JDeveloperで作成するクラス図における表記法は、次のとおりです。
クラス図のボックスはコンパートメントに分割されており、各コンパートメントに含まれている情報は1種類のみです。たとえば、モデル化されたJavaクラスのコンパートメントは、次のようになります。
クラス図に表記されるエンティティ・オブジェクトにも、内部クラスのコンパートメントは表示されません。モデル化されたエンティティ・オブジェクトの操作コンパートメントは、«Business»
および«Framework»
の2つのカテゴリに分けられます。ユーザー定義の操作は«Business»
カテゴリに表示され、BC4Jフレームワークにより生成される操作は«Framework»
カテゴリに表示されます。
注意: コンパートメントの高さが足りず、すべての内容を表示できない場合は、コンパートメントの右下隅に省略記号(...)が表示されます。
クラス図上のクラスまたは関連などの各タイプは、ステレオタイプにより識別されます。ステレオタイプは、クラス・ボックスの最上部または関連を表す線の下に、«と»で囲んで表示されます。
モデル化されたJavaクラスまたはJavaインタフェースからJavaコードを生成すると、またはJavaコードからモデル化されたJavaクラスまたはインタフェースをリバース・エンジニアリングすると、ダイアグラム上の要素の左上隅にアイコンが表示されます。
注意: デフォルトでは、新規のクラス図でモデル化されたクラスまたはインタフェースに対してJavaソース・コードが生成されます。Javaの生成オプションの設定に関する詳細は、「モデル化されたクラスからのJavaソース・コードの生成」を参照してください。
すべての属性および操作には、可視性を表す記号が表示されます。可視性の記号には次の種類があります。
記号 | 属性および操作 |
---|---|
¶ | Package |
+ | public |
- | private |
# | protected |