orion-web.xmlの作成

orion-web-jar.xmlファイルには、Webアプリケーションに対するOC4Jプラットフォーム固有のデプロイメント・ディスクリプタと、Oracle9iASにデプロイされるWARのデプロイ時情報が含まれます。実装固有の情報がある場合は、J2EE標準デプロイメント・ディスクリプタweb.xmlorion-web.xmlファイルで補足できます。JDeveloperでデプロイメントが行われると、このデプロイメント・ファイルは、新しく追加されたデプロイメント・ディスクリプタの情報を反映するために変更されます。

JDeveloperでは、Webアプリケーションのデプロイメント・プロファイル(WAR)を作成してOracle9iASにデプロイするときにも、web.xmlおよびorion-web-jar.xmlファイルが自動的に生成されます。ただし、orion-web-jar.xmlのコンテンツを制御する必要がある場合は、手動で独自のorion-web-jar.xmlを作成し、デプロイメント・プロファイルに組み込むことができます。

orion-web.xmlファイルは、次の追加構成設定をサポートします。

orion-web.dtdは、oc4j.jarに含まれています。このJARを解凍すると、OC4Jサーバー・ファイルのすべてのDTDがWEB-INFディレクトリに置かれます。

orion-web.xmlファイルを手動で作成するには、次のようにします。

  1. ナビゲータで、orion-web.xmlファイルを追加するproject_iconプロジェクトを選択します。
  2. 「ファイル」->「新規」を選択し、「新規」ギャラリ・ダイアログを開きます。
  3. 「カテゴリ」ツリーで、「Web Tier」をクリックします。
  4. 「項目」リストで、「Webデプロイメント・ディスクリプタ - OC4J用(orion-web.xml)」をダブルクリックします。
  5. 新たに作成されたファイルがコード・エディタで開きます。このファイルを編集し、必要に応じて構成設定を追加します。
  6. (オプション)このデプロイメント・ディスクリプタを編集する場合は、ナビゲータ内で指定したプロジェクトの下に表示されているorion-web.xmlノードを右クリックします。「orion-web.xmlの編集」を参照してください。

関連資料:  このファイルの作成方法の詳細は、『Oracle9iAS Containers for J2EE Servlet開発者ガイド』を参照してください。