資格証明プロビジョニング・ページの作成

外部アプリケーションに対応したプロデューサからのポートレットを含むページを持つ各プロジェクトは、資格証明プロビジョニング・ページが追加および構成される必要があります。資格証明プロビジョニング・ページは、外部アプリケーションの登録を通じて提供された情報に基づいて構築されたJSFページ(jspx)です。

資格証明プロビジョニング・ページを作成する手順は、次のとおりです。

  1. 外部アプリケーションを登録します。
  2. 「アプリケーション・ナビゲータ」で、ポートレットの作成のためにスコープされたプロジェクトを右クリックし、ポップアップ・メニューから「新規」を選択します。
  3. 「新規ギャラリ」の「一般」ノードの下の「外部アプリケーション」を選択します。
  4. 右ペインで「資格証明プロビジョニング・ページ」を選択します。
  5. 「OK」をクリックします。

    CredentialProvisioner.jspxファイルは、「アプリケーション・ナビゲータ」の「Webコンテンツ」ノードの下のルート・プロジェクトにデフォルトで追加されます。手動でこのファイルを移動する場合は、WEB-INF下のfaces-config.xmlファイルを更新し、新規パスを反映する必要があります。

ログイン情報の動的レンダリングは、データをextAppCredentialProvBeanとバインドすることで、実行可能になります。このページのルック・アンド・フィールを好きなように調節できますが、 extAppCredentialProvBeanを使用するページのソースのエントリは一切変更しないでください。

誤ってextAppCredentialProvBeanのエントリを変更した場合は、ギャラリから再び「資格証明プロビジョニング・ページ」を追加して、このファイルを上書きできます。手動でextAppCredentialProvBeanを移動または名前を変更する場合は、 faces-config.xmlファイルも更新して、新規パスを反映する必要があります(このファイルはWEB-INF下にあります)。ページ・ナビゲーション・ルール_adfp_external_apps_credential_pageto-view-id属性値を調節する必要があります。

資格証明プロビジョニング・ページの作成後、WebCenter Frameworkのセキュリティ機能を使用して有効なユーザーへのアクセスの制限を検討します。特定のページのセキュリティを確保する1つの手段としては、まずADFセキュリティ・ウィザード(「ツール」メニューで使用可能)を介してアプリケーションでJAASセキュリティを使用できるようにすることがあげられます。その後、認可エディタで特定のページのJAASセキュリティ・ポリシーを定義します。認可エディタにアクセスするには、そのページのページ定義ファイルを開き、「構造」ペインでそのファイルを右クリックし、「認可の編集」を選択します。アプリケーションおよびアプリケーション・ページのセキュリティの実装の詳細は、Oracle WebCenter Framework開発者ガイドを参照してください。


外部アプリケーションおよび資格証明プロビジョニングについて
外部アプリケーションの登録
外部アプリケーションの登録情報の編集
外部アプリケーションの登録情報の削除
Oracle PDK-Javaポートレット・プロデューサの登録
Oracle PDK-Javaポートレット・プロデューサの編集
Oracle WebCenter Frameworkの使用