Oracle ADFアプリケーション用のStrutsページ・フローの作成

JDeveloperには、ページ・フロー・ダイアグラム作成ツールが用意されています。このツールを使用すると、StrutsベースのWebアプリケーション全体のフローをダイアグラム形式で表示できます。Strutsページ・フロー・ダイアグラムでは、コンポーネント・パレットから選択した標準Struts要素を使用してページ・フローを設計します。アプリケーション用に作成したページ・フローは、プロジェクト内のStrutsコンフィギュレーション・ファイルに定義されます。

一部のアプリケーションには単一のStrutsコンフィギュレーション・ファイルが適切ですが、大規模な主要アプリケーションには複数のStrutsコンフィギュレーション・ファイルが必要になります。詳細は、「Strutsコンフィギュレーション・ファイルについて」を参照してください。

アプリケーションのフローを表すStrutsページ・フロー・ダイアグラムを作成するには、次のようにします。

  1. ページ・フロー・ダイアグラムで使用するWebページを作成する際の設計方法を選択します

  2. Strutsコンフィギュレーション・ファイルが存在する「WEB-INF」フォルダがプロジェクトに含まれていない場合は、Strutsサポートをプロジェクトに追加します

  3. アプリケーションに必要な追加のStrutsコンフィギュレーション・ファイルを作成します

  4. いずれかのStrutsコンフィギュレーション・ファイルに対するStrutsページ・フロー・ダイアグラムを表示します

  5. ページ・フロー・ダイアグラムにデータ・ページまたはデータ・アクションを追加して、データ・バインドされたWebページを起動するための開始点を指定します。

    データ・ページまたはデータ・アクションを使用する場合の詳細は、「データ・ページおよびデータ・アクションについて」を参照してください。

  6. オプションで、データ・コントロール・パレットを使用して、JDeveloperのビジュアル・エディタでWebページを設計します

    作成可能なページおよびStrutsページ・フローの詳細は、「Oracle ADFのデータ・バインド・コンポーネントを使用したユーザー・インタフェースの設計」を参照してください。

  7. ページ・リンクをページ・フロー・ダイアグラムに追加して、ページの宛先を指定します

  8. オプションで、データ・アクションの追加のフォワード結果を作成します

  9. 必要に応じて、ページ・フローの開始点を定義します。

1つ以上のアクション・マッピングを含むページ・フローの作成を完了すると、ページ・フロー・ダイアグラムからアプリケーションを実行できます。


Webアプリケーションの設計プロセスの概要は、次のトピックを参照してください。

Strutsおよびページ・フロー・ダイアグラムの詳細は、次のトピックを参照してください。

特定のタイプのWebページをサポートするページ・フローの詳細は、次のトピックを参照してください。