ステップ3: クラス図の作成

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このステップでは、OE8スキーマのUMLクラス図を作成します。これにより、オブジェクトおよびオブジェクト間の関係を確認できます。このステップでは、デフォルトで生成されるビジネス・コンポーネント(各表に対するエンティティ・オブジェクトおよび各関係に対する関連)を含むビジネス・コンポーネント・パッケージも作成します。

クラス図を生成するには、次のようにします。

  1. プロジェクト・ノード(「bc.jpr」)を右クリックし、ポップアップ・メニューから「UMLダイアグラムの作成」を選択します。
  2. 「新規」ダイアログで「Class Diagram」を選択し、「OK」をクリックします。
  3. 「新規Class Diagramの作成」ダイアログ・ボックスで名前にoe_diagramと入力し、「OK」をクリックします。
    空白のクラス図ペインが右側に表示されます。
  4. システム・ナビゲータで「CUSTOMERS」表をクリックし、ドラッグしてクラス図にドロップします。
  5. 「表から作成」ダイアログで、「ビジネス・コンポーネントのエンティティ・オブジェクト」を選択し、「OK」をクリックします。
    UMLクラス図が作成されている間、少し待つことがあります。
  6. 同様に、「ORDER_ITEMS」および「ORDERS」をドラッグ・アンド・ドロップします。

クラス図が完成すると、下図のエンティティ・オブジェクトおよび関連が追加されているはずです。(エンティティ・オブジェクトの位置およびサイズを調整して、体裁を整えることができます。)

システム・ナビゲータに、「onlineOrders」という名前のパッケージ・ノードが新しく2つ作成されています。最初のノードにはクラス図が含まれ、2つ目のノードにはビジネス・コンポーネントが含まれます。このチュートリアルではクラス図をこれ以上使用しないので、一番上のノードを閉じてもかまいません。

上の図では、CustAddressTypeもデフォルトで生成されています。このオブジェクトは、ビジネス・コンポーネント・ドメインです。ドメインはカスタム・データ型ですが、このチュートリアルでは説明しません。

このステップではクラス図を作成しました。また、これによりビジネス・コンポーネントも生成されました。ビジネス・ロジック層には、データを保持(格納)するために必要なコンポーネントがすべて含まれますが、UIによりアクセス可能なコンポーネント、ビュー・オブジェクトも必要です。

次のステップでは、ビュー・オブジェクトを作成します。