XSQLサーブレットを使用して、XMLに基づいたクライアントをビジネス・コンポーネント用に作成できます。XSQLサーブレットでは、データベースとのデータのやり取りをXML形式で簡単に行えます。次の手順は、ビュー・オブジェクトのデータをXML形式で表示する「ViewObject Show」タグを使用し、XSQLクライアントを作成済のビジネス・コンポーネントにバインドする方法を示したものです。「ViewObject Update」タグを使用して、挿入、更新および削除処理をビュー・オブジェクトに対して行うこともできます。
注意: ビジネス・コンポーネントのXSQL処理ハンドラを持つXSQLページを使用するには、使用する接続モードで必要なすべてのBC4Jライブラリの他に、XSQLのランタイム・ライブラリおよびBC4J HTMLライブラリがプロジェクトのクラスパス上に必要です。JDeveloperでは、これらのライブラリが自動的にクラスパスにインクルードされます。
ビジネス・コンポーネント用のXSQLサーブレット・クライアントを作成するには、次のようにします。
これにより、untitled#.xsql
という名前のスケルトンXSQLファイルがプロジェクトに追加されます。
<page xmlns:xsql="urn:oracle-xsql">
タグの後ろにある空白行にカーソルを置きます。「ViewObject Show」タグは、ビュー・オブジェクトのデータをXML形式で表示します。「ViewObject Update」は、任意で変換したXML文書に基づいて、ビュー・オブジェクトに対する挿入、更新および削除処理を行います。
入力したタグと属性はXSQLページに表示されます。
XMLデータは、スタイルシートを使用して形式を設定できます。また、メッセージ・サービスを介して別のアプリケーションに送信することもできます。
注意: XSQLエラーJBO-27122が発生した場合は、「ViewObject Show」ヘルプ・トピックの「循環ビュー・リンク・アクセッサを使用してビュー・オブジェクトを問い合せる際の注意点」というタイトルのセクションを参照してください。
ビジネス・コンポーネント・パッケージの作成
データベースにアクセスするXSQLサーブレット・クライアントの作成
スタイルシートを使用したXMLデータの形式指定