メソッド・バインディングについて

プロパティのデフォルトのコンストラクタ・メソッドおよびアクセッサ・メソッドに加えて、マネージドBean(通常はページのバッキングBean)には、ナビゲーション、検証またはイベント処理を提供するメソッドも含めることができます。マネージドBeanのメソッドには、リスナーなどの特定のコンポーネント・タグ属性をバインドできます。たとえば、inputTextタグのvalueChangeListener属性をマネージドBeanのメソッドにバインドできます。このようなバインドは、コンポーネントで値の変更イベントが起動されるたびにメソッドが実行されることを意味します。

次の表に、メソッドにバインドできるタグ属性を示します。

属性 属性を使用できるコンポーネント
メソッドの機能
action commandButtoncommandLink ナビゲーション処理を提供し、結果のStringを戻します。
actionListener commandButtoncommandLink アクション・イベントを処理します。
validator すべてのUIInputコンポーネント コンポーネントの値の検証を実行します。
valueChangeListener すべてのUIInputコンポーネント 値の変更イベントを処理します。

マネージドBeanについて
マネージドBeanおよびバッキングBeanの開発
JSFでのアクション・イベントおよびリスナーについて
Beanメソッドへのコンポーネントのバインド
JSF EL式の作成