エンティティ・オブジェクト定義でのデータベース監査証跡の有効化
Oracle ADFアプリケーションのJAASを活用してデータベース変更の監査証跡を作成できます。詳細は、「エンティティ・オブジェクト定義における監査証跡について」を参照してください。
エンティティ・オブジェクト定義でデータベースの監査証跡を有効化するには、次のようにします。
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アプリケーションに有効なJAAS認証があることを確認します。
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次の列を1つ以上追加して、データベースの表を変更します。
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行作成の日付を格納するための、DATE型(時間情報の表示が不要な場合)またはTIMESTAMP型の列
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行作成者のJAASユーザー名を格納するための、VARCHAR2型の列
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行の最終変更日付を格納するための、DATE型(時間情報の表示が不要な場合)またはTIMESTAMP型の列
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行の最終変更ユーザーのJAASユーザー名を格納するための、VARCHAR2型の列
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行が変更された回数を格納するための、NUMBER型の列
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この表に基づくエンティティ・オブジェクト定義を作成します。このエンティティ・オブジェクトがすでに存在する場合は、ステップ1で追加した各列について、エンティティ・オブジェクト定義に属性を追加します。
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システム・ナビゲータまたはアプリケーション・ナビゲータで、エンティティ・オブジェクトを右クリックし、「編集」を選択します。
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新規のデータベース列の1つに対応する各エンティティ属性について、次のことを実行します。
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「属性」ノードで属性ノードを選択します。
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「履歴列」を選択し、該当する履歴列の型を指定します。
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「OK」をクリックします。
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そのエンティティ・オブジェクトに基づく各ビュー・オブジェクトを右クリックし、「編集」を選択します。ウィザードが開いた後、ただちに「OK」をクリックできます。
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TIMESTAMP型の列では、時間部分のみ表示する場合、「コントロール・ヒント」フォーマッタ・プロパティを定義します。
「エンティティ・オブジェクト」ウィザードの詳細は、「ヘルプ」をクリックしてください。
関連項目
Oracle ADF Business Componentsを使用したセキュリティの実装
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