JClientアプリケーションのマルチメディアについて

データベース内のマルチメディア・データへのアクセスには、次の2つのJClientコントロールが使用できます。

JUImageコントロールは、データベースからイメージを表示するために使用されるJClientコントロールの初期の実装です。データベースでサポートされているinterMediaオブジェクト型からイメージを配信できる場合、アプリケーションのパフォーマンスは常に向上します。一方、JUImageコントロールを使用する場合、アプリケーションでイメージを表示するにはイメージ・ファイル全体がダウンロードされている必要があります。さらに、JUImageはRAW、LONG RAW、BLOBおよびinterMedia IMAGE型のみにアクセスが制限されます。

OrdMediaControlコントロールは、JClient属性モデル・オブジェクトを使用して特定のビジネス・コンポーネント・ビュー・オブジェクトを介してデータベース内のマルチメディア・データにアクセスする、BC4J属性にバインドできます。OrdMediaControlコントロールでサポートされるデータ型は次のとおりです。

サポートされているメディア形式

注意: OrdMediaControlコントロールでは、オーディオおよびビデオ・コンテンツのレンダリングにJava Media Framework(JMF)を使用します。JMFバージョン2.1.1のライブラリには、Cross Platform、Solaris Performance PackおよびWindows Performance Packの3つのバージョンがあり、サポートされているメディア形式がそれぞれ異なります。クラスパスに追加するJMFライブラリのバージョンによって、OrdMediaControlコントロールでレンダリングするメディア形式が決まります。JMFでサポートされているメディア形式の詳細は、次のリンクを参照してください。

http://java.sun.com/products/java-media/jmf/2.1.1/formats.html


JClient固有のコントロールについて
OrdMediaControlの使用