JSF式言語を使用すると、JSFページ上のコンポーネント・タグからプロパティ(他の値)へのバインディング、またはアプリケーション内のクラスのメソッドへのバインディングを作成できます。値バインディングでは、コンポーネントの属性に対する値が提供されます。詳細は、「値バインディングについて」を参照してください。メソッド・バインディングでは、メソッドの実行方法が提供されます。詳細は、「メソッド・バインディングについて」を参照してください。
このトピックでは、次の項目について説明します。
値バインディングの構文
メソッド・バインディングの構文
JDeveloperを使用したJSF EL式の作成
値バインディングの構文は、次の例外を除いて、JSP 2.0式言語で使用するのと同じ構文に従います。
#{
と}
である必要があります。
値バインディング式の例を次に示します。
#{foo}
#{foo.bar}
#{foo.bar.baz}
#{foo[bar]}
#{foo["bar"]}
#{foo[3]}
#{foo[3].bar}
#{foo.bar[3]}
#{foo.bar == "Hello World"}
#{(foo.bar) / 5 * 3}
Offer Valid from #{offer.validFromDate} to {offer.validToDate}
メソッド・バインディングの式では、次のパターンのいずれかを使用する必要があります。
#{expression.value}
#{expression[value]}
式には、「値バインディングの構文」で説明したJSF EL式を使用できます。値は、式のオブジェクトのメソッド名と一致する識別子である必要があります。
JSF EL式は、JDeveloper式ビルダーを使用して作成できます。このツールのバリエーションは、JDeveloperの様々な場所にあります。JSFアプリケーションの開発時には、これらのツールを使用して次のようにバインドできます。
式ビルダーを使用したEL式の作成
マネージドBeanを使用したデータへのJSFコンポーネントのバインドについて
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