WSRPおよびOracle PDK-Javaポートレット・プロデューサの登録解除

プロデューサを登録解除すると、登録データはWebCenterアプリケーション側およびリモート・プロデューサ側の両方から削除されます。アプリケーション側では、プロデューサ接続が削除されます。プロデューサ側では、ポートレット自体ではなくインスタンスが削除されます。

ポートレット・インスタンスは、リモート・プロデューサ側で削除されますが、アプリケーション側では削除されせん。したがって、ポートレット・プロデューサを登録解除する場合、アプリケーション・ページからプロデューサが提供したポートレットも削除する必要があります。また、ポートレットがパラメータを含む場合、関連するページ変数も、影響を受けるアプリケーション・ページのページ定義ファイルから削除する必要があります。

このトピックでは3つのタスクを紹介します。

プロデューサの登録解除

WSRPまたはOracle PDK-Javaポートレット・プロデューサを登録解除する手順は、次のとおりです。

  1. 「アプリケーション・ナビゲータ」で、プロデューサに移動します。

        アプリケーション
            <ApplicationName>
                ポートレット・プロデューサ

  2. 登録解除するプロデューサを右クリックして、ポップアップ・メニューから「登録解除」を選択します。
  3. 「ポートレット・プロデューサの登録解除」ダイアログ・ボックスで、「はい」をクリックします。

    エラー状態が発生した場合、「ポートレット・プロデューサの登録解除」ダイアログ・ボックスではなく、代替のダイアログが開き、登録解除を続行するかどうかを尋ねます。このような場合、アプリケーション側の登録データのみが削除されます。プロデューサ側の登録データは残ります。これには様々な理由があります。

    このダイアログで、登録解除を続行するには、「はい」をクリックし、中断するには、「いいえ」をクリックします。「いいえ」をクリックした場合、エラーを修正し、登録解除を再試行できます。

  4. 「OK」をクリックして、成功メッセージを閉じます。

アプリケーション・ページからのポートレットの削除

アプリケーション・ページからポートレットを削除する手順は、次のとおりです。

  1. 「アプリケーション・ナビゲータ」で、関連するアプリケーション・ページ(jspxファイル)に移動して、開きます。

    アプリケーション
        <ApplicationName>
            <ProjectName>
                    WEB-INF¥lib
                        <application_page_name>.jspx

  2. 設計ビューで、削除するポートレットを右クリックして、ポップアップ・メニューから「削除」を選択します。

    ポートレットがページ変数に関連している場合、次のセクションに移動します。

ページ定義ファイルからのページ変数の削除

この処理は、前のセクションを継続します。

ページ定義ファイルから削除したポートレットに関連付けられたページ変数を削除する手順は、次のとおりです。

  1. jspxファイルを右クリックして、ポップアップ・メニューから「ページ定義に移動」を選択します。

    ソース・ビューでページ定義ファイルを開きます。

  2. 削除したポートレットに関連付けられたすべてのページ変数を検索して、ページ定義ファイルから削除します。

    たとえば、ポートレット1を削除した場合、ページ定義ファイルから、次の例でハイライト表示されているページ変数を削除します。

    <?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
    <pageDefinition xmlns="http://xmlns.oracle.com/adfm/uimodel"
            version="10.1.3.38.97" id="untitled1PageDef"
            Package="project1.pageDefs">
        <parameters/>
        <executables>
            <variableIterator id="variables">
                 <variable Name="portlet1_param1" Type="java.lang.Object"/>
                 <variable Name="portlet1_param2" Type="java.lang.Object"/>
                <variable Name="portlet2_param1" Type="java.lang.Object"/>
                <variable Name="portlet2_param2" Type="java.lang.Object"/>
            </variableIterator>
            <portlet id="portlet2" portletInstance="/oracle/adf/portlet/
                       PdkPortletProducer2_1154100666247/applicationPortlets/
                       Portlet1_b5e49696_010c_1000_8008_8c5707ef9c4f"
                       class="oracle.adf.model.portlet.binding.PortletBinding"
                       xmlns="http://xmlns.oracle.com/portlet/bindings">
                    <parameters>
                       <parameter name="param1" pageVariable="portlet2_param1"/>
                       <parameter name="param2" pageVariable="portlet2_param2"/>
                    </parameters>
            </portlet>
        </executables>
        <bindings/>
    </pageDefinition>

  3. 「ファイル」メニューから「すべて保存」を選択します。

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