TopLinkではすべての直接マッピングについて自動的に直接問合せキーが定義され、各マッピングに対する特別な問合せキー・タイプがあります。通常は、オプティミスティック・ロックに使用するバージョン・フィールドや継承に使用するタイプ・フィールドなどの、直接マッピングのないフィールドにアクセスする際に問合せキーを使用します。
TopLinkでは自動的に生成された問合せが「問合せキー」タブ(図4-10を参照)に表示されます。これらのキーは変更できません。
例4-3 自動生成された問合せキー
たとえばTopLinkチュートリアルにおけるEmployee
クラスを想定します。Employee
クラス(属性はfirstName
)からEMPLOYEE表(フィールドはF_NAME)へのフィールドへの直接マッピングを定義すると、問合せキーは自動的に生成されるためコストがかかりません。
次のコード例では、TopLink式フレームワーク内における自動生成された問合せキーの使用を示しています。
Vector employees = session.readAllObjects(Employee.class, new ExpressionBuilder().get("firstName").equal("Bob"));
Copyright © 1997, 2006, Oracle. All rights reserved.