JDeveloperでのプロジェクトのデバッグ

データ・ウィンドウに引数やローカル変数を表示するなどのデバッガの機能を使用するには、「プロジェクト」->「プロジェクトの設定」 - 「コンパイラ」で、デバッグ情報とともにコードをコンパイルしておく必要があります。

「デバッガのアイコンについて」を参照して、ツールバーまたはデバッガ・ウィンドウに表示される各デバッガ・アイコンの目的と機能を確認してください。これらの各コマンドは、「デバッグ」メイン・メニューからも使用できます。

ブレークポイントを設定し、コードをステップ実行するには、次のようにします。

  1. コード・エディタで文の左マージンをクリックして、実行可能文にブレークポイントを設定します。
    未確認ブレークポイント・アイコン(red_dot)が左マージンに表示されます。
  2. 「デバッグ」->「<ファイル名>.javaのデバッグ」を選択するか、ツールバーで Debug Button をクリックします。
    クラスが実行され、最初のブレークポイントで停止します。
  3. ツールバーからstep_into_toolbar_iconトレース実行」をクリックして、メソッド・コールをトレース実行するか、step_over_toolbar_iconステップ実行」をクリックして、メソッド・コールをステップ実行します。
  4. スタック・ウィンドウでは、プログラムを現在の状態に導いた一連のメソッド・コールを調べます。コード・エディタに関連ソース・コードを表示するには、メソッドをダブルクリックします。
  5. スマート・データ・ウィンドウデータ・ウィンドウで、引数と変数を調べます。
  6. スレッド・ウィンドウを表示して、プログラムの他のスレッドのステータスを調べます。

編集および再コンパイルするには、次のようにします。

  1. 変更するコード行が見つかったら、ツールバーでterminate_icon終了」をクリックするか、「実行」->「終了」を選択して、デバッグ・セッションを終了できます。
  2. コード・エディタでコードを編集します。
  3. ナビゲータで適切なオブジェクト・ノードをクリックし、メイン・メニューから「プロジェクト」->「メイク[filename.java]」を選択します。プロジェクト内の影響を受けるファイルが再コンパイルされ、デバッガをもう一度実行できます。

デバッガ・ウィンドウについて
デバッグ時のコード・エディタの使用方法
ブレークポイント・ウィンドウについて
デバッガのウィンドウでプログラムの状態を確認する
Javaプログラムのリモート・デバッグについて
デバッガ・ウィンドウの作業環境の設定
埋込みOC4Jサーバーを使用するようにプロジェクトを設定