エディタ・マネージャについて

エディタ・マネージャは、エディタおよびビューアへのドキュメント・タイプのマッピングをメンテナンスします。エディタおよびビューアは、Editorインタフェースを実装するクラスのインスタンスです。

エディタ・マネージャは、EditorManagerクラスのシングルトン・インスタンスにより表されます。エディタ・マネージャは、staticメソッドgetEditorManagerにより取得されます。

エディタをインストールする拡張機能では、registerメソッドをコールして、新規のエディタまたはビューアを一連のドキュメント・タイプに関連付ける必要があります。次に、ドキュメント・タイプのノードを開くと、登録されたエディタ・クラスがインスタンス化されます。エディタはまた、エディタ・マネージャのopenDefaultEditorInFrameメソッドのうちの1つをコールして、直接開くことができます。

IDEでエディタを開く、アクティブにする、非アクティブにする、または閉じる操作が行われると、エディタ・マネージャはエディタ・リスナーに通知します。エディタ・リスナーは、エディタ・マネージャのaddEditorListenerメソッドに渡されたEditorListenerインタフェースを実装したものです。エディタを強化するリスナーには、アタッチまたはデタッチのタイミングが通知されます。たとえば、コード・エディタが開いたときに通知されるデバッガでは、ブレークポイントを適切に表示できます。

oracle.ide.editor.Editorの次の2つのメソッドを使用すると、データの変更時にUIの更新が必要かどうかをエディタに認識させることができます。

次のサンプル・コードでは、エディタが適切なサイズになるように、ウィンドウの検証直後にeditorShow()がコールされます。


 

private boolean _mustUpdate;



  public void editorShown()

  {

    _mustUpdate = true;

    updateMe();

  }



  public void editorHidden()

  {

    _mustUpdate = false;

    possiblyFreeSomeMemory();

  }



  public void modelChanged()

  {

    if (_mustUpdate)

    {

      updateMe();

    }

  }

  

    

IDEクラスについて
エクスプローラの開発

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