JavaServer Faces(JSF)仕様は、Java Community Process(JCP)の下のJSR 127として、Sun社が中心となって作成されました。この仕様では、豊富なユーザー・インタフェースを使用してJavaベースのWebアプリケーションを構築するための、サーバー側のユーザー・インタフェース・コンポーネント・フレームワークが提供されます。
JSFテクノロジでは、Model-View-Controller(MVC)のモデル2アーキテクチャに基づいて、ロジックとプレゼンテーションが明確に区別されているため、チーム・メンバーは開発プロセスのそれぞれの担当箇所に集中できます。JSFテクノロジには、豊富で柔軟なコンポーネント・アーキテクチャが用意されています。このアーキテクチャによって、コンポーネントのレンダリング、状態、イベント、データの変換と検証、およびWebアプリケーションのライフサイクル全体を管理するコントローラ・サーブレットが処理されます。
JDeveloperには、JSF Reference Implementation 1.1_01が同梱されており、これには、JSPページでユーザー・インタフェース(UI)コンポーネントを表現し、コンポーネントをサーバー側オブジェクトに結びつけるJSPカスタム・タグ・ライブラリが含まれています。JSFは、最小の状態でも、サーブレット2.3およびJSP 1.2仕様をサポートするJ2EE Webコンテナで実行されます。UIコンポーネントを示し、その機能を管理するJSF Java APIは、Servlet APIの最上部に直接階層化されています。
JSFの詳細は、次の外部資料を参照してください。
Copyright © 1997, 2006, Oracle. All rights reserved.