WebベースのEJB 2.1アプリケーションのためのビジネス・サービス・レイヤーの開発
次の手順では、WebベースのEJB 2.1(または以前のバージョン)アプリケーションのためのビジネス・サービス・レイヤーまたはモデルの作成を迅速に開始できるようにします。
WebベースのEJBアプリケーションのモデル・レイヤーを作成するには、次のようにします。
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Webベースのアプリケーションのワークスペースを作成します。
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ナビゲータで、「アプリケーション」を右クリックしてポップアップ・メニューから「新規アプリケーション・ワークスペース」を選択します。
「アプリケーション・ワークスペースの作成」ダイアログが開きます。
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ダイアログで、「アプリケーション・テンプレート」リストをクリックして「Webアプリケーション(JSP、Struts、EJB)」を選択します。「OK」をクリックします。(コントローラを使用しないように選択することもできます。)
2つの新規プロジェクト「モデル」および「ViewController」が表示されます。
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エンティティBeanを作成します。
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「モデル」プロジェクトを右クリックして「新規」を選択します。
「新規ギャラリ」が開きます。
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「Business Tier」カテゴリで「Enterprise JavaBean」を選択し、「項目」リストで「EJBダイアグラム」を選択します。「OK」をクリックします。
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「EJBの作成」ダイアログで詳細を指定して「OK」をクリックします。
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データベース表をダイアグラムにドラッグ・アンド・ドロップして、CMPエンティティBeanを作成します。データベース接続の作成方法に関するヘルプが必要な場合は、「データベース接続の定義」を参照してください。データベース接続がない場合は、「コンポーネント・パレット」を使用してEJBダイアグラムにエンティティBeanを作成できます。
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セッション・ファサードを実装します。
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データ転送オブジェクト(DTO)を作成します。
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ビジネス・ロジックを実装するための属性およびメソッドを作成します。
WebベースのEJBアプリケーションのモデル・レイヤーは、完全ではありませんが機能します。「EJBの実行およびテスト」の指示に従って、EJBをテストできます。
Studioリリースを使用している場合は、この次に行う手順として、ビジネス・サービスをデータ・コントロールに登録します。詳細は、「EJBコンポーネント用のOracle ADFデータ・コントロールの作成」を参照してください。アプリケーションの作成とテストの詳細は、「Oracle ADFのスタート・ガイド」を参照してください。
関連項目
JDeveloperを使用したEJBアプリケーションの開発
データベース接続の定義
エンティティBeanを使用したデータベース・オブジェクトの表現
ビジネス・ロジックの実装
EJBの実行およびテスト
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