CodeCoachの結果

CodeCoachの結果ウィンドウには、最新のCodeCoachセッションの結果が表示されます。

CodeCoachの結果ウィンドウのポップアップ・メニューは、選択した項目を調べて修正する際に使用します。

メソッド・アクセス修飾子がアドバイスされます

メソッド修飾子の変更が可能な場合は、CodeCoachによってアドバイスされます。メソッドに応じて、次の変更のうちの1つまたはその組合せでアドバイスされます。

メソッドmethodnameはprivateである必要があります。
所有クラス内のみで使用されるメソッドは、privateに設定できます。

メソッドをprivateに設定しても、コードを効率的に使用できるわけではありませんが、効率的に保守できるようになります。

メソッドmethodnameはstaticである必要があります。
次の基準が満たされる場合、メソッドにstaticを宣言できます。

この変更によって、各メソッド・コールに1つのパラメータが確保されます。これにより、スタック・メモリー上でより高速になり、コストがかからなくなります。メソッドをstaticにすると、役に立たないオブジェクト参照を保持するための領域やレジスタを保持する必要がなくなるため、コンパイラではより効率的なコードが生成されます。

メソッドmethodnameはfinalである必要があります。
サブクラスにオーバーロードされることがない場合は、メソッドにfinalを宣言できます。

finalにする必要があるクラスがCodeCoachで検出された場合、クラスのメソッドはこのアドバイスをトリガーしません。

finalメソッドはインライン化できますが、より重要な点は、finalメソッドがメソッド表を使用せずに直接コールできることです。


CodeCoachの結果の操作
CodeCoachを使用したコード品質の改善
IDEからのCodeCoachアドバイスのカスタマイズ
ファイル、クラスまたはメソッドに関するCodeCoachアドバイスのカスタマイズ
コマンドラインからのCodeCoachの使用

CodeCoachメソッド・アドバイス