メニュー項目の無効化

コマンドをメニューから削除せずに、現行のプログラム条件に基づいてユーザーによる特定のメニュー・コマンドへのアクセスを防止できます。たとえば、ドキュメントでテキストが選択されていない場合、「編集」メニューの「切取り」「コピー」および「削除」項目は無効化され、グレー表示されます。

メニュー項目を無効化するにはenabledプロパティを使用します。ほとんどのプロパティと同様に、インスペクタを使用してenabledの初期値を指定できます。メニュー項目のデフォルトの有効化状態はTrueですが、これはイベントの発生時に変更できます。

メニュー項目を無効化する手順は、次のとおりです。

  1. メニュー・エディタまたは「構造」ウィンドウでメニュー項目を選択します。
  2. メニュー・エディタのツールバーで 「メニュー項目有効」アイコン をクリックするか、右クリックして「有効」を選択します。
  3. または、プロパティ・インスペクタで、メニュー項目のenabledプロパティをfalseに設定します。

    visibleプロパティとは異なり、enabledプロパティは項目を参照可能なままにします。値falseに設定すると、メニュー項目はグレー表示されます。)


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