JavaBeansの開発

JavaBeans(または単にBean)とは再利用可能なソフトウェア・コンポーネントで、Javaのアプレットおよびアプリケーションを作成する際に構成ブロックとして使用できます。

JavaBeansコンポーネント・モデルの詳細とSun社から仕様をダウンロードするためのURLは、「JavaBeansについて」を参照してください。

次のトピックでは、JavaBeansを開発する際に行う一般的な処理の概要を説明しています。

トピック・タイトルトピックの内容
JavaBeansの作成 「新規Bean」ダイアログを使用して新規に空のBeanを作成、またはJavaBeansのコンポーネント・モデルの要件を満たすよう既存クラスを拡張します。
クラス・エディタを使用したフィールドの作成および変更 クラス・エディタを使用して、Beanのフィールドを定義します。
クラス・エディタを使用したメソッドの作成および変更 クラス・エディタを使用して、Beanのメソッドを定義します。
クラス・エディタを使用したイベントの作成および変更 クラス・エディタを使用して、Beanですべての登録済リスナー(ターゲット)に対して起動するイベント(ソース)を定義します。
クラス・エディタを使用したプロパティのアクセッサ・メソッドの作成および変更 クラス・エディタを使用して、Beanのアクセッサ・メソッドを定義します。
BeanInfoクラスの作成方法 オプション。BeanInfoクラスを作成して、JavaBeansに関する情報を明示的にJDeveloperに提供します。
BeanInfoクラスを使用したJavaBeansのカスタマイズ方法

アイコン、公開されるプロパティおよびイベントなど、関連するメタデータを作成および修正してBeanをカスタマイズします。

プロパティ・エディタの作成方法 オプション。プロパティ・エディタを作成して、設計時にユーザーがBeanのプロパティを変更できるようにします。プロパティ・エディタはJDeveloperのプロパティ・インスペクタと連動するため、プロパティを個別に変更できます。
カスタマイザの作成 オプション。カスタマイザを作成して、設計時にユーザーがBeanのプロパティを変更できるようにします。カスタマイザにより、1つのインタフェースから複数の設定を変更できます。
BeanInfoクラスへのプロパティ・エディタの登録 プロパティ・エディタで必須。作成したプロパティ・エディタは、BeanInfoクラスへ登録するまでJDeveloperに認識されません。
BeanInfoクラスへのカスタマイザの登録 カスタマイザで必須。作成したカスタマイザは、BeanInfoクラスへ登録するまでJDeveloperに認識されません。

 


JavaBeansについて
JavaBeansのプロパティについて
JavaBeansのメソッドについて
JavaBeansのイベントについて
JavaBeansのイベント・セットについて
イベント処理について

BeanInfoクラスについて
JavaBeansのプロパティ、メソッドおよびイベントのチューニングについて
JavaBeansのイントロスペクションについて
プロパティ・エディタについて
カスタマイザについて