クライアント用のビュー行レベルのメソッドの作成

ビュー行レベルのサービス・メソッドでは、単一行のデータに複雑な操作を実行します。これらのメソッドはクライアントからコールできますが、クライアント自体のデータ操作処理はほとんど必要ありません。詳細は、関連項目のトピックを参照してください。

ビュー行レベルのサービス・メソッドを作成するには、次のようにします。

  1. 次のいずれかの方法で、ビュー・オブジェクト・エディタを開きます。
  2. 「Java」ノードを選択します。
  3. 「ビュー行クラス」ラベルの下の「Javaファイルの生成」が選択されていることを確認します。
  4. ビュー・オブジェクト属性のタイプ・セーフなアクセッサ・メソッドを生成する場合は、「アクセッサの生成」が選択されていることを確認します。

    注意: ビュー行クラスにはタイプ・セーフなアクセッサを生成することをお薦めします。詳細は、関連項目のトピックを参照してください。

  5. 「OK」をクリックし、ウィザードを閉じます。
  6. システム・ナビゲータで、ビュー・オブジェクト定義のノードを開き、1つのXMLファイルと1つ以上のJavaファイルを公開します。

    注意: このうちのいずれかのファイルが、ビュー行クラスのソース・コードになります。この名前は<ViewObjectDefName>RowImpl.javaになります(<ViewObjectDefName>はビュー・オブジェクト定義の名前)。詳細は、関連項目のトピックを参照してください。

  7. ビュー行クラスのソースを右クリックし、「編集」を選択します。
  8. サービス・メソッドをクラスに記述します。ビュー行レベルのサービス・メソッドでの一般的な操作は次のとおりです。
  9. ビュー・オブジェクト・エディタを再度開きます。
  10. 「カスタム行メソッド」ノードを選択し、エクスポートするメソッドを選択します。

エディタで不明な点がある場合は、「ヘルプ」をクリックしてください。

この手順の完了後、クライアントからメソッドにアクセスできるようになります。


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