ADF Facesのロギングについて

ADF Facesは、JavaロギングAPI(java.util.logging.Logger)を利用してロギング機能を提供します。Javaロギングは、JDK 1.4以降のJavaプラットフォームで使用可能な標準APIです。主な要素については、次のサイトで「Java Logging Overview」を参照してください。

http://java.sun.com/j2se/1.4.2/docs/guide/util/logging/overview.html

ロギングの中心的な機能のAPIクラスとインタフェースについては、次のサイトのJavadocを参照してください。

http://java.sun.com/j2se/1.4.2/docs/api/java/util/logging/package-summary.html

ユーザーは、ADF Faces APIの特定のパッケージに対してロギングを構成できます。ロギングの構成は、標準ではj2ee-logging.xmlファイルに設定されています。JDeveloperインストールでは、このファイルは次の位置にあり、検索して編集できます。

<JDev_Install> /jdev/system/oracle.j2ee.10.1.3.xx.xx /embedded-oc4j/config

ADF Facesのロギング・レベルを変更する場合は、構成ファイルの次の要素を編集します。

パッケージoracle.adf.view.facesおよびoracle.adfinternal.view.facesについては、次のように編集します。

<logger name="oracle.adf" level="INFO"/>
<logger name="oracle.adfinternal" level="INFO"/>

また、Oracle ADFモデル・レイヤーのオブジェクトに診断が必要な場合は、次の要素を編集します。

<logger name="oracle.adf" level="INFO"/>
<logger name="oracle.jbo" level="INFO"/>

詳細な診断では、すべてのパッケージに対してlevel="FINE"を指定することをお薦めします。


ADF Facesの利点について