JSFナビゲーション・ダイアグラムでの変更は、関連するJSF構成ファイル(faces-config.xml
)での対応する変更を伴いますが、自動的に更新されない場合もあります。JSFページは、JSF構成ファイルで明示的に識別されません。したがって、ページ名の変更は構成ファイルに反映されません。ただし、ページはナビゲーション・ルールおよびナビゲーション・ケースで参照され、これらはダイアグラム上のページ名変更の影響は受けません。
次の項では、項目の削除、編集または名前変更のためにJSFナビゲーション・ダイアグラムに加えられた変更によるJSF構成ファイルへの影響を説明します。
関連付けられたWebページはJSFナビゲーション・ダイアグラムに表示されなくなります。ファイルを作成している場合は、アプリケーション・ナビゲータの「ViewController」プロジェクトの下にある「Webコンテンツ」フォルダから引き続き使用可能です。
Webページを手動で編集すると、JDeveloperでは、JSFナビゲーション・ダイアグラムまたはJSF構成ファイルは自動的に更新されません。詳細は、「Webページの変更とJSFナビゲーション・ダイアグラムの変更の調整」を参照してください。
JSFナビゲーション・ダイアグラムでJSFページの名前を変更した場合は、元の名前のページをダイアグラムから削除し、新しい名前の新規ページを追加したことになります。基礎となるページが作成済の場合、そのページは元の名前のままになります。
同様に、作成済のJSFページがダイアグラムに表示されていて、そのページの名前をナビゲータで変更した場合も、元のファイルを削除し、新しいファイルを作成したことになります。ダイアグラムには元の名前が残り、ページ・アイコンの上に、ページが存在しないことを示す警告マークが重なって表示されます。
JSFページはJSF構成ファイルで直接参照されないため、JSFナビゲーション・ダイアグラムでJSFページ名を変更しても、構成ファイルには影響を与えません。ただし、JSF構成ファイルのナビゲーション・ルールには、JSFページの名前が含まれています。
JSFナビゲーション・ダイアグラムでJSFページの名前を変更した場合、JSF構成ファイルに定義されているナビゲーション・ルールには影響を与えません。JSF構成ファイルでは引き続き元のページ名が参照されます。このため、ナビゲーション・ルールで使用されているページの名前を変更すると、ダイアグラムには、元の名前のページと新しい名前のページの両方が表示される場合があります。
関連付けられた<navigation-case>
がJSF構成ファイルから削除されます。削除された<navigation-case>
が、ナビゲーション・ルールに対する唯一のナビゲーション・ケースだった場合でも、<navigation-rule>
はJSF構成ファイルにそのまま残ります。ルールは手動で削除できます。
関連付けられたWebページはダイアグラムに引き続き表示され、ページが作成されている場合は、アプリケーション・ナビゲータの「ViewController」プロジェクトの下にある「Webコンテンツ」フォルダから引き続き使用可能です。
ダイアグラムでナビゲーション・ケースのラベルを編集した場合は、関連付けられた<navigation-case>
がJSF構成ファイルで更新されます。
JSFナビゲーション・ダイアグラムでナビゲーション・ケースを作成した場合、そのナビゲーション・ケースのリンク先はダイアグラムでは変更できません。ダイアグラムで既存のナビゲーション・ケースのリンク先を変更するには、既存のナビゲーション・ケースを削除し、正しいリンク先に対して新規ナビゲーション・ケースを作成します。
JSFでのページ・ナビゲーションの管理
JSFナビゲーション・ダイアグラムの操作
JSFアプリケーションの編集スタイルの選択
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