「新規の検証規則」ダイアログ

「新規の検証規則」ダイアログを使用して、検証規則を追加または編集します。JDeveloperで定義済の規則を使用することも、独自のカスタム規則を使用することもできます。

規則
ドロップダウン・リストから規則を選択します。ダイアログの他の部分の定義については、次の表を参照してください。
CompareValidator
属性と値の論理比較を実行します。比較は、リテラル値、問合せ結果、またはビュー・オブジェクト属性に対して実行できます。
ListValidator
属性を値リストと比較します。属性値を、固定リテラル値、問合せ結果、またはビュー・オブジェクト属性のリストと比較できます。
RangeValidator
指定された最小値と最大値の間の属性値をテストします。このValidatorは、範囲の比較を実行します。
UniqueKeyValidator
エンティティ・オブジェクトの主キーが常に一意であることを確認します。主キーの属性値のいずれかが変化するたびに、この検証規則は、エンティティ・キャッシュとデータベースの両方で、新しいキーがこのエンティティ・オブジェクト・クラスの他のどのエンティティ・オブジェクト・インスタンスにも属さないことを確認します。(これはビジネス・ロジック層で、データベース内の一意制約と同等のものです。)エンティティ・オブジェクトの1つにキーが見つかった場合は、TooManyObjectsExceptionがスローされます。例外を処理するには、属性を設定するJavaファイルにコードを記述する必要があります。UniqueKeyValidatorを使用するかわりに、EntityDefImplクラスのaddUniquePKValidationメソッドを使用するコードを記述できます。詳細は、Javadocを参照してください。

 

検証規則

属性

演算子

CompareValidator

検証規則を適用する属性名。

Equals
NotEquals
LessThan
GreaterThan
LessOrEqualTo
GreaterOrEqualTo

「比較」フィールドで、次のいずれかを選択します。

  • リテラル値: 「リテラル値の入力」フィールドに値を入力します。入力項目はそれぞれ、改行された新規の行に指定してください。
  • 問合せ結果: 「SQL文の入力」フィールドにSQL問合せ文を入力します。この文は、検証時に実行されます。選択リストの最初の列で、値のリストを定義します。
  • ビュー・オブジェクト属性: 「属性の選択」ツリーから、プロジェクト内のビュー・オブジェクトを選択します。実行時、このビュー・オブジェクトが検証時に実行され、ビュー・オブジェクトから返される最初の行を使用して、比較用の属性値が取得されます。

ListValidator

検証規則を適用する属性名。

In
NotIn

「リスト」フィールドで、次のいずれかを選択します。

  • リテラル値
  • 問合せ結果
  • ビュー・オブジェクト属性

1行に1つの値を入力してください。カンマや空白を使用して値を区切ることはできません。文字列のない行は無視されます。リストの内容について、有効性、型、重複した値は評価されません。

RangeValidator

検証規則を適用する属性名。

Between
NotBetween

最小値と最大値を入力することにより、範囲を定義します。このValidatorは、範囲の比較を実行します。

UniqueKeyValidator

N/A

N/A

N/A


関連項目
定義済の検証規則クラスについて
エンティティ・オブジェクトとは
検証ロジックについて
カスタムValidator Beanの実装