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Oracle Identity Managerベスト・プラクティス・ガイド
リリース9.1.0
E05901-02
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3 コネクタ・パフォーマンスのチューニング

この章では、コネクタ表で必要な索引を指定してコネクタのパフォーマンスを向上させる方法を説明します。

コネクタをOracle Identity Managerにインポートすると、特定のデータベース表(UD_*)が作成され、Oracle Identity Managerスキーマ内でメタデータが更新されます。リコンシリエーション・ルール、データ・フローおよび参照定義が指定された特定のインストールで必要なプロセスに適合するように、コネクタをさらにカスタマイズすることもできます。コネクタのインポートおよびカスタマイズ後、索引を作成する必要があります。次の手順では、表および索引のキー・フィールドを指定する方法について説明します。追加の要件は、リコンシリエーションを実行し、データベースAWRレポートを確認してください。

コネクタ表および索引の要件を指定するには、次のようにします。


注意:

次の手順では、Sun Java System Directoryコネクタを例として使用しています。

フィールド・マッピングで使用されるすべてのキー・フィールドの索引は、UD_*表またはプロセス定義表から作成する必要があります。


  1. 図3-1に、Design ConsoleでのSun Java System Directoryコネクタに対するプロセス定義表を示します。このコネクタについて、「iPlanet User」プロビジョニング・プロセスをダブルクリックし、「Reconciliation Field Mappings」タブをクリックして、フィールド・マッピングを表示します。

    図3-1 プロセス定義表のキー・フィールド

    図3-1の説明が続きます
    「図3-1 プロセス定義表のキー・フィールド」の説明

  2. 図3-2に、Sun Java System Directoryコネクタに対するリコンシリエーション・フィールド・マッピングを示します。この図では、表名およびキー・フィールドは赤で表示されています。このコネクタに対して、UD_IPNT_USR_USERID列の索引付けをする必要があります。


    注意:

    これは、コネクタをデプロイする際の必須の手順です。

    図3-2 リコンシリエーション・フィールド・マッピング

    図3-2の説明が続きます
    「図3-2 リコンシリエーション・フィールド・マッピング」の説明


注意:

ユーザーの参照で複数(コンポジット)キーが使用される場合、コンポジット索引が作成されます。

キー・フィールドの索引を作成するガイドラインは、次のとおりです。