トランザクションの操作方法

アプリケーション・モジュールをインスタンス化した後で、getTransaction()メソッドを使用してトランザクション・オブジェクトを取得できます。これにより、次のタスクを実行できます。

注意: クライアントから直接コールされたアプリケーション・モジュールでコンテナ管理トランザクションを使用している場合は、クライアント境界トランザクションを使用する必要があります。

タスク 説明 メソッド
トランザクションのJDBC接続の開始 JDBC接続を開き、データベース・トランザクションを開始します。このタスクは、createRootApplicationModule()を使用してアプリケーション・モジュールをインスタンス化している場合は自動的に行われます。

ApplicationModule.getTransaction()

Transaction.connect()

Transaction.reconnect()

Transaction.isConnected()

トランザクションのJDBC接続の終了 設計時に作成され、アプリケーション・モジュールのデータ・モデルには追加されていないビュー・オブジェクトのインスタンスを作成し、それをデータ・モデルに追加します。

ApplicationModule.getTransaction()

Transaction.disconnect()

トランザクションの変更の手動ポスト アプリケーション・モジュールをデータベースと同期化します。同期化は、トランザクションをコミットした際に自動的に行われますが、このタスクを行うことでより早くに行うこともできます。

ApplicationModule.getTransaction()

Transaction.postChanges()

トランザクションのコミット トランザクションをコミットし、新規トランザクションを開始します。

ApplicationModule.getTransaction()

Transaction.commit()

トランザクションのロールバック トランザクションをロールバックし、新規トランザクションを開始します。

ApplicationModule.getTransaction()

Transaction.rollback()

コードにおけるトランザクション・ロックの実装 行ロックをコミット時モードまたは即時モードに変更します。

ApplicationModule.getTransaction()

Transaction.setLockingMode()