Templateタグ

これは、Struts Templateタグ・ライブラリの開発者ガイドです。このセクションには、Apache Software Foundation(http://www.apache.org/)およびそれ以外のサード・パーティによって作成されたドキュメントが含まれます。

このタグ・ライブラリには、put、getおよびinsertの3つのタグが含まれます。putタグはリクエスト・スコープにコンテンツを配置し、このコンテンツは別のJSPページ(テンプレート)内のgetタグにより取得されます。そのテンプレートはinsertタグでインクルードされます。

タグ名説明
get putタグにより配置されたコンテンツをリクエスト・スコープから取得します。
insert テンプレートを挿入(実際にはインクルード)します。テンプレートとは、パラメータ化されたコンテンツを含むJSPページです。このコンテンツは、insertタグの子となるputタグで配置します。
put リクエスト・スコープにコンテンツを配置します。
get:  putタグにより配置されたコンテンツをリクエスト・スコープから取得します。
リクエスト・スコープからコンテンツを取得し、インクルードします。
属性名説明
flushtrueに設定すると、name属性で指定したコンテンツをインクルードする前にレスポンス・バッファがフラッシュされます。デフォルトでは、レスポンスはフラッシュされません。注意: この属性は、一部のコンテナで発生する問題を回避する場合にのみ使用します。フラッシュが必須となることはありません。(RT EXPR)
nameリクエスト・スコープから取得するコンテンツの名前。(必須) (RT EXPR)
role指定したロールにユーザーが属する場合はコンテンツが取得され、属さない場合はコンテンツが無視されます。(RT EXPR)
insert:  テンプレートを挿入(実際にはインクルード)します。テンプレートとは、パラメータ化されたコンテンツを含むJSPページです。このコンテンツは、insertタグの子となるputタグで配置します。
このタグで囲んだputタグを使用して、リクエスト・スコープにコンテンツ(URIまたはテキスト)を配置します。このコンテンツは、テンプレート(JSPページ)内のgetタグにより取得されます。このテンプレートは、このタグの終了タグによってインクルードされます。
属性名説明
templateテンプレート(JSPページ)のURIを表す文字列。(必須) (RT EXPR)
put:  リクエスト・スコープにコンテンツを配置します。
リクエスト・スコープにコンテンツを配置します。
コンテンツは、content="aContent"のように属性を使用して指定するか、タグ本体を使用して指定します。タグ本体を使用する場合、direct属性は自動的にtrueに設定されます。
属性名説明
contentリクエスト・スコープに配置されるコンテンツ。(RT EXPR)
directコンテンツの処理方法を指定します。trueに設定するとコンテンツは直接出力されます。false(デフォルト)に設定するとコンテンツはインクルードされます。(RT EXPR)
nameコンテンツの名前。(必須) (RT EXPR)
role指定したロールにユーザーが属する場合、コンテンツはgetタグによる後続のアクセスのために格納されます。属さない場合、コンテンツは無視されます。(RT EXPR)

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