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Oracle Identity Manager管理およびユーザー・コンソール・カスタマイズ・ガイド
リリース9.1.0
E05906-02
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1 概要

この『Oracle Identity Manager管理およびユーザー・コンソール・カスタマイズ・ガイド』では、Oracle Identity Manager管理およびユーザー・コンソールの次の要素をカスタマイズする方法について説明します。

管理およびユーザー・コンソールの様々な要素を構成するには、特定のファイルを編集する必要があります。これらのファイルとその編集方法は、このマニュアルの各項に記載されています。たとえば、一般的なページ・レイアウトをカスタマイズする方法の詳細は、第2章「一般的なページ・レイアウトのカスタマイズ」を参照してください。


関連項目:

Oracle Identity Manager管理およびユーザー・コンソールをグローバライズする方法の詳細は、『Oracle Identity Managerグローバリゼーション・ガイド』を参照してください。

管理およびユーザー・コンソールのカスタマイズ・ファイルへのアクセス

インストレーションの間にOracle Identity ManagerはEnterprise ARchive (EAR)となるアプリケーション・サーバーにデプロイされます。このアーカイブ・ファイルには、Xellerate.css、xlWebAdmin.properties、xlDefaultAdmin.propertiesなどの管理およびユーザー・コンソールをカスタマイズするためのファイルがいくつか含まれています。EARファイルの名前はアプリケーション・サーバーによって次のように異なります。

クライアントをカスタマイズするためのファイルにアクセスする場合は、Web Archive (WAR)ファイルを解凍して、必要な編集を行った後、そのWARファイルを再圧縮します。そして、EARファイルを再生成するスクリプトを実行し、それをアプリケーション・サーバーにデプロイします。管理およびユーザー・コンソールをカスタマイズする場合は、アプリケーション・サーバーが稼働していることを確認してから次のタスクを実行してください。

  1. OIM_HOME/xellerate/webappディレクトリから任意のディレクトリにxlWebApp.warファイル全体を解凍します。

  2. カスタマイズに必要なファイルを変更します。


    注意:

    ファイルを変更する前に、ファイルをバックアップすることをお薦めします。

  3. jarユーティリティを使用して、xlWebApp.warという新規アーカイブ・ファイルを作成します。

  4. OIM_HOME/xellerate/webappxlWebApp.warファイルをコピーおよび上書きします。

  5. OIM_HOME/xellerate/setupディレクトリからpatch_appserverスクリプトを実行します。ここで、appserverは、使用しているアプリケーション・サーバーの名前です。たとえば、BEA WebLogic Serverを使用している場合、このファイルはpatch_weblogicになります。

  6. アプリケーション・サーバーを再起動します。