<submitButton>要素
ネームスペース: http://xmlns.oracle.com/uix/ui
派生元: <ui:button>要素
グループ: UIX Components
要素の型: UINode

submitButtonコントロールは、フォームを送信する押しボタンを作成します。

構文
<submitButton
    [ event="string" ]
    [ formName="string" ]
    [ partialRenderMode="ui:submitButtonPartialRenderModeType" ]
    [ partialTargets="NMTOKENS" ]
    [ unvalidated="boolean" ]
    [ value="string" ]
>
</submitButton>

注意:
  • この要素は派生元要素のすべての属性と子要素を持つことができます。

  • 説明

    submitButtonコントロールは、フォームを送信する押しボタンを作成します。送信ボタンには子ノードはレンダリングされません。送信ボタンのdestination属性は無視されます。かわりに、フォームの宛先が使用されます。


    textInputフィールドを送信する「Enter」というボタンの簡単な例です。

       <form name="myform">
        <contents>
         <textInput text="Default input text"  name="textfield"/>
         <submitButton formName="myform"
                       text="Enter"/>
        </contents>
       </form>

    検証を行うことなくフォームを送信するボタンです。

       <form name="myform">
        <contents>
         <textInput text="Default input text"  name="textfield"/>
          <submitButton formName="myform"
                        text="Unvalidated Submit"
                        unvalidated="true" />
        </contents>
       </form>

    フォームの送信時にイベントを起動するボタンです。

       <form name="myform">
        <contents>
         <messageTextInput prompt="Search"  name="search">
          <end>
           <submitButton text="Go" event="doSearch" />
          </end>
         </messageTextInput>
        </contents>
       </form>

    属性

    説明
    event このボタンが押された場合に起動されるイベントの名前。このボタンのIDがsourceパラメータとして送信されます。<submitButton>は、送信される<form>の中に入れる必要があります。
    string
    formName 送信されるフォームの名前。設定されていない場合、ボタンはフォームBeanの祖先を検索し、最初に見つけた祖先の名前を使用します。

    submitButtonが送信できるのは自分が属するフォームにかぎられるため、この属性は携帯情報端末ではサポートされません。


    この属性は、エージェントのタイプがPDA、携帯電話、音声の場合にはサポートされません。
    string
    partialRenderMode ボタンのページの部分レンダリング動作を制御する属性。partialRenderModeのデフォルト値はnoneで、フォームの送信に全ページ・レンダリングが使用されます。partialRenderModeがselfまたはmultipleに設定されている場合、ページの部分レンダリングが使用されます。

    ページの部分レンダリングを有効にするには、buttonコンポーネントのid属性が設定されていること、buttonコンポーネントがUIXの<body>要素とともに使用されていること、Configuration.ACCESSIBILITY_MODEがAccessibilityMode.INACCESSIBLE_MODEに設定されていることが必要です。これらの要件が満たされ、partialRenderModeがselfまたはmultipleに設定されている場合に、buttonでは、アプリケーションへのイベント送信時にページの部分レンダリング・アーキテクチャが使用されます。これらの要件のいずれかが満たされていない場合、あるいはブラウザでページの部分レンダリングをサポートしていない場合には、ページの全体レンダリングが実行されます。


    ui:submitButtonPartialRenderModeType
    partialTargets フォームの送信時に再レンダリングする部分ターゲット・ノードのID。submitButtonのIDは、一連の部分ターゲットに自動的に含まれ、partialTargetsのリストには明示的に指定されません。部分ターゲットを指定する場合、submitButtonにはID属性が必要です。
    NMTOKENS
    unvalidated フォームの送信前に、onSubmit検証を実行するかどうか。デフォルトでは検証が実行され、送信は検証が成功した場合にのみ行われます。ウィザードの「戻る」ボタンのように、プログラマがフォームの送信は希望するけれども、値の検証は必要としない場合があります。これは、たとえば、いったん次のページへ移動して、そこで渡された値を記憶し、その後、誤っている箇所のみをユーザーに訂正させるような場合です。この場合、unvalidatedの値は、検証が行われないようtrueに設定します。
    boolean
    value 推奨されていません。 このボタンが押された場合に送られる文字列値。2.2.0以降は、かわりにevent属性を使用してください。 値は、ボタンの名前をキーとする、キーと値のペアとして送られます。 この送信が正しく機能するには、SubmitButtonBeanが送信に使用されるFormBean内にある必要があります。
    string
    This document was generated on Wed Jul 07 19:21:53 PDT 2004

    Copyright © 2001, 2004, Oracle.All rights reserved.