現在のプロジェクトで定義されたアプリケーション・モジュールのリスト。リストからアプリケーション・モジュールを選択するには、それを選択して右矢印(>)をクリックします。「選択済」リストに名前が表示されます。1つのアプリケーション・モジュールが階層内で出現するのは1箇所のみであるので注意してください。たとえば、AppModule1がAppModule2を含んでいる場合、AppModule2がAppModule1を含むことはできません。
(オプション)このアプリケーション・モジュールにネストされているアプリケーション・モジュールのリスト。リストからアプリケーション・モジュールを削除するには、それを選択して左矢印(<)をクリックします。
アプリケーション・モジュールのインスタンスを識別する名前。アプリケーション・モジュールを複数回使用する場合、別名を使用すると、インスタンスを区別する際に役立ちます。
JDeveloperにより、「使用可能」で選択したアプリケーション・モジュールに基づいたデフォルト名が付けられます。デフォルト名を受け入れるには、右矢印(>)をクリックして「選択済」に追加します。また、変更することも可能です。アプリケーション・モジュールを追加する前に名前を指定するには、「使用可能」リストでアプリケーション・モジュールを選択し、リストの下のフィールドに新規の名前を入力して右矢印(>)をクリックします。「選択済」リストに追加した後で名前を変更するには、「選択済」リストで名前を選択し、リストの下のフィールドに新規の名前を入力して「名前の変更」をクリックします。コードでアプリケーション・モジュールを扱う際は、参照にこのインスタンス名を使用します。名前は一意である必要があります。
アプリケーション・モジュール・ウィザードでアプリケーション・モジュールを作成する場合、またはアプリケーション・モジュール・エディタでアプリケーション・モジュールを編集する場合には、「アプリケーション・モジュール」ページで、ネストされるアプリケーション・モジュールを追加できます。アプリケーション・モジュールがネストしている場合、最も外側(最上位レベル)のアプリケーション・モジュールがトランザクション・コンテキストを提供し、ネストしている他のアプリケーション・モジュールのオブジェクトおよびコードを使用できます。
「アプリケーション・モジュール」ページには、階層の1レベル、つまり作成または編集しているアプリケーション・モジュールの直下に、ネストされているアプリケーション・モジュールが表示されます。ネストされているアプリケーション・モジュールにさらにアプリケーション・モジュールをネストする場合は、ネストされているアプリケーション・モジュールをウィザードまたはエディタで個別に編集する必要があります。
様々なパッケージのアプリケーション・モジュールをネストできます。ただし、別のプロジェクトでアプリケーション・モジュールを再利用する場合は、最上位レベルのアプリケーション・モジュールで使用するパッケージをすべて含める必要があるので注意してください。
アプリケーション・モジュール階層は、Business Component Browserで表示およびテストできます。
ウィザードまたはエディタを終了すると、ネストされるアプリケーション・モジュール・インスタンスを作成するコードがAppModuleImplクラスに含まれます。次に例を示します。
public ApplicationModuleImpl getAppModule()
{
return (ApplicationModuleImpl)findApplicationModule("AppModule");
}
「使用可能」リストにおいて、ツリーでパッケージの下にあるアプリケーション・モジュールを選択します。
ネストされるアプリケーション・モジュール・インスタンスの親アプリケーション・モジュールでの名前を、説明的な名前などに変更できます。
次のいずれかの操作を行います。
アプリケーション・モジュールとは
ビュー・オブジェクトとは
ビュー・リンクとは
ビジネス・コンポーネントのテスト
コード内でのアプリケーション・モジュール・インスタンスの検索
ビジネス・コンポーネント・プロジェクトおよびパッケージの構築について
ビジネス・ロジック層におけるキャッシュ・データ処理方法