スクリーン・リーダーなどの障害支援技術がJavaベースのアプリケーションやアプレットで動作するためには、Windowsベースのコンピュータに、次のようにSun社のJava Access Bridgeをインストールしておく必要があります。
スクリーン・リーダーおよびJava Access Bridgeの設定については、次の説明を参照してください。
インストールの詳細は、使用するスクリーン・リーダーのドキュメントを参照してください。
JDeveloperのインストールの詳細は、インストレーション・ガイドを参照してください。
accessbridge-1_1.zip
です。このファイルは、http://java.sun.com/products/accessbridge
で入手できます。
インストールおよびJava Access Bridgeの詳細は、このWebサイトで入手可能なJava Access Bridgeのドキュメントを参照してください。
accessbridge_home
)に内容を抽出(解凍)します。
<accessbridge_home>¥installer
フォルダからInstall.exe
を実行して、Java Access Bridgeをインストールします。
最初にJDKバージョンの互換性がチェックされ、使用可能なJava仮想マシンダイアログが表示されます。
JDKまたはJDeveloperのインスタンスが多数存在している大容量のディスクを検索する場合、および複数のディスクを検索する場合は、検索プロセスに時間がかかることがあります。 しかし、長時間に及ぶディスクの検索を完了しないと、Access Bridgeは最適に設定されず、システム上のすべてのJava VMに対してインストールが正常に行われるとはかぎりません。 検索するディスクを選択した後で、「検索」をクリックします。
Winnt\System32
ディレクトリ(あるいはWindows 2000またはXPの同様のディレクトリ)にインストールされているかどうかを確認します。インストールされていない場合は、<accessbridge_home>\installer\installerFiles
からコピーします。これらのファイルは、JDeveloperで使用する場合、システム・パス上に存在する必要があります。
JavaAccessBridge.dll
JAWTAccessBridge.dll
WindowsAccessBridge.dll
システム変数「PATH」にはシステム・ディレクトリが必要です。
<jdev_install>\jdk\jre\lib\ext
ディレクトリにインストールされているかどうかを確認します。インストールされていない場合は、<accessbridge_home>\installer\installerFiles
からコピーします。
access-bridge.jar
jaccess-1_3.jar
jaccess-1_4.jar
JavaAccessBridge.dll
JAWTAccessBridge.dll
WindowsAccessBridge.dll
accessibility.properties
が<jdev_install>\jdk\jre\lib
ディレクトリにインストールされているかどうかを確認します。インストールされていない場合は、<accessbridge_home>\installer\installerFiles
からコピーします。 ファイルaccessibility.properties
に次の3行が含まれていることを確認します。
assistive_technologies=com.sun.java.accessibility.AccessBridge
AWT.EventQueueClass=com.sun.java.accessibility.util.EventQueueMonitor
AWT.assistive_technologies=com.sun.java.accessibility.AccessBridge
<jdev_install>\jdev\bin
にあるファイルjdev.conf
を、次のようにAddVMOption
行のコメントを解除するよう変更します。
#
# Prepend patches to the bootclasspath. Currently, rtpatch.jar contains a
# patch that fixes the javax.swing.JTree accessibility problems.
# Uncomment the line below if you need to run JDeveloper under JAWS.
#
AddVMOption -Xbootclasspath/p:../../jdk/jre/lib/patches/rtpatch.jar
<jdev_install>\jdev\bin
にあるファイルjdev.exe
を実行して、JDeveloperを起動します。
前述の手順は、Windowsを起動しているコンピュータで、Windowsベースのスクリーン・リーダーを使用していることを前提にしています。JDeveloperが起動すると、最初にエラー情報(ある場合)を含むコンソール・ウィンドウが開き、続いてメインのJDeveloperウィンドウが表示されます。 表示されるメッセージは、JDeveloperの機能には影響しません。
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