JUArrayComboBoxコントロールは、oracle.jbo.domain.Array
型としてマッピングされたBC4J属性にバインドできます。配列コンボボックスは、1つの属性から値のリストを表示するため、ビジネス・コンポーネント・ビュー・オブジェクトの特定の属性を介してデータベース内のデータにアクセスするJClient属性モデル・オブジェクトとともに動作します。現在JDeveloperでは、設計時のオブジェクト配列の編集をサポートしておらず、配列属性の要素は数値、文字列または日付などのスカラー値に制限されています。
注意: JUArrayComboBoxでは現在、設計時のオブジェクト配列の使用をサポートしていませんが、JClientインタフェースを実装する拡張機能をJDeveloperで作成することができます。
ユーザーは、配列コンボボックスを使用して既存の属性値を表示でき、表示した値の追加、更新および削除も実行できます。
配列要素を定義するビュー・オブジェクト属性に、配列コンボボックスをバインドするには、次のようにします。
コンポーネント・パレットの「JClient controls」タブで、「JUArrayComboBox」コントロールをクリックします。
UIエディタをクリックし、フォームにJUArrayComboBoxコントロールを追加します。
プロパティ・インスペクタで「model」をクリックし、リストから「JClient属性バインド」を選択します。
使用する配列を定義する属性オブジェクトの名前を選択します。
JDeveloperによってクラス・ファイルに次のコードが追加され、JUArrayComboBoxがビュー・オブジェクト配列属性にバインドされます。
myJuArrayList.setModel(JUArrayComboBox.createAttributeBinding(panelBinding, myJuArrayList, "MyViewObject", null, "MyViewObjectIter", "MyVOArrayAttribute", null));
実行時の配列コンボボックスの使用
BC4J配列属性に値を挿入するには、次のようにします。
BC4J配列属性の既存の値を更新するには、次のようにします。
BC4J配列属性から既存の値を削除するには、次のようにします。