デプロイメント・プロファイル設定 - 「リゾルバ」ページ
Loadjavaプロファイルはシンプル・アーカイブ・プロファイルと非常によく似ていますが、プロファイルの選択したコンテンツが、コマンドライン・ツールloadjavaを介して、Oracle9iデータベースにアップロードされる点が異なります。
このコマンドの詳細は、Oracle9iデータベース・ドキュメント・ライブラリで提供されている『Oracle9i Java Tools Reference』の第1章を参照してください。
- ロード後にクラスをコンパイルおよび解決する(-resolve)
- コマンドラインで指定するすべてのクラスをロードし、それらを無効とマークしてから解決します。このモードは、相互参照しているクラスを最初にロードする場合と、通常は、独立したクラスを再ロードする場合に使用します。このモードでは、すべてのクラスをロードし解決することによって、クラスがコマンドの実行で後からロードされるクラスを参照する場合に発生するエラー・メッセージを回避します。コマンドライン上のすべてのクラスがロードされた後で、クラス内の外部参照がコンパイルされ(必要な場合)、解決されます。
-resolve
を指定しない場合、loadjavaはファイルをロードしますが、コンパイルも解決も行いません。-resolve
オプションなしでJavaソースをデータベースにロードした場合、Oracle9iでは、実行中にクラスが必要になった時点で自動的にソースをコンパイルします。ソース・ファイルは、ソース・スキーマ・オブジェクトにロードされます。
- バイトコード・ベリファイアを無効にする(-noverify)
- クラスをロードする際のバイトコード検証を無効にします。このオプションを実行するには、
oracle.aurora.security.JServerPermission(Verifier)
を付与されている必要があります。
- 注意: デフォルトでは、このオプションは使用不可になっています。前述した「ロード後にクラスをコンパイルおよび解決する(-resolve)」オプションをチェックすると、自動的に使用可になります。
- カスタム・リゾルバ仕様を指定(-resolver)
- 新規にロードされたクラスにバインドされる、明示的なリゾルバ仕様を指定します。
-resolver
を指定しない場合、現行ユーザーのスキーマおよびPUBLICを含むデフォルトのリゾルバ仕様が使用されます。
-
- 他のクラスが依存クラスを使用する前に依存クラスをロード(-order)
- (デフォルトで選択。).java、.class、.sqlj、.ser、.jar、.zipおよびリソース・ファイル名を、任意の組合せでいくつでも、任意の順序で指定できます。ただし、このチェックボックスは、依存クラスを使用する他のクラスより前に依存クラスをロードする場合にチェックしてください。
関連項目
- LoadjavaおよびJavaストアド・プロシージャのデプロイメント・プロファイルの作成