PL/SQLプログラムのローカル・デバッグ

PL/SQLプログラムをローカルでデバッグする場合は、デバッグを開始するためのコールをJDeveloperから直接行います。JDeveloperでは、デバッグ対象のプログラム(デバッグ・プロセス)が自動的に起動され、そのプログラムにデバッガがアタッチされます。

Oracleデータベース内のPL/SQLプログラムとJavaストアド・プロシージャにデバッガを使用する方法は、「PL/SQLプログラムおよびJavaストアド・プロシージャのデバッグについて」を参照してください。また、前提条件を完了していることも確認してください。

JDeveloperでPL/SQLプログラムをローカルでデバッグするには、次のようにします。

  1. まだ作成していない場合は、「データベース」ウィザードを使用してデータベース接続を作成します。
  2. ナビゲータで、「データベース」ノードを開いて特定のデータベース・ユーザー名とスキーマ名を表示します。
  3. 「スキーマ」ノードを開きます。
  4. デバッグ対象に応じて、該当するノード(「プロシージャ」「ファンクション」または「パッケージ本体」)を開きます。
  5. デバッグ対象のプロシージャ、ファンクションまたはパッケージを選択し、ダブルクリックしてエディタで開きます。
  6. マージンをクリックしてPL/SQLコード内にブレークポイントを設定します。

    注意: ブレークポイントは、実行可能なコード行に設定する必要があります。デバッガが停止しない場合は、ブレークポイントが実行可能なコード行に設定されていない可能性があります(ブレークポイントが検証済であることを確認してください)。また、デバッグ中のPL/SQLの前提条件が満たされていることを確認してください。特に、PL/SQLプログラムがINTERPRETEDモードでコンパイル済であることを確認します。

  7. デバッグ対象のPL/SQLプログラム・ユニットがナビゲータで選択されていることを確認します。
  8. デバッグ 「デバッグ」 ツールバー・ボタンをクリックします。
  9. JDeveloperは最初のブレークポイントで実行を停止し(「プロジェクト・プロパティ」ダイアログの「デバッグの開始オプション」で設定している場合)、デバッガ・ウィンドウに状態を表示します。
  10. JDeveloperのデバッガ・ウィンドウに表示されるデバッグ情報を確認します。「デバッグ中のコード内の移動」を参照してください。
  11. PL/SQLプログラムのデバッグを再開し、問題がなくなるまで実行します。

関連項目

Javaプログラムのリモート・デバッグについて
データ要素の変更