オブジェクト・リレーショナル・マッピングの理解
リレーションシップ・マッピングでは、永続オブジェクトが他の永続オブジェクトを参照する方法を定義します。Oracle Application Server TopLinkでは、次のオブジェクト・リレーショナル・マッピング・タイプをサポートしています。
- 配列マッピングはダイレクト・コレクション・マッピングと類似していますが、オブジェクト・リレーショナル配列データ型にマップします(JDBC 2.0のARRAY型とOracle8iのVARRAY型)。プリミティブ・データのコレクションをマップするには配列マッピングを使用します。詳細は、「配列マッピングの使用」を参照してください。
- オブジェクト配列マッピングは配列マッピングと類似していますが、オブジェクト・リレーショナル配列データ型にマップします詳細は、「オブジェクト配列マッピングの使用」を参照してください。
- 構造マッピングは、集約オブジェクト・マッピングと似ていますが、オブジェクト・リレーショナル集約構造(JDBC 2.0のSTRUCTタイプ、およびOracle8i のOBJECTタイプ)にマップする点が異なります。詳細は、「構造マッピングの使用」を参照してください。
- 参照マッピングは1対1マッピングと類似していますが、オブジェクト・リレーショナル参照にマップします(JDBC 2.0のREF型とOracle8iのREF型)。詳細は、「参照マッピングの使用」を参照してください。
- ネストした表マッピングは、多対多マッピングと似ていますが、ネストしたオブジェクト・リレーショナル表(Oracle8i のNESTED TABLEタイプ)にマップする点が異なります。詳細は、「ネストした表マッピングの使用」を参照してください。
これらのマッピングでは、オブジェクト・モデルをオブジェクト・リレーショナル・データモデルに保存できます。現在、TopLinkマッピング・エディタではオブジェクト・リレーショナル・マッピングをサポートしていません。このマッピングはコードまたは修正メソッドで定義します。詳細は、「オブジェクト・リレーショナル・ディスクリプタの使用」を参照してください。
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