BC4JプロジェクトをWebLogicにデプロイする前に、次の設定およびデプロイメントの前提条件をWebLogicサーバーが満たしていることを確認してください。
BC4Jランタイム・ライブラリがWebLogicにインストールされていることを確認します。
WebLogic上の分散トランザクションのJDBCデータソースを定義します。
Oracleデータベースの接続プールを作成するには、次のサンプルのような接続情報を追加します。
Connection Pool Name : orclConnectionpool
URL : jdbc:oracle:thin:username/password@hostname:1521:orcl
Driver Classname : oracle.jdbc.driver.OracleDriver
Properties : dll=ocijdbc9 protocol=thin
注意: ORACLE_HOME/bin
がパスに含まれることを確認します。また、URLの値では大文字と小文字が区別されるため、接続ウィザードを使用してURLをテストしてもよいでしょう。カスタムJDBC URLの使用の詳細は、接続ウィザードの状況依存ヘルプを参照してください。
データソースを作成するには、次のサンプルを使用します。前のサンプルの接続プール名に注意してください。
Datasource Name : orclDatasource
JNDI Name : jdbc/OracleDS
Pool Name : orclConnectionpool
詳細は、次のサイトにある『WebLogic Server管理者ガイド』を参照してください。
http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls61/index.html
BEA WebLogicサーバーは、J2EEアプリケーションをデプロイする前に起動していることが必要です。次のスクリプトは、サーバーを実行するstart WebLogicコマンド・スクリプトです。
:runWebLogic
echo on
set PATH=.\bin;%PATH%
set ORACLE_HOME=d:\jdev9i
set BC4J_LIB=%ORACLE_HOME%\bc4j\lib
set DOMAIN_JAR=%ORACLE_HOME%\bc4j\jlib\bc4jdomgnrc.jar
set BC4J_JARS=%BC4J_LIB%\bc4jmt.jar;%BC4J_LIB%\bc4jmtejb.jar;%BC4J_LIB%\collections.jar;%BC4J_LIB%\bc4jct.jar;%BC4J_LIB%\bc4jhtml.jar;%BC4J_LIB%\bc4jimdomains.jar;%BC4J_LIB%\bc4juixtags.jar;%BC4J_LIB%\datatags.jar;%BC4J_LIB%\bc4j_jclient_common.jar
set JDEV_RT=%ORACLE_HOME%\jlib\jdev-cm.jar;%ORACLE_HOME%\jlib\regexp.jar;%ORACLE_HOME%\jlib\share.jar;%ORACLE_HOME%\jlib\uix2.jar
set BC4J_JARS=%BC4J_JARS%;%DOMAIN_JAR%
set OTHER_JARS=%ORACLE_HOME%\lib\xmlparserv2.jar;%ORACLE_HOME%\jdbc\lib\classes12.jar;%ORACLE_HOME%\ord\jlib\ordhttp.jar;%ORACLE_HOME%\ord\jlib\ordim.jar
set ORACLE_CLASSPATH=%BC4j_JARS%;%JDEV_RT%;%OTHER_JARS%
set JBO_JAVA_OPTS=-Djbo.debugoutput=console -Djbo.use.pers.coll=false -Djbo.SQLBuilder=SQL92
set CLASSPATH=.;.\lib\weblogic_sp.jar;.\lib\weblogic.jar;%ORACLE_CLASSPATH%;%CLASSPATH%
echo off
echo.
echo ***************************************************
echo * To start WebLogic Server, use the password *
echo * assigned to the system user. The system *
echo * username and password must also be used to *
echo * access the WebLogic Server console from a web *
echo * browser. *
echo ***************************************************
アプリケーション・サーバーのBEA WebLogic 6.xまたは7.xへの接続を作成します。これを行うには、WebLogicインストール・ディレクトリ内のweblogic.jar
ファイルの場所を指定します。
ビジネス・コンポーネント・プロジェクト・ウィザードを使用して、BC4Jプロジェクトを作成します。
Webアプリケーション・デプロイメントの場合、デプロイされたビジネス・コンポーネントに接続するためのサーバー接続情報がbc4j.xcfg
ファイルで正しく構成されていることを確認してください。このファイルは、ビジネス・コンポーネント・プロジェクト内の特定アプリケーション・モジュールのデプロイメント構成をすべて定義し、データ・タグおよびData Web Beanに対して、アプリケーション・モジュールに属す特定のビュー・オブジェクトへのアクセスを許可します。
詳細は、「JSPプロジェクトのBC4J構成プロパティについて」および「bc4j.xcfgファイルでのBC4J JSPランタイム・プロパティの定義」を参照してください。
BC4J Webアプリケーションをデプロイする場合、bc4j.earファイルがWebLogicアプリケーション・サーバーにデプロイされていることを確認してください。このファイルには必須Webアプリケーション、およびデプロイメントに必要なUIXファイルが含まれています。このタスクは1回のみ実行します(BC4J Webアプリケーションがデプロイされるたびに実行する必要はありません)。
ナビゲータで、bc4j.ear( <projectname_jpr_War.deploy>の下)を右クリックし、ポップアップ・メニューから「<WebLogicアプリケーション・サーバー接続>にデプロイ」を選択します。
BC4J JSPを実行またはデプロイしている場合は、ordhttp.jar
をWebLogicのクラスパスにコピーします。HtmlServicesが、ordhttp.jar
内のクラスを使用して、更新と挿入に対するマルチパートのHTTP要求を処理します。このファイルは次の場所にあります。
<jdev_install>/ord/jlib