ビュー・オブジェクト・ウィザード - 「カスタム行メソッド」ページ

「カスタム行メソッド」ページを使用して、エクスポートするビュー・オブジェクトの行メソッドを選択し、ビュー・オブジェクトを使用するクライアントが、メソッドをリモートでコールできるようにします。アクセッサは、ビュー・オブジェクトにより取り出されるすべての行に対して使用可能です。このページでは、選択したメソッドをビュー・オブジェクトの行実装クラスに追加します。そのビュー・オブジェクトを使用するリモート・クライアントは、ビュー・オブジェクトの行集合へのアクセスが不要になり、特定の行インスタンスにアクセスできるようになります。

このページを使用する前に、「Java」ページで、ビュー行クラスを生成する必要があります。ビュー行クラス・ファイルに記述したメソッドは、「使用可能」リストに表示されます。リストに表示されるのは、Serializableインタフェースを実装するデータ型であり、publicのメソッドのみです。

クライアントでメソッドを使用するには、アプリケーション・モジュールをリモート対応にする(リモート・モード用)、クライアント・コードにパッケージをインポートする、クライアント・コード内でメソッドを適切にコールするなど、さらにいくつかの処理が必要です。詳細は、オンライン・ヘルプの他のトピックで説明しています。

警告: リモート対応アプリケーション・モジュールの場合、メソッドの実際のエクスポートは、アプリケーション・モジュールによりビュー・オブジェクトを使用して実行されます。エクスポートしたメソッドを受け取り、メソッドをクライアント・アプリケーションにエクスポートするために必要な適切なリモート接続メカニズムを生成する処理は、アプリケーション・モジュール・ウィザードのコード生成段階に行われます。メソッドのエクスポートを選択した場合、このビュー・オブジェクトを使用する各アプリケーション・モジュールについて、アプリケーション・モジュール・エディタを起動する必要があります。この手順は、新しいビュー・オブジェクトのエクスポート済メソッド・インタフェースに一致するようリモート・コードを再生成する際に必要です。

使用可能
エクスポート可能な生成されたメソッドのリスト(引数および戻り値がSerializableインタフェースを実装したオブジェクトであるpublicメソッドのみがリストに表示されます)。「使用可能」リストから「選択済」リストに移動したメソッドがエクスポートされます。メソッドを1つ以上選択して、右矢印(>)をクリックします。すべてのメソッドを移動するには、二重右矢印(>>)をクリックします。
選択済
(オプション)エクスポートされるメソッドのリスト。リストからメソッドを削除するには、メソッドを1つ以上選択して左矢印(<)をクリックします。メソッドをすべて削除するには、二重左矢印(<<)をクリックします。


関連項目
ビュー・オブジェクトとは
クライアント・インタフェースについて
クライアントからのメソッドのコール
クライアントで使用するメソッドの作成
ビュー・オブジェクト・ウィザード - 「カスタム・メソッド」ページ
アプリケーション・モジュール・ウィザード - 「リモート」ページ
アプリケーション・モジュール・ウィザード - 「カスタム・メソッド」ページ
ビジネス・コンポーネントのテスト
ビジネス・ロジック層におけるキャッシュ・データ処理方法
ストアド・プロシージャの使用について