Oracle JDeveloper for Windows NT and Windows 2000

インストレーション・ガイド

リリース3.2.3

2001年4月

部品番号: J03329-01

原典情報: Installing JDeveloper 3.2.3 (A83511-04)

 

JDeveloper 3.2をインストールする前に、このガイドをお読みください。

 

概要

このガイドには、JDeveloperでの効率的な作業のために有益な次の情報が記載されています。


JDeveloperのシステム要件

JDeveloperを使用するシステムの最低要件および推奨要件は、次の表のとおりです。

  最低  推奨 

オペレーティング・システム 

Windows NT 4.0(Service Pack 6a) 

Windows NT 4.0(Service Pack 6a)、Windows 2000 

CPUのタイプおよび性能 

Pentium 200MHz 

PentiumII 266MHz以上 

メモリー1 

96MB RAM 

256MB RAM 

ディスプレイ 

 

最低800×600の解像度に設定 

ハードディスク容量(標準またはカスタム・インストール) 

280MB(WebHelp2使用の場合、370MB) 

500MB以上(JDeveloperと、作業中および完成後のすべてのプロジェクトに十分な容量)  

ハードディスク容量(コンパクト・インストール) 

145MB 

1 ネットワーク・サーバーのメモリー要件は、「マルチユーザー・サポート」を参照してください。
2 WebHelpシステムは、多数の小さなファイルから構成されます。 WebHelpファイルをMicrosoft FATファイル・システムにインストールする場合、前述の最低量より多くのディスク領域が必要になることがあります。 これは、FATファイル・システムで使用されるブロック・サイズとファイル割当てスキームが原因です。 ディスク領域をより効率的に使用するには、NTFSを使用してください。

マルチユーザー・サポート

Citrixサーバー上のJDeveloper 3.2で最も重要なリソースは、ターミナル・サーバー上で使用可能なメモリー量です。 一般的に、JDeveloperの同時ユーザーあたり少なくとも50MBのRAMが使用可能である必要があります。 たとえば、10人のJDeveloperユーザーが同時に存在する場合、ターミナル・サーバーには少なくとも512MBのRAMが必要です。

ターミナル・サーバーにその他の主要サービスがインストールされている場合は、追加の負荷に必要な量のRAMを増やす必要があります。

ネットワーク・サーバー/クライアントのインストール構成で最も重要なリソースは、ネットワーク帯域幅です。 最低でも100MビットのLAN接続が必要です。


JDBCドライバ・ソフトウェアの要件

JDeveloper JDBCドライバ・ソフトウェアの要件は、次の表のとおりです。

ドライバ  要件  備考 

OCI 7 JDBC(Oracle7データ・ソース) 

クライアントにSQL*Netがインストールされていること。 

SQL*Netクライアント・ソフトウェアは、Oracle7インストール・ディスクに同梱されています。1 

OCI 8 JDBC(Oracle8データ・ソース) 

クライアントにNet8がインストールされていること。 

Net8クライアント・ソフトウェアは、Oracle8インストール・ディスクに同梱されています。1 

Thin JDBC 

なし。 

このドライバには、Oracle7およびOracle8データ・ソースの操作に必要なSQL*NetソフトウェアのJavaインプリメンテーションが含まれています。 

JDBC-ODBC 

選択したデータベースに対するODBCドライバがインストールされていること。 

 

1 接続に使用するOracle JDBC OCIドライバのバージョンと一致するOracleクライアント・ソフトウェアをインストールする必要があります。 さらに、接続の際に必要なクライアント・サイドOCI DLLをJDBC OCIドライバが検出できるように、Oracleクライアントがインストールされるホーム・ディレクトリは、クライアントのPATH環境変数内で設定されている必要があります。


JDeveloper 3.2のインストール

JDeveloper 3.2をインストールするには、次の手順に従います。

  1. 「Oracle JDeveloper for Windows NT and Windows 2000 R3.2.3」のCDをドライブに入れます。

  2. インストールCDの「Oracle JDeveloper 3.2.3」フォルダを開き、Setup.exeをダブルクリックします。

  3. 「ようこそ」ページで「次へ >」をクリックします。

  4. 「セットアップ タイプ」ページで、インストールのタイプを「標準」「コンパクト」「カスタム」「ネットワーク・クライアント」または「ネットワーク・サーバー」から選択します。

    • 「標準」では、JDeveloper Runtime、JDK 1.2.2および1.1.8、Business Components Runtime、JDBCドライバ、および使用しているシステムのブラウザにより、デフォルトのヘルプがインストールされます。

    • 容量が最優先で、「ネットワーク・サーバー」がインストール可能でない場合、「コンパクト」を選択します。

    • 「カスタム」では、不要であればJDK 1.1.8を選択解除できます。Business Components Runtimeを選択した場合には、JDBCドライバも必ずインストールしてください。 インストールするヘルプの種類も選択可能です(後述の「JDeveloper 3.2のドキュメント」を参照してください)。

    • 容量を最大限に節約するために、「ネットワーク・クライアント」ではネットワーク・サーバーにインストールされているJDeveloperを使用します。 このオプションでアプリケーションにアクセスするために、サーバー上の共有フォルダを割り当てる必要があります。 このインストールではシステム・レジストリが変更されますが、コンピュータにファイルは追加されません。 作業ファイル用のローカル・ディレクトリを指定する必要があります。

    • 「ネットワーク・サーバー」では、ヘルプ・システムを含むすべてのJDeveloperファイルがインストールされます。 インストール・ディレクトリは、ネットワーク上の共有フォルダである必要があります。 インストーラにより、作業ファイル用のローカル・ディレクトリも指定するよう要求されます。

  5. 「インストール先の選択」ページで、インストール・ディレクトリ・パスを選択します。 デフォルトのインストール・パスは、C:\Program Files\Oracle\JDeveloper 3.2.3です。


    注意: 

    ディレクトリ・パス名に空白が含まれていると、特定のタスクに問題が発生することが知られています。 ルート直下のサブ・ディレクトリ(たとえば、C:\JDev32)にJDeveloperをインストールすることをお薦めします。

    また、JDeveloperはORACLE_HOME対応の製品ではないため、ORACLE_HOMEディレクトリ構造にインストールしないよう注意してください。 


    今回が初めてのインストールでない場合は、既存のソフトウェアとの競合を避けるために、新しいディレクトリを選択することをお薦めします。 詳細は、「旧リリースからJDeveloper 3.2への移行」を参照してください。

  6. セットアップ・ウィザードに従い、インストール・プロセスを完了します。

    選択したインストール・オプションに応じて、作業ファイル用のローカル・ディレクトリおよび共有名の入力を要求される場合もあります。

  7. インストール作業終了後、<JDeveloper_Home>\lib\webtogo.oraをテキスト・エディタで開き、次の2つのパラメータ値を変更します。
    [WEBTOGO]
    _DISABLE_NLS_DECODING=YES     # NOをYESに変更
    
    [SERVLET_PARAMETERS]
    translate_params=true         # falseをtrueに変更
    
    これらのパラメータは、JDeveloperにビルトインされたサーブレット・エンジンでの日本語処理の方法を指定しています。これに関する情報は、リリース・ノートの「国際化(I18N)の問題」セクションにある「JDeveloperにビルトインされたサーブレット・エンジンでの日本語名ファイルの呼出しについて」を参照してください。

旧リリースからJDeveloper 3.2への移行


重要: 

次に説明するタスクが正常に完了するまで、旧リリースのJDeveloperは削除しないでください。移行タスクを開始する前に、必ずファイル(ワークスペースやプロジェクトのファイルを含む)のバックアップをとってください。 


データベース接続のリリース3.2へのインポート

JDeveloperでは、名前付きデータベース接続を作成および保存し、JDeveloperのすべてのプロジェクトでその接続を使用することが可能です。

旧リリースのデータベース接続をリリース3.2へインポートするには、次のようにします。

  1. JDeveloper 2.0/3.1のConnection Managerを使用し、データベース接続をエクスポートします。詳細は、「データベース接続のエクスポート」を参照してください。

  2. JDeveloper 3.2のConnection Managerを使用し、データベース接続をリリース3.2へインポートします。詳細は、「データベース接続のインポート」を参照してください。

ライブラリのリリース3.2へのインポート

JDeveloperでは、コンパイルしたクラス、ソース・ファイルおよびJavadocファイルへのパスをライブラリで定義します。 JDeveloper 3.2には、旧リリースで作成したライブラリをインポートするためのユーティリティが用意されています。このユーティリティにより、古いライブラリをリリース3.2で再作成する手間が省けます。

パス・ライブラリをJDeveloper 3.2へインポートするには、次のようにします。

  1. 前述の「JDeveloper 3.2のインストール」に従ってJDeveloper 3.2をインストールします。(JDeveloperの旧リリースがインストールされているディレクトリと同じディレクトリは使用しないでください。)

  2. JDeveloper 3.2インストール・パスのbinディレクトリにあるimportlibdlg.exeをダブルクリックします。 (デフォルトのインストール・パスは、C:\Program Files\Oracle\JDeveloper 3.2.3です。)

  3. 「インポートするライブラリの選択」ダイアログ・ボックスが表示されます。JDeveloper 3.2にすでに存在するライブラリが右側のペインにリスト表示されます。

  4. 「参照」ボタンをクリックし、旧リリースのJDeveloperインストール・パスのbinディレクトリを開きます。

  5. library.iniを選択し、「開く」をクリックします。

  6. 旧リリースのJDeveloperのライブラリが、左側のペインに表示されます。リリース3.2にインポートするライブラリを選択し、ボタンをクリックします。

  7. インポートされたライブラリは、ライブラリ名に<IMPORTED>というラベルが追加されて右側のペインに表示されます。インポート済のライブラリをリリース3.2のリストから削除するには、シャトル・ボタンを使用します。

  8. 「OK」をクリックし、インポート済のライブラリをJDeveloper 3.2に保存します。


    注意: 

    ライブラリをインストールした場合、現在のJDeveloperにライブラリのパスのみがコピーされます。 ライブラリを旧リリースのJDeveloperのディレクトリ・ツリーからインポートした場合、旧リリースをアンインストールする際にこれらのライブラリが削除される場合があります。 


JDeveloper 3.2のドキュメント

JDeveloperのドキュメントはすべてオンラインで、「ヘルプ」メニューからアクセス可能です。

JDeveloperセットアップ・プログラムでは、インストールされているブラウザに応じてオンライン・ドキュメントがHTML HelpまたはWebHelp形式でインストールされます。HTML Helpには、Internet Explorerのバージョン4.0以降が必要です。WebHelpはどのブラウザでも表示できます。HTML Helpには全文検索の機能があるため、オンライン・ドキュメントの表示にはHTML Helpをお薦めします。

「標準」インストールでは、セットアップ・プログラムによりInternet Explorer 4.0以降がマシン上に検出された場合、自動的にHTML Helpがインストールされます。Internet Explorer 4.0以降が検出されない場合、WebHelpがインストールされます。

インストールするヘルプの種類を選択するには、セットアップ・プログラムの「セットアップ タイプ」ページで「カスタム」を選択します。その後、インストールするヘルプを選択してください。


注意: 

HTML Helpをインストールしても、Internet Explorer 4.0以降がインストールされていない場合、ヘルプ・システムにアクセスしようとするとエラー・メッセージが表示されます。 


オラクル社のWebサイト

オラクル社では、Web上で多くのリソースを提供しています。有益だと思われるいくつかのサイトを、次に挙げます。

説明  URL 

日本オラクルのサイト 

http://www.oracle.co.jp/  

Oracle JDeveloper 

http://www.oracle.co.jp/tools/  

Oracle Technology Network 

http://otn.oracle.co.jp/  

日本オラクル カスタマ・サポート 

http://www.oracle.co.jp/support/  


サポートされている配布環境

Oracle JDeveloperを使用して、アプレットおよびアプリケーションを様々な環境に配布できます。JDeveloperはSun MicrosystemsのJDK 1.2.2および1.1.8に準拠しており、これらのバージョン以降のJDKがインストールされているプラットフォームへの配布が可能です。

Oralce JDeveloperは、次の環境で操作確認が行われています。ここにあげられている以外の環境では、それぞれの仕様に準拠している限りサポートされます。ただし、プラットフォーム固有の問題があり、その原因が弊社の対応外である場合についてはその限りではありません。

ブラウザ1 

Netscape Navigator 4.7 

Windows Internet Explorer 5.0(Service Pack1) 

Java Runtime Environment 1.1.8および1.2.2  

Appletviewer 1.1.8および1.2.2 

1 Netscape NavigatorおよびMicrosoft Internet Explorerに搭載されているJava VMは、Oracle JDeveloperで使用されるJava VM 1.2.2より以前のバージョンです。そのため、InfoSwingコントロールおよびInfoProducersを使用して開発したアプレットを実行するには、ユーザーのブラウザにJava VMプラグインをインストールする必要があります。プラグインは、http://java.sun.com/products/plugin/index_ja.htmlからダウンロードが可能です。

アプリケーション・サーバー  

Oracle9i Application Server 

Apache 1.3.12 - JServ 1.1 

Apache 1.3.12 - Tomcat 3.1 

クライアント・ランタイム・プラットフォーム1 

Windows 98  

Windows 2000 

Windows NT 4.0(Service Pack 5以降) 

Linux(Redhat 6.2、Kernel 2.2.14) 

Solaris 2.6 

1 これらは、JDeveloper 3.2で作成し適切なアプリケーション・サーバーまたはデータベース・サーバーに配布された、アプリケーション、アプレットおよびJSP用のプラットフォームです。

JDBC  

Oracle Thin JDBC 

Oracle JDBC-OCI71 

Oracle JDBC-OCI81 

Sun JDBC-ODBCドライバ 

1 OCIドライバは、アプレットには使用できません。

データベース1 

Oracle8 RDBMSリリース8.0.6  

Oracle8i RDBMSリリース8.1.6およびリリース8.1.7  

1 この表は、接続および開発が可能なデータ・ソースのリストです。配布がサポートされているデータベースは、Oracle 8.1.7のみです。


JDeveloperソース・コントロールで使用するOracle Repositoryのインストール

この項では、JDeveloper 3.2のソース・コントロール機能で使用するOracle Repositoryクライアント・ソフトウェアのインストール方法および構成方法について説明します。 次の手順では、PCにJDeveloper 3.2がインストールされていることを想定しています。 まだインストールされていない場合は、「JDeveloper 3.2のインストール」を参照してください。

次に進むには、Oracle Internet Developer Suiteの「Oracle Designer R6i 」のCDが必要です。

JDeveloperソース・コントロールのシステム要件

JDeveloperソース・コントロール・アドインを使用するために、約3MBのディスク容量が必要です。 また、リポジトリ・クライアント・ソフトウェアを使用するには、約180MBのディスク容量が必要です。 この数値は、使用しているファイル・システム(FATまたはNTFS)、およびOracleクライアントのインポート/エクスポート・ユーティリティがインストールされているかによって異なります。

JDeveloperのOracle Repository用ソース・コントロール・コンポーネントのインストール

「標準」インストール・オプションを使用してJDeveloper 3.2をインストールした場合は、Oracle Repository用ソース・コントロール・コンポーネントがすでにインストールされているため、この手順はスキップできます。

「コンパクト」または「カスタム」インストール・オプションを使用した場合は、JDeveloper 3.2のセットアップ・プログラムを再度実行し、「カスタム」インストール・オプションを選択して、「JDeveloperソース・コントロール機能」コンポーネントのみをインストールします。 JDeveloperのOracle Repository用ソース・コントロールは、JDeveloper 3.2と同じディレクトリにインストールする必要があります。


注意: 

JDeveloperをインストールした後にJDeveloperソース・コントロール機能をインストールした場合、lib\jdeveloper.propertiesファイルおよびbin\jdeveloper.iniファイルが上書きされるため、先にこれらのファイルをバックアップしておく必要があります。 


Oracle Repositoryクライアント・ソフトウェアのインストール(Oracle8i インポート/エクスポート・ユーティリティを含む)

この手順では、Oracle Internet Developer Suiteの「Oracle Designer R6i 」のCDを使用する必要があります。

『Oracle Repository for Windows インストレーション・ガイド』に従って、Oracle Repository 6i クライアント・ソフトウェアをインストールします。 Oracle8i インポート/エクスポート・ユーティリティをインストールするかどうかを確認するプロンプトで、「はい」を選択します。


注意: 

PCにすでにインストールされているOracleソフトウェアによっては、『Oracle Repository for Windows インストレーション・ガイド』の特別な指示に従う必要があります。 


Oracle8.0クライアント・ソフトウェアおよびOracle8i クライアント・ソフトウェア用のNet8の構成

TNS別名を使用してリポジトリに接続する場合は、Oracle8.0のtnsnamesファイルおよびOracle8i tnsnamesファイル内に、同じデータベース・サーバーに対する別名を作成する必要があります。 リポジトリ・ツールが使用するOracle8.0クライアント・ソフトウェアとOracle8i クライアント・ソフトウェアの間で接続文字列が渡されるため、別名を一致させる必要があります。

同じ別名を設定するかわりに、1つのtnsnames.oraファイルを指すようレジストリ・キー HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Oracle\TNS_ADMINを構成することもできます。 このファイルは、Oracleホームのすべてのソフトウェアにより使用されます。

ホスト・ネーミング・メソッドのネットワーク・アクセスを使用する場合は、ホスト名がOracle8.0とOracle8i の両方のsqlnet.oraファイルのname.directory_path設定にあることを確認してください。

name.directory_path = (...,hostname,...)

インストール後の作業

これで、Oracle Repository 6i クライアント・ソフトウェアがインストールされ、JDeveloper 3.2の実行時に「ソース・コントロール」メニューが表示されます。 ただし、この機能を使用する前に、いくつかの作業を実行する必要があります。

Oracle Repository 6i インスタンスのインストール

適切なOracle8i データベースに新規リポジトリをインストールするには、『Oracle Repository for Windows インストレーション・ガイド』の手順に従います。 旧リリースのリポジトリにアクセスしている場合は、JDeveloperソース・コントロール機能で使用する前に、リリース6i にアップグレードする必要があります。

リポジトリ全体のポリシーの設定

Oracle RepositoryをJDeveloperとともに使用する場合は、次のリポジトリ・ポリシーを設定することをお薦めします。

リポジトリ所有者は、Repository Administration Utilityの「オプション」メニューでこれらのポリシーをオンにすることができます。 これらのポリシーの説明は、JDeveloperオンライン・ヘルプのトピック「JDeveloperのソース・コントロール - 推奨される使用方法」に記載されています。

リポジトリ・ユーザーの作成、権限の付与

『Oracle Repository for Windows インストレーション・ガイド』に従い、リポジトリにアクセスするすべての使用者に対してリポジトリ・ユーザーを作成します。 Repository Administration Utilityでユーザーを作成する場合、ユーザー作成におけるデフォルトの設定だけでなく、ワークエリア、コンフィグレーション、コンテナおよびブランチ・ラベルを管理するための権限の付与についても考慮してください。

JDeveloperソース・コントロールのオンライン・ヘルプ

ここで、JDeveloperに用意されているオンライン・ヘルプを読み、JDeveloperソース・コントロール機能について理解してください。 オンライン・ヘルプには、Oracle Repositoryで使用される概念が紹介され、ビルド・マネージャと開発者の作業パターンの例が示されています。

ソース・コントロールのトラブルシューティング

「ソース・コントロール」メニューがJDeveloperのメニュー・バーに表示されない

この状況は、次のいずれかの場合に発生します。

Oracle Repositoryクライアント・ソフトウェアがインストールされているかどうかをテストするには、Windowsのスタート・メニューから「Oracle Repository 6i」 -> 「Repository Object Navigator」の実行を試みます。 Repository Object Navigatorを正常に開始できない場合は、リポジトリのインストールになんらかの問題があると考えられます。 詳細は、『Oracle Repository for Windows インストレーション・ガイド』を参照してください。

DLL"oracore8.dll"が見つかりません

この状況は、Oracle8i binディレクトリがシステムのPATH環境変数にない場合に発生します。 PATH環境変数は、コントロール パネル「システム」の「環境」タブ(Windows NTの場合)で設定できます。 この状況は、Oracle8i クライアント・ソフトウェアがPCにインストールされていない場合にも発生します。 Oracle8i クライアントは、Oracle Repositoryクライアント・ソフトウェアのインストール時にインポート/エクスポート・ツールとともにインストールされます。

TNSxxxx サービス名を解決できません

これは通常、Oracle8.0 Net8またはOracle8i Net8ソフトウェアが、接続先のリポジトリのホストになっているデータベース・サーバーに接続できないことを意味しています。


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