保留中の変更

このウィンドウには、次のファイルが表示されます。

「保留中の変更」ウィンドウは、ファイルのローカル・ソース・コントロール・ステータスが変化する処理を初めて開始すると自動的に開きます。通常は、「バージョニング」次に選択 「保留中の変更」の順に選択して、「保留中の変更」ウィンドウを表示できます。

ツールバーのボタンを使用して、ウィンドウにリスト表示されたファイルに適したソース・コントロール処理を実行できます。ボタンをクリックすると、操作がただちに開始する場合と、処理を進める前にオプションを選択できるダイアログ・ボックスが表示される場合があります。どちらの方法を使用するかは、各ソース・コントロール・システムの設定パネルで指定することで選択できます。

的確な補助が示されるように、「保留中の変更」ウィンドウには3種類の表示モードがあります。

「コメント」領域(送信変更モードのみ)

ファイルをチェックインまたはコミットする際に、ファイルに関連付けるコメントを入力できるテキスト領域です。

「コメント」領域への入力を開始すると、以前のコメントのリストが表示されます。入力内容が以前のコメントと一致する場合は、そのコメントがリスト上部に表示されます。また、リスト内をスクロールして必要なコメントを検索できます。リストには、現在のJDeveloperセッションから最大50件のコメントが表示されます。コメントをダブルクリックするか、またはコメントを選択して[Enter]をクリックすることで、リストから「コメント」領域にコメントを移動できます。

「コメント」領域は「コメント」ボタンで表示/非表示を切り替えられます。この領域が非表示の場合にファイルのチェックイン前またはコミット前に常にダイアログ・ボックスが表示されるように設定することもできます。

「保留中の変更」ウィンドウの列には次の情報が表示されます。

モード 説明
名前 すべて 現在チェックアウトされているファイルまたはコミットされていないファイルの名前。
場所 すべて 「名前」列のファイルの場所。
送信ステータス 送信変更 「名前」列のファイルのソース・コントロールのステータス。
受信ステータス 受信変更 「名前」列のファイルのソース・コントロールのステータス。

列ヘッダーをクリックすると、情報をソートできます。

ボタン

ボタン 機能 説明
リフレッシュ リフレッシュ リストを最新のリモート情報でリフレッシュします。
すべてコミット すべてコミット リスト内で選択されていない項目も含めて、コミットされていない項目をすべてCVSリポジトリにコミットします。
変更を元に戻す 変更を元に戻す 現在の編集での変更を無効にします。エディタが終了すると、ローカル・ファイルへの変更内容は失われます。
「競合の解決」アイコン 競合の解決 アクティブの場合は、リビジョンに競合する内容が含まれていることを示します。クリックすると、競合を解決するためのマージ・ツールが開きます。
前のバージョンと比較 前のバージョンと比較(前のリビジョンと比較) 選択したファイルのバージョン/リビジョンまたはチェックアウトを前のバージョン/リビジョンと比較します。
コメントの設定 コメント(コメントの設定) 「コメント」領域の表示と非表示を切り替えます。コメントが表示されている場合、「チェックイン」ボタンまたは「コミット」ボタンをクリックすると、各ソース・コントロール・システムの設定パネルで指定した設定に応じて、即時に(中間のダイアログ・ボックスを開かずに)チェックインまたはコミットを開始できます。
オプション 競合フィルタ すべてのファイルと、内容が競合しているファイルのみとを切り替えます。
オプション オプション 設定可能なオプションとともにダイアログを開きます。
機能 説明
未変更のコミットを強制 選択すると、既存の内容と同一の場合でもファイルがCVSリポジトリにコミットされます。
更新時に変更を取消 選択すると、ローカル・ファイルがリモート・ファイルで上書きされるときに、ローカル・ファイルに加えられた変更が失われます。
選択を解除すると、受信変更がローカル・ファイルにマージされます。注意: マージ・ファイルで競合が発生し、手動の調整が必要になる場合があります。
変更がなくてもチェックイン 選択すると、ソース・コントロール下にある既存の内容と同一の場合にも、ファイルがチェックインされます。
チェックアウトのコメントを使用 選択すると、チェックアウトに使用したのと同じコメントがチェックインにも使用されます。
すべて更新 すべて更新 リスト内で選択されていないファイルも含めて、リスト表示されているファイルをすべてリモート情報で更新します。
すべて追加 すべて追加 リスト内で選択されていないファイルも含めて、リスト表示されているファイルをすべてソース・コントロールに追加します。

ポップアップ・メニュー

ウィンドウの次の部分でマウスを右クリックすると、ポップアップ・メニューを利用できます。

ポップアップ・メニュー項目 説明
「コメント」領域 次のコマンドが表示されます。「切取り」(クリップボードへ)、「コピー」(クリップボードへ)、「貼付け」(クリップボードから)、「コメント」(「コメントの設定」)、「リフレッシュ」(ビューのリフレッシュ)。
列ヘッダー 列ヘッダーがリスト表示されます。現在表示されている列ヘッダーはチェック・マークで示されます。リスト内でチェック・マークが付いているヘッダー名をクリックすると、そのヘッダーがビューから削除されます。リスト内でチェック・マークが付いていないヘッダー名をクリックすると、そのヘッダーがビューに表示されます。
リストされたファイル サポートされているソース・コントロール・システムに応じて、次のコマンドが表示されます。「追加」と「すべて追加」、「チェックイン」と「チェックアウトを元に戻す」、「コミット」、「すべてコミット」および「編集解除」、「更新」と「すべて更新」、「比較...」、「コメント」(「コメントの設定」)、「ファイル・リストをコピー」(クリップボードへ)、「ナビゲータ内で選択」、「リフレッシュ」(ビューのリフレッシュ)。

タブ

ウィンドウの異なるモード間での選択が可能になります。各モードのファイル数が表示されます。ユーザーが確認していない変更情報があるタブはオレンジ色でハイライト表示されます。