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UIX開発者ガイド Go to Table of Contents
目次
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1. UIXの概要

この開発者ガイドでは、UIXおよび基礎となるテクノロジについての技術的な概要を説明します。UIXによって提供されるサービスを使用した、アプリケーションのあらゆる開発方法がわかります。

ここでは、次の項目について説明します。

UIXの概要

UIXは、Webアプリケーションを構築するための、拡張可能なJ2EEベースのフレームワークです。Model-View-Controller(MVC)デザイン・パターンがベースとなっており、これはスケーラブルなエンタープライズWebアプリケーションを構築するための基礎となります。(MVCパターンの詳細は、http://java.sun.com/blueprints/patterns/を参照してください。)UIXはサーバーベースであり、Webブラウザや携帯情報端末など様々なクライアントをサポートします。UIXはJavaテクノロジをベースとしていますが、クライアント上でJavaは必要ではありません。

UIXの主な対象は、アプリケーションのユーザー・プレゼンテーション層にあり、イベントやアプリケーション・フローの状態を管理する追加機能も用意されています。UIXは、統合開発環境(IDE)などの高度な開発機能が要求される高機能なアプリケーションよりも、オンライン人事管理アプリケーションなどの、ページベースのナビゲーションを使用したアプリケーションを作成するように設計されています。

UIXを使用する理由

UIXを使用する理由は、次のように数多くあります。

UIXでは、これらの機能を提供することにより、アプリケーションの実行、テストおよびカスタマイズに必要な作業量を削減します。

UIXを使用しない場合

ユーザー・インタフェースで、ドラッグ・アンド・ドロップ、コード編集またはビジュアル設計などの高度な対話機能が必要になる場合は、UIXで提供されるよりも難易度の高いユーザー・インタフェース・テクノロジ(クライアント側Javaなど)を使用してください。