データ・バインドされたWebページまたはADF Swingフォームを介してOracle ADF Business Componentsにアクセスする場合、ビジネス・コンポーネント・プロジェクトには、そのクライアント・アプリケーション用のランタイム・アプリケーション・モジュール接続を指定する構成が必要です。
JDeveloper内でADFアプリケーションを実行する場合、ビジネス・コンポーネント・クライアントは、デフォルトのローカル構成を使用します。
後から、次の目的で、ADFクライアント・プロジェクトのアプリケーション・モジュール構成を編集できます。
ADFクライアントがアプリケーション・モジュールのデプロイ・シナリオを識別する際に使用する接続情報を更新するため
構成を作成するには、次のようにします。
アプリケーション・ナビゲータで、ビジネス・コンポーネント・モデル・プロジェクトに対応する「アプリケーション・ソース」フォルダ内のモデル・パッケージを開きます。アプリケーション・モジュール・ノードを右クリックし、「構成」を選択して、「Configuration Manager」ダイアログを表示します。
「新規」をクリックします。
「アプリケーション・モジュール」タブのF1ヘルプの説明に従って、中間層サーバー・タイプおよび定義済のJDBC URL接続を選択するか、JDBCデータソースを指定します。
構成ファイルを編集するには、次のようにします。
アプリケーション・ナビゲータで、ビジネス・コンポーネント・モデル・プロジェクトに対応する「アプリケーション・ソース」フォルダ内のモデル・パッケージを開きます。アプリケーション・モジュール・ノードを右クリックし、「構成」を選択して、「Configuration Manager」ダイアログを表示します。
「構成エディタ」ダイアログで構成を編集するには、編集する構成をリストから選択して「編集」をクリックします。
「アプリケーション・モジュール」タブのF1ヘルプの説明に従って、中間層サーバー・タイプおよび定義済のJDBC URL接続を選択するか、「JDBCデータソース」を指定します。
構成エディタのダイアログで別の「中間層デプロイメント・タイプ」オプションを選択し、構成ファイルで指定されているデプロイメント・プラットフォームを変更した場合は、次のようにビジネス・コンポーネント・プロジェクトを更新して新規プラットフォーム用のライブラリを追加する必要があります。
ビジネス・コンポーネント・プロジェクトをコンパイルします。
注意: 構成にアクセスするときは、アプリケーション・モジュール用のADFデータ・コントロールを使用しますが、構成情報はbc4j.xcfg
ファイルに記録されます。このファイルはアプリケーション・ナビゲータでは非表示で、システム・ナビゲータでは表示されます。
クライアント・プロジェクトで新しい構成を参照する場合、DataBindings.cpx
ファイルを編集する必要があります。
.cpx
ファイル内で各データ・コントロールが参照する構成パスは、一意である必要があります。様々なプロジェクトのビジネス・コンポーネントにアクセスするためにデータ・バインドされたフォームを作成し、「JBO-33005: 構成UsersProductAMLocalが見つかりません。」という例外が戻される場合は、bc4j.xcfg
への構成パスを両方のビジネス・コンポーネント・プロジェクトに対して一意になるように変更する必要があります。
ADFクライアント・アプリケーションでビジネス・コンポーネント構成を参照するには、次のようにします。
クライアント・プロジェクト・フォルダで、「DataBindings.cpx」ノードを検索します。アプリケーション・ナビゲータでは、「アプリケーション・ソース」フォルダにノードが表示されます。
「DataBindings.cpx」ノードを選択して、「構造ウィンドウ」を表示します。
「構造」ウィンドウでは、「データ・コントロール」ノードを開いて、AppModuleDataControlノードを選択します。
「プロパティ・インスペクタ」を開いて、「構成」フィールドに表示されているドロップダウン・リストから目的の構成を選択します。
JSPプロジェクトのビジネス・コンポーネント構成プロパティについて
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