Oracle ADFセキュリティを使用した認証の実装

認証を実装するには、Oracle ADFセキュリティを使用するようにアプリケーションを構成してから、認証APIを使用するように構成する必要があります。また、ログイン・ページの作成も必要になります。

認証を実装する手順は、次のとおりです。

  1. ADFセキュリティ・ウィザードを実行して、Oracle ADFセキュリティを使用するようにアプリケーションを構成し、authorizationEnforceプロパティをtrueに設定します。
  2. リソース・プロバイダとしてJAZNレルムを使用する場合は、ADFセキュリティ・ウィザードを実行し、デフォルトの軽量XMLを使用するかOracle Internet Directory(OID)を使用するかを指定する必要があります。別のJAAS準拠セキュリティ・プロバイダを使用している場合は、そのセキュリティ・プロバイダのドキュメントを参照してください。
  3. ユーザー、ロール、権限およびポリシーの権限付与を作成します。デフォルトの軽量JAZN XMLリソース・プロバイダを使用している場合は、「ツール」次へ「埋込みOC4Jサーバーの設定」の順に選択するか、またはJAZN Admintoolを使用して、このファイルを編集します。OIDを使用している場合は、Oracle Application Serverのマニュアルを参照してください。他のJAAS準拠セキュリティ・プロバイダを使用している場合は、そのセキュリティ・プロバイダのドキュメントを参照してください。
  4. Oracle ADFクライアントの認証をアプリケーションにあわせて設定します。
  5. アプリケーションにあわせてログイン・ページを作成します。

関連項目

J2EEアプリケーションのセキュリティの開発
Oracle ADFアプリケーションでのセキュリティの実装