接続プール(connection pooling)

Business Components for Javaバージョン3.2から、接続プールがデフォルトの動作になった。以前は各アプリケーション・モジュール・インスタンスに対して1つのJDBC接続を作成し、この接続をインスタンスの切断時に破棄していたが、アプリケーション・モジュールで接続のプールを再利用できるようになった。JDBC接続URLごとに1つの接続プールが用意される。この中には、ユーザー名とパスワードが定義されている。

データベース接続の作成は時間のかかる処理で、データそのものの取得よりも時間がかかる場合がある。接続プールを使用すると、データベース接続を作成する必要がなくなり、クライアントの応答時間が短縮される。クライアントは、接続を作成するかわりに、他のアプリケーション・モジュール・インスタンスで作成された接続を再利用できる。

デフォルトの接続プール機能の他に、次のオプションがある。