メモリー・プロファイリングのオプションを設定する場合に使用します。
メモリー・プロファイラには、1つ重要な設定があります。これは、どこで割当てを報告するかを制御するプロファイラ・クラス・セットです。このセットは3つのすべてのプロファイラに共通であるため、「設定」ダイアログのプロファイラ・ページのグローバル・プロファイラ設定の一部として定義されます。
メモリー割当ては、プロファイラ・クラス・セットに含まれるスタック上の最初のメソッドによって処理されます。スタック上のメソッドがプロファイラ・クラス・セットに属していない場合は、メモリー割当てはカウントされません。
$primitive
疑似パッケージにグループ化され、それ以外のインスタンスはすべて修飾名で指定されます。インスタンスをセットに含めるには、そのインスタンスが対象外リストではなく対象リストに表示されている必要があります。対象リストを空にしておくと、どのクラスも除外されず、全クラスが対象になります。
たとえば、myApp
パッケージまたはそのサブパッケージに含まれるアプリケーションについて、独自の型、Java型およびプリミティブ型はプロファイリングし、char[]
または参照型はプロファイリングしないようにする場合、myApp;$primitive;java
は含め、$primitive.char;java.ref
は除外します。
以前に含めていなかったものは除外する必要はありません。たとえば、対象リスト全体がmyApp
で構成されている場合、java
を除外する必要はありません。java
に含まれているものがmyApp
にはないため、対象外となっているからです。
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