既存の非アクティブなアプリケーション・モジュール・インスタンスの再利用を開始するタイミングを、プールに指定できます。プール再利用のしきい値は、セッションが関連付けられているアプリケーション・モジュール・インスタンスを再利用する前にプール・マネージャが作成する、アプリケーション・モジュール・インスタンスの数です。デフォルト値は10です。
しきい値を高くするか低くするかは、パフォーマンスとメモリー使用量によります。再利用のしきい値を高くすると、プールではアプリケーション・モジュール・インスタンスの状態の再アクティブ化を頻繁に行う必要がないため、チェックアウト時間が短縮されます。プール内にアプリケーション・モジュール・インスタンスが存在する場合、メモリー使用量は多くなります。
ビジネス・ロジック層のJVMを起動する際に、コマンドラインに次のディレクティブを指定します。
-Djbo.recyclethreshold=n
n は0から2,147,483,647までの数値です。
また、$JDEV_HOME/BC4J/lib/bc4jmt.jar
に格納されているjboserver.properties
ファイルに、次の1行を追加することもできます。この場合、デプロイメント時にこのファイルを含める必要があります。
jbo.recyclethreshold=n
ナビゲータで、ビジネス・コンポーネント・プロジェクト(JPRファイル)を右クリックし、「プロジェクトの設定」を選択します。
「プロジェクトの設定」ダイアログの左側のパネルで、「構成」->「Development」の下のツリーで「実行」を選択します。
「Javaオプション」フィールドにパラメータを入力します。
「OK」をクリックします。
アプリケーション・モジュールのプール
アプリケーション・モジュール・プールについて
プールのためのクラスについて
JSPプロジェクトのBC4J構成プロパティについて