JavaServer Faces(JSF)のメッセージのタイプは、次のとおりです。
検証および変換エラーに関連付けられているメッセージは、ページで使用する最も一般的なタイプです。たとえば、入力フィールドに対する検証エラーがある場合は、ページが再表示されるときにエラー・メッセージを表示する場合があります。
FacesMessage
クラスは単一のメッセージを表し、メッセージは通常、コンポーネントに関連付けられています。メッセージ重大度レベルは、FacesMessage.Severity
定数で表されます。定数の値はSEVERITY_ERROR
、SEVERITY_WARN
、SEVERITY_INFO
およびSEVERITY_FATAL
です。
コンポーネント・オブジェクトによってJSFライフサイクル時にメッセージが作成されると、メッセージはFacesContext
インスタンスのメッセージ・キューに追加されます。ライフサイクルの最後に、h:messages
タグまたはh:message
タグを使用して、コンポーネントに関連付けられているメッセージを表示できます。メッセージ重大度レベルによって、異なるメッセージ・タイプごとにCSSクラスまたはスタイルを使用できます。h:messages
およびh:message
タグの詳細は、「標準JSFメッセージ・タグについて」を参照してください。ADF Faces入力コンポーネントを使用する場合は、通常、af:message
およびaf:messages
タグを追加する必要はありません。これは、ADF Faces入力コンポーネントでは、デフォルトでビルトイン・エラー・メッセージ表示がサポートされているためです。af:message
およびaf:messages
タグを使用する場合に関する情報は、「ADF Facesのメッセージ・タグについて」を参照してください。
JSFには、変換および検証エラーに対する標準のコンポーネント・レベルのメッセージが用意されています。これらのメッセージは、メッセージ・リソース・バンドルを使用してオーバーライドできます。詳細は、「JSFの標準メッセージおよびキーについて」および「JSF標準メッセージに対するカスタム・メッセージ・テキストについて」を参照してください。
また、メッセージ・リソース・バンドルを使用して、ローカライズ・メッセージまたはデータ(例: フィールドおよびボタンのラベル)を提供することもできます。詳細は、「JSFでのローカライズ・データおよびメッセージの使用について」を参照してください。
ADF Facesのメッセージについて
JSFでのエラー・メッセージの表示およびカスタマイズ
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