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Oracle Identity Manager BMC Remedy User Management Connectorガイド
リリース9.0.4
E05492-01
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4 テストおよびトラブルシューティング

コネクタをデプロイおよび構成した後、テストを行いコネクタが正常に機能することを確認する必要があります。この章では、コネクタのテストに関連する次のトピックについて説明します。

コネクタのテスト

テスト・ユーティリティを使用すると、ターゲット・システムへの接続およびターゲット・システムでの基本操作の実行に関する問題の原因を特定できます。

テスト・ユーティリティを使用するには、次のようにします。

  1. config.propertiesファイルのパラメータに値を指定します。このファイルはOIM_home/xellerate/XLIntegrations/BMC/test/configディレクトリにあります。


    関連項目:

    config.propertiesファイルのパラメータの詳細は、「ITリソースの定義」を参照してください。

  2. 次のいずれかのファイルを実行します。

    UNIXの場合:

    OIM_home/xellerate/XLIntegrations/tests/scripts/BMCRemedy.sh
    
    

    Microsoft Windowsの場合:

    OIM_home\xellerate\XLIntegrations\tests\scripts\BMCRemedy.bat
    
    

部分リコンシリエーションおよびバッチ・リコンシリエーションのテスト

部分リコンシリエーションおよびバッチ・リコンシリエーション(信頼できるモードと信頼できないモード)のテストを実行するには、次のユーザー・リコンシリエーションの属性値を指定します。

  • BatchSize

  • NoOfBatches

  • First Name

  • Last Name

  • Notification Method

  • Status

  • Operator

これらの属性については、「ユーザー・リコンシリエーションのスケジュール済タスク」で説明しています。

次に、これらの属性のサンプルの値セットを示します。

  • BatchSize: 4

  • NoOfBatches: 2

  • First Name: John

  • Last Name: Doe

  • Notification Method: Nodata

  • Status: 1

  • Operator: AND

信頼できないユーザー・リコンシリエーションのスケジュール済タスクにこれらの値を指定したとします。その場合、このタスクを実行すると、姓がDoeで名がJohnであるすべてのターゲット・システムのレコードは、4レコードずつのバッチに分けられます。これらのバッチのうち、最初の2つが今回のリコンシリエーションの実行中にリコンサイルされます。

コネクタの問題のトラブルシューティング

次の表に、コネクタに関して発生する一般的なエラーの一部を示します。

問題の詳細 解決方法
Oracle Identity ManagerがBMCサーバーへの接続を確立できない。
  • BMC Remedy User Managementサーバーが稼働中であることを確認します。
  • Oracle Identity Managerが稼働していることを確認します。

  • すべてのアダプタがコンパイルされていることを確認します。

  • 「ITリソース」フォームを使用して、Oracle Identity Managerレコードを調べます。すべてのITリソース・パラメータの値が正しく指定されていることを確認します。

Oracle Identity Manager管理およびユーザー・コンソールで、操作に失敗したという内容のメッセージが表示される。
  • 各属性値に区切り文字(空白)が含まれていないことを確認します。
  • 属性値が許容されている長さを超えていないことを確認します。