クライアントが最初にビジネス・ロジック層にアクセスする際、アプリケーション・モジュールのインスタンスを取得します。これには、必要なビュー・オブジェクトとネストされたアプリケーション・モジュールがすべて含まれます。クライアントは、ファクトリ・パターンを使用してアプリケーション・モジュール・インスタンスを取得します。
クライアントは、アプリケーション・モジュール・インスタンスを取得すると、アプリケーション・モジュール、ビュー・オブジェクトおよびビュー行についてメソッドをコールして、データにアクセスし、データを操作します。
ビジネス・コンポーネント・フレームワークでは、フレームワーク・インタフェースApplicationModule
、ViewObject
およびRow
(ビュー行によって実装される)に対する多数のメソッドが、oracle.jbo
パッケージで提供されます。これらのメソッドの使用方法の詳細は、「APIによるビュー・オブジェクト、ビュー・リンクおよびアプリケーション・モジュールのカスタマイズと使用」を参照してください。
また、アプリケーション・モジュール、ビュー・オブジェクトおよびビュー行のクラスに、カスタム・メソッドを作成することもできます。次のトピックでは、クライアントが、カスタム・ビジネス・ロジック層のメソッドをどのように使用するかについて説明します。
関連項目