このページは、ビジネス・コンポーネント・コンテキストを設定し、アプリケーションでJSPページを実行するために使用するStrutsアクションを指定します。
struts-config.xml
ファイルに追加されます。.do
アクションのパス。アプリケーションでは、このアクションを使用してJSPを実行します。struts-config.xml
ファイルに追加されます。Stateful
、Stateless
またはReserved
のいずれかの値を選択します。Stateful
がデフォルト値です。
Stateless
(ステートレス)は、ページ処理リクエスト間でアプリケーション・モジュール・インスタンスの状態を保持しません。インスタンスは、JSPページの終了後すぐに解放されます。このオプションは、フェイルオーバー・サポートを利用しない、または連携して動作する1セットのJSPページから構成されない単一のページに対して選択します。 Stateful
(ステートフル)は、ページ処理リクエスト間で、(アプリケーション・モジュールのpassivationstoreプロパティで指定した)データベースまたはファイルにおけるアプリケーション・モジュール・インスタンスの状態を保持します。これにより、アプリケーションは、単一のアプリケーション・モジュール・インスタンスを長期間使用せずにユーザーのデータを維持できます。ステートフル・モードは、HTTPセッションに対してフェイルオーバー・サポートを提供し、アプリケーション・モジュールが標準JDBC接続を使用する場合に望ましい選択肢です。ユーザーが特定のタスクを完了するために対話する個々のJSPページに対しても推奨されます。Reserved
(リザーブ)では、HTTPセッションの間、アプリケーション・モジュール・インスタンスは解放されません。このモードは、ステートフル・アプリケーションと似ていますが、フェイルオーバーはサポートせず、アプリケーション・モジュールの再利用もできません。リザーブ・モードは、イントラネット・タイプの環境で使用すると便利です。このモードでは、ユーザーは、プロセスのJSPページで「コミット」または「ロールバック」をクリックするといった操作でトランザクションの終了を通知することが必要になります。
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データ・タグを使用したアプリケーション・モジュールの状態管理