ステップ7: ビジネス・ロジック層のテスト
|
 前へ |
 次へ |
Business Component Browserは、JDeveloperで提供されるJavaクライアントです。このクライアントにより、カスタム・クライアントやカスタムGUIをコーディングせずに、データの表示や更新ができます。これは、ビジネス・ロジック層を繰り返し開発し、テストする上で不可欠です。
アプリケーション・モジュールをテストするには、次のようにします。
- システム・ナビゲータで「OrderModule」アプリケーション・モジュールを右クリックし、「テスト」を選択します。
JDeveloperによりプロジェクトがコンパイルされます。
- 「接続」ダイアログで、「接続」をクリックします。(JDeveloperによりプロジェクトがコンパイルされている間、少し待つことがあります。)
Business Component Browserが表示されます。ナビゲーション・ペインに、アプリケーション・モジュールのデータ・モデルにあるビュー・オブジェクトおよびビュー・リンクが表示されます。
- 「OrdersView」を右クリックして、「表示」を選択します。
OrdersViewのビュー・オブジェクト・インスタンスが右側のペインに表示されます。このビュー・オブジェクトは、データベースに存在する注文を表示します。Customersエンティティ・オブジェクトから追加したCustFirstName属性およびCustLastName属性が読取り専用フィールドにあることに注意してください。コントロールを使用すると注文をスクロールできます。
- 「OrderItemsView」を右クリックして、「表示」を選択します。
OrderItemsViewは、特定の注文の注文項目(注文詳細)を表示します。
- 「OrderViewLink」を右クリックして、「表示」を選択します。
このビュー・リンクは、ビュー・オブジェクト・インスタンスが右側のペインに表示されたOrdersViewおよびOrderItemsViewを表示し、これらはマスター/ディテール関係にリンクされています。注文、およびその下には注文に含まれる注文項目についての情報が表示されます。(ペインのサイズを変更すると、注文情報をさらに表示できます。)
- 右側のペインで「新規レコードの挿入」ボタン(プラス記号に似た記号)をクリックします。
Business Component Browserにより新規の注文が作成されます。どのフィールドにも値が入っていないことに注意してください。
- 「ファイル」->「終了」を選択し、Business Component Browserを終了します。
これで、このチュートリアルはほぼ終わりです。次は、学んだ内容をまとめで確認してください。