コネクタをデプロイするには次の手順を実行します。
次の表に、コネクタのデプロイ要件を示します。
項目 | 要件 |
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Oracle Identity Manager | Oracle Identity Managerリリース8.5.3以上。 |
ターゲット・システム | ターゲット・システムは次のいずれかです。
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ターゲット・システムのホスト・プラットフォーム | ターゲット・システムのホスト・プラットフォームは次のいずれかです。
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Oracle Identity Managerのホスト・プラットフォーム | Oracle Identity Managerのホスト・プラットフォームは次のいずれかです。
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インフラストラクチャの要件 | 次のオペレーティング・システムのいずれか1つが稼働する追加のコンピュータ:
このコンピュータは、ファイル・サーバーとして使用します。 |
その他のアプリケーション | Microsoft Active Directory |
ターゲット・システムのユーザー・アカウント | Microsoft Windows 2000/2003ファイル・サーバー管理者。
「ITリソースの定義」の項の手順を実行する際に、このユーザー・アカウントの資格証明を指定します。 |
ターゲット・システムを構成するには、次のようにします。
ターゲットのMicrosoft Windows 2000/2003サーバーにMicrosoft Active Directoryコネクタを必ずインストールします。
ファイル・サーバーおよびターゲットのMicrosoft Windows 2000/2003サーバーをMicrosoft Active Directoryをインストールするドメインで構成します。
コピーするコネクタのファイルと、コピーする必要があるディレクトリを次の表に示します。
注意: この表の最初の列に示すディレクトリ・パスは、インストール・メディアの次のディレクトリでのコネクタ・ファイルの場所に対応しています。Operating Systems\Microsoft Windows これらのファイルの詳細は、「コネクタを構成するファイルおよびディレクトリ」を参照してください。 |
注意: Oracle Identity Managerをクラスタ環境にインストールするときは、インストール・ディレクトリの内容をクラスタの各ノードにコピーします。同じく、connectorResources ディレクトリとJARファイルの内容も、クラスタの各ノードの対応するディレクトリにコピーする必要があります。 |
Oracle Identity Managerサーバーを構成するには、次の手順を実行します。
注意: クラスタ環境では、クラスタの各ノードでこの手順を実行する必要があります。 |
Microsoft Windowsコネクタをデプロイおよび使用する前に、Microsoft Active Directoryコネクタをデプロイする必要があります。また、Microsoft Windowsユーザー・アカウントのプロビジョニング先となるXellerate Userには、Microsoft Active Directoryのユーザー・アカウントがすでにプロビジョニングされている必要があります。
次のディレクトリにMicrosoft Active Directory用のコネクタをデプロイする必要があります。
OIM_home\xellerate\XLIntegrations\ActiveDirectory
関連資料: 『Oracle Identity Manager Microsoft Active Directory Connectorガイド』 |
テキスト・エディタを使用して、次のファイルを開きます。
OIM_home\xellerate\bin\xlStartServer.bat
次の行をこのファイルの最初に追加します。
SET PATH=OIM_home\xellerate\XLIntegrations\Windows2000\dll
必要な入力ロケール(言語および国の設定)に変更するには、必要なフォントのインストールと必要な入力ロケールの設定を行います。
必要な入力ロケールに変更するため、システム管理者の支援が必要となる場合があります。
「手順3: コネクタ・ファイルのコピー」の項で説明されている手順を実行する際には、インストール・メディアのresources
ディレクトリにあるファイルを、OIM_home
\xellerate\connectorResources
ディレクトリにコピーします。connectorResources
ディレクトリ内に新しいリソース・バンドルを追加したり、既存のリソース・バンドルに変更を加えた場合は、コネクタ・リソース・バンドルに関連するコンテンツをその都度サーバー・キャッシュから消去する必要があります。
コネクタ・リソース・バンドルに関連するコンテンツをサーバー・キャッシュから消去するには、次のようにします。
コマンド・ウィンドウで、OIM_home
\xellerate\bin
ディレクトリに移動します。
注意: ステップ1を実行してからステップ2を実行してください。ステップ2で次のようにコマンドを実行すると、例外がスローされます。OIM_home\xellerate\bin\batch_file_name |
次のコマンドを入力します。
PurgeCache.bat ConnectorResourceBundle
注意: ステップ2の実行時にスローされる例外は無視できます。 |
このコマンドのConnectorResourceBundle
は、サーバー・キャッシュから削除できるコンテンツ・カテゴリの1つです。その他のコンテンツ・カテゴリの詳細は、次のファイルを参照してください。
OIM_home\xellerate\config\xlConfig.xml
コネクタのXMLファイルをOracle Identity Managerにインポートするには、次のようにします。
左のナビゲーション・バーの「デプロイメント管理」リンクをクリックします。
「デプロイメント管理」の下の「インポート」リンクをクリックします。ファイルを開くダイアログ・ボックスが表示されます。
OIM_home
\xellerate\XLIntegrations\Windows2000\xml
ディレクトリにあるWindows2000Object_DM.xml
ファイルを探して開きます。このXMLファイルの詳細は、「ファイル・プレビュー」ページに表示されます。
「ファイルの追加」をクリックします。「置換」ページが表示されます。
「次へ」をクリックします。「確認」ページが表示されます。
「次へ」をクリックします。W2K File Server
ITリソースの「ITリソース・インスタンス・データの提供」ページが表示されます。
W2K File Server
ITリソースのパラメータの値を指定します。指定する値の詳細は、「ITリソースの定義」の表を参照してください。
「次へ」をクリックします。W2K File Server
ITリソース・タイプの新しいインスタンスの「ITリソース・インスタンス・データの提供」ページが表示されます。
「スキップ」をクリックして、他のITリソースを定義しないことを指定します。「確認」ページが表示されます。
関連資料: その他のITリソースを定義する場合、手順は『Oracle Identity Manager Toolsリファレンス・ガイド』を参照してください。 |
「選択内容の表示」をクリックします。
XMLファイルの内容が「インポート」ページに表示されます。ノードの横に十字形のアイコンが表示されることがあります。これらのノードは、冗長なOracle Identity Managerエンティティを示しています。コネクタのXMLファイルをインポートする前に、各ノードを右クリックして「削除」を選択し、これらのエンティティを削除する必要があります。
「インポート」をクリックします。コネクタのXMLファイルがOracle Identity Managerにインポートされます。
コネクタのXMLファイルをインポートしたら、次の章に進みます。
W2K File Server
ITリソース・パラメータには、次の表に示す値を指定してください。
パラメータ | パラメータの説明 |
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AdminName |
ファイル・サーバーとして使用されるMicrosoft Windowsコンピュータの管理ユーザーのユーザーID |
AdminPassword |
ファイル・サーバーとして使用されるMicrosoft Windowsコンピュータの管理ユーザーのパスワード |
ComputerName |
ファイル・サーバーとして使用されるMicrosoft Windowsコンピュータのホスト名またはIPアドレス |
DomainName |
ファイル・サーバーとして使用されるMicrosoft Windowsコンピュータのドメイン |
これらのITリソース・パラメータの値を指定したら、この手順のステップ9に進んで、コネクタのXMLファイルをインポートします。