監視式の設定

監視式では、プログラム実行中の変数または式の値の変化を監視できます。監視式を入力すると、監視式ウィンドウに、式の現在の値が表示されます。プログラムを実行すると、プログラムによって監視式の変数の値が更新されるたびに監視式の値が変化します。

監視式では、スタック・ウィンドウでの選択によって制御される現在のコンテキストに応じて式が評価されます。新しいコンテキストに移動すると、式は新しいコンテキストで再評価されます。監視式の変数が定義されていない場所に実行ポイントが移動すると、監視式全体が未定義になります。実行ポイントが監視式を評価できる場所に戻ると、監視式ウィンドウには監視式の値がもう一度表示されます。

監視式ウィンドウを開くには、次のようにします。

コード・エディタから監視式を追加するには、次のようにします。
  1. カーソルで監視する式を選択します。
  2. 右クリックし、ポップアップ・メニューから「監視式」を選択して、監視式ウィンドウに式を追加します。式が入力されたダイアログが表示されます。
  3. 必要に応じて式を編集します。
  4. 「OK」をクリックします。

次の方法で監視式を追加することもできます。

監視式を編集するには、次のようにします。

  1. 監視式ウィンドウで式を選択して右クリックし、「埋込みOC4Jサーバー」を選択します。
    「監視する式」ダイアログが表示されます。
  2. 新しい式を入力するか、既存の式を変更して、「OK」をクリックします。

監視式を削除するには、次のようにします。

注意: 削除した監視式は元に戻すことができません。


デバッガ・ウィンドウについて
デバッガ・ウィンドウの作業環境の設定
デバッガのウィンドウでプログラムの状態を確認する
スタック・ウィンドウについて