JClientランタイム情報の設定

ユーザーがJClientアプリケーションを実行できるようにするには、アプリケーションにランタイム構成情報を設定する必要があります。アプリケーションでは、ランタイム構成を判断するために次のファイルが必要です。

ランタイム情報の使用には、次の2つの場合があります。

それぞれに対して、別々のビジネス・コンポーネント構成とクライアント・データ・モデル定義を設定できます。

JClientアプリケーションに対するランタイム構成情報を設定するには、次のようにします。

  1. ビジネス・コンポーネントに対するアプリケーション・モジュールの接続およびデプロイ・シナリオを指定する、ビジネス・コンポーネントのランタイム構成を作成bc4j.xcfgファイルに)します。
  2. データ・フォームで使用するアプリケーション・モジュールとビジネス・コンポーネントのランタイム構成を指定する、JClientデータ・モデル定義を作成します。

    注意: JDeveloper内でJava Web Startを使用してJClientアプリケーションを実行する場合は、ビジネス・コンポーネントのランタイム構成にはデフォルトのlocalモードのデプロイを使用してください。Java Web Startの場合、localモードのデプロイを使用すると、リモートのデプロイ・シナリオで発生する可能性のある潜在的なセキュリティ競合を回避できます。後で、ビジネス・コンポーネントをリモートOC4JまたはVisiBroker Webサーバーにデプロイするときに、JARファイルへの署名が必要になる場合があります。

  3. JClientのウィザードを実行して、データ・フォームまたはデータ・パネルを作成します。ウィザードの「データ・モデル」ページで、ステップ2で作成したクライアント・データ・モデル定義を選択します。

    注意: 「新規」をクリックし、別のビジネス・コンポーネント構成に基づいてデータ・モデルを作成することもできます。

  4. Sun社のJava Web Startアプリケーション・デプロイ・テクノロジを使用してJClientアプリケーションを実行する場合は、JClient Java Web Startウィザードを実行します。ウィザードの「データ・モデル」ページで、ステップ2で作成したクライアント・データ・モデル定義を選択します。