カスタム・スキンの登録

CSSおよびカスタム・リソース・バンドル(必要な場合)を作成した後は、スキンを登録し、そのスキンを使用するようにアプリケーションを構成する必要があります。

カスタム・スキンを登録する手順は、次のとおりです。

  1. adf-faces-skins.xmlファイルを作成します(作成していない場合)。このファイルを使用して、アプリケーションにアクセス可能な各スキンを宣言します。
  2. 生成されたコードを次のコードで置き換えてください。
    <?xml version="1.0" encoding="ISO-8859-1"?>
    <skins xmlns="http://xmlns.oracle.com/adf/view/faces/skin">
      <skin>
    
      </skin>
    </skins>
              
  3. <skin>要素に対して次のように定義し、新規スキンを登録します。
    <id>
    これは、EL式でスキンを参照する場合に使用します。たとえば、異なる場所に異なるスキンがある場合は、IDに基づいて適切なスキンを選択するEL式を作成できます。
    <family>
    スキンの特定のファミリを使用するようにアプリケーションを構成できます。これによって、使用するレンダー・キットに基づいて、アプリケーション用のスキンをグループ化できます。
    <render-kit-id>
    スキンに対して使用するレンダー・キットを決定します。次のいずれかを入力できます。
    oracle.adf.desktop: アプリケーションがデスクトップにレンダリングされるときに、スキンが自動的に使用されます。
    oracle.adf.pda: PDAにレンダリングされるときに、スキンが使用されます。
    <style-sheet-name>
    カスタムCSSファイルへのパス。
    <bundle-name>
    (オプション)コンポーネントにテキストを表示するために使用するリソース・バンドルの完全修飾名。

次の例は、ADF Facesデモ・アプリケーションで使用する紫色のスキン用のadf-faces-skins.xmlファイルのエントリを示します。

<skin>
  <id>
    purple.desktop
  </id>
  <family>
    purple
  </family>
  <render-kit-id>
    oracle.adf.desktop
  </render-kit-id>
  <style-sheet-name>
    skins/purple/purpleSkin.css
  </style-sheet-name>
  <bundle-name>
    oracle.adfdemo.view.faces.resource.SkinBundle
  </bundle-name>
</skin>
        

スキンについて
カスタム・スキンについて