拡張機能は、プログラムからIDEにアクセスできるよう、JDeveloperの起動後にロードされ、統合されるコンポーネントです。拡張機能を使用してJDeveloperの機能を強化します。
拡張機能は、Oracle9i JDeveloperの重要な機能です。JDeveloperの基本機能のほとんどが、拡張機能として実装されています。パートナ企業および開発者は、JDeveloperへの追加ツールの組込み、作業環境への新しい機能の追加を同じメカニズムを使用して行うことができます。
拡張機能は、Extension SDKで定義されるクラスおよびインタフェースにより、JDeveloperに統合されるJavaクラスです。拡張機能では、これらのクラスを使用して、たとえば、IDEの状態へのアクセス、IDEへのコントロールの追加、イベントの捕捉および割込み、ユーザーとの対話、新しいドキュメント・タイプの定義、および各種ドキュメント・タイプ用の新しいビューおよびコンパイラのインストールを行います。
次のトピックでは、JDeveloper拡張機能の作成手順について説明しています。
このドキュメントは、拡張機能の統合で使用されるIDEのクラスおよびインタフェースを公開する、JDeveloperのExtension SDKに関するユーザー・ガイドです。
サンプルの拡張プロジェクトおよび拡張機能開発ツールは、Oracle Technology Network(OTN)にあるJDeveloperのExtension SDKのページ(http://otn.oracle.com/products/jdev/htdocs/partners/addins/content.html)で入手できます。
このユーザー・ガイドで説明されているJavaクラスおよびメソッドは、Oracle9i JDeveloper Extension SDKで定義されています。