ビジネス・コンポーネント・プロジェクトでは、パッケージのprivateメソッドおよび変数にアクセスできるように、同じパッケージにグループ化するビジネス・コンポーネント、および異なるパッケージにグループ化するビジネス・コンポーネントを決定する必要がある。別のパッケージのビジネス・コンポーネント間は、publicメソッドおよび変数を介して対話を行う。必要に応じて、他のプロジェクト内でパッケージを再利用することもできる。一般的なガイドラインとして、各アプリケーションに対して、ビジネス・コンポーネント・プロジェクト内に次のパッケージを作成できる。
ビジネス・ロジック・パッケージ(エンティティ・オブジェクト、Association、およびフィルタリングと検証で使用するビュー・オブジェクト)
プレゼンテーション・パッケージ(アプリケーション・モジュール、UIのデータを表示およびフィルタリングするビュー・オブジェクトおよびビュー・リンク)
クライアント・パッケージ
インタフェースおよびドメイン・パッケージ(2つの層に共通のもので、個別にアップグレード可能)
どのメソッドを内部のチーム・メンバーで使用し、どのメソッドを外部のチームで使用するかに応じて、パッケージ内でグループ化するオブジェクトを機能面から決定する必要がある。1つのコンポーネントとして一緒に配布されるものは、1つのパッケージに入れる。異なるアプリケーション機能を開発しているチームは、それぞれに独立して作業する必要がある。