JSTLコア・ライブラリ - <c:param>タグ

JSTLコア・ライブラリ - <c:param>タグ URLにリクエスト・パラメータを追加します。<c:import><c:url>および<c:redirect>にネストされるアクションです。

構文

構文1: value属性に指定されたパラメータ値

<c:param name=”name” value=”value”/>

構文2: パラメータ値をボディ・コンテンツに指定

<c:param name=”name”>
parameter value
</c:param>

ボディ・コンテンツ

JSP。JSPコンテナがボディ・コンテンツを処理した後、アクションがボディ・コンテンツを切り捨ててさらに処理します。

属性

name
問合せ文字列パラメータの名前。
value
パラメータの値。

NULLおよびエラーの処理

説明

URLにリクエスト・パラメータを追加するために<c:import><c:url>および<c:redirect>にネストされるアクションです。また、<c:param>ではnameとvalueの両方がURLにエンコードされます。

問合せ文字列パラメータを直接指定したURLも構成できるため、nameとvalueの両方をURLにエンコードするのは冗長ではないかという考え方もあります。次に例を示します。

<c:import url=”/exec/doIt”>
<c:param name=”action” value=”register”/>
</c:import>

は次の指定と同じです。

<c:import url=”/exec/doIt?action=register”/>

上の指定方法は確かに冗長ですが、ネストされた<jsp:param>の下位要素をサポートする<jsp:include>と一致しています。さらに、これはname属性およびvalue属性を自動的にURLにエンコードすることを目的としています。

注意: JSTL 1.1では、Java Servlet 2.4およびJavaServer Pages 2.0の仕様をサポートするJSPコンテナが必要です。JSTL 1.0仕様の実装には、Java Servlet 2.3およびJavaServer Pages 1.2の仕様をサポートするJSPコンテナが必要です。

JSTLタグの状況依存ヘルプを提供するため、JSTLタグ・ライブラリのドキュメントがApache Software Foundation(http://www.apache.org/)で作成され、JDeveloperに含まれています。また、JSTLタグおよび属性の説明を含む『JavaServer Pages Standard Tag Library 1.0 and 1.1 Specifications』を次のWebサイトからダウンロードできます。

http://www.jcp.org/aboutJava/communityprocess/final/jsr052/index2.html

JSTLの詳細は、次の外部リファレンスを参照してください。

『Java Sun JSTL Resources』ページ:
http://java.sun.com/products/jsp/jstl/

 

JDeveloperのJSTLタグ・ライブラリについて
リファレンス: JavaServer Pages標準タグ・ライブラリ(JSTL)