JSTL書式ライブラリ - <fmt:setBundle>タグ

i18nローカライゼーション・コンテキストを作成して、スコープ変数またはjavax.servlet.jsp.jstl.fmt.localizationContext構成変数に格納します。

構文

<fmt:setBundle basename=”basename
   [var=” varName”]
    [scope=”{page|request|session|application}”]/>

ボディ・コンテンツ

なし。

属性

basename
リソース・バンドルのベース名。これはバンドルの完全修飾リソース名で、完全修飾クラス名と同じ形式です。つまり、ピリオド(.)をパッケージ・コンポーネント・セパレータとして使用し、ファイル・タイプを表す接尾辞(.class.propertiesなど)を持ちません。
var
javax.servlet.jsp.jstl.fmt.LocalizationContext型のi18nローカライゼーション・コンテキストを格納するエクスポート・スコープ変数の名前。
scope
varまたはローカライゼーション・コンテキスト構成変数のスコープ。

NULLおよびエラーの処理

basenameがNULLまたは空の場合やリソース・バンドルが見つからない場合は、NULLのリソース・バンドルがi18nローカライゼーション・コンテキストに格納されます。

説明

<fmt:setBundle>アクションは、i18nローカライゼーション・コンテキストを作成し、リソース・バンドルをそのコンテキストにロードします。リソース・バンドルの名前はbasename属性で指定します。

ロードされるリソース・バンドルは、http://www.jcp.org/aboutJava/communityprocess/first/jsr052/index.htmlにある『JavaServer Pages Standard Tag Library 1.0 Specification』の8.3.2項に記載されたアルゴリズムに従って決定されます。

i18nローカライゼーション・コンテキストは、varで指定した名前のスコープ変数に格納されます。varを指定しない場合には、javax.servlet.jsp.jstl.fmt.localizationContext構成変数に格納され、指定したスコープの新しいデフォルトi18nローカライゼーション・コンテキストとなります。

注意: JSTL 1.1では、Java Servlet 2.4およびJavaServer Pages 2.0の仕様をサポートするJSPコンテナが必要です。JSTL 1.0仕様の実装には、Java Servlet 2.3およびJavaServer Pages 1.2の仕様をサポートするJSPコンテナが必要です。

JSTLタグの状況依存ヘルプを提供するため、JSTLタグ・ライブラリのドキュメントがApache Software Foundation(http://www.apache.org/)で作成され、JDeveloperに含まれています。また、JSTLタグおよび属性の説明を含む『JavaServer Pages Standard Tag Library 1.0 and 1.1 Specifications』を次のWebサイトからダウンロードできます。

http://www.jcp.org/aboutJava/communityprocess/final/jsr052/index2.html

JSTLの詳細は、次の外部リファレンスを参照してください。

『Java Sun JSTL Resources』ページ:
http://java.sun.com/products/jsp/jstl/

 

JDeveloperのJSTLタグ・ライブラリについて
リファレンス: JavaServer Pages標準タグ・ライブラリ(JSTL)