古いアプリケーション・モジュール・インスタンスのタイムアウトの許可

アプリケーション・モジュール・プールでは、リソースが少なくなってくると、アプリケーション・モジュールがリサイクルされます(詳細は、「アプリケーション・モジュール・プールについて」を参照してください)。ただし、リサイクルが不要であっても、メモリーを節約するために古いアプリケーション・モジュールのタイムアウトを許可できます。

古いアプリケーション・モジュール・インスタンスのタイムアウトを許可するには、次のようにします。

  1. プロパティjbo.ampool.minavailablesizeを負でない整数に設定します(デフォルトは5)。これは、プールでタイムアウトなしに管理される使用可能なアプリケーション・モジュール・インスタンスの最小数です。

    たとえば、このプロパティを10に設定すると、アプリケーション・モジュール・プールに10以下のインスタンスが格納されている場合は、どのインスタンスもタイムアウトになりません。

  2. プロパティjbo.ampool.maxinactiveageを負でない整数に設定します(デフォルトは600000)。これは、タイムアウトの対象になるためにアプリケーション・モジュール・インスタンスがチェックインされているべき時間(ミリ秒)です。

    たとえば、このプロパティが300000に設定されていて、プロパティjbo.ampool.minavailablesizeによって指定された数を超えるインスタンスがある場合、プールでは、チェックインされてから300秒を超えるインスタンスのタイムアウトが開始されます。


Oracle ADFアプリケーション・モジュールについて