Struts-Config Controller

このページは、struts-config.xmlファイル内に<controller>要素を作成する際に使用します。この要素では、web.xmlファイルのレベルでオプションをグローバルに指定するかわりに、各アプリケーションに特定のコントローラを定義します。コントローラの機能は、RequestProcessorクラスの実装によって決まります。ActionServletはリクエストを受け取りますが、リクエストの処理はコントローラに定義されたRequestProcessorのインスタンスに委任されます。

Configuration Class
(オプション)コントローラ情報を指定する構成Beanの実装クラス(org.apache.struts.config.ControllerConfigのサブクラス)。
RequestProcessor Class
(オプション)リクエストを処理するリクエスト・プロセッサの実装クラス(org.apache.struts.action.RequestProcessorのサブクラス)。
Default Content Type
(オプション)各リクエストに設定するデフォルトのコンテンツ・タイプおよび(オプションとして)文字コード。デフォルトはtext/htmlです。注意: コンテンツ・タイプを指定した場合も、アクションまたはJSPページによってオーバーライドされることがあります。
Debug Level
(オプション)アプリケーションのデバッグ・レベル。内部イベントに対して記録するログ情報の量を指定します。整数値が大きいほど、大量の情報が記録されます。デフォルト値は0で、ログ情報はほとんど記録されません。
Store Locale
(オプション)ユーザーのロケール(ブラウザの設定によって決まる)をユーザーのセッションで格納するかどうかを指定します。デフォルトはtrueです。
No Cache
(オプション)各HTTPレスポンスでnocache HTTPヘッダーを設定するかどうかを指定します。デフォルトはfalseです。
Upload Information
struts-config.xmlファイルの<controller>定義の<set-property>定義でマルチパート・リクエストの処理を定義する際に使用します。
MultiPart Class
(オプション)コントローラで使用するマルチパート・リクエスト・ハンドラの完全修飾クラス名。デフォルトではorg.apache.struts.upload.DiskMultipartRequestHandlerを使用します。
Temp Directory
(オプション)ファイルのアップロードを処理する際に使用する一時作業ディレクトリ。
Buffer Size
(オプション)ファイルのアップロードを処理する際に使用する入力バッファのサイズ。デフォルトは4096です。
Max File Size
(オプション)有効なアップロード・ファイルの最大サイズ(バイト数)。値の後ろにはKB、MBまたはGBを示すKMまたはGを付けることができます。デフォルト値は250Mです。
Properties
struts-config.xmlファイルの既存の<controller>定義の<set-property>定義を変更する際に使用します。これで、コントローラの特定のプロパティを初期化できます。新規プロパティ定義を作成する場合は「追加」を、既存のプロパティ定義を削除する場合は「削除」をクリックします。
プロパティ
コントローラで定義するプロパティ名。
コントローラに指定されたプロパティに対して設定する値。

JakartaプロジェクトのWebサイトの『Struts User's Guide』も参照できます。