TCPパケット・モニターの使用

TCPパケット・モニターを使用すると、JDeveloperでTCPのリクエスト・パケットとレスポンス・パケットを監視できます。パケット・モニターを起動すると、すべてのTCPデータが中間ポートを経由して本来のプロキシ(定義されている場合)に送信されるように、JDeveloperのプロキシ設定が更新されます。プロキシ設定は、TCPパケット・モニターをオフにするか、JDeveloperを終了すると元に戻ります。また、TCPパケット・モニターは、JDeveloperのプロキシ設定をオフにしている場合でも動作します。

TCPパケット・モニターを使用すると、TCPパケットの内容を詳しく調べる他に、プログラムを変更せずにネットワーク・トラフィックを調べてデバッグに利用できます。TCPのリクエストとレスポンスのペアからリクエスト・パケットを編集して、同じホストに再送信できます。

このセクションでは、TCPパケット・モニターの使用方法について次の項目を説明します。

特定の環境におけるTCPパケット・モニターの使用の詳細は、「WebサービスでのTCPパケット・モニターの使用」を参照してください。