ビュー・オブジェクトでsetForwardOnlyメソッドを使用して、データをエンティティ・キャッシュに挿入しないようにできる。この方法では、同時に1行しか処理できず、データは変更できない。データを変更する必要がなく、繰り返しデータが少ない場合には、順方向のみのモードを使用すると、オブジェクトがほとんど生成されないため、メモリー・リソースおよび時間が節約される。順方向のみのモードは、データをフェッチしていったん読み込む場合(Webページ用のデータの書式設定、または線形的に処理を行うバッチ処理などの場合)に使用すると便利である。