「フィルタ対象クラス」リストでのフィールドの表示および非表示

デバッグ中、フィルタを使用して、データ関連デバッガ・ウィンドウでオブジェクトを展開するときに表示するフィールド数を減らすことができます。このタスクは、スマート・データ・ウィンドウデータ・ウィンドウインスペクタ・ウィンドウ監視式ウィンドウヒープ・ウィンドウ、およびモニター・ウィンドウの左側で実行できます。フィールド数を減らすことにより、デバッグの対象範囲が絞られ、プログラムの問題を容易に検出して切り離すことができるようになります。

たとえば、データ・ウィンドウでクラスに対してフィルタを作成し、必要なフィールドのみを表示することができます。これにより、画面が見やすくなり、関連するデータを簡単に見つけることができます。

「フィルタ対象クラス」リストでフィールドを表示または非表示にするには、次のようにします。

  1. データ関連デバッガ・ウィンドウを右クリックし、「フィルタの編集」を選択します。
    「<オブジェクト・タイプ>のフィルタの編集」を選択すると、この特定のクラスに対する「フィルタの編集」ダイアログに直接移動し、オブジェクトを展開したときに表示されるフィールドと表示されないフィールドを制御するフィルタを設定できます。
  2. 「フィルタの編集」ダイアログでは、任意のクラスのスーパークラス階層を簡単に移動しながら、各スーパークラスのフィルタを定義または更新できます。
    「フィルタ対象クラス」リストにクラスを追加するには、「追加」をクリックします。「クラス・ブラウザ」ダイアログが表示されます。ここからプロジェクトでアクセス可能なクラスを選択できます。
    「フィルタ対象クラス」リストから選択したクラスを削除するには、「削除」をクリックします。
  3. 「表示するフィールド」リストから「非表示にするフィールド」リストにフィルタを移動するには、矢印をクリックします。
  4. 終了したら「OK」をクリックします。
  5. このダイアログの詳細は、「ヘルプ」をクリックしてください。

関連項目

プロジェクトをデバッグ用に設定
JDeveloperでのデバッグ
デバッグ時のコード・エディタの使用方法
デバッガのウィンドウでプログラムの状態を確認する