Business Component Browserでのコール済メソッドと値の表示と変更

Business Component Browserでは、コール済メソッドとその値を検証し、一部の値を変更できます。

  1. 左側のペインでアプリケーション・モジュール、ビュー・オブジェクトまたはビュー・リンクを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
    「ビジネス・コンポーネント・プロパティ」ダイアログが表示されます。「ビジネス・コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「プロパティ」列にはメソッドの名前が、「値」列にはそのメソッドの現在の値がリスト表示されます。アクティブでないフィールドの値は読取り専用です。
  2. アクティブなフィールドの値を変更するには、そのフィールドをダブルクリックします。
  3. 「閉じる」をクリックします。
  4. 値の変更を有効にするには、フィールド内をクリックします。

「プロパティ」列にリスト表示されるメソッドの詳細は、次のAPIのJavadocを参照してください。

次の表で、oracle.jbo.ViewObjectメソッドの一部を簡単に説明します。Business Component Browserで表示されるメソッドのリストは、選択したオブジェクトにより異なるので注意してください。

プロパティ

説明

ComponentObject.Name

現在のビュー・オブジェクトの名前。

ComponentObject.FullName

アプリケーション・モジュール、パッケージおよびビュー・オブジェクトの完全修飾名。

ComponentObject.DefName

このビュー・オブジェクトの作成の基礎となったビュー定義の名前。

ComponentObject.DefFullName

このビュー・オブジェクトの作成の基礎となったビュー定義のパッケージ修飾名。

RowIterator.FetchedRowCount

現在、行セット内でフェッチされている行数。

RowIterator.CurrentRowIndex

現在の行オブジェクトの絶対索引(Range索引ではない)。

RowIterator.CurrentRowSlot

現在の行のスロット状態(SLOT_...定数のいずれか)。

RowIterator.RangeSize

行セットRangeのサイズ。このメソッドを-1に設定すると、すべての行が返されます。

RowIterator.RangeStart

(絶対索引内での)行セットRangeの開始位置。

RowIterator.RowCountlnRange

現在のRange内の行数。

RowIterator.isRangeAtBottom

trueは、Rangeの最後の行が完全セットの最後の行であることを示します。

RowIterator.isRangeAtTop

trueは、Rangeの最初の行が完全セットの最初の行であることを示します。