JDeveloperでは、JMS宛先との間でメッセージの送受信を行うWebサービスを作成できます。1つの方法としては、JMS宛先でメッセージをリスニングし、メッセージの内容に応じて動作するMessage-Driven Bean(MDB)(Enterprise JavaBeanの1タイプ)からJMS Webサービスを作成します。
各JMS Webサービスは、JMSの特定の宛先との間で、あるいは宛先のペアとの間でメッセージを送受信するように構成されます。JMS Webサービスでは次の処理が可能です。
1つのサービスで、両方の処理を行えます。また、すべてのサービスにおいて、送信処理と受信処理を同じJMS宛先に対して実行するかどうかを選択できます。送信処理と受信処理の対象が同じ宛先でない場合は、送信処理によって、応答の受信元となるJMS宛先を指定するJMSプロパティが送信メッセージに設定されます。
JMS Webサービスは、Oracle9iAS Containers for J2EE(OC4J)およびOracle9i Application Server(Oracle9iAS)にデプロイできます。
JMSの詳細は、Oracle9i Application Serverリリース2のドキュメント・セットに含まれている『Oracle9iAS Containers for J2EEサービス・ガイド』の第11章を参照してください。このマニュアルは、Oracle Technology Network Japan(OTN-J)のWebサイトhttp://otn.oracle.co.jp/document/products/oc4j/
からも参照できます。
Enterprise JavaBeansのタイプ
Oracle9i Application Serverへのデプロイについて
Webサービスのデプロイ方法