JDeveloper 9.0.2から移行したBC4Jクライアントの更新

JDeveloper 9.0.2プロジェクトがBC4Jクライアントの場合、次の手順を実行して更新します。

注意: これは、JDeveloper 9.0.2からJDeveloper 9.0.3への移行手順の一部です。

BC4Jクライアントを更新するには、次のようにします。

  1. クライアント・プロジェクトのライブラリをインスペクトします。赤色で表示されるライブラリがある場合、異なるディレクトリにインストールされているJDeveloper間の移行手順を実行したかどうかを確認します。
  2. アプリケーションでUIX JSPタグを使用する場合、空白を含むid属性を再割当てします。id属性に空白が含まれる場合、アプリケーションではコンパイルを実行しません。

トランザクション状態(ステートフル解放モードを使用)を保持する移行済BC4Jクライアントを実行する前に、トランザクション状態を格納する一時表をクリーンアップする必要があります。BC4Jの一時表の詳細は、http://otn.oracle.com/products/jdev/htdocs/bc4j/bc4j_temp_tables.htmlにある、OTNのホワイトペーパー『Overview of Temporary Tables Created by BC4J』を参照してください。

一時表をクリーンアップするには、次のようにします。

  1. <jdev_install>/Bc4j/bin/bc4jcleanup.sql

    を実行して、一時表をクリーンアップするパッケージをロードします。
  2. トランザクション状態をただちにクリーンアップするには、次のコマンドを実行します。

    EXEC bc4j_cleanup.session_state(<minutes>)

    これにより、<minutes>分前までに行われたトランザクションの変更がすべて取り消されます。
  3. 無名のPL/SQLブロックを設定し、bc4j_cleanup.session_state()の自動実行をスケジューリングするには、bc4jcleanup.sqlのコメントを参照してください。