「新規ブレークポイント」または「ブレークポイントの編集」ダイアログ - 「条件」

ブレークポイントに適用する条件を指定します。条件が有効な場合のみブレークポイントが発生します。

条件
ブレークポイントに適用する条件を入力します。条件付きブレークポイントは、特定の条件が満たされた場合(条件がtrueと評価された場合)のみ発生します。たとえば、a > 2 && b > 2と入力すると、ブレークポイントは、abの両方が2より大きい場合のみ発生します。
標準のJava構文を使用して、条件を指定します。通常、デバッガでは、式の評価中はJavaメソッドを実行できません。ただし、文字列に対するequalsメソッドは、デバッガによって評価されます。例外ブレークポイントの条件でthrow例外オブジェクトを使用するには、_throwを使用します。
PL/SQLをデバッグする場合は、有効なPL/SQL構文を使用して条件を表します。
rect.width > 100
myArray.length != 0
buffer[7] == 'c'
(keyEvent.modifiers & java.awt.event.InputEvent.CTRL_MASK) != 0
java.awt.event.InputEvent.CTRL_MASK) != 0
s != null && s.count > 0
o instanceof java.lang.String
_throw.detailMessage.value[0] == 'P'
スレッド・オプション
次のいずれかを選択します。

すべてのスレッドでブレーク
ブレークポイントが、任意のスレッドで検出されるとブレークします。
指定スレッドでのみブレーク
ブレークポイントが、このテキスト・フィールドで指定した名前と一致するスレッドで検出された場合にブレークします。
指定スレッド以外でのみブレーク
ブレークポイントが、このテキスト・フィールドで指定した名前と一致しないスレッドで検出された場合にブレークします。
このオプションは、一部のコードを特定のスレッドでのみ実行する必要があるマルチスレッド・プログラミングのデバッグ時に役立ちます。たとえば、Swing(Java Foundation Classes)のメソッドの多くは、AWTイベント・ディスパッチ・スレッドでのみコールする必要があります。適切でないスレッドでこれらのメソッドをコールしている可能性がある場合、ブレークポイントを設定し、「指定スレッド以外でのみブレーク」をチェックして、テキスト・フィールドにAWT-EventQueue-0と入力します。
パスの回数
ブレークポイントが発生する前に、ブレークポイントを無視する回数を入力します。

関連項目
ブレークポイント・ウィンドについて
ブレークポイントを条件付きにする
ブレークポイントの編集
ブレークポイント・グループの管理
デバッガでのJava式の使用方法
デバッガで許容される有効なPL/SQL式の使用