JDeveloperには、ほぼすべての状況下でうまく動作するように統合された、比較ビューアが用意されています。ただし、他の比較ツールやCVS DIFFからの簡易出力を使用することもできます。JDeveloper 10gでは、サード・パーティ・ツールおよびアプリケーションを統合できます。ここでは、JDeveloperの外部ツール・サポート機能を使用して外部比較ビューアを統合する方法について説明します。次の手順で説明する情報は、10g本番リリースのJDeveloperに適用されます。
CVS DIFFを統合するには、次のようにします。
プログラムの実行ファイル |
CVSのインストール場所(c:¥cvsnt¥cvs.exeなど)または単にcvs |
引数 |
-d ${cvs.root} diff ${file.name} |
代替引数 |
-d ${cvs.root} diff -r ${cvs.revision} -r ${cvs.second.revision} ${file.name} |
実行ディレクトリ |
${file.dir} |
サード・パーティの差分ユーティリティを統合するには、次のようにします。
Araxis Mergeなど、サード・パーティの差分ユーティリティを使用し、外部ツールのマクロを使用して履歴ツールで2つのリビジョンを比較できます。次の手順では、Araxis Mergeを起動するメニュー項目をインストールします。他の差分ユーティリティの場合は、そのマニュアルを参照し、指定する必要のあるコマンドライン引数を判断してください。
プログラムの実行ファイル |
サード・パーティ・ツールへのパス(c:¥araxismerge¥compare.exeなど) |
引数 |
/wait /title1:"${file.name} revision ${cvs.revision}" /title2:"${file.name} revision ${cvs.second.revision}" /2 ${cvs.revision.file} ${cvs.second.revision.file} |
他のCVSコマンドを統合するには、次のようにします。
提供される外部ツールのマクロを使用して、簡単に他のCVSコマンドをJDeveloperに統合できます。たとえば、CVS注釈コマンド(「blame」と呼ぶこともあります)などです。このコマンドは、各コード行の変更者と変更時期のサマリーを表示します。CVS注釈用のツールを統合するには、新規ツールで次のオプションを設定します。
プログラムの実行ファイル |
CVS実行可能ファイルへのパス(c:¥cvs¥cvs.exeなど) |
引数 |
-d ${cvs.root} annotate ${file.name} |
実行ディレクトリ |
${file.dir} |
Copyright © 1997, 2007, Oracle. All rights reserved.