コード・インサイトは、作成するJava、JSP、PL/SQL、HTMLおよびXMLファイルでクラス名、メソッドおよびフィールドを選択する際に役立つポップアップ・ウィンドウをJavaソース・エディタに表示します。
コード・インサイトには、構文補完インサイトおよびパラメータ・インサイトの2種類があります。構文補完インサイトでは、編集中のJavaコードを自動補完する補完項目のリストが挿入ポイントに表示されます。このリストは、挿入ポイントにあるコードのコンテキストに基づいて生成されます。構文補完インサイトでサポートされるコンテキストは、次のとおりです。
パラメータ・インサイトでは、特定の名前と一致するすべてのメソッドの候補リストが表示されます。各メソッドとともに、メソッドが受け入れるパラメータのリストも表示されます。
「設定」ダイアログの「コード・インサイト」ページで、構文補完インサイトとパラメータ・インサイトの使用を可能または不可能に設定したり、ポップアップ・ウィンドウの遅延時間を設定できます。Javaソース・エディタで作業している場合、デリミタとしてピリオドを入力すると、(定義した遅延時間後に)「構文補完インサイト」のポップアップ・ウィンドウが表示されます。ポップアップ・ウィンドウを強制的に表示させることもできます。デフォルトのキーマップでは、構文補完インサイトを強制実行するには[Ctrl]キーを押しながら[Space]キーを押します。パラメータ・インサイトを強制実行するには、[Ctrl]および[Shift]を押しながら[Space]を押します。いずれのタイプのインサイトも、終了する場合は[Esc]を押します。これらのアクセラレータは、「設定」ダイアログの「アクセラレータ」ページで変更できます。
構造ウィンドウにファイルのエラーが表示された場合は、コード・インサイトが動作しないことがあります。使用しているクラスがプロジェクトにない(つまり、クラスパス上にない)場合、コード・インサイトは表示されません。コード・インサイトがソース・ファイルにアクセスするには、ソース・ファイルのコンパイルが必要な場合がありますので注意してください。
Javaソース・エディタのコード・インサイト・オプションの設定
ソース・ファイルの編集
Javaコード・インサイトについて
Copyright © 1997, 2006, Oracle. All rights reserved.