ビュー・オブジェクト定義には、関連するXMLファイルが必ず定義されています。オプションとして最高2つまでのJavaソース・ファイル(ビュー・オブジェクト・クラスとビュー行クラス)が提供されます。
ビュー・オブジェクト・クラスのインスタンスは、ビュー・オブジェクト・インスタンスです。つまり、アプリケーション・モジュール定義内のOracle ADFビュー・オブジェクト定義への特定の参照を表します。ビュー・オブジェクト・クラスはクラスoracle.jbo.server.ViewObjectImpl
を拡張します。ビュー・オブジェクトは単に、ViewObjectImpl
のインスタンスをそのビュー・オブジェクト・インスタンスとして使用できます。
カスタム・ビュー・オブジェクト・クラスを生成する主な理由は、1つのデータセット全体(通常は問合せの結果セット)に複雑な操作を実行するメソッドであるビュー・オブジェクト・サービス・メソッドを記述することです。これらのメソッドはクライアントからコールできますが、クライアント自体のデータ操作処理はほとんど必要ありません。詳細は、関連項目のトピックを参照してください。
ビュー行クラスのインスタンスは、ビュー・オブジェクトのデータ取得メカニズム(通常はSQL問合せ)によって返される1行のデータを表します。ビュー行クラスはクラスoracle.jbo.server.ViewRowImpl
を拡張します。ビュー・オブジェクトは単に、ViewRowImpl
のインスタンスを使用してその行を表すことができますが、カスタム・ビュー行クラスを生成することには次の2つの利点があります。
ViewRowImpl.getAttribute()
とViewRowImpl.setAttribute()
を使用する必要があり、この2つはタイプ・セーフではありません。
問合せの表現
Oracle ADFビュー・オブジェクトについて
ビュー・オブジェクト・インスタンスとビュー・リンク・インスタンスについて
ビジネス・コンポーネントのサービス・メソッドについて
Oracle ADFアプリケーション・モジュールについて
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