ビジネス・サービスが、データ・コレクションに対する作成操作をサポートしている場合、JClientパネルでその操作を使用して、データ・バインドされた表またはツリー・コントロールに新しい行を表示できます。 作成および挿入アクション・バインディングにバインドされた「作成」ボタンをクリックすると、新しい行が表示されます。 この操作では1つのステップで行が作成および挿入されるため、この操作はコンポーネントのインプレース編集に最適です。
注意: データ・コントロール・パレットではこの操作は「作成」と表示されますが、アクション・バインディング・エディタはCreateInsertに設定されます。 この動作は、Webアプリケーションの場合は異なります。
作成操作を使用して新しい行を挿入する、JClientにバインドされたコントロールを作成するには、次のようにします。
データ・コントロール・パレットを開き、UIコンポーネントの中で表示する属性を持つコレクション・ノードを選択します。 コントロールにより、このコレクションに対して行が追加されます。 ドロップダウン・リストで、新しい行を表示するUIコンポーネントを選択します。
注意: データ・コントロール階層で他のコレクション・ノードの子になっているディテール・コレクションを、データ・コレクションとして選択しないでください。この結果、イテレータ・バインディングによるナビゲーションが発生しないことが保証されます。
開いているJClientパネルにUIコンポーネントを挿入します。
ヒント: オプションで、コレクションを参照できるよう、パネルにナビゲーション・ボタンを表示できます。
操作を挿入して行を作成するには、すでに選択したコレクションに対応する「Operations」フォルダで「Create」を選択し、ドロップダウン・リストから「ボタン」を選択します。
注意: JDeveloper 10.1.2より、データ・コントロール・パレットから「作成」をドラッグすると、ボタンのアクション・バインディングはCreateInsertに設定されます。 この動作は、Webアプリケーションの場合は異なります。
Oracle ADFでサポートされているデータ・コレクション操作について
Oracle ADFバインディングについて
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