大容量プロジェクトの操作
大容量のビジネス・コンポーネントを操作すると、JDeveloperの動作が遅くなり、処理できなくなります。数千のビジネス・コンポーネントを持つプロジェクトを使用する場合、次のガイドラインをお薦めします。
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エンティティ・オブジェクトを個別のプロジェクトおよび個別のパッケージに配置します。異なるパッケージ内のエンティティ・オブジェクトを識別する場合は、クロスリファレンスを避けます(異なるパッケージ間にアソシエーションを作成します)。
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ユース・ケースごとに1つのワークスペースを保つようにします。ユース・ケース(またはタスク)は、通常1つのアプリケーション・モジュールにマップされます。個々のオブジェクトでは、「ライブラリ」パネルまたは「依存性」パネルから、参照エンティティ・オブジェクトにプロジェクト・プロパティを指定できます。
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ユース・ケースとレイヤ/テクノロジに応じてパッケージを分割します。これにより、ソース・コントロール・ツールからチェックアウトするファイルを簡単に認識できます。
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開発者間で共有するファイル、特にビジネス・コンポーネントのpackage.xmlファイル、Databindings.cpxファイルおよびstruts-config.xmlには十分な注意が必要です。共有ファイルはプロジェクト/開発者で1対1を保持します。また、それらをマージしたり、Strutsケースではサブモジュールを使用するオプションがあります。
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JDeveloperを開始する前に、エンティティ・オブジェクト・プロジェクトは常に最新バージョンを取得することを忘れないでください。最新でない場合は、JDeveloperを再起動し、最新の変更を認識させる必要があります。
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ビルドやデプロイなどのタスクでは、ANTの使用を特にお薦めします。
関連項目
Oracle ADF Business Componentsの開発
Oracle ADF Business Componentsの概要
Oracle ADFビジネス・ドメイン・コンポーネント、データ・モデル・コンポーネントおよび構成コンポーネントについて
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