コンポーネントのサイズ設定と移動

多くのレイアウトの場合、コンポーネントのサイズはレイアウト・マネージャにより制約に従って決定され、Javaビジュアル・エディタでのサイズ設定は無効です。ただし、null、XYLayoutまたはGridBagLayoutを使用している場合は、最初にUIに配置するときにコンポーネントのサイズを設定したり、後でコンポーネントをサイズ変更して移動できます。

注意: 現在、GridBagLayoutでは作成時のサイズが無視されますが、作成後にコンポーネントをサイズ変更できます。

コンポーネントを追加時にサイズ設定する手順は、次のとおりです。

  1. コンポーネント・パレットでコンポーネントを選択します。
  2. UIにおけるコンポーネントの表示位置にカーソルを置きます。
  3. マウス・ポインタをドラッグしてからマウス・ボタンを放します。

    ドラッグするにつれて、コントロールのサイズと位置を示すアウトラインが表示されます。

  4. アウトラインが目的のサイズになった時点でマウス・ボタンを放します。

コンポーネントを1度に1ピクセルずつ移動する手順は、次のとおりです。

  1. 「グリッドに合せる」機能がオフになっていることを確認します(「ツール」 次の選択 「プリファレンス」、「Javaビジュアル・エディタ」を表示)。
  2. コンポーネント・パレットでコンポーネントを選択します。
  3. [Ctrl]キーを押しながら[Shift]キーを押し、矢印キーを使用してオブジェクトを1度に1ピクセルずつ移動します。

選択したコンポーネントをサイズ変更または移動する手順は、次のとおりです。

  1. Javaビジュアル・エディタまたは「構造」ウィンドウで、コンポーネントをクリックして選択します。

    コンポーネントを選択すると、コンポーネントの外枠にサイズ変更ハンドルまたはニブが表示されます。コンテナによっては、コンポーネント中央に移動ハンドルが表示されます。

  2. 該当する外側のハンドルをクリックし、ドラッグしてサイズを変更します。
  3. コンポーネント内をクリックし、必要な方向へドラッグして移動します。コンポーネントが他のコンポーネントの背面にあるコンテナの場合は、中央の移動ハンドルを使用してドラッグします。

選択したコンポーネントのグループをサイズ変更または移動する手順は、次のとおりです。

  1. 変更するコンポーネントのグループを次のいずれかの方法で選択します。

    コンポーネントを選択すると、コンポーネントの外枠にサイズ変更ハンドルまたはニブが表示されます。コンテナによっては、コンポーネント中央に移動ハンドルが表示されます。

  2. 該当する外側のハンドルをクリックし、ドラッグしてサイズを変更します。
  3. コンポーネント内をクリックし、必要な方向へドラッグして移動します。コンポーネントが他のコンポーネントの背面にあるコンテナの場合は、中央の移動ハンドルを使用してドラッグします。
  4. 右クリックして「サイズおよび領域」を選択し、必要な操作を選択します。

    または

    Javaビジュアル・エディタのツールバーで目的のサイズ・ボタンをクリックします。現在選択しているコンポーネントに無効な操作は、ツールバーとポップアップ・メニューに無効状態で表示されます。


実行時のUIウィンドウのサイズと位置の決定