カスタム・レイアウトの定義

JDeveloperには、編集モード用、デバッグ・モード用の基本レイアウト設計が、それぞれ1つずつ含まれています。この他に編集モードには、一部のエディタに独自の優先レイアウトが含まれます。これらのレイアウトは、最初に定義された状態のまま使用するか、変更することができます。また、独自のカスタム・レイアウトも作成できます。

最初に提供されたレイアウトに対する変更は記憶されるため、これらのデフォルト・レイアウトを必要に応じて調整できます。場合によっては、元のレイアウトを保存し、独自のカスタム・レイアウトを必要なだけ作成できます。

すべての編集モードに対して単一の新規カスタム・レイアウトを定義し、開いているエディタにかかわらず使用するには、次のようにします。

  1. 開いているエディタをすべて閉じます。

    いずれかのエディタが開いていると、編集モードのレイアウトを定義してアクティブにしても、IDEに戻った際にそのレイアウトが表示されません。エディタが開いている間、エディタ独自の優先レイアウトは、他のレイアウトをオーバーライドします。

  2. メイン・メニューから「ツール」->「設定」を選択します。
  3. 「設定」ダイアログで、「レイアウト」ノードを選択します。
  4. 「レイアウト」ページで、ダイアログの上部にある「エディタの指定レイアウトを使用」オプションが選択され、その下の「アクティブなレイアウトを現在のエディタに対して指定」オプションが選択解除されていることを確認します。

    詳細は、[F1]を押すか、適切なダイアログ内で「ヘルプ」をクリックしてください。

  5. 「使用可能なレイアウト」の下の「編集」を選択します。
  6. 「新規」をクリックします。
  7. 「新規レイアウト」ダイアログで、新規レイアウトの名前を入力し、「OK」をクリックします。
  8. このレイアウトを、編集モードの現在のアクティブ・レイアウトにするには、リストからこのレイアウトを選択し、「アクティブ化」をクリックしてアクティブにします。
  9. 「設定」ダイアログで、「OK」をクリックします。

    JDeveloperに戻ったときに他のレイアウトが開いていた場合、このレイアウトは閉じられます。かわりに、作業対象となる基本的な形式の新規レイアウトが開かれます。

  10. ウィンドウを開いて配置し、新規レイアウト設計を作成します。

    これらの変更は記憶されます。次回このレイアウトで作業するときには、前回終了時の状態のレイアウトが表示されます。

 

個々のカスタム・レイアウトを定義し、編集モードのエディタに割り当てるには、次のようにします。

  1. 新規レイアウトが関連付けられるエディタを開くか、このエディタにフォーカスを当てます。
  2. メイン・メニューから「ツール」->「設定」を選択します。
  3. 「設定」ダイアログで、「レイアウト」ノードを選択します。
  4. 「レイアウト」ページで、ダイアログの上部にあるオプションが両方とも選択されていることを確認します。

    2番目のオプションが選択解除されている場合は、新規に作成したレイアウトが、現在開いているエディタに割り当てられません。独自の現在の優先レイアウトにより、新規レイアウトがオーバーライドされます。

    詳細は、[F1]を押すか、適切なダイアログ内で「ヘルプ」をクリックしてください。

  5. 「使用可能なレイアウト」の下の「編集」を選択します。
  6. 「新規」をクリックします。
  7. 「新規レイアウト」ダイアログで、新規レイアウトの名前を入力し、「OK」をクリックします。
  8. このレイアウトをエディタの現在のアクティブ・レイアウトにするには、「設定」ダイアログで、リストからこのレイアウトを選択し、「アクティブ化」をクリックしてアクティブにします。
  9. 「OK」をクリックします。

    JDeveloperに戻ったときに他のレイアウトが開いていた場合、このレイアウトは閉じられます。かわりに、作業対象となる基本的な形式の新規レイアウトが開かれます。このレイアウトは、現在開いているエディタと関連付けられます。

  10. ウィンドウを開いて配置し、新規レイアウト設計を作成します。

    これらの変更は記憶されます。次回このレイアウトで作業するときには、前回終了時の状態のレイアウトが表示されます。

 

デバッグ・モードの新規カスタム・レイアウトを定義するには、次のようにします。

  1. レイアウトをアクティブにした後すぐに参照するには、まずデバッグ・モードに変更します。
  2. メイン・メニューから「ツール」->「設定」を選択します。
  3. 「設定」ダイアログで、「レイアウト」ノードを選択します。

    ダイアログの上部にある2つのオプションは無視してかまいません。これらのオプションは、デバッグ・モードには適用されません。

    詳細は、[F1]を押すか、適切なダイアログ内で「ヘルプ」をクリックしてください。

  4. 「レイアウト」ページの「使用可能なレイアウト」の下で、「デバッグ」を選択します。
  5. 「新規」をクリックします。
  6. 「新規レイアウト」ダイアログで、新規レイアウトの名前を入力し、「OK」をクリックします。
  7. この新規カスタム・レイアウトを、デバッグ・モードの現在のアクティブ・レイアウトにするには、「設定」ダイアログで、リストからこのレイアウトを選択し、「アクティブ化」をクリックしてアクティブにします。
  8. 「OK」をクリックします。

    JDeveloperに戻り、デバッグ・モードに入るとすぐに、新規レイアウトが表示されます。他のデバッグ・レイアウトが開いていた場合、このレイアウトは閉じられます。かわりに、作業対象となる基本的な形式の新規レイアウトが開かれます。

  9. ウィンドウを開いて配置し、新規レイアウト設計を作成します。

    これらの変更は記憶されます。次回このレイアウトで作業するときには、前回終了時の状態のレイアウトが表示されます。


JDeveloperでのレイアウトの操作
定義済レイアウトのアクティブ化
エディタ・レイアウト設定の無効化
レイアウト名の変更
レイアウトの削除

レイアウトについて