ユースケース・モデラー・テンプレートのカスタマイズ
XHTMLファイルは、ユースケース・モデラーの一部のオブジェクトをサポートするドキュメントのテンプレートとして使用されます。各オブジェクト型に対して最初に作成するドキュメントの外観や他の属性は、基礎となるテンプレート・ファイルをカスタマイズして決定できます。後述する説明に従ってテンプレート・ファイルを開いた後は、ソース・コードを直接編集したり、HTMLビジュアル・エディタで提供されている様々な機能を使用できます。
ユースケース・モデラー・テンプレートを開くには、次のようにします。
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「ファイル」
「開く」の順に選択します。次に、<jdev_install>/jdev/system/oracle.bm.XXX/templates/usecase
フォルダにナビゲートし、格納されているファイルの1つをダブルクリックして開きます。
ファイルの名前と用途は次のとおりです。
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Actor.xhtml_act: アクター・ドキュメントのテンプレート。
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Casual.xhtml_usc: 略式ユースケース・ドキュメントのテンプレート。
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FullyDressed.xhtm_usc: 正式ユースケース・ドキュメントのテンプレート。
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Milestone.xhtml_sub: 「Subject - Milestone」ユースケース・ドキュメントのテンプレート。
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SystemBoundary.xhtml_sub: 「Subject - System Boundary」ユースケース・ドキュメントのテンプレート。
ユースケース・モデラー・テンプレートのソース・コードを編集するには、次のようにします。
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「ソース」タブを選択してソース・コードを直接編集するか、ポップアップ・メニューを開いて「HTMLの挿入」を選択し、特定の位置にHTMLタグを挿入します。
原則として、uml:
接頭辞を含むタグ(例: <uml:usecase_extends>
)は削除しないでください。ただし、テンプレートのセクション全体(例: td
タグと/td
タグの間)を削除する場合、uml:
接頭辞はセクションの他の内容とともに安全に削除できます。
ユースケース・モデラー・テンプレートのテキストの外観を変更するには、次のようにします。
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「エディタ」タブを選択し、変更するテキストを選択します。次に、ツールバーから書式設定オプションを1つ以上選択します。
ツールバーを使用すると、次の書式属性を変更できます。ブロック(段落)、フォント・タイプとサイズ、テキストの前景色と背景色、ハイパーテキスト・リンク(URLまたは電子メール)、太字、イタリック、アンダースコア、順序付けられたリスト(番号付き段落)、順序付けられていないリスト(黒丸付き段落)、インデント(インデントとインデント解除)、段落の配置(左揃え、中央揃え、右揃え)。
HTMLインタフェース・オブジェクト、コード・オブジェクトおよび開発入力を挿入するには、次のようにします。
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「エディタ」タブを選択し、テンプレート内で挿入位置を選択します。次に、ポップアップ・メニューから必要な場所とオブジェクトを選択します。
HTMLインタフェース・オブジェクト(ボタン、チェック・ボックスなど)、HTMLコード・オブジェクト(アンカー、表など)および開発入力(コメント、処理手順など)を挿入できます。
最初に、選択したテンプレート項目の前または後にオブジェクトを挿入するか、またはテンプレートの<head>セクションにオブジェクトを挿入するかを選択できます。その後、これらのオプションが不適切である場合は選択できなくなります。ポップアップ・メニューから「HTML」または「参照」を選択すると、ダイアログ・ボックスが開き、様々なHTMLインタフェース・オブジェクトおよびコード・オブジェクトから1つを選択できます。ここで項目を選択すると挿入ダイアログが開き、オブジェクトに適したプロパティを入力できます。
関連項目
ユースケース・コンポーネント・パレット・ページの作成
UMLユースケース図の作成
UMLアクター・ドキュメントとユースケース・ドキュメント
サード・パーティ製のエディタによるユースケースの編集
JSP/HTMLビジュアル・エディタ
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