GridLayout
では、行および列内のセルのグリッドにコンポーネントが配置されます。GridLayout
では各コンポーネントが拡張され、セル内の使用可能な領域が埋まります。各セルはサイズが完全に同じであり、グリッドは均一です。GridLayout
コンテナをサイズ変更すると、コンテナに使用できる領域が与えられて、GridLayout
によりセルができるだけ大きくなるようセルのサイズが変更されます。
テンキーまたはツールバーなど、コンポーネントを等しいサイズにする必要があるコンテナを設計している場合、GridLayout
を使用します。
グリッド内の列および行の数を指定できますが、ゼロにできるのは行または列の一方のみです。少なくともどちらか一方に値を指定し、GridLayout
マネージャがもう一方を計算できるようにする必要があります。
たとえば、15のコンポーネントが含まれるグリッドに対して4列およびゼロ行を指定した場合、GridLayout
では4列および4行が作成され、最後の行には3つのコンポーネントが含められます。または、3行およびゼロ列を指定した場合、GridLayout
では3行および5列が作成されます。
行および列の数だけでなく、水平ギャップ(hgap
)および垂直ギャップ(vgap
)プロパティを変更して、セル間のピクセル数を指定できます。デフォルトの水平および垂直ギャップはゼロです。
GridLayout
コンテナのプロパティ値を変更するには、構造ウィンドウでGridLayout
オブジェクトを選択してから、プロパティ・インスペクタで、rows
、 cols
、 hgap
、またはvgap
プロパティの値を編集します。
Copyright © 1997, 2007, Oracle. All rights reserved.