ADF Facesは、特定の入力コンポーネントによるフォームの自動発行をサポートしています。対象となる入力コンポーネントのautoSubmit
属性がtrue
に設定され、適切なアクション(値の変更など)が発生すると、この入力コンポーネントは、部分ページ発行を介して挿入されたフォームを自動的に発行します。したがって、ページ全体を再描画せずにページの一部を更新できます。「ADF Facesでの部分ページ・レンダリングのサポートについて」の例を参照してください。
次のADF Faces入力コンポーネントは、autosubmit
属性がtrue
に設定されている場合、部分ページ発行をサポートします。
af:inputText
af:selectInputText
af:selectBooleanCheckbox
af:selectBooleanRadio
af:selectOneChoice
af:selectOneRadio
af:selectOneListbox
af:selectManyCheckbox
af:selectManyListbox
また、immediate
属性がtrue
に設定されている場合、ADF Facesでは、クライアント側の検証が実行されません。それ以外の場合は、自動発行の実行時にクライアント側とサーバー側の両方の検証が実行されます。
注意: 次のADF Facesデータ・コンポーネントもautoSubmit
属性をサポートします。
af:tableSelectMany
af:tableSelectOne
デフォルトでは、autoSubmit
の値はfalse
です。これは、値が変更された場合に入力値が自動的に発行されないことを意味します。
(以前にADF UIX 2.2.xを使用していた場合)ADF UIX 2.2.xコンポーネントのprimaryClientAction
属性は、autoSubmit
属性に置換されています。
ADF Facesのクライアント側検証および変換について
ADF Faces入力コンポーネントでのラベルおよびメッセージ表示のサポートについて
ADF Faces入力コンポーネントのrequired属性とimmediate属性について
ADF Faces入力コンポーネントの概要
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