メニュー・エディタにアクセスするには、Javaビジュアル・エディタでJavaファイルを開きます。これにより、「構造」ウィンドウが参照可能になります。次に、「構造」ウィンドウでメニュー、メニュー項目またはメニュー・ルート・ノードをクリックすると、メニュー・エディタが表示されます。
メニュー・エディタでメニューを作成するには、次のように複数の方法があります。
たとえば、メニュー・エディタで現在フォーカスが設定されているメニュー・コンポーネント(ハイライトされているボックスとして表示)に、ラベルを直接入力できます。[Enter]を押すとラベルが検証され、次のメニュー・コンポーネントのラベルを入力できます。また、キーボードの矢印キーを使用すると、メニュー・エディタ内の現在のフォーカスを、編集対象のメニュー内の別の位置に移動できます。[Esc]キーを押すと、メニュー内の他の場所にあるフォーカスがメニュー・バーに切り替わります。
指定したラベルのみでなく、様々なメニュー・コンポーネントも挿入できます。その場合、メニュー・エディタのツールバーを使用する方法、またはメニュー・コンポーネントを右クリックして複製されるコマンドを使用する方法があります。ツールバーおよびポップアップ・メニューでは、次の操作がサポートされています。
また、メニュー・バー内のメニューまたはメニュー内のメニュー項目をクリックし、ドラッグ・アンド・ドロップ操作を使用して、メニュー全体またはメニュー項目の1つを再配置することもできます。
JDeveloperでは、作業中に行った変更内容が同期化されます。メニュー・エディタでメニュー項目を編集すると、すべての変更内容がコード・エディタまたはプロパティ・インスペクタによりソース・コードに反映されます。ソース・コード内またはプロパティ・インスペクタでメニューを変更すると、変更内容はメニュー・エディタに反映されます。
たとえば、MenuBar
コンポーネントにMenu
を追加すると、このMenu
が「構造」ウィンドウにMenuBar
の子として表示されます。また、 Menu
またはMenuItem
のプロパティ(text
やenabled
など)を変更すると、これらの変更はコード、メニュー・エディタおよびプロパティ・インスペクタに反映されます。
JDeveloperではコード・エディタとの同期も維持されるため、メニュー設計を手動で保存する必要はありません。JDeveloperによりコードが生成され、メニュー・エディタを使用する場合と同様にコード・エディタで表示して編集できます。Javaソース・ファイルを保存すると、生成されたコードも保存されます。次回にJavaファイルを開いて「構造」ウィンドウでMenuBar
コンポーネントを選択すると、メニュー・エディタが開き、そのコンポーネントのすべての情報がリロードされます。
UI設計にメニュー・コンポーネントを追加した後、メニュー・エディタを使用してメニュー構造を設計できます。ユーザー・インタフェースでメニューをアクティブ化するには、プロパティ・インスペクタを使用してメニュー項目をイベントにアタッチするか、コード・エディタでコードを手動で入力する必要があります。
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