JSF式言語を使用すると、JSFページ上のコンポーネント・タグからプロパティ(他の値)へのバインディング、またはアプリケーション内のクラスのメソッドへのバインディングを作成できます。メソッド・バインディングでは、メソッドの実行方法が提供されます。値バインディングでは、コンポーネントの属性に対する値が提供されます。
値バインディングの構文は、次の例外を除いて、JSP 2.0式言語で使用するのと同じ構文に従います。
#{
と}
である必要があります。
値バインディング式の例を次に示します。
#{foo}
#{foo.bar}
#{foo.bar.baz}
#{foo[bar]}
#{foo["bar"]}
#{foo[3]}
#{foo[3].bar}
#{foo.bar[3]}
#{foo.bar == "Hello World"}
#{(foo.bar) / 5 * 3}
Offer Valid from #{offer.validFromDate} to {offer.validToDate}
メソッド・バインディングの式では、次のパターンのいずれかを使用する必要があります。
#{expression.value}
#{expression[value]}
式には、値バインディングの構文で説明したJSF EL式を使用できます。値は、式のオブジェクトのメソッド名と一致する識別子である必要があります。
式言語では、.
演算子と[]
演算子の他に、次の演算子が用意されています。
+
、-(2項)、*
、/
とdiv
、%
とmod
、-(単項)。
and
、&&
、or
、||
、not
、!
。
==
、eq
、!=
、ne
、lt
、>
、gt
、=
、ge
、>=
、le
。他の値(ブール、文字列、整数、浮動小数点リテラル)と比較できます。
empty
演算子は、値がnull
であるか、空であるかの判別に使用できる前置演算子です。
A ? B : C
。A
の評価の結果に応じて、B
またはC
を評価します。
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