標準JSFのUIInput
コンポーネントと同様に、ADF Facesの入力コンポーネント(inputText
、selectBooleanCheckbox
、selectInputText
、selectManyListbox
、selectOneChoice
など)は、required
およびimmediate
属性をサポートします。
required
がtrue
の場合は、コンポーネント・ラベルの横に自動的にアスタリスク(*
)が表示され、値の入力が必須であることをユーザーに示します。required
がfalse
の場合でも、コンポーネント・ラベルの横にアスタリスクを表示するには、showRequired
属性をtrue
に設定します。
required
がtrue
の場合は、ADF Faces入力コンポーネントのrequiredMessageDetail
属性も設定できます。このrequiredMessageDetail
属性を使用すると、必須入力の検証に失敗した場合に表示するメッセージをオーバーライドできます。つまり、フォームが発行され、必須の入力コンポーネント値がNULLまたは空の場合は、(デフォルトの必須メッセージのかわりに)カスタム・エラー・メッセージが表示されます。メッセージのカスタマイズの詳細は、「ADF Facesのエラー・メッセージのカスタマイズについて」を参照してください。
注意:
required
属性とshowRequired
属性が設定されている場合に、ユーザーの入力が必須であることを視覚的に示すアスタリスクを表示しないためには、両方をfalse
に設定する必要があります。
selectManyShuttle
およびselectOrderShuttle
コンポーネントにはshowRequired
属性がありません。いずれかのコンポーネントのrequired
属性をtrue
に設定すると、後続リストのヘッダーの横にアスタリスクが自動的に表示されます。
selectRangeChoiceBar
コンポーネントにはrequired
属性がありません。
outputLabel
コンポーネントのshowRequired
属性を設定するか(「OutputLabelを使用した入力コンポーネントのラベルの表示」を参照)、panelLabelAndMessage
ラッパーにshowRequired
属性を設定します(「ADF Facesシンプル入力コンポーネントのラベルおよびメッセージの表示」を参照)。
immediate
がtrue
の場合、コンポーネント値は、プロセスの検証フェーズではなくリクエスト値の適用フェーズで変換および検証されます。次の入力コンポーネントにはimmediate
属性がありません。
chooseColor
chooseDate
selectItem
自動発行およびADF Faces入力コンポーネントについて
ADF Faces入力コンポーネントでのラベルおよびメッセージ表示のサポートについて
必須値およびimmediate属性について
ADF Faces入力コンポーネントの概要
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