アプリケーションのコンパイルは、「実行」メニューまたはポップアップ・メニューから「メイク」コマンドまたは「再ビルド」コマンドを選択して実行できます。
「メイク」コマンドを使用すると、アプリケーションがアプリケーションのソースから最適な方法で再ビルドされます。「メイク」コマンドは、そのアプリケーションが1つ以上のファイルで構成され、各ファイルが1つ以上のソース・ファイルを元に作成されていることを前提としています。メイク操作では、各アプリケーション・ファイルの作成日が考慮され、ファイルのファミリ・ツリーをたどります。ファミリ・ツリーに含まれるファイルの中に、最終ファイルの作成日より後に変更されたファイルがある場合は、最終ファイルが再構成されます。メイク・プロセスは、アプリケーション全体を再ビルドせずに、アプリケーションを常に最新の状態に保つことを可能にします。数百ものソース・ファイルが含まれる大規模なアプリケーションでは、最適化が重要です。プロジェクト内の単一ファイルをメイクするか、またはプロジェクト全体をメイクするかを選択できます。
「再ビルド」コマンドを使用すると、依存性および日付は無視されて、アプリケーションはソースから完全に再ビルドされます。JDeveloperでは、「再ビルド」操作はファイルまたはプロジェクトに対して実行できます。
Javaソース・ファイル(.java
)については、「メイク」コマンドおよび「再ビルド」コマンドの両方のコマンドでコンパイルが開始されます。コンパイルの詳細は、ログ・ウィンドウに表示されます。
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