アプリケーション・サーバー接続を介して、パッケージ化されたアプリケーションをApache Tomcatアプリケーション・サーバーにデプロイできます。パッケージ化されたアプリケーションには、デプロイするファイルの指定、それらのファイルの構成の説明、およびターゲット・サーバーの指定を行うデプロイメント・プロファイルが含まれます。
ターゲットTomcatサーバーは、ローカルにインストールされているか、またはネットワーク・ドライブにマップされている必要があります。
Apache Tomcatアプリケーション・サーバーにデプロイするには、次の手順を実行します。
ビジネス・コンポーネントUIX JSPプロジェクトの場合は、必要なCABOリソースをプロジェクトに追加します。
プロジェクトでADF Business Componentsを使用する場合は、サーバーにADFランタイム・ライブラリをインストールします。
プロジェクトがUIX Webアプリケーションの場合は、UIXデプロイメント用にサーバーを構成します。
ナビゲータでデプロイメント・プロファイルを選択して右クリックし、「配布先」->「<アプリケーション・サーバー接続>」を選択します。これによって、アプリケーションがアーカイブ・ファイルとしてパッケージ化され、選択したアプリケーション・サーバー接続を介してデプロイされます。
Tomcatサーバーを停止し、再起動します。
注意:
Tomcatクラスパスにtools.jar
ライブラリがあることを確認します。このファイルは<jdev_install>/jdk/lib
にあり、Tomcatを実行するために使用しているJDKのバージョンと一致する必要があります。そうでない場合は、Tomcatでアプリケーションを実行するときに問題が発生することがあります。
Tomcatにデプロイするビジネス・コンポーネント・プロジェクトを開発する際に、接続タイプおよび対応するSQL言語、型マップまたはドメインを選択する必要があります。詳細は、「Oracle9i LiteおよびOracle以外のデータソース用のOracle ADF Business Componentsの開発」を参照してください。
Webアプリケーションは<Tomcat_install>/webapps/<subdirectory>
にデプロイすることをお薦めします。このオプションは、「WARファイル」デプロイメント・プロファイルの「一般」ページで設定します。
conf/server.xml
ファイルでアプリケーションへのコンテキスト・パスを割り当てる必要があります。
<DefaultContext crossContext="true"/>
これによって、<tomcat-install>/webapps
のルートにあるWARファイルが、/cabo/
共有インストール可能ファイルを検出できるようになります。詳細は、Tomcatのシステム管理ドキュメントを参照してください。
「2つのパラメータ...または...のいずれかのみ、定義してください。」
Tomcatではプール後にタグがリリースされないため、定義されている互換性のない属性を同じタグに引き続き使用すると、このようなエラーが発生します。
エラーの発生を避けるには、Tomcatでのタグのプーリングを無効化する必要があります。
<tomcat_home>/conf/web.xml
ファイルを開きます。
<init-param>
<param-name>enablePooling</param-name>
<param-value>true</param-value>
</init-param>
<param-value>
の値をfalse
に変更します。
Apache Tomcatアプリケーション・サーバーの使用
UIXデプロイメント用のTomcatディレクトリ構造について
UIXデプロイメント用のTomcatの構成
Copyright © 1997, 2004, Oracle. All rights reserved.