JSP 1.2ドキュメントについて
JSP 1.2ドキュメントは、ネームスペース対応のXML文書であり、JSP構文のJSPページと同じファイル拡張子(.jsp
)を使用します。JSP 1.2ドキュメントは最上位にjsp:root
要素を持つXML文書ですが、JSP構文のJSPページにはjsp:root
がないため、コンテナはこの2つを区別できます。
XML構文のJSPページでは、次の要素を使用できます。
- ページ内のカスタム・タグにネームスペースを組み込むために使用される
jsp:root
要素
- JSPディレクティブ要素
- JSPスクリプト要素
- JSP標準アクション要素
- JSPカスタム・アクション要素
- テンプレート・データに対応する
jsp:text
要素
- テンプレート・データに対応するその他のXMLフラグメント
JSPページのXML構文は、次のようないくつかの方法で使用できます。
- JSPドキュメントは、JSPコンテナに直接渡すことができます。
- JSPページのXMLビューは、有効なページ・セットの記述に対してJSPページを検証するために使用できます。
- JSPドキュメントは、XML対応ツールで操作できます。
- JSPドキュメントは、XSLTなどのXML変換を適用することによりテキスト表現から生成できます。
- JSPドキュメントは、オブジェクトをシリアライズすることなどにより、自動的に生成できます。
JSP 1.2ドキュメントの詳細は、http://java.sun.com/j2ee/ja/jsp/index.htmlでSun Microsystemsから入手できる「JavaServer Pages Specification 1.2」の第5章「JSP Documents」を参照してください。
関連項目
JSP 1.2ドキュメントの作成