注意: 「ツール」 「設定」メニューから埋込みOC4Jを選択できる設定では、スタンドアロンOC4Jはサポートされていません。影響を受ける構成ファイルを、同じ設定を使用するように手動で編集する必要があります。
JSR 88準拠のスタンドアロンOC4J(現行バージョン)に接続している場合は、次の手順に従います。
jdev.conf
もこのSDKのホームを指すように変更する必要があります。詳細は、JDEV_HOME¥jdev¥install.htm
にある『Using OC4J with JDeveloper』を参照してください。
アプリケーション・サーバーの¥j2ee
ディレクトリ内で関連構成ファイルを検索し、みつかった構成ファイルを手動で編集します。
server.xml
: このファイルを編集して、コンパイラの場所、実行モードおよびソース・ファイルのエンコーディングを指定します。適切なJavaコンパイラを指すには、<java-compiler>
タグを追加します。<java-compiler>
内のパスがPATHに含まれていることを確認します。
global-web-application.xml
: このファイルを編集して、web.xml
とタグ・ライブラリ・ディスクリプタ、メイン・モード、タグの再利用、ページの有効範囲の検証を指定するか、リクエスト時イントロスペクションを指定します。
system-jazn-data.xml
: レルム、ユーザー、ロール、ポリシーおよびログイン構成を指定します。
data-sources.xml
: グローバル・データソースとアプリケーション固有のデータソースを指定します。
orion-application.xml
: アプリケーションで使用するライブラリを指定します。
アプリケーションをスタンドアロンOC4Jサーバーにデプロイするには、OC4Jスタンドアロン・サーバーを起動して、いずれかのオプションを渡します。埋込みOC4Jサーバー用に選択済のオプションを確認するには、「ツール」 「プロジェクト・プロパティ」
「J2EEアプリケーション」
「埋込みOC4Jコマンドライン」の順に選択します。次のようなコマンドを使用します。
java -jar oc4j.jar
スタンドアロンOC4Jサーバーを起動および停止するには、start_oc4j.bat
およびstop_oc4j.bat
ファイルと<jdev_install>
¥jdev¥bin¥¥
にあるシェル・スクリプトを使用する方法もあります。start_oc4j.bat
は引数を必要としないため、Internet Explorerまたはコマンドラインから実行できます。ただし、stop_oc4j.bat
の場合はコマンドラインで<admin>
および<admin-password>
を指定する必要があります。
SDK用の現行設定に関係なくスタンドアロンOC4Jを起動するには、<jdev_home>¥j2ee¥home
から次のDOSコマンドを発行します。
..¥..¥jdk¥bin¥java -jar oc4j.jar
JDeveloperでEARファイルをスタンドアロンOC4Jサーバー接続にデプロイすると、サーバーの構成ファイルであるserver.xml
、およびdefault-web-site.xml
またはhttp-web-site.xml
も更新されます。
server.xml
: インストール済のすべてのJ2EEアプリケーションを指定します。また、Webモジュールで使用される*-web-site.xml
ファイルも定義します。OC4Jインスタンスの実行用に存在するserver.xml
は1つのみです。
http_web-site.xml
: OC4Jが使用するポート番号を宣言し、WebモジュールにURLをマップします。このポート番号に割り当てられたURLは、Webモジュールに対して適切なWebサイトにルーティングされます。Webモジュールの定義が多数含まれている、http-web-site.xml
という1つの*-web-site.xml
ファイルを使用することをお薦めします。http-web-site.xml
の場所はserver.xml
によって決定されますが、通常はserver.xml
と同じディレクトリに存在します。http-web-site.xml
ファイルは、通常、Webモジュールが追加または再構成された場合に変更されます。
これらの操作は、現在はモジュール全体のレベルでのみサポートされています。モジュールをアンデプロイした後、前述のデプロイメント手順に従ってスタンドアロンOC4Jを再デプロイできます。
J2EEデプロイメント・プロセスについて
J2EEアプリケーション・サーバーへのデプロイ
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