JDeveloperでのJSFページについて

JSFページは、JSFアプリケーションのビューを構成するクライアント・ブラウザの画面です。JDeveloperでは、JSPをJSFページのプレゼンテーション層テクノロジとして使用します。JSFページは、JSPページ(.jsp)またはJSPドキュメント(.jspx)として使用できます。

ページ構造

新規のJSF JSPページを作成すると、JDeveloperによって、初期ページ構造が自動的に作成されます。この構造には、1つのJSP pageディレクティブと、JSF CoreとHTMLのタグ・ライブラリ用の2つのtaglibディレクティブが含まれています。

<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN"
"http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd"> <%@ page contentType="text/html;charset=windows-1252"%> <%@ taglib uri="http://java.sun.com/jsf/core" prefix="f"%> <%@ taglib uri="http://java.sun.com/jsf/html" prefix="h"%> <f:view> <html> <head> <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=windows-1252"></meta> <title> untitled1 </title> </head> <body> <h:form></h:form> </body> </html> </f:view>

新規のJSF JSPドキュメントを作成すると、JDeveloperによって、初期ページ構造が自動的に作成されます。この構造には、1つのルート要素と、JSF CoreとHTMLのタグ・ライブラリを指定するxmlns属性が含まれています。

<?xml version='1.0' encoding='windows-1252'?>
<jsp:root xmlns:jsp="http://java.sun.com/JSP/Page" version="2.0"
          xmlns:f="http://java.sun.com/jsf/core"
          xmlns:h="http://java.sun.com/jsf/html"
  <jsp:output omit-xml-declaration="true" doctype-root-element="HTML"
              doctype-system="http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd"
							 doctype-public="-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN"/>
  <jsp:directive.page contentType="text/html;charset=windows-1252"/>
  <f:view>
    <html>
      <head>
        <meta http-equiv="Content-Type" 
              content="text/html; charset=windows-1252"/>
        <title>
          untitled1
        </title>
      </head>
      <body>
        <h:form></h:form>
      </body>
    </html>
  </f:view>
</jsp:root>    

JSF JSPページまたはJSF JSPドキュメントの作成にかかわらず、初期ファイルに含まれる他の要素は、ページ・レイアウト用の要素で、具体的には、<f:view>から</f:view>までのすべての要素です。

JSTLタグとJSFタグ

1つのページでJavaServer Pages標準タグ・ライブラリ(JSTL)のタグとJSFタグを併用することはできますが、あまりお薦めできません。J2EE 1.4では、JSFタグをc:forEachで囲むことはできません。またc:ifは、細心の注意を払いながら使用してください。

自動コンポーネント・バインディング

JSF JSPの作成ウィザードを使用してJSFページを作成する場合、JDeveloperでは、自動コンポーネント・バインディングの2つのオプションのいずれかを選択できます。

いずれかのオプションを有効にすると、JDeveloperによって、作成しているページのマネージドBeanが使用され、ページにドラッグ・アンド・ドロップしたコンポーネントがそのBeanの対応するプロパティに自動的にバインドされます。詳細は、「JDeveloperでのJSFマネージドBeanおよび自動コンポーネント・バインディングについて」を参照してください。


JavaServer FacesとJDeveloperについて
JSFページの作成