BC4JクライアントからBC4Jへのアクセス
JClient、BC4J用JSPまたはBC4J用UIX JSPなどのクライアントを実行する場合、3つのデフォルト・モードから1つを選択してBusiness Components for Java(BC4J)の中間層を実行できます。デフォルト・モードは次のとおりです。
実行モード |
名前 |
説明 |
Oracle9iAS |
<Mypackage1Module>9iAS |
BC4Jの中間層はスタンドアロンのOC4Jで実行されます。 |
埋込みOracle9iAS |
<Mypackage1ModuleBM9iAS>Embedded |
BC4Jの中間層は、直接JDeveloperの埋込みOC4Jサーバーで実行されます。 |
ローカル |
<Mypackage1Module>Local |
JavaクライアントおよびBC4Jの中間層は、直接JDeveloper IDEで実行されます。 |
クライアントは、これらの3つのモードのいずれかで実行されるBC4Jの中間層にアクセスします。つまり、BC4Jの中間層は、これらのモードの1つでデプロイされます。ローカル・モードでは、クライアント(JClientなど)およびBC4Jライブラリが、クライアント・マシン上でローカルになります。ただし、BC4Jが別の場所にデプロイされる場合、これらの実行モードの中から選択する必要があります。
JClientをOracle9iASモードで実行するには、次のようにします。
- 新規のBusiness Components for Javaプロジェクトを作成します。
- BC4J EJB用デプロイメント・プロファイルを作成します。
- EJBセッションBeanとしてBC4Jをデプロイします。
- Business Component Browserでデプロイ済アプリケーション・モジュールをテストします。
- Oracle Business Component Browserの「アプリケーション・モジュール」ページ - 「ビジネス・コンポーネントの構成名」リストから、BC4Jの中間層の実行に使用できる3つの実行モードのうち1つを選択します。この場合、「<Mypackage1Module>9iAS」を選択します。
- BC4Jクライアント・データ・モデル定義ウィザードを起動します。ステップ1/2では、「構成」リストに2つの実行モードが表示されます。「<Mypackage1Module>9iAS」を選択します。
- JClientフォーム・ウィザードを起動し、JClientフォームを作成します。
- ナビゲータで、「
<クライアント・プロジェクト名>の実行」を選択して右クリックし、クライアント・アプリケーションを実行します。
JClientを埋込みOracle9iASモードで実行するには、次のようにします。
- 新規のBusiness Components for Javaプロジェクトを作成します。
- BC4J EJB用デプロイメント・プロファイルを作成します。
- Business Component Browserでデプロイ済アプリケーション・モジュールをテストします。
- Oracle Business Component Browserの「アプリケーション・モジュール」ページ - 「ビジネス・コンポーネントの構成名」リストから、BC4Jの中間層の実行に使用できる3つの実行モードのうち1つを選択します。この場合、「<Mypackage1ModuleBM9iAS>Embedded」を選択します。
- BC4Jクライアント・データ・モデル定義ウィザードを起動します。ステップ1/2では、「構成」リストに3つの実行モードすべてが表示されます。「<Mypackage1ModuleBM9iAS>Embedded」を選択します。
- JClientフォーム・ウィザードを起動し、JClientフォームを作成します。
- テスト用に埋込み構成を使用する前に、中間層のEJBセッションBeanを起動しておく必要があります。ナビゲータでBC4Jの中間層プロジェクトのアイコンを選択して右クリックします。
- ナビゲータで、「
<クライアント・プロジェクト名>の実行」を選択して右クリックし、クライアント・アプリケーションを実行します。
JClientをローカル・モードで実行するには、次のようにします。
- 新規のBusiness Components for Javaプロジェクトを作成します。
- Business Component Browserでデプロイ済アプリケーション・モジュールをテストします。
- Oracle Business Component Browserの「アプリケーション・モジュール」ページ - 「ビジネス・コンポーネントの構成名」リストから、BC4Jの中間層の実行に使用できる3つの実行モードのうち1つを選択します。この場合、「<Mypackage1Module>Local」を選択します。
- BC4Jクライアント・データ・モデル定義ウィザードを起動します。ステップ1/2では、「構成」リストに2つの実行モードが表示されます。「<Mypackage1Module>Local」を選択します。
- JClientフォーム・ウィザードを起動し、JClientフォームを作成します。
- ナビゲータで、「
<クライアント・プロジェクト名>の実行」を選択して右クリックし、クライアント・アプリケーションを実行します。
関連項目
n層のビジネス・コンポーネント・アーキテクチャの理解
BC4J Webクライアントのデプロイメント・プロファイルの作成