<compoundProperty>要素
ネームスペース:  http://xmlns.oracle.com/uix/style

<compoundProperty>要素は、複数の値を含めることができるリストベースのプロパティを定義します。

構文
<compoundProperty
      name="string"
>
   <includeValue> </includeValue>
   <value> </value>
</compoundProperty>

注意: 
  • この要素は<style>要素内で使用されます。

  • 説明

    <compoundProperty>要素は、複数の値で構成されるプロパティを定義します。複合プロパティの各値は、<value>子要素を使用して明示的に指定するか、または<includeValue>要素を使用して間接的に指定します。複合プロパティに対するCSSを生成すると、すべての値は空白文字で区切られた1つの文字列に収められます。


    次の例では、<property>要素を使用して定義されたborderプロパティを示します。

                    <property name="border">2px dashed #336699</property>

    borderプロパティ値自体は値のリストであるため、<compoundProperty>要素を使用して定義することもできます。

                    <compoundProperty name="border">
                      <value>2px</value>
                      <value>dashed</value>
                      <value>#336699</value>
                    </compoundProperty>

    この複合プロパティに対応して生成されるCSSは、次のようになります

                  border:2px dashed #336699
                

    複合プロパティは、通常<includeValue>要素とともに使用されます。たとえば、次の例では<includeValue>を使用して、境界線の色を他の共有スタイルから選択しています。

                    <compoundProperty name="border">
                      <value>2px</value>
                      <value>dashed</value>
                      <includeValue name="DarkForeground" propertyName="color"/>
                    </compoundProperty>

    このように<includeValue>要素を使用することにより、カスタマイズを簡略化できます。この場合、DarkForegroundスタイルに対して行われる変更が、このborderプロパティで使用されている色にも自動的に反映されます。


    属性

    説明
    name 定義する複合プロパティの名前。任意のCSSプロパティ名を指定できますが、<compoundProperty>要素は、通常borderfontなど、複数の項目で構成されるプロパティでのみ使用されます。必須。
    string

    子要素

    説明 必須 組込み可能な数
    <includeValue> <includeValue>要素は、複合プロパティに1つの値を含めます。
    いいえ
    <value> <value>要素は、複合プロパティの1つの値を定義します。
    いいえ