埋込みサーバーで実行中のWebサービスの分析

WS-I準拠のアナライザは、一連の標準アサーションに対するログ・ファイル内のメッセージと相互関係があります。特に、WSDLドキュメント内の<service>要素の<soap:address>の下位要素は、wsi-log.xml messageEntryの<senderHostAndPort>または<receiverHostAndPort>,と厳密に一致する必要があります。一致しない場合、そのメッセージのWS-I互換性は分析されません。

Webサービスを埋込みサーバーで実行し(Webサービスのポップアップ・メニューから「実行」を選択)、Webサービスに対して生成済プロキシを実行中にHttpアナライザを実行してログを作成する場合は、WSDLのWebサービスのエンドポイントや生成済プロキシの_endPoint変数を変更してから、実行中のプロキシのログ・ファイルを作成する必要があります。

Webサービスのエンドポイントがプロキシの_endPoint変数に一致していることを確認するには、次のようにします。

  1. WebサービスのWSDLドキュメントを編集します。ナビゲータのWebサービス・コンテナをダブルクリックして、「Webサービスの編集」ダイアログのエンドポイント・ページに進み「Webサービス・エンドポイント」を編集するか、
    または
    ナビゲータでWebサービス・コンテナを選択し、構造ウィンドウでWSDLドキュメントをダブルクリックします。<soap:address>下位要素に進み、エンドポイントを編集します。

    Webサービスのエンドポイントを次のいずれかに変更します。
  2. EmbeddedStub.javaファイルをダブルクリックして開き、_endpoint変数に移動します。Webサービス・エンドポイントがプロキシ内の_endpoint変数と同じであることを確認した後、Webサービス・ログの作成と分析を実行できます。

「Webサービスを使用した開発」
「Webサービスの監視と分析」