ビジネス・コンポーネント・データ・アクセス・タグ - <jbo:ShowHint>

指定した属性の使用可能なコントロール・ヒントを表示します。

JSP構文

<jbo:ShowHint
   [ datasource="datasourceInstanceName" ]
   [ dataitem="attributeName" ]
   hintname="LABEL | TOOLTIP | DISPLAYHINT | CONTROLTYPE | DISPLAYWIDTH | DISPLAYHEIGHT | FORMTYPE"
/>

注意: ヒント名は大文字である必要があります。

説明

<jbo:ShowHint>データ・タグを使用すると、JSPページで指定した属性のControl Hintプロパティを表示できます。Control Hintはビュー・オブジェクトまたはエンティティ・オブジェクトの属性のプロパティで、ビジネス・コンポーネントの開発者が定義できます。ある属性についてControl Hintが定義されていると、ウェブ・アプリケーションでは、その情報を使用してクライアントに対するdataitemがレンダリングされます。コントロール・ヒントのレンダリング方法は、クライアントによってそのアクションがサポートされているかどうかによって異なります。

たとえば、ビュー・オブジェクトまたはエンティティ・オブジェクトの属性には、ビジネス・コンポーネントで使用する名前が使用されます。その属性がクライアント・アプリケーションのUIに表示されると、コントロール・ヒント・ラベルとなります。ほとんどの場合、属性のコントロール・ヒント・ラベルを表示するには、内部的に使用される属性名よりも、<jbo:ShowHint>データ・タグを使用します。

<jbo:InputRender>または<jbo:RenderValue>データ・タグや、ビジネス・コンポーネント・データ・タグ・ライブラリのいずれかのコンポーネント・タグ(たとえば<jbo:DataTable>)を使用して属性値を表示する場合、コントロール・ヒントを表示するのに<jbo:ShowHint>タグを使用する必要はありません。ビジネス・コンポーネントのレンダリング・データ・タグおよびコンポーネント・タグでは、使用可能なコントロール・ヒントを使用して、実行時にコントロールをレンダリングする方法を決定します。

oracle.jbo.AttributeHintsも参照してください。

属性

この例では、ページに属性のラベルをそのまま使用し、その後に属性の値を表示しています。

<table>
   <tr>
      <td><jbo:ShowHint datasource="ds1" dataitem="Deptno" hintName="LABEL" /></td>
      <td><jbo:ShowValue datasource="ds1" dataitem="Deptno" /></td>
   </tr>
</table>


コントロール・ヒントおよびビジネス・コンポーネント・データ・タグについて
コントロール・ヒントを使用したUIのカスタマイズ
UI用のフォーマッタおよび形式マスクの定義