jms-server.xml 10.1の要素のリファレンス


属性はイタリック体で示されています。

要素名 説明
<config properties> OracleAS JMSのシステム・プロパティを設定します。設定はjms.xmlファイルに維持されます。
<config property> <config-properties>のサブ要素。
name JVMシステム・プロパティ名。
value JVMシステム・プロパティの値。
<connection-factory> JMSコネクション・ファクトリ構成。
location コネクション・ファクトリがバインドされるJNDI位置。値は、有効な名前に関するJNDIルールに従う必要があります。
host このコネクション・ファクトリの接続先となる固定OC4J JMSホスト。デフォルトでは、コネクション・ファクトリはjms-server要素に構成されているのと同じホストを使用します。デフォルト以外の値を使用すると、ローカルで使用可能なOC4J JMSサーバーと他のOracle Application Serverまたはクラスタ化構成をバイパスし、すべてのJMS操作を特定のOC4J JVMに強制的に送ることができます。オプションの文字列、DNSまたはドット表記法によるホスト名です。
port このコネクション・ファクトリの接続先となる固定OC4J JMSポート。デフォルトでは、コネクション・ファクトリはjms-server要素に構成されているのと同じポート(あるいは、コマンドラインでOracle Application Serverまたはクラスタ化構成に対して指定されたポートの値)を使用します。デフォルト以外の値を使用すると、ローカルで使用可能なOC4J JMSサーバーと他のOracle Application Serverまたはクラスタ化構成をバイパスし、すべてのJMS操作を特定のOC4J JVMに強制的に送ることができます。オプションのint型の有効なTCP/IPポート番号です。
username このコネクション・ファクトリから作成されたJMSのデフォルト接続の認証に使用されるユーザー名。ユーザー名自体は他のOC4J機能を使用して適切に作成し、構成する必要があります。オプションの文字列です。
password このコネクション・ファクトリから作成されたJMSのデフォルト接続の認証に使用されるパスワード。パスワード自体は他のOC4J機能を使用して適切に作成し、構成する必要があります。プロパティのpassword属性は、パスワード・インダイレクションをサポートしています。詳細は、Oracle Application Server Containers for J2EEセキュリティ・ガイドを参照してください。オプションの文字列です。
clientID このコネクション・ファクトリから作成された接続用に管理的に構成された固定JMS clientID。clientIDを指定しなければ、デフォルトは空の文字列で、JMS仕様に従ってクライアント・プログラムでプログラム的にオーバーライドすることもできます。clientIDはトピックへの永続サブスクリプションにのみ使用され、キューまたは非永続トピック操作の場合、値は関係しません。オプションの文字列です。
<description> 特定のリソース・プロバイダに関する説明。
<exception-queue> 配信不能なメッセージを配置するキューのJNDI位置。例外キューには、sourceConnectionFactoryからアクセス可能である必要があります。
<jms> ルート要素。jms-server要素とjms-router要素が含まれています。
deactivated trueに設定すると、OracleAS JMSサーバーを無効化し、OracleAS JMSルーター[およびJMSに依存する他のすべてのOracleASサービス]を無効化します。
<jms-router> OracleAS JMSルーターは、次の宛先をブリッジできる信頼性の高い非同期JMSメッセージ・ルーティング・サービスを提供します。
  • 同じJMSプロバイダの宛先。
  • 異なるJMSプロバイダの宛先。
max-local-concurrency デキュー操作に可能な最大同時実行数。この引数は、OracleAS JMSルーターでメッセージのデキューに1度に使用できるスレッド数を制限します。
<jms-server> OracleAS JMSサーバー構成のルート要素。
host このOracleAS JMSサーバーのバインド先となる、Stringに定義されているホスト名(DNSまたはドット表記法によるホスト名)。デフォルトでは、JMSサーバーは0.0.0.0(構成ファイルでは[ALL]と呼ぶこともあります)にバインドします。
port このOracleAS JMSサーバーのバインド先となる、intとして定義されているポート(有効なTCP/IPポート番号)。デフォルト設定は9127です。この設定は、OC4Jのスタンドアロン構成にのみ適用されます。Oracle Application Server構成の場合、構成ファイル内のポート設定は、OC4Jサーバーの起動時に(OPMN、DCMなどにより)使用されるコマンドライン引数でオーバーライドされます。
<log> ファイルまたはODL形式によるJMSアクティビティのロギングを有効化します。
<message-selector> messageSourceからメッセージを選択的に受信するメッセージ・セレクタ。
<message-source> メッセージのソースとして使用する宛先(トピックまたはキュー)のJNDI位置。
<message-target> メッセージ伝播のターゲットとして使用する宛先(トピックまたはキュー)のJNDI位置。
<queue> OracleAS JMSのリソース・プロバイダ・キューを構成します。キューはOracleAS JMSリソース・プロバイダの起動時に使用可能になり、サーバーが再起動されるか再構成されるまで使用可能です。0(ゼロ)個以上のキューを必要な順序で構成できます。新規に構成したキューは、OC4Jを再起動するまで使用できません。
name この必須属性は、OracleAS JMSのリソース・プロバイダ・キューを表すプロバイダ固有の名前(String)です。この名前には、任意の有効な空でない文字列を使用できます(空白や他の特殊文字を含めることもできますが、お薦めしません)。ここで指定した名前をSession.createQueue()に使用して、プロバイダ固有の名前をJMSキューに変換できます。2つの宛先に同じ名前を指定することはできません。
location この必須属性では、キューがバインドされるJNDI位置(String)を記述します。値は、有効な名前に関するJNDIルールに従う必要があります。
persistence-file オプションのパスとファイル名(String)。persistence-file属性のパスは、ファイルの絶対パス、またはapplication.xmlに定義されている永続ディレクトリへの相対パスです。デフォルト・パスは、Oracle Application Server環境の場合はJ2EE_HOME/persistence/<island>、スタンドアロン環境の場合はJ2EE_HOME/persistenceです。
<queue-connection-factory> JMSキュー・コネクション・ファクトリ構成。
location コネクション・ファクトリがバインドされるJNDI位置。値は、有効な名前に関するJNDIルールに従う必要があります。
host このコネクション・ファクトリの接続先となる固定OC4J JMSホスト。デフォルトでは、コネクション・ファクトリはjms-server要素に構成されているのと同じホストを使用します。デフォルト以外の値を使用すると、ローカルで使用可能なOC4J JMSサーバーと他のOracle Application Serverまたはクラスタ化構成をバイパスし、すべてのJMS操作を特定のOC4J JVMに強制的に送ることができます。オプションの文字列、DNSまたはドット表記法によるホスト名です。
port このコネクション・ファクトリの接続先となる固定OC4J JMSポート。デフォルトでは、コネクション・ファクトリはjms-server要素に構成されているのと同じポート(あるいは、コマンドラインでOracle Application Serverまたはクラスタ化構成に対して指定されたポートの値)を使用します。デフォルト以外の値を使用すると、ローカルで使用可能なOC4J JMSサーバーと他のOracle Application Serverまたはクラスタ化構成をバイパスし、すべてのJMS操作を特定のOC4J JVMに強制的に送ることができます。オプションのint型の有効なTCP/IPポート番号です。
username このコネクション・ファクトリから作成されたJMSのデフォルト接続の認証に使用されるユーザー名。ユーザー名自体は他のOC4J機能を使用して適切に作成し、構成する必要があります。オプションの文字列です。
password このコネクション・ファクトリから作成されたJMSのデフォルト接続の認証に使用されるパスワード。パスワード自体は他のOC4J機能を使用して適切に作成し、構成する必要があります。プロパティのpassword属性は、パスワード・インダイレクションをサポートしています。詳細は、Oracle Application Server Containers for J2EEセキュリティ・ガイドを参照してください。オプションの文字列です。
clientID このコネクション・ファクトリから作成された接続用に管理的に構成された固定JMS clientID。clientIDを指定しなければ、デフォルトは空の文字列で、JMS仕様に従ってクライアント・プログラムでプログラム的にオーバーライドすることもできます。clientIDはトピックへの永続サブスクリプションにのみ使用され、キューまたは非永続トピック操作の場合、値は関係しません。オプションの文字列です。
job-name このルーター・ジョブに与える名前。構成対象のOC4Jインスタンスに対して一意である必要があります。
message-source メッセージのソースとして使用する宛先(トピックまたはキュー)のJNDI位置。
source-connection-factory メッセージ・ソースへのアクセスに使用するコネクション・ファクトリのJNDI位置。
message-target メッセージ伝播のターゲットとして使用する宛先(トピックまたはキュー)のJNDI位置。
target-connection-factory messageTargetへのアクセスに使用するコネクション・ファクトリのJNDI位置。
source-log-queue ソース・メッセージング・システムのOracleAS JMSルーターの内部ロギングに使用するキューのJNDI位置。
target-log-queue ターゲット・メッセージング・システムのJMSルーターの内部ロギングに使用するキューのJNDI位置。
message-selector messageSourceからメッセージを選択的に受信するメッセージ・セレクタ。
subscriber-name messageSourceがトピックの場合に使用する永続サブスクライバの名前。
exception-queue 配信不能メッセージを配置するキューのJNDI位置。
max-retries OracleAS JMSルーターがこのジョブの実行を一時中止するまでに、ジョブに関するメッセージの配信を試行する回数。
polling-interval メッセージがメッセージ・ソースに存在しない場合、このパラメータはメッセージ・ソースを再チェックするまでの最小待機秒数を表します。
use-exception-queue 値がtrueに設定されていて例外キューが使用可能な場合、配信不能メッセージはそのキューに配置されます。それ以外の場合、例外キューは使用されません。
pause-job trueの場合、ジョブは非アクティブ・モードで追加されます。ジョブを開始するには、resumeJobを起動します。trueでない場合、ジョブはアクティブ・モードで作成されます。
batch-size 1回のトランザクションでデキューおよびエンキューするメッセージの数。
remove-subscriber trueで、ルーター・ジョブが永続サブスクライバを使用していた場合、OracleAS JMSルーターはその永続サブスクライバの削除を試行します。
maxlocalconcurrency デキュー操作に可能な最大同時実行数。この引数は、OracleAS JMSルーターでメッセージのデキューに1度に使用できるスレッド数を制限します。
<source-connection-factory> メッセージ・ソースへのアクセスに使用するコネクション・ファクトリのJNDI位置。
<source-log-queue> ソース・メッセージング・システムのOracleAS JMSルーターの内部ロギングに使用するキューのJNDI位置。
<subscriber-name> messageSourceがトピックの場合に使用する永続サブスクライバの名前。指定の永続サブスクライバが存在せず、messageSourceがトピックの場合、OracleAS JMSルーターは永続サブスクライバの作成を試行します。
<target-connection-factory> messageTargetへのアクセスに使用するコネクション・ファクトリのJNDI位置。
<target-log-queue> ターゲット・メッセージング・システムのJMSルーターの内部ロギングに使用するキューのJNDI位置。
<topic> OracleAS JMSのトピックを構成します。トピックはOC4J JMSの起動時に使用可能になり、サーバーが再起動されるか再構成されるまで使用可能です。0(ゼロ)個以上のトピックを必要な順序で構成できます。新規に構成したトピックは、OC4Jを再起動するまで使用できません。
name この必須属性は、OC4J JMSトピックのプロバイダ固有の名前(String)です。この名前には、任意の有効な空でない文字列を使用できます(空白や他の特殊文字を含めることもできますが、お薦めしません)。
location この必須属性では、トピックがバインドされるJNDIロ位置(String)を記述します。
persistence-file オプションのパスとファイル名(String)。persistence-file属性のパスは、ファイルの絶対パス、またはapplication.xmlに定義されている永続ディレクトリへの相対パスです。デフォルト・パスは、Oracle Application Server環境の場合はJ2EE_HOME/persistence/<island>、スタンドアロン環境の場合はJ2EE_HOME/persistenceです。
<topic-connection-factory> JMSトピック・コネクション・ファクトリ構成。
location コネクション・ファクトリがバインドされるJNDI位置。値は、有効な名前に関するJNDIルールに従う必要があります。
host このコネクション・ファクトリの接続先となる固定OC4J JMSホスト。デフォルトでは、コネクション・ファクトリはjms-server要素に構成されているのと同じホストを使用します。デフォルト以外の値を使用すると、ローカルで使用可能なOC4J JMSサーバーと他のOracle Application Serverまたはクラスタ化構成をバイパスし、すべてのJMS操作を特定のOC4J JVMに強制的に送ることができます。オプションの文字列、DNSまたはドット表記法によるホスト名です。
port このコネクション・ファクトリの接続先となる固定OC4J JMSポート。デフォルトでは、コネクション・ファクトリはjms-server要素に構成されているのと同じポート(あるいは、コマンドラインでOracle Application Serverまたはクラスタ化構成に対して指定されたポートの値)を使用します。デフォルト以外の値を使用すると、ローカルで使用可能なOC4J JMSサーバーと他のOracle Application Serverまたはクラスタ化構成をバイパスし、すべてのJMS操作を特定のOC4J JVMに強制的に送ることができます。オプションのint型の有効なTCP/IPポート番号です。
username このコネクション・ファクトリから作成されたJMSのデフォルト接続の認証に使用されるユーザー名。ユーザー名自体は他のOC4J機能を使用して適切に作成し、構成する必要があります。オプションの文字列です。
password このコネクション・ファクトリから作成されたJMSのデフォルト接続の認証に使用されるパスワード。パスワード自体は他のOC4J機能を使用して適切に作成し、構成する必要があります。プロパティのpassword属性は、パスワード・インダイレクションをサポートしています。詳細は、Oracle Application Server Containers for J2EEセキュリティ・ガイドを参照してください。オプションの文字列です。
clientID このコネクション・ファクトリから作成された接続用に管理的に構成された固定JMS clientID。clientIDを指定しなければ、デフォルトは空の文字列で、JMS仕様に従ってクライアント・プログラムでプログラム的にオーバーライドすることもできます。clientIDはトピックへの永続サブスクリプションにのみ使用され、キューまたは非永続トピック操作の場合、値は関係しません。オプションの文字列です。
<xa-connection-factory> コネクション・ファクトリ構成のXAバリアント。
location コネクション・ファクトリがバインドされるJNDI位置。値は、有効な名前に関するJNDIルールに従う必要があります。
host このコネクション・ファクトリの接続先となる固定OC4J JMSホスト。デフォルトでは、コネクション・ファクトリはjms-server要素に構成されているのと同じホストを使用します。デフォルト以外の値を使用すると、ローカルで使用可能なOC4J JMSサーバーと他のOracle Application Serverまたはクラスタ化構成をバイパスし、すべてのJMS操作を特定のOC4J JVMに強制的に送ることができます。オプションの文字列、DNSまたはドット表記法によるホスト名です。
port このコネクション・ファクトリの接続先となる固定OC4J JMSポート。デフォルトでは、コネクション・ファクトリはjms-server要素に構成されているのと同じポート(あるいは、コマンドラインでOracle Application Serverまたはクラスタ化構成に対して指定されたポートの値)を使用します。デフォルト以外の値を使用すると、ローカルで使用可能なOC4J JMSサーバーと他のOracle Application Serverまたはクラスタ化構成をバイパスし、すべてのJMS操作を特定のOC4J JVMに強制的に送ることができます。オプションのint型の有効なTCP/IPポート番号です。
username このコネクション・ファクトリから作成されたJMSのデフォルト接続の認証に使用されるユーザー名。ユーザー名自体は他のOC4J機能を使用して適切に作成し、構成する必要があります。オプションの文字列です。
password このコネクション・ファクトリから作成されたJMSのデフォルト接続の認証に使用されるパスワード。パスワード自体は他のOC4J機能を使用して適切に作成し、構成する必要があります。プロパティのpassword属性は、パスワード・インダイレクションをサポートしています。詳細は、Oracle Application Server Containers for J2EEセキュリティ・ガイドを参照してください。オプションの文字列です。
clientID このコネクション・ファクトリから作成された接続用に管理的に構成された固定JMS clientID。clientIDを指定しなければ、デフォルトは空の文字列で、JMS仕様に従ってクライアント・プログラムでプログラム的にオーバーライドすることもできます。clientIDはトピックへの永続サブスクリプションにのみ使用され、キューまたは非永続トピック操作の場合、値は関係しません。オプションの文字列です。
<xa-queue-connection-factory> コネクション・ファクトリ構成のXAバリアント。
location コネクション・ファクトリがバインドされるJNDI位置。値は、有効な名前に関するJNDIルールに従う必要があります。
host このコネクション・ファクトリの接続先となる固定OC4J JMSホスト。デフォルトでは、コネクション・ファクトリはjms-server要素に構成されているのと同じホストを使用します。デフォルト以外の値を使用すると、ローカルで使用可能なOC4J JMSサーバーと他のOracle Application Serverまたはクラスタ化構成をバイパスし、すべてのJMS操作を特定のOC4J JVMに強制的に送ることができます。オプションの文字列、DNSまたはドット表記法によるホスト名です。
port このコネクション・ファクトリの接続先となる固定OC4J JMSポート。デフォルトでは、コネクション・ファクトリはjms-server要素に構成されているのと同じポート(あるいは、コマンドラインでOracle Application Serverまたはクラスタ化構成に対して指定されたポートの値)を使用します。デフォルト以外の値を使用すると、ローカルで使用可能なOC4J JMSサーバーと他のOracle Application Serverまたはクラスタ化構成をバイパスし、すべてのJMS操作を特定のOC4J JVMに強制的に送ることができます。オプションのint型の有効なTCP/IPポート番号です。
username このコネクション・ファクトリから作成されたJMSのデフォルト接続の認証に使用されるユーザー名。ユーザー名自体は他のOC4J機能を使用して適切に作成し、構成する必要があります。オプションの文字列です。
password このコネクション・ファクトリから作成されたJMSのデフォルト接続の認証に使用されるパスワード。パスワード自体は他のOC4J機能を使用して適切に作成し、構成する必要があります。プロパティのpassword属性は、パスワード・インダイレクションをサポートしています。詳細は、Oracle Application Server Containers for J2EEセキュリティ・ガイドを参照してください。オプションの文字列です。
clientID このコネクション・ファクトリから作成された接続用に管理的に構成された固定JMS clientID。clientIDを指定しなければ、デフォルトは空の文字列で、JMS仕様に従ってクライアント・プログラムでプログラム的にオーバーライドすることもできます。clientIDはトピックへの永続サブスクリプションにのみ使用され、キューまたは非永続トピック操作の場合、値は関係しません。オプションの文字列です。
<xa-topic-connection-factory> コネクション・ファクトリ構成のXAバリアント。
location コネクション・ファクトリがバインドされるJNDI位置。値は、有効な名前に関するJNDIルールに従う必要があります。
host このコネクション・ファクトリの接続先となる固定OC4J JMSホスト。デフォルトでは、コネクション・ファクトリはjms-server要素に構成されているのと同じホストを使用します。デフォルト以外の値を使用すると、ローカルで使用可能なOC4J JMSサーバーと他のOracle Application Serverまたはクラスタ化構成をバイパスし、すべてのJMS操作を特定のOC4J JVMに強制的に送ることができます。オプションの文字列、DNSまたはドット表記法によるホスト名です。
port このコネクション・ファクトリの接続先となる固定OC4J JMSポート。デフォルトでは、コネクション・ファクトリはjms-server要素に構成されているのと同じポート(あるいは、コマンドラインでOracle Application Serverまたはクラスタ化構成に対して指定されたポートの値)を使用します。デフォルト以外の値を使用すると、ローカルで使用可能なOC4J JMSサーバーと他のOracle Application Serverまたはクラスタ化構成をバイパスし、すべてのJMS操作を特定のOC4J JVMに強制的に送ることができます。オプションのint型の有効なTCP/IPポート番号です。
username このコネクション・ファクトリから作成されたJMSのデフォルト接続の認証に使用されるユーザー名。ユーザー名自体は他のOC4J機能を使用して適切に作成し、構成する必要があります。オプションの文字列です。
password このコネクション・ファクトリから作成されたJMSのデフォルト接続の認証に使用されるパスワード。パスワード自体は他のOC4J機能を使用して適切に作成し、構成する必要があります。プロパティのpassword属性は、パスワード・インダイレクションをサポートしています。詳細は、Oracle Application Server Containers for J2EEセキュリティ・ガイドを参照してください。オプションの文字列です。
clientID このコネクション・ファクトリから作成された接続用に管理的に構成された固定JMS clientID。clientIDを指定しなければ、デフォルトは空の文字列で、JMS仕様に従ってクライアント・プログラムでプログラム的にオーバーライドすることもできます。clientIDはトピックへの永続サブスクリプションにのみ使用され、キューまたは非永続トピック操作の場合、値は関係しません。オプションの文字列です。

 


関連項目

デプロイメント・ディスクリプタについて