<textInput>要素
ネームスペース:  http://xmlns.oracle.com/uix/ui
派生元:  <ui:formElement>要素
グループ:  UIX Components
要素の型:  UINode

<textInput>要素は、ブラウザ入力テキスト項目を作成します。

構文
<textInput
    [ columns="unsignedInt" ]
    [ maximumLength="unsignedInt" ]
    [ onChange="string" ]
    [ onSelect="string" ]
    [ required="ui:requiredType" ]
    [ rows="unsignedInt" ]
    [ secret="boolean" ]
    [ text="string" ]
    [ wrap="ui:wrap" ]
    [ data:onBlurValidater ="data binding to oracle.cabo.ui.validate.ClientValidater" ]
    [ data:onSubmitValidater ="data binding to oracle.cabo.ui.validate.ClientValidater" ]
>
   <onBlurValidater> </onBlurValidater>
   <onSubmitValidater> </onSubmitValidater>
</textInput>

注意: 
  • この要素は派生元要素のすべての属性と子要素を持つことができます。
  • data:で始まる属性は、実際には要素となります。data:は、その属性構文がデータ・バインドせずに使用されることがないことを示しています。

  • 説明

    <textInput>要素は、ブラウザ入力テキスト項目を作成します。行数により、このコントロールはテキストフィールド(単一行コントロールの場合)またはテキスト領域(複数行コントロールの場合)のいずれかにマップされます。パスワードなど、表示中に入力をユーザーから隠す必要がある場合、secretプロパティが使用されます。


    デフォルトのテキストを持つ簡単なテキスト入力ボックス。

       <form name="myform" method="GET">
        <contents>
         <textInput text="Some text " name="textbtn1"/>
        </contents>
       </form>

    非表示の入力テキストが入る長さ25文字のテキスト・ボックスを示す、より興味深い例。

       <form name="myform" method="GET">
        <contents>
         <textInput name="SecretTextVar"
                    columns="25"
                    required="no"
                    secret="true"
                    text="secret text:"/>
        </contents>
       </form>

    折り返された入力テキスト3行が表示される、垂直スクロールバー付きのテキスト入力ボックス。テキストが変更された場合、アラートが表示されます。

       <form name="myform" method="GET">
        <contents>
         <textInput name="ChangeNotifiedTextBox"
                    rows="3"
                    wrap="soft"
                    onChange="alert('ChangeNotifiedTextBox has changed.')"
                    text="Alert on change."/>
        </contents>
       </form>

    属性

    説明
    columns テキスト・コントロールに表示する列数。値が指定されていない場合、デフォルトの30列が使用されます。1列は、ブラウザの現行表示フォントの約1文字に相当します。
    unsignedInt
    maximumLength テキスト・コントロールに入力できる1行当たりの最大文字数。この値は、表示される列とは無関係であることに注意してください。
    unsignedInt
    onChange 値が変更された場合のイベント・ハンドラ。
    string
    onSelect テキストが選択された場合のイベント・ハンドラ。
    string
    required 関連付けられたコントロールにユーザー入力が必要かどうか。次の3つの値を指定できます。
    • "yes"

      このフィールドにはユーザー入力が必要で、しかも設定されたバリデータが検証に成功する必要があります。

    • "no"

      このフィールドは空か、または設定されたバリデータが検証に成功する必要があるかのいずれかです。

    • "validaterOnly"

      設定されたバリデータが検証に成功する必要があります。したがって、検証の成功はバリデータにのみ依存し、テキストがこのフィールドに入力されているかどうかは関係ありません。

    これらはTextInputBeanに設定されたClientValidaterと対話して、フィールドの検証に成功したかまたは失敗したかを判断します。

    この属性のデフォルトはnoです。


    ui:requiredType
    rows テキスト・コントロールに表示する行数。デフォルトは1です。複数行に設定すると、secretなどの一部の属性が使用できなくなります。
    unsignedInt
    secret 単一行テキスト・コントロールに対してのみ適用されるブール値。trueに設定されている場合、ユーザーが入力したテキストの実際の値を隠します。
    boolean
    text 入力フィールドのテキスト値。
    string
    wrap 複数行テキスト・コントロールで使用されるテキスト折返しのタイプ。この属性は単一行コントロールでは無視されます。デフォルトでは、複数行テキストは列の端では折り返されず、かわりに横にスクロールします。この属性の値をsoftに設定すると、テキストは見た目には折り返されますが、値に改行は含まれません。hardに設定すると、テキストの値に行の折返しに必要な改行を含めることを指定します。
    ui:wrap

    子要素

    説明 必須 組込み可能な数
    <onBlurValidater> TextInputBeanがキーボード・フォーカスを失った場合に、クライアント上で起動するClientValidater。
    いいえ 1
    <onSubmitValidater> TextInputBeanを含むフォームが送信された場合に、クライアント上で起動するClientValidater。
    いいえ 1