Struts構成エディタ - フォームBeanページ

Struts構成ファイル内に<form-beans>要素を作成する際に使用します。この要素は、フォーム・アクションの記述に使用する2つの重要な要素の1つです(もう1つは<action-mappings>要素)。フォームBeanはorg.apache.struts.action.ActionFormを拡張し、アクション・ハンドラ・クラスでJSPフォームのリクエスト・パラメータを操作できるようにするgetterメソッドとsetterメソッドを提供します。

注意: プロジェクトに、定義するフォームBeanが含まれている必要があります。JDeveloperを使用して、StrutsプロジェクトにフォームBeanを追加できます。新規アクション・フォームの作成時に、org.apache.struts.action.ActionFormまたはorg.apache.struts.action.DynaActionFormを拡張する新規クラスが作成されます。

フォームBean
Struts構成ファイルの既存<form-bean>定義のリスト。新規フォームBean定義を作成する場合は「追加」を、リストから選択した定義を削除する場合は「削除」をクリックします。
Bean
Struts構成ファイルの既存の<form-bean>定義を変更する際に使用します。
名前
フォームBeanの一意の識別子。アクション・マッピングでは、フォームBean名を使用してBeanを参照します。通常この名前は、このフォームBeanを格納するリクエスト属性またはセッション属性の名前でもあります。
フォームBeanの完全修飾Javaクラス名。クラスは、org.apache.struts.action.ActionFormまたはorg.apache.struts.action.DynaActionFormを拡張する必要があります。DynaActionFormクラスは動的フォームBeanをサポートします。Strutsプロジェクトから既存のフォームBeanを選択するには、「参照」をクリックします。
クラス名
(オプション)フォームBeanオブジェクトに対する構成Beanクラスの完全修飾Javaクラス名。指定する場合、オブジェクトはデフォルトの構成Beanであるorg.apache.struts.config.FormBeanConfigのサブクラスである必要があります。
動的
フォームBeanのタイプが、(作成した)DynaActionFormサブクラスである場合にのみ選択します。注意: タイプがデフォルトのDynaActionFormまたは通常のActionFormサブクラスに設定されている場合、この属性は省略できます(処理方法は、実装クラスによって決まります)。
プロパティ
Struts構成ファイルの既存<form-bean>定義の<set-property>定義を変更する際に使用します。これで、フォームBeanの特定のプロパティを初期化できます。新規プロパティ定義を作成する場合は「追加」を、既存のプロパティ定義を削除する場合は「削除」をクリックします。
プロパティ
フォームBeanで定義するプロパティ名。
Value
フォームBeanに指定されたプロパティに対して設定する値。
フォーム・プロパティ
Struts構成ファイルの既存<form-property>定義の<set-property>定義を変更する際に使用します。これで、フォームBeanの特定のプロパティを初期化できます。新規プロパティ定義を作成する場合は「追加」を、既存のプロパティ定義を削除する場合は「削除」をクリックします。
名前
この要素で定義されるプロパティのJavaBeansプロパティ名。
このBeanプロパティの実装クラスの完全修飾クラス名。このプロパティが索引付けされていることを示す[ ]を付けることができます。
初期値
(オプション)プロパティの初期値。文字列表現を使用する必要があります。指定しない場合、プリミティブの場合はゼロに、オブジェクトの場合はnullに初期化されます。
クラス名
(オプション)このフォーム・プロパティ・オブジェクトの構成Bean。指定する場合、オブジェクトはデフォルトの構成Beanであるorg.apache.struts.config.FormPropertyConfigのサブクラスである必要があります。

詳細は、Apache StrutsのWebサイト( http://struts.apache.org/userGuide/index.html)の『Struts User Guide』を参照してください。