属性およびメソッド・バインディングの認可の構成

「認可エディタ」を使用して、属性およびメソッドのバインディングに対する権限をユーザーに付与できます。

属性について付与された権限は、作成、削除およびコミットなどの操作を実行できるかどうかを反映することに注意してください。したがって、操作に対する認可を設定するのではなく、属性またはイテレータに対する認可を設定します。詳細は、「Oracle ADFオブジェクトの権限について」を参照してください。

「認可エディタ」を使用して権限を付与する手順は、次のとおりです。

  1. WebページまたはADF Swingフォームを作成します。
  2. 「ビジュアル・エディタ」で、ページを右クリックして「ページ定義に移動」を選択します。
  3. 「構造」ペインで「バインディング」ノードを開きます。
  4. 権限を付与するイテレータを右クリックし、コンテキスト・メニューから「認可の編集を選択します。
  5. 「認可エディタ」に、バインディングに対する事前定義済の権限と、リソース・プロバイダにより定義されたプリンシパル(ロールとユーザー)が表示されます。「ヘルプ」をクリックするか、[F1]を押すと、このダイアログの使用方法の詳細ヘルプが表示されます。

関連項目

J2EEアプリケーションのセキュリティの開発
Oracle ADFアプリケーションでのセキュリティの実装