クライアントへのタイプ・セーフなアクセッサの公開

ビュー・オブジェクト属性のタイプ・セーフなアクセッサを公開することにより、Oracle ADF Business Componentsのクライアントおよびサービス・メソッドのコーディングと保持が非常に容易になります。たとえば、アクセッサを公開すると、クライアントはsetOrdId(Number)などのメソッドにアクセスでき、setAttribute("OrdId", Object)を使用する必要はありません。これにより、必要なキャストの量が削減され、実行時のクラス・キャスト・エラーを防止できます。また、属性名の入力ミスが実行時まで検出されない可能性も削減されます。

タイプ・セーフなアクセッサをクライアントに公開するには、次のようにします。

  1. 次のいずれかの方法で、ビュー・オブジェクト・エディタを開きます。
  2. 「Java」ノードを選択します。
  3. 「ビュー行クラス」ラベルの下の「Javaファイルの生成」「アクセッサの生成」が選択されていることを確認します。
  4. 「カスタム行メソッド」ノードを選択し、タイプ・セーフなアクセッサがすべてエクスポートされるようにします。

エディタで不明な点がある場合は、「ヘルプ」をクリックしてください。


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