<jbo:UrlEvent>
または<jbo:FormEvent>
データ・タグにより送信されるJSPイベントを処理します。
JSP構文
<jbo:OnEvent
[ name="[eventName | * ]" ] | [ list="listofEventName" ]
[ datasource="datasourceName" ] | [ viewobject="viewobjectName" ]>
[JSP_tags]
</jbo:OnEvent>
説明
<jbo:OnEvent>
データ・タグにより、送信元JSPページのjboEvent
URLパラメータにより識別されるイベントを処理できます。<jbo:OnEvent>
データ・タグは、<jbo:OnEvent>
タグの条件がtrueの場合にのみJSPページでタグのボディが実行されるため、条件文のように機能します。OnEvent条件をテストするために、JSPページはOnEvent属性の値を、<jbo:UrlEvent>
データ・タグまたは<jbo:FormEvent>
データ・タグで生成されたリクエスト・パラメータの値と比較します。
OnEvent条件がtrueの場合、一致するデータソースおよびイベント名によって、コンポーネント・タグのaction
属性に対するコンテキストが提供されます。このコンポーネント・タグは、<jbo:OnEvent>
データ・タグのボディに記述するビジネス・コンポーネント・データ・タグ・ライブラリにあります。たとえば、次のいずれかの定義済ビジネス・コンポーネント・イベントを送信し、認識されたイベントを使用して<jbo:OnEvent>
データ・タグのボディ内のアクションを起動できます。
firstSet
、nextSet、previousSet
、lastSet
およびgotoSet
first
、next
、previous
およびlast
update
、delete
およびinsert
create
、createinrange
およびcreateonly
。create
は、行セットの現在行の前(または現在行が存在しない場合は行セットの最初)に新しい行を挿入し、現在位置を新しい行に設定します。createinrange
は、現在位置を変更せずに、範囲の先頭に新しい行を挿入します。createonly
は新しい行を作成しますが、行セットには挿入しません。createonly
は、各属性のデフォルト値を取り出せるようにするためにのみ行を作成する必要があり、その後はこの行を使用しない場合に便利です。
current
は、行セット内の現在行に行ポインタを設定します。
find
は、リクエスト・オブジェクトのURLパラメータから行を取得します。get
と異なり、行の取得後に行の現在位置を変更します。
get
は、リクエスト・オブジェクトのURLパラメータから行を取得します。find
と異なり、行の取得後に行の現在位置を変更しません。
lock
は、行セット内で表示または変更している行データが、データの処理が終了するまで他のユーザーによって変更されないようにします。
active
は、現在<jbo:RowsetIterator>
データ・タグのボディで反復されている行を取得します。この処理では、行の現在位置は変更されません。
Submit
は、属性値をデータベースにコミットします。
イベント・リクエスト・パラメータは、次のデータ・タグを使用して生成します。
<jbo:FormEvent>
タグを実行。詳細は、<jbo:FormEvent>
データ・タグを参照してください。
<jbo:UrlEvent>
タグを実行。詳細は、<jbo:UrlEvent>
データ・タグを参照してください。
属性
name
属性の値としてアスタリスク(*
)を入力することで、任意のイベント・パラメータに対して<jbo:OnEvent>
データ・タグの本体を実行させることができます。識別子のリストと照合する場合は、この属性を省略し、かわりにlist
属性を使用します。
name
属性を使用します。
注意: name
属性またはlist
属性のいずれでもイベント識別子を指定しないと、発行された任意のJSPイベントに対して<jbo:OnEvent>
データ・タグの本体が実行されます。これは、name
属性の値としてアスタリスク(*
)を入力した場合と同じ効果があります。
viewobject
属性でビュー・オブジェクトに名前を付ける場合、または任意のビュー・オブジェクトに対して<jbo:OnEvent>
データ・タグの本体を実行する場合は、この属性を省略できます。
datasource
属性でデータ・ソースに名前を付ける場合、または任意のビュー・オブジェクトに対して<jbo:OnEvent>
データ・タグの本体を実行する場合は、この属性を省略できます。
注意:アプリケーション・モジュール、または<jbo:CreateViewObject>
データ・タグを使用して作成したビュー・オブジェクトによって定義された既存のビュー・オブジェクトを指定できます。ネストされたアプリケーション・モジュールにビュー・オブジェクトが含まれる場合、ビュー・オブジェクト名としてアプリケーション・モジュール名appmodNested.viewobjectName
を指定する必要があります。
例
次の各例では、jboEvent
URLパラメータをアンカー・リンクで送信しています。
<a href="<targetJSP.jsp>?jboEvent=Create">New</a>
または、特定のビュー・オブジェクトに対してeventName
を使用できます。
<% String voName = dsNav.getViewObjectName(); %>
<a href="<targetJSP.jsp>?jboEvent=<%voName>%.Last">Last</a>
最初の例では、jboEvent
パラメータの値がビュー・オブジェクト名なしで作成されています。この場合、イベントはJSPページのデータソース内の任意のビュー・オブジェクトに適用されます。2番目の例では、イベントはJSPページのデータソース内の特定のビュー・オブジェクトに対して実行されます。
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