この章では、Oracle Identity Managerコネクタ・パック(リリース9.0.4.1)のSAP Employee Reconciliationコネクタ用のソフトウェアとドキュメントに関する更新の概要を示します。
関連資料: リリース9.0.4で新たに更新された内容の詳細は、リリース9.0.4のこのドキュメントを参照してください。 |
この章で説明する更新内容は、次のカテゴリに分類されます。
コネクタのソフトウェアに対する更新が含まれます。
コネクタのドキュメントに対する主な変更が含まれます。この変更はソフトウェアの更新には関係ないものです。
関連資料: 『Oracle Identity Managerリリース・ノート』 |
ここでは、このリリースのコネクタに実装された次のようなソフトウェアの更新について説明します。
インストール・メディアにおけるコネクタ・ファイルのディレクトリ構造の変更
テスト・ユーティリティ・ファイルのディレクトリ構造が変更されています。この変更は次の項に含まれます。
Oracle Application Serverのサポート
このリリースのコネクタでは、Oracle Application Serverをサポートしています。このソフトウェア更新に関連して、次の各項が変更されています。
第5章「既知の問題」から次の記述が削除されています。
コネクタはJDK 1.4をサポートするJCO APIを使用して、SAP Employee Reconciliationと通信します。Oracle Identity Managerは、JDK 1.5で機能するOracle Containers for J2EE(OC4J)のリリースをサポートしています。ただし、コネクタではOC4Jはサポートされていません。
このリリースのガイドでは、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。
このコネクタは、OC4J上のOracle Identity Managerインストールには使用できません。これについては、「既知の問題」で説明されています。このため、OC4Jでロギングを有効にする手順が、「ロギングの有効化」から削除されました。
「手順1: デプロイ要件の確認」には、ターゲット・システム・ユーザー・アカウント(Oracle Identity Managerがターゲット・システムとの接続と通信に使用するアカウント)に割り当てる必要がある権限についての説明があります。この情報は変更されました。