JClientのウィザードを使用すると、様々なデータ・バインド・コントロールを持つデータ・フォームを作成できます。以降では、単一のメイン・ウィンドウからJClientデータ・フォームを実行する必要がある場合に、次のものを含むJClientフレームを作成できることを説明します。
ユーザーがUIで処理を実行する(ボタンをクリックする、など)と、イベントが発行されます。イベントは何が起こったかを表すオブジェクトで、登録済のリスナーにのみ通知されます。このコードはすべてJDeveloperで自動的に生成されます。次の手順では、ボタンをクリックするとJClientデータ・フォームが開かれるようなコードを記述する場合について説明します。
JClientデータ・フォームを開く処理を定義するには、次のようにします。
JClientデータ・フォームを作成してその可視プロパティをtrue
に設定する次のようなコードを、イベント・スタブに追加します。
FormMyNewView frame = new FormMyNewView(getPanelBinding());
frame.setVisible(true);
getPanelBinding()
メソッドによって、JClientメイン・フレームからパネル・バインドを共有できるようになります。その結果、データ・フォーム間でイテレータ・バインドが共有されます。新しいフレームは、マスター/ディテール・フレームの最初のディテールにあるナビゲーション・バーおよびステータス・バーと自動的に同期化されます。
または
JClientデータ・フォームと、そのデータ・フォームを開いたフレームとを同期化しない場合は、JClientデータ・フォームを作成して新しいパネル・バインドを設定する次のようなコードを追加します。
FormMyNewView frame = new FormMyNewView(new JUPanelBinding(getPanelBinding().getApplicationName(),null));
frame.setVisible(true);