アドイン・マネージャについて

アドイン・マネージャは、JDeveloperの起動時にアドイン・クラスをインスタンス化します。アドイン・クラスはAddinインタフェースを実装します。アドイン・マネージャは、AddinManagerインタフェースのシングルトン・インスタンスにより表されます。また、IdeクラスのstaticメソッドgetAddinManagerにより取得されます。

JDeveloperが起動すると、アドインをロードし、アドインの機能を統合する拡張メカニズムにより、コンポーネントが初期化されます。アドインは、コア機能、標準機能およびユーザー機能の3つの中からインストールされます。ほとんどの拡張機能開発者にとっては、最後の機能のみ重要になります。

アドイン・マネージャは、各アドイン・クラスを順にインスタンス化します。次に、各クラスのinitializeメソッドをコールして、ユーザー・インタフェース要素を作成し、メソッドを様々なIDEマネージャに登録します。JDeveloperが終了すると、アドイン・マネージャは各アドイン・インスタンスをポーリングし、未解決の状態のインスタンスが残らないようにして各インスタンスを終了します。


IDEの構造について
拡張機能アーカイブのインストール
Addinインタフェースの実装

oracle.ide.Ide
oracle.ide.AddinManager
oracle.ide.addin.Addin