独自のBusiness Components for Java送信アダプタ・クライアント・コードの作成

アクティビティ・モデラーによって生成されるBusiness Components for Java送信アダプタを使用するかわりに、独自のアダプタおよびプロパティ・ファイルを作成できます。たとえば、アクティビティ・モデラーまたはそのコード生成機能は使用しないが、アダプタは使用する場合、独自のコードを作成します。

Business Components for Java送信アダプタ・プロパティ・ファイルの作成

Business Components for Java送信アダプタのXMLプロパティ・ファイルを作成し、そのアダプタを使用するクラスと同じパッケージに格納します。このファイルでは次のプロパティを定義します。

ファイルの命名方法、格納場所および前述のプロパティの説明は、「Business Components for Java送信アダプタ・クライアント・コードの生成」を参照してください。このセクションには、ガイドとなるXMLプロパティ・ファイルの例も含まれています。ファイル内でプロパティをリスト表示する順序は重要ではありません。

Business Components for Java送信アダプタ・クライアント・コードの作成

Business Components for Java送信アダプタ・クライアント・コードには、生成されるアダプタに含まれるものと同じ機能が含まれている必要があります。

生成されたコード・サンプルsendMessage()メソッドのように)アダプタ・コードが独自のメソッド内で機能する必要はありません。ただし、コード・サンプルと同じネーミング規則を使用して、コードを独自のメソッドに含めることを強くお薦めします。これは、アクティビティ・モデラー・ジェネレータが、独自のメソッド内にコードを生成するためです。また、これによって、Business Components for Javaコンポーネントを使用するクライアントに対して、アダプタ・コードが独立した単位として使用可能になります。

  1. アプリケーション・モジュールのJavaファイルを作成します。
  2. ファイルにBusiness Components for Javaクライアント・コードを記述します。コードには、生成されるクライアント・コードで使用されるものと同じ機能が含まれている必要があります。これらの機能については、「Business Components for Java送信アダプタ・クライアント・コードの生成」を参照してください。このトピックには、ガイドとなるサンプル・クライアント・コードも含まれています。
  3. 独自のプログラム・ロジックをファイルに追加します。
  4. アダプタを使用する場合にアダプタ・クライアント・コードをコールする独自のコードを記述します。

関連項目

メッセージ・アダプタの基本

Business Components for Java送信アダプタ

Business Components for Java送信アダプタ・クライアント・コードの生成