ビュー・オブジェクト・ウィザード - チューニング・ページ

チューニング・ページを使用して、アプリケーションのパフォーマンスをチューニングします。

データベースから取得
すべての行
データベース表から複数の行へのアクセスが必要なビュー・オブジェクト定義に対して選択します。
バッチ
JDBCのフェッチ・サイズを入力します。サイズが小さい場合、問合せ結果セット内のさらに先の行を取得するために、データベースへのラウンドトリップがより多く必要になる可能性がありますが、それぞれのトリップで取得するデータは少量ですみます。サイズが大きい場合はトリップ数が最小限になりますが、アプリケーションで必要とされるよりも多くのデータを取得する可能性があります。このオプションは、「同時」を選択すると無視されます。
必要に応じて
データベースから使用されるとおりにデータを取得する場合に選択します。データは、「バッチ」フィールドに入力された値に基づいて、データベースからバッチ単位で取得されます。
同時
問合せが実行されるとすぐに、問合せ結果セットのすべての行を取得する場合に選択します。
最大で1行
たとえば、1行のみ戻すように設計された問合せが行われるビュー・オブジェクト定義など、問合せ結果セットの行を1行のみ取得する必要があるビュー・オブジェクト定義に対して選択します。
行なし
問合せの実行を回避する場合に選択します。これは、データ挿入にのみ使用されるビュー・オブジェクト定義の場合に便利です。
問合せオプティマイザ・ヒント
必要に応じて、問合せオプティマイザ・ヒントを入力します。問合せオプティマイザ・ヒントの詳細は、『Oracle Database 10gパフォーマンス・チューニング・ガイド』の第14章を参照してください。
Rowsetを介したページング時に行の最後のページを入力
ユーザーがクライアントで(一連のWebページなどから)データをページごとにスクロールする場合、デフォルトの動作では最終ページにデータが完全に入力されます。その結果、前のページに表示された行を最終ページに表示できます。このデフォルトの動作を保持する場合に選択してください。
受動状態
フェイルオーバーおよびアプリケーション・モジュールのプールで使用されます。現在の行、バインド・パラメータ値、およびデフォルトの問合せの変更など、ビュー・オブジェクト全体に関連する一時情報を含む状態を管理する場合に選択します。
一時的な値をすべて含む
個々の行の一時属性とエンティティ導出属性の値を含む状態も管理する場合に選択します。
ビュー・リンク・アクセッサの保存
チェック・ボックスを選択すると、ディテール・ビュー・オブジェクトの行セットがキャッシュされます。これによって、ビュー・リンク・アクセッサとマスター/ディテール・データ・モデルのディテール側の両方に行がキャッシュされます。通常、ディテール・ビュー・オブジェクト行が安定しており高いパフォーマンスやスケーラビリティが必要な場合には、ディテール・セットを保持します。
チェック・ボックスの選択を解除すると、行セットのキャッシュが無効化されます。通常、ビュー・オブジェクト行が変更される場合には、ディテール・セットが保持されません。


関連項目

ビジネス・コンポーネントのチューニング