weblogic-ejb-jar.xmlの編集

J2EEアプリケーション・デプロイメント情報は、XML構成ファイル内に含まれています。各アプリケーション・タイプには、独自の構成ファイルがあります。BEA WebLogicにデプロイされるEJB JARファイルについて、2つのデプロイメント・ディスクリプタが生成され、EJBデプロイメント・ディスクリプタの定義に使用されます。

ejb-jar.xml
Sun社によって定義された標準のJ2EE EJB JARデプロイメント・ディスクリプタです。EJB 2.0デプロイメント・ディスクリプタの詳細を参照するには、次のサイトから仕様をダウンロードできます。
http://java.sun.com/j2ee/ja/ejb/docs.html
 
weblogic-ejb-jar.xml
J2EEアプリケーションをBEA WebLogicアプリケーション・サーバーへのデプロイメントのためにパッケージする場合、デプロイメント・ディスクリプタをカスタマイズして、プラットフォーム固有の追加のデプロイメント設定を含めることもできます。
weblogic-ejb-jar.xmlファイル内のWebLogicプラットフォーム固有のデプロイメント・ディスクリプタ要素に関する詳細は、WebLogic Server 6.1の最新ドキュメントを参照してください。『WebLogic EJBプログラマーズ ガイド』のドキュメントは、現在次のサイトにあります。
http://edocs.beasys.com/wls/docs61/ejb/reference.html

WebLogicデプロイメント用のEJBデプロイメント・ディスクリプタ(weblogic-ejb-jar.xml)をカスタマイズするには、次のようにします。

  1. JDeveloperでEJBを作成すると、ejb-jar.xmlファイルおよびorion-ejb-jar.xmlファイルが自動的に生成されます。これらのファイルは、ナビゲータ内で指定したプロジェクトの下に表示されます。
  2. 既存のWebLogic接続にデプロイすると、weblogic-ejb-jar.xmlが作成されます。または、次のように独自のweblogic-ejb-jar.xmlファイルを作成できます。
    1. 「ファイル」->「新規」を選択し、「新規」ギャラリ・ダイアログを開きます。
    2. 「カテゴリ」ツリーで、「Business Tier」を開き、「Enterprise JavaBeans(EJB)」を選択します。
    3. 「項目」リストで、「EJBデプロイメント・ディスクリプタ - WebLogic用(weblogic-ejb-jar.xml)」をダブルクリックします。新たに作成されたファイルがコード・エディタで開きます。
  3. WebLogicプラットフォーム固有のデプロイメント・ディスクリプタはすべてコード・エディタで編集できます。または、 ejbjarxml weblogic-ejb-jar.xmlを選択し「設定」を選択して編集できます。
  4. 標準のJ2EEデプロイメント・ディスクリプタを編集する場合は、 ejbjarxml ejb.jar.xmlを選択し、「設定...」を選択します。
  5. このパネルで設定を変更し、作業の完了後「OK」をクリックします。
  6. EJB JARモジュールがWebLogicインスタンスにデプロイされた場合、これらのデプロイメント・ディスクリプタは両方とも<weblogic_ejb_jar>.earファイルに含まれます。
  7. 詳細を参照するには、デプロイメント・ディスクリプタのページで「ヘルプ」をクリックしてください。

重要: weblogic-ejb-jar.xmlファイルを編集した場合は、アプリケーション・サーバーにデプロイするEJB JARファイルに、この更新済ファイルを必ず含めるようにしてください。


関連項目

J2EE EJB JARのスタンドアロンOC4JまたはOracle9iASへのデプロイ

J2EEエンタープライズ・アーカイブ(EAR)のアセンブルおよびデプロイ

EJB JARの作成およびWebLogicへのデプロイ
BC4JのEJBセッションBeanとしてのOC4Jへのデプロイ
BC4JのEJBセッションBeanとしてのWebLogicへのデプロイ
OC4Jデプロイメント・アプリケーション・ディレクトリ構造