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マスター・フォームの行にデータを移入すると、パネルの設計ビューには、FormLayoutグリッド・セル内に属性が配置されて表示されます。エディタ・ウィンドウは次のようになります。

3つの行とナビゲーション・バーが表示されたマスター・パネル

JDeveloperデータ・バインディング・ツールを使用して空のパネルをレイアウトすると、パネル用のPageDef.xmlファイルにメタデータが追加されます。メタデータでは、データ・バインドされた各コンポーネントに対して作成されるADFモデル・バインディング・オブジェクトが定義されます。

アプリケーション・ナビゲータ

マスター・フォームには、マスター・コレクション内の単一のデータ・オブジェクトが表示されるため、パネルには属性レベルのバインディング定義が設定された属性固有のUIコンポーネントが含まれている必要があります。これらの属性は、バインドされたコレクションに対するデータ・オブジェクトの現在位置を管理するOracle ADFイテレータ・バインディング・オブジェクトを介して、Oracle ADFデータ・コントロールにバインドされます。イテレータ・バインディングおよび属性バインディングのメタデータは、次のようになります。

<executables>
  <iterator id="DepartmentsView1Iterator" RangeSize="10"
	         Binds="DepartmentsView1" DataControl="AppModuleDataControl"/>
</executables> <bindings> <label id="DepartmentsView1DepartmentId" IterBinding="DepartmentsView1Iterator" xmlns="http://xmlns.oracle.com/adfm/jcuimodel"> <AttrNames xmlns="http://xmlns.oracle.com/adfm/uimodel"> <Item Value="DepartmentId"/> </AttrNames> </label> <attributeValues id="DepartmentsView1DepartmentId_1" IterBinding="DepartmentsView1Iterator" xmlns="http://xmlns.oracle.com/adfm/jcuimodel"> <AttrNames xmlns="http://xmlns.oracle.com/adfm/uimodel"> <Item Value="DepartmentId"/> </AttrNames> </attributeValues> ... </bindings>

この時点で、メタデータが存在し、パネルのマスター部分にデータ・オブジェクトの属性を表示できますが、データ・オブジェクトを移動する手段はまだ提供されていません。この状態でパネルを実行すると、最初のデータ・オブジェクトのデータが表示されます。