ダイアグラムの保存

JDeveloperでは、ダイアグラムは独自のファイルに保存されます。ダイアグラムに表示されるほとんどの要素およびそのプロパティも、独自のファイルに保存されます。表示プロパティ、位置、サイズ、およびダイアグラムに含める内容に対する変更は、ダイアグラム・ファイルに保存されます。JDeveloperでは、ダイアグラムの保存オプションとして、「保存」「すべて保存」および「名前を付けて保存」が用意されています。

注意: ダイアグラムへの変更により基礎となるダイアグラム要素も変更されるため、「保存」コマンドを実行すると、そのダイアグラムへの変更のみではなく、そのダイアグラムに表示される基礎となる要素への変更もすべて保存されます。ダイアグラム要素のプロパティを編集し、その後JDeveloperを終了する場合は、未保存の変更(つまり基礎となる要素への変更)を保存しないと、最後に行った変更が失われます。

「保存」または「すべて保存」を使用してダイアグラムを保存する際、その他に現在のダイアグラムに関連する未保存の変更も保存されます。これは、ダイアグラム上に表示される要素が、保存されたバージョンと同じになるよう処理することによって、再ロードした際のダイアグラムの整合性を維持するためです。

JDeveloperのナビゲータで、全ワークスペースにあるすべてのダイアグラムおよび要素を保存するには、次のようにします。

既存の1つのダイアグラムへの変更を保存するには、次のようにします。

  1. 保存するダイアグラムをクリックします。

  2. 「ファイル」次に選択「保存」を選択します。

    または

ダイアグラムを別のダイアグラムとして保存するには、次のようにします。

  1. 別のダイアグラムとして保存するダイアグラムをクリックします。

  2. 「ファイル」次に選択「名前を付けて保存」を選択します。

    「ダイアグラムの作成」ダイアログで、新しいダイアグラムの名前を入力します。ダイアグラムが関連付けられるパッケージを変更することもできます。


関連項目

ダイアグラムを開く