CodeCoachを使用したコード品質の改善
CodeCoachは、高品質でパフォーマンスに優れたコードを開発する上で、特に繰返し部分の開発を支援するツールとして開発されました。このような繰返しタスクを作成することによって、Java初心者でも熟練したプログラマでも、CodeCoachでは効率的なJavaプログラムをより短期間で簡単に開発できます。
CodeCoachを使用する処理とは、開発プロセスの段階、実行するタスクの種類および任意の実行でCodeCoachによって返されるアドバイスの種類に基づいた反復プロセスです。
通常、CodeCoachを使用するには、次のようにします。
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CodeCoachを実行するクラスと除外するクラスを指定します。
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プログラムで実行するCodeCoachテストのタイプを指定します。
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CodeCoachが評価するプログラムを指定し、CodeCoachをIDE内またはコマンドラインのいずれかから開始します。
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返されたアドバイスを確認します。CodeCoachをIDEから実行している場合、このアドバイスは「CodeCoach」タブのログ・ウィンドウに表示されます。コマンドラインから実行している場合、アドバイスは標準出力として返され、選択するとリダイレクトできます。
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CodeCoachをIDEから実行している場合は、「CodeCoachの結果」を使用して不具合を調べ、修正できます。
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プロジェクト・レベル、コマンドラインまたはIDEのいずれかから、CodeCoachアドバイスの微調整ができます。
CodeCoachの使用に慣れていても、プログラムでCodeCoachを実行する前にこれらを指定する場合があることに注意してください。
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(オプション)プラグマを直接ソース・コードに挿入して、ファイル、クラスまたはメソッドのレベルでCodeCoachアドバイスを微調整します。
CodeCoachの使用に慣れていても、CodeCoachを実行する前にこれらを指定する場合があります。
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プログラムでCodeCoachをもう一度実行します。
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CodeCoachをIDEから実行している場合、アドバイス・リストの特定のメッセージに対して、ログ・ウィンドウのポップアップ・メニューを使用して、簡単な修正を直接コードに適用し、特定のタイプのメッセージを非表示にできます。この機能はIDEでのみ使用可能です。
関連項目
CodeCoachについて
CodeCoachアドバイスのカスタマイズについて
プラグマについて
埋込みOC4Jサーバーについて
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