デバッガ開始オプションの設定
デバッガ開始オプションを設定することで、新しいデバッグ・セッション開始時の、デバッガの動作を指定できます。具体的には、ブレークポイントに達するまでデバッガを実行させるか、もしくはプロジェクトのコード(たとえばアプリケーションのメイン・メソッドの先頭)に達した時点でデバッガを停止させるかを指定します。
デバッガの開始設定はプロジェクト・プロパティの1つであり、次のいずれかの方法で設定できます。
- ツールバーで「「デバッグの開始オプション」を「ブレークポイントが発生するまで」に設定」アイコン(
)をクリックします。
- 「プロジェクト」->「プロジェクトの設定」 - 「デバッガ」を選択します。
次に、使用可能なデバッグ開始オプションの中から1つを選択します。
「デバッグの開始オプション」を「ブレークポイントが発生するまで」に設定
- デバッグを開始すると、デバッガによって、デバッグ対象のプログラムがブレークポイントに達するまで実行されます。
「デバッグの開始オプション」を「ステップ実行」に設定
- デバッグを開始すると、デバッガによって、デバッグ対象のプログラムがトレース可能なクラスのメソッドに達するまで実行されますが、クラスのstaticイニシャライザ・メソッドでは停止しません。
「デバッグの開始オプション」を「トレース実行」に設定
- デバッグを開始すると、デバッガによって、デバッグ対象のプログラムがクラスのstaticイニシャライザ・メソッドも含めたいずれかのメソッドに達するまで実行されます。
注意: 以前のリリースのJDeveloperとは異なり、「ステップ実行」ボタン(
)または「トレース実行」ボタン(
)をクリックしてデバッグを開始することはできません。「ステップ実行」および「トレース実行」は、すでに開始されているデバッグ・プロセスでのみ機能します。
関連項目
JDeveloperでのプロジェクトのデバッグ
メソッドのトレース実行
メソッドのステップ実行
ブレークポイント・ウィンドウについて