データを適切な書式でHTMLに表示します。データ・オブジェクト型に固有のフィールド・レンダラを使用し、イメージ、オーディオ、ビデオなど特殊なタイプのデータを表示できます。
JSP構文
<jbo:RenderValue
datasource="datasourceInstanceName"
[ dataitem="attributeName" ]
/>
説明
<jbo:RenderValue>データ・タグは、フィールド・レンダラに依存して情報を表示するため、値を文字列、日付または数値データ型として単に表示する<jbo:ShowValue>データ・タグとは異なります。ShowValueデータ・タグと異なり、RenderValueでは>、<または&などの特殊文字の出力を解析し、HTMLの>、<、&に置き換えることで表示可能な形式にします。
RenderValueデータ・タグは、ビデオやイメージ・ファイルなど、複雑なタイプのオブジェクトのレンダリング・データをページに表示する場合に使用できます。その場合、オブジェクトのレンダラはファイルのURLを表示します。RenderValueデータ・タグは、dataitemが表すオブジェクトに必要なHTMLを生成します。
ビジネス・コンポーネント開発者がdataitem(属性)に対してBC4Jコントロール・ヒントを定義した場合は、RenderValueデータ・タグではBC4Jコントロール・ヒントを使用して、実行時にどのコントロールをレンダリングするかを決定します。
RenderValueタグを使用してデータを表示する際に、ページをプレビューし、フォームが適切に書式化されていることを確認する必要があります。
属性
datasource: ページにデータを表示するために使用するデータソースID。データソースはDatasourceデータ・タグを使用して作成します。
dataitem: ページに表示するデータを含む特定のビュー・オブジェクト属性の名前。AttributeIterateタグ本体の内部で使用する場合は必須ではありません。
例
<jbo:RenderValue datasource="dvo" dataitem="Image" />
ビジネス・コンポーネント・クライアントのコントロール・ヒントについて
コントロール・ヒントを使用するUIのカスタマイズ
UIのフォーマッタおよび書式マスクの定義