オフライン・データベース定義とソース・コントロール・システム

オフライン・データベース定義とソース・コントロール・システム(Oracle Software Configuration Manager(SCM)、Rational ClearCaseおよびConcurrent Versions System(CVS)など)とを一緒に使用することはできますが、複数のユーザーが同一オブジェクトを使用する場合や、オブジェクトの複数のバージョンを使用する場合は、マージの競合に関する問題が発生することがあります。 これは、オフライン・データベース定義がJDeveloper内では生成済の内部識別子を含むXMLファイルとして処理されるためで、このためにマージ時に競合が発生することがあります。 オフライン・データベースのXMLファイルは手動で編集してはいけません。手動で編集するとエラーの原因になり、マージの競合を直接解決することができなくなります。 オフライン・データベース・オブジェクトにマージ競合が見つかった場合は、ソース・コントロール・トランザクションを取り消し、オブジェクトの最新バージョンを取得し、このオブジェクトをソース・コントロールに追加します。

厳密なロック制御を使用するソース・コントロール環境の場合は、マージの競合は発生しません。

JDeveloperの将来のリリースでは、ソース・コントロール環境でオフライン・データベース定義を使用しても、このようなマージの競合が発生しなくなります。

JDeveloperとソース・コントロール・システムとの使用方法の詳細は、チーム・ベースの開発のサポートについてを参照してください。


新しいオフライン・データベース定義の作成
オフライン・データベース・オブジェクトの使用

 

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