JSTL書式ライブラリ - <fmt:param>タグ

<fmt:message>アクションにパラメータ置換用の単一パラメータを渡します。http://www.jcp.org/aboutJava/communityprocess/first/jsr052/index.htmlにある『JavaServer Pages Standard Tag Library 1.0 Specification』の8.8項を参照してください。

構文

構文1: value属性で値を指定

<fmt:param value=”messageParameter”/>

構文2: ボディ・コンテンツに値を指定

<fmt:param>
body content
</fmt:param>

ボディ・コンテンツ

JSP。JSPコンテナがボディ・コンテンツを処理した後、アクションがボディ・コンテンツを切り捨ててさらに処理します。

説明

value
パラメータ置換に使用される引数。

制約

説明

<fmt:param>アクションは、親<fmt:message>アクションによって指定された複合メッセージにパラメータ置換用の単一パラメータを渡します。

パラメータ置換は、<fmt:param>タグの順に行われます。置換のセマンティクスは、java.text.MessageFormatクラスに次のように定義されています。

<fmt:message>アクションによって指定された複合メッセージは、java.text.MessageFormatインスタンスのapplyPattern()メソッドの引数として使用されます。また、<fmt:param>タグの値はObject[]内にまとめられ、java.text.MessageFormatインスタンスのformat()メソッドに渡されます。

引数値は、value属性で、またはタグのボディ・コンテンツを使用してインラインに指定できます。

注意: JSTL 1.1では、Java Servlet 2.4およびJavaServer Pages 2.0の仕様をサポートするJSPコンテナが必要です。JSTL 1.0仕様の実装には、Java Servlet 2.3およびJavaServer Pages 1.2の仕様をサポートするJSPコンテナが必要です。

JSTLタグの状況依存ヘルプを提供するため、JSTLタグ・ライブラリのドキュメントがApache Software Foundation(http://www.apache.org/)で作成され、JDeveloperに含まれています。また、JSTLタグおよび属性の説明を含む『JavaServer Pages Standard Tag Library 1.0 and 1.1 Specifications』を次のWebサイトからダウンロードできます。

http://www.jcp.org/aboutJava/communityprocess/final/jsr052/index2.html

JSTLの詳細は、次の外部リファレンスを参照してください。

『Java Sun JSTL Resources』ページ:
http://java.sun.com/products/jsp/jstl/

 

JDeveloperのJSTLタグ・ライブラリについて
リファレンス: JavaServer Pages標準タグ・ライブラリ(JSTL)