トランザクションの変更の手動ポスト

トランザクションをコミットすると、ビジネス・コンポーネント・フレームワークはトランザクション全体の検証を自動的に実行し、キャッシュ内のすべての変更をデータベースにポストします。ただし、コミットする前(データベース・トリガーをアクティブにする場合など)、または検証を行う前(検証で新規SQL文を変更済データに対して実行する必要がある場合など)に、変更のポストが必要になる場合があります。Transaction.postChanges()メソッドをコールすることで、変更をいつでもポストできます。

変更をデータベースに手動でポストするには、次のようにします。

  1. アプリケーション・モジュールのTransactionオブジェクトを取得します。たとえば、アプリケーション・モジュール・インスタンスがmyAMという名前の場合、Transactionは次のコードで取得できます。
    import oracle.jbo;
    Transaction myTrans=myAM.getTransaction();
  2. Transaction.postChangesをコールします。

    myTrans.postChanges();

関連項目

トランザクションの操作方法
トランザクションのJDBC接続の開始
トランザクションのJDBC接続の終了
トランザクションのコミット
トランザクションのロールバック
コードにおけるトランザクション・ロックの実装
クライアント境界トランザクションの使用