このトピックでは、Oracle8iデータベースのサンプル・スキーマと、それらをインストールするための要件について説明します。「Oracle8iサンプル・スキーマのインストール」に進む前に、このトピックをお読みください。
Oracle8i のサンプル・スキーマは、次の連結スキーマから構成されています。
ローカル・マシンでSQL*Plusが使用可能であり、データベースが稼働しているマシンへの接続が作成されている必要があります。また、system
ユーザーおよびsys
ユーザーのパスワードを知っている必要があります。
インストール・スクリプトは、フォルダ<jdev_install>/jdev/tutorials/sample_schema_scripts
にあります。ここで、<jdev_install>
はJDeveloperをインストールしたフォルダです。
mksample8.sql
ファイルを実行すると、次のタスクが実行されます。
HR8
スキーマおよびOE8
スキーマがインストールされていれば、削除されます。これらのスキーマを初めてインストールする場合は、SQLエラー・メッセージが表示されますが、無視できます。以前にインストールされたオブジェクトを削除するDROP文が実行されています。HR
8およびOE8
が作成されます。これらのユーザーのパスワードを入力するように求められます。また、権限が付与されます。警告: サンプル・スキーマをインストールすると、HR8
またはOE8
というユーザー名を使用するスキーマがインストールされている場合、破棄されます。
これらのサンプル・スキーマは、Oracle9iサンプル・スキーマに基づいています。詳細は、『Oracle9iサンプル・スキーマ』マニュアルを参照してください。一部の機能は、Oracle8iのサンプル・スキーマから削除されています。このマニュアルは、Oracle9iデータベースのドキュメント・セットのマニュアルで、OTN-J(Oracle Technology Network Japan)のWebサイトhttp://otn.oracle.co.jpからもアクセスできます。まず、OTN-Jから「ドキュメント」に移動します。次に、「Oracle9i Database」を選択し、Oracle9i データベースに関するHTMLおよびPDF形式のオンライン・ドキュメントを表示します。マニュアルのリストから、『Oracle9i サンプル・スキーマ』を探します。
Oracle8iサンプル・スキーマのインストール
サンプル・スキーマ表の作成および移入