Oracle ADF Business ComponentsでのJAAS認証の有効化

JAAS認証を実装するアプリケーション・サーバー(Oracle Application Serverなど)を使用している場合は、使用しているOracle ADF Business Componentsに対応するアプリケーション・モジュールを構成して認証を使用できます。ADF Swingクライアントを使用するアプリケーションの場合にのみ、この処理を行う必要がある点に注意してください。JSPクライアントには、この構成は必要ありません。

Oracle ADFアプリケーション・モジュールを構成して認証を使用するには、次のようにします。

  1. セキュリティ・プロバイダとしてJAZN-XMLを使用しない場合は、必ずOracle ADF Business ComponentsのID管理プロバイダを指定しておいてください
  2. システム・ナビゲータまたはアプリケーション・ナビゲータで、アプリケーションの最上位のアプリケーション・モジュールを右クリックし、「構成」を選択します。
  3. Configuration Managerで、アプリケーションで使用する構成を選択し、「編集」をクリックします。
  4. Oracle ADF Business Componentの構成ダイアログで、「プロパティ」タブを選択します。
  5. jbo.security.enforceというプロパティを検索します。
  6. このプロパティを次のように設定します。
  7. Oracle以外のJAAS実装を使用している場合は、「Oracle ADF Business ComponentsにおけるOracle以外のJAAS実装の使用」を参照してください。

関連項目
J2EEアプリケーションのセキュリティ開発