同じ行セットに様々な型のエンティティ・オブジェクトをマップでき、クライアントは様々な型のオブジェクトに関する認識なしで行セットを処理できます。この一般的な例には、月給制社員と時給制社員の2つの型の従業員があります。どちらの型の従業員も同じベース・エンティティ・オブジェクトを使用しますが、異なる給与形態を計算するには、最低もう1つのサブ・エンティティ・オブジェクトが必要です。
エンティティ・オブジェクト・レベル上に実装するかしないかにかかわらず、ビュー・オブジェクト・レベル上に多相性を実装できます。
ビュー・オブジェクト・レベル上に多相性を実装するには、次のようにします。
データベースから行が取得される場合、ViewObjectImpl createRowFromResultSet
メソッドがコールされます。このメソッドでは、ビュー・オブジェクトの識別子属性が取得され、ターゲット・ビュー・オブジェクトの定義が決定されます。次に、この定義を使用して適切な行が作成されます。このメソッドはオーバーライドできます。
多相性ビジネス・コンポーネントの作成
識別子列の作成
Oracle ADFビュー・オブジェクトについて
Oracle ADFエンティティ・オブジェクトについて
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