逆方向生成の準備

通常は、逆方向生成を行う前に、次のタスクを実行します。

  1. ビジネス要件に基づいて、データベース表(およびビューシノニムスナップショット)を定義します。既存のレガシー表がある場合は、(可能であれば)1つの表につきエンティティが1つ存在するよう、レガシー表を構築します。

  2. デフォルトのエンティティ・オブジェクトおよびAssociationを作成するか、エンティティ・オブジェクトおよびAssociationを個別に定義するか、両者を組み合せるかを決定します。必要な場合は、カスタム・ドメインを作成します。

    データベースのデータ型がSQLで、ビジネス・ロジック層の型がJavaであるため、Business Components for Javaでは、次の場合に型を変換する必要があります。

注意: JDeveloperのUMLのクラス図で、表定義からエンティティ・オブジェクトを逆方向生成できます。詳細は、「ビジネス・コンポーネントのモデル化」を参照してください。

この手順を完了すると、表からエンティティ・オブジェクトおよびAssociationを作成する準備が整います。

オプションとしてフレームワーク・ベース・クラスをカスタマイズし、多数のビジネス・コンポーネントの動作を指定します。カスタマイズは、ビジネス・コンポーネントを作成する前に開始できます。


関連項目
属性のデータ型としてのドメインの使用
エンティティ属性のデータベース順序からの移入
ドメイン・ウィザード - 「初期画面」ページ
ドメインの編集
Oracleオブジェクトをビジネス・コンポーネントとして表現する方法
エンティティ・オブジェクトおよびデータベース・トリガーの連携
開発プロセスについて
エンティティ・オブジェクト、Associationおよびデータベース表の生成について
逆方向生成について
エンティティ・オブジェクトとは
エンティティ属性とは
ビジネス・コンポーネントのデータ型