ブラウザからデータベースにマルチメディア・コンテンツをロードするには、oracle.ord.im.OrdHttpUploadFileSource
のインスタンスを使用します。HTML形式のフォームベースのファイル・アップロードでは、フォーム・データおよびアップロードされたファイルが、multipart/form-dataを使用してPOSTリクエストにエンコードされます。OrdHttpUploadFormDataクラスによるこのようなリクエストから解析されたアップロード済ファイルの表現には、OrdHttpUploadFileクラスが使用されます。OrdHttpUploadFileSourceでは、OrdHttpUploadFileのインスタンスを遅延ロードのコンテンツ・ソースとして使用します。次のサンプル・コードは、OrdHttpUploadFileSource
を使用したイメージ・ファイルの挿入方法を示しています。
OrdHttpUploadFormData formData = new OrdHttpUploadFormData( request );
formData.parseFormData();
OrdHttpUploadFile photo = formData.getFileParameter( "photo" );
Row row = viewObject.createRow();
OrdImageDomain img = new OrdImageDomain();
img.setContentSource(new OrdHttpUploadFileSource(photo));
row.setAttribute("Image", img);
row.setAttribute("Id", 1);
vo.insertRow(row);
appModule.getTransaction().commit();
実際には、コンテンツのロードはトランザクションをコミットした時点、または変更をポストした時点で行われます。
OrdImageDomain
、OrdVideoDomain
、OrdDocDomain
またはOrdAudioDomain
)のインスタンスを作成します。setContentSource()
メソッドを、OrdHttpUploadFileSourceインスタンスを使用してコールします。遅延ロードまたは即時ロードを使用したマルチメディア・コンテンツのロードについて
その他のコンテンツ・ソースを使用したマルチメディア・コンテンツのロード