oc4j-connectors.xml 10.0の要素のリファレンス

次の表に、oc4j-connectors.xmlバージョン10.0の要素を示します。

要素の属性はイタリック体で示されています。

要素 説明
<adminobject-class> この要素の値は、管理対象オブジェクトのJavaBeansクラスの完全修飾名を示します。
<adminobject-config> この要素はリソース・アダプタの管理対象オブジェクトに使用され、属性とサブ要素を介してJNDI位置、管理対象オブジェクト・クラスおよび構成プロパティ設定を指定します。
location 管理対象オブジェクト・インスタンスのバインド先となるJNDI位置。
<config-property> この要素が<adminobject-config>要素のサブ要素の場合は、管理対象オブジェクトJavaBeanのプロパティの名前と必要な値を指定します。
name 管理対象オブジェクトJavaBeanのプロパティ名。
value 管理対象オブジェクトのプロパティに必要な値。
<config-property> この要素が<connector>要素のサブ要素の場合は、リソース・アダプタJavaBeanのプロパティの名前とデプロイ済の値を示します。
name リソース・アダプタのプロパティ名。
value プロパティに必要なデプロイ済の値。
<connector> この要素は、対応するリソース・アダプタの名前、パスおよびJNDI位置と、サブ要素を介した追加構成を示します。
name 適用可能なリソース・アダプタの名前。
path RARファイルのデプロイ元となったディレクトリ・パス。
location リソース・アダプタ・インスタンスのバインド先となるJNDI位置。
<native-library> この要素は、リソース・アダプタで使用するネイティブ・ライブラリの場所を指します。
path デプロイ時のRARファイル内の相対位置に従った、ネイティブ・ライブラリの相対パス。
<oc4j-connectors> これは、oc4j-connectors.xmlファイルのトップレベル要素で、1つのEARファイル内でデプロイされた全リソース・アダプタの列挙、または適用可能な場合はすべてのスタンドアロン・リソース・アダプタが含まれています。

schema-major-version oc4j-connectors.xml XSDのメジャー・バージョン番号。oc4j-connectors.xmlを手動で作成する場合は、OC4J 10.1.3実装で使用できるように、この属性を10に設定します。
schema-minor-version oc4j-connectors.xml XSDのマイナー・バージョン番号。oc4j-connectors.xmlを手動で作成する場合は、OC4J 10.1.3実装で使用できるように、この属性を0(ゼロ)に設定します。
<security-permission> 各<security-permission>要素は、ra.xmlファイル内の<security-permission>要素に対応し、デプロイヤにリソース・アダプタからリクエストされた権限のリストを付与または拒否する機能を提供します。
enabled この属性をtrueに設定すると、<security-permission-spec>サブ要素に示したセキュリティ指定が有効化されます。
<security-permission-spec> この要素の値(複数行の指示を指定可能)では、セキュリティ・ポリシー・ファイルの構文に基づくセキュリティ権限を指定します。
<start-order> oc4j-connectors.xmlファイル内のこれらの要素の値により、リソース・アダプタがロードされ、アプリケーション内でOC4Jにより起動される順序が決定されます。

 


関連項目

デプロイメント・ディスクリプタについて