データ・モデル・コンポーネントは、Oracle ADFデータ・コントロールとしてモデル・レイヤーに公開されます。
最上位レベルには、クライアント・ページで使用できるサービスが表示されます。
ネスト・レベルには、メソッドfindAllDepartments()およびfindAllEmployees()を使用したデータへのアクセス、および実行可能なトランザクション操作を表すデータ・コントロールが表示されます。ノードを開くと、個々の属性、項目を追加するためのメソッド、findAllメソッドが戻すコレクション全体に対して実行可能な操作に対するコントロールが表示されます。
また、外部キー関係が、ネストされた行セットとして、それぞれ独自の操作セットとともに表されることにも注意してください。次の図では、「Departments」データ・コントロール内に「manager」がネストされています。
ページに子表が含まれ、その内容が同じページ上の親フォームの選択内容に依存する場合は、子コントロールをマスター/ディテールの1対多ウィジェットとして参照ページにドロップすると、そのマスター/ディテール関係が表示されます。
コントロールのデータを表示するためのウィジェットを選択してコントロールをページにドロップすると、JDeveloperでは、ADF Facesコンポーネントを使用するウィジェットが作成されます。たとえば、ナビゲーション付きのフォームを選択した場合は、テキストを表示するための出力コンポーネントなど、フォームに必要なコンポーネントが挿入されます。また、フォームには、データの別の行に移動するために使用されるコマンド・ボタンが含まれます。
自動的に作成されるバインディングは変更できます。また、データ・コントロール・パレットからデータ・コントロールをドロップして自動的に作成されるその他のコンポーネントも編集できます。
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