ADF UIX 2.2.xは、リリース10.1.3より前のJDeveloperバージョンでサポートされていました。ADF Facesを初めて使用する場合、ADF Facesコンポーネントを使用する上でADF UIXに関する知識は必要ありません。
以前にADF UIXを使用していたユーザーは、ADF UIX 2.2.xコンポーネントとJSFベースのADF Facesコンポーネント間でのコンポーネントや属性の変更に関心を持つ場合があります。
次のADF UIXコンポーネントは、ADF Facesでは削除されました。
boundText
columnGroup
: ネストしたcolumn
コンポーネントを使用します。
contentFooter
: かわりにpanelPage
ファセットを使用します。
displayException
: JSTLのc:catch
を使用します。
formParameter
include
: ファイルのインクルードにはjsp:include
を使用します。プログラムによって作成されたコンポーネントをインクルードするにはbinding
属性を使用します。
inlineMessage
: かわりにpanelLabelAndMessageを使用します。
labeledFieldLayout
: かわりにpanelFormを使用します。
linkContainer
lovField
: かわりにselectInputTextを使用します。
messageDateField
: かわりにselectInputDateを使用します。
messageLovField
: かわりにselectInputTextを使用します。
messageLovInput
: かわりにselectInputTextを使用します。
messageStyledText
: panelLabelAndMessage内のoutputTextを使用します。
optionContainer
quickLinks
: panelPageまたはpageのquickLinksShown
属性を使用します。
radioGroup
およびmessageRadioGroup
: かわりにselectOneRadioを使用します。
rootChild
servletInclude
: jsp:include
またはJSTLのc:import
を使用します。
sideNav
: かわりにpanelSideBarを使用します。
sortableHeader
: columnのsortable
およびsortProperty
属性を設定します。
styledItem
: menuListおよびmenuTreeを参照してください。
try
: JSTLのc:catch
を使用します。
urlInclude
: JSTLのc:import
を使用します。
ADF UIXとADF Faces間のコンポーネント変更の完全なリスト、および追加または削除されたコンポーネント属性については、「ADF UIXからのAPIの変更」を参照してください。
コンバータおよびバリデータに関する変更があります。
af:convertNumber
、af:convertColor
、af:convertDateTime
が新規追加されました。
af:validateDateTimeRange
が新規追加されました。
byteLength
およびregExp
バリデータについては、ADF Facesのaf:validateByteLength
およびaf:validateRegExp
を使用してください。
utf8Length
バリデータについては、af:validateByteLength
を使用し、encoding
属性を"UTF-8"に設定してください。
ADF Facesでは、暗黙オブジェクト変数に対するEL式の構文は、${uix.x.y}
ではなく#{adfFacesContext.x.y}
です。
現在、ui.encodeParameter
やuix.defaulting
など、ADF UIXのEL関数の置換はありません。これは、JSF 1.1_01がEL関数をサポートしていないためです。
ADF UIXのEL暗黙変数に対するADF Facesの置換は、次のとおりです。
sessionScope
(httpSession
の後継)
applicationScope
(servletContext
の後継)
requestScope
(servletRequest
の後継)
processScope
(uix.pageState
の後継)
adfFacesContext.colorPalette
(uix.colorPalette
の後継)
adfFacesContext.helpSystem
(uix.helpSystem
の後継)
adfFacesContext.helpTopic
(uix.helpTopic
の後継)
次のADF UIXのEL暗黙変数は、ADF Facesでは置き換わるものがありません。
uix
uix.bajaContext
uix.current
uix.data
uix.eventResult
uix.pageProp
uix.renderingContext
uix.rootAttr
uix.variableResolver
adfFacesContext
暗黙オブジェクト経由で公開できる他のADF Facesコンテキスト・プロパティの詳細は、「値バインディングおよびADF Faces暗黙オブジェクトについて」を参照してください。
Copyright © 1997, 2007, Oracle. All rights reserved.