Oracle ADFアプリケーションを実行するには様々な方法があります。通常、ナビゲーション・ダイアグラムまたはページ・フロー・ダイアグラムがある場合は、そこからアプリケーションを実行できます。また、ビューを含むプロジェクトをアプリケーション・ナビゲータから実行して、アプリケーションを実行する方法もあります。
ADF対応Webページをブラウザ内で実行している間に、そのページのUIモデル参照を変更した(たとえば、データ・コントロール・パレットからコンポーネントをドロップした)場合、ブラウザを閉じ、そのアプリケーションをもう1度実行する必要があります。ブラウザを更新して、再コンパイルされたWebページを表示するだけでは、UIモデル定義は再ロードされません。
Strutsアプリケーションの場合、Strutsコントローラ・サーブレットはWebページを開始するためにアクション・パスを必要とするため、ナビゲータからWebページを直接実行すると、Strutsコントローラがバイパスされます。Strutsアプリケーションでページを実行するには、既存のアクション・リクエストURIを起動する必要があります。
Oracle ADF Webアプリケーションを実行するには、次のようにします。
アプリケーション・ナビゲータで、Webアプリケーションを含むプロジェクトを右クリックして「実行」を選択します。使用可能なページまたはアクションからの選択を要求するダイアログが表示されます。
または
または
または
Solarisのみ: Solaris版のJDeveloperで埋込みOC4Jサーバーを使用してStruts Webページを実行している場合、コンソールには、「Warning: translation table syntax error: Unknown keysym name: SunCopy
」で始まる、一連の無害な警告が表示されます。これらのエラー・メッセージは無視できます。
Oracle ADF Business Componentsクライアントを実行する際の注意
ローカル・モード以外の任意のモードでOracle ADF Business ComponentsにアクセスするWebページを実行する場合、最初にビュー・コントローラ・プロジェクトのDataBindings.cpx
ファイルでランタイム構成を設定する必要があります。実行時に、開発者が指定した .cpx
ファイルのメタデータ定義により、Oracle ADFデータ・バインディング・コンテキストが作成され、指定されたランタイム構成を使用してクライアント・アプリケーションがビジネス・サービスにアクセスすることが許可されます。ADF Business Componentsクライアントとともに使用するランタイム構成を選択するには、「Oracle ADF Business Componentsクライアント・アプリケーションの実行」を参照してください。
リモートEJB構成を使用してOracle ADF Business Componentsクライアントを実行する(クライアント・プロジェクトのランタイム構成としてAppModuleASを選択することにより)場合、メッセージ・ログでCannot initialize data model
と表示されることがあります。この場合は、クライアント・プロジェクトでWebアプリケーション・アーカイブ(WAR)ファイルを作成し、「ModelEJB.deploy」をそのWARファイルのプロファイル依存性に追加する必要があります。WARファイルの作成とそのプロファイル依存性の設定の詳細は、「ADF Business Components EJBセッションBeanへのクライアント・アクセスの付与」を参照してください。
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