StrutsフォームBeanの作成ダイアログ

WebアプリケーションでStrutsコンフィギュレーション・ファイルのStrutsアクションにマップできるJavaBeanクラスを作成する際に使用します。マップされたアクションがWebクライアントによって送られると、Strutsアクション・サーブレット・コントローラによってフォームBeanが作成されます。フォームBeanでは、Webアプリケーションで表示されるHTMLフォームのデータを操作する、getterメソッドおよびsetterメソッドが使用されます。フォームBeanにより、Strutsアプリケーションでアプリケーション・モデルに使用するデータを持続できます。フォームBeanのvalidate()メソッドは、すべての必要な値が存在すること、およびそれらの値が有効であることを、処理用にマップされたアクション・クラスにデータを送信する前に確認します。

Strutsコンフィギュレーション・ファイルは、プロジェクトでファイルを右クリックし、「設定」を選択して編集できます。

名前
このフィールドには、クラスに割り当てられているデフォルト名が表示されます。希望するクラス名を入力します。Strutsネーミング規則では、クラス名をFormで終了するように推奨しています。たとえば、MyViewObject.javaクラスのフォームBean名はMyViewObjectForm.javaとなります。
パッケージ
このフィールドには、パッケージに割り当てられているデフォルト名が表示されます。フォームBeanを含めるパッケージの名前を入力するか、「参照」をクリックしてパッケージ・ブラウザを表示し、別のパッケージを選択します。
拡張対象
フォームBeanのベースとなるStrutsクラスが表示されます。独自のベース・クラスを使用する場合は、「参照」をクリックします。パッケージ・ブラウザが開き、特定のベース・パネル・クラスを選択できます。
FormBean名
フォームBeanの一意の識別子を入力します。アクション・マッピングでは、フォームBean名を使用してBeanを参照します。通常この名前は、このフォームBeanを格納するリクエスト属性またはセッション属性の名前です。参照名はフォームBeanクラス名に基づく場合があります。指定した名前は、Strutsコンフィギュレーション・ファイルでのフォームBean定義に使用されます。

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