「必須」属性の設定(Mandatory attribute setting)

この設定は、エンティティ・オブジェクト・ウィザードおよびエンティティ・オブジェクト・エディタと、ドメイン・ウィザードおよびドメイン・エディタ「属性の設定」ページ、ならびにエンティティ属性エディタに表示される。

この設定を選択すると、各エンティティ・オブジェクトの行インスタンスに、この属性に対して必ずNULL以外の値が設定される。NULL値が設定されている場合は、その行の処理が終了する際またはコミットする際に無効であるとみなされる。

エンティティ属性がドメインで、「必須」属性の設定がドメインで設定されている場合は、エンティティ・オブジェクト・ウィザード、エンティティ・オブジェクト・エディタ、またはエンティティ属性エディタで設定をオーバーライドすることはできない。

注意: データベース内のNOT NULLの列がエンティティ属性で「必須」としてマークされていない場合は、エンティティ・オブジェクトがデータベースにポストされると、NOT NULL制約に違反するためDMLExceptionが発生することがある。これはアプリケーション・ロジックでユーザーに報告するには遅すぎる場合があるため、「必須」設定はデータベース表の設定と同じ設定にする必要がある。実行時にフレームワークは、エンティティ・オブジェクトが検証される(validateEntityメソッドがコールされる)のと同時に「必須」属性がNULLでないことをチェックする。