例外ブレークポイントの設定

一般に、ブレークポイントは特定のコード行に追加され、そのコード行が実行される直前にデバッガを一時停止します。また、特定タイプの例外が発生したときにアクティブになるようにブレークポイントを設定することもできます。例外ブレークポイントは、特定のコード行には関連付けられません。

例外ブレークポイントを設定するには、次のようにします。
  1. ブレークポイント・ウィンドウを右クリックし、「新規ブレークポイント」を選択します。
  2. 「新規ブレークポイント」ダイアログが表示されます。
  3. 「定義」タブで、ドロップダウン・リストから「例外ブレークポイント」を選択します。
  4. 「例外ブレークポイントの詳細」領域に、例外の完全修飾名を入力します。

    PL/SQLのデバッグで、特定のOracleエラー・コード用に例外ブレークポイントを作成する場合は、例外の名前として$Oracle.EXCEPTION_ORA_<number>を入力します。次に例を示します。
    $Oracle.EXCEPTION_ORA_6502

  5. 必要に応じて、「例外の検出で常にブレーク」または「捕捉されない例外の検出でブレーク」チェックボックスの選択を切り替えることができます(デフォルトでは両方とも選択されています)。
  6. 「OK」をクリックします。
    これで、指定したタイプの例外がスローされるとデバッガは一時停止します。

デフォルトでは、デバッガにより、java.lang.Throwableに未検出の例外がスローされた場合の永続例外ブレークポイントが自動的に作成されます。このブレークポイントは、未検出の例外がスローされると発生します。永続ブレークポイントを無効にすることはできますが、削除することはできません。


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