JSTL SQLライブラリ - <sql:param>タグ

SQL文のパラメータ・マーカー(?)の値を設定します。<sql:query><sql:update>などのSQLExecutionTagアクションのサブタグです。

構文

構文1: パラメータ値をvalue属性に指定

<sql:param value=”value”/>

構文2: パラメータ値をボディ・コンテンツに指定

<sql:param>
parameter value
</sql:param>

ボディ・コンテンツ

JSP。JSPコンテナがボディ・コンテンツを処理した後、アクションがボディ・コンテンツを切り捨ててさらに処理します。

属性

value
パラメータ値。

制約

NULLおよびエラーの処理

説明

<sql:param>アクションは、親SQLExecutionTagアクションのSQL文のパラメータ・マーカー(?)を、指定のパラメータ値に置換します。

パラメータは、指定した順序で置換されます。

<sql:param>アクションは、SQLExecutionTagのインスタンスである直近の上位オブジェクトを特定し、そのオブジェクトを指定のパラメータ値とともに指定してaddSQLParameter()メソッドをコールします。

SQLExecutionTag.addSQLParameter()のセマンティクスでは、文字列値を持つパラメータの指定(構文2を使用した場合など)はテキスト型(CHAR、VARCHARまたはLONGVARCHAR)の列に対してしか行えませんので注意してください。

注意: JSTL 1.1では、Java Servlet 2.4およびJavaServer Pages 2.0の仕様をサポートするJSPコンテナが必要です。JSTL 1.0仕様の実装には、Java Servlet 2.3およびJavaServer Pages 1.2の仕様をサポートするJSPコンテナが必要です。

JSTLタグの状況依存ヘルプを提供するため、JSTLタグ・ライブラリのドキュメントがApache Software Foundation(http://www.apache.org/)で作成され、JDeveloperに含まれています。また、JSTLタグおよび属性の説明を含む『JavaServer Pages Standard Tag Library 1.0 and 1.1 Specifications』を次のWebサイトからダウンロードできます。

http://www.jcp.org/aboutJava/communityprocess/final/jsr052/index2.html

JSTLの詳細は、次の外部リファレンスを参照してください。

『Java Sun JSTL Resources』ページ:
http://java.sun.com/products/jsp/jstl/

 

JDeveloperのJSTLタグ・ライブラリについて
リファレンス: JavaServer Pages標準タグ・ライブラリ(JSTL)