af:convertNumber
は、f:convertNumber
タグと同様に入力コンポーネントで使用し、パターンと日付スタイルに基づいて、文字列とJavaの日付オブジェクト(java.util.Date
)の間の変換を実行します。次に例を示します。
<af:inputText id="idin5"
value="0.75"
label="Score">
<af:convertNumber type='percent' locale="en-US" />
</af:inputText>
currencyCode
とcurrencySymbol
の両方が設定されている場合は、currencyCode
属性がcurrencySymbol
より優先されます。これは、ADF Facesには、JDK1.4(またはそれ以降)のバージョンとの互換性があるためです。
currencyCode
が未設定の場合、ADF Facesは、使用するデフォルトの通貨コードをadf-faces-config.xml
構成ファイルでチェックします。adf-faces-config.xml
に設定されていない場合は、ロケールに基づいてデフォルトを使用します。
数値のグループ・セパレータや小数点についても、adf-faces-config.xml
構成ファイルに指定されていない場合は、ロケールに従ってデフォルト設定されます。
ADF FacesのNumberConverter
APIは、JSF標準数値コンバータIDに自動的に登録され、f:convertNumber
タグを使用するたびに使用されます。
f:convertNumber
タグのかわりにADF Facesのaf:convertNumber
タグを使用すると、次の各属性を使用して、変換できない値について詳細なカスタム・メッセージを提供できます。
convertCurrencyMessageDetail
: type
が"currency"に設定され、pattern
がNULLまたは未設定の場合に発生したエラーに対して、FacesMessage
の詳細部分に使用するカスタム・エラー・メッセージです。
convertNumberMessageDetail
: type
が"number"に設定され、pattern
がNULLまたは未設定の場合に発生したエラーに対して、FacesMessage
の詳細部分に使用するカスタム・エラー・メッセージです。
convertPatternMessageDetail
: 入力値がpattern
設定と一致しない場合に発生したエラーに対して、FacesMessage
の詳細部分に使用するカスタム・エラー・メッセージです。
convertPercentMessageDetail
: type
が"percent"に設定され、pattern
がNULLまたは未設定の場合に発生したエラーに対して、FacesMessage
の詳細部分に使用するカスタム・エラー・メッセージです。
詳細なカスタム・メッセージに使用可能なメッセージ書式設定パラメータについては、「ADF Facesのエラー・メッセージのカスタマイズについて」を参照してください。
ADF Facesコンバータについて
ADF Facesコンバータおよびバリデータの使用
ADF Faces構成の使用
リファレンス: ADF Facesコンバータおよびバリデータ・タグ
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