WebベースのEJB 3.0アプリケーションのためのビジネス・サービス・レイヤーの開発

次の手順では、WebベースのEJB 3.0アプリケーションのためのビジネス・サービス・レイヤーまたはモデルの作成を迅速に開始できるようにします。

WebベースのEJBアプリケーションのモデル・レイヤーを作成するには、次のようにします。

  1. Webベースのアプリケーションのワークスペースを作成します。
    1. ナビゲータで、「アプリケーション」を右クリックしてポップアップ・メニューから「新規アプリケーション・ワークスペース」を選択します。
      「アプリケーション・ワークスペースの作成」ダイアログが開きます。
    2. ダイアログで、「アプリケーション・テンプレート」リストをクリックして「Webアプリケーション[JSF、EJB]」を選択します。「OK」をクリックします。
      2つの新規プロジェクト「モデル」および「ViewController」が表示されます。
  2. エンティティを作成します。
    1. 「モデル」プロジェクトを右クリックして「新規」を選択します。
      「新規ギャラリ」が開きます。
    2. 「Business Tier」カテゴリで「Enterprise JavaBean」を選択し、「項目」リストで「CMPエンティティBean作成(表ベース)」を選択します。「OK」をクリックします。
    3. ウィザードの手順に従って、CMPエンティティを作成します。
      データベース接続の作成方法に関するヘルプが必要な場合は、「データベース接続の定義」を参照してください。
  3. セッション・ファサードを実装します。
    1. 「モデル」プロジェクトを右クリックして「新規」を選択します。
    2. 「セッションBean」をクリックして、「OK」をクリックします。
      「セッションBean作成」ウィザードが開きます。
    3. ウィザードの手順に従います。
    4. セッションBeanを右クリックして、「セッション・ファサードの編集」を選択することで、プロジェクト内のすべてのエンティティのセッション・ファサード・メソッドを作成できます。JDeveloperでは、プロジェクト内の新しいエンティティおよびエンティティ上の新しいメソッドが自動的に認識されます。
  4. Studioリリースを使用している場合、次の手順は、ビジネス・サービスをデータ・コントロールに登録することです。ナビゲータでセッションBeanを右クリックし、「データ・コントロールの作成」を選択します。詳細は、「EJBコンポーネント用のOracle ADFデータ・コントロールの作成」を参照してください。アプリケーションの作成とテストの詳細は、「Oracle ADFのスタート・ガイド」を参照してください。

WebベースのEJBアプリケーションのモデル・レイヤーは、完全ではありませんが機能します。「EJBの実行およびテスト」の指示に従って、EJBをテストできます。


関連項目

JDeveloperを使用したEJBアプリケーションの開発
データベース接続の定義
エンティティBeanを使用したデータベース・オブジェクトの表現
ビジネス・ロジックの実装
EJBの実行およびテスト