サービス・タイプ属性を主キーとして指定

ビジネス・サービスが、TopLink対応オブジェクト、EJBコンポーネント、JavaBeansコンポーネントなどのコレクション・ベースまたはBeanベースであり、ADF操作のsetCurrentRowWithKeyValueを使用してサービス・タイプの現行のオブジェクトを検索する場合、属性を選択してそれを主キーにする必要があります。リレーショナル・データベースの用語では、主キーは表内の各レコードを一意に識別します。同様に、属性をコレクション・ベースまたはBeanベースのビジネス・サービスに主キーとして設定する場合も、属性に一意の値が含まれることが保証されている必要があります。この情報は、プロパティ・インスペクタでサービス・タイプの構造定義(XML)ファイル内に指定します。

Beanに主キーを指定するには、次のようにします。

  1. ナビゲータで、サービス・タイプの構造定義ファイル(<servicetypename>.xml)を選択します。
  2. 構造ウィンドウで、主キーを作成する属性を選択します。
  3. 「表示」メニューをクリックして「プロパティ・インスペクタ」を選択し、プロパティ・インスペクタを開きます。
  4. 「主キー」フィールドを選択し、ドロップダウン・リストから「True」を選択します。
  5. <servicetypename>.xmlファイルに変更を保存します。

ADFモデルへの行の現在位置情報の受渡し