ADF FacesのColorConverter APIについて

ADF FacesのColorConverter API(javax.faces.convert.Converterインタフェースの実装)を使用すると、RGBフォーマット・パターンおよびローカライズされた透過的なテキストのサポートの有無に基づいて、文字列とJavaの色オブジェクト(java.awt.Color)の間で変換を実行できます。コンストラクタは次のとおりです。

public ColorConverter(java.lang.String[] patterns, boolean allowsTransparent)

public ColorConverter()

一連のカラー・パターンが指定されていない場合、変換に使用されるデフォルトのパターンは、"#RRGGBB"、"r,g,b"です。最初のパターンが色の値の設定に使用されます。

カラー・パターン文字列の例およびADF FacesのColorConverterの詳細は、oracle.adf.view.faces.convert.ColorConverterJavadocを参照してください。

解析した文字列が指定パターンと一致しない場合は、コンバータ例外がスローされ、CONVERT_MESSAGE_IDのメッセージ識別子を使用してFacesMessageが作成されてキューイングされます。エラー・メッセージの詳細部分をカスタマイズするには、setConvertMessageDetail(java.lang.String convertMessageDetail)メソッドを使用します。convertMessageDetailにカスタム・エラー・メッセージを指定します。このメソッドは、CONVERT_MESSAGE_IDで識別された詳細メッセージをオーバーライドします。カスタム・エラー・メッセージにはプレースホルダを挿入できます。このプレースホルダは実行時に適切な値に置換されます。

詳細なカスタム・エラー・メッセージは、af:convertColorタグの特別な属性を使用して指定することもできます。詳細は、「af:convertColorについて」を参照してください。


ADF Facesのクライアント・コンバータおよびバリデータのAPIについて