WebサービスのApache SOAPサーバーへのデプロイ
JavaクラスまたはEJBに基づくSOAP Webサービスを、JARファイルとしてApache 2.2 SOAPサーバーに迅速にデプロイできます。
最初に、デプロイメント・プロファイルを作成し、Webサービスを実装するためのファイルを含むJARファイルのデプロイ先を指定します。次に、Webサービスをその場所にデプロイします。最後に、JARをサーバーのクラスパスに追加し、SOAPサーバーを停止および再起動します。
詳細は、Apacheドキュメントを参照するか、アプリケーション・サーバー管理者に確認してください。
Webサービスをデプロイするには、次のようにします。
- ナビゲータで、Webサービスが含まれるプロジェクトを選択します。
- 「ファイル」->「新規」を選択し、「新規」ギャラリを開きます。
- 「カテゴリ」リストで「General」を開き、「Deployment Profiles」を選択します。
- 「項目」リストで、「JARファイル」-「シンプル・アーカイブ」をダブルクリックして「デプロイメント・プロファイルの保存」-「シンプル・アーカイブ」ダイアログを開きます。
- デプロイメント・プロファイル用の場所を指定し、「保存」をクリックします。
.deploy
というファイル名拡張子が付けられたデプロイメント・プロファイルが、指定した場所に保存されます。
- 「JARデプロイメント・プロファイル設定」ダイアログが開きます。
- 「JARオプション」を選択し、JARのデプロイ先の場所を参照します。ローカル・マシンをデプロイ先にすることができます。その場合は、SOAPサーバー上の適切な場所にJARをコピーするか、SOAPサーバーにマッピングされたドライブがある場合は、そのドライブに直接保存できます。
- 「開く」をクリックして場所を選択し、「JARデプロイメント・プロファイル設定」ダイアログに戻ります。
- 「OK」をクリックし、選択した場所にJARファイルをデプロイします。
- ナビゲータでデプロイメント・プロファイルを選択して右クリックし、「JARファイルにデプロイ」を選択します。ログ・ウィンドウに、デプロイメントの結果が表示されます。
- JARファイルをSOAPサーバーにデプロイしていない場合は、JARを適切な場所にコピーします。これはJDeveloperの外部で実行する必要があります。
JARをクラスパスに追加するには、次のようにします。
- Apache SOAPサーバーを停止します。
- JARファイルのパスをSOAPサーバーのクラスパスに追加します。
- SOAPサーバーを再起動します。
これで、JARファイルの作成と、適切な場所へのデプロイが完了しました。JARファイルを登録し、SOAPサーバーで認識できるようにする必要があります。「SOAP Webサービスの登録」を参照してください。
シンプルJARファイルの作成およびデプロイの詳細は、「シンプル・アーカイブのファイル・システムへのデプロイ」を参照してください。
関連項目
SOAP Webサービスの開発