ここまででWebサービスを作成しデプロイしたので、サービスへのプロキシまたはスタブを作成できます。
スタブを作成するには、次のようにします。
- ナビゲータでプロジェクト「PLSQLWebService.jpr」を選択し、「ファイル」->「新規」を選択して、「新規」ギャラリを開きます。
- 「カテゴリ」リストで「General」を開き、「Web Services」を選択します。
- 「項目」リストで「Webサービス・スタブ/スケルトン」をダブルクリックし、Webサービス・スタブ/スケルトン・ウィザードを起動します。
- 「初期画面」ページが表示されたら、「次へ」をクリックして「Webサービス記述を選択」ページを表示します。
- リストから、WebサービスのURLとして
<location>/Emp_fetcher.wsdl
を選択します。
- 「クライアント・サイド・スタブの生成」を選択したままの状態で、「スタブにmainメソッドを生成」を選択します。「次へ」をクリックし、「生成するスタブ/スケルトンを選択」ページを表示します。
- 「終了」をクリックします。
- ナビゲータで、スタブ「tutorial_jdbc_connectionEmp_fetcherWebServiceStub.java」をダブルクリックしてコード・エディタで開き、
// ここに独自のコードを追加してください。
という行まで下にスクロールします。その行のすぐ下に、次のコードを追加します。
EmpRec emp = stub.get_emp(new BigDecimal(111));
System.out.println("ID = "+emp.getEmployeeId());
System.out.println("NAME = "+emp.getLastName());
System.out.println("SALARY = "+emp.getSalary());
- コード・エディタ上で右クリックして「メイク tutorial_jdbc_connectionEmp_fetcherWebServiceStub.java」を選択し、スタブを作成します。次にもう一度右クリックし、「tutorial_jdbc_connectionEmp_fetcherWebServiceStub.javaの実行」を選択してスタブを実行します。
パラメータとして従業員ID 111を使用してスタブが外部サーバーのWebサービスに接続され、従業員についての情報が返されてログ・ウィンドウに表示されます。
Webサービスへのスタブを作成したので、次は「PL/SQL Webサービスを作成するチュートリアルのまとめ」に進みます。