JClientフォーム用の認証の設定

実行時、JClientアプリケーションでOracle9iAS JAASプロバイダを使用するには、BC4Jセキュリティ・プロバイダが定義され、プロジェクト設定にBC4JセキュリティJARが存在している必要があります。BC4JセキュリティJARファイルには、jaas.jarファイルとjazn.jarファイルが含まれます。

BC4JセキュリティJARファイルは、Oracle9iAS JAASプロバイダで実行されます。LoginModuleのカスタム実装を使用する場合、<jdev_install>/j2ee/home/jazn/config/にあるjazn.jarを、使用するLoginModuleを含むJARに置き換える必要があります。JARファイルを使用しない場合は、クラスパスも含めることができます。

JClientフォーム用のログイン・プロバイダを有効にするには、次のようにします。

  1. エディタにファイル<jdev_install>/jdk/jre/lib/security/java.securityを開き、次のBC4Jセキュリティ構成定義を挿入します。

    login.configuration.provider=oracle.security.jazn.spi.LoginConfigProvider

  2. プロジェクトにBC4JセキュリティJARファイルを追加するには、ナビゲータでJClientプロジェクトを選択し、「プロジェクト」->「プロジェクトの設定」を選択します。
  3. 「プロジェクトの設定」ダイアログで、「構成」ツリーの「ライブラリ」をクリックし、JClientプロジェクトと関連付けられている現在のライブラリのリストを表示します。
  4. 「使用可能なライブラリ」リストから「BC4J Security」を検索し、「選択済のライブラリ」リストに追加します。
  5. 「OK」をクリックし、プロジェクト設定を保存します。
  6. JClientプロジェクトで、EJBセッションBeanとしてデプロイされているBC4Jにアクセスする必要がある場合、グループのユーザーに読取り/書込みアクセス権を付与します。

BC4Jクライアントでのセキュリティについて
BC4Jクライアント・セキュリティの構成ファイルについて
JClientおよびBC4Jのセキュリティについて

BC4Jクライアント用JAASプロバイダの指定

BC4J EJBセッションBeanへのクライアント・アクセスの付与