フラグメントがキャッシュ・ヒットまたはキャッシュ・ミスのどちらであるかの判断を試みる場合は、視覚的な診断を使用可能にします。この機能では、フラグメントのキャッシュ・ヒットまたはキャッシュ・ミスのステータスに適したクラスを使用して、HTML <SPAN>
タグでフラグメント出力の境界を設定します。個別のクラス・スタイルを設定することで、フラグメントがキャッシュ・ヒットまたはキャッシュ・ミスのどちらであるかを視覚的に判断できます。
視覚的な診断を使用可能にする手順は、次のとおりです。
adf-config.xml
ファイルにあるafc
要素のtag
サブ要素に、enable-visual-diagnostics="true"
を指定します。
HEAD
要素内のSTYLE
要素で、cachehit
とcachemiss
という名前のHTMLクラスを指定します。各クラスに個別スタイルを使用します。
たとえば、次の設定では、cachehit
とcachemiss
に異なる背景色が指定されています。
<style type="text/css">cachehit { background-color:#00CC99 }</style>
<style type="text/css">cachemiss { background-color:#6699FF }</style>
フラグメントがキャッシュ・ヒットまたはキャッシュ・ミスのどちらであるかに応じて、フラグメント出力には次のいずれかが使用されます。
<span class="cachehit">fragment content
または
<span class="cachemiss">fragment content
キャッシュされたコンテンツを判断する診断ツールについて
ADF Faces Cacheの構成設定について
Copyright © 1997, 2006, Oracle. All rights reserved.