EJBコンポーネント用のOracle ADFデータ・コントロールの作成

EJBテクノロジをビジネス・サービス・テクノロジとして使用する場合、モデル情報は、Oracleが提供するシン・アダプタ・クラスによって実装されるADFデータ・コントロール・インタフェースを介して、ビュー・レイヤーおよびコントロール・レイヤーに公開されます。

アダプタ・クラスおよびデータ・コントロールを作成するには、次のようにします。

  1. ナビゲータで、アプリケーション・クライアントに公開するモデル・オブジェクトを含むModelプロジェクトを選択します。
  2. モデル・プロジェクトでステートレス・セッションBeanを右クリックし、「データ・コントロールの作成」を選択します。

    または

    セッションBeanをアプリケーション・ナビゲータからデータ・コントロール・パレットにドラッグして、データ・コントロールを作成します。

    注意: ステートレス・セッションBeanからのデータ・コントロールのみを作成できます。

  3. BeanでCollection型を返す属性またはメソッドを定義している場合は、データ・コントロールにもその戻り型を指定する必要があります。

JDeveloperにより、データ・コントロール定義ファイル(DataControls.dcx)がモデル・プロジェクトに追加されます。.dcxファイルは、クライアントと使用可能なビジネス・サービスの間の対話を容易にする、Oracle ADFモデル・レイヤー・アダプタ・クラスを識別します。

クライアント・アプリケーションで使用するために登録したビジネス・サービスを表示するには、次のようにします。


Oracle ADFデータ・コントロールへのビジネス・サービスの登録
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データ・コントロール・パレットについて