Beanのメソッドのモデル化

ローカル/リモート・メソッドおよびローカル/ホーム・メソッドの両方を、クラス図でモデル化されたBeanに作成できます。Beanのメソッドをモデル化すると、対応するJavaコードが実装クラスに作成されます。

Beanのメソッドをモデル化するには、次のようにします。

  1. メソッドを追加するモデル化されたBeanのローカル/リモート・メソッド・コンパートメントまたはローカル/ホーム・メソッド・コンパートメントで、既存のメソッドのすぐ下をクリックします。

    注意: 適切なメソッド・コンパートメント内のメソッドの定義を入力する領域を破線のアウトラインで表示するには、ダイアグラム上のモデル化されたBeanをクリックします。

    モデル化されたBeanで、既存のメソッドの下にスペースがない場合は、メソッド・コンパートメントの下のグラッブ・バーをドラッグし、コンパートメントを拡大してください。

  2. 名前と、オプションでパラメータ・タイプとパラメータ名およびメソッドの戻り型を入力します。メソッドの戻り型は、コロン(:)で始まる必要があります。次に例を示します。

    getName(String CustNumber) : java.lang.String

    可視性の記号public(+)が自動的にメソッドの先頭に追加されます。

    注意: StringまたはLongなどのように、パッケージ接頭辞を付けずにjava.langパッケージからの戻り型を入力した場合、そのメソッドのクラスに対してJavaコードが生成される際に、戻り型の接頭辞java.langが自動的に追加されます。

    パラメータ・タイプを指定しなかった場合、メソッドはパラメータなしで定義されます。戻り型を指定しなかった場合、デフォルトの戻り型voidが使用されます。メソッドのプロパティを変更するには、ダイアグラム上またはナビゲータ・ペインでクラスをダブルクリックし、EJBエディタを使用してメソッドの詳細を変更します。

  3. [Enter]を押します。


関連項目

クラス図の要素の表示方法の変更