CVSエクスポート・ウィザード - 一般

「一般」ページは、エクスポート操作の一般的なオプションを設定する際に使用します。

「共通オプション」タブ

次の日付以降の最新リビジョンを使用

「次のリビジョン番号/シンボリック・タグを使用」(後述を参照)を使用しない場合には、このオプションを使用する必要があります。

このボックスをチェックすると、隣にある選択ボックスで日時を選択できます。変更する日時の要素をクリックしてから上向きまたは下向きのアイコンをクリックし、次に大きい値あるいは次に小さい値を選択します。あるいは、[Tab]で選択ボックスへ移動し、[←]および[→]キーを使用して要素間を移動し、[↑]および[↓]キーを使用して値を変更します。

このオプションを選択すると、「指定日付にタグ付されていない/存在しないファイルも含める」チェックボックスが使用可能になります(次を参照)。

指定日付にタグ付されていない/存在しないファイルも含める

このチェックボックスは、次のチェックボックスのいずれかをチェックすると使用可能になります。

キーワードの置換

CVSでは、ファイルのチェックアウト時または更新時に、キーワードの置換モードを使用してリビジョン情報をファイルに挿入します。このオプションにより、バージョニングされたファイルに対するキーワード置換の置換モードが制御されます。

このボックスをチェックすると、ドロップダウン・リストから次のいずれかの値を選択できます。

バイナリ・モード

「旧コンテンツ・モード」(後述を参照)と似ていますが、リポジトリに格納されている際の標準形式(LFのみ)の改行コードと、クライアントで使用しているオペレーティング・システムに適した形式の改行コードとの変換も行われません。UNIXのように行末にLFのみを使用するシステムでは、このオプションは-ko(旧コンテンツ・モード)に相当します。

キーワードのみモード

キーワード文字列中にキーワード名のみが生成され、値は省略されます。たとえば、Revisionというキーワードに対して$Revision: 5.7 $ではなく、文字列$Revision$が生成されます。このオプションは、1つのファイルの異なるリビジョンを比較する際に、キーワード置換による差異を無視する場合に便利です。

キーワードと値モード

デフォルト形式を使用し、Revisionというキーワードに対して$Revision: 5.7 $などのキーワード文字列を生成します。

キーワード、値、ロッカー・モード

指定されたリビジョンが現在ロックされている場合、ロックしているユーザー名が常に挿入されること以外は、「キーワードと値モード」と同様です。

旧コンテンツ・モード

チェックインされる直前の作業ファイルにあった古いキーワード文字列を生成します。たとえば、ファイルのチェックイン時にRevisionというキーワードに対する文字列が$Revision: 1.1 $であった場合、文字列$Revision: 5.7 $ではなく、$Revision: 1.1 $が生成されます。

値のみモード

キーワード文字列としてキーワード値のみを生成します。たとえば、Revisionというキーワードに対して$Revision: 5.7 $ではなく、文字列5.7が生成されます。このオプションは、文字列と$Revision: $などのキーワード・デリミタを区別するのが難しいプログラミング言語のファイルを生成する場合に役立ちます。ただし、キーワード名が一度削除されるとキーワード置換を実行できなくなるため、このオプションの使用には注意が必要です。

サブ・フォルダに対してコマンドを実行しない

選択したディレクトリの最上位レベルでチェックアウト操作を停止する場合に、このオプションを選択します。

モジュール・プログラムを実行しない

モジュールと関連しているプログラムがチェックアウト操作中に実行されるのを回避する場合に、このオプションを選択します。

次のリビジョン番号/シンボリック・タグを使用

「次の日付以降の最新リビジョンを使用」(前述を参照)を使用しない場合には、このオプションを使用する必要があります。

このボックスをチェックすると、対応するテキスト・ボックスがアクティブになり、チェックアウト操作のリビジョン番号またはシンボリック・タグを入力できます。

このオプションを選択すると、「指定日付にタグ付されていない/存在しないファイルも含める」チェックボックスが使用可能になります(前述を参照)。