JDeveloperでのWeb Startを使用したアプリケーションおよびアプレットの実行
アプリケーションまたはアプレットを正式版Webサーバーにデプロイする前に、埋込みOC4JサーバーとSun社のJava Web Startソフトウェアを使用して、アプリケーションの実行をユーザーの立場からシミュレーションすることができます。
注意: JDeveloperをJava Web Startとともに実行している場合、アプリケーションをデバッグすることはできません。
アプリケーション・ライブラリおよびJARファイルとともに、埋込みOC4Jサーバーを設定するデプロイメント・プロファイルを作成する必要があります。Java Web Startは、ウィザードによって生成されるJNLPファイルを使用して、ダウンロードするファイルとアプリケーションの起動方法を識別します。
JDeveloperの埋込みOC4J Webサーバーを設定するには、次のようにします。
- 埋込みOC4Jサーバーを使用するようにプロジェクトを設定します。
- オプションで、埋込みOC4Jサーバーの作業環境を設定します。
- アプリケーションにシンプル・アーカイブ(JAR)ファイルを作成します。
- Java Web Startウィザードを実行し、Java Web Startで使用するJNLPファイルおよびHTMLファイルを生成します。
- デプロイメント・プロファイルを作成します。
Java Web Startを使用して、アプリケーションまたはアプレットを実行するには、次のようにします。
- マシンにJava Web Startソフトウェアをインストールします。ソフトウェアはSun社のhttp://java.sun.com/products/javawebstart/ja/index_ja.htmlからダウンロードできます。
- Java Web Startウィザードによってプロジェクトに追加された
.html
ファイルを右クリックし、「
実行」を選択して、このページでWebブラウザを起動します。
- 「Launch Project」リンクをクリックして、Java Web Startソフトウェアを使用してアプリケーションを実行します。
- Java Web Startによるダウンロードが完了し、アプリケーションを起動した後、ブラウザを閉じます。Java Web Startを使用して、アプリケーションとセキュアなアプレットの両方を実行できます。
注意: 次にアプリケーションを実行すると、Java Web Startによって前のダウンロード以降に変更されたソース・ファイルまたはライブラリのみダウンロードされます。セキュリティのためにkeytoolおよびjarsignerツールを使用し、アプリケーションおよびアプレットにデジタル署名する方法については、前述のリンクのJava Web StartのWebサイトで「Key and Certificate Management Tool」を検索してください。
関連項目
Java Web StartとJavaクライアントについて
Javaクライアント用Java Web Start JNLP定義の作成
Java Web Start用のJavaクライアントWebアプリケーション・アーカイブのデプロイ
埋込みOC4Jサーバーについて
JDeveloperの埋込みOC4Jの構成ファイルについて