Oracle9i Liteデータベースに対するアプリケーションの開発
注意: ビジネス・コンポーネント・プロジェクトを開始する前に、データベース・シナリオを決定する必要があります。プロジェクトを開始した後で、SQL言語および型マップを変更することはできません。
JDeveloperでJDBCドライバを使用して接続を作成し、Oracle9i Liteデータベースに対するビジネス・コンポーネントを構築するには、まずJDeveloperをOracle9i Liteとともに使用できるよう構成する必要があります。Oracle9i Lite R5.0.1をJDeveloperと同じOracleホーム・ディレクトリにインストールした場合は、JDeveloperはOracle9i Liteを自動的に検出します。別の場所にインストールした場合は、次の手順に従ってください。
Oracle9i Lite用にビジネス・コンポーネント・プロジェクトを構成するには、次のようにします。
- JDeveloperを終了します。この手順を最初に印刷しておきます。
- テキスト・エディタで
jdev.conf
を開きます。このファイルは、[
jdev_home
]¥jdev¥bin
ディレクトリにあります。
-
jdev.conf
ファイルに、値がc:¥orant¥Mobile¥classes¥olite40.jar
の新しいAddJavaLibFile
を作成します。
注意: ここでは、デフォルト・ディレクトリにOracle9i Liteをインストールしたと仮定しています。別の場所を選択した場合は、正しいパスを指定してください。
注意: AddJavaLibPathではなく、AddJavaLibFileのエントリを追加するよう注意してください。
- また、jdev.confファイルに、値が
c:¥orant¥Mobile¥sdk¥bin
のAddNativeCodePath
の新しいエントリを追加します。
注意: ここでは、デフォルト・ディレクトリにOracle9i Liteをインストールしたと仮定しています。別の場所を選択した場合は、正しいパスを指定してください。
- jdev.confファイルを保存して閉じます。
- JDeveloperを開始します。
コマンドラインから-verboseオプションを指定してJDeveloperを開始することをお薦めします。これにより、ロードされるライブラリを確認できます。[
jdev_home
]
¥jdev¥bin¥
ディレクトリで、コマンド・プロンプトを開き、jdev -verbose
と入力します。
- JDeveloperが開いたら、システム・ナビゲータの「接続」ノードを右クリックし、「接続の作成」を選択します。
- 接続ウィザードを使用して、Oracle Liteの詳細を指定します。
- JDeveloperを起動し、ビジネス・コンポーネント・プロジェクトを開始します。ビジネス・コンポーネント・プロジェクト・ウィザードで、「SQL言語」が「OLite」、「型マップ」が「Java」になっていることを確認します。
- JDeveloperのシステム・ナビゲータで、プロジェクト・ノードを右クリックし、「プロジェクトの設定」を選択します。
- 「プロジェクトの設定」ダイアログ・ボックスのナビゲータで「ライブラリ」をクリックします。
- 「使用可能なライブラリ」ペインで、Oracle9i Liteライブラリを選択して「選択済のライブラリ」ペインに移動します。
- 「編集」をクリックし、パスがOlite40.jarを指していることを確認します。
- 「OK」をクリックし、ダイアログ・ボックスを閉じます。
また、Oracle9i Lite接続を使用してビジネス・コンポーネントを構築する場合の制約事項に従う必要があります。