JSTLコア・ライブラリ - <c:out>タグ

式を評価し、現在のJspWriterオブジェクトに評価の結果を出力します。

構文

ボディなし

<c:out value=”value” [escapeXml=”{true|false}”]
         [default=”defaultValue”] />

ボディあり

<c:out value=”value” [escapeXml=”{true|false}”]>
default value
</c:out>

ボディ・コンテンツ

JSP。JSPコンテナがボディ・コンテンツを処理した後、アクションがボディ・コンテンツを切り捨ててさらに処理します。

属性

value
評価される式。
escapeXml
結果文字列における<>&の各文字を対応する文字エンティティ・コードに変換するかどうか決定します。デフォルト値はtrueです。
default
結果値がNULLの場合のデフォルト値。

NULLおよびエラーの処理

valueがNULLの場合、かわりにデフォルト値が使用されます。デフォルト値を指定していない場合、空の文字列がデフォルト値になります。

説明

評価対象の式は、value属性で指定します。評価の結果は、Stringに強制変換された後、現在のJspWriterオブジェクトに出力されます。

escapeXmlがtrueの場合、次の文字変換が適用されます。

文字

文字コード

< &lt;
> &gt;
& &amp;
' '
‘’ "

デフォルト値は、default属性で(ボディのない構文を使用して)、またはタグのボディに(ボディのある構文を使用して)指定できます。デフォルト値のデフォルトは空の文字列です。

注意: JSTL 1.1では、Java Servlet 2.4およびJavaServer Pages 2.0の仕様をサポートするJSPコンテナが必要です。JSTL 1.0仕様の実装には、Java Servlet 2.3およびJavaServer Pages 1.2の仕様をサポートするJSPコンテナが必要です。

JSTLタグの状況依存ヘルプを提供するため、JSTLタグ・ライブラリのドキュメントがApache Software Foundation(http://www.apache.org/)で作成され、JDeveloperに含まれています。また、JSTLタグおよび属性の説明を含む『JavaServer Pages Standard Tag Library 1.0 and 1.1 Specifications』を次のWebサイトからダウンロードできます。

http://www.jcp.org/aboutJava/communityprocess/final/jsr052/index2.html

JSTLの詳細は、次の外部リファレンスを参照してください。

『Java Sun JSTL Resources』ページ:
http://java.sun.com/products/jsp/jstl/

 

JDeveloperのJSTLタグ・ライブラリについて
リファレンス: JavaServer Pages標準タグ・ライブラリ(JSTL)