ステップ6: データ・バインドされたJClientフォームの変更

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このステップでは、UIエディタでのJClientフォームの変更方法を説明します。また、プロパティ・インスペクタを使用して、標準のSwingコンポーネントをJClientデータ・モデルにバインドする方法についても説明します。

UIエディタでSwingコンポーネントをJClientフォームに追加するには、次のようにします。

  1. ナビゲータで「PanelOrdersView1.java」ファイルを右クリックし、「UIエディタ」を選択します。

    UIエディタが開き、パネルが表示され、Swingコンポーネント・パレットが選択されます。

  2. Swingコンポーネント・パレットを表示し、コンポーネント・パレットで「JTextField」アイコン(jtextfield icon)をクリックして、UIエディタに表示されたPanelOrdersView1.javaのパネル内をクリックし、このコンポーネントを既存のテキスト・フィールドのすぐ上に追加します。
  3. UIエディタで新しいテキスト・フィールド要素を選択し、プロパティ・インスペクタで「document」プロパティを探し、そのフィールドをクリックして使用可能なモデルのリストを表示します。「JClient属性バインド」を選択して、JClientモデル用に「document」プロパティ・エディタを開きます。

    注意: 「document」プロパティは、JTextFieldコントロールでのJClientバインドの設定にのみ使用されます。他のSwingコンポーネントをバインドする場合は、「model」プロパティを使用します。

  4. プロパティ・インスペクタから、「OrdersView1」ビュー・オブジェクトを選択し、属性リストから「OrderId」を選択します。
  5. 「OK」をクリックしてOrdersView1.OrderIdデータ定義を使用して「document」プロパティを更新します。
  6. 「ファイル」->「すべて保存」を選択し、すべてのファイルを保存します。
  7. 「プロジェクト」->「再ビルド JClientProject.jpr」を選択し、ファイルをコンパイルします。
  8. ナビゲータで「FormOrdersView1OrderItemsView1」クラスを右クリックし、「FormOrdersView1OrderItemsView1.javaの実行」を選択してアプリケーションを実行します。

    JClientアプリケーションが表示され、そこに新しくデータをバインドした注文IDのテキスト・フィールドが表示されます。

  9. アプリケーション・ウィンドウを閉じるか、または「実行」->「終了」->「JClientProject.jpr」を選択します。

次の「ステップ7: ビジネス・コンポーネント用のUIプロパティの編集」では、フォームで表示されるビジネス・コンポーネント属性のUIをカスタマイズする方法を説明します。