「新規ブレークポイント」または「ブレークポイントの編集」ダイアログ - 「定義」

ブレークポイントの定義を指定します。

ブレークポイント型
作成するブレークポイントの型を選択します。既存のブレークポイントを編集している場合は、既存のブレークポイントの型が表示されます。ただし、既存の型は変更できません。

ソース
ソース・コードの特定行のブレークポイント。ソース・エディタのマージンにソース・ブレークポイントのアイコンが表示されます。ソース・ブレークポイントは、ソース・エディタで行番号をクリックするか、ブレークポイント・ウィンドウのポップアップ・メニューから「新規ブレークポイント」を選択して、作成できます。
例外
特定の例外クラスのブレークポイント。ブレークポイントは、例外がスローされると発生します。
注意: JDeveloperのデバッガでは、java.lang.Throwableに未検出の例外がスローされた場合の永続例外ブレークポイントが自動的に作成されます。このブレークポイントは、未検出の例外がスローされるたびに発生します。永続ブレークポイントは削除できません。
デッドロック
モニター・ブロック・サイクル・デッドロックのブレークポイント。デッドロック検出がサポートされていないJava Virtual Machineもあります。たとえば、HotSpot VMでは、デッドロック検出はサポートされていません。
注意: JDeveloperのデバッガでは、永続デッドロック・ブレークポイントが自動的に作成されます。このブレークポイントは、モニター・ブロック・サイクルが検出されるたびに発生します。永続ブレークポイントは削除できません。新規デッドロック・ブレークポイントの作成はできませんが、既存の永続デッドロック・ブレークポイントの編集は可能です。
メソッド
メソッドのブレークポイント。ブレークポイントは、指定したメソッドが実行されると発生します。
クラス
クラスのブレークポイント。ブレークポイントは、クラスの各メソッドの1行目にソース・ブレークポイントが置かれた場合と同じように、指定したクラスのメソッドが実行されると発生します。
ソース・ブレークポイントの詳細
パッケージ
ソース・ブレークポイントのパッケージを指定します。たとえば、java.utilのように入力します。
ソース・ファイル
ソース・ブレークポイントのソース・ファイルを指定します。ここで指定するソース・ファイル名には、ディレクトリ情報は指定しませんが、ファイル名拡張子を指定する必要があります。たとえば、Vector.javaのように入力します。
行番号
ソース・ブレークポイントの行番号を入力します。

例外ブレークポイントの詳細

例外クラス
例外の完全修飾名を入力します。PL/SQLのデバッグ中、特定のOracleエラー・コード用に例外ブレークポイントを作成する場合は、例外の名前に対してOracle.EXCEPTION_ORA_を入力します。
たとえば、$Oracle.EXCEPTION_ORA_6502と入力します。
例外の検出で常にブレーク(デフォルトで選択)
例外が検出された場合に常にデバッガを停止させるには、これを選択します。
捕捉されない例外の検出でブレーク
検出した例外が捕捉されない場合にのみデバッガを停止させるには、これを選択します。

メソッド・ブレークポイントの詳細

メソッド名
完全修飾メソッド名を入力します。
たとえば、java.util.ArrayList.sizeと入力します。

クラス・ブレークポイントの詳細

クラス名: クラスの完全修飾名を入力します。
ブレークポイントのグループ名
このブレークポイントが属すブレークポイント・グループの名前を入力します。
ブレークポイントをブレークポイント・グループに入れると、次のような利点があります。

ブレークポイント・ウィンドウでは、ブレークポイント・グループに属すブレークポイントは、ブレークポイント・グループの親ノードの子ノードとして表示されます。


関連項目
ブレークポイント・ウィンドウについて
ブレークポイントの編集
デッドロックについて
ブレークポイント・グループの管理