モデル化された実現について

UMLでは、モデル化されたJavaインタフェースを実装する(具体的な)Javaクラスを、実現という関係によって指定します。これは、実装するJavaクラスではimplementsキーワードとして生成されます。クラス図における実現関係は、実装されるインタフェース・クラスへ向けた、先端の白い破線矢印で表します。

実現されたインタフェースを、モデル化された別のインタフェースにより汎化した場合、これは実現されたインタフェースに対して生成されるJavaソース・コードに反映されます。

インタフェースを実装するクラスでは、そのインタフェースの一部またはすべての抽象操作の実装が可能です。あるクラスがインタフェースの操作を部分的にしか実装しない場合でも、そのクラスは抽象として定義されます。

注意: 実際に実装する場合は、JavaインタフェースからJavaクラスへ操作シグネチャをドラッグ・アンド・ドロップできます。

ダイアグラムでの表示
生成されたJavaコード
Example showing a realization relationship drawn from a Java class called Order to an interface called OrderObservable.

package orderEntry;

public class Order implements orderEntry.OrderObservable
{
...


関連項目

実現のモデル化

Javaインタフェースのモデル化

Javaクラスのモデル化