このセクションでは、ユーザー・インタフェース作成のため、コンポーネントの操作などに使用するJDeveloperのUI設計ツールを扱う際に行う、基本的な作業について説明します。Graphical User Interface(GUI)環境でのコントロールの使用方法に精通している場合、ここで取り上げるコンポーネントの選択、サイズ設定および削除操作については理解していると思います。
実際にUIを作成する前に、UIのプロトタイプを作成できます。
基本的な設計作業
JDeveloperでのユーザー・インタフェースの設計では、次の作業が必要となります。
UIプロジェクトの開始
次の説明は、設計可能なコンテナ・クラスを含むプロジェクトがすでに作成されていることを前提とします。まだ作成していない場合は、次のようにします。
UIエディタの表示
ナビゲータで変更するJavaファイルを右クリックし、「UIエディタ」を選択します。
ソース・コードにはコード・エディタからアクセスでき、UIの設計と平行してソース・コードを参照および編集することができます。ソース・コードを表示するには、ナビゲータでファイルを右クリックし、「コード・エディタ」を選択します。UIエディタまたはプロパティ・インスペクタで行った変更は、ただちにソース・コードに反映されます。また逆の場合も同様に変更が反映されます。
UIエディタのツールバーでは、コンポーネントを右クリックしてポップアップ・メニューから選択できるコマンドと同じ操作を、コンポーネントに対して簡単に使用できます。コンポーネントの操作には次のものがあります。