<listOfValues>要素
ネームスペース: http://xmlns.oracle.com/uix/ui
派生元: <ui:base>要素
グループ: UIX Components
要素の型: UINode

<listOfValues>要素は、LOVダイアログ・ウィンドウの内容を記述します。

構文
<listOfValues
      title="string"
    [ destination="string" ]
    [ searchAreaMode="string" ]
    [ searchText="string" ]
    [ stateCheck="string" ]
>
   <advancedChoices></advancedChoices>
   <contents><!-- indexed children --></contents>
   <filterChoice></filterChoice>
   <headerInstructions></headerInstructions>
   <messages></messages>
   <searchInstructions></searchInstructions>
</listOfValues>

注意:
  • この要素は派生元要素のすべての属性と子要素を持つことができます。

  • 説明

    <listOfValues>要素は、LOVダイアログ・ウィンドウの内容を記述します。この要素は、<lovInput>要素とともに使用するように設計されています。

    <listOfValues>要素は、一般的な説明の付いたヘッダー、検索条件ブロックおよび結果表を表示するためのレイアウトを定義します。これらのセクションを使用して、ユーザーは適切な値を検索して選択できます。

    <listOfValues>要素では、コンテンツとして任意のUINodeを使用できます。この要素で表示可能なコンテンツは、proxiedおよびformSubmittedが指定された単一表のみです。この表には、有効な値のデータ・セット全体に対して現在の検索基準をフィルタとして使用することによって決定された、すべての有効な値が表示されます。表のすべての管理は開発者が行います。<listOfValues>要素は、表をそのまま表示するだけです。詳細な情報の追跡が必要な場合、開発者は、表とともにflowLayoutの1つ以上の<formValue>要素(非表示フィールド)を指定できます。

    LOVウィンドウが開くと、ユーザーが最初に入力したテキストに基づいて予想された完成表が表示されます。ユーザーは、取消を選択することも(その場合、元のlovInputフィールドは変更されません)、表示された1つまたは複数の行を選択する、表内の別の行へ移動する、別のカテゴリについて検索する、あるいは新規の検索文字列/フィルタ基準を入力することもできます。

    LOVウィンドウには、検索用パラメータを設定するための検索ブロックが表示されます。このブロックでは、4つの異なるモードがサポートされています。モードは、searchAreaMode属性を使用して設定します。検索領域ブロックは、「検索」ラベル、「Go」ボタンおよび様々な入力フィールドとともにレンダリングされます。入力フィールドは、searchAreaModeによって次のように異なります。

    いずれのモードでも、検索領域の最後の要素として「Go」ボタンがレンダリングされます。検索領域の「Go」ボタンをクリックした場合、すべてのフォーム要素でlovFilterイベントが生成されますが、関係するパラメータは次の4つのみです。

    前述のように、simpleモードとadvancedモードの両方で、トグル・ボタンがレンダリングされます。このボタンをクリックすると、lovSearchModeイベントが起動されます。このイベントによって、開発者はsearchAreaModesimpleモードとadvancedモードを切り替えることができます。関係するパラメータは次の2つのみです。

    LOVウィンドウが表示された後、エンド・ユーザーは次の8つの操作を行えます。

    後半の5つの操作のみがサーバーに対するイベントを生成します。検索ブロックのトグル・ボタンの詳細は、前述の説明を参照してください。残りのイベントすべてに、非表示フィールドがパラメータとして定義されます。各イベントには、次のパラメータも含まれます。

    また、各イベントは、value、size、<tableName>:length、<tableName>:selectModeと、場合によっては<tableName>:selected:<selectionNumber>などの標準的な表関連パラメータを取得します。

    これら5つのイベント生成ユーザー操作は、次のように動作します。

    通常は次のように使用されます。<listOfValues>要素は<lovInput>要素とともに使用するように設計されています。ここでは、両方の要素の属性に対応した方法を説明します。

    onLovValidateコールバックでfalseを返すか、<lovInput>要素のunvalidated属性をtrueに設定することで、検証ステップ全体をスキップできます。同様に、onLovInitコールバックでfalseを返すことで、クライアントはLOVウィンドウを開かないようにできます。

    ページの部分リフレッシュとともにメイン・ページの再レンダリングも実行されます(可能な場合)。

    ページを部分的に更新できない環境の場合、検証は行われず、ユーザーは検索アイコンを明示的にクリックする必要があります(onChangeイベント・ハンドラは生成されません)。メイン・ページの再レンダリングは、ページ全体に対して行われます。

    ほとんどのPDAブラウザでは複数のウィンドウが使用できないため、アプリケーションではlovInputページとの間で切替えを行う必要があります。サーバー上のlistOfValuesページへフォワードしたり、このページからlovInputページへのリダイレクトする必要があります。フォワード先およびリダイレクト先はアプリケーションによって異なります。PDAでは、listOfValuesページからの検索の実行はサポートされていません。


          <listOfValues title="LOV field #1"
                        id="lovHandler"
                        searchAreaMode="filter"
                        searchText="${uix.data.fieldData['current'].fieldText}">
           <headerInstructions>
            <styledText text="Some appropriate instructions about this LOV..."
                        styleClass="OraInstructionText"/>
           </headerInstructions>
           <!-- This choice just pulls out the column headers  -->
           <filterChoice>
            <choice name="categoryChoice"
                    multiple="false"
                    selectedValue="${uix.data.generalParams.categoryChoice}">
             <contents childData="${uix.data.categoryData['.']}">
              <option text="${uix.current['.']}"/>
             </contents>
            </choice>
           </filterChoice>
           <searchInstructions>
            <styledText text="Some appropriate instructions about searching..."
                        styleClass="OraInstructionText"/>
           </searchInstructions>
    
           <contents>
            <flowLayout>
             <contents>
              <table name="lovTbl"
                     id="lovTbl"
                     etc... a normal table ...>
    
               <contents>
                <!-- Populate the table with data -->
                <text text="${uix.current.peak}"/>
                 etc...
                <!-- This element supplies a rowid to show how extra   -->
                <!-- data could be put on the form. This value will be -->
                <!-- submitted with every operation on this table.     -->
                <formValue name="rowid" value="${uix.current.rowid}"/>
               </contents>
              </table>
              <!-- or the extra data could be supplied outside the table -->
              <formValue name="extraData" value="something useful"/>
             </contents>
            </flowLayout>
           </contents>
           </contents>
          </listOfValues>

    属性

    説明
    destination フォームの送信先のURL。通常はNULLであるか、LOVがコールされたメイン・ページをポイントしています(デフォルト)。
    string
    searchAreaMode 検索領域の表示方法。有効な値はbasic、filter、simpleおよびadvancedです。デフォルトはbasicです。下位互換性を保つために、子であるfilterChoiceが存在し、searchAreaModeが設定されていない場合、検索ブロックはfilterモードでレンダリングされます。このフォールバックは推奨されていません。searchAreaModeは常に、必要なモードに設定することをお薦めします。将来のリリースでは、どの名前の付けられた子が存在する場合でも、デフォルトは常にbasicとなります。
    string
    searchText 検索される文字列。この値に基づく表への入力を実際に行うのは、resultsTableを指定する開発者の役割です。この値はtextInputフィールドに表示されます。エンド・ユーザーが「Go」ボタンをクリックすると、lovFilterイベントが生成され、searchTextパラメータは新規の検索テキストを取得します。
    string
    stateCheck onLovSelectコールバックの直前、およびlovSelectイベントの配信の直前にコールされるJavaScript関数の名前。通常は、lovSelectイベントの配信直後にLOVウィンドウは閉じます。ただし、この属性が指定されており、指定したメソッドがFALSEを返す場合、ウィンドウは閉じません。この機能によって、クライアントに表選択の状態をチェックする方法が提供されます。ユーザーが(現在表示中の行セット、または以前に表示されていた行セットの)表データから選択を行っていない場合、クライアントではLOVウィンドウが表示されたままになりますが、<messages>という名前の付けられた子によってエラー・メッセージが表示されます。
    string
    title この値リストが適用されるフィールド。この属性は、エンド・ユーザーに対して情報を提供するだけです。表示されたダイアログの最上部ヘッダーに表示されます。 必須。
    string

    子要素

    説明 必須 最大値
    <advancedChoices>
    テキスト入力フィールドおよび選択フィールドのレイアウト。このレイアウトは、searchAreaMode属性をadvancedに設定した場合にのみ表示されます。通常は、一連のtextInputフィールドまたは<choice>要素(あるいはその両方)が表示され、ユーザーは複数列の検索を実行できます。 ダイアログのレイアウトは、labeledFieldLayoutとともに使用すると最適です。
    いいえ 1
    <contents>
    Beanの索引付けされた子。
    いいえ 1
    <filterChoice>
    このchoiceノードには、ユーザーが必要な値を検索するためのすべての表ヘッダーがリスト表示されます。たとえば、部門を検索する際、有効なフィルタ列は場所列と名前列です。開発者が部門番号を表示しても、ユーザーが部門番号でフィルタリングすることは許可されません。この場合、このchoiceにDepartmentとLocationは含まれますが、Department Numberは含まれません。1つの論理的フィルタ列しかない場合、このノードは省略できます。
    いいえ 1
    <headerInstructions>
    LOVウィンドウのヘッダー・ブロックに表示される短い説明テキスト。OraInstructionTextクラスを持つstyledTextノードである必要があります。
    いいえ 1
    <messages>
    関連するエラー・メッセージを表示するメッセージ・ボックス。
    いいえ 1
    <searchInstructions>
    LOVウィンドウの検索ブロックに表示される短い説明テキスト。OraInstructionTextクラスを持つstyledTextノードである必要があります。
    いいえ 1
    This document was generated on Wed Jul 07 19:21:53 PDT 2004

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