ADF Faces Coreタグの使用

次のADF Faces CoreタグはJSF Coreタグと類似しています。つまり、これらのタグは、他のコンポーネントと併用して、特定のレンダー・キットに依存しない中心的なアクションを実行します。

コンポーネント・タグ 説明
af:attribute JSF 1.1_01のf:attributeタグに対する一時的な置換です。「af:attributeとf:attributeの違いについて」を参照してください。
af:convertColor 文字列をjava.awt.Color objectに(またはその逆に)変換します。「af:convertColorについて」を参照してください。
af:convertDateTime 文字列をjava.util.Date objectに(またはその逆に)変換します。「af:convertDateTimeとf:convertDateTimeの違いについて」を参照してください。
af:convertNumber JSF標準数値コンバータの拡張機能です。「af:convertNumberとf:convertNumberの違いについて」を参照してください。
af:forEach ADF Facesコンポーネントで使用するJSTLのc:forEachタグに置き換わるものです。「af:forEachについて」を参照してください。
af:iterator 反復用のタグです。「af:iteratorについて」を参照してください。
af:resetActionListener

ロールバックを実装するActionListenerです。ActionSourceを実装するコンポーネントに追加できます。このタグに属性はありません。

アクションを実行する前に値をリセットする宣言方式です。発行されたすべての値は、NULLまたは空にリセットされます。ただし、リセットではモデルの状態は直接変更されません。モデルの値すべてをデフォルトにリセットするには、エンクロージング・アクション自体にActionListenerが必要です。

af:returnActionListener ActionSourceコンポーネントがダイアログまたはプロセスから値を戻す宣言方式です。「af:returnActionListenerおよびダイアログ戻り値について」を参照してください。
af:setActionListener ActionSourceインタフェースを実装するコンポーネントによる、ナビゲーション前の値の設定を許可するために使用します。「af:setActionListenerおよびprocessScopeについて」を参照してください。
af:validateByteLength Javaエンコーディングが使用されているときに、文字列のバイト長を検証するために使用します。「af:validateByteLengthについて」を参照してください。
af:validateDateTimeRange 入力された日付が指定範囲内にあるかどうかを検証するために使用します。「af:validateDateTimeRangeについて」を参照してください。
af:validateRegExp Javaの正規表現構文を使用する式を検証するために使用します。「af:validateRegExpについて」を参照してください。
af:validator JSF 1.1_01のf:validatorタグと同様です。「af:validatorとf:validatorの違いについて」を参照してください。

ADF Faces Coreコンポーネントおよびタグの概要
ADF Facesコンバータおよびバリデータの使用

リファレンス: ADF Facesコンポーネント