JSTL SQLライブラリ - <sql:dateParam>タグ

java.util.Date型の値に対してSQL文のパラメータ・マーカー(?)の値を設定します。<sql:query><sql:update>などのSQLExecutionTagアクションのサブタグです。

構文

<sql:dateParam value=”value” type=”[timestamp|time|date]”/>

ボディ・コンテンツ

なし。

属性

value
データベース表のDATE、TIME、TIMESTAMPのいずれかの列のパラメータ値。
type
date、time、timestampのいずれか。

制約

NULLおよびエラーの処理

説明

このアクションは、type属性の定義に従って、指定のjava.util.Dateインスタンスをjava.sql.Date、java.sql.Time、java.sql.Timestampのいずれかに次のように変換します。

value属性で指定したjava.util.Dateオブジェクトがjava.sql.Time、java.sql.Dateまたはjava.sql.Timestampのインスタンスであり、type属性がこのオブジェクトの型に一致する場合、java.util.Dateオブジェクトはデータベースにそのまま渡されます。

それ以外の場合、date.getTime()のパラメータを指定した適切な型のコンストラクタがコールされ、オブジェクトがその型に変換されます(dateはvalue属性の値です)。

<sql:dateParam>アクションは、親SQLExecutionTagアクションのSQL文のパラメータ・マーカー(?)を、指定のパラメータ値に置換します。

パラメータは、指定した順序で置換されます。

<sql:dateParam>アクションは、SQLExecutionTagのインスタンスである直近の上位オブジェクトを特定し、そのオブジェクトを指定のパラメータ値とともに指定してaddSQLParameter()メソッドをコールします。

注意: JSTL 1.1では、Java Servlet 2.4およびJavaServer Pages 2.0の仕様をサポートするJSPコンテナが必要です。JSTL 1.0仕様の実装には、Java Servlet 2.3およびJavaServer Pages 1.2の仕様をサポートするJSPコンテナが必要です。

JSTLタグの状況依存ヘルプを提供するため、JSTLタグ・ライブラリのドキュメントがApache Software Foundation(http://www.apache.org/)で作成され、JDeveloperに含まれています。また、JSTLタグおよび属性の説明を含む『JavaServer Pages Standard Tag Library 1.0 and 1.1 Specifications』を次のWebサイトからダウンロードできます。

http://www.jcp.org/aboutJava/communityprocess/final/jsr052/index2.html

JSTLの詳細は、次の外部リファレンスを参照してください。

『Java Sun JSTL Resources』ページ:
http://java.sun.com/products/jsp/jstl/

 

JDeveloperのJSTLタグ・ライブラリについて
リファレンス: JavaServer Pages標準タグ・ライブラリ(JSTL)