データ・アクションに対する代替フォワードの定義

Strutsアクション・フォワードでは、指定した宛先Webページにフォワードする遷移が定義されます。宛先は単一のWebページです。これは、デフォルトで、DataActionクラスが実行を委任するPageControllerクラスで定義される結果が、successの結果の1つのみであるためです。

ただし、アクション・フォワードに対して代替フォワードを定義できます。ページ・フロー・ダイアグラムに代替フォワードを描画し、PageControllerクラスのサブクラスを作成し、findForward()メソッドをオーバーライドして代替フォワードを指定できます。

データ・アクションに代替フォワードを追加するには、次のようにします。

  1. プロジェクトのStrutsページ・フロー・ダイアグラムを表示します

  2. データ・アクション要素とページ・フォワード要素を使用してページ・フローをレイアウトします

  3. ページ・フロー・ダイアグラムでページ・フォワードを定義して、特定のページへの宛先を指定します

  4. コンポーネント・パレットのStruts Page Flowページで、「Forward」を選択します。

  5. データ・アクションをクリックし、次に2番目のページ・フォワードをクリックして、データ・アクションと2番目のページ・フォワードの間のフォワードを作成します、ページ・フローは次のようになります。

    テキストで説明

  6. 新規のフォワード遷移のラベルをクリックして名前を編集し、使用するフォワード名をStruts構成ファイルに指定します。たとえば、一方のパスをsuccessとして、もう一方のパスをbrowseとして定義します。

    テキストで説明

  7. サブクラスを作成して複数のフォワードを指定します


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