JUnitカスタム・テスト・フィクスチャの作成

テスト・フィクスチャは、既知の値を持ち、テスト・ケースにデータを提供する1組のオブジェクトです。どんなクラスでもテスト・フィクスチャとして機能しますが、JDeveloperにはカスタム・テスト・フィクスチャ・クラスと様々な特別のテスト・フィクスチャ・クラスを作成するためのウィザードが用意されています。

JUnitカスタム・テスト・フィクスチャ・クラスを作成するには、次のようにします。

  1. ナビゲータで、プロジェクトを選択します。
  2. 「ファイル」->「新規」を選択し、「新規」ギャラリを開きます。
  3. 「カテゴリ」ツリーで「General」を開き、「Unit Tests(JUnit)」を選択します。
  4. 「項目」リストで「カスタム・テスト・フィクスチャ」をダブルクリックします。
  5. ウィザードを完了し、テスト・フィクスチャ・クラスを作成します。詳細は、[F1]を押すか、ダイアログ内で「ヘルプ」をクリックしてください。

    ウィザードにより作成されたクラスの編集画面が開きます。

  6. 必要に応じてファイルを変更します。具体的には、テスト・フィクスチャ・オブジェクトを初期化するコードをsetUp()メソッドに追加し、確保したリソースを解放するコードを tearDown()メソッドに追加します。


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