アクティブなビューがプロパティ参照に追加される場合、選択したアクティブなビューのプロパティを表示します。たとえば、Javaビジュアル・エディタでJButton
が選択され、Javaビジュアル・エディタがアクティブになっている場合、JButton
のプロパティがプロパティ・インスペクタに表示されます。ナビゲータで選択されているプロジェクトの場合、インスペクタにはプロジェクト・プロパティが表示されます。
インスペクタのタイトル・バーには、選択したオブジェクトの名前または「Multiple」(Javaビジュアル・エディタで複数のコンポーネントを選択した場合)という語が表示されます。プロパティは、インスペクタのメイン領域に表形式で1行に1つずつ表示されます。各行には、プロパティの表示名と現在の値が表示されます。ステータス領域が表示されている場合、インスペクタ下部のステータス領域にプロパティの説明文が表示されます。
「プロパティ・インスペクタ」には、「プロパティ」、「イベント」および「カスタマイザ」の3つのタブ付きページを表示できます(3つすべてが適用される場合)。複数のオブジェクトが選択されている場合は、プロパティ・ページのみが関係します。
プロパティの値を編集するために、インスペクタの表の行をアクティブ化すると、そのプロパティのプロパティ・エディタがセルに表示されます。固定した一連の値が適用される場合、その値はドロップダウン・リストに表示されます。値が文字列の場合、テキスト領域を直接編集できます。このタイプに対してカスタム・プロパティ・エディタが定義されている場合は、省略記号ボタンが表示されます。省略記号ボタンをクリックすると、カスタム・エディタを表示するダイアログが呼び出されます。
プロパティの独自のプロパティ・エディタを作成する場合、インスペクタに表示する内容を制御できます。プロパティ・エディタがタグをサポートする場合、プロパティ・インスペクタでは、そのタグが固定した一連の値としてドロップダウン・リストに表示されます。プロパティ・エディタがタグをサポートしない場合、プロパティ・インスペクタはエディタに問い合せて、カスタム・プロパティ・エディタをサポートするかどうかを確認します。どちらもサポートされない場合、直接入力するユーザーにはテキスト領域が表示されます。
プロパティのJavadocを表示するには、そのプロパティを右クリックし、ポップアップ・メニューから「ヘルプ」を選択します。
Beanプロパティについて
プロパティ・インスペクタのコンポーネント・プロパティについて
設計時のコンポーネント・プロパティの設定
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