モデル・プロジェクトでのEnterprise JavaBeansコンポーネントの使用
このトピックは、「モデル・プロジェクト用のビジネス・サービスの作成」の手順に従って、Enterprise JavaBeansがビジネス・サービス・テクノロジとして選択されていることを前提としています。
WebベースのEJBアプリケーションを作成するには、次のようにします。
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「新規」ギャラリで、「Enterprise JavaBeans」ノードを選択します。
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「項目」リストで、「EJBダイアグラム」または「CMPエンティティBean(表ベース)」を選択します。
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UMLモデリングに慣れている場合は、「EJB Diagram」を選択することをお薦めします。「EJB Diagram」では、EJBを設計するためのグラフィカル・インタフェースが用意されています。表をダイアグラム上にドラッグして、EJBを作成できます。EJB 3.0コンポーネントのダイアグラムは作成できないことに注意してください。詳細は、関連項目のトピックを参照してください。
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慣れていない場合は、「CMPエンティティBean(表ベース)」を選択し、ウィザードを使用してCMPエンティティBeanを作成できます。
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エンティティBeanを定義します。またオプションで、ビジネス・ロジックおよびカスタムfinderメソッドを追加します。
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セッション・ファサード・デザイン・パターンを実装するためのセッションBeanを作成します。
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クライアントのデータのニーズを分析します。クライアントの設計が完了しているかどうかにかかわらず、この時点で、クライアントで表示する必要があるデータを決定し、それらのデータ間の関係を指定する必要があります。ビジネス・サービス・メソッドをセッションBeanに追加するか、エンティティBeanに追加します(あるいはその両方)。これらのBeanにより、クライアントが必要とするデータが提供されます。
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EJB 2.xを使用している場合は、エンティティBeanにデータ転送オブジェクトを生成します。リモート・インタフェースおよびローカル・インタフェースに別々のオブジェクトが作成されることに注意してください(EJB 3.0では、DTOは使用されません)。
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データ・バインドされたアプリケーション・クライアントを作成するために、EJBセッションBeanをOracle ADFデータ・コントロールに登録します。
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「ViewController」プロジェクトにビジネス・オブジェクトのクライアントを作成します。
関連項目
モデル・プロジェクト用のビジネス・サービスの作成
EJBのモデリングについて
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