JSTL書式ライブラリ - <fmt:setLocale>タグ

指定したロケールをjavax.servlet.jsp.jstl.fmt.locale構成変数に格納します。

構文

<fmt:setLocale value=”locale
          [variant=” variant”]
    [scope=”{page|request|session|application}”]/>

ボディ・コンテンツ

なし。

説明

value
文字列値がロケールの印刷可能表現として解釈されます。この値には、ISO-639で定義された2文字(小文字)の言語コードを含める必要があります。ISO-3166で定義された2文字(大文字)の国コードも含めることができます。言語コードと国コードはハイフン(-)またはアンダースコア(_)で区切ってください。
variant
ベンダーまたはブラウザ固有のバリアント。バリアントの詳細は、java.util.LocaleのJavadocを参照してください。
scope
ロケール構成変数のスコープ。

NULLおよびエラーの処理

説明

<fmt:setLocale>アクションは、value属性で指定したロケールを、scope属性で指定したスコープのjavax.servlet.jsp.jstl.fmt.locale構成変数に格納します。valueがjava.util.Locale型の場合、variantは無視されます。

このアクションを使用すると、ブラウザベースのロケール設定機能が無効になります。つまり、このアクションを使用する場合は、ページの先頭で他のi18n対応の書式設定アクションより前に宣言する必要があります。

注意: JSTL 1.1では、Java Servlet 2.4およびJavaServer Pages 2.0の仕様をサポートするJSPコンテナが必要です。JSTL 1.0仕様の実装には、Java Servlet 2.3およびJavaServer Pages 1.2の仕様をサポートするJSPコンテナが必要です。

JSTLタグの状況依存ヘルプを提供するため、JSTLタグ・ライブラリのドキュメントがApache Software Foundation(http://www.apache.org/)で作成され、JDeveloperに含まれています。また、JSTLタグおよび属性の説明を含む『JavaServer Pages Standard Tag Library 1.0 and 1.1 Specifications』を次のWebサイトからダウンロードできます。

http://www.jcp.org/aboutJava/communityprocess/final/jsr052/index2.html

JSTLの詳細は、次の外部リファレンスを参照してください。

『Java Sun JSTL Resources』ページ:
http://java.sun.com/products/jsp/jstl/

 

JDeveloperのJSTLタグ・ライブラリについて
リファレンス: JavaServer Pages標準タグ・ライブラリ(JSTL)