ビジネス・コンポーネント・データ・タグを使用したデータベース・トランザクションの処理

ビジネス・コンポーネント・データ・タグを使用して設計するデータ・バインドされたJSPページでは、ユーザーがデータを変更した時点でデータベースのポスト操作またはコミット操作を開始する必要があります。データを自動的にポストしてコミットするのは、アプリケーション・モジュール・リソースをステートレス・モードで解放するJSPページのみです。ステートフル・モードまたは予約済モードを使用するJSPページを指定する場合は、データ・トランザクションを手動で処理する必要があります。

データソースの行の更新をデータベースに適用するには、次のデータ・タグを使用して変更をポストまたはコミットできます。

次のタグを使用すると、変更がデータベースに保存されるのを防止できます。

変更をポストしても、データベースが永続的に更新されることはありません。永続的なデータ入力はコミットでのみ実行されます。データソースに対する変更をデータベースと同期化するために、ポスト操作を使用できます。通常、この状況が発生するのは、アプリケーションがユーザーに対して、特定のアクティビティを完了するために同じデータソースの複数回の更新を許可している場合です。各行の更新後にポストすることで、変更されたデータはユーザーのデータソースやサンプル・アプリケーション・モジュールを使用する他のデータソースで参照可能になります。ユーザーがフォームを終了した場合も、データベースに保存されないように、ポストされた変更をすべてロールバックできます。または、ユーザーが単一データソースに対するアクティビティを完了して変更を承認すると、アプリケーションは変更をデータベースにコミットできます。

アプリケーションでデータソースからのデータをポストする場合は、最後に必ず変更をロールバックするかデータベースにコミットしてください。そのためには、Rowデータ・タグの後に次のデータ・タグを使用します。

<jbo:PostChanges appid="myappmodule" />
<jbo:Commit appid="myappmodule" />


ビジネス・コンポーネント・データ・タグについて

ビジネス・コンポーネント・データ・タグについては次のリファレンスを参照してください。

リファレンス: ビジネス・コンポーネント・データ・タグ・ライブラリ