WebサービスのOracle9i リリース2 SOAPサーバーへのデプロイ
JavaクラスまたはEJBに基づくSOAP Webサービスを、JARファイルとしてOracle9iリリース2 SOAPサーバーに迅速にデプロイできます。
最初に、デプロイメント・プロファイルを作成し、Webサービスを実装するためのファイルを含むJARファイルのデプロイ先を指定します。次に、Webサービスをその場所にデプロイします。
Webサービスをデプロイするには、次のようにします。
- ナビゲータで、Webサービスが含まれるプロジェクトを選択します。
- 「ファイル」->「新規」を選択し、「新規」ギャラリを開きます。
- 「カテゴリ」リストで「General」を開き、「Deployment Profiles」を選択します。
- 「項目」リストで、「JARファイル」-「シンプル・アーカイブ」をダブルクリックして「デプロイメント・プロファイルの保存」-「シンプル・アーカイブ」ダイアログを開きます。
- アーカイブのデプロイメント・プロファイルの場所を指定し、「保存」をクリックします。
.deploy
というファイル名拡張子が付けられたデプロイメント・プロファイルが指定した場所に保存され、「JARデプロイメント・プロファイル設定」ダイアログが開きます。
- 「JARオプション」を選択し、
<jdev_install>/soap/webapps/soap/soap/WEB-INF/lib
の場所を参照します。<jdev_install>
は、JDeveloperをインストールしたフォルダです。
これにより、JARがクラスパスにデプロイされるため、SOAPサーバーを再起動する必要はありません。
JARファイルには別の場所を指定できます。その場合は、JARファイルを前述の場所に手動でコピーするか、アプリケーション・サーバーのクラスパスに新規の場所を追加し、SOAPサーバーを停止および再起動する必要があります。
- 「開く」をクリックして場所を選択し、「JARデプロイメント・プロファイル設定」ダイアログに戻ります。
- 「OK」をクリックし、選択した場所にJARファイルをデプロイします。
- ナビゲータでデプロイメント・プロファイルを選択して右クリックし、「JARファイルにデプロイ」を選択します。ログ・ウィンドウに、デプロイメントの結果が表示されます。
これで、JARファイルの作成と、適切な場所へのデプロイが完了しました。JARファイルを登録し、SOAPサーバーで認識できるようにする必要があります。「SOAP Webサービスの登録」を参照してください。
シンプルJARファイルの作成およびデプロイの詳細は、「シンプル・アーカイブのファイル・システムへのデプロイ」を参照してください。
関連項目
SOAP Webサービスの開発