シーケンス図の要素と説明は、次のとおりです。
ダイアグラム上では、四角形と下方向への垂直の破線で表されます。オブジェクト・ライフラインは、一定期間のオブジェクトの存在を表します。
ダイアグラム上では、オブジェクト・ライフラインの破線上にある細長い四角形で表されます。実行発生は、オブジェクトが操作を実行している期間を表します。
ダイアグラム上では、実線と塗りつぶされた矢印で表されます。同期メッセージは、送信者が処理を続行する前に応答を待つ必要があるメッセージです。後述の「非同期メッセージ」と比較してください。
ダイアグラムでは、作成されるオブジェクトを表す四角形と破線が元のオブジェクトよりも下方向にシフトして表されます。作成メッセージは、オブジェクトの作成を導くメッセージです。
ダイアグラムでは、イベント実行をメッセージ終端の大きい×印で表します。停止メッセージは、オブジェクトの削除を導く(または、オブジェクトが不要になったことを示す)メッセージです。
ダイアグラムでは、破線と塗りつぶされた矢印で表されます。戻りメッセージは、以前にメッセージが送信されたオブジェクトから戻されるメッセージです。戻りメッセージは同期メッセージからのみ有効で、それ自体が同期します。
ダイアグラム上では、階段状の線と棒線の矢印で表されます。非同期メッセージは、送信者が処理を続行する前に応答を待つ必要がないメッセージです。前述の「同期メッセージ」と比較してください。
Copyright © 1997, 2007, Oracle. All rights reserved.