JSF HTMLライブラリ - <h:message>タグ

for属性で識別されるコンポーネントに対してキューに入れられている最初のメッセージを受け取ります。このメッセージのshowDetail属性とshowSummary属性で識別されるメッセージ・プロパティは、CSSスタイル属性のいずれかが適用されるか、id属性が設定されている場合に、HTML <span>要素内にテキストとしてレンダリングされます。tooltip属性が"true"に設定され、サマリー・テキストと詳細テキストの両方がレンダリングされる場合、メッセージ・サマリーは<span>要素のtitle属性の値としてレンダリングされます。

構文

<h:message for="componentID"
	[id="id"]
	[binding="componentBinding"]
	[rendered="true|false"]
	[showDetail="true|false"]
	[showSummary="true|false"]
	[tooltip="true|false"]
	[errorClass="styleClass"]
	[errorStyle="style"]
	[fatalClass="styleClass"]
	[fatalStyle="style"]
	[infoClass="styleClass"]
	[infoStyle="style"]
	[warnClass="styleClass"]
	[warnStyle="style"]
	<!--HTML attributes-->
/>    

属性

id
文字列。このコンポーネントのコンポーネント識別子。値は、ネーミング・コンテナである最も近い親コンポーネント内で一意である必要があります。
errorClass
文字列。重大度クラスが"ERROR"のメッセージに適用されるCSSスタイル・クラス。
errorStyle
文字列。重要度クラスが"ERROR"のメッセージについて<span>要素のstyle属性として使用する、明示的なCSSスタイル情報。
infoClass
文字列。<span>要素のクラス属性として使用され、重要度クラスが"INFO"のメッセージに適用される、スペースで区切られた1つ以上のCSSクラス名。
infoStyle
文字列。重要度クラスが"INFO"のメッセージについて<span>要素のstyle属性として使用する、明示的なCSSスタイル情報。
warmClass
文字列。重大度クラスが"WARN"のメッセージに適用されるCSSスタイル・クラス。
warnStyle
文字列。重要度クラスが"WARN"のメッセージについて<span>要素のstyle属性として使用する、明示的なCSSスタイル情報。
fatalClass
文字列。重大度クラスが"FATAL"のメッセージに適用されるCSSスタイル・クラス。
fatalStyle
文字列。重要度クラスが"FATAL"のメッセージについて<span>要素のstyle属性として使用する、明示的なCSSスタイル情報。
for
文字列。メッセージがレンダリングされるコンポーネントのクライアント識別子。
rendered
ブール値。レンダー・レスポンス・フェーズ中にこのコンポーネントをレンダリングするかどうか、または後続のフォーム発行でこのコンポーネントを処理するかどうかを示すフラグ。
showDetail
ブール値。表示するメッセージの詳細部分を含めるかどうかを示すフラグ。デフォルト値は"true"です。
showSummary
ブール値。表示するメッセージのサマリー部分を含めるかどうかを示すフラグ。デフォルト値は"false"です。
tooltip
ブール値。trueに設定すると、メッセージのサマリーを<span>要素のtitle属性の値としてレンダリングします。
binding
文字列。このコンポーネントをバッキングBeanのプロパティにリンクする値バインディング式。

JSFでサポートされているHTML 4.01属性(オプション)については、「JSF標準コンポーネントのタグ属性の概要」を参照してください。

このタグおよびすべてのJSF Core要素とHTML要素の詳細は、次のURLの「W3C JavaServer Faces 1.1 Specification」を参照してください。
http://java.sun.com/j2ee/javaserverfaces/1.1/docs/tlddocs/index.html


リファレンス: JSF標準コンポーネント