JDeveloperでは、ライブラリを使用して関連クラスをカプセル化します。各ライブラリには、ライブラリに関連付けられているクラス・ファイルを格納するクラスパス、ライブラリのクラスに対応するソース・ファイルを格納するソースパス、およびクラスのJavadocファイルを格納するドキュメント・パスを含めることができます。
JDeveloperとともにインストールされる様々なAPIおよびテクノロジに対して、ライブラリが提供されます。これらのライブラリは、システム・ライブラリとして定義されています。システム・ライブラリは、インストールした1つのJDeveloperの全ユーザーにより共有されます。新規ライブラリは、システム・ライブラリ、ユーザー・ライブラリまたはプロジェクト・ライブラリとして作成できます。
新規システム・ライブラリは、事前定義済のシステム・ライブラリとともに存在し、JDeveloperのすべてのユーザーがこれを使用できます。
ユーザー・ライブラリは、特定のユーザーのホーム内に存在し、その定義には現在のユーザーのみがアクセスできます。ユーザー・ライブラリは、ユーザー間で共有されません。ユーザー・ライブラリは、システム・ライブラリをオーバーライドできます。同じ名前のライブラリが、システム・ライブラリとしてもユーザー・ライブラリとしても存在する場合、JDeveloperはユーザー・ライブラリを使用します。
プロジェクト・ライブラリは、特定のプロジェクトに関連付けられています。このライブラリは、そのプロジェクトを使用するすべてのユーザーが使用できます。ただし、そのプロジェクトの使用中にかぎられます。プロジェクト・ライブラリは、複数のユーザーにより使用されます。
ライブラリ管理について
プロジェクトのクラスパスの設定
プロジェクトへのライブラリの組込み
プロジェクトからのライブラリの削除
プロジェクト外部のライブラリおよびJ2SEの管理
クラスパス、ソースパスおよびドキュメント・パスについて
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