jazn.xml 10.1の要素のリファレンス


属性はイタリック体で示されています。

要素名 説明
<jazn> この要素には、JAASプロバイダ用の構成が含まれます。
provider 使用するプロバイダのタイプを指定します。XMLまたはLDAPを指定できます。
location プロバイダの場所を指定します。プロバイダがXMLの場合は、プロバイダ・データを含むファイルへのパスを示します。絶対パスまたはjazn.xmlファイルへの相対パスを指定できます。プロバイダがLDAPの場合は、LDAPサーバーのURLを示します。
default-realm 認証または認可リクエストでレルムが明示的に指定されていない場合に使用されるレルムを指定します。リポジトリ内で構成したレルムが1つのみの場合、この属性は不要です。
persistence プロバイダ・データに対する変更を維持する場合を指定します。
NONE: jazn-data.xmlの変更内容は維持(書込み)されません。
ALL: 変更されるたびに変更内容を維持します。
VM_EXIT: JVMの終了時に変更内容を維持します。
config config属性が存在する場合、JAASプロバイダはパス名で指定されたファイルからすべてのプロバイダ・プロパティを読み取ります。この属性は、他の属性とは併用できません。単独で指定する必要があります。
<jazn-web-app> この要素には、JAASプロバイダ用の認可構成が含まれます。
auth-method 使用する認可のタイプを指定します。次の値を指定できます。
BASIC: アプリケーションでは標準J2EE認証であるBasic認証を使用します。
FORM: アプリケーションではフォーム・ベース認証を使用します。
DIGEST: アプリケーションではHTTP DIGEST認証を使用します。
CLIENT-CERT: アプリケーションは、クライアントに対してSSLとともに使用する独自証明書を提供するようにリクエストします。
runas-mode subject.doAs()を使用してサーブレットを起動するように指定します。
doasprivileged-mode subject.doAsPrivileged()を使用してサーブレットを起動するように指定します。
<property> 名前/値ペアを指定するために使用されます。
name プロパティ名を指定します。
value プロパティの値を指定します。

 


関連項目

デプロイメント・ディスクリプタについて