実行時の問合せのWHERE句またはORDER BY句の変更

ビュー・オブジェクトでsetWhereClause()またはsetOrderByClause()をコールすることにより、問合せのWHERE句またはORDER BY句を実行時に変更できます。

注意: setWhereClause()はビュー・オブジェクトの問合せを変更する最も簡単な方法ですが、最も効率的な方法とはかぎりません。可能であれば、パラメータ化されたWHERE句または構造化されたWHERE句を使用してください。詳細は、関連項目のトピックを参照してください。

問合せのWHERE句を実行時に変更するには、次のようにします。

  1. 新しいWHERE句を含む文字列を作成します。WHEREという語句は文字列に含めないでください。WHERE句を完全に削除する場合は、nullを使用します。たとえば、次の定義はどちらも適切です。
    String whereClause = "ORDER_TOTAL > 500";
    String whereClause = null;        
  2. この文字列をsetWhereClause()に渡します。たとえば、変更するビュー・オブジェクト・インスタンスを保持する変数がOrdVOの場合、次のようにコールします。

    ordVO.setWhereClause(whereClause);

問合せのWHERE句を実行時に変更するには、次のようにします。

  1. 新しいORDER BY句を含む文字列を作成します。ORDER BYという語句は文字列に含めないでください。ORDER BY句を完全に削除する場合は、nullを使用します。たとえば、次の定義はどちらも適切です。
    String orderByClause = "ORDER_TOTAL";
    String whereClause = null;        
  2. この文字列をsetOrderByClause()に渡します。たとえば、変更するビュー・オブジェクト・インスタンスを保持する変数がOrdVOの場合、次のようにコールします。

    ordVO.setOrderByClause(orderByClause);


実行時にビュー・オブジェクト問合せを変更する方法
Oracle ADFビュー・オブジェクトについて
ビュー・オブジェクト・インスタンスとビュー・リンク・インスタンスについて
ビュー・オブジェクト定義のカスタム問合せの指定
データ・モデル内のビュー・オブジェクト・インスタンスの検索
パラメータ化されたWHERE句の使用方法
構造化されたWHERE句の使用方法