詳細アイコン コンテンツ・リポジトリの構成 - 構成パラメータ

「構成パラメータ」表には、選択したリポジトリの接続パラメータの値を指定します。

構成パラメータの値の指定

注意: アダプタに接続するには2つの方法があります。

パラメータの要件は、ユーザー名/パスワードによるリポジトリ接続(「セキュリティにJAASを使用」の選択を解除)の構成か、JAASリポジトリ接続(「セキュリティにJAASを使用」を選択)の構成かによって異なります。次の表に、リポジトリ・タイプと関連するデフォルトのパラメータ、および必要な値のタイプの説明を示します。

リポジトリ・タイプ デフォルトのパラメータ 値の説明
Oracle Content DB キーストア・パスワード

キーストアを作成した場合に設定するキーストアのパスワード。

キーストアには、署名に使用される証明書および秘密鍵が格納されます。

このパラメータ値は、WS-Securityの場合にのみ関係します。

S2Sアプリケーションのパスワード

サービス・ツー・サービスのパスワード。

パラメータ値は、S2Sの場合にのみ関係します。

KeyStoreファイルの場所

キーストアの位置を示すパス。

相対パス(この場合はファイルがCLASSPATH内にあることが必要)またはファイル・システムのフルパスを指定できます。

このパラメータ値は、WS-Securityの場合にのみ関係します。

サーバー公開鍵別名

サーバーの公開鍵。

このキーは、サーバーに送信されるメッセージの暗号化に使用されます。

このパラメータ値は、WS-Securityの場合にのみ関係します。

サーバーURL

コンテンツ・リポジトリをホスティングしているサーバーのURL。

このパラメータには常に値が必要です。リポジトリへの認証にユーザー名/パスワードの方法を使用する場合、すべてのOracle Content DBパラメータの中で、常に値を必要とするのはこのパラメータのみです。

S2Sアプリケーション名

トラステッド・クライアント・アプリケーション名。

通常はLDAP識別名(DN)の形式で指定します。このパラメータ値はS2Sの場合にのみ関係します。

秘密鍵のパスワード

キーストアからキーを取得するために必要なクライアントの秘密鍵パスワード。

このパラメータ値は、WS-Securityの場合にのみ関係します。

KeyStoreタイプ

キーストアのタイプ。

たとえば、JKS(Java Key Store)やPKCS#12(公開鍵の暗号化標準、秘密鍵と証明書を格納するための標準)などがあります。プロバイダがインストールされている場合は、他のフォーマット(Oracle Walletなど)をサポートできます。

このパラメータ値は、WS-Securityの場合にのみ関係します。

トラステッド認証方法

リポジトリへのログインに使用される認証方法。

このパラメータは、JAASチェック・ボックスが選択されている場合に値が必要です。値はWS-Security以外にはなりません。WS-Securityは、サーバー・バージョンが10.1.3.2以上の場合に使用されます。S2Sセキュリティは、サーバー・バージョンが10.1.2.xの場合に使用可能です。

秘密鍵の別名

キーストア内のクライアントの秘密鍵別名。

鍵は、サーバーへのメッセージの署名に使用されます。この秘密鍵に対応する公開鍵をサーバー・キーストアにインポートする必要があります。

このパラメータ値は、WS-Securityの場合にのみ関係します。

サーバーのバージョン

サーバーのバージョン。

このパラメータ値は、WS-Securityの場合にのみ関係します。

Oracle Portal 接続

Oracle Portalインスタンスへの接続文字列の名前。

既存の接続を選択し、「新規」をクリックして接続ウィザードを起動し、新しい接続を追加します。

ユーザー名 接続に対して用意されているユーザー名をリストする読取り専用フィールド。
ドライバ 接続に使用されるドライバをリストする読取り専用フィールド。
接続文字列 Oracle PortalインスタンスへのURL/接続文字列をリストする読取り専用フィールド。
ファイルシステム ベース・パス

ファイル・システム・リポジトリへのディレクトリ・フルパス。

次に例を示します。

c:/SRContent

注意: コンテンツ・リポジトリのデータ・コントロールの詳細は、Oracle WebCenter Framework開発者ガイドのコンテンツの統合に関する章を参照してください。