Oracle9i SCMのワークエリア・ウィザード - プライベート・ブランチの作業
「プライベート・ブランチの作業」ページは、作業をプライベート・ブランチで行うか、直接統合ブランチで行うかを指定する際に使用します。
はい、プライベート・ブランチ上で作業します。
プライベート・ブランチで作業する利点は、他のユーザーとファイルを共有している場合にあります。次に例を示します。
- プライベート・ブランチにファイルをチェックアウトして作業し、マージせずにそのままプライベート・ブランチにチェックインできます。
- 他の開発者が作業している間も、同じファイルに対して作業できます。
- 自分のブランチのファイルに変更を加えても、他の開発者の作業には影響しません。
- 作業内容のマージが必要になるのは、プライベート・ブランチを統合ブランチにマージするときのみです。
- 変更は、作業内容を統合ブランチにマージするまで他の開発者には表示されません。
このオプションを選択すると、ウィザードによりワークエリアが作成された後に、プライベート・ブランチを作成するよう求められます。いいえ、統合ブランチ上で直接作業します。
統合ブランチで直接作業する利点は、少人数のグループで作業している場合、または他のユーザーとファイルを共有する必要がほとんどない場合にあります。また、変更がわずかで、プライベート・ブランチでのオーバーヘッドを回避する場合にも便利です。
統合ブランチで直接作業する場合、次のような影響があります。
- 管理面でのオーバーヘッドが削減されます。つまり、廃止されたブランチを追跡または削除する必要はありません。
- ファイルをチェックインするたびに、作業内容のマージが必要になる可能性があります。
- チェックアウト時にファイルをロックすると、他のユーザーが作業内容をチェックインできなくなります。
関連項目
ワークエリアについて
ブランチ化について