Oracle Java Compilerとレスポンス・ファイル

Oracle Java Compiler(OJC)はレスポンス・ファイルをサポートしています。レスポンス・ファイルとは、コマンドラインで入力するかわりに、OJCによって読み込まれる一連のコマンドライン・オプションです。この方法は、非常に長いコマンドラインを編集または使用する場合に便利です。

OJCでレスポンス・ファイルを読み込むには、次のようにします。

args.txt内では、コマンドライン引数を別々の行に入力して区切ることができます。レスポンス・ファイルのサイズに制限はありません。

行の先頭にセミコロン(;)を入力して、レスポンス・ファイルにコメントを入れることもできます。

ただし、レスポンス・ファイルでは、二重引用符は使用できません。次の引数は2つの引数になります。

"file name.java"

最初の引数はfile、2番目の引数はname.javaです。


Setvarsコマンドについて(Windows)
依存性チェックについて
コマンドラインまたはシェルからのコンパイルについて