OC4J EJBデプロイメント・ディスクリプタ - finderメソッドの追加

このパネル・ボックスは、orion-ejb-jar.xmlファイル内の<finder-method>要素を構成する際に使用します。これはコンテナ管理finderメソッドの定義で、BeanのホームにあるfindByXXX()メソッドの選択基準を定義します。

EJB名
<ejb-name>要素は、エンタープライズBeanの名前を指定します。この名前は、ejb-jarファイルのデプロイメント・ディスクリプタ内のエンタープライズBeanに名前を付けるために、ejb-jarファイル・プロデューサによって割り当てられます。名前は、同じejb-jarファイル内のエンタープライズBeanの中で一意である必要があります。エンタープライズBeanのコードは名前に依存しないため、アプリケーション・アセンブリの過程でも、エンタープライズBeanの機能を損なうことなく名前を変更できます。デプロイメント・ディスクリプタ内のejb-nameと、デプロイヤがエンタープライズBeanのホームに割り当てるJNDI名の間に関係はありません。名前は、NMTOKENの字句規則に準拠する必要があります。
メソッド
Beanのメソッド(および場合によっては、そのメソッドのパラメータ)を指定します。
部分
指定した問合せが部分的なものかどうか。部分問合せは、SQL問合せのWHERE句またはORDER句(問合せがORDERで始まる場合)です。デフォルトでは、問合せは部分的です。partial="false"が指定されている場合、完全問合せが問合せ属性の値として入力され、問合せの結果セットにCMPフィールドがすべて含まれることを確認する必要があります。これは、表結合や類似の文を含む拡張問合せを実行する場合に有用です。
問合せ
SQL文の問合せ部分。これは文中のWHEREキーワードに続く部分です。専用トークンはメソッド引数の番号を示す$numberと、cmp-field名を示す$nameです。たとえば、"findByAge(int age)"の問合せは、(cmp-fieldがageという名前の場合)"$1 = $age"となります。
説明
短い説明。

関連項目

EJBのデプロイ用の構成
デプロイメント・ディスクリプタについて

関連資料

Oracle Application Serverドキュメント・ライブラリで提供されている『Oracle Application Server Containers for J2EE Enterprise JavaBeans開発者ガイド』