JSPビジネス・コンポーネント固有のイベントを処理するコンポーネントを挿入します。
JSP構文
<jbo:DataHandler
appid="appModuleInstance"
[ relativeUrlPath="component's JSP page | DataHandlerComponent.jsp" ]
/>
説明
<jbo:DataHandler>コンポーネントは、次へ、前へおよび削除などのJSPビジネス・コンポーネント固有のイベントを処理します。DataHandlerコンポーネントは、<jbo:OnEvent>データ・タグを使用して各イベントを処理します。ビジネス・コンポーネントのイベント処理を自動的に行う場合、イベントを受け取るJSPページの一番上にDataHandlerコンポーネント・タグを挿入します。生成されたイベントは、DataHandlerコンポーネントを挿入したページと同じページまたは一意のターゲット・ページで処理できます。
属性
relativeUrlPath: (オプション)コンポーネント・タグを実装するJSPファイルの場所。デフォルトでは、JDeveloperに用意されているDataHandlerComponent.jsp
ファイルを参照します。コンポーネントの動作をカスタマイズするために独自のコンポーネント実装ファイル(.jsp
)の名前を指定できます。カスタマイズ済の既存のコンポーネント実装ファイル(.jsp
)を参照するよう名前を編集することもできます。
作成または参照するファイルがプロジェクトのHTMLルート・ディレクトリのサブディレクトリにある場合は、相対パスを指定する必要があります。たとえば、カスタム・コンポーネント実装ファイルMyDataHandlerComponent.jsp
をcomponents
というHTMLルートのサブディレクトリに作成した場合、relativeUrlPathの値は/components/MyDataHandlerComponent.jsp
になります。
例
次の例では、バインド先のアプリケーション・モジュール・セッションのイベントを処理します。この例では、DataHandlerのターゲットはこのコンポーネントを使用するJSPです。
<jbo:ApplicationModule id="am" configname="mypackage.MypackageModule.MypackageModuleLocal" releasemode="Stateful" /> <jbo:DataSource id="LocationsView" appid="am" viewobject="LocationsView"/> <jbo:DataHandler appid="am" />