この『Oracle Access Manager開発者ガイド』では、プログラムによってアイデンティティ・システムの機能を実行するため、カスタム・アプリケーションおよびプラグインを作成する方法、非Webベースのリソースを保護するカスタム・アクセス・ゲートを作成する方法、およびプログラムによって他のアクセス・システムの機能を実行可能にする方法について説明します。
注意: Oracle Access Managerの旧称はOblix NetPointです。このドキュメントに記載されている機能とパスの多くでは、以前の製品名がまだ使用されています。 |
内容は次のとおりです。
このマニュアルは、インストールおよび設定に任命されたマスター管理者や、マスターID管理者および委任ID管理者を対象読者としています。各管理者は、他の管理者やエンドユーザーが利用できる権限およびタスクを構成します。
このマニュアルでは、読者がOracle Access ManagerのみでなくLDAPディレクトリおよびWebサーバーについても熟知しているものと想定しています。
オラクル社は、障害のあるお客様にもオラクル社の製品、サービスおよびサポート・ドキュメントを簡単にご利用いただけることを目標としています。オラクル社のドキュメントには、ユーザーが障害支援技術を使用して情報を利用できる機能が組み込まれています。HTML形式のドキュメントで用意されており、障害のあるお客様が簡単にアクセスできるようにマークアップされています。標準規格は改善されつつあります。オラクル社はドキュメントをすべてのお客様がご利用できるように、市場をリードする他の技術ベンダーと積極的に連携して技術的な問題に対応しています。オラクル社のアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/accessibility/
を参照してください。
ドキュメント内のサンプル・コードのアクセシビリティについて
スクリーン・リーダーは、ドキュメント内のサンプル・コードを正確に読めない場合があります。コード表記規則では閉じ括弧だけを行に記述する必要があります。しかしJAWSは括弧だけの行を読まない場合があります。
外部Webサイトのドキュメントのアクセシビリティについて
このドキュメントにはオラクル社およびその関連会社が所有または管理しないWebサイトへのリンクが含まれている場合があります。オラクル社およびその関連会社は、それらのWebサイトのアクセシビリティに関しての評価や言及は行っておりません。
Oracleサポート・サービスへのTTYアクセス
アメリカ国内では、Oracleサポート・サービスへ24時間年中無休でテキスト電話(TTY)アクセスが提供されています。TTYサポートについては、 (800)446-2398にお電話ください。
詳細は、Oracle Access Managerリリース10g(10.1.4.0.1)のドキュメント・セットに含まれる次のドキュメントを参照してください。
『Oracle Access Manager概要』: Oracle Access Managerの概要、各マニュアルへのロードマップ、および用語集を記載しています。
Oracle Application Serverのリリース・ノート: Oracle Access Managerの最新のアップデート内容が記載されています。リリース・ノートは各プラットフォーム固有のドキュメントに含まれています。最新版のリリース・ノートは、Oracle Technology Networkのサイト(http://www.oracle.com/technology/documentation
)から入手できます。
『Oracle Access Manager Patchset Notes Release 10.1.4 Patchset 1 (10.1.4.2.0) For All Supported Operating Systems』。パッチ・セット自体のインストールとアンインストールのシステム要件および必要な手順、パッチ・セットに関連する既知の問題の一覧、このOracle Access Managerパッチ・セットで修正されたプラットフォーム固有の不具合の一覧を示します。
『Oracle Access Manager List of Bugs Fixed Release 10.1.4 Patchset 1 (10.1.4.2.0)』。このリリースのパッチ・セットのノート・ドキュメントを補足します。このパッチ・セットで修正されたOracle Access Managerの一般的な(すべてのオペレーティング・システムに共通の)不具合のすべてをコンポーネントごとに並べて示します。
『Oracle Access Managerインストレーション・ガイド』: Oracle Access Managerの各コンポーネントをインストールおよび設定する方法について説明します。
『Oracle Access Managerアップグレード・ガイド』: 以前のリリースからOracle Access Managerの最新のメジャー・リリースにアップグレードする方法について説明します。
『Oracle Access Manager Administration Guide』: アイデンティティ・システムのアプリケーションを構成してユーザー、グループおよび組織についての情報を表示する方法、およびアイデンティティ・システムのアプリケーションに表示されるデータを表示および変更する権限をユーザーに割り当てる方法について説明します。また、ユーザーに関する基本情報および追加情報の指定、および新規ユーザー・エントリの承認などのアイデンティティ・アプリケーションの各機能を、自動的に実行されるステップのチェーンとして結合してワークフローを構成する方法についても説明します。また、このマニュアルでは、ディレクトリ・プロファイル構成、パスワード・ポリシー構成、ロギングおよび監査など、アイデンティティ・システムおよびアクセス・システムに共通の管理機能についても説明します。
『Oracle Access Managerアクセス管理ガイド』: ポリシー・ドメイン、認証スキームおよび認可スキームを定義してリソースを保護する方法、シングル・ドメインおよびマルチドメインでのシングル・サインオンを構成して1つのログインでの複数のリソースへのアクセスをユーザーに許可する方法、およびカスタム・ログイン・フォームを設計する方法について説明します。また、アクセス・システムを設定および管理する方法についても説明します。
『Oracle Access Managerデプロイメント・ガイド』: Oracle Access Managerを実行する環境を計画および管理する担当者向けの情報を記載しています。また、容量計画、システム・チューニング、フェイルオーバー、ロード・バランシング、キャッシングおよび移行計画についても説明します。
『Oracle Access Managerカスタマイズ・ガイド』: Oracle Access Managerアプリケーションの外観を変更する方法について説明します。また、オペレーティング・システム、Webサーバー、ディレクトリ・サーバーおよびディレクトリ内容の変更、あるいはCGIファイルまたはJavaScriptのOracle Access Manager画面への接続による、操作の制御方法について説明します。また、Access Manager APIと、認可および認証プラグインAPIについても説明します。
『Oracle Access Manager開発者ガイド』: IdentityXMLおよびWSDLを介してプログラムによってアイデンティティ・システムの機能にアクセスする方法、カスタムWebGate(アクセス・ゲート)を作成する方法、およびプラグインを開発する方法について説明します。また、Oracle Access Manager用のCGIファイルまたはJavaScriptを作成する際に留意する必要がある情報についても説明します。
『Oracle Access Manager統合ガイド』: BEA WebLogic、Plumtree PortalおよびIBM WebSphereなどのサード・パーティの製品とともに実行できるようにOracle Access Managerを設定する方法について説明します。
『Oracle Access Manager Configuration Managerインストレーションおよび管理ガイド』: Oracle Access Manager 10g(10.1.4.0.1)またはOracle COREidリリース7.0.4のデプロイ間での構成データの変更の送信について説明します。たとえば、開発デプロイから本番前デプロイに変更を送信する場合があります。成功を確保できるように、考慮事項、前提条件およびステップごとの説明などが記載されています。
このマニュアルでは次の表記規則を使用します。
規則 | 意味 |
---|---|
太字 | 太字は、操作に関連するGraphical User Interface要素、または本文中で定義されている用語および用語集に記載されている用語を示します。 |
イタリック体 | イタリックは、ユーザーが特定の値を指定するプレースホルダ変数を示します。 |
固定幅フォント |
固定幅フォントは、段落内のコマンド、URL、サンプル内のコード、画面に表示されるテキスト、または入力するテキストを示します。 |
次の各項に、各サービスに接続するためのURLを記載します。
オラクル製品サポートの購入方法、およびOracleサポート・サービスへの連絡方法の詳細は、次のURLを参照してください。
http://www.oracle.co.jp/support/
製品のマニュアルは、次のURLにあります。
http://otn.oracle.co.jp/document/
研修に関する情報とスケジュールは、次のURLで入手できます。
http://www.oracle.co.jp/education/
オラクル製品やサービスに関するその他の情報については、次のURLから参照してください。
http://www.oracle.co.jp
http://otn.oracle.co.jp
注意: ドキュメント内に記載されているURLや参照ドキュメントには、Oracle Corporationが提供する英語の情報も含まれています。日本語版の情報については、前述のURLを参照してください。 |