実行時のメモリーにおける行の管理

ビュー行の自動書出しパラメータは、すべてビジネス・ロジック層のJVMに設定されます。

JVMパラメータの設定方法

  1. ナビゲータで、ビジネス・コンポーネント・プロジェクトを右クリックし、「プロジェクトの設定」を選択します。

  2. 「構成」->「Development」->「実行」ペインで、「Javaオプション」フィールドにパラメータを入力します。

  3. 「OK」をクリックします。

ビュー行の自動書出しを有効にする方法

ビジネス・ロジック層のJVMを起動する際に、コマンドラインに次のディレクティブを指定します。

-Djbo.use.pers.coll=true

デフォルトはfalseで、これはビュー行の自動書出しが無効になっていることを意味します。

コマンドラインからノード当たりの最大行数を設定する方法

ビジネス・ロジック層のJVMを起動する際に、コマンドラインに次のディレクティブを指定します。

-Djbo.pers.max.rows.per.node=n

ここで、n は5以上の数値とします。デフォルトは70で、これは、1つのノードで同時に70行まで定義できることを意味します。

コマンドラインからノード数を設定する方法

ビジネス・ロジック層のJVMを起動する際に、コマンドラインに次のディレクティブを指定します。

-Djbo.pers.max.active.nodes=n

ここで、n は2以上の数値とします。デフォルト値は10で、これは、1つのセッションにつきおよそ10個のアクティブなノードを定義できることを意味します。ビジネス・ロジック層では、最大10個のアクティブなノードをメモリーに保持しようとします。これ以上の数のノードが作成されると、通常、使用順にノードがデータベースに書き込まれます。

また、-1も有効値で、これは、自動書出しが無効だが、ノードが存在する可能性があることを表します。

ビュー・オブジェクト定義でノード当たりの最大行数を設定する方法

ビュー・オブジェクトのXMLファイルに、次の属性を追加します。

MaxRowsPerNode

値には、5以上の数値を使用します。デフォルトは70で、これは、1つのノードで同時に70行まで定義できることを意味します。この設定により、このビュー・オブジェクトのコマンドラインの設定がオーバーライドされます。

ビュー・オブジェクト定義でノード数を設定する方法

ビュー・オブジェクトのXMLファイルに、次の属性を追加します。

MaxActiveNodes

値には、2以上の数値を使用します。デフォルト値は10で、これは、1つのセッションにつきおよそ10個のアクティブなノードを定義できることを意味します。ビジネス・ロジック層では、最大10個のアクティブなノードをメモリーに保持しようとします。これ以上の数のノードが作成されると、通常、使用順にノードがデータベースに書き込まれます。

また、-1も有効値で、これは、自動書出しが無効だが、ノードが存在する可能性があることを表します。この設定により、このビュー・オブジェクトのコマンドラインの設定がオーバーライドされます。

ビュー行の自動書出し表をクリーンアップする方法

データベース管理者は、使用しなくなったデータをデータベース表から手動で消去する必要があります。この場合には、BC4J/bin/bc4jcleanup.sqlを使用します。この中には、データベースの自動クリーンアップ処理をスケジューリングする記述が含まれています。また、次の手順を使用することもできます。

  1. PCOLL_CONTROL表で、行のUPDATEDATE列を参照します。

    管理表の各行は、トランザクション表(接頭辞がPCST_の表)と対応しています。

  2. UPDATEDATEが1日以上前のものであれば、TABNAME列の値を書き留め、行をPCOLL_CONTROLから削除します。

    UPDATEDATEが1日未満の場合は、削除しません。

  3. 正常に削除された場合は、TABNAME列にリストされていたビューの自動書出し表を削除できます。

    ロックの競合により削除に失敗した場合は、その表が使用中であることを意味します。この場合は、対応する自動書出し表を削除しないでください。


関連項目
実行時におけるメモリー内の行の管理について