テスト・ケース・クラスには、JUnitのアサーションをコールしてテストを実行する1つ以上のメソッドがあります。代表的なテスト・ケースは、テスト対象のメソッドにテスト・フィクスチャ・データを渡し、結果を既知の値と比較してそれが予定のものであることを確認します。次に例を示します。
public void testCountChars() { int expected = 4; int actual = fixture1.countChars( 'a' ); assertEquals( actual, expected ); }
このテスト・ケースでは、countChars()がテスト対象であり、テストの結果がassertEquals()によって検証されます。assertEquals()は、JUnitのAssertクラスで定義されているアサーション・メソッドの一つです。テスト・フィクスチャの状態を示すfixture1は、次のようにsetUp()メソッドで作成されるので、テスト・ケースをコールする前にこのメソッドがコールされます。
protected void setup() throws Exception { fixture1 = new StringFixture("Goin' to Kansas City, Kansas City, here I come."); }
JUnitテスト・ケース・クラスを作成するには、次のようにします。
ウィザードにより作成されたクラスの編集画面が開きます。
必要に応じてファイルを変更します。特に、次のことに注意してください。
汎用JavaプロジェクトのためのJUnitテストの作成
JUnitカスタム・テスト・フィクスチャの作成
JUnitテスト・スイートの作成