サーブレットはプラットフォームに依存しないサーバー側のJavaコンポーネントで、これを使用してWebサーバーの機能を拡張できます。サーブレットを使用すると、コンテンツ、機能およびWebページのルック&フィールを動的にカスタマイズできます。サーブレットでは、クライアント・リクエストが処理され、イメージ、XMLおよびHTMLなどのMIMEタイプがリクエスト元のクライアントに返されます。サーブレットはWebサーバー内で稼働するため、Graphical User Interfaceを必要としません。サーブレットは通常、HTMLコンテンツを動的に生成したり、その内容をリクエスト元のクライアントに表示する際に使用されます。サーブレットは、サーバー側のアプレットと考えられます。
サーブレットは、JavaSoftで定義された標準APIとプロトコルに基づいています。 サーブレットを実行するにはユーザー環境に、Oracle Containers for J2EE(OC4J)、JavaソフトウェアのJava ServerやApache Tomcatなど、JavaSoftサーブレットAPIをサポートするWebサーバーが必要です。
JDeveloperでは、サーブレット・フィルタとリスナー(サーブレットAPI 2.3)がサポートされています。サーブレット・フィルタ作成ウィザードおよびサーブレット・リスナー作成ウィザードを使用すると、web.xml
がフィルタおよびリスナーのエントリで更新されます。web.xml
は、これらのエントリを含めるため、または変更するために手動で編集することもできます。
Javaサーブレット・テクノロジの詳細およびJava Servlet仕様2.3を表示するには、次のjava.sun.comのWebページにアクセスしてください。http://java.sun.com/products/servlet/index.html
HTTPサーブレットの生成
HTTPサーブレットの基本メソッドの実装
サーブレット・フィルタの作成
サーブレット・リスナーの作成
Webデプロイメント・ディスクリプタ用サーブレット・ランタイム・プロパティの構成
サーブレットの実行
サーブレットのデバッグ
サーブレットのデプロイ
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