このトピックでは、エンティティ・オブジェクトをデータベース・オブジェクトから生成するときに、エンティティ・オブジェクトとデータベース・オブジェクト間のマッピングが定義される方法を説明します。
エンティティ・オブジェクトは、型マップに基づいてデータベース表にマップされます。型マップの詳細は、「JDBC型マップの選択」を参照してください。
エンティティ・オブジェクトをデフォルトで作成すると、表の各列に対し、1つの属性がエンティティBeanに作成されます。このため、deptエンティティ・オブジェクトをDEPARTMENTSから作成した場合、deptエンティティにはデータベース内の各列に対して1つの属性があります。詳細は、「Oracle ADFエンティティ・オブジェクトについて」を参照してください。
複数の表を1つのエンティティ・オブジェクトにマップすることもできます。これは、追加情報を同一エンティティに取り込む場合に便利です。たとえば、品目番号と説明が記載されているオンライン注文フォームがある場合、番号と説明がデータベース内の別々の表から取得されたものであっても、両方の型の情報を同一エンティティ・オブジェクトに提供できます。ウィザードを使用してエンティティ・オブジェクトを作成または編集するときは、エンティティ・オブジェクトによってアクセスされる表を選択できます。詳細は、「データベース表の表現」を参照してください。
表で外部キーが検出された場合、そのキーはアソシエーションとして生成されます。詳細は、「Oracle ADFアソシエーションについて」を参照してください。
Oracleオブジェクト型は、ビジネス・コンポーネント・ドメインとしてマップされます。マッピングは、Oracleオブジェクトの型に依存します。詳細は、「Oracleオブジェクト型の表現」を参照してください。
データベース・スキーマに組み込まれた検証規則は、エンティティ・オブジェクトにマップされません。アプリケーションの開発方法に応じて、ビジネス層にデータベース規則の一部または全部を作成する、あるいは規則を作成しないことを選択します。
データベース表の表現
JDBC型マップの選択
Oracle ADFエンティティ・オブジェクトについて
Oracle ADFアソシエーションについて
Oracleオブジェクト型の表現
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