「埋込みOC4Jサーバーの設定」 - 「グローバル」 - JSPコンテナ・ページ

JDeveloperの埋込みOC4JサーバーでJSP環境を構成するために使用します。

ベース・スコープをチェック
JspScopeListenerユーティリティによるOracle固有のページ・スコープ・チェックを有効にする場合に選択します。OC4Jのデフォルトでは、パフォーマンス上の理由により選択されていません。
外部リソース
生成される静的コンテンツ(静的HTMLコードを出力するJavaのprintコマンド)を、生成されるページの実装クラスのサービス・メソッドではなく、Javaリソース・ファイルに配置するようにJSPトランスレータに指示する場合に選択します。
メイン・モード
JSPコンテナの操作モードを選択します。次のいずれかを選択します。
justrun
ランタイム・ディスパッチャはタイムスタンプのチェックを実行しないため、JSPクラスの再コンパイルまたはJavaクラスの再ロードは実行されません。このモードは、コードが変更されないデプロイ環境で最も効率的です。
reload
ディスパッチャは、変換されたJSPページ、ページから起動されたJavaBeans、その他の依存クラスなど、ロード後に変更されたクラスがあるかどうかを確認します。
recompile(デフォルト)
ディスパッチャは、JSPページのタイムスタンプを確認し、ロード後に変更されている場合は再変換および再ロードします。また、reloadのすべての機能も実行します。
TLD XMLを検証
アプリケーションのタグ・ライブラリ・ディスクリプタ(TLD)・ファイルのXML検証を無効にする場合に選択します。
プリコンパイル・チェック
HTTPリクエストでjsp_precompileの標準設定を確認する場合に選択します。このオプションが選択されており、リクエストでjsp_precompileが有効になっている場合、JSPページは事前変換されるのみで、実行されません。このオプションが選択されていない場合、jsp_precompileの設定は無視され、パフォーマンスは改善します。
タグ・コードを少なくする
カスタム・タグを使用するために生成されるコードのサイズを小さくする場合に選択します。ただし、タグ・ハンドラの再利用でパフォーマンスが影響を受ける場合があります。
リクエスト時イントロスペクション
コンパイル時のイントロスペクションが不可能であるときは常に、リクエスト時のJavaBeanイントロスペクションを有効にする場合に選択します。
タグ再利用のデフォルト
タグ・ハンドラの再利用のモードを選択します(タグ・ハンドラ・インスタンス・プーリング)。
none
タグ・ハンドラの再利用を使用不可にします。JSPページ・コンテキスト属性oracle.jsp.tags.reuseをtrueに設定することによって、特定の任意のJSPページでこの選択をオーバーライドできます。
runtime(デフォルト)
タグ・ハンドラの再利用のランタイム・モデルを使用可能にします。JSPページ・コンテキスト属性oracle.jsp.tags.reuseをfalseに設定することによって、特定の任意のJSPページでこの選択をオーバーライドできます。
compiletime
タグ・ハンドラの再利用のコンパイル時モデルを基本モードで使用可能にします。
compiletime_with_release
タグ・ハンドラの再利用のコンパイル時モデルをwith releaseモードで使用可能にします。任意のページ内で任意のタグ・ハンドラが使用されてから次に使用されるまでに、タグ・ハンドラのrelease()メソッドがコールされます。
web.xmlの検証
アプリケーションのweb.xmlファイルのXML検証を使用可能にする場合に選択します。

埋込みOC4Jサーバーの管理