JDeveloperには、UIコンポーネントをWebページに挿入するための2つのパレットが用意されています。データ・コントロール・パレットは、すでにデータ・バインドされたコンポーネントを挿入する場合に使用します。また、コンポーネント・パレットは、標準JSPおよびHTML要素、標準Struts要素、またはADF Facesコンポーネントを含むJSFコンポーネントを挿入する場合に使用します。ページを作成後、データ・コントロール・パレットを使用してADFバインディングを既存のUIコンポーネントに追加できます。
ページ内の各コンポーネントに対してADFバインディング式を手動で入力できますが、データ・コントロール・パレットを使用することをお薦めします。データ・コントロール・パレットを使用する主な利点は、必要なADFオブジェクトがすべて自動的に作成されることです。
DataBindings.cpx
ファイルおよびページに対応するエントリ。
web.xml
に追加することで、リクエスト・スコープに追加されます。
faces-config.xml
に登録されます。
注意: たとえば、データ・コントロール・パレットのコンポーネントを使用してWebページを作成(ADFバインディングの参照には構文を使用)し、そのページのソース・コードを表示します。
データ・コントロール・パレットおよびコンポーネント・パレットでは、いずれもコンポーネントを挿入してWebページを作成できますが、StrutsベースのJSPページにはHTML要素を挿入できないことに注意してください。StrutsベースのWebアプリケーションを使用する場合は、コンポーネント・パレットのStrutsページから選択したStruts要素がページに含まれている必要があります。一方、データ・コントロール・パレットを使用する場合は、パレットにより、ページの表すアプリケーションの形式(Strutsまたはモデル1)が検出され、選択に応じて適切なコンポーネントが表示されます。
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