JSPタグ・ライブラリ - <jsp:useBean> タグ

この要素のJSP 1.2のバージョンの詳細は、次のURLの『JavaServerPages (JSP) 1.2 Syntax Reference』をオンラインで参照してください。http://java.sun.com/products/jsp/tags/tags.html

特定の名前とスコープを持つJavaBeanを検索またはインスタンス化する際に、JSP 2.0 <jsp:useBean>タグを使用します。

JSP構文

<jsp:useBean id="beanInstanceName"	
   scope="page|request|session|application"	
{	
   class="package.class" [type="package.class"]|	
   beanName="{package.class | ${ Expression } | 	
      <%= expression %>}" type="package.class" | 	
   type="package.class"	
}	
</jsp:useBean>    

XML構文

<jsp:useBean id="beanInstanceName"	
   scope="page|request|session|application"	
{	
   class="package.class" [type="package.class"]|	
   beanName="{package.class | ${ Expression } | 	
      %= expression %}" type="package.class" | 	
   type="package.class"	
}	
</jsp:useBean>    

属性

id
指定したスコープの「Bean」を識別する変数です。変数名はJSPページの式またはスクリプトレットで使用できます。
scope
「Bean」が存在し、「id」で指定した変数が利用可能なスコープ(page|request|session|application)です。デフォルト値はpageです。
class
newキーワードおよびクラス・コンストラクタを使用して、クラスから「Bean」をインスタンス化します。クラスは「abstract」にできないため、引数を持たないコンストラクタ「public」が必要です。
type
「Bean」がスコープに存在する場合は、クラスの他に、インスタンス化する元のデータ型を「Bean」に指定します。「type」の値はクラスのスーパークラスまたはクラスによって実装したインタフェースにする必要があります。
beanName
クラス、シリアライズ・テンプレート、あるいはクラスまたはシリアライズ・テンプレートに対して評価する式から「Bean」をインスタンス化します。beanNameを使用する場合、「Bean」はjava.beans.Beans.instantiateメソッドによってインスタンス化されます。

タグの詳細は、Sun社の『JavaServer Pages Developer's Guide』を参照してください。

『JavaServerPages (JSP) 2.0 Syntax Reference』は、次のURLでオンラインで参照できます。
http://java.sun.com/products/jsp/syntax/2.0/syntaxref20.html


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