認可に対するOracle ADFの自動サポートによって、特定の表または表列からのデータの読取りや変更を、特定のグループのメンバーである認証ユーザーのみに許可するようにできますが、認可をプログラムとして実装して、特定のユーザーに対して、メソッドへのアクセスを制限したり、ビジネス・ロジックを適用できます。
JAASのユーザー情報を認可コードに渡すには、次のようにします。
ApplicationModuleImpl
クラスからgetUserPrincipalName()
メソッドを公開します。例: public String getLoggedInUserName() {
return getUserPrincipalName();
}
getLoggedInUserName()
をコールして値を取得できます。
注意: ユーザー名を使用して、別のデータベース表への問合せができます。たとえば、ユーザー名を問合せのバインド変数に使用したり、VPD(仮想プライベート・データベース)上のセッション・コンテキストの設定に使用できます。
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