JDeveloperの埋込みOC4Jの構成ファイルについて

Oracle9i JDeveloperでは、デフォルトにより、ターゲット・アプリケーション・サーバーにデプロイする前に、埋込みOC4JサーバーでJ2EE 1.2および1.3アプリケーションの完全なコンパイル、実行、デバッグ、プロファイリング、CodeCoachおよびテストを行うことができます。JDeveloperをインストールすると、埋込みOC4Jサーバー・ファイルは次の場所に配置されます。

<jdev_install>/system<release_number>/oc4j-config

JDeveloperには、スタンドアロン・モードで実行できる同一バージョンのOC4Jも付属しています。これを使用する場合は、Business Components for Java(BC4J)ランタイム・ライブラリおよびその他のサブディレクトリへの依存性など、<jdev_install>ディレクトリの内容がすべて維持されていることを確認します。OC4J固有のファイルは、次の場所にあります。

<jdev_install>/j2ee/home/config

アプリケーションをスタンドアロンOC4Jインスタンスにデプロイするように選択できます。ただし、必ずリモートOC4Jに付属するリモートadmin.jarを使用してください。デプロイ先のOC4Jのバージョンと一致しないadmin.jarを使用している場合は、デプロイメントが失敗することがあります。JDeveloperのアプリケーション・サーバー接続ウィザードを使用して接続を設定する際、OC4Jスタンドアロン・インスタンスの対応するadmin.jarを使用するようにデプロイメントを構成できます。

使用しているOC4Jのバージョンを表示するには、OC4Jインストール・ディレクトリから次のように入力します。

java -jar oc4j.jar -version

重要: このディレクトリのファイルは手動で編集しないでください。J2EEアプリケーション・ファイルおよびモジュールの実行、デバッグ、プロファイリングおよびCodeCoachに影響することがあります。これらのファイルは、J2EEアプリケーションの開発に基づいて、JDeveloperにより適切に更新されます。


関連項目

埋込みOC4Jプロセスの開始

埋込みOC4Jプロセスの終了
OC4Jデータソースについて