ADF Facesでは、暗黙オブジェクトadfFacesContext.formatter
を介したメッセージ書式設定がサポートされています。
EL式で使用される#{adfFacesContext.formatter}
では、メッセージ書式設定の適用に使用できるオブジェクトが戻されます。たとえば、次のようなEL式を記述したとします。
<h:outputText value="#{adfFacesContext.formatter['One{0}Three']['Two']}"/>
この式の出力は次のようになります。
OneTwoThree
最初のキーは、メッセージ書式設定マスクにする必要があります。2番目のキーは最初のメッセージ・パラメータです。現在adfFacesContext.formatter
でサポートできるのは、単一のパラメータが含まれるメッセージの書式設定のみです。
次に、別の例を示します。バンドル内のmask
キーに、The value is {0}!
が含まれていて、次のようなEL式を記述したとします。
<af:outputText value="#{adfFacesContext.formatter[bundle.mask]['123']}"/>
この式の出力は次のようになります。
The value is 123!
ADF Facesでのエラー・メッセージの表示およびカスタマイズ
Copyright © 1997, 2007, Oracle. All rights reserved.