JSTL書式ライブラリ - <fmt:timeZone>タグ

ボディ・コンテンツで時間情報の書式設定または解析を行う際のタイムゾーンを指定します。

構文

<fmt:timeZone value=”timeZone”>
body content
</fmt:timeZone>    

ボディ・コンテンツ

JSP。JSPコンテナがボディ・コンテンツを処理し、現在のJspWriterに書き込みます。アクションはボディ・コンテンツを無視します。

属性

value
タイムゾーン。String値がタイムゾーンIDとして解釈されます。この値は、JavaプラットフォームでサポートされるタイムゾーンID(America/Los_Angelesなど)のいずれか、または独自のタイムゾーンID(GMT-8など)です。サポートされるタイムゾーン書式の詳細は、java.util.TimeZoneを参照してください。

NULLおよびエラーの処理

valueがNULLまたは空の場合、GMTタイムゾーンが使用されます。

説明

<fmt:timeZone>アクションは、http://www.jcp.org/aboutJava/communityprocess/first/jsr052/index.htmlの『JavaServer Pages Standard Tag Library 1.0 Specification』に記載されているネストされた時間書式設定アクション(9.8項「<fmt:formatDate>」を参照)または時間解析アクション(9.9項「<fmt:parseDate>」を参照)で、時間情報の書式設定または解析を行う際のタイムゾーンを指定します。

文字列として指定したタイムゾーンは、java.util.TimeZone.getTimesZone()を使用して解析されます。

注意: JSTL 1.1では、Java Servlet 2.4およびJavaServer Pages 2.0の仕様をサポートするJSPコンテナが必要です。JSTL 1.0仕様の実装には、Java Servlet 2.3およびJavaServer Pages 1.2の仕様をサポートするJSPコンテナが必要です。

JSTLタグの状況依存ヘルプを提供するため、JSTLタグ・ライブラリのドキュメントがApache Software Foundation(http://www.apache.org/)で作成され、JDeveloperに含まれています。また、JSTLタグおよび属性の説明を含む『JavaServer Pages Standard Tag Library 1.0 and 1.1 Specifications』を次のWebサイトからダウンロードできます。

http://www.jcp.org/aboutJava/communityprocess/final/jsr052/index2.html

JSTLの詳細は、次の外部リファレンスを参照してください。

『Java Sun JSTL Resources』ページ:
http://java.sun.com/products/jsp/jstl/

 

JDeveloperのJSTLタグ・ライブラリについて
リファレンス: JavaServer Pages標準タグ・ライブラリ(JSTL)