プロファイラとJavaプログラムのリモートでの接続

JDeveloperでプログラムをリモートでプロファイルするには、まずプロファイルするJavaプロセスを開始する必要があります。プロセスを開始すると、プロファイラをそのプロセスに接続できます。

プロファイラの接続では、まずリモートでプロファイリングすることをJDeveloperで指定します。必要に応じて、セッションからセッションへ接続パラメータを保存することもできます。

リモート・プロファイリング・セッションを設定するには、次のようにします。

  1. ナビゲータで、リモートでプロファイリングするプロジェクトを選択します。
  2. 「プロジェクト」メニューから「プロジェクトの設定」を選択するか、選択したプロジェクトをダブルクリックします。
  3. 表示される「プロジェクトの設定」ダイアログで、「プロファイラ」ノードを選択します。
  4. 「プロファイラ」ページで、「リモート・プロファイル」チェックボックスをチェックします。

    この後、プロファイラを初めて実行した際に、「プロファイルに接続」ダイアログが表示されます。

リモートで接続するには、次のようにします。

  1. ナビゲータで、リモートでプロファイリングするプロジェクトを選択します。
  2. メイン・メニューで、「実行」->「<プロファイラ・タイプ> <プロジェクト名>」を選択するか、ツールバーの「プロファイラ」アイコンをクリックします。

    接続パラメータがすでに保存されている場合は、セッションがすぐに開始されます。まだ保存されていない場合は、「プロファイルに接続」ダイアログが表示されます。

  3. 接続パラメータを指定するには、「プロファイルに接続」ダイアログで、マシンとそのポートを入力します。

    マシン名に何も入力しないと、JDeveloperはマシンをlocalhostと想定します。

  4. オプションで、「パラメータを保存」を選択します。

    パラメータを保存すると、このダイアログは表示されなくなります。その後のリモート・プロファイリング・セッションでは、このマシンとポートに接続します。

保存済接続パラメータを変更するには、次のようにします。

  1. ナビゲータで、適切なプロジェクトが選択されていることを確認します。
  2. 「プロジェクト」メニューから「プロジェクトの設定」を選択するか、選択したプロジェクトをダブルクリックします。
  3. 表示される「プロジェクトの設定」ダイアログで、「プロファイラ」ノードを選択します。
  4. 「プロファイラ」ページで、現在保存されているパラメータを表示するために、「保存済パラメータの表示」をクリックします。
  5. 「パラメータを保存しない」をクリックします。

    次回リモート・プロファイリング・セッションをオープンすると、また「プロファイルに接続」ダイアログが表示されます。「リモート・プロファイル」チェックボックスをチェックしておくと、そのプロジェクトのすべてのプロファイリング・セッションがリモートになります。


リモート・プロファイリングのためのJavaプロセスの開始

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