レイアウトについて

レイアウトとは、ユーザーの作業習慣に合せて作業領域を配置し、様々な状況でその配置を保存し、各配置を自由に切り替えて使用することを可能にするJDeveloperの機能です。

編集モードおよびデバッグ・モード

JDeveloperの全体的なレイアウト設計には、編集モードおよびデバッグ・モードという2つのモードがあります。

編集モードでは、レイアウトはエディタに関連付けられます。編集モードでの作業中には、次のことを実行できます。

エディタ設定が有効な場合、優先レイアウトを持たないエディタでは、汎用の編集レイアウトが使用されます。

デバッグ・モードでは、レイアウトはデバッグ・タスクに関連付けられます。デバッグ・モードでの作業中には、最初から定義されている優先レイアウトを使用することも、カスタム・レイアウトを独自に設計することもできます。

レイアウトの作成

編集モードでは、開いているエディタに基づいてレイアウトを作成できます。デバッグ・モードでは、特定のデバッグ・タスクに基づいてレイアウトを作成できます。カスタム・レイアウトを自動的に使用するには、そのレイアウトをアクティブにする必要があります。編集モードの場合、各エディタに対していくつでもレイアウトを作成できますが、一度にアクティブにできるレイアウトは各エディタにつき1つのみです。デバッグ・モードの場合、実行する様々なデバッグ・タスクに基づいていくつでもレイアウトを作成できますが、一度にアクティブにできるレイアウトは1つのみです。

編集モードでは、エディタの優先レイアウトを変更しても、必要に応じて定義済の元の優先レイアウトに簡単に戻ることができます。新規レイアウトを一度もアクティブにしなかった場合、優先レイアウトを持つ編集モードのすべてのエディタでは、自動的に定義済の元の設定が使用されます。優先レイアウトを持たないエディタ(コード・エディタなど)では、汎用の編集モードが使用されます。

デバッグ・モードでは、優先レイアウトを再定義する前に、まず新規カスタム・レイアウトを作成し、それをアクティブにする必要があります。デバッグ・モードの新規レイアウトを一度もアクティブにしなかった場合は、定義済の元のデバッグ・レイアウトが使用されます。


JDeveloperでのレイアウトの操作