ADF Faces出力コンポーネント(oracle.adf.view.faces.component.UIXOutput
)は、ラベル、スタイル設定済テキストおよびHTMLフォーマット出力を表示する際に使用します。すべての出力コンポーネントがvalue
属性をサポートしています。この属性の値はコンバータを使用して文字列に変換できます。
ADF FacesのOutput
コンポーネントには、次のものがあります。
outputFormatted
: 制限されたHTMLマークアップ・セットを使用して、書式設定した結果を表示します。サポートされるHTMLの要素とエンティティの一覧は、「af:outputFormatted
」タグ・リファレンスを参照してください。style
、class
、href
などのCSS属性もサポートします。完全なHTMLマークアップ・セットで書式設定した結果を出力する場合は、escape="false"
に設定してf:verbatim
またはaf:outputText
を使用します。
outputLabel
: フォーム内で使用される別のコンポーネントにかわってラベルを表示します。h:outputLabel
のかわりに使用できます。ADF Facesシンプル入力コンポーネントと併用できます。シンプル・コンポーネントの詳細は、「ADF Faces入力コンポーネントでのラベルおよびメッセージ表示のサポートについて」を参照してください。ラベルの作成に関する詳細は、「OutputLabelを使用した入力コンポーネントのラベルの表示」を参照してください。
outputText
: スタイル設定済テキストを表示します。アクセシビリティを向上させるには、追加テキストにdescription
属性を設定します。このテキストを使用できるのは、スクリーン・リーダーおよび他のアクセシビリティ・エージェントのみです。StyleClass
は、escape
がfalse
の場合、無視されます。h:outputText
のかわりに使用できます。
JSF HTMLタグにかわるADF Facesタグについて
ADF Faces出力コンポーネントの概要
スタイルとフォーマットを設定したテキスト、イメージ、アイコンおよび凡例の表示
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