ブロードキャスト・モードについて

複数インスタンスの接続先に対する統合点を生成する場合、メッセージをブロードキャスト・モードまたは非ブロードキャスト・モードで受信アクティビティに送信できます。ブロードキャスト・モードは遷移に属すプロパティです。ターゲット・アクティビティにつながる遷移のプロパティ・ダイアログの「ブロードキャスト」チェックボックスで、モードを設定します。

ブロードキャスト・モードでは、メッセージは受信システムのすべてのインスタンスに送信されます。E-Business統合コード・ジェネレータにより、すべてのインスタンスへのメッセージのルーティングに必要なコードがすべて作成されます。

非ブロードキャスト・モードでは、メッセージは選択されたインスタンスにのみ送信されます。この場合、メッセージを適切なインスタンスにルーティングするカスタム・インスタンス・ルーティング・コードを作成する必要があります。「遷移」プロパティ・ダイアログでは、コードを入力できる「インスタンス・セレクタのコード」プロパティが用意されています。


関連項目

カスタム・インスタンス・ルーティング・ロジックの使用