ADF Facesナビゲーション・コンポーネントの概要

ADF Faces Coreのナビゲーション・コンポーネントには、サーバー側のアクションを伴って(あるいは伴わないで)別の位置に移動するためのボタン・コンポーネントとリンク・コンポーネント、メニュー階層をレイアウトおよび移動するためのメニュー・コンポーネント、および複数のステップまたは複数のページ処理で前後に移動するためのプロセス・コンポーネントが含まれています。

コンポーネント・タグ 説明
af:commandButton コマンド・コンポーネントのボタン表現を作成します。「ADF Facesコマンドおよび移動コンポーネントについて」を参照してください。
af:commandLink コマンド・コンポーネントのリンク表現を作成します。「ADF Facesコマンドおよび移動コンポーネントについて」を参照してください。
af:commandMenuItem UIXCommandコンポーネントのメニュー項目表現を作成します。これは、一般的にMenuModelオブジェクト(menuBarmenuTabsなど)を受け入れるコンポーネントのスタンプとして使用されます。「ADF Facesメニューのファセットおよびコンポーネントについて」を参照してください。
af:goButton アクションを渡さずに別の位置に直接移動するボタンを作成します。サーバー側のアクションが不要なときは、commandButtonのかわりに使用します。「ADF Facesコマンドおよび移動コンポーネントについて」を参照してください。
af:goLink アクションを渡さずに別の位置に直接移動するHTMLリンクを作成します。サーバー側のアクションが不要なときは、単独で使用するか、メニュー・コンポーネント内で使用できます。「ADF Facesコマンドおよび移動コンポーネントについて」を参照してください。
af:goMenuItem UIXGoコンポーネントのメニュー項目表現を作成します。これは、一般的にMenuModelオブジェクト(menuBarmenuTabsなど)を受け入れるコンポーネントのスタンプとして使用されます。「ADF Facesメニューのファセットおよびコンポーネントについて」を参照してください。
af:menuBar ナビゲーション階層の1つのレベルを表現する水平バーに一連のテキスト・メニュー項目を作成します。メニュー・モデルにバインドして、メニュー階層の第2レベルとして表示できます。「ADF Facesメニューのファセットおよびコンポーネントについて」を参照してください。
af:menuButtons 一連のメニュー・ボタンを作成します。メニュー・モデルにバインドできます。「ADF Facesメニューのファセットおよびコンポーネントについて」を参照してください。
af:menuChoice ユーザーがアプリケーションを選択できるドロップダウン・リストを作成します。メニュー・モデルにバインドできます。「ADF Facesメニューのファセットおよびコンポーネントについて」を参照してください。
af:menuList ナビゲーション階層の1つのレベルを表現するメニュー項目のリストを作成し、各項目の横に黒丸、円、正方形、小文字、大文字または数字を表示します。メニュー・モデルにバインドして、メニュー階層の第3レベルとして表示できます。「ADF Facesメニューのファセットおよびコンポーネントについて」を参照してください。
af:menuPath 階層型のサイトで階層のルート・ページに戻る経路を示す一連のテキスト・リンク(垂直または水平方向)を作成します。メニュー・モデルにバインドできます。「ADF Facesメニューのファセットおよびコンポーネントについて」を参照してください。
af:menuTabs ナビゲーション階層の1つのレベルを表現する水平バーに一連のタブ・メニュー項目を作成します。メニュー・モデルにバインドして、メニュー階層の最上位レベルとして表示できます。「ADF Facesメニューのファセットおよびコンポーネントについて」を参照してください。
af:menuTree 階層形式に構造化されたメニュー・データを表示します。詳細は、「ADF Facesメニューのファセットおよびコンポーネントについて」を参照してください。
af:processChoiceBar 前へ戻るボタン、ドロップダウン・メニュー、および次へ進むボタンのレンダリングに使用します。ユーザーは、このコンポーネントを使用して、ページ・リスト内を前後に移動したり、特定のページにジャンプできます。
af:processTrain 複数ページの処理でページを表現する水平方向のイメージ・トレインとテキスト・リンクのレンダリングに使用します。「プロセス・トレインについて
af:singleStepButtonBar 現在のステップおよびプロセスの最大ステップ番号をユーザーに示し、前または次のステップに切り替えるボタンを使用してユーザーがステップ内を移動できるコンポーネントを作成します。

ADF Faces Coreのナビゲーション・コンポーネントの詳細は、oracle.adf.view.faces.component.core.navJavadocを参照してください。


ADF Faces Coreコンポーネントおよびタグの概要
ADF Facesコマンド・コンポーネントからのダイアログの起動について
メニュー階層について
メニュー・モデルについて
メニュー階層の作成

リファレンス: ADF Facesコンポーネント