ADF Facesのコンポーネントおよびダイアログのサポートについて

ダイアログはアクション・イベントから起動できます。アプリケーションでダイアログを簡単にサポートできるように、ADF Facesには、UIXCommandコンポーネント(commandButtoncommandLinkなど)およびUIXSelectInputコンポーネント(selectInputTextselectInputDateなど)に対するダイアログ機能が組み込まれています。UIXCommandおよびUIXSelectInputコンポーネントは両方ともActionSourceを実装します。しがたって、アクション・イベントのソースになります。

たとえば、ログイン・ページでは、コマンド・ボタンを使用して、誤ったパスワードのフォームが発行されたときにエラー・ダイアログを起動できます。標準JSFナビゲーション・ルールが指定されているコマンド・コンポーネントを使用して、JSFページからダイアログを起動する方法は、「ADF Facesコマンド・コンポーネントからのダイアログの起動について」を参照してください。SelectInputコンポーネントを使用してダイアログを起動する例は、「selectInputTextおよびダイアログの起動について」を参照してください。

アクション・イベントからダイアログを起動する以外に、値の変更イベントおよびポーリング・イベントからもダイアログを起動できます。たとえば、値の変更リスナーまたはポーリング・リスナーでAdfFacesContext.launchDialog()メソッドを使用し、プログラムによって(JSFナビゲーション・ルールを使用せずに)ダイアログを起動できます。pollコンポーネントおよびpollListenerの使用例は、「ADF Facesのポーリングについて」を参照してください。

カスタム・コンポーネント、レンダラおよびレンダー・キットでのダイアログ・サポートの詳細は、次の説明を参照してください。


JSFナビゲーション・ルールおよびADF Facesのダイアログについて