BC4Jプロジェクトに基づいたUIX JSPアプリケーションの生成

ビジネス・コンポーネントJSPアプリケーション・ウィザードでは、アプリケーション・モジュールの各ビュー・オブジェクトに対して一連のUIX JSPフォームを生成できます。各ビュー・オブジェクトに生成するJSPフォームを選択します。これらのフォームでは、BC4Jタグ・ライブラリのコンポーネント・タグおよびOracle Browser Look and FeelのWebアプリケーションを作成するためのUIX JSPタグが使用されます。

注意: UIX JSPアプリケーションを生成する前に、アプリケーション・モジュールおよびその使用方法を指定する構成が必要です。アプリケーション・モジュールを含むビジネス・コンポーネント・プロジェクトがない場合は、ビジネス・コンポーネントの作成に関するチュートリアルに従い、アプリケーション・モジュールを含む新しいプロジェクトを作成します。

UIX JSPアプリケーション・プロジェクトを作成するには、次のようにします。

アプリケーション・モジュールのときと同様に、UIX JSPアプリケーション用に別のプロジェクトを作成します。異なる層で実行されるファイルは、別のプロジェクトに保存してください。この新しいプロジェクトは、ビジネス・コンポーネントJSPアプリケーション・ウィザードでアプリケーション・モジュールを検索できるように、アプリケーション・モジュールのプロジェクトと同じワークスペースに入れる必要があります。

  1. ナビゲータで、UIX JSPアプリケーションに使用するワークスペースを選択します。
  2. 「ファイル」->「新規」を選択し、「新規」ギャラリを開きます。
  3. 「カテゴリ」ツリーで、「General」を開き、「Project」を選択します。
  4. 「項目」リストで、「空のプロジェクト」をダブルクリックして、「新規プロジェクト」ダイアログを開きます。
  5. 「新規プロジェクト」ダイアログを完了し、「OK」をクリックしてワークスペースに空のプロジェクトを追加します。

    「新規プロジェクト」ダイアログについての詳細なヘルプを参照するには、[F1]を押すか、ダイアログ内で「ヘルプ」をクリックします。

既存のプロジェクトにUIX JSPビジネス・コンポーネント・アプリケーションを作成するには、次のようにします。

  1. ナビゲータでは、新しいUIX JSPビジネス・コンポーネント・アプリケーションの作成先になるプロジェクトを選択します。
  2. 「ファイル」->「新規」を選択し、「新規」ギャラリを開きます。
  3. 「カテゴリ」ツリーで、「Web Tier」を開き、「UIX JSP for Business Components」を選択します。
  4. 「項目」リストで、「Complete UIX JSP Application」をダブルクリックして、ウィザードを起動します。
  5. 「初期画面」ページで「次へ」をクリックします。

    次の手順についての詳細なヘルプを参照するには、[F1]を押すか、ウィザード内で「ヘルプ」をクリックします。

  6. クライアント・プロジェクトから既存のデータ・モデル定義を選択するか、または「新規」をクリックして、新しい定義を作成します。「次へ」をクリックします。
  7. 表示されたビュー・オブジェクトのリストから、UIX JSPアプリケーションで使用しないものを選択し、「ページの生成」の選択を解除します。デフォルトでは、ウィザードにより、アプリケーション・モジュールで定義するすべてのビュー・オブジェクトにJSPページが生成されます。「次へ」をクリックします。

    ヒント: 同じデータ・アクセス・ページを使用して生成されるページを一意に識別するためにビュー・オブジェクトの名前を使用しない場合は、「ファイル名」フィールドを編集します。

  8. 表示されたビュー・リンクのリストから、JSPアプリケーションで使用しないものを選択し、「ページの生成」の選択を解除します。ビュー・リンクに生成されたJSPページにより、マスターおよびディテールの関連ビュー・オブジェクト間を参照することができます。デフォルトでは、ウィザードにより、アプリケーション・モジュールで定義するビュー・オブジェクト間のすべてのビュー・リンクにUIX JSPページが生成されます。「次へ」をクリックし、ウィザードを完了します。

完了すると、プロジェクトには次のものが含まれます。

これで、UIX JSPページの実行準備ができました。また、これらのページは、コード・エディタで編集できます。

注意: 書式コントロール・ヒントの「書式の種類」および「書式」により、ビジネス・コンポーネントのドメイン・クラスを介して属性フォーマッタを利用できます。デフォルトの数値および通貨フォーマッタに加えて新規フォーマッタを定義するか、または既存フォーマッタに書式マスクを追加する場合、ビジネス・コンポーネント・プロジェクトで、ビジネス・コンポーネントのドメインにフォーマッタをマップできます。アプリケーションでの日付や時刻またはその他の数値の編集の際にフォーム検証エラーが発生した場合は、次のヘルプ・トピックを参照してください。

BC4Jクライアントのコントロール・ヒントについて
UIのフォーマッタおよび書式マスクの定義

TIMESTAMP属性をエンティティに含んでいるアプリケーション・モジュール(ローカル・モード、EJBまたはエンティティFacade)でのUIX JSPアプリケーションの作成の際に、アプリケーションでカレンダをクリックして日付フィールドを更新しようとするとエラーが発生します。解決するには、そのフィールドに書式コントロール・ヒントを追加して、書式をyyyy-MM-dd hh:mm:ssに変更します。カレンダでは書式の時刻部分は入力されませんが、0時、0分、0秒というデフォルト値がフォーマッタによって提供されるため、書式の時刻部分を無視できます。


JSPプロジェクトのBC4Jデータ・モデル定義の作成
コード・エディタを使用したJSPページとHTMLページの編集
UIX JSPタグ付きJSPページの編集
UIX JSPタグからレンダリングされたJSPページの表示
BC4J Oracle Browser Look and Feelタグ・ライブラリ