ADF Faces入力コンポーネントの概要

ADF Facesの入力コンポーネントには、入力情報を入力および選択するコンポーネント、リスト・コンポーネント、シャトル・コンポーネント、色および日付ピッカー、およびファイルのアップロード・サポートを提供できるコンポーネントが含まれています。

コンポーネント 説明
af:chooseColor 色を選択するための標準またはカスタムのインライン・カラー・パレットを作成します。selectInputColorコンポーネントと併用できます。詳細は「chooseColorおよびchooseDateについて」を参照してください。
af:chooseDate 日付を選択するためのインライン・カレンダを作成します。selectInputDateコンポーネントと併用できます。詳細は「chooseColorおよびchooseDateについて」を参照してください。
af:inputFile ファイルのアップロードに使用します。このコンポーネントが挿入されているフォームでは、usesUpload属性をtrueに設定し、ADF Facesのフィルタ(AdfFacesFilter)がインストールされている必要があります。詳細は、「ADF Facesでのファイル・アップロードの実行」を参照してください。
af:inputHidden フォームとともに発行されるが、ユーザーには表示されない値を追加します。詳細は、「ADF FacesのSelectInputおよびInputコンポーネントについて」を参照してください。
af:inputText 単一行または複数行のテキスト入力フィールドを作成します。詳細は、「ADF FacesのSelectInputおよびInputコンポーネントについて」を参照してください。
af:resetButton ユーザーがクリックするとフォームがリセットされるボタンを作成します。
af:selectBooleanCheckbox ラベルおよびメッセージ・サポートを備えた標準入力チェックボックスを作成します。
af:selectBooleanRadio ラベルおよびメッセージ・サポートを備えた標準入力ラジオを作成します。このラジオは同じgroup属性値を共有する同一フォームの他のラジオ・ボタンと論理的にグループ化されます。
af:selectInputColor 色を入力するためのテキスト入力フィールドを作成し、デフォルト・ダイアログまたはカスタム・ダイアログのパレットから色を選択するためのボタンを作成します。chooseColorおよびconvertColorと併用できます。詳細は、「selectInputColorおよびselectInputDateについて」を参照してください。
af:selectInputDate 日付を入力するためのテキスト入力フィールドを作成し、デフォルト・ダイアログまたはカスタム・ダイアログのカレンダから日付を選択するためのボタンを作成します。chooseDateおよびconvertDateTimeと併用できます。詳細は、「selectInputColorおよびselectInputDateについて」を参照してください。
af:selectInputText テキスト入力フィールドを作成しますが、ダイアログの起動もサポートします。ダイアログで値が選択されると、その値は自動的に入力フィールドに入ります。ダイアログを起動するためのselectInputTextの設定に関する詳細は、「selectInputTextおよびダイアログの起動について」を参照してください。
af:selectItem リスト・ボックス、ドロップダウン・リスト、シャトルおよび一連のラジオ・ボタンやチェックボックスにあるような、一連の項目から選択できる単一の項目を作成します。「af:selectItemとf:selectItemの違いについて」を参照してください。
af:selectManyCheckbox 一連のチェックボックスからユーザーが複数の値を選択できるラベルとコンポーネントを作成します。「ADF Facesリスト・コンポーネントについて」を参照してください。
af:selectManyListbox リスト・ボックスの一連の項目からユーザーが複数の項目を選択できるラベルとコンポーネントを作成します。value属性は、選択された値のリストまたは配列であることが必要です。size属性によって、ボックス内の表示項目数が決まります。指定のsize値が小さいために、プラットフォームでリスト・ボックスをレンダリングできない場合、ADF Facesでは、その値が適切なデフォルトの数値に自動的にオーバーライドされます。「ADF Facesリスト・コンポーネントについて」を参照してください。
af:selectManyShuttle 2つのリスト・コンテナ間でユーザーが複数の項目を選択および移動できるコンポーネントを作成します。value属性は、選択された値のリストまたは配列であることが必要です。size属性には、10から20項目の間の値が必要です。「ADF Facesリスト・コンポーネントについて」を参照してください。
af:selectOneChoice 項目のリストからユーザーが単一の項目を選択できるラベルとドロップダウン・リストを作成します。「ADF Facesリスト・コンポーネントについて」を参照してください。
af:selectOneListbox 一連の項目からユーザーが単一の項目を選択できるラベルとリスト・ボックスを作成します。「ADF Facesリスト・コンポーネントについて」を参照してください。
af:selectOneRadio ユーザーが単一の値を選択できるラベルと一連のラジオ・ボタンを作成します。「ADF Facesリスト・コンポーネントについて」を参照してください。
af:selectOrderShuttle 2つのリスト・コンテナ間でユーザーが複数の項目を選択および移動し、選択した項目リストの順序を変更できるコンポーネントを作成します。size属性には、10から20項目の間の値が必要です。「ADF Facesリスト・コンポーネントについて」を参照してください。

ADF Faces Coreの入力コンポーネントの詳細は、oracle.adf.view.faces.component.core.inputJavadocを参照してください。


ADF Faces Coreコンポーネントおよびタグの概要
自動発行およびADF Faces入力コンポーネントについて
ADF Faces入力コンポーネントでのラベルおよびメッセージ表示のサポートについて
ADF Faces入力コンポーネントのrequired属性とimmediate属性について

リファレンス: ADF Facesコンポーネント