スタンドアロンOC4J - EARのデプロイ

スタンドアロンOC4JにEARファイルをデプロイする際に使用するコマンドラインに直接アクセスするために使用します。

JDeveloperでは、スタンドアロンOC4Jのコマンドライン・ツールであるadmin.jarに直接アクセスできます。直接アクセスは、単純なマクロ拡張をサポートする構文を含むコマンドライン・テンプレートの形式を取ります。

OC4Jデプロイメント・コマンド
OC4JのEARデプロイ・コマンドライン・テンプレートは、次のとおりです。
${java} ${jvm.max.heap.size} -jar ${admin.jar}
${oc4j.url} ${username} ${password}
-deploy -file ${ear.file}
-deploymentName ${j2ee.app.name}
-iiopClientJar $<client_jar_file_name>
サポートされているマクロ
このコマンドライン・テンプレートは、単一のコマンドラインを表します。読みやすくするために、引数を別々の行に分けることができます。このコマンドライン・テンプレートでは、次のマクロがサポートされます。
${java}
Java実行可能プログラムへのフルパスを入力します。
${jvm.max.heap.size}
最大ヒープ・サイズを指定するJVMパラメータを入力します。
${admin.jar}
デプロイ時の接続からadmin.jarへのフルパスを入力します。
${oc4j.url}
デプロイ時の接続からスタンドアロンOC4JへのURLを入力します。
${username}
スタンドアロンOC4Jのユーザー名を入力します。
${password}
スタンドアロンOC4Jのパスワードを入力します(ログ・ウィンドウには表示されません)。
${j2ee.app.name}
J2EEエンタープライズ・アプリケーション名を入力します。
$<client_jar_file_name>
RMI-IIOPデプロイメントをサポートするために、クライアント側で必要なスタブおよびスケルトンを含むクライアントJARのファイル名を入力します。OC4Jでは、アプリケーションのデプロイ時に、アプリケーションの各EJBモジュールの情報を含む単一のJARファイルが生成されます。アプリケーション全体(すべてのEJBモジュール)で1つのJARファイルのみが使用されます。
また、生成されたクラスでdeployment-cacheも更新されます。IIOPを使用してEJBにアクセスするクライアントは、この生成されたJARをapplication-deploymentsディレクトリからクラスパスに追加する必要があります。デフォルトは、<appName>_iiopClient.jarです。
注意: OC4Jを-DGenerateIIOP=trueで起動しておく必要があります。
元に戻す
この接続タイプにおけるデフォルトのテンプレート設定に戻すには、このボタンをクリックします。

注意: 「ツール」 次に選択「設定」-「埋込みOC4J」ページを使用して、一般的な埋込みOC4Jサーバー設定を構成できます。