ページ・フロー・ダイアグラムへのデータ・ページの追加

ページ・フロー・ダイアグラムを使用して、データ・バインドされたWebページに直接フォワードするアクションを追加する場合は、データ・ページを使用して、次の3つのオブジェクトを統合してダイアグラムを簡略化できます。

データ・ページを追加すると、ページ・フローのアクション・マッピングが作成されます。実行時に、Oracle ADFデータ・フォワード・アクションによって、レンダリングするWebページのデータの準備がADFライフサイクルに委任されます。

データ・ページを作成するには、次のようにします。

  1. プロジェクトのStrutsページ・フロー・ダイアグラムを表示します。

  2. コンポーネント・パレットからデータ・ページを選択し、ページ・フロー・ダイアグラムをクリックします。

    最初に表示されるアイコンには警告マークが重なって表示され、データ・ページがWebページと関連付けられていないことが示されます。データ・ページを関連Webページと関連付け、そのWebページを作成すると、警告マークは削除されます。

  3. ダイアグラムで新規のデータ・ページ・アイコンのラベルをクリックして選択し、再度クリックしてテキスト編集モードにします。このデータ・ページに使用する名前になるように編集します。ここで入力する名前は、Webページの名前のデフォルト提示としても使用されます。たとえば、/myPageという名前を入力します。

  4. データ・ページ・アイコンをダブルクリックして関連Webページを作成します。「ページの作成」ダイアログを使用してWebページを作成します。

ページ・フロー・ダイアグラムからOracle ADFデータ・ページを実行するには、最初に関連Webページを作成する必要があります。Webページを作成し、データ・コントロールをWebページに追加すると、Oracle ADFによって、そのページに対して、ページのデータ・マッピングを含んだページ定義ファイルが作成されます。

ページを編集する前に、JDeveloperによって、データ・フォワード・アクションの定義でStrutsコンフィギュレーション・ファイルが更新されます。たとえば、myPageがデータ・ページのJSPファイルである場合は、Strutsコンフィギュレーション・ファイルに次のコードが追加されます。

<action path="/myPage"
    className="oracle.adf.controller.v2.struts.actions.DataActionMapping"
    unknown="false"
    type="oracle.adf.controller.v2.struts.actions.DataForwardAction"
    name="DataForm" parameter="myPage.jsp"/>    

DataForwardActionの役割は、関連ページのパスを提供するparameterプロパティを管理し、実行する処理をADFライフサイクルに委任することです。

クラスのソース・コードまたはJavaDocを表示するには、次のようにします。

  1. ページ・フロー・ダイアグラムでデータ・ページを選択します。

  2. 「ナビゲート」メニューから「Javaクラスに移動」を選択します。

  3. 「Javaクラスに移動」ダイアログを使用してクラスを検索します。


データ・バインドされたStrutsアプリケーションでのページ・フローについて
Strutsページ・フロー・ダイアグラムでのページ設計方法の選択
複数のフォワード結果に対するADFページ・コントローラのカスタマイズ