Oracle ADFアプリケーションからコミット操作をリクエストすると、コミット・サイクルと呼ばれる一連のイベントが開始されます。コミット・サイクルでは、Oracle ADF Business ComponentsによってCOMMIT
コマンドがデータベースに送られた直後に、afterCommit()
がすべてのビュー・オブジェクト・インスタンスおよび変更済のエンティティ・オブジェクト・インスタンスに対してコールされます。これらのインスタンスに対してafterCommit()
をオーバーライドして、各イベントがトランザクションのコミット前に起動されるようにセットアップできます。コミット・サイクルの詳細は、関連項目のトピックを参照してください。
コミット前のイベントをセットアップするには、次のようにします。
oracle.jbo.server.TransactionEvent
をインポートします。
import oracle.jbo.server.TransactionEvent;
TransactionEvent
パラメータを受け取るafterCommit()
メソッドを追加します。そのパラメータがメソッドの終わりのsuper.afterCommit()
に渡されることを確認してください。
public void afterCommit(TransactionEvent e)
{
/* Add post-commit events here */
super.afterCommit(e);
}
コミット・サイクルのカスタマイズ
DML操作のカスタマイズ
コミット前のイベントのセットアップ
トランザクションのコミット
ロールバック・サイクルのカスタマイズ
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