エンティティ・オブジェクト定義でのデータベース監査証跡の有効化

Oracle ADFアプリケーションでは、JAASを利用してデータベース変更の監査証跡を作成できます。

エンティティ・オブジェクト定義でデータベースの監査証跡を有効化するには、次のようにします。

  1. アプリケーションに有効なJAAS認証があることを確認します。
  2. 次の列を1つ以上追加して、データベースの表を変更します。
  3. この表に基づくエンティティ・オブジェクト定義を作成します。このエンティティ・オブジェクトがすでに存在する場合は、ステップ1で追加した各列について、エンティティ・オブジェクト定義に属性を追加します。
  4. システム・ナビゲータまたはアプリケーション・ナビゲータで、エンティティ・オブジェクトを右クリックし、「編集」を選択します。
  5. 新規のデータベース列の1つに対応する各エンティティ属性について、次のことを実行します。
  6. 「OK」をクリックします。
  7. そのエンティティ・オブジェクトに基づく各ビュー・オブジェクトを右クリックし、「編集」を選択します。ウィザードが開いた後、ただちに「OK」をクリックできます。
  8. TIMESTAMP型の列では、時間部分のみ表示する場合、「コントロール・ヒント」フォーマッタ・プロパティを定義します。

「エンティティ・オブジェクト」ウィザードの詳細は、「ヘルプ」をクリックしてください。


エンティティ・オブジェクトでの監査証跡について
Oracle ADF Business Componentsを使用したセキュリティの実装