Configuration Manager - プーリングおよびスケーラビリティ
Configuration Managerのこのページを使用して、アプリケーション・モジュールおよび接続プールのプロパティを設定します。
- アプリケーション・プール
- アプリケーション・プールには、次の設定を使用します。
- 初期プール・サイズ
- 初期プール・サイズは、プール内のアプリケーション・モジュール・インスタンスの初期数を定義します。プールの初期化は、アクティブ・ユーザーによるプールへのアクセスを妨げることのないよう、優先順位の低いスレッドで実行されます。デフォルトの初期プール・サイズはゼロ(0)です。
- 最大プール・サイズ
- 最大プール・サイズは、アプリケーション・モジュールのプールが参照するアプリケーション・モジュール・インスタンスの最大数を定義します。デフォルトは2,147,483,647です。プール・サイズが最大に達した場合、新規アプリケーション・モジュール・インスタンスをそのプールに作成することはできません。したがって、プール・インスタンスが使用可能でないときに行われたプール要求は、インスタンスが使用可能になるまで、構成可能な期間ブロックされます。待機期間を経過するとプール例外がスローされ、使用可能なインスタンスの待機中に要求スレッドがタイムアウトになったことが示されます。
- 参照プール・サイズ
- 既存の非アクティブなアプリケーション・モジュール・インスタンスの再利用を開始するタイミングを、プールに指定できます。プール再利用のしきい値は、セッションが関連付けられているアプリケーション・モジュール・インスタンスを再利用する前にプール・マネージャが作成する、アプリケーション・モジュール・インスタンスの数です。デフォルト値は10です。しきい値を高くするか低くするかは、パフォーマンスとメモリー使用量によります。再利用のしきい値を高くすると、プールではアプリケーション・モジュール・インスタンスの状態の再アクティブ化を頻繁に行う必要がないため、チェックアウト時間が短縮されます。プール内にアプリケーション・モジュール・インスタンスが存在する場合、メモリー使用量は多くなります。
- 最小使用可能サイズ
- プールで管理する必要のある、非アクティブで使用可能な接続の最小数を定義します。デフォルトは5です。
- 最大使用可能サイズ
- プールで管理する必要のある、非アクティブで使用可能な接続の最大数を定義します。デフォルトは25です。
- アイドル・インスタンス・タイムアウト
- 接続が非アクティブである最長期間を定義します。この期間が経過すると、接続は削除の候補となります。デフォルトは600,000ミリ秒です。
- プール・ポーリング間隔
- 監視スレッドがスリープする時間の長さを定義します。デフォルトは600,000ミリ秒です。
- 接続プール
- 接続プールには、次の設定を使用します。
- 初期プール・サイズ
- 初期プール・サイズはプールの接続数を定義します。値は、0から2,147,483,647までです。接続数は、データベース・ドライバでサポートされている接続数によって制限されます。デフォルトはゼロ(0)です。
- 最大プール・サイズ
- プールの接続の最大数を定義します。デフォルトの最大接続数は5,000で、2,147,483,647までの接続を定義できますが、データベース・ドライバでサポートされている接続数によって制限されます。
- 最小使用可能サイズ
- プールで管理する必要のある、非アクティブで使用可能な接続の最小数を定義します。デフォルトは5です。
- 最大使用可能サイズ
- プールで管理する必要のある、非アクティブで使用可能な接続の最大数を定義します。デフォルトは25です。
- アイドル・インスタンス・タイムアウト
- 接続が非アクティブである最長期間を定義します。この期間が経過すると、接続は削除の候補となります。デフォルトは600,000ミリ秒です。
- プール・ポーリング間隔
- 監視スレッドがスリープする時間の長さを定義します。デフォルトは600,000ミリ秒です。
- 管理された解放時にトランザクションの状態をフェイルオーバー
- アプリケーション・モジュール・プールを使用している場合、フェイルオーバーのサポートを提供できます。デフォルトでは、有効になっています。
- 解放時にアプリケーション・モジュールを切断
- 解放時にJDBC接続を切断します。
- 動的なJDBC資格証明のサポート
- アプリケーション・モジュールが他のセッションで再利用される際に再接続します。
- 管理されていない解放時に非トランザクション状態をリセット
- 要求間の非トランザクション・アプリケーション・モジュールの状態を、プールで保持するよう指定する場合に使用します。非トランザクション状態の例には、キャッシュされたJDBCのプリコンパイルされたSQL文、動的WHERE句、ビュー・オブジェクト・インスタンス、アプリケーション・モジュール・オブジェクト・インスタンスがあります。トランザクション状態の例には、任意のデータベース状態、およびエンティティとビュー・キャッシュの状態があります。プロパティのデフォルト値はtrueで、非トランザクション状態はリセットされます。
- リセット
- すべてのプロパティをデフォルトにリセットする場合は、「リセット」をクリックします。
関連項目
接続プールについて
アプリケーション・モジュール・プールについて