テストのために、以前のリリースのJDeveloperスタンドアロンOC4Jアプリケーション・サーバーにアプリケーションをデプロイできます。その場合は、Oracle Application Serverや他の本番アプリケーション・サーバーにデプロイする場合と同様に、「スタンドアロンOC4J」接続を使用します。「スタンドアロンOC4J 10.1.3」接続は使用しないでください。この接続は、現行リリースのスタンドアロンOC4Jに最も適しています。
OC4Jの埋込みインスタンス用に選択したグローバル設定またはワークスペース固有の設定は、スタンドアロン・バージョンには適用されません。スタンドアロンOC4Jを使用する場合は、JDeveloperとスタンドアロンOC4Jを次のように構成してください。
JDeveloperが完全SDKを指していることを確認します。
JAVA_HOME変数を、完全SDKを指すように設定します。jdev.conf
も、このSDKホームを指すように変更する必要があります。詳細は、JDEV_HOME\jdev\install.htm
にある『Using OC4J with JDeveloper』を参照してください。
構成ファイルをOC4J用に編集します。
スタンドアロンOC4Jインスタンスの\j2ee
ディレクトリ内で関連構成ファイルを検索し、みつかった構成ファイルを手動で編集します。
server.xml
: このファイルを編集して、コンパイラの場所、実行モードおよびソース・ファイルのエンコーディングを指定します。適切なJavaコンパイラを指すには、<java-compiler>
タグを追加します。<java-compiler>
内のパスがPATHに含まれていることを確認します。
global-web-application.xml
: このファイルを編集して、web.xml
とタグ・ライブラリ・ディスクリプタ、メイン・モード、タグの再利用、ページの有効範囲の検証を指定するか、リクエスト時イントロスペクションを指定します。
system-jazn-data.xml
: レルム、ユーザー、ロール、ポリシーおよびログイン構成を指定します。
data-sources.xml
: グローバル・データソースとアプリケーション固有のデータソースを指定します。
orion-application.xml
: アプリケーションで使用するライブラリを指定します。
注意: 必ずスタンドアロンOC4Jに付属のadmin.jar
を使用してください。デプロイ先のOC4Jのバージョンと一致しないadmin.jar
を使用すると、デプロイが失敗する場合があります。JDeveloperの「アプリケーション・サーバー接続」ウィザードを使用して接続を設定する際、OC4Jスタンドアロン・インスタンスのadmin.jar
を使用するようにデプロイメントを構成できます。
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