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イベントの使用

TopLinkでデータベースに対する読取り、更新、削除または挿入が実行される際に発生する特定のイベントを指定するには、イベント・マネージャを使用します。


注意: TopLinkはJavaイベント・モデルを使用します。

アプリケーションは次の方法でディスクリプタ・イベントを受信できます。

DescriptorEventListenerインタフェースを実装するオブジェクトは、ディスクリプタ・イベント・マネージャに登録することにより、そのディスクリプタに対してイベントが発生した場合に通知を受けることが可能です。

または、インタフェースで定義されたすべてのメソッドがアプリケーションで不要な場合は、DescriptorEventAdapterクラスを使用することもできます。DescriptorEventAdapterDescriptorEventListenerインタフェースを実装し、インタフェースの各メソッドに対する空メソッドを定義します。アダプタを使用するには、それをサブクラス化してから新規オブジェクトをディスクリプタ・イベント・マネージャで登録する必要があります。

ディスクリプタ・イベントは次のような様々な方法で使用できます。

ディスクリプタのイベントを指定するには、ディスクリプタの「イベント」タブ(図4-12を参照)を使用します。

例4-6 イベント例

Employeeオブジェクトに対してpostBuild()というメソッドを起動するには、postBuild()メソッドがEmployeeクラスに実装されている必要があります。このメソッドでは、パッケージ名で完全修飾されたDescriptorEventのインスタンスである1つのパラメータも受け入れます。


関連トピック

TopLinkディスクリプタについて

イベントのディスクリプタへの登録
サポートされているイベント

イベントの指定
ディスクリプタの使用