Beanのプロパティとメソッドのモデル化

モデル化されたエンティティBeanとセッションBeanにプロパティとメソッドを追加するには、BeanをダブルクリックしてEJBモジュール・エディタでプロパティまたはメソッドを追加するか、モデル化されたBean自体で新規のプロパティまたはメソッドをインプレースで作成します。詳細は、インプレース作成と編集についてを参照してください。

モデル化されたBeanでのプロパティの作成に関する注意

モデル化されたBeanでインプレースでプロパティを作成するには、プロパティの名前とデータ型を入力します。次に例を示します。

name : java.lang.String    
public(+)の可視性記号がプロパティの先頭に自動的に追加されます。

注意: パッケージ接頭辞を付けずにjava.langパッケージからのプロパティ・タイプを入力すると(StringまたはLongなど)、プロパティ・タイプ接頭辞java.lang.が自動的に追加されます。プロパティのタイプが指定されていない場合は、デフォルト・タイプ'String'(java.lang.String)が使用されます。

モデル化されたBeanでのメソッドの作成に関する注意

クラス・ダイアグラム上で、モデル化されたBeanにローカル/リモートおよびローカル/ローカル・ホームの両方のメソッドを作成できます。Beanでメソッドをモデル化すると、対応するコードも実装Javaクラス内に作成されます。

モデル化されたBeanにインプレースでメソッドを作成するには、名前を入力し、オプションでパラメータ型と名前およびメソッドの戻り型を入力します。メソッドの戻り型の前には、コロン(:)を付ける必要があります。次に例を示します。

getName(String CustNumber) : java.lang.String    

public(+)の可視性記号がメソッドの先頭に自動的に追加されます。

注意: パッケージ接頭辞を付けずにjava.langパッケージからの戻り型を入力すると(StringまたはLongなど)、戻り型接頭辞java.lang.がメソッドのクラスのJavaに自動的に追加されます。

パラメータ・タイプが指定されていない場合、メソッドはパラメータなしで定義されます。戻り型が指定されていない場合は、デフォルトの戻り型voidが使用されます。メソッドのプロパティを変更するには、ダイアグラムまたはナビゲーション・ペインでクラスをダブルクリックし、EJBエディタを使用してメソッドの詳細を変更します。

ダイアグラムでのEnterprise JavaBeansのモデル化
Enterprise JavaBeansのモデル化スタート・ガイド
Enterprise JavaBeansのダイアグラムの作成
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ダイアグラムでのBeanのモデル化モデル化されたBean間の参照のモデル化
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モデル化されたBeanのプロパティまたはメソッドのアクセス・レベルの変更