カスタマイズ可能コンポーネントを使用すると、ユーザーが必要に応じてコンテンツのビューを操作できます。たとえば、コンテンツの特定の部分をあるユーザーは完全に非表示にでき、別のユーザーはページ上部に移動できます。カスタマイズ可能コンポーネントをページに追加することによって、ユーザーがページをカスタマイズできるようにします。カスタマイズ可能コンポーネントを追加しない場合は、このステップをスキップし、ポートレットをページに直接追加します。
カスタマイズ可能コンポーネントには、showDetailFrameというコンテンツ・コンテナ・コンポーネント、およびpanelCustomizableというレイアウト・コンポーネントがあります。これらのコンポーネントを使用すると、ユーザーが、コンテンツの一部の再配置、非表示または表示、およびページ上のコンテンツの動作の定義を実行できるようになります。
showDetailFrameは、その子コンポーネントの周りに境界線またはクロムをレンダリングできるため、子コンポーネントの表示をカスタマイズするUIコントロールを提供できます。ヘッダーで使用可能なオプションを使用して、コンテンツを最大化および最小化できます。また、独自のUIコントロールを追加して、ヘッダーのメニューをカスタマイズすることもできます。
panelCustomizableコンポーネントは、ページ上の領域内でのコンテンツの表示方法を定義するレイアウト・コンポーネントです。このコンポーネントでは、ADFコンポーネントのグループ(カスタマイズ可能コンポーネントも含む)に対して、水平および垂直レイアウト機能が提供されます。showDetailFrameと同様に、panelCustomizableコンポーネントも、メニュー・アクションを提供するクロムを表示できます。
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