Business Components for Java(BC4J)のデプロイについて

JDeveloperでのJavaのビジネス・コンポーネントのデプロイには、次の3つの主要ステップを実行する必要があります。

  1. ターゲット・アプリケーション・サーバーが、BC4Jの前提条件の次のいずれかであることを確認します。スタンドアロンOC4JおよびOracle9iASまたはWebLogic
  2. BC4Jアプリケーションのデプロイメント・プロファイルを作成します。
  3. デプロイメント・プロファイルをデプロイします。
    1. ローカル・クライアント・アプリケーションのデプロイ
    2. BC4J Webアプリケーションのデプロイ
    3. BC4JのEJBセッションBeanとしてのデプロイ
    4. CORBAオブジェクトのVisiBrokerへのデプロイ

ビジネス・コンポーネントをJ2EE Webモジュールとしてデプロイするとき、ビジネス・コンポーネントは、クライアント・コードでアクセスできるJ2EE Webアーカイブ(WAR)ファイルとしてパッケージされます。J2EE Webモジュールとしてのデプロイは、特に高速共有マシンで実行されるクライアント・コード(JavaServer Pagesおよびサーブレットなど)に適しています。

CORBAサーバー・オブジェクトまたはEJBセッションBeanとしてデプロイされる場合、ビジネス・コンポーネントは、クライアント・プログラムとは別の層(中間層)で実行されます。たとえば、CORBAオブジェクトはVisiBrokerサーバーで実行され、EJBセッションBeanはOracle9iASなどのEJBサーバーで実行されます。

デプロイメント時には、アプリケーション・モジュールをクライアント・コードで使用できるよう(リモート対応)にしておく必要があります。JDeveloperでは、デプロイメント・プロファイルをBusiness Componentsデプロイメント・プロファイル・ウィザードの「ステップ3/3: AppModules」で作成すると、アプリケーション・モジュールを使用可能(リモート対応)にできます。アプリケーション・モジュールをリモート対応にするには、アプリケーション・モジュール・メソッドのEJBリモート・インタフェースまたはクライアント側のプロキシ(あるいはその両方)を作成し、クライアント・プラットフォームにデプロイする必要があります。詳細は、次のトピックを参照してください。

  • OC4JにデプロイされるEJBクライアントのサンプル・クライアント・コード
  • WebLogic用EJBクライアントのサンプル・クライアント・コード
  • 注意: 


    関連項目

    デプロイメント・プロセスについて
    J2EEアプリケーションおよびそれらのパッケージとデプロイについて
    Oracle9i Application Serverへのデプロイについて
    デプロイメント・プロファイルの依存性について
    アプリケーション・サーバー接続の作成方法
    J2EEアプリケーションのデプロイ方法
    J2EEデプロイメント関連のリファレンス・リスト
    JSPプロジェクトのBC4J構成プロパティについて
    bc4j.xcfgファイルでのBC4J JSPランタイム・プロパティの定義