フィールドへの直接マッピングはJava属性を直接、値のデータベース列にマップします。アプリケーションがJavaインスタンスをデータベースに書き込む際、表列のフィールドにその属性の値を格納します。TopLinkは次の型をサポートします。
java.lang
: Boolean
、Float
、Integer
、 String
、Double
、Long
、Short
、Byte
、Byte[ ]
、Character
、Character[ ]
、これらのクラスに関連付けられているすべてのプリミティブ java.math
: BigInteger
、BigDecimal
java.sql
: Date
、Time
、Timestamp
java.util
: Date
、Calendar
読取りの際、表5-1に示されているとおり、フィールドへの直接マッピングは単純な1つのデータ変換を実行します。2方向以上の完全な変換については他の直接マッピングを使用する必要があります。
表5-1 フィールドへの直接マッピングで提供されるタイプ変換
フィールドへのダイレクト・マッピングでは、NULL値も指定可能です。オブジェクトでプリミティブ・タイプが使用されており、データベース・フィールドでNULL値を使用できる場合、NULL値を指定する必要がある場合があります。
例5-5 フィールドへの直接マッピングの例
図5-10には、Java属性city
とリレーショナル・データベース列CITY
の間のフィールドへの直接マッピングが示されています。同様に、country
からCOUNTRY
、id
からADDRESS_ID
、established
からEST_DATE
、province
からPROVINCE
などのフィールドへの直接マッピングを定義できます。
図5-10 フィールドへの直接マッピング
Copyright © 1997, 2006, Oracle. All rights reserved.