現行リリースのスタンドアロンOC4J

JDeveloperのスタンドアロンOC4Jには、接続タイプ「スタンドアロンOC4J 10g 10.1.3」を介してデプロイできます。以前のリリースのスタンドアロンOC4Jにデプロイする場合は、「スタンドアロンOC4J」接続タイプを使用し、「以前のリリースのスタンドアロンOC4J」の指示に従います。
  1. スタンドアロンOC4Jの構成
  2. スタンドアロンOC4Jの起動
  3. スタンドアロンOC4Jへのデプロイ
  4. スタンドアロンOC4Jでのモジュールの起動、停止またはアンデプロイ

スタンドアロンOC4Jの構成

注意: 「ツール」 次に選択 「設定」メニューから埋込みOC4Jを選択できる設定では、スタンドアロンOC4Jはサポートされていません。影響を受ける構成ファイルを、同じ設定を使用するように手動で編集する必要があります。

JSR 88準拠のスタンドアロンOC4J(現行バージョン)に接続している場合は、次の手順に従います。

スタンドアロンOC4Jの起動

アプリケーションをスタンドアロンOC4Jサーバーにデプロイするには、OC4Jスタンドアロン・サーバーを起動して、いずれかのオプションを渡します。埋込みOC4Jサーバー用に選択済のオプションを確認するには、「ツール」 次に選択 「プロジェクト・プロパティ」 次に選択 「J2EEアプリケーション」 次に選択 「埋込みOC4Jコマンドライン」の順に選択します。次のようなコマンドを使用します。

    java -jar oc4j.jar    

スタンドアロンOC4Jサーバーを起動および停止するには、start_oc4j.batおよびstop_oc4j.batファイルと<jdev_install>¥jdev¥bin¥¥にあるシェル・スクリプトを使用する方法もあります。start_oc4j.batは引数を必要としないため、Internet Explorerまたはコマンドラインから実行できます。ただし、stop_oc4j.batの場合はコマンドラインで<admin>および<admin-password>を指定する必要があります。

SDK用の現行設定に関係なくスタンドアロンOC4Jを起動するには、<jdev_home>¥j2ee¥homeから次のDOSコマンドを発行します。

     ..¥..¥jdk¥bin¥java -jar oc4j.jar
    

スタンドアロンOC4Jへのデプロイ

デプロイする手順は、次のとおりです。
  1. ターゲット・アプリケーション・サーバーへの接続を作成します。以前のリリースのOracle Application Serverにデプロイする場合に必要な構成手順の詳細は、リリース・ノートを参照してください。
  2. デプロイメント・プロファイルを作成します。ナビゲータでプロジェクトを選択して右クリックし、「新規」 次に選択 「Deployment Profiles」を選択し、表示されるダイアログを使用してプロファイルを構成します。
  3. ナビゲータでデプロイメント・プロファイルを選択して右クリックし、「配布先」 次に選択 「<アプリケーション・サーバー接続>」を選択します。アプリケーションがアーカイブ・ファイルとしてパッケージ化され、選択したアプリケーション・サーバー接続を介してデプロイされます。
  4. デプロイメントに成功した後、ブラウザからWebアプリケーションにアクセスできます。

JDeveloperでEARファイルをスタンドアロンOC4Jサーバー接続にデプロイすると、サーバーの構成ファイルであるserver.xml、およびdefault-web-site.xmlまたはhttp-web-site.xmlも更新されます。

スタンドアロンOC4Jでのモジュールの起動、停止またはアンデプロイ

起動、停止またはアンデプロイする手順は、次のとおりです。
  1. 「接続ナビゲータ」を開き、必要なモジュールを実行中のスタンドアロンOC4Jサーバーへの接続を開きます。
  2. ナビゲータで起動、停止またはアンデプロイするモジュールを検索して右クリックし、「開始」「停止」または「アンデプロイ」を選択します。
  3. スタンドアロンOC4Jサーバー上で操作が実行される間は、JDeveloperに進行状況が表示されます。完了時に進行状況のダイアログを閉じます。

    これらの操作は、現在はモジュール全体のレベルでのみサポートされています。モジュールをアンデプロイした後、前述のデプロイメント手順に従ってスタンドアロンOC4Jを再デプロイできます。


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J2EEアプリケーション・サーバーへのデプロイ