jndi.propertiesファイルの追加

いくつかのクライアント・テクノロジを使用するときに、EJB参照を解決するには、プロジェクト・ソースにjndi.propertiesファイルを追加する必要がある場合があります。たとえば、ADF Swingを使用する場合、ソース・パスにjndi.propertiesファイルを配置する必要があります。このファイルを作成するための手順は、埋込みサーバーとリモート・サーバーでは異なります。

埋込みサーバーへのjndi.propertiesの追加

埋込みサーバーを使用している場合、データ・コントロールから項目を挿入するときに、jndi.propertiesファイルがクラスパスに追加されます。ただし、埋込みOC4Jクライアント・ライブラリをプロジェクトに追加して、jndi.propertiesファイルを自動的に作成することで、jndi.propertiesファイルを明示的に追加することもできます。

埋込みサーバーのjndi.propertiesファイルを追加するには、次のようにします。

  1. アプリケーション・ナビゲータで、クライアント・プロジェクトを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
    「プロジェクト・プロパティ」ダイアログが開きます。
  2. 左側のペインで、「ライブラリ」を選択し、「ライブラリの追加」をクリックします。
    「ライブラリの追加」ダイアログが開きます。
  3. 「ライブラリの追加」ダイアログで、「埋込みOC4JClient」ライブラリが表示されるまでスクロールし、「OK」をクリックします。
  4. 「OK」を再度クリックして、「プロジェクト・プロパティ」ダイアログを閉じます。

リモート・サーバーへのjndi.propertiesの追加

リモート・サーバーを使用している場合、カスタムjndi.propertiesファイルを作成して、ソース・ディレクトリのルートに追加する必要があります。

リモート・サーバーのjndi.propertiesファイルを追加するには、次のようにします。

  1. アプリケーション・ナビゲータで、クライアント・プロジェクトのルート・ディレクトリを右クリックし、「新規」を選択します。
    「新規ギャラリ」が開きます。
  2. 「一般」カテゴリで、「ファイル」を選択します。
    「ファイル作成」ダイアログが開きます。
  3. 「ファイル作成」ダイアログで、「ファイル名」jndi.propertiesに変更し、「OK」をクリックします。
    ファイルがソース・エディタで開かれます。
  4. エディタで、適切なJNDIエントリを作成します。
    たとえば、jndi.propertiesファイルには次のようなエントリがあります。
    java.naming.provider.url=ormi¥://localhost¥:23891/current-workspace-app
    java.naming.factory.initial=com.evermind.server.rmi.RMIInitialContextFactory
    java.naming.security.principal=oc4jadmin
    java.naming.security.credentials=welcome

関連項目

クライアントへのデータの公開