埋込みOC4Jサーバー上でのWebアプリケーションのテスト

Oracle Containers for J2EE(OC4J)はJDeveloperに統合されており、Webアプリケーションをターゲット・アプリケーション・サーバーにデプロイする前にIDEからテストおよびデバッグできます。

埋込みOC4Jサーバー上でアプリケーションを実行およびテストする場合、サーバー接続やデプロイ設定は不要です。ただし、プロジェクト・プロパティを構成して、デフォルトのアプリケーション名およびWebコンテキスト・ルートを定義できます。

Webアプリケーションのプロジェクト・プロパティを構成するには、次の手順を実行します。

  1. アプリケーション・ナビゲータで、テストする必要があるWebアプリケーションのプロジェクトを検索します。
  2. プロジェクトを右クリックし、ポップアップ・メニューから「プロジェクト・プロパティ」を選択します。
  3. 「プロジェクト・プロパティ」ダイアログのツリーで、「J2EEアプリケーション」を選択します。
  4. 「J2EE Webアプリケーション名」および「J2EE Webコンテキスト・ルート」に、必要に応じて適切な情報を入力します。コンテキスト・ルートは、ユーザーがWebアプリケーションにアクセスする際にブラウザに入力するURLの仮想パスです。たとえば、http://localhost:8989/<virtualpath>/<homepage>.jspというURLでは、<virtualpath>がコンテキスト・ルートです。
  5. 終了したら「OK」をクリックします。

埋込みOC4JサーバーでWebアプリケーションをテストするには、次の手順を実行します。

  1. アプリケーション・ナビゲータで、実行するプロジェクトまたはアプリケーション・ビュー・コンポーネント(JSPファイルなど)を右クリックします。
  2. コンテキスト・メニューから「実行」を選択します。

    埋込みOC4Jサーバーが自動的に起動され、デフォルトのWebブラウザが起動してビューが表示されます。

    注意: プロジェクトを実行するには、最初にデフォルトの実行ターゲットを指定する必要があります。まだ指定していない場合は、プロジェクトを初めて実行するときにデフォルトの実行ターゲットを入力するように要求されます。デフォルトの実行ターゲットを指定するには、プロジェクト・プロパティを編集する方法もあります(「プロジェクトを実行用に設定」を参照)。


ブラウザでのデプロイ済Webアプリケーションの表示
サーブレットの実行
JSPの実行
JSFおよびADF Facesアプリケーションの実行