コミットを伴わないデータのポスト

Oracle ADFアプリケーションでは、postChanges()メソッドを使用してキャッシュ内のすべてのデータを検証およびポストできます。

注意: 検証およびポストは、トランザクションのコミット時に自動的に行われます。

コミットを伴わずに変更をポストするには、次のようにします。

  1. トランザクション・オブジェクトを取得します。
  2. トランザクション・オブジェクトに対してpostChanges()をコールします。

    currentTrans.postChanges();

注意: データベース接続プーリングの使用は、基本的にpostChanges() のコール、または同じリクエスト内でトランザクションをコミットせず、現在のトランザクションでDML操作を実行するPL/SQLストアド・プロシージャの呼び出しとは、互換性がありません。コミットなしでpostChanges()を使用するアプリケーションは、接続プーリングを使用せず、RESERVEDリリース・モードを使用する必要があります。これは、スケーラビリティのためには好ましくありませんが、動作が保証される唯一のモードです。


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