JDeveloperでのデプロイメント・プロセスの一部として、J2EEアプリケーションのデプロイメント・プロファイルを作成するか、またはJDeveloperでコンポーネントを作成するためにウィザードを実行すると、対応する1つ以上のデプロイメント・ディスクリプタが自動的に作成されます。たとえば、JDeveloperのウィザードでJSPまたはサーブレットを作成すると、対応するweb.xml
デプロイメント・ディスクリプタが生成されます。
ただし、デプロイメント・ディスクリプタの内容を制御する必要がある場合は、独自のデプロイメント・ディスクリプタを手動で作成し、それをデプロイメント・プロファイルに含めることができます。これは、自動生成されるバージョンのかわりに、既存のデプロイメント・ディスクリプタを使用する場合に役立ちます。どちらの場合も、JDeveloperでデプロイメント・ディスクリプタを編集し、必要に応じて設定をカスタマイズできます。
注意: このカテゴリの項目がグレー表示されている場合、このタイプのデプロイメント・ディスクリプタがプロジェクトですでに作成されていることを示します。プロジェクトごとに有効な各デプロイメント・ディスクリプタ・タイプは、1つのみです。
「新規」ギャラリの「Deployment Descriptors」カテゴリから、様々なデプロイメント・ディスクリプタやデプロイメント関連のファイルを作成できます。これには、次のものが含まれます。
application-client.xml
のテンプレートを作成します。作成後は、J2EEアプリケーション・クライアントのデプロイ時情報を含めるために、コード・エディタでこのファイルを編集できます。このファイルは、クライアントのルートにあるMETA-INF/
ディレクトリに配置する必要があります。詳細は、「J2EE Platform, Enterprise Edition, Downloads and Specifications」を参照してください。orion-application-client.xml
のテンプレートを作成します。作成後は、J2EEアプリケーション・クライアントのOC4Jデプロイ時情報を含めるために、コード・エディタでこのファイルを編集できます。このファイルは、クライアントのルートにあるMETA-INF/
ディレクトリに配置する必要があります。詳細は、http://xmlsn.oracle.com/ias/dtds/orion-application-client.dtd
を参照してください。 data-sources.xml
ファイルを作成します。詳細は、「OC4Jデータソースについて」、http://xmlns.oracle.com/ias/dtds/data-sources.dtd
、およびOracle9iASドキュメント・セットで提供されている『Oracle9iAS Containers for J2EEユーザーズ・ガイド』を参照してください。 ejb-jar.xml
のテンプレートを作成します。作成後は、EJBコンポーネントのデプロイ時情報を含めるために、コード・エディタで、またはナビゲータ内の指定したプロジェクトの下でejb-jar.xmlノードを右クリックすることでこのファイルを編集できます。詳細は、http://java.sun.com/j2ee/ja/ejb/docs.htmlからダウンロードできるEJB 2.0仕様を参照してください。
jboss.xml
のテンプレートを作成します。作成後は、JBoss EJBのデプロイ時情報を追加するために、コード・エディタでこのファイルを編集できます。詳細は、JBossのWebサイトおよびJBoss 3.0のドキュメントを参照してください。orion-ejb-jar.xml
のテンプレートを作成します。作成後は、EJBコンポーネントのOC4Jデプロイ時情報を含めるために、コード・エディタで、またはナビゲータ内の指定したプロジェクトの下でorion-ejb-jar.xmlノードを右クリックすることでこのファイルを編集できます。このファイルは、EJBモジュールにあるMETA-INF/
ディレクトリに配置する必要があります。詳細は、http://xmlns.oracle.com/ias/dtds/orion-ejb-jar.dtd
、およびOracle9iASドキュメント・セットで提供されている『Oracle9iAS Containers for J2EE Enterprise JavaBeans開発者ガイドおよびリファレンス』を参照してください。 weblogic-ejb-jar.xml
のテンプレートを作成します。作成後は、WebLogic EJBのデプロイ時情報を追加するために、コード・エディタで、またはナビゲータ内の指定したプロジェクトの下でweblogic-ejb-jar.xmlノードを右クリックすることでこのファイルを編集できます。詳細は、http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls61/index.htmlからダウンロードできる『WebLogic Server管理者ガイド』を参照してください。
application.xml
ファイルのテンプレートを作成します。このファイルは、applications/<appname>/META-INF/
ディレクトリに配置する必要があります。詳細は、「J2EE Platform, Enterprise Edition, Downloads and Specifications」を参照してください。orion-application.xml
のテンプレートを作成します。作成後は、OC4JアプリケーションのOC4Jデプロイ時情報を含めるために、コード・エディタでこのファイルを編集できます。詳細は、http://xmlns.oracle.com/ias/dtds/orion-application.dtd
を参照してください。 BC4J/jlib/bc4jlibs.ear
をインストールしておく必要があります。 taglib.tld
を作成できるJSPタグ・ライブラリ・ウィザードを起動します。作成後は、ナビゲータ内の指定したプロジェクトの下でtablib.tldノードを右クリックし、JSP 1.1または1.2のカスタム・タグ・ライブラリ・ディスクリプタ(TLD)ファイルの新規作成に必要な情報を追加または編集できます。詳細は、http://java.sun.com/j2ee/ja/servlet/index.htmlからダウンロードできるサーブレット2.3およびJavaServer Pages(JSP)1.2仕様、およびOracle9iASドキュメント・セットで提供されている『Oracle9iAS Containers for J2EE JavaServer Pagesサポート・リファレンス』を参照してください。web.xml
のテンプレートを作成します。作成後は、Webコンポーネントのデプロイ時情報を含めるために、コード・エディタで、またはナビゲータ内の指定したプロジェクトの下でweb.xmlノードを右クリックすることでこのファイルを編集できます。このファイルは、WebモジュールにあるWEB-INF/
ディレクトリに配置する必要があります。詳細は、http://java.sun.com/j2ee/ja/servlet/index.htmlからダウンロードできるサーブレット2.3およびJavaServer Pages(JSP)1.2仕様を参照してください。
orion-web.xml
のテンプレートを作成します。作成後は、WebアプリケーションのOC4Jデプロイ時情報を含めるために、コード・エディタで、またはナビゲータ内の指定したプロジェクトの下でorion-web.xmlノードを右クリックすることでこのファイルを編集できます。このファイルは、WebモジュールにあるWEB-INF/
ディレクトリに配置する必要があります。詳細は、http://xmlns.oracle.com/ias/dtds/orion-web.dtd
、およびOracle9iASドキュメント・セットで提供されている『Oracle9iAS Containers for J2EE Servlet開発者ガイド』を参照してください。 weblogic.xml
のテンプレートを作成します。作成後は、WebLogic Webアプリケーションのデプロイ時情報を追加するために、コード・エディタでこのファイルを編集できます。詳細は、http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls61/index.htmlからダウンロードできる『WebLogic Server管理者ガイド』を参照してください。
関連項目
http://otn.oracle.co.jp/document/products/9ias/index.html