ファイルのコンテンツを含むレコードの挿入

ファイルからデータベースにマルチメディア・コンテンツをロードするには、oracle.ord.im.OrdFileSourceのインスタンスを使用します。次のサンプル・コードは、OrdFileSourceを使用したイメージ・ファイルの挿入方法を示しています。



  String filename = "c:¥¥media¥¥image.jpg";
  Row row = viewObject.createRow();
  OrdImageDomain img = new OrdImageDomain();
  img.setContentSource(new OrdFileSource(filename));
  row.setAttribute("Image", img);
  row.setAttribute("Id", 1);
  vo.insertRow(row);
  appModule.getTransaction().commit();

実際には、コンテンツのロードはトランザクションをコミットした時点、または変更をポストした時点で行われます。

  1. ファイル名変数(filename)をファイルのパス付きで作成します。
  2. ビジネス・コンポーネント・ビュー・オブジェクトに、コンテンツをアップロードする行を作成します。
  3. コンテンツ・タイプに適したinterMediaドメイン・クラス(OrdImageDomainOrdVideoDomainOrdDocDomainまたはOrdAudioDomain)のインスタンスを作成します。
  4. ファイル名変数(filename)からOrdFileSourceのインスタンスを作成します。
  5. 遅延ロードのsetContentSource()メソッドを、OrdFileSourceインスタンスを使用してコールします。
  6. 行に対してBC4Jメソッドをコールし、新規ドメインの属性を指定します。
  7. 行を挿入してコミットします。

遅延ロードまたは即時ロードを使用したマルチメディア・コンテンツのロードについて
その他のコンテンツ・ソースを使用したマルチメディア・コンテンツのロード