アプリケーションで使用されているビジネス・サービスがデータ・コレクションに対する作成操作をサポートしている場合、この操作を使用して表に新規行を挿入できます。新規行は、ユーザーがフォームに対して発行操作を実行するまで作成されません。デフォルトの作成操作では、作成と挿入が2つのステップに分けられているため、ユーザーは空の新規行を表示しなくても(「戻る」ボタンを使用して)前のページに戻ることができます。
注意: アプリケーションにADF Business Componentsが使用されている場合、必要に応じて、コンポーネントの所定の位置への挿入を使用可能にできます。これを行うには、アクション・バインディング・エディタの「CreateInsert」操作を使用します。詳細は、次を参照してください。
作成操作を使用して行を挿入するWebページを作成するには、次のようにします。
StrutsベースのJSPを作成する場合、Strutsページ・フローを使用してページを作成する必要があります。
forEach
文の上に表示されます)。次はその例です。
addTo...()
メソッドをドラッグ・アンド・ドロップします。
注意: 「データ・コントロール・パレット」では、現在のWebページのバインディング・コンテキストのすべてのデータ・コレクションに適用される操作(「Commit」や「Rollback」など)は、階層の最上位にあるフォルダに表示されます。
入力ページを作成し、作成操作を処理するための手順の例は、次のとおりです。
注意: 次の例では、ページ・コントロールにStrutsを使用していると仮定しています。モデル1スタイルのJSP(コントローラなし)を作成している場合、ページ間のフロー・コントロールをマニュアルでコーディングする必要があります。「JSPページでのフロー制御について」を参照してください。
注意: Create操作では、ユーザーがレスポンスによってトランザクションを発行するまで新規行は挿入されません。ただし、ADF Business Componentsを使用して、新規行の作成と挿入の両方を1回のアクションで行うことができます。行を1回のアクションとして作成および挿入するには、ボタンのアクション・バインディングを編集し、「CreateInsert」を選択します。また、「CreateInsert」操作イベント名にあわせてページ・フォワード遷移の名前も変更する必要があります。
データ・コントロール・パレットについて
ADFバインディングを使用したJSPフォームの作成
ADFバインディングを使用した表の作成
JSPページのADFバインディング式の編集
ADFイテレータ・バインディングを使用した行フェッチの制限
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