シリアライズされたJavaBeansのインスタンスを作成するには、まずBeanをシリアライズして .ser
ファイルを作成する必要があります。
JDeveloperでは、UIエディタを使用したBeanのシリアライズが可能です。この手順は、JDeveloperのBeanインスタンスの変更において、他のアプリケーションで使用できるよう設定を保持している場合に実行できます。シリアライズにより、Beanをサブクラス化し、コンストラクタですべてのプロパティ設定を初期化したり、すべてのアプリケーションで同じプロパティ・セットを作成する手間を省くことができます。
Beanのインスタンスをシリアライズするには、次のようにします。
ダイアログには、コンポーネント名に .ser
拡張子の付いたファイル名が表示されます。このデフォルトの名前を確定した場合、その名前のコンポーネントはすべて、シリアライズした情報によりインスタンス化されます。
必ずクラスパス上のディレクトリを指定してください。
コンポーネントは、指定した名前に .ser
ファイル拡張子を付けたファイルにシリアライズされます。次回Beans.instantiate()
を使用してそのBeanをインスタンス化する際、JDeveloperはメモリーに .ser
ファイルを読み込みます。