JSF HTMLライブラリ - <h:selectOneRadio>タグ

ユーザーが1つの値を選択できるように、一連のラジオ・ボタンを作成します。コンポーネントは、コンポーネントの子、つまり1つ以上のUISelectItemコンポーネントとUISelectItemsコンポーネントによって表される各選択肢の<input>要素を表セルとして持つ<table>要素としてレンダリングされます。<input>要素は、type属性が"radio"に、name属性がコンポーネントのクライアントIDにそれぞれ設定されてレンダリングされます。さらに、各<input>要素は、for属性がコンポーネントのクライアントIDに設定されて<label>要素内にネストされます。コンポーネントのいずれかの値に一致するすべての選択肢について、対応する<input>要素のchecked属性が設定されます。

構文

<h:selectOneRadio value="value"
	[id="id"]
	[binding="componentBinding"]
	[rendered="true|false"]
	[converter="converter"]
	[required="true|false"]
	[immediate="true|false"]
	[validator="validatorMethod"]
	[valueChangeListener="listenerMethod"]
	[disabledClass="styleClass"]
	[enabledClass="styleClass"]
	[layout="lineDirection|pageDirection"]
	<!--HTML attributes-->
>
	<f:selectItem> and/or <f:selectItems> action components
/h:selectOneRadio>    

属性

disabledClass
文字列。無効な選択肢の<label>要素で使用するCSSクラス。
enabledClass
文字列。有効な選択肢の<label>要素で使用するCSSクラス。
id
文字列。このコンポーネントのコンポーネント識別子。値は、ネーミング・コンテナである最も近い親コンポーネント内で一意である必要があります。
immediate
ブール値。このコンポーネントの値は、検証処理フェーズまで待機するのではなく、リクエストの適用フェーズ中に変換および検証される必要があることを示すフラグ。
layout
文字列。エラー・メッセージのレンダリング時に使用するレイアウト・マークアップのタイプ。有効な値は"table"(HTML表)または"list"(HTMLリスト)です。指定しない場合、デフォルト値は"list"です。
rendered
ブール値。レンダー・レスポンス・フェーズ中にこのコンポーネントをレンダリングするかどうか、または後続のフォーム発行でこのコンポーネントを処理するかどうかを示すフラグ。
required
ブール値。ユーザーがこの入力コンポーネントに対して発行済の値を指定する必要があるかどうかを示すフラグ。
validator
文字列。検証処理フェーズ中にコールされるバリデータ・メソッドを表すMethodBinding。検証処理フェーズでは、このコンポーネントの値の正確性チェックが実行されます。式では、FacesContextUIComponentおよびObjectパラメータを取るpublicメソッドを評価し、戻り型がvoidである必要があります。
value
オブジェクト。このコンポーネントの現在の値。
valueChangeListener
文字列。この入力コンポーネントに対して新規の値が設定されると通知を受け取る値の変更リスナー・メソッドを表すMethodBinding。式では、ValueChangeEventパラメータを取るpublicメソッドを評価し、戻り型がvoidである必要があります。

JSFでサポートされているHTML 4.01属性(オプション)については、「JSF標準コンポーネントのタグ属性の概要」を参照してください。

このタグおよびすべてのJSF Core要素とHTML要素の詳細は、次のURLの「W3C JavaServer Faces 1.1 Specification」を参照してください。
http://java.sun.com/j2ee/javaserverfaces/1.1/docs/tlddocs/index.html


リファレンス: JSF標準コンポーネント