JDeveloperには、Java AWTの標準であるBorderLayout
、FlowLayout
、GridLayout
、CardLayout
およびGridBagLayout
のレイアウト・マネージャが用意されています。Swingの場合は、BoxLayout2
およびOverLayout2
が含まれています。
JDeveloperには、次の3つのカスタム・レイアウトも用意されています。
XYLayout
は、コンテナに入れたコンポーネントを元のサイズと位置(x座標とy座標)で保持します。PaneLayout
は、SplitPanel
コンロトールで使用されます。VerticalFlowLayout
は、FlowLayout
と非常によく似ていますが、コンポーネントを水平ではなく垂直に並べる点が異なります。独自のカスタム・レイアウトを作成することも、sun.awt
クラスにあるような他のレイアウト、あるいは多くがWeb上でパブリック・ドメインとして公開されているサード・パーティ製のレイアウト・マネージャを使用することもできます。UIエディタでカスタム・レイアウトを使用する場合、UIエディタでレイアウトが使用できるよう、Javaのヘルパー・クラス・ファイルが必要になることがあります。
JDeveloperのレイアウト・クラスの詳細は、次の各トピックで説明します。
大部分のUI設計では、異なるレイアウト・パネルを互いにネストすることにより、レイアウトを組み合せて使用します。