Strutsメッセージ文字列のカスタマイズ

実行時に、Strutsサーブレット・コントローラは、.propertiesリソース・ファイルを使用してJSPページのメッセージ文字列のインスタンスを作成します。このファイルを編集してメッセージをカスタマイズしたり、ファイル全体を複製し、メッセージ文字列を翻訳してローカライズをサポートしたりすることができます。

JSPファイル内では、メッセージ文字列は、Struts Beanタグ・ライブラリのJSPタグ<bean:message>タグを使用して定義します。Struts Beanタグ・ライブラリの詳細は、Strutsのドキュメントを参照してください。

ApplicationResources.propertiesファイルを編集するには、次のようにします。

  1. ナビゲータで、「アプリケーション・ソース」を開き、次にStrutsプロジェクトの「view」フォルダを開いてApplicationResources.propertiesファイルをダブルクリックします。

    このApplicationResources.propertiesファイルは、プロジェクトの「classes」フォルダにあります。ファイルを「classes」フォルダの外部に移動する場合は、リソース・バンドル・パッケージ名(mypackage.ApplicationResources)がアプリケーションのクラスパスにあることを確認する必要があります。

  2. 目的のメッセージ文字列のキー名と値を追加します。

    たとえば、タイトルのメッセージ・リソースを次のように定義します。

    edit.title=Edit Form

    より複雑な次の例では、Strutsエラーを使用して、検証エラー・メッセージを書式設定できます。

    error.DML=<li>Validation Error {0}
    errors.header=<h3><font color="red">Validation Error</font></h3>You must correct the following error(s) before proceeding:<ul>
    errors.footer=</ul><hr>
            

JDeveloperでのStrutsサポートについて
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WebアプリケーションのStrutsページ・フローの作成