

    • 新しいリソースのプロビジョニング: 組織に関連付けられた新しいリソースをプロビジョニングします。

  4. この組織のユーザーに基づいて情報を表示すると、「ユーザー」ページが表示されます。

    「ユーザー」ページでは、次の操作が可能です。

    • 有効化: 組織に関連するユーザーを有効化します。

    • 無効化: 組織に関連するユーザーを無効化します。

    • ロック解除: 組織に関連するユーザーのロックを解除します。

    • 削除: 組織に関連するユーザーを削除します。

    • 移動: ユーザーを別の組織に移動します。

  5. この組織の下位組織に基づいて情報を参照すると、「下位組織」ページが表示されます。

    「下位組織」ページでは、下位組織を別の組織に移動できます。

  6. この組織の管理者に基づいて情報を参照すると、「管理グループ」ページが表示されます。

    「管理グループ」ページでは、次のいずれかのアクションを実行できます。

    • 新しい管理者の割当て

    • 新規グループの作成

    • 権限の更新

    • グループの削除

  7. この組織の許可されたリソースに基づいて情報を参照すると、「許可されたリソース」ページが表示されます。

    「許可されたリソース」ページで、組織に関連する、権限のあるリソースの割当ておよび更新を行うことができます。


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