JClientフォーム作成ウィザードを使用して、ADFビジネス・コンポーネントのデータ・モデルに基づいたマスター/ディテール・パネルを含むADF JClientアプリケーションを生成すると、JClientフレーム内にコンテナ・パネルが生成されます。このパネルはレイアウト・パネルと呼ばれ、複数のデータ・パネルをまとめるコンテナとして機能します。レイアウト・パネルは、1つ以上のデータ参照パネルをまとめるUIコンテナとして機能する他に、その共有バインディング・コンテキストを介して、子のデータ・パネルのデータ・コンテキストを保持する機能もあります。
注意: レイアウト・パネルはJClientフォーム作成ウィザードによって生成されますが、JClientアプリケーションの重要な機能ではありません。 JClientアプリケーションにおいて、共有バインディング・コンテキストを介してデータ参照パネル間のデータ・コンテキストを維持する方法を説明するために、このトピックで取り上げています。
アプリケーション・フレームからのバインディング・コンテキストは、パネルのsetBindingContext()
メソッドへのコールによって子のJClientパネルに渡すことができます。
// get the binding context from the frame
BindingContext _bctx = panelBinding.getBindingContext();
// pass the context to the first child panel
dataPanel.setBindingContext(_bctx);
//alternatively you can use
dataPanel.setBindingContext(panelBinding.getBindingContext());
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