ビジネス・コンポーネント・プロジェクトのためのJUnitテストの作成
JUnitビジネス・コンポーネント・テスト・アプリケーションは、汎用Javaテスト・アプリケーションに類似しており、次のコンポーネントで構成されます。
- 1つ以上のテスト・ケース。テスト・ケースはテスト対象のメソッドをコールし、予想される結果についてのアサーションを作成します。ビジネス・コンポーネントのテスト・ケースでは、ビュー・オブジェクトのデータ検証、横断および更新をテストします。ウィザードで生成されるテスト・ケース・クラスの名前には、「Test」が付きます。
- テスト・フィクスチャ。テストを実行するためのデータを提供します。ビジネス・コンポーネントのテスト・フィクスチャは、アプリケーション・モジュールからビュー・オブジェクトにアクセスします。ウィザードで生成されるテスト・フィクスチャ・クラスの名前には、「Fixture」が付きます。
- テスト・スイート。テスト・ケースをコールします。ウィザードで生成されるテスト・スイート・クラスの名前には、「AllTests」が付きます。
- ランナー。テスト・スイートをコールし、テストの結果を比較および表示します。
ビジネス・コンポーネント・プロジェクトのためのJUnitテストを作成するには、次のようにします。
- ビジネス・コンポーネント・プロジェクトを作成します。
- 次のようにして、テスト・クラスを作成します。
- ナビゲータで、プロジェクトを選択します。
- 「ファイル」->「新規」を選択し、「新規」ギャラリを開きます。
- 「カテゴリ」ツリーで「General」を開き、「Unit Tests(JUnit)」を選択します。
- 「項目」リストで、ビジネス・コンポーネントのいずれかのウィザードを選択します。
- テスト・スイート、テスト・フィクスチャおよびテスト・ケース・クラスから構成されるテスト全体を作成するには、「Business Components Test Suite」を選択します。
- テスト・スイートおよびテスト・フィクスチャ・クラスのみを作成するには、「Business Components Test Fixture」を選択します。このウィザードを使用する場合は、独自にテスト・ケース・クラスを作成する必要があります。
- 「OK」をクリックしてウィザードを起動し、指示に従ってテスト・クラスを作成します。詳細は、[F1]を押すか、ダイアログ内で「ヘルプ」をクリックしてください。
- テスト・ケース・クラスのtestAccess()メソッドを、実行するテストの用途に合せて編集します。
- 必要に応じ、さらにテスト・ケース・クラスを作成してテスト・スイートに追加します。
- 次のようにして、プロジェクトをビルドします。
- ナビゲータで、プロジェクトを右クリックします。
- 「再ビルド <プロジェクト名>」を選択します。
関連項目
JUnitによるユニット・テスト
汎用JavaプロジェクトのためのJUnitテストの作成
JUnitテスト・ケースの作成
JUnitテスト・スイートの実行