ビジネス・サービスが、データ・コレクションでの行の現在位置をサポートしている場合、URLリンクで、公開されている「現在の行の設定」操作をそのコレクションに対して使用できます。たとえば、あるWebページでは表示される表を含むフォームを作成し、他のWebページでは入力フォームを作成しようと考える場合があります。現在の行情報を渡すには、setCurrentRowWithKeyまたはsetCurrentRowWithKeyValue操作を使用します。
注意: これと同じ方法でコレクション内のデータ・オブジェクトを削除できます。
現在の行のリンクを表示する表を作成するには、次のようにします。
データ・コントロール・パレットで、目的のデータ・コレクションを選択してページにドラッグします。
表示されるリストから、読取り専用表を表示するように選択します。
「表の列の編集」ダイアログが表示される場合は、このダイアログで表に必要な列と他の機能を指定して「OK」をクリックします。
既存のHTMLフォームに表を挿入します。ビジュアル・エディタのデザイン・ビューでは、同じ破線のボックスの中にそれらの表とボタンが表示されます。このことは、それらが同じHTMLフォーム要素に属していることを示します。
データ・コントロール・パレットから、setCurrentRowWithKeyまたはsetCurrentRowWithKeyValue操作をページにドラッグします。
「setCurrentRowWithKey(String)」: キーを渡す場合、フォームのURLには行キーの値は表示されません。この操作は、データ・コレクションが、マルチパートの属性キーを定義している場合に使用できます。
表示されるリストから、コマンド・リンクを表示するように選択します。
たとえば、JSF JSPページでは、リンクのソースは次のようになります。
<af:commandLink actionListener="#{bindings.setCurrentRowWithKey.execute}"
action="setCurrentRowWithKey"
text="setCurrentRowWithKey"
disabled="#{!bindings.setCurrentRowWithKey.enabled}"/>
また、Strutsアプリケーションのページでは、ソースは次のようになります。
<html:link href="dataPage1.do?event=setCurrentRowWithKey&rowKey=${Row.rowKeyStr}">
setCurrentRowWithKey
</html:link>
サービス・タイプ属性を主キーとして指定
Oracle ADFを使用したStrutsベースのWebアプリケーションの作成
Oracle ADFを使用したモデル1形式のJSPページの作成
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