イメージ、アイコン、オーディオ、ビデオなどのオブジェクト・リソースを表示する場合は、ADF Facesオブジェクト・コンポーネント(oracle.adf.view.faces.component.UIXObject
)を使用します。オブジェクト・リソースは、型変換をサポートしません。サーバー側の動作も伴いません。
ADF FacesのObject
コンポーネントには、次のものがあります。
objectIcon
: スキン・ファミリに固有のアイコンをレンダリングします。各スキン・ファミリには、カスタマイズ可能な一連のアイコンがあります。これらのアイコンは、カスタム・スキン・ファミリを用意し、objectIcon
のname
属性に有効なアイコン名を指定することでオーバーライドできます。有効なアイコン名は、スキン・ファミリ(必須やエラーなど)によって異なります。
objectImage
: イメージに挿入するHTMLの<img>
要素を作成します。h:graphicImage
のかわりに使用します。このobjectImage
のshortDesc
属性を使用して、イメージの代替テキストを設定します。サーバー側のイメージ・マップが必要な場合は、goLink
コンポーネント内部にobjectImage
を配置し、objectImage
のimageMapType
属性をserver
に設定します。
objectLegend
: スキン・ファミリ・アイコンに説明を追加します。通常は、panelPage
コンポーネントのinfoStatus
ファセットで使用し、必須アイコンに説明を指定します。
objectMedia
: ユーザー・エージェントに埋め込まれているプレーヤにオーディオやビデオなどのメディア・コンテンツを表示します。詳細は、「メディア表示について」を参照してください。
objectSeparator
: レイアウトの各オブジェクト間に水平線を作成します。
objectSpacer
: レイアウトの各オブジェクト間に一定のスペースを追加します。
JSF HTMLタグにかわるADF Facesタグについて
ADF Faces出力コンポーネントの概要
レイアウトへのスペースおよびセパレータ行の挿入
スタイルとフォーマットを設定したテキスト、イメージ、アイコンおよび凡例の表示
メディアおよびメディア・プレーヤの使用
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