JSF構成メタデータについて

JSFには、開発するカスタムJSF機能をドキュメント化するために、メタデータ要素と呼ばれるオプションの構成要素が用意されています。アプリケーション開発ツールを使用すると、これらの要素を読み込んでその情報を表示したり、要素を使用してカスタム機能の処理方法を制御できます。これらの要素は、機能またはアプリケーションの動作には影響を与えません。

メタデータをカスタム機能に関連付けるには、適切な要素を、機能を定義する要素の子として追加します。たとえば、表示名をカスタム・コンポーネントに関連付けるには、<display-name><component>の子として追加します。

次のメタデータ要素を使用できます。

<display-name>
短い説明的な名前を指定する際に使用します。
<description>
拡張記述を指定する際に使用します。
<icon>
表示するアイコンを指定する際に使用します。
<attribute>
カスタムのコンポーネント、コンバータ、バリデータまたはレンダラの属性を記述する際に使用します。
<property>
カスタムのコンポーネント、コンバータまたはバリデータのプロパティを記述する際に使用します。

<display-name>要素
<description>要素
<icon>要素
<attribute>要素
<property>要素