コンポーネント・イベントへのイベント処理コードのアタッチ
インスペクタのイベント・ページを使用すると、コンポーネント・イベントにハンドラをアタッチしたり、既存のイベント・ハンドラを削除できます。
コンポーネント・イベントにイベント処理コードをアタッチする手順は、次のとおりです。
-
Javaビジュアル・エディタまたは「構造」ウィンドウでコンポーネントを選択します。
-
プロパティ・インスペクタで、「イベント」タブを選択し、そのコンポーネントに対するイベントを表示して、必要なイベントの「値」フィールドをクリックします。
-
イベントの「値」フィールドにイベントのスタブ名を入力して[Enter]を押し、イベント処理メソッド・スタブを指定の名前でソース・コードに作成します。
JDeveloperにより、新しい名前でイベント・ハンドラが作成され、ソース・コード内でそのイベント・ハンドラに切り替わります。また、イベントからイベント処理メソッドへの接続を確立するために、Adapterクラスに追加のコードも挿入されます。
-
イベント・ハンドラのスタブ内でコードを記述して、そのコンポーネント・イベントに対するレスポンスを指定します。
注意:コンポーネントのサポート対象となるメソッドとイベントを検索するには、そのコンポーネントをコード・エディタで右クリックし、「宣言に移動」を選択してコード・エディタでクラスを開きます。また、コンポーネントを右クリックしてJavadocの参照を選択すると、そのクラスに関するドキュメントを参照できます。
コンポーネントのデフォルト・イベントに対するイベント・ハンドラをすばやく作成する手順は、次のとおりです。
-
コンポーネント・パレットでコンポーネントを選択してUIに追加します。
-
Javaビジュアル・エディタでコンポーネントをダブルクリックします。イベント・スタブが作成され、ソース・コード内でそのイベント・ハンドラにフォーカスが移ります。
-
イベント・ハンドラに必要なコードを追加して完成します。
注意:デフォルト・イベントはbeanInfo
で定義されるか、未指定の場合はactionPerformed
として定義されます。
Copyright © 1997, 2007, Oracle. All rights reserved.