このセクションでは、JClientについて説明します。JClientは、SwingベースのJavaコントロールをBusiness Components for Java(BC4J)フレームワークのオブジェクトにバインドするクラスのフレームワークです。JClientフレームワークの設計時のウィザードを使用して、データ・バインドされたフォームをJavaで作成できます。
注意: JClientは、Oracle9i JDeveloperにおけるBC4Jサポート用Java UIクライアントの開発を実現するものであり、以前のリリースでデータベース対応コントロール(DAC)を使用したことのあるすべての開発者にとって役に立つテクノロジです。DACの移行の詳細は、「JClientとDACの互換性について」を参照してください。
ここでは、次の各トピックについて説明します。
トピック・タイトル | トピックの内容 |
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JClientの各ウィザードを使用して、既存のビジネス・コンポーネント・プロジェクトに基づく完全なJClientアプリケーションを作成する方法を説明します。 | |
JDeveloperのビジュアルな設計ツールを使用して、JClientアプリケーションを作成する方法を説明します。アプリケーションで再利用できるように、JClientフォームをコンポーネント・パレットに追加する方法も説明します。 | |
JClientの各ウィザード、UIエディタおよびコード・エディタを使用して、生成されたJClientアプリケーションを変更する方法を説明します。 | |
JClientの「model」プロパティ・エディタを使用して、JClientアプリケーションでデータ・バインドされたコントロールを作成する方法を説明します。 | |
JClientコンポーネント・パレットに表示されるコントロールの使用方法を説明します。JClientが提供するこれらのコントロールにより、標準のSwingコントロールでサポートされないデータ・フォームの特定の動作を実装できます。 | |
JClientアプリケーションによるビジネス・コンポーネントの使用を最適化し、ランタイム・パフォーマンスを向上させる方法を説明します。 | |
Webサーバーからクライアント側アプリケーションを実行する場合に、JClientアプリケーションをJava Web Startで使用できるように設定する方法を説明します。 |