現在、ADF Facesのコンポーネントは、様々なPDAブラウザおよびTelnetやAskのメッセージング装置でサポートされています。しかし、すべてのコンポーネントがサポートの対象ではないことに注意してください。部分ページ・レンダリングを制限付きで適用する場合や、変更されたダイアログ・フレーム・ワークがサポートの対象となる場合があります。
ADF FacesのAgent
APIには、クライアント・タイプ(電話、PDA、telnet、デスクトップなど)が記述されており、レンダリングした出力を表示するために特定のリクエストを実行します。様々な携帯情報端末や一般的なデスクトップ・ブラウザを識別する機能があります。クライアントとプラットフォームの正式名およびそれらのバージョン番号、さらに特定の装置についてはハードウェアの製造元とモデルを取得できます。クライアントとそのプロパティを参照するには、EL式#{adfFacesContext.agent}
を使用します。
次の表に、使用可能なエージェント名とプラットフォーム名に対する定数フィールドの名前と値を示します。
定数名 | 値 |
---|---|
AGENT_GECKO
|
gecko * |
AGENT_IE
|
ie |
AGENT_WEBKIT
|
webkit ** |
PLATFORM_LINUX
|
linux |
PLATFORM_MAC
|
mac |
PLATFORM_PALM
|
palm |
PLATFORM_PPC
|
ppc |
PLATFORM_SOLARIS
|
solaris |
PLATFORM_WINDOWS
|
windows |
* Mozilla、Netscape 6などのGeckoベースのブラウザ
** Safari
Agent
インタフェースのメソッドの詳細は、oracle.adf.view.faces.context
パッケージのJavadocを参照してください。
ADF Facesの各種コンポーネントでのモバイル・サポートの詳細およびADF Facesでのモバイル・アプリケーションの開発方法は、「モバイル・アプリケーションの開発」を参照してください。
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