ユーザー・イベントが発生すると、コマンドが起動され、そのイベントに関連付けられたアクション(IdeActionのインスタンス)がコントローラによって処理されます。アクションのコントローラがある場合は、そのコントローラが使用され、それ以外の場合はアクティブ・ビューのコントローラが使用されます。選択されたコントローラは、アクションを処理するか、スーパーバイザに処理を委任します。最終的に処理を委任されるのは、Ideオブジェクトです。
アクションはアクティブ・コントローラのhandleEventメソッドに渡されます。これは基本的には、アクションのコマンドIDに基づく分岐文です。handleEventメソッドが指定したアクションのコマンドIDに対して定義されている場合、このメソッドがCommandインスタンスを作成または選択し、これをCommandProcessorの起動メソッドに渡し、trueを返します。それ以外の場合、アクションはスーパーバイザに渡され、そこで処理されるか、またはさらに上のスーパーバイザに処理が委任されます。
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oracle.ide.Ide
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