タイマー付きオブジェクトの作成
このトピックでは、間隔タイマーを使用して単純なセッションBeanを作成し、JDeveloper内でテストする方法について説明します。この例では、ステートレス・セッションBeanを使用します。
EJB 2.1セッションBeanを作成するには、次のようにします。
- EJBテクノロジ・スコープを含む新しいアプリケーション・ワークスペースを作成します。
- ナビゲータで、プロジェクト・ノードを右クリックし、「新規」を選択します。
- 「新規ギャラリ」で、「Business Tier」カテゴリを展開し、「Enterprise JavaBean」をクリックします。
- 「項目」リストで、「セッションBean」を選択します。
- 「OK」をクリックします。Enterprise JavaBeanウィザードが開きます。
- ウィザードの手順に従います。
- 「EJBのバージョンの選択」ページで、「EJB 2.1」を選択します。
- 「EJBの名前とオプション」ページで、「TimedObject」インタフェースが選択されていることを確認します。
タイマー・サービスを使用するメソッドを追加するには、次のようにします。
- アプリケーション・ナビゲータで、セッションBeanを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
「EJBモジュール・エディタ」が開きます。
- 「EJBモジュール・エディタ」で、「追加」をクリックして新しいビジネス・メソッドを追加します。
- 「ビジネス・メソッド」ダイアログ・ボックスで、次の手順を実行します。
- メソッド名(
myTimer
など)を入力します。
- 「リモート・インタフェースを介して公開」のチェックボックスを選択します。
(このメソッドはリモート・インタフェースを介して公開する必要はありませんが、このオプションにより、サンプルJavaクライアント・ユーティリティでコードが生成されるようになります)。
- タイマーはlong型のため、「パラメータ」フィールドに
long intervalDuration
(またはパラメータをコールする任意のメソッド)と入力します。
- コード・エディタで、次のインポート文を追加します。
import javax.ejb.TimerService;
- アプリケーション・ナビゲータで、セッションBeanを右クリックし、「実行」を選択します。
サンプルJavaクライアントを作成するには、次のようにします。
- アプリケーション・ナビゲータで、セッションBeanを右クリックし、「新規のサンプルJavaクライアント」を選択します。
- 「サンプルJavaクライアント」ダイアログ・ボックスで「OK」をクリックして、埋込みサーバーを使用します。
クライアントがコード・エディタで開かれます。
- コードで、
myCreateTimer( long intervalDuration )
メソッドのコメントを解除し、引数として3000
を渡します。
- アプリケーション・ナビゲータで、サンプルJavaクライアントを右クリックし、「実行」を選択します。
関連項目
ビジネス・ロジックの実装
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