リンク先(マスター/ディテールのディテール側)のバインディング・スタイルでは、名前付きスタイルまたはポジショナル・スタイルのどちらを使用するかを決定します。たとえば、DeptView->EmpViewビュー・リンクがあり、DeptView行からgetEmpView()をコールする場合、EmpViewのバインディング・スタイルによって名前またはポジションのどちらを使用するかを決定します。
他方のビュー・オブジェクト(EmpView)にWHERE句(ビュー・リンク生成WHERE句に加えて)を追加する必要がある場合、「ビュー・オブジェクト」ウィザードの「WHERE句」から追加できます。ただし、新しいWHERE句はそのビュー・オブジェクト(他方)に指定したバインディング・スタイルと一致することを確認する必要があります。
たとえば、EmpViewのバインディング・スタイルを「BINDING_STYLE_ORACLE_NAME」に設定し、WHERE句を「JOB = :jobNameVar」に設定できます。
(リンク先の)バインド・パラメータを設定する必要がある場合、行セットの内部ビュー・オブジェクト上で実行します。たとえば、任意のDeptView行、rowDeptでは、次のようになります。
RowSet empRowSet = (RowSet) rowDept.getAttribute("EmpView"); // Assuming that "jobNameVar" variable had already // been defined on EmpView empRowSet.getViewObject().setNamedWhereClauseParam("jobNameVar", "CLERK"); empRowSet.executeQuery();
WHERE句のパラメータ値は、executeQuery()の前に記述する必要があります。または、この変数は定義にあるデフォルト値を使用する必要があります。
ビュー・オブジェクト上での名前付きバインド変数の定義
名前付きバインド変数について
VOImplクラス上での名前付きバインド変数アクセッサの生成
Oracle以外のデータソースでの名前付きバインド変数の使用
Business Component Browserでの名前付きバインド変数の設定
問合せの表現
Business Component Browserでの名前付きバインド変数の設定
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Oracle ADF Business Componentsパッケージについて
エンティティ・オブジェクトについて
エンティティ・オブジェクト定義の作成方法
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ビュー・オブジェクト定義のカスタム問合せの指定
ビュー・オブジェクト定義の属性の追加、削除、変更
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ビジネス・コンポーネントのモデリングについて
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