Oracle9iAS Containers for J2EE(OC4J)以外のサーブレット・コンテナを使用している場合、サーブレットの構成を自分で管理する必要があります。他のサーバー上のサーブレットをリモート・デバッグする場合のガイドラインとして、後述の適切なJVMセクションを参照してください。
次のようなデバッグのコマンドライン引数を追加します。
-XXdebug,detached,quiet,port4000
-XXdebug
パラメータ・オプションは、次のとおりです。
Javaプログラムを即座に開始し、デバッガがいつでも接続できるようにします。このオプションを使用しない場合、デバッガが接続されるまでJavaプログラムは停止したままです。
デバッガを指定のポートに接続する必要があります。このオプションを使用しない場合、デフォルトのポートは4000です。
接続メッセージは出力されません。このオプションを使用しない場合、接続メッセージは標準エラーに送信されます。
ClassicおよびHotSpot仮想マシン用のJPDAオプションを含む、適切なコマンドライン引数を追加します。
-Xdebug -Xnoagent -Djava.compiler=NONE -Xrunjdwp:transport=dt_socket,server=y,suspend=n,address=4000
各オプションの説明は、次のとおりです。
デバッグを有効にします。
デフォルトのsun.tools.debugデバッグ・エージェントを無効にします。
Just In Time(JIT)コンパイラを無効にします。
JDWPのJPDAリファレンス実装をロードします。このライブラリは、ターゲット仮想マシンに常駐し、JVMDIおよびJNIによりこのマシンと対話します。個々のデバッガ・アプリケーションとの通信には、トランスポートおよびJDWPプロトコルを使用します。
このサブオプションにより、デバッガとの通信時のトランスポート・メカニズムとしてソケットを指定します。
このサブオプションにより、デバッグ対象がアタッチするデバッガをリスニングするよう指定します。
このサブオプションにより、ターゲットVMが一時停止しなくても、デバッガがいつでもアタッチできるよう指定します。
このサブオプションにより、デバッガとの通信時に使用されるソケットのポート番号を指定します。別のポート番号を指定することもできますが、後でデバッガに入力するポートと一致させる必要があります。
JVMに必要な他の任意のパラメータを使用できます。詳細は、java.sun.com/j2se/1.4/docs/guide/jpda/conninv.html#Invocation
を参照してください。
これで、ウィザードを使用してリモート・デバッグ・プロジェクトを作成できます。
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