WARデプロイメント・プロファイル設定 - 一般
「一般」ページには、OC4JまたはBEA WebLogicなどのアプリケーション・サーバーにデプロイされるJ2EE WARファイルに関するファイル位置情報が表示されます。ローカル・デプロイメント用に埋込みOC4Jサーバーを使用している場合、Webアプリケーションの実行、デバッグ、プロファイリングおよびCodeCoach処理を行うにはこれらのJ2EEプロジェクト設定を構成する必要があります。
- WARファイル
- WARファイルがデプロイされる場合に常に書き出されるJ2EE Webモジュール(WARファイル)のディレクトリ位置および名前が表示されます。
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- EARファイル
- EARファイルがOracle9iASにデプロイされる場合に常に書き出されるJ2EEエンタープライズ・アーカイブ(EAR)ファイルのディレクトリ位置および名前が表示されます。
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- エンタープライズ・アプリケーション名
- J2EEエンタープライズ・アプリケーションの名前が表示されます。この名前は編集可能です。
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- Webアプリケーションのコンテキスト・ルート
- "コンテキスト・ルート"および"サーブレット名"という用語は、エンド・ユーザーがWebアプリケーションにアクセスする際にブラウザに入力するURLの異なる部分を示します。次に例を示します。
http://www.hostname.oracle.com/my-website/SayHello
上記の例におけるパラメータは次のとおりです。
hostnameは、Webアプリケーション・ファイルが含まれているマシンの名前です。
/my-websiteは仮想パス(コンテキスト・ルート)です。
SayHelloは、エンド・ユーザーがアクセスするサーブレットの名前です。
- プロジェクトのJ2EE Webコンテキスト・ルートを使用
- デフォルトでは、WARデプロイメント・プロファイル設定が、J2EEプロジェクト設定のパネルで構成された設定をオーバーライドします。したがって、J2EEコンテキスト・ルートはプロジェクトから継承されます。
- J2EE Webコンテキスト・ルートを指定
- J2EEプロジェクトの設定をオーバーライドする場合は、WARデプロイメント・プロファイルでかわりに使用するJ2EE Webコンテキスト・ルートを入力します。
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- 配布クライアントの最大ヒープ・サイズ[単位:MB]
- 100MBを超えるWARファイルをデプロイする場合は、デプロイ先のOC4Jを起動するJavaプロセスのJVM最大ヒープ・サイズを設定する必要があります。そのようなアプリケーションのデプロイ時にヒープ・サイズが小さすぎると、「デプロイメント」ログ・ウィンドウに「メモリーが足りません」エラー・メッセージが表示され、デプロイメントは失敗に終わります。ドロップダウン・リストから、クライアントの最大ヒープ・サイズとして適切な数値を選択します。
関連項目
- デプロイメント・プロセスについて
- J2EEアプリケーションおよびそれらのパッケージとデプロイについて
- Deploying Web Applications to Standalone OC4J or Oracle9iAS
- WebアプリケーションのWebLogicへのデプロイ
- J2EEエンタープライズ・アーカイブ(EAR)のアセンブルおよびデプロイ
- BC4J WebアプリケーションのスタンドアロンOC4JまたはOracle9iASへのデプロイ
- BC4J WebアプリケーションのWebLogicへのデプロイ