アプリケーション・モジュールのバックアップの無効化

デフォルトでは、アプリケーション・モジュールがプールにチェックインされると、アプリケーション・モジュール・プールにより、ただちにそのインスタンスの状態がデータベースに保存されます。ビジネス・サービス層またはデータベースがトランザクションの途中で動作不能となった場合(たとえば、停電、システム・クラッシュなどにより)、動作不能となったものと同じ状態の新しいアプリケーション・モジュールをクライアントがインスタンス化できるため、それまでの作業は失われません。

ただし、これほど高い信頼性が必要とされないアプリケーションもあります。その場合は、アプリケーション・モジュールのバックアップを無効化して、アプリケーション・モジュール・インスタンスの状態が、トランザクションのポスト時またはインスタンスがステートフル・モードでリサイクルされた場合にのみデータベースに保存されるようにしてください。アプリケーション・モジュール・プールの詳細は、「アプリケーション・モジュール・プールについて」を参照してください。

アプリケーション・モジュールのバックアップを無効化するには、次のようにします。


ビジネス・コンポーネントのチューニング
アプリケーション・モジュール・プールについて
Oracle ADFアプリケーション・モジュールについて
プロジェクトを実行用に設定