データ・バインドUIX JSPフォームの生成

データ・バインドされたUIX JSPページを生成できます。これには、Oracle Browser Look and FeelのWebアプリケーションを作成するためにHTMLおよびUIX JSPの基本レイアウト・タグと書式設定タグ、およびデータの参照や編集を可能にするJDeveloperのデータ・タグが含まれます。データ・ページ・ウィザードでは、選択したアプリケーション・モジュールの特定のビュー・オブジェクトに対してUIX JSPフォームが生成できます。

データ・バインドUIX JSPフォームを作成するには、次のようにします。

  1. ナビゲータで、新しいUIX JSPページの作成先になるプロジェクトを選択します。
  2. 「ファイル」->「新規」を選択し、「新規」ギャラリを開きます。
  3. 「カテゴリ」ツリーで、「Web Tier」を開き、「UIX JSP for Business Components」を選択します。
  4. 「項目」リストで、「UIX JSP Browse & Edit Form」または「UIX JSP Browse Form (with Hide/Show)」のいずれかを選択して、「OK」をクリックします。

    どちらの項目もウィザードを起動し、ビュー・オブジェクトで表されるデータソースのレコードを参照および編集するためのフォームが作成されます。UINodeグループの表示/非表示を切り替える手段を持つフォームを作成する場合、「UIX JSP Browse Form (with Hide/Show)」を選択します。表示/非表示機能のないフォームを作成するには、「UIX JSP Browse Edit & Form」を選択します。

  5. 「初期画面」ページで「次へ」をクリックします。

    ウィザードの操作についての詳細なヘルプを参照するには、[F1]を押すか、ウィザード内で「ヘルプ」をクリックします。

  6. クライアント・プロジェクトから既存のデータ・モデル定義を選択するか、または「新規」をクリックして、新しい定義を作成します。
  7. ビュー・オブジェクトを選択して、「次へ」をクリックします。
  8. 「終了」ページで「終了」をクリックします。

UixBrowseEdit.jsp(またはUixBrowseHideShow.jsp)、UixEdit.jspおよびUixHelp.jspという名前の3つのUIX JSPページが、その他のJSPページおよびプロジェクト・ページと一緒に作成されます。これで、UIX JSPページの実行準備ができました。また、これらのページは、コード・エディタで編集できます。

注意: 書式コントロール・ヒントの「書式の種類」および「書式」により、ビジネス・コンポーネントのドメイン・クラスを介して属性フォーマッタを利用できます。デフォルトの数値および通貨フォーマッタに加えて新規フォーマッタを定義するか、または既存フォーマッタに書式マスクを追加する場合、ビジネス・コンポーネント・プロジェクトで、ビジネス・コンポーネントのドメインにフォーマッタをマップできます。アプリケーションでの日付や時刻またはその他の数値の編集の際にフォーム検証エラーが発生した場合は、次のヘルプ・トピックを参照してください。

BC4Jクライアントのコントロール・ヒントについて
UIのフォーマッタおよび書式マスクの定義

TIMESTAMP属性をエンティティに含んでいるアプリケーション・モジュール(ローカル・モード、EJBまたはエンティティFacade)でのUIX JSPアプリケーションの作成の際に、アプリケーションでカレンダをクリックして日付フィールドを更新しようとするとエラーが発生します。解決するには、そのフィールドに書式コントロール・ヒントを追加して、書式をyyyy-MM-dd hh:mm:ssに変更します。カレンダでは書式の時刻部分は入力されませんが、0時、0分、0秒というデフォルト値がフォーマッタによって提供されるため、書式の時刻部分を無視できます。


BC4Jプロジェクトに基づいたUIX JSPアプリケーションの生成
ビュー・オブジェクトの個々のJSPページの生成
JSPプロジェクトのBC4J構成プロパティについて
コード・エディタを使用したJSPページとHTMLページの編集
UIX JSPタグ付きJSPページの編集
UIX JSPタグからレンダリングされたJSPページの表示
BC4J Oracle Browser Look and Feelタグ・ライブラリ