ほとんどの場合、ポートレットは、ポートレットを使用するポータルと直接通信しません。かわりに、ポートレットはプロデューサと通信し、プロデューサが、ポートレットとポータルの通信を管理します。プロデューサは、ポータルとポートレット間の通信リンクを提供するエンティティです。ポータルがページをレンダリングする場合は、ページ上の各ポートレットのプロデューサをコールします。プロデューサは、ポートレットを実行し、結果をポートレット・コンテンツの形式で返します。プロデューサには、1つ以上のポートレットを含めることができます。各ポートレットは、1つのプロデューサのみに含めることができます。
各プロデューサは、ブラウザベースのプロデューサ管理ウィンドウまたは登録スクリプトを使用してポータルに登録します。登録によって、プロデューサ・コードの名前と場所がポータルに提供されます。
PDKポートレット・プロデューサの登録を開始するには、「プロジェクト」ノードを右クリックして「新規」を選択し、「新規ギャラリ」ダイアログ・ボックスを開きます。「カテゴリ」の下の「Web層」ノードを開き、「ポートレット」を選択して、ポートレットを登録するためのオプションを表示します。「項目」リストから「Oracle PDK-Javaプロデューサ登録」を選択し、「OK」ボタンをクリックして「Oracle PDKポートレット・プロデューサの登録」ウィザードを開きます。
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