汎化のモデル化

汎化とは、具体性の高い要素と低い要素の間の関係であり、そのモデルにおける継承構造を定義するものです。汎化関係は、2つのJavaクラス間、2つのJavaインタフェース間または2つのエンティティ・オブジェクト間に作成できます。

注意: Javaでは多重継承をサポートしていないため、Javaクラスまたはエンティティ・オブジェクトからモデル化できる汎化関係は1つのみです。モデル化されたインタフェースは、他の複数のモデル化されたインタフェースとの汎化関係を持つことができます。

2つのクラス、インタフェースまたはエンティティ・オブジェクトの間に汎化を作成するには、次のようにします。

  1. コンポーネント・パレットで、「汎化」アイコン(Generalization icon)をクリックします。

    注意: アイコンが表示されていない場合は、コンポーネント・パレットのドロップダウン・リストから「Java」または「BC4J」を選択します。

  2. 2つのクラス、インタフェースまたはエンティティ・オブジェクトのうち、特化される方をクリックします。

  3. 2つのクラス、インタフェースまたはエンティティ・オブジェクトのうち、汎化される方をクリックします。

    汎化の線の矢印は、常に、特化される要素から汎化される要素へ向けられます。ダイアグラムでは一般的に、特化される要素の上に汎化される要素を配置します。


関連項目

モデル化された汎化について

クラス・モデル要素のプロパティの変更