Oracle9i SCM内のファイル・バージョンのマージ

Oracle9i SCM内のファイル・バージョンをマージするには、マージするファイルをすべてチェックインする必要があります。ファイル・バージョンを統合ブランチにマージする場合は、プライベート・ブランチを終了します。プライベート・ブランチの終了の詳細は、「Oracle9i SCMでのプライベート・ブランチの終了」を参照してください。

特定のファイル・タイプをマージする場合は、Oracle9i SCMリポジトリ管理者により、各ファイル・タイプがOracle9i SCMリポジトリ・ファイル・レジストリにテキスト・ファイルとして登録されている必要があります。ファイルがマージされる際にテキスト・ファイルとして登録されていない場合、チェックインされているバージョンをチェックアウトされているバージョンにコピーするバイナリ・マージが実行されます。

テキスト・ファイルとして登録できるファイルの例を、次に示します。

ファイル・バージョンのマージは、一般に次の目的で行います。

Oracle9i SCM内のファイル・バージョンをマージするには、次のようにします。

  1. 「ファイル」->「ソース・コントロール」->「マージ・ファイル・バージョン」を選択します。

  2. 「初期画面」ページで「次へ」をクリックします。

  3. マージのソースを選択します。ブランチ、ワークエリアまたはコンフィグレーションを選択できます。

  4. 「次へ」をクリックします。

  5. ターゲットのワークエリアを選択し、「次へ」をクリックします。

  6. 「サマリー」ページで設定を確認し、「終了」をクリックします。

  7. JDeveloperにより、変更のあったすべてのファイルに対して、ソースからターゲットへのマージが自動的に試行されます。自動的にマージされなかったファイルは、Oracle9i SCMのマージ・ツールを使用して手動でマージできます。

  8. マージされたファイルはチェックアウトされたままです。ファイルが正常にマージされたことを確認してから、それらのファイルをナビゲータ・ペインからチェックインします。ファイルがファイル・システム上にない場合は、Oracle9i SCMクライアントでRepository Object Navigatorを使用してチェックインします。


Oracle9i SCM内のファイルの比較

Oracle9i SCMでのプライベート・ブランチの終了

マージ・ウィンドウについて