J2EEモジュール・デプロイメント・ディスクリプタ設定 - 「リソース参照」ページ

「リソース参照」は、J2EEモジュールのデプロイメント・プロファイル設定を構成する際に使用します。アプリケーション・コードで参照名を使用すると、アプリケーション・コードの参照を変更せずにアプリケーション・リソースを簡単に変更できます。

JDeveloperユーザー・インタフェースから、ejb-jar.xmlweb.xmlおよびapplication-client.xmlのDocument Type Definition(DTD)におけるXML要素へのマッピングは、次のようになります。

リソース参照
Javaコードで名前を指定した特定のリソースに関連付けられているリソースのリストが表示されます。
追加
Webアプリケーションに新規のリソース参照を定義する場合にクリックします。
削除
既存のリソース参照定義を「リソース参照」リスト(<resource-ref>要素)から削除する場合にクリックします。
名前
(必須)JNDIツリーにバインドされるときの、実際のJNDIリソースの名前を入力します。このフィールドは、<resource-ref>サブ要素の<res-ref-name>タグに該当します。
リソース・タイプ
必須。参照するリソースのJavaタイプを入力します。Javaタイプの完全パッケージ名を指定する必要があります。このフィールドは、<resource-ref>サブ要素の<res-type>タグに該当します。
認証
必須。リソースに対して使用される認証のタイプを選択します。このフィールドは、<resource-ref>サブ要素の<res-auth>タグに該当します。
サーブレット(Application for application-client.xml
サーブレット・コンポーネント・コードを使用し、プログラムによってリソースのサインオンを実行する場合に選択します。
コンテナ
生成されたweb.xmlファイルの<login-config>サブ要素内に指定するセキュリティ・コンテキストを、Webサーバー・コンテナで使用する場合に選択します。
共有範囲
このフィールドは、<resource-ref>サブ要素の<res-sharing-scope>タグに該当します。
<res-sharing-scope>要素では、特定のリソース・マネージャ接続ファクトリ参照を通じて取得された接続を共有するかどうかを指定します。指定する場合、この要素の値は次のいずれかになります。

 

次のいずれかの値を選択します。

共有可
デフォルト値です。<res-sharing-scope>タグのShareable値に該当します。
共有不可
<res-sharing-scope>タグのUnshareable値に該当します。
未割当て
<res-sharing-scope>タグを削除します。
説明
オプション。定義したリソース参照のテキスト説明を入力します。このフィールドは、<resource-ref>サブ要素の<description>タグに該当します。

Oracle9iASのWebコンテナでは、サーブレット2.3およびJavaServer Pages(JSP)1.2を完全にサポートします。詳細は、Sun社のJava Servlet仕様バージョン2.3を参照してください。これはhttp://java.sun.com/j2ee/ja/servlet/index.htmlからダウンロードできます。

注意: web.xmlでは、Webサーバーによって、デプロイメント・ディスクリプタのリソース名がデプロイメント時にリソースの実際の場所に割り当てられます。サブ要素<resource-ref>は、web.xmlデプロイメント・ディスクリプタ定義の必須要素ではありません。


関連項目

OC4Jデプロイメント・アプリケーション・ディレクトリ構造
デプロイメント・ディスクリプタの編集
orion-ejb-jar.xmlの編集
WebLogicデプロイメント用のEJBデプロイメント・ディスクリプタ(weblogic-ejb-jar.xml)のカスタマイズ
J2EEクライアント・モジュール(クライアントJAR)のデプロイ
J2EE EJBモジュール(EJB JAR)の作成およびOC4Jへのデプロイ
WebアプリケーションのスタンドアロンOC4JまたはOracle9iASへのデプロイ
BC4JのEJBセッションBeanとしてのスタンドアロンOC4JまたはOracle9iASへのデプロイ
J2EEデプロイメント関連のリファレンス・リスト(「Sun J2EEリファレンス」セクション)