このトピックでは、JSPページの場合のみの、ビジネス・コンポーネント・データ・タグ・ライブラリについて説明します。
非推奨機能: ビジネス・コンポーネント・データ・タグ・ライブラリは、既存アプリケーションの保守用としてのみ、JDeveloper 10g((10.1.3)でサポートされています。データ・タグは、現行のプロジェクトが、datatags.jar
のエントリのあるweb.xml
ファイルを含んでいる場合にのみ、コンポーネント・パレットに表示されます(既存のすべてのデータ・タグ・プロジェクトの場合)。新規のデータバインドJSPページを作成する場合は、JavaServer Faces(JSF)コンポーネントのあるOracle ADFデータ・バインディングを使用することをお薦めします。
単純なJSPテンプレートにビジネス・コンポーネント・データ・タグを追加することによって、データにアクセスするためのビジネス・コンポーネントJSPページを作成できます。基本的なページのタイプは次のとおりです。
これらの各データ・アクセス・ページは1つ以上のJSPフォームで構成されます。このJSPフォームは、コンポーネント・パレット上のビジネス・コンポーネント・データ・タグ・ライブラリからコンポーネント・タグを使用して作成できます。作成するデータ・アクセス・ページのタイプにより、使用するデータ・タグが決まります。JSPページで使用するコンポーネント・タグのタイプごとに、そのコンポーネント・タグの特定の動作を定義するJSPファイルが関連付けられています。コンポーネント・タグに関連付けられている各JSPファイルは、下位レベルのビジネス・コンポーネント・データ・タグと最小限のスクリプトレット・コードから順次構成されます。
注意: コンポーネント・タグに関連付けられているコンポーネント・タグJSPファイル(DataXxxComponent.jsp
)は、JSPプロジェクトから削除しないでください。このコンポーネント・タグJSPファイルは、JSPプロジェクトで生成されたデプロイメント・プロファイルに表示され、ビジネス・コンポーネントJSP のWebページに動的に挿入されます。
作成できるデータ・アクセス・ページには次のものがあります。
viewobject
_Browse.jsp
という名前の単一のJSPページで構成されています。viewobjectはビュー・オブジェクトの名前で、この名前で参照フォームが作成されます。参照フォームは、コンポーネント・パレット上のビジネス・コンポーネント・データ・タグ・ライブラリからこれらのJSPコンポーネント・タグを使用して、行セットに移動します。
<jbo:DataScroller>
コンポーネント・タグは、次のナビゲーション機能を提供します。
oracle.jbo.html.jsp.datatags.DataScroller
Web Beanを使用した、現在の範囲の選択および使用可能な範囲の表示
<jbo:DataTable>
コンポーネント・タグは、現在の範囲で使用するビュー・オブジェクトの属性を表示し、個々の行を削除または編集するためのリンクを提供します。
viewobject
_edit.jsp
およびviewobject
_BrowseEdit.jsp
という名前の2つのJSPページで構成されています。viewobjectはビュー・オブジェクトの名前で、この名前でフォームが作成されます。編集フォームはビジネス・コンポーネント・データ・タグ・ライブラリから<jbo:DataEdit>
コンポーネント・タグを使用し、行の属性を表示します。編集フォームは参照フォームをコールして、編集フォームに渡されたjboRowKey
リクエスト・パラメータから編集する行を特定します。<jbo:DataEdit>
コンポーネントは、表示されたデータ型に対し、適切な入力レンダリングを使用して行の属性を表示します。
このフォームでは、ビュー・オブジェクトによって表されるデータソースに対する問合せを定義できます。問合せフォームは通常、viewobject
_QueryView.jsp
という名前の単一のJSPで構成されています。viewobjectはビュー・オブジェクトの名前で、この名前で問合せフォームが作成されます。このviewobject
_QueryView.jsp
では、ビュー・オブジェクトの属性と関係しているテキスト入力フィールドで標準HTMLフォームをレンダリングします。検索アクションはまたviewobject
_QueryView.jsp
によって処理されます。viewobject
_QueryView.jsp
では、次の機能が実行されます。
注意: viewobject
_QueryView.jsp
の処理コードは、ビジネス・コンポーネント・データ・タグを使用して、HTMLフォーム・パラメータを処理し、Where句を設定する方法の基本的な例として機能します。拡張パラメータ解析には、生成されたviewobject
_QueryView.jsp
ページに対する追加のコーディング拡張が必要となります。
ユーザーは次の方法で問合せを実行します。
ビジネス・コンポーネント・データ・タグについて
ビジネス・コンポーネント・データ・コンポーネント・タグについて
ビジネス・コンポーネント・データ・タグ・ライブラリの使用
ビジネス・コンポーネント・データ・コンポーネント・タグを使用したビューの参照
ビジネス・コンポーネント・データ・コンポーネント・タグを使用したビューの編集
ビジネス・コンポーネント・データ・コンポーネント・タグを使用したビューの問合せ
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