JDeveloper用のソース・コントロール拡張機能を作成するには、次の作業が必要です。
ソース・コントロール拡張機能を作成する際の最も重要な作業は、SCMClientの独自の実装を作成することです。ソース・コントロール拡張機能を作成するには、このインタフェース上のすべてのメソッドを実装する必要があります。
注意: SCMClientは、JDeveloperのExtension SDKを完全に拡張します。
SCMClientでは、次の処理を実行する必要があります。
oracle.ide.scm.SCMClient
を実装した後、oracle.ide.scm.SCMOperationのアダプタ・サブクラスを特化して、ソース・コントロール拡張機能の動作を定義する必要があります。
提供されているアダプタは次のとおりです。
SCMSingleFileOperation
SCMMultiFileOperation
SCMNoFileOperation
SCMToggleOperation
注意: 標準のファイル確認ダイアログを使用するには、SCMDialogSpecification
を実装する必要があります。
SCMFileインタフェースを使用して、ソース・コントロール下にあるファイル・システムの要素に対する操作を実行できます。たとえば、ファイルの現行のソース・コントロール・ステータスの取得や、java.net.URL
およびjava.io.File
型への変換などです。
独自のソース・コントロール拡張機能の作成用に提供されているAPIの詳細は、oracle.ide.scm
パッケージのJavadoc、および後述を参照してください。
Extension SDKを使用したJDeveloperの拡張機能の詳細は、「JDeveloper拡張機能の開発」を参照してください。
JDeveloperのソース・コントロール拡張機能を作成するために必要なリファレンス・ドキュメントは、JDeveloperにjdev/doc/ohj/jdev-scm-doc.zipとして含まれています。リファレンスを表示するには、これを解凍し、Webブラウザでoverview-summary.html
ファイルを開いてください。