コンポーネント・イベントへのイベント処理コードの設定

インスペクタの「イベント」ページを使用し、コンポーネント・イベントにハンドラを設定し、既存のイベント・ハンドラを上書きすることができます。

コンポーネント・イベントにイベント処理コードを設定するには、次のようにします。

  1. UIエディタまたは構造ウィンドウでコンポーネントを選択します。

  2. プロパティ・インスペクタで「イベント」タブを選択し、そのコンポーネントに対するイベントを表示し、該当するイベント値フィールドをクリックします。

  3. イベント値フィールドにイベントのスタブ名を入力して[Enter]キーを押し、イベント処理メソッドのスタブを指定した名前でソース・コードに作成します。

    新しい名前でイベント・ハンドラが作成され、ソース・コード内のそのイベント・ハンドラに切り替わります。イベントにイベント処理メソッドを設定するために、アダプタと呼ばれる追加コードもクラスに挿入されます。

  4. イベント・ハンドラのスタブの中に、そのコンポーネント・イベントに対する処理を指定するコードを記述します。

    注意: あるコンポーネントで使用できるメソッドとイベントを確認するには、コード・エディタでコンポーネントを右クリックし、「宣言に移動」を選択してコード・エディタでそのクラスを開きます。またはコンポーネントを右クリックして「Javadocを参照」を選択し、そのクラスに対するドキュメントを表示することもできます。

コンポーネントのデフォルト・イベント用のイベント・ハンドラを簡単に作成するには、次のようにします。

  1. コンポーネント・パレットでコンポーネントを選択し、UIに追加します。

  2. UIエディタでコンポーネントをダブルクリックします。イベント・スタブが作成され、ソース・コード内のそのイベント・ハンドラにフォーカスが切り替わります。

  3. イベント・ハンドラに必要なコードを追加します。

注意: デフォルト・イベントはbeanInfoで定義されているか、何も指定されていない場合はactionPerformedとして定義されます。