CVS内のファイルのロックおよびロック解除

注意: 新しいリリースのCVSクライアント・ソフトウェアでは、ファイルのロックはサポートされません。この機能は、JDeveloperの将来のリリースでは削除される予定です。

自分が作業しているファイルに対する他のユーザーの作業を禁止するように選択できます。通常、CVSではCVSリポジトリへのコミット中に様々なバージョンのファイルを調整できるため、通常、この機能は必要とされません。JDeveloperの比較機能とマージ機能により、各種バージョンのファイルは自動的に調整されます。また、重大な競合が存在する場合に手動でファイルを調整するためのツールが用意されています。

作業を完了するまでは、他のユーザーが同じファイルで作業しないようにする必要がある場合があります。これは、ファイルがバイナリ形式であり、基本的にはマージしにくいためです。この場合、作業するファイルをロックできます。ファイルはCVSリポジトリ内でロックされ、他のユーザーはアクセスできなくなります。他のユーザーによる作業を許可する場合は、そのファイルのロックを解除します。

CVS内のファイルをロックするには、次のようにします。

  1. ロックする1つ以上のファイルをシステム・ナビゲータで選択し、「バージョニング」次に選択 「管理」次に選択「ロック」の順に選択します。
  2. ファイル選択ボックスでハイライト表示されているすべてのファイルにこの操作を適用するかどうかを確認します。
  3. 「OK」をクリックします。

CVS内のファイルのロックを解除するには、次のようにします。

  1. ロックを解除する1つ以上のファイルをシステム・ナビゲータで選択し、「バージョニング」次に選択 「管理」次に選択「ロック解除」の順に選択します。
  2. ファイル選択ボックスでハイライト表示されているすべてのファイルにこの操作を適用するかどうかを確認します。
  3. 「OK」をクリックします。

関連トピック

JDeveloperでのConcurrent Versions System(CVS)の使用