ステップ6: 更新およびコミット

Previous topic
前へ
Next topic
次へ

ビジネス・コンポーネント・バッチ・クライアント・チュートリアルのこのステップでは、すべての顧客の注文のステータスを更新し、データベースに対するこの変更をコミットします。

このステップを完了する前に、顧客の注文を取得したことを確認してください。

各注文のステータスを更新し、その変更をコミットするには、次のようにします。

  1. whileループの中で、OrderIdおよびOrderDateを表示するコードのすぐ後ろに次のコードを追加します。
    
    show("      Setting Status to 2:  Canceled - bad credit");
    row_Order.setAttribute("OrderStatus", new Number(2));

    OrderStatusには、int型ではなく属性タイプに合ったoracle.jbo.domain.Numberが割り当てられています。ビジネス・コンポーネントの属性は、プリミティブ・データ型ではなく、オブジェクト・データ型である必要があります。

  2. whileブロックのすぐ後ろに次のコードを入力します。
    
    am_Ord.getTransaction().commit();

    このアプリケーション・モジュールにはTransactionオブジェクトがあり、getTransaction()を返します。このオブジェクトは、変更をコミットまたはロールバックするのに使用できます。

これで、バッチ・クライアントは完成です。

完成したバッチ・クライアントを実行し、保存するには、次のようにします。

  1. 「実行」->「batchclient.jprの実行」を選択します。
  2. メッセージ・ビューにプログラムの出力が表示されます。

  3. 「ファイル」->「すべて保存」を選択し、プロジェクトを保存します。

おめでとうございます。ビジネス・コンポーネント・バッチ・クライアント・チュートリアルがすべて完了しました。学習した概念およびテクニックを簡単に振り返るには、「習得事項の確認」を参照してください。JDeveloperのドキュメント・セットにあるその他のチュートリアルについては、「JDeveloperチュートリアル」を参照してください。