パラメータ化されたWHERE句の使用方法

ビュー・オブジェクト定義に必要なWHERE句に関する情報が、完全ではなくても一部ある場合は、実行時に特定のビュー・オブジェクト・インスタンスに個々のWHERE句パラメータを動的に設定できます。

ビュー・オブジェクト定義でWHERE句をパラメータ化するには、次のようにします。

  1. 次のいずれかの方法で、ビュー・オブジェクト・エディタを開きます。
  2. 「問合せ」ノードを選択します。
  3. 「WHERE」フィールドに、パラメータを使用してWHERE句を入力します。WHEREという語句は文字列に含めないでください。Oracle以外のデータベースに対して実行している場合を除き、Oracleスタイルのパラメータを使用することをお薦めします。

    ORDER_TOTAL > :1 + :2

    :1が最初のパラメータで、:2が2番目のパラメータです。

    Oracle以外のデータベースに対して実行している場合は、?スタイル・パラメータを使用する必要があります。

    ORDER_TOTAL > ? + ?

    この場合、最初の?が1番目のパラメータで、次の?が2番目のパラメータです。

  4. ?スタイル・パラメータを使用した場合は、「パラメータに"?"を使用」が選択されていることを確認します。

実行時に特定のビュー・オブジェクト・インスタンスのパラメータ値を指定するには、次のようにします。

  1. 各パラメータに対し、パラメータの値を含むオブジェクト(通常は文字列)を作成します。
    String firstParam = "500";
    
    String secondParam = "1000";        
  2. 次のいずれかの操作を行います。

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