プロジェクトのCodeCoach処理
CodeCoachツールは、より高品質でパフォーマンスの高いコードの開発における通常の処理に役立てるために開発されました。CodeCoachがこれらの作業を支援するため、Javaを初めて使用するユーザーか習熟したプログラマであるかにかかわらず、効率的なJavaプログラムを迅速かつ簡単に開発できます。
CodeCoachを使用した作業は、開発プロセスでの現在の段階、実行しようとしている作業、および指定した実行でCodeCoachから返されるアドバイスの種類などにより実行される反復的な処理です。
通常、CodeCoachを使用するには、次のようにします。
- CodeCoachを実行する、および除外するクラスを決定します。
- プログラムで実行するCodeCoachテストのタイプを決定します。
- IDEまたはコマンドラインから、評価するプログラムをCodeCoachに指示し、ツールを開始します。
- 提案されたアドバイスを確認します。CodeCoachをIDEから実行している場合は、ログ・ウィンドウの「CodeCoach」タブの下にこのアドバイスが表示されます。コマンドラインから作業している場合、このアドバイスは標準出力として返され、選択した場合リダイレクトすることができます。
- プロジェクト・レベルでは、コマンドラインまたはIDEからCodeCoachアドバイスを調整します。
CodeCoachに精通してくると、プログラムで実行する前にこれらの決定を的確に行えるようになります。
- オプションとして、ソース・コードにプラグマを直接挿入することにより、ファイル、クラスまたはメソッド・レベルでCodeCoachアドバイスを調整できます。
プロジェクト・レベルの調整と同様に、CodeCoachに精通してくると、実行する前にこれらの決定を的確に行えるようになります。
- プログラムに対してCodeCoachを再実行します。
- CodeCoachをIDEから実行している場合は、アドバイス・リスト内の特定のメッセージに対してログ・ウィンドウのポップアップ・メニューを使用し、コードに直接単純な修正を適用することや、特定のタイプのメッセージを非表示にすることができます。この機能は、IDEでのみ使用できます。
関連項目
CodeCoachについて
CodeCoachアドバイスのカスタマイズについて
プラグマについて
埋込みOC4Jサーバーについて
埋込みOC4Jサーバーへデプロイするためのプロジェクトの構成
ウィザードを使用したリモート・デバッグ・プロジェクトの作成