JSTL XMLライブラリ - <x:out>タグ

XPath式を評価し、現在のJspWriterオブジェクトに評価の結果を出力します。

構文

<x:out select=”XPathExpression” [escapeXml=”{true|false}”]/>

ボディ・コンテンツ

なし。

属性

select
評価されるXPath式。
escapeXml
結果文字列における<>、&、’、”の各文字を対応する文字エンティティ・コードに変換するかどうか決定します。デフォルト値はtrueです。

説明

評価される式はselect属性で指定し、XPath構文内に置く必要があります。評価の結果は、XPath string()関数が適用された場合と同様にStringに変換された後、現在のJspWriterオブジェクトに書き込まれます。

このアクションは、<%=...%>(JSP構文で書かれた式の結果を表示)および<c:out>(式言語構文で書かれた式の結果を表示)と同等です。

escapeXmlがtrueの場合、次の文字変換が適用されます。

文字 文字エンティティ・コード
< &lt;
> &gt;
& &amp;
' '

‘’

"

注意: JSTL 1.1では、Java Servlet 2.4およびJavaServer Pages 2.0の仕様をサポートするJSPコンテナが必要です。JSTL 1.0仕様の実装には、Java Servlet 2.3およびJavaServer Pages 1.2の仕様をサポートするJSPコンテナが必要です。

JSTLタグの状況依存ヘルプを提供するため、JSTLタグ・ライブラリのドキュメントがApache Software Foundation(http://www.apache.org/)で作成され、JDeveloperに含まれています。また、JSTLタグおよび属性の説明を含む『JavaServer Pages Standard Tag Library 1.0 and 1.1 Specifications』を次のWebサイトからダウンロードできます。

http://www.jcp.org/aboutJava/communityprocess/final/jsr052/index2.html

JSTLの詳細は、次の外部リファレンスを参照してください。

『Java Sun JSTL Resources』ページ:
http://java.sun.com/products/jsp/jstl/

 


JDeveloperのJSTLタグ・ライブラリについて
リファレンス: JavaServer Pages標準タグ・ライブラリ(JSTL)