メニューからコマンドを削除せず、プログラムの現在の状態に基づいて、ユーザーが特定のメニュー・コマンドにアクセスできないようにすることができます。たとえば、現在ドキュメントでテキストが選択されていない場合、「編集」メニューの「切取り」、「コピー」および「削除」の項目は使用不可になり、グレー表示されます。
メニュー項目を使用不可にするには、「enabled
」プロパティを使用します。大部分のプロパティと同様、「enabled
」の初期値はインスペクタを使用して設定できます。メニュー項目が使用可かどうかの設定は、デフォルトでは「True
」で、これはイベントが発生すると変わります。
メニュー項目を使用不可にするには、次のようにします。
enabled
」プロパティを「False
」に設定します。
(「visible
」プロパティとは異なり、「enabled
」プロパティの場合、項目は表示されたままです。「False
」の値を設定すると、メニュー項目がグレー表示になります。)
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