VisiBrokerでのCORBAオブジェクトの起動
Business Components for Javaプロジェクトをデプロイする前に、ビジネス・コンポーネント・プロジェクト・ウィザードを使用してビジネス・コンポーネントを持つプロジェクトを作成しておく必要があります。
BC4Jデプロイメント・プロセスには、ビジネス・コンポーネント・アーカイブのコピー、デプロイメント・プロファイルの作成、およびそのデプロイメント・プロファイルを使用したデプロイという3つの主要ステップがあります。
VisiBrokerでCORBAオブジェクトを起動するには、次のようにします。
- VisiBroker上でBC4Jアプリケーションを実行するためのクラスパスを設定済であることを確認します。
- ナビゲータで、BC4Jデプロイメント・プロファイルを作成する
<BC4Jprojectname>.jpxを選択して右クリックし、「ビジネス・コンポーネントのデプロイメント・プロファイルの作成」を選択します。
注意: 「ファイル」->「新規」を選択して「新規」ギャラリ・ダイアログを開いても、ビジネス・コンポーネントの配布ウィザードを表示できます。「カテゴリ」ツリーで「Deployment Profiles」を選択し、「項目」リストで「ビジネス・コンポーネント - VisiBroker用CORBAサーバー」プロファイルを選択します。
- このウィザードで、ビジネス・コンポーネント・デプロイメント・プロファイルのタイプを作成できます。「次へ」をクリックします。
- 「使用可能」リストから「VisiBroker用CORBAサーバー」をデプロイメント・プロファイル・タイプとして選択し、移動ボタンをクリックしてそれを「選択済」リストに移動します。
- 「次へ」をクリックします。
- 「プロファイル名」フィールドで、このデプロイメント・プロファイルのフルパスおよび名前を入力するか、参照します。デフォルトの場所と名前は
C:\<jdev_install>\jdev\mywork\Workspace1\Project1\Project1Visigenic.bcdeploy
です。
- 「AppModule構成の作成」を選択します。
- CORBAオブジェクトをデプロイする前に、アプリケーション・モジュールのサーバー側のバージョンおよびクライアント側のバージョンを作成し、アプリケーション・モジュールをリモートで起動できるようにします。「選択したプラットフォームをサポートするAppModulesの選択」パネルで、適切なアプリケーション・モジュール(たとえば、
Mypackage2Module)を「使用可能」リストから選択し、移動ボタンを使用して「選択済」リストに移動します。
- 「次へ」をクリックします。
- 選択済デプロイメント・プロファイルのリストが表示されます。
完了後「終了」をクリックします。
- アーカイブのデプロイメント・プロファイルが作成されます。デプロイメント・プロファイル・アイコン(
<ProjectnameVisigenic.bcdeploy>)がナビゲータ内のプロジェクトの下に表示されます。
<ProjectnameVisigenic.bcdeploy>を選択して右クリックし、ポップアップ・メニューから「すぐに配布」を選択してプロジェクトの\deployディレクトリにデプロイします。たとえば、C:\<jdev_install>\jdev\mywork\Workspace1\Project1\deploy\Project1VisigenicCommon.jar
などです。
- (オプション)これらのサブプロファイル・アイコンを右クリックし、デプロイメント・プロファイル設定の表示、JARファイルへのデプロイ、プレビューなど、様々なタスクを実行できます。
注意: VisiBroker上のCORBAオブジェクトの詳細は、http://www.inprise.com/
を参照してください。
関連項目
CORBAオブジェクトのVisiBrokerへのデプロイ
VisiBroker上でBC4Jアプリケーションを実行するためのクラスパスの設定