スキーマが一致している場合、制限事項に留意して、業界標準に準拠したデータベースで既存のビジネス・コンポーネントを実行できます。ビジネス・コンポーネントの再作成や、SQL文字列の修正は必要ありません。
Oracleの接続文字列を変更し、一般的なSQL接続を使用できるようにします。
URL = "jdbc:odbc:db_name"
user = "scott"
password = "tiger"
接続文字列として、3つの引数を使用することに注意してください。
ビュー・オブジェクトでJDBC形式のパラメータ・バインドを使用します。
ナビゲータの「ワークスペース」ノードの下にある、ビュー・オブジェクトを右クリックし、「編集」を選択します。
「問合せ」タブをクリックします。
「パラメータに"?"を使用」を選択します。
各オブジェクトについて、この処理を繰り返します。
汎用データベースを使用できるようSQLBuilder
パラメータを変更します。このステップを完了するには、プロジェクトをローカルに変更するか、汎用データベースの機能を他の開発者にも配布するか、Oracle9i と汎用データベースを切り替えるかによって、異なる方法を使用します。
ローカル・プロジェクト: プロジェクトをローカルに変更する場合は、bc4j.properties
という名前のファイルを作成し、このファイルをプロジェクトの作業ディレクトリ(「プロジェクトの設定」ダイアログの「パス」タブの「出力ディレクトリ」フィールドで指定したディレクトリ)に定義します。作成するファイルには、必ず次の行を含めます。
jbo.SQLBuilder=SQL92
配布プロジェクト: 汎用データベースの機能を他の開発者にも配布する場合は、OracleホームのBC4J¥lib
ディレクトリのoracle/jbo/server/jboserver.properties
ファイル(bc4jmt.jar
内)を編集し、SQLBuilder
パラメータを設定します。
データベースの切替え: Oracle9i と汎用データベースを切り替える場合は、「プロジェクトの設定」ダイアログ・ボックスの「実行」タブの「Javaオプション」フィールドで、-D
フラグを使用してSQLBuilder
パラメータを指定します。
-Djbo.SQLBuilder=SQL92
「プロジェクトの設定」ダイアログ・ボックスの「ライブラリ」タブに、次のJavaライブラリを追加します。
JDBC実装BC4J Generic Domains
次のライブラリが存在する場合は、リストからライブラリを削除し、プロジェクトで競合するドメインの実装が使用されないようにします。
JBO Oracle Domains
Oracle9i JDBC