状態の分類子の追加作成
既存オブジェクトの状態の分類子は、ナビゲータ・ペインから追加作成できます。また、ダイアグラムにすでに表示されているオブジェクト・フロー状態をコピーして貼り付けても作成できます。
注意: 既存オブジェクトの状態の分類子を追加作成する場合、コンポーネント・パレットは使用できません。コンポーネント・パレットからオブジェクト・フロー状態を作成すると、アクティビティ・モデラーでは、新規オブジェクトに対する新規の状態の分類子について新規のオブジェクト・フロー状態が作成されます。コンポーネント・パレットで作成したオブジェクトの名前を既存のオブジェクト名に変更しようとすると、アクティビティ・モデラーで検証エラーが発生します。これは、同じパッケージ内に同じ名前のオブジェクトを2つ作成しようとしているとモデラーが解釈するためです。
ナビゲータから状態の分類子の追加作成を行うには、次のようにします。
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ナビゲータで使用するオブジェクトの名前を右クリックし、「プロパティ」を選択します。
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「状態の分類子」ノードを選択し、「新規作成」をクリックして、新規の状態の分類子を作成します。
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新規の状態の分類子の名前を入力します。
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ステップ2と3を繰り返して、必要な数の状態の分類子を追加作成します。
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「OK」をクリックします。オブジェクトに対して新規の状態の分類子が作成されます。
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新規の状態の分類子を持つオブジェクト・フロー状態をダイアグラムに含めるには、「ダイアグラムに追加」オプションを使用して「状態の分類子」を選択するか、またはナビゲータでオブジェクトを選択します。「構造」ペインで「状態の分類子」ノードを開き、使用する状態の分類子を検索します。状態を選択してダイアグラム上にドラッグ・アンド・ドロップします。
「コピー」および「貼付け」コマンドを使用して状態の分類子を追加作成するには、次のようにします。
次のステップは、状態の分類子を追加作成するオブジェクトがダイアグラム上のオブジェクト・フロー状態ですでに使用されていることを前提にしています。
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ダイアグラム上で「オブジェクト・フロー状態」を右クリックし、「コピー」を選択します。
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新規の状態の分類子を持つオブジェクト・フロー状態を配置する位置にカーソルを置きます。
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右クリックして「貼付け」を選択します。コピーしたタイプとタイプは同じだが、状態の分類子は[新規状態1]のオブジェクト・フロー状態がダイアグラム上に表示されます。
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[新規状態1]を一意の名前に変更します。
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ステップ3と4を繰り返して、オブジェクト・フロー状態に対して必要な数の状態の分類子を作成します。
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UMLアクティビティ、フローおよび状態のモデル化
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