データ転送オブジェクト(DTO)の生成

データ転送オブジェクト(DTO)デザイン・パターンは、ユースケースをオブジェクト・モデルから分離することでメンテナンス性を高め、様々なアプリケーションにまたがってエンティティBeanを再利用可能にします。また、複数のエンティティBeanから単一コールでクライアントに属性を渡せる場合は、パフォーマンスが向上します。

ウィザードを使用してエンティティを作成する場合、DTOを生成するオプションがデフォルトで選択されます。ただし、任意のエンティティBeanのDTOを生成することもできます(EJB 3.0以上では、DTO生成は使用不可または不要です)。

データ転送オブジェクトを生成するには、次のようにします。
  1. ナビゲータでエンティティBeanを選択します。
  2. 右クリックして「生成」次に選択「データ転送オブジェクト」を選択します。
    新しいファイル<entity_name>LocalDTO.javaがナビゲータに表示されます。
  3. このファイルをJavaコード・エディタで開き、次で始まる行のコメントを解除します。
    // _load....

関連項目

J2EEデザイン・パターンについて
ビジネス・ロジックの実装
エンティティBeanを使用したデータベース・オブジェクトの表現