セッション・ファサード・パターンの実装
セッション・ファサード・パターンには下位レベルEJB(通常はエンティティBean)が含まれており、EJB間の複雑な相互作用が集中化されます。また、アプリケーションのビジネス・サービスに対して単一のインタフェースを提供します。
EJBウィザードを使用すると、EJBセッションBeanの作成時にセッション・ファサードを自動的に実装して、実装するメソッドを選択できます。EJBエンティティを作成すると、同じプロジェクト内で作成するセッションBeanは、公開するエンティティおよびメソッドを認識します。セッション・ファサード・メソッドを作成および編集するには、ナビゲータでセッションBeanを右クリックし、「セッション・ファサードの編集」を選択します。
セッションBeanとエンティティ間のローカル参照を作成して、セッション・ファサードを手動で作成することもできます。
ローカル参照を作成するには、次のようにします。
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まだ作成していない場合は、セッションBeanを作成します。
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Bean間にローカル参照を作成します。
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「EJB Diagram」の場合: モデリング・ツールを使用する場合は、「コンポーネント・パレット」で「EJBローカル参照」を選択し、一方のBeanをクリックして他方のBeanに(通常は、セッションBeanからエンティティBeanに)ドラッグします。詳細は、「モデル化されたBean間の参照のモデル化」を参照してください。
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Beanクラスの場合: EJB 3.0を使用している場合は、Beanクラスに注釈を付けて参照を作成します。詳細は、次のEnterprise JavaBean仕様を参照してください。
http://java.sun.com/products/ejb/docs.html
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「EJBモジュール・エディタ」を使用する場合: EJB 2.1(および以前のバージョン)を使用している場合は、ナビゲータでEJBをダブルクリックして「EJBモジュール・エディタ」を開き、「EJBローカル参照」を選択します。詳細なヘルプを参照するには、「ヘルプ」ボタンをクリックするか、[F1]を押してください。
関連項目
ビジネス・ロジックの実装
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