埋込みOC4Jサーバーの認可および認証の構成

認可および認証サービスを使用すると、アプリケーションで、保護されたリソースへのアクセスを制御できます。JAZNツールは、OC4JでのJava Authentication and Authorization Service(JAAS)のプロバイダです。

「埋込みOC4Jサーバーの設定」ダイアログの「認証(JAZN)」ブランチを使用して、JAZNを構成します。構成は<jdev_install>/jdev/system/oracle.j2ee.<release_number>/embedded-oc4j/config/system-jazn-data.xmlに記録されますが、ここで説明するように「埋込みOC4Jサーバーの設定」ダイアログを使用する場合を除き、このファイルを編集しないでください。

認可および認証には、レルム、ユーザー、ロール、ポリシー、権限、プリンシパルおよびログイン・モジュールを使用します。

埋込みOC4Jサーバーの認証を構成するには、次の手順を実行します。

  1. まだ開いていない場合、「埋込みOC4Jサーバーの設定」ダイアログを開きます。
    1. ナビゲータでプロジェクトを選択します。
    2. メイン・メニューで、「ツール」 次に選択 「埋込みOC4Jサーバーの設定」を選択します。
  2. グローバル・サービスを構成している場合、ダイアログのツリーの「グローバル」->「認証(JAZN)」ブランチを展開し、そのページで設定を行います。選択したプロジェクトのワークスペースでのローカル・サービスを構成している場合、「現在のワークスペース」->「認証(JAZN)」ブランチを使用します。

    ダイアログのページの詳細は、「ヘルプ」をクリックしてください。

  3. 特定のユーザーおよびロールの認証情報を表すプリンシパルを定義します。プリンシパル・クラス・ページを選択し、必要に応じて編集します。
    注意: Oracle ADF BCおよびOracle ADFの権限は、Oracle ADFまたはOracle ADF BCの認可エディタを使用して定義する必要があります。
  4. ユーザーとロールを関連付けるレルムを定義または再定義します。レルム・ページを選択し、次のいずれかの手順を実行します。
  5. アプリケーションとログイン・モジュールを関連付けるログイン構成を定義または再定義します。ログイン構成ページを選択し、次のいずれかの手順を実行します。

詳細は、http://java.sun.com/products/jaasの「Java Authentication and Authorization Service (JAAS)」を参照してください。


埋込みOC4Jサーバーの管理