<hideShow>要素
ネームスペース:  http://xmlns.oracle.com/uix/ui
派生元:  <ui:base>要素
グループ:  UIX Components
要素の型:  UINode

<hideShow>要素は、UINodeのグループに表示/非表示の切替え手段を提供します。

構文
<hideShow
    [ destination="anyURI" ]
    [ disclosed="boolean" ]
    [ disclosedText="string" ]
    [ formName="string" ]
    [ formSubmitted="boolean" ]
    [ partialRenderMode="ui:partialRenderModeType2" ]
    [ selected="boolean" ]
    [ undisclosedText="string" ]
    [ unvalidated="boolean" ]
>
   <contents> <!-- indexed children --> </contents>
   <prompt> </prompt>
</hideShow>

注意: 
  • この要素は派生元要素のすべての属性と子要素を持つことができます。

  • 概要
    <hideShow>要素は、UINodeのグループに表示/非表示の切替え手段を提供します。HideShowは次の場合に使用します。

    携帯情報端末の場合、HideShow自体は表示されませんが、索引付けされた子が表示されます。

    外観
    HideShowのdisclosed属性がfalseに設定されている場合、矢印のアイコンは横を指し、子であるpromptが矢印の次に表示されます。HideShowの子は表示されません。HideShowのdisclosed属性がtrueに設定されている場合、矢印のアイコンが下を指し、子であるpromptが矢印の次に表示され、HideShowの子が表示されます。
    イベント
    HideShowのアイコンまたはテキストをクリックすると、イベントがサーバーに送られます。イベントのsourceパラメータの値は、HideShowのid属性の値になります。イベントのeventパラメータの値は、hideまたはshowのいずれかになります。
    サポートされる子

    HideShowは、子としてpromptを持つことができます。この子は、HideShowのアイコンの隣に表示されます。この子のデフォルトはlinkです。リンク先は、HideShowのアイコンのリンク先と同じです。リンク・テキストのデフォルトは「非表示」および「表示」ですが、undisclosedTextおよびdisclosedText属性を使用して設定できます。

    サポートされる属性

    id属性は、クライアント/サーバーのイベントでHideShowを識別する名前の指定に使用されます。

    disclosed属性は、HideShowの子の表示/非表示を切り替えます。この属性は、trueまたはfalseに設定します。デフォルトでは、この属性はfalseに設定されます。

    HideShowのテキストは、disclosedText属性およびundisclosedText属性の値です。ほとんどの場合、disclosedTextには「非表示」とHideShowの子の説明を指定し、undisclosedTextには「表示」と子の説明を指定します。これらの属性のデフォルト値は「非表示」および「表示」です。

    formSubmitted属性は、データをフォーム送信により送信するかどうかを指定します。デフォルト値はfalseです。

    送信されるフォームの名前は、formName属性により指定できます。名前を指定しなかった場合、HideShowが属するフォームが使用されます。

    formSubmitted属性がfalseの場合、HideShowにより生成されるリンクは、destination属性に基づくURLになります。destinationが指定されていない場合、そのページのデフォルトのURLが使用されます。

    selected属性は、HideShowのアイコンおよびpromptを、選択されている項目として表示するかどうかを示します。


    表示切替え可能なhideShow

      <ctrl:content>
    
       <dataScope xmlns="http://xmlns.oracle.com/uix/ui">
         <provider>
           <data name="hideShow">
             <method class="oracle.cabo.doc.demo.HideShowData" method="getData"/>
           </data>
    
         </provider>
         <contents>
    
           <hideShow formSubmitted="true"
                     id="hideShow"
                     data:disclosed="show@hideShow">
             <contents>
               <header text="Header">
                 <contents>
                   <header text="SubHeader"/>
                 </contents>
               </header>
             </contents>
           </hideShow>
         </contents>
        </dataScope>
      </ctrl:content>
    
       <handlers xmlns="http://xmlns.oracle.com/uix/controller">
        <event name="hide">
          <method class="oracle.cabo.doc.demo.HideShowData" method="hideEventHandler"/>
        </event>
    
        <event name="show">
          <method class="oracle.cabo.doc.demo.HideShowData" method="showEventHandler"/>
        </event>
      </handlers>

    属性

    説明
    destination HideShowリンクのベース・リンク先。formSubmittedがtrueの場合、無視されます。
    URI
    disclosed 子を表示するかどうか。
    この属性は、エージェントのタイプがPDAの場合にはサポートされません。
    boolean
    disclosedText 子を表示する場合に表示するテキスト。
    string
    formName HideShowイベントの送信先のフォーム。デフォルトは親フォームです。
    string
    formSubmitted HideShowリンクでフォーム送信を使用するかどうか。デフォルトはfalseです。
    boolean
    partialRenderMode

    partialRenderMode属性は、hideShowコンポーネントのページの部分レンダリング動作を制御するために使用します。partialRenderModeのデフォルトはnoneで、hideShowコンポーネントのコンテンツを表示/非表示する際にページの全体レンダリングが使用されます。partialRenderModeがselfに設定されている場合、hideShowコンポーネントのコンテンツを表示/非表示する際の再レンダリングに、ページの部分レンダリングが使用されます。

    ページの部分レンダリングを有効にするには、hideShowコンポーネントのid属性が設定されていること、hideShowコンポーネントがUIXの<body>要素とともに使用されていること、Configuration.ACCESSIBILITY_MODEがAccessibilityMode.INACCESSIBLE_MODEに設定されていることが必要です。これらの要件が満たされ、partialRenderModeがselfに設定されている場合に、hideShowコンポーネントでは、アプリケーションへのイベント送信時にページの部分レンダリング・アーキテクチャが使用されます。これらの要件のいずれかが満たされていない場合、あるいはブラウザでページの部分レンダリングをサポートしていない場合には、ページの全体レンダリングが実行されます。


    ui:partialRenderModeType2
    selected HideShowが選択されているかどうか。
    boolean
    undisclosedText 子を非表示とする場合に表示するテキスト。
    string
    unvalidated この要素をformSubmittedモードで使用した場合、デフォルト動作では、サーバーへの送信前にすべてのフォーム入力が検証されます。この属性により、この検証を無効にできます。
    boolean

    子要素

    説明 必須 組込み可能な数
    <contents> Beanの索引付けされた子。 いいえ 1
    <prompt> HideShowのアイコンの隣に表示される子。この子は、エージェントのタイプがPDAの場合にはサポートされません。 いいえ 1