デフォルト・リスナー・メソッドの作成およびコンポーネントへの登録

JSFページで自動コンポーネント・バインディングを使用している場合は、JDeveloperで、選択したコンポーネントに対してデフォルト名を使用してイベント・リスナー・メソッドを自動的に作成し、そのメソッドにコンポーネントをバインドできます。

デフォルトのイベント・リスナー・メソッドを作成し、そのメソッドにバインドする手順は、次のとおりです。

  1. ページに関連付けられているバッキングBeanを開きます。
  2. Javaソース・エディタで、メソッド・バインディング・ツールバーを使用し、コンポーネントドロップダウン・リストからコンポーネントを選択します。
  3. イベント・ドロップダウン・リストから適切なイベント・リスナーを選択します。選択できるのは、有効なイベント・リスナーのみです。太字のイベント・リスナーは、選択したコンポーネントのリスナー属性がそのイベント・リスナーにすでにバインドされていることを示します。

    JDeveloperによって、ページの下部にデフォルト・メソッドが挿入されます。カーソルは新規メソッドに置かれます。JSFページには、選択したコンポーネントに対するメソッド・バインディング式も作成されます。

  4. Javaソース・エディタで、メソッドのコードを入力します。

コード・サンプル

バッキングBeanファイル

public void commandLink_returnListener(ReturnEvent ReturnEvent)
{
  // Add event code here...
}    

JSFページ

<af:commandLink binding="#{backing_auto.commandLink1}"
                returnListener="#{backing_auto.commandLink_returnListener}"/>    

ADF Facesイベント・リスナー・メソッドについて
JDeveloperでのJSFマネージドBeanおよび自動コンポーネント・バインディングについて
リスナー・メソッドの新規作成およびコンポーネントへの登録
コンポーネントへの既存リスナー・メソッドの登録