IDEアクションについて

メニュー項目およびツールバー・アイコンなどの起動可能なユーザー・インタフェース要素は、IdeActionインスタンスであるアクションに関連付けられています。アクションはUI要素およびコマンド・クラス間のリンクの役割を果たし、メニュー項目を選択すると、コマンド・クラスのインスタンスが、現行コンテキストにより指示されたとおりに作成され、実行されます。

IdeActionクラスは、アクションのキャッシュを保持します。デフォルトUI要素のアクションは、このキャッシュから取得し、適用するか、または新しい拡張機能により拡張することができます。新しいコマンドを実装する拡張機能により、コマンドの新しいアクションを定義し、キャッシュに新しいアクションを追加できます。拡張機能のUI要素は、拡張機能が初期化される起動時に作成されます。各UI要素には、その拡張機能により定義された新しいアクション、またはキャッシュから取得された既存のアクションのいずれか1つが組み込まれます。可能であれば、新しい拡張機能に、Ideクラスで事前定義されているアクションを採用します。

アクションには、次の主要な役割およびプロパティがあります。


ユーザー・インタフェース・イベントについて
コンテキストについて
コマンドについて
コントローラについて
IDEアクションの更新について
IDEアクションの処理について

oracle.ide.Ide
oracle.ide.IdeAction
oracle.ide.addin.Command