デプロイメント・プロファイルのプロパティ - JARオプション
JARファイルおよびmanifestファイルの作成時に、追加のパラメータを指定する際に使用します。
- JARファイル
- デプロイメント・プロファイルに含めるJ2EEクライアントJARファイルの場所を入力するか、参照します。
- アーカイブの圧縮
- 標準のdeflate圧縮を使用してアーカイブを圧縮する場合は、このチェック・ボックスをチェックします。
- 圧縮せずにアーカイブを格納する場合は、このチェック・ボックスのチェックを外します。
-
- manifestファイルを含める(META-INF/MANIFEST.MF)
- アーカイブにmanifestファイルを含める場合は、このチェック・ボックスをチェックします。ここから下のフィールドは、manifestファイルに関するものです。設定を指定しない場合、アーカイブ内の各ファイルに対するヘッダーおよびエントリが含まれるデフォルトのmanifestファイルが生成されます。
- デプロイメント・プロファイル依存性が存在する場合は、このチェック・ボックスをチェックすることによって、
META-INF/MANIFEST.MF Class-Path
属性を使用してデプロイ時にJARファイルをリンクできます。たとえば、WARプロファイルをEARファイルにデプロイする場合、JARファイルをWARファイルのWEB-INF/lib
ディレクトリにコピーするかわりに、manifestを通じて依存性のあるJARファイルがWARファイルにリンクされます。これにより、同じEAR内の他のWARファイルまたはEJB JARファイルによって共有される共通のJARは、EAR内で1回のみ出現すればよいことになり、manifestのClass-Path
属性の使用により、共通のJARを使用するすべてのモジュールがそのJARにリンクされるという利点があります。
- このチェック・ボックスのチェックを外すと、依存関係にあるすべてのJARが
WEB-INF/lib
ディレクトリにコピーされるため、JARが重複し、EARファイルのサイズが大きくなる場合があります。
- メイン・クラス
- テキスト・フィールドに、JARのmanifestファイルで追加されるMain-Class属性を入力します。これによって、JARファイルを実行可能JARファイルにすることができます。Javaアプリケーションを含むこのJARファイルは、次のコマンドを使用して起動できます。
java -jar myapp.jar
myapp
は、JARファイル名に置き換えます。
Main-Class
属性の指定は、実行可能JARファイルを作成する唯一の方法です。テキスト・フィールドには、メイン・メソッドを含むクラスの完全修飾名を記述する必要があります。メイン・メソッドは、次のシグネチャを持つメソッドです。
public static void main(String[] args))
- 追加のmanifestファイルをMANIFEST.MFにマージ
- JDeveloperで生成するmanifestファイルにマージされる追加のmanifestファイルを指定できます。これは、コマンドライン上で
jar
コマンドでm
オプションを指定する場合と同じになります。このオプションは、JARファイルまたは特定のJARファイル・エントリ(あるいはその両方)にカスタム属性を指定する場合に便利です。
- 追加
- JARファイルに別のmanifestファイルを追加します。これらのmanifestファイルの内容は、指定した順序で、JARファイルに含まれる1つの
META-INF/MANIFEST.MF
ファイルにマージされます。
- 削除
- JARファイルから既存のmanifestファイルを削除します。
関連項目
ファイル・システムへのシンプル・アーカイブのデプロイ
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