スキーマが一致している場合、Oracle9i Lite使用時の制限事項に留意して、Oracle9i Liteで既存のビジネス・コンポーネントを実行できます。ビジネス・コンポーネントの再作成や、SQL文字列の修正は必要ありません。
Oracle9i の接続文字列を変更し、Oracle9i Lite接続を使用できるようにします。
URL = "jdbc:polite:POLITE"
user = "scott"
password = "tiger"
Oracle9i Liteでは、接続文字列として3つの引数が必要です。
ビュー・オブジェクトでJDBC形式のパラメータ・バインドを使用します。
ナビゲータの「ワークスペース」ノードの下にある、ビュー・オブジェクトを右クリックし、「編集」を選択します。
「問合せ」タブをクリックします。
「パラメータに"?"を使用」を選択します。
各オブジェクトについて、この処理を繰り返します。
Oracle9i Liteデータベースを使用できるようSQLBuilder
パラメータを変更します。これを実現するには、プロジェクトをローカルに変更するか、Oracle9i Liteの機能を他の開発者にも配布するか、Oracle9i LiteとOracle9i データベースを切り替えるかによって、異なる方法を使用します。
ローカル・プロジェクト: プロジェクトをローカルに変更する場合は、bc4j.properties
という名前のファイルを作成し、このファイルをプロジェクトの作業ディレクトリ(「プロジェクトの設定」ダイアログの「パス」タブの「出力ディレクトリ」フィールドで指定したディレクトリ)に定義します。作成するファイルには、必ず次の行を含めます。
jbo.SQLBuilder=OLite
配布プロジェクト: Oracle9i Liteの機能を他の開発者にも配布する場合は、OracleホームのBC4J¥lib
ディレクトリのoracle¥jbo¥server¥jboserver.properties
ファイル(bc4jmt.jar
内)を編集し、SQLBuilder
パラメータを設定します。
データベースの切替え: Oracle9i LiteとOracle9i データベースを切り替える場合は、「プロジェクトの設定」ダイアログ・ボックスの「実行」タブの「Javaオプション」フィールドで、-D
フラグを使用してSQLBuilder
パラメータを指定します。
-Djbo.SQLBuilder=OLite
「プロジェクトの設定」ダイアログ・ボックスの「ライブラリ」タブに、次のJavaライブラリを追加します。
Oracle9i Lite
JBO Generic Domains
注意: デフォルトでは、JDeveloperによって、C:\orant\
を指すOracle9i Lite
ライブラリがインストールされます。ただし、別の場所にOracle9i Liteをインストールした場合は、Oracle9i Liteを使用するようにライブラリを変更する必要があります。
次のライブラリが存在する場合は、リストからライブラリを削除し、プロジェクトで競合するドメインの実装が使用されないようにします。
JBO Oracle Domains
Oracle9i JDBC