JSPページのADFイテレータ・バインディング参照の編集

既存のイテレータ・バインディングのデータ・コレクション定義を変更すると、Webページには元のイテレータのコレクションに対する無効な参照が含まれます。ページのバインディング定義と、Webページのソース内におけるこれらのバインディングへの参照を編集する必要があります。

イテレータ・バインディングの使用方法を変更するには、次のようにします。

  1. 「表示」 次の選択 「構造」ウィンドウを選択し、「構造」を表示します。
  2. 「アプリケーション・ナビゲータ」で、イテレータ・バインディングを編集するJSPページを右クリックし、「ページ定義に移動」を選択します。
  3. 「構造」ウィンドウで、「ページ定義」の「バインディング」ノードを開き、バインディングのリストを表示します。
  4. 変更したイテレータを参照しているバインディングをダブルクリックします。

    バインディング・エディタには、前に選択したイテレータの新規定義コレクションが表示されます。

  5. バインディング・エディタを使用し、新規コレクションに基づいて目的のビジネス・オブジェクトを選択し、「OK」をクリックします。

    選択した属性の名前をメモしておいてください。この属性名がこのバインディング定義の新規IDになります。

  6. バインディングのリストで同じバインディングが選択された状態で、「表示」 次の選択 「プロパティ・インスペクタ」を選択します。
  7. 「プロパティ・インスペクタ」で、バインディングの「ID」を編集し、バインディング・エディタで選択した属性と同じ名前になるようにします。
  8. イテレータ・バインディングを参照するPageDef.xml内のバインディングごとにこの手順を繰り返します。

Webページのバインディング参照を編集するには、次のようにします。

  1. JSPおよびHTMLソース・エディタでWebページを開き、編集したバインディングを参照している式を検索します。
  2. 次のようにこの式を編集し、指定した新規バインディングIDを参照するようにします。

    <c:out value="${bindings.OldValueBindingName}"/>

    また、次のように、式を使用しないHTML要素も編集します。

    <html:text property="OldValueBindingName"/>


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