Swimlane - 「チャネル/アダプタ」プロパティ
「チャネル/アダプタ」タブは、チャネルおよびそのチャネルに関連付けられたメッセージ・アダプタについての情報を入力するために使用します。
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チャネル・プロパティを指定するには、「チャネル・プロパティ」を選択します。
メッセージ・アダプタ・プロパティを指定するには、「メッセージ・アダプタ・プロパティ」を選択します。
チャネル・プロパティ
「チャネル/アダプタ」タブの「チャネル」ページは、チャネルのキュー、キュー表および通信情報を入力するために使用します。チャネル・プロパティを入力するには、ドロップダウン・リストで「チャネル・プロパティ」が選択されていることを確認します。
- 名前
- チャネルの名前を入力します。名前は、所有スイムレーン内で一意である必要があります。
- 方向
- 所有スイムレーンに関して、このチャネルで処理する通信の方向を選択します。
入力: (デフォルト)チャネルはメッセージを受信できます。
出力: チャネルはメッセージを送信できます。
- キュー名
- このチャネルを実装するキューの名前を入力します。
- 実装タイプ
- キューを実装するキューイング機能をドロップダウン・リストから選択します。キューは、Oracle AQまたは別のAQ以外のキューイング機能によって実装できます。
現在、Oracle AQのみサポートされています。AQ以外のオプションは、不要な箇所にAQ定義が生成されるのを防止するために提供されています。
- キュー表
- キューが属すAQキュー表の名前を入力します。これは、物理的にチャネルを実装するキューの名前です。このフィールドは、キューイング機能がOracle AQの場合のみ使用してください。
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- プロトコル
- ドロップダウン・リストから、チャネルで使用する「HTTP/HTTPS」または「SQLNET」(デフォルト)のどちらかの通信方法を選択します。
メッセージ・アダプタ・プロパティ
EBIメッセージ・アダプタ・ライブラリからアダプタの1つを使用する場合、このタブにメッセージ・アダプタ・プロパティを入力する必要があります。
メッセージ・アダプタは、アプリケーションとBESの間を調整します。メッセージ・アダプタを所有するのはチャネルで、特定のチャネルに定義できるアダプタは1つのみです。アクティビティ・モデラーにより、このページで選択した情報に基づいて、アダプタをコールするために必要なクライアント・コードが生成されます。
メッセージ・アダプタ・プロパティを入力するには、ドロップダウン・リストで「メッセージ・アダプタ・プロパティ」が選択されていることを確認します。
- 受信アダプタを指定/送信アダプタを指定
- このチャネルに関連付けられたアダプタがあることを示す場合に選択します。このチェックボックスをチェックすると、このタブのフィールドが入力できるようになります。このプロパティの名前は、チャネルの方向によって定義されます。
- トレース
- 実行時にアダプタによりデバッグ情報を生成する場合に選択します。このチェックボックスをチェックすることで、アダプタに対して生成されたコードにsetShowTrace(true)文が追加されます。デフォルトでは、このチェックボックスはチェックが外されており、デバッグ・トレースは生成されません。
- タイプ
- このドロップダウン・リストから、コードが生成されるアダプタのタイプを選択します。
標準: これらのアダプタは、任意のアプリケーションとの通信に使用されます。AdapterMessageオブジェクトをOracle AQキューに対してエンキューまたはデキューします。AdapterMessageオブジェクト・ラッパーは、java.lang.String形式のメッセージ・データです。標準アダプタは、任意のJavaクラスから使用できます。
アプリケーション・モジュール: これらのアダプタは、アプリケーション・モジュールとの通信に使用されます。Business Components for Javaのビュー・オブジェクトのコンテンツをXMLとして書き込み、このXMLをAdapterMessageオブジェクトとしてOracle AQにエンキューするために使用できます。また、Oracle AQからAdapterMessageオブジェクトをデキューして構文解析し、ビュー・オブジェクトに組み込むためにも使用できます。
- ターゲット・クラス
- アダプタ・コードの生成先になるJavaのソース・ファイルの完全修飾クラス名を入力します。
- スタイルシートURL
- (オプション)XSL変換に使用するスタイルシートのURLを入力します。このURLは、ターゲット・クラスに対して絶対的、相対的のどちらでもかまいません。このフィールドは、「タイプ」が「アプリケーション・モジュール」の場合のみ編集できます。
- 深さ
- (オプション)送受信時に横断するビュー・リンクの深さを示す整数値を入力します。この値は、アダプタ・タイプに基づいて、ビュー・オブジェクトのreadXML()メソッドまたはwriteXML()メソッドに渡されます。このフィールドは、「タイプ」が「アプリケーション・モジュール」の場合のみ編集できます。
- サービスの存続期間
- アダプタで1つのメッセージをサービスするのか、無制限にメッセージをサービスするのかを選択します。このドロップダウン・リストは、「タイプ」が「アプリケーション・モジュール」で、受信アダプタの場合のみ使用できます。ドロップダウン・リストからは、次の値が選択できます。
単一: アダプタで1つのメッセージのみをサービスする場合に選択します。
複数: アダプタでデキューのために届いたメッセージを無制限にサービスする場合に選択します。
- サブクラスの使用
- (オプション)使用するoracle.bm.ebiadapters.BC4JReceivingAdapterのサブクラスがある場合、このチェックボックスをチェックし、完全修飾名を編集フィールドに入力します。このフィールドは、「タイプ」が「アプリケーション・モジュール」で、受信アダプタの場合のみ編集できます。「参照」ボタンをクリックしてサブクラスを検索します。
関連項目
スイムレーンの作成