ダイアグラムへの要素の追加

ビジネス・コンポーネント、Enterprise JavaBeans、Webサービス、既存のJavaライブラリのクラスおよびモデル要素をダイアグラムに追加できます。

クラスは、コンパイル済のJavaクラス・ファイルからでも、Javaソース・ファイルからでもダイアグラムに含めることが可能です。Javaソース・ファイルをダイアグラムに含めた場合、Javaソース・ファイルはモデル化されたJavaクラスとしてダイアグラム上に表示されます。これはクラス定義からリバース・エンジニアリングされたもので、ソース・ファイルと同期化されています。コンパイル済のクラス・ファイルからクラスを追加した場合、ダイアグラム上にモデル化されたJavaクラスは、追加したクラスを読取り専用で表示したものになります。

アクティビティ図では、遷移、擬似状態、サブアクティビティ状態またはその他のセカンダリ要素を再利用できません。また、オブジェクト・フロー状態も再利用できませんが、元となる状態の分類子を再利用して、それに対するオブジェクト・フロー状態を新規に作成することは可能です。アクティビティの場合、接尾辞(reuse)が名前に付けられます。たとえば、Ship Order(reuse)のようになります。

注意: アクティビティ図にはアクティビティ・モデル要素のみを、クラス図にはクラス・モデル要素のみを含めることができます。

ダイアグラムに含めることのできるモデル要素のリストは、プロジェクト設定の「モデル・パス」から導出されます。詳細は、「モデル化のためのプロジェクトの構成」を参照してください。ダイアグラムに含めることのできるライブラリ要素のリストは、プロジェクトの「ソースパス」または「クラスパス」から導出されます。

ダイアグラムに要素を追加するには、次のようにします。

  1. ナビゲータ・ペインに表示されている要素から、追加する要素を選択し、ダイアグラムにドラッグします。

    または

    モデルから要素を追加するダイアグラム上を右クリックし、「ダイアグラムに追加」を選択します。

    または

    モデルから要素を追加するダイアグラム上をクリックし、「モデル」->「ダイアグラムに追加」を選択します。

  2. ダイアグラムに含める要素を選択します。

  3. 「OK」をクリックします。


関連項目

ダイアグラムのレイアウトの基本
ダイアグラム要素の移動
モデル化のためのプロジェクトの構成