ビジネス・コンポーネントのデータ・コンポーネント・タグを使用したビューの参照

ビジネス・コンポーネントのデータ・コンポーネント・タグは、ビジネス・コンポーネント・データソースのビューを参照するためのJSPページを作成する際に使用します。コンポーネント・タグはビュー上で機能し、他のタイプのデータ・タグよりも高度なレベルの抽象化を提供します。コンポーネント・タグの機能は、コンポーネントJSPファイルによって提供されます。コンポーネント・タグをJSPファイルに挿入すると、コンポーネントのJSPファイルは自動的にプロジェクトに追加されます。

次の例は、ビュー・オブジェクトCustomersView1に関連付けられた参照ページCustomersView1_Browse.jspを示しています。

<%@ taglib uri="/webapp/DataTags.tld" prefix="jbo" %>
<%@ page contentType="text/html;charset=windows-1252"%>
<html>
  <head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=windows-1252"> <title>untitled</title> </head> <body> <jbo:ApplicationModule id="mypackage1_AppModuleDataControl" definition="DataBindings.mypackage1_AppModuleDataControl" releasemode="Stateful" /> <jbo:DataSource id="ds" appid="mypackage1_AppModuleDataControl" viewobject="CustomersView1" /> <jbo:DataHandler appid="mypackage1_AppModuleDataControl" /> <jbo:DataTransaction appid="mypackage1_AppModuleDataControl" /> <h1>CustomersView1 Browse Form</h1> <table cellspacing="2" cellpadding="3" border="1" width="100%"> <tr> <td> <jbo:DataScroller datasource="Ds" /> </td> </tr> <tr> <td> <jbo:DataTable datasource="Ds" /> </td> </tr> </table><jbo:ReleasePageResources/> </body> </html>
ビジネス・コンポーネントのコンポーネント・タグを使用して参照ページを作成するには、次のようにします。
  1. ワークスペースおよびビジネス・コンポーネント・プロジェクトを作成します
  2. Webアプリケーション用の空のプロジェクトを作成します

    参照、編集および問合せJSPページをすべてこのプロジェクトに格納し、これらのJSPページがコンポーネント・ファイルおよびその他のソースを共有できるようにします。

  3. 「ビジネス・コンポーネントのJSP」テクノロジを選択して(これをサポートしている他のテクノロジも選択されます)、Webアプリケーション・プロジェクトの関連テクノロジ・スコープを設定します。
  4. 簡単なJSPページを作成します

    次のステップで、コンポーネント・パレットからJSPデータ・タグを挿入し、JSPページを編集します。多くのタグを挿入すると、補助ファイルがJSPプロジェクトに追加される原因となります。

  5. ページのビジネス・コンポーネント接続を定義します
  6. <jbo:DataSource>タグを挿入し、ページのデータソースを定義します。ビュー・オブジェクトにアクセスを提供するこのタグは、コンポーネント・パレットのビジネス・コンポーネントの接続ページにリストされています。「データソース」ダイアログの最初のページで、ビュー・オブジェクトを選択します。2番目のページで、idを指定し、必要に応じてその他の属性を設定します。
  7. 静的HTMLフレームワークを作成します。一部のHTMLタグは、コンポーネント・パレットのHTMLページから挿入できます。その他のHTMLタグは、ページの「コード」ビューを使用して一つ一つ追加する必要があります。
  8. <jbo:DataHandler><jbo:DataTransaction>、<jbo:DataScroller>および<jbo:DataTable>などのデータ・コンポーネント・タグを挿入します。データソースと対話するこれらのタグは、「コンポーネント・パレット」のビジネス・コンポーネントの接続ページにリストされています。

JSPファイルを右クリックして「実行」をクリックすると、JSPページをテストできるようになります。


一般的なビジネス・コンポーネントのJSPフォームについて
ビジネス・コンポーネントのデータ・コンポーネント・タグについて

JSPページおよびビジネス・コンポーネント・データ・タグの使用
ビジネス・コンポーネントのデータ・コンポーネント・タグを使用したビューの編集
ビジネス・コンポーネントのデータ・コンポーネント・タグを使用したビューの問合せ

リファレンス: ビジネス・コンポーネント・データ・タグ・ライブラリ