Oracle PDK-Javaポートレット・プロデューサを登録すると、プロデューサの操作パラメータを説明する基本情報を利用できます。プロデューサおよびプロデューサを介したポートレットとの通信に使用するポートレット使用アプリケーションで、この情報は使用されます。
登録が成功すると、新規登録プロデューサが「アプリケーション・ナビゲータ」の「ポートレット・プロデューサ」ノードの下にリストされます。また、jspx
ページでアプリケーションが開かれているとき、プロデューサは、すべてのプロデューサのポートレットにリストされる「コンポーネント・パレット」に表示されます。「コンポーネント・パレット」でこれらのポートレットを選択でき、jspx
アプリケーション・ページにドラッグできます。
Oracle PDK-Javaポートレット・プロデューサを登録する手順は、次のとおりです。
オプションで、「次へ」をクリックする前に、「次回にこのページを表示しない」を選択して、次にこのウィザードを使用するときにようこそページを表示させないようにできます。このウイザードの前回の使用時に、オプションを選択しなくても、ようこそページが表示されない場合があります。
注意: プロデューサ間で一意の名前をプロデューサに入力します。入力された名前と同じプロデューサは、「コンポーネント・パレット」に1度のみ表示されます。このため、2つのプロデューサを登録し、それぞれにMyProducerという名前を入力した場合、MyProducerという名前は、「コンポーネント・パレット」に1度のみ表示され、両方のプロデューサのポートレットが1つのインスタンスにリストされます。これではどちらのプロデューサがどのポートレットのものかという判断が難しくなります。
このような場合は、プロデューサを編集し、一意の名前にすることを考慮してください。
http://<host>:<port>/<context-root>/providers
host
は、プロデューサがデプロイされているサーバーです。
port
は、サーバーがHTTPリクエストをリスニングするポートです。
context-root
は、Webアプリケーションのコンテキスト・ルートです。
providers
は静的テキストです。ここで入力したテキストはプロデューサの表示方法に依存します。
例:
http://myHost:7778/myEnterprisePortlets/providers
PDK-Javaでは、単一アダプタ・サーブレットの複数のプロデューサをデプロイできます。プロデューサは、その一意のサービスIDで識別されます。サービスID/プロデューサ名がURLエンドポイントに添付されない場合のみ、サービスIDが必要になります。たとえば、次のURLエンドポイントでは、サービスIDsample
が必要になります。
http://domain.us.oracle.com:<port_number>/axyz/providers
ただし、次のURLエンドポイントでは、サービスIDは必要ありません。
http://domain.us.oracle.com:<port_number>/axyz/providers/sample
注意: このパネルのプロキシ・フィールドでは、Oracle JDeveloperプリファレンスで設定するプロキシ設定はデフォルトになります(「ツール」メニューから、「プリファレンス」を選択して、「Webブラウザとプロキシ」を選択します。)
プロデューサ接続でHTTPプロキシを使用する場合にのみこのチェック・ボックスを選択します。プロキシはコンシューマ・アプリケーションおよびリモート・ポートレット・プロデューサがファイアウォールで区切られている場合に必要であり、HTTPプロキシはプロデューサと通信するために必要です。
アプリケーションでプロデューサを登録している場合、プロデューサを呼び出します。呼び出し中に、コンシューマは、プロデューサにサブスクライバIDの値を渡します。プロデューサがサブスクライバIDの必要な値を参照しない場合、登録呼出しを拒否する可能性があります。
暗号化アルゴリズムで共有キーを使用して、メッセージ認証のメッセージ署名を生成します。プロデューサを共有キーで設定し、誤った共有キーを入力した場合、プロデューサの登録は失敗することに注意してください。共有キーには、10から20の英数字を含めることができます。
セッションが有効の場合、サーバーは、ユーザー名などのセッション固有の情報を維持します。メッセージ認証はセッションを使用するので、共有キーが指定されている場合は、このオプションも選択する必要があります。
プロデューサとサーバー間がセッションレス通信の場合、このオプションは選択しないでください。
Oracle WebCenter Frameworkの使用
ポートレット・プロデューサ登録ウィザードの再入力: 編集可能および編集不可能のプロパティの値
外部アプリケーションの登録
WSRPポートレット・プロデューサの登録
ポートレット・プロデューサの接続テスト
WSRPおよびOracle PDK-Javaポートレット・プロデューサの編集
WSRPおよびOracle PDK-Javaポートレット・プロデューサのリフレッシュ
WSRPおよびOracle PDK-Javaポートレット・プロデューサの登録解除
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