スーパークラス(ターゲット・クラス)の1つにプル・アップする対象として選択したクラス(ソース・クラス)のメンバーを選択する際に使用します。メンバーをプル・アップすると、その定義がソース・クラスからターゲットに移動されます。
ターゲット・クラスになるスーパークラスを選択します。プロジェクト内のスーパークラスは表示されますが、ライブラリ内のスーパークラスは表示されません。メンバーをライブラリ・クラスにプル・アップすることはできません。
ソース・クラスのメンバーの表を使用して、プル・アップするメンバーを選択できます。この表にはメンバーごとの行があります。最も左の列にあるチェック・ボックスには、メンバーの選択が示されます。メンバーの選択/非選択を変更する場合は、チェック・ボックスを選択します。チェック・ボックスには、次のケースが示されます。
チェックマークが黒のチェック・ボックスは、プル・アップが選択されたメンバーを示します。
チェックマークがグレーのチェック・ボックスは、プル・アップ予定の別メンバーの依存性があるためにプル・アップされるメンバーを示します。
赤のエントリは、別のメンバーの依存性があるがプル・アップされないメンバーを示します。警告: この状態のメンバーに対して操作を完了すると、ターゲット・クラスで未定義の参照が発生します。
空のチェック・ボックスは、プル・アップされないメンバーを示します。
このメンバーのプル・アップ方法を指定する場合は、他の列のチェック・ボックスを選択します。
メソッドを抽象化する場合は、この列のチェック・ボックスを選択します。メソッド定義がソース・クラスに残り、その定義に一致する宣言がターゲットに追加されます。メソッドを抽象化すると、ターゲット・クラスが未変換の場合は、ターゲット・クラスが抽象クラスに変換されます。
メンバーのすべての依存性をそのメンバーとともにプル・アップする場合は、この列のチェック・ボックスを選択します。この選択によって依存オブジェクトが生成されます。すなわち、依存性の依存性もプル・アップされます。
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