バージョンのラベル付けについて

バージョン・ラベルは、オブジェクトの各バージョンを一意に識別する文字列です。バージョン・ラベルは、バージョン番号を使用するかわりに、意味のあるテキストの説明を使用することで、オブジェクトの特定バージョンの識別に役立ちます。バージョン・ラベルは、Version Event ViewerまたはVersion History Viewerを使用して表示できます。

バージョン・ラベルは、バージョンのラベル付けで設定されたリポジトリ・ポリシーに応じて、リポジトリで自動的に作成することも、ユーザーが定義することもできます。リポジトリ・ポリシーは、ポリシーの設定システム権限を持つユーザーのみ設定できます。この権限の設定の詳細は、Repository Object Navigatorのオンライン・ヘルプで「ポリシーの設定」のトピックを参照してください。

バージョン・ラベルは、チェックイン時にバージョンに適用されます。

自動バージョン・ラベル付け

自動バージョン・ラベル付けは、リポジトリの初期設定時に、リポジトリの管理者または所有者がRepository Object Navigatorで設定するポリシーです。自動バージョン・ラベル付けポリシーがオンになっている場合、ラベルはチェックイン操作ごとに次のように自動生成されます。

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ユーザー定義のラベル付け

リポジトリのバージョン・ラベル付けポリシーがユーザー定義に設定されている場合、バージョンのチェックイン時に、「チェックイン」ダイアログ・ボックスの「バージョン・ラベル」フィールドに独自のバージョン・ラベル・テキストを入力できます。

各ラベルには一意の名前を指定してください。一意でない場合は競合が生じます。同じオブジェクトの2つのバージョンに同じバージョン・ラベルを付けることはできません。ただし、別のオブジェクトには、同じバージョン・ラベルを使用できます。

バージョン・ラベルの最大長は32バイトです。