JDeveloperでStruts構成ファイルを編集する方法はいくつかあります。ユーザーのStrutsの使用経験、作業スタイル、およびファイルの変更内容にあった方法を組み合せて選択します。
使用できる方法は、次のとおりです。
Strutsページ・フロー・モデラーを使用してページ・フロー・ダイアグラムを作成します。このモデラーは、JDeveloperにおけるStruts構成ファイル用プライマリ・エデイタの一部です。グラフィカル・モデラーで、Struts構成ファイルのアクション・マッピング要素をダイアグラム上に表示して短時間でページ・フローを作成できます。「ページ・フロー・ダイアグラムを使用したStruts構成の定義」を参照してください。
JDeveloperでは、各ダイアグラムごとに、レイアウトなどのダイアグラムの詳細を保持したダイアグラム・ファイルが保守されます。これは、バージョニングやソース制御を使用している場合、ダイアグラム・ファイルもそれが表す構成ファイルと同様に含められることを意味しています。
大規模あるいは複雑なアプリケーションの場合、ダイアグラムのロードに長い時間がかかり、ファイル自体が大きくなる場合があります。ページ・フロー・ダイアグラムを使用する予定がない場合は、ダイアグラム・ファイルを抑止してStruts構成エディタまたは「構造」ウィンドウと「プロパティ・インスペクタ」を使用することもできます。「Strutsページ・フロー・ダイアグラム・ファイルの抑止」を参照してください。
Struts構成ファイルに対して、多数のアクションを含んだページ・フロー・ダイアグラムを表示しようとすると、かわりにソースXMLエディタでStruts構成ファイルを開くかどうかを尋ねられます。その場合、操作を続けてダイアグラムを表示するかどうかを選択できます。
XMLエディタは、JDeveloperにおけるStruts構成ファイル用プライマリ・エデイタの一部です。このテキスト・エディタでは、ファイル内のXML情報にドリルダウンし、ページ・フロー・ダイアグラムよりも詳細な追加および編集を実行できます。また、Struts構成ファイルの構造に詳しい開発者であれば短時間でファイルを更新できます。
「XMLエディタを使用したStruts構成の定義」を参照してください。
Struts構成エディタでは、関連する複数の要素を単一のウィンドウで入力および表示できます。Struts DTDに定義された要素はすべて、このエディタを使用して追加および編集できます。
「Struts構成エディタを使用したStruts構成の定義」を参照してください。
「構造」ウィンドウを使用してStruts構成ファイルに要素を作成し、「プロパティ・インスペクタ」を使用して要素属性を作成および変更できます。
JDeveloperでのStrutsサポートについて
Struts構成ファイルについて
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