JSFアプリケーションのデプロイ用の構成

アプリケーションをデプロイ用に構成するには、アプリケーションのパッケージ方法を定義する必要があります。様々なJSFデプロイメント構成オプションの概要は、「JSFデプロイメント構成について」を参照してください。アプリケーションをデプロイする前に、JSFデプロイメント要件を確認してください。

JSFアプリケーションをデプロイ用にパッケージ化するには、次の手順を実行します。

  1. ターゲット・アプリケーション・サーバーへの接続を作成します。
  2. 必要なアプリケーション構成ファイル(faces-config.xmlなど)をすべて作成または編集します。JSF構成ファイルの詳細は、「JSFアプリケーションの構成」を参照してください。
  3. プロジェクトにweb.xmlデプロイメント・ディスクリプタを追加します。JDeveloperでは、プロジェクトにJSF JSPページが初めて作成されるときにデフォルトで自動的にweb.xmlファイルが追加されます。JSFアプリケーション用のweb.xmlデプロイメント・ディスクリプタを構成する方法の詳細は、「JSFアプリケーションの構成」を参照してください。
  4. 存在しない場合は、必要に応じてプロジェクトにターゲット固有のデプロイメント・ディスクリプタを追加します。次に例を示します。
  5. ViewController(Web層)プロジェクト用のWARデプロイメント・プロファイルを作成します。このプロジェクトを複数のアプリケーション・サーバーにデプロイする場合は、それぞれに個別のプロファイルを作成します。WARデプロイメント・プロファイルの作成時に、JDeveloperにより自動的に標準WARファイル構造が設定され、含める必要のあるファイルが事前選択されます。「WARデプロイメント・プロファイルのプロパティ」ダイアログの各種ページで、必要に応じて次の情報をレビューおよび編集します。

    注意: JDeveloperによりビジネス層コンポーネントが(Modelプロジェクトから)WARに自動的に組み込まれることに気づくことがあります。ビジネス層コンポーネントを個別のJARにパッケージ化するかわりに、Web層コンポーネントとともにWARにパッケージ化できます。ただし、ビジネス層にEJBが含まれている場合は、それぞれ適切なアーカイブ・ファイルに個別にパッケージ化する必要があります。

  6. Model(ビジネス層)プロジェクト用に次のいずれかのタイプのデプロイメント・プロファイルを作成します。

プロジェクトごとにデプロイメント・プロファイルを構成した後、アプリケーションをデプロイできます。各層を個別にデプロイするには、「JSFアプリケーションのデプロイ」を参照してください。EARとしてパッケージ化したアプリケーション全体をデプロイするには、「J2EEエンタープライズ・アーカイブ(EAR)のデプロイ」を参照してください。


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J2EEデプロイメント・プロセスについて
J2EEのアーカイブ形式について
デプロイメント・プロファイルについて
デプロイメント・ディスクリプタについて
特定のアプリケーション・サーバー用のアプリケーションの構成