UIX JSPには、JSP 1.2準拠のタグ・ライブラリの一連のタグを介してUIXコントロールを起動するタグ・ライブラリが用意されています。JSPタグは、タブ、ボタン、表、ヘッダーおよびその他のレイアウト・コンポーネントとナビゲーション・コンポーネントをレンダリングするHTMLを生成します。これらのコンポーネントによって、一貫したルック&フィール(Oracle Browser Look and Feel)が提供されます。
タグは、様々なコンポーネント・パレット・ページ(UIX JSP Border Layout、UIX JSP Form、UIX JSP Layout、UIX JSP Message Component、UIX JSP PageLayout、UIX JSP Table、BC4J UIX JSPおよびBC4J interMedia UIX JSP)に含まれています。UIX JSPタグには、前後の状況との密接度が高いものもあります。つまり、希望どおりの結果を得るためにページのどこにでもタグを挿入できるわけではありません。コンテキスト・タグは、表やフォームのような特定のコンテナの中に入れる必要があります。これは、ヘルプ内の「UIX JSPタグ・ライブラリ・リファレンス」というタイトルのブックにある、各タグのリファレンス・トピックで指定されています。すべてのBC4J UIX JSPタグの詳細は、次のリファレンスで参照できます。
UIX JSPタグを使用してアプリケーションの開発を簡略化するには、「新規」ギャラリの「UIX JSP for Business Components」カテゴリに属すウィザードの1つを使用します。これらを使用すると、UIX JSPタグを使用してデータを参照および編集するページの生成が簡単になります。
JDeveloper 9.0.2のUIX JSPタグ・ライブラリを使用して作成されたアプリケーションは、JDeveloper 9.0.3のUIX JSPタグ・ライブラリと互換性があります。ただし、タグ・ライブラリは、JDeveloper 9.0.3で拡張および強化されており、UIXリリース2.1.7が含まれています。
開発を開始する前に、「UIX開発者ガイド」の「UIX JSPタグ・ライブラリ」を参照してください。
注意: JDeveloper 9.0.2のUIX JSPタグを使用してアプリケーションを開発し、スペースを含むid
属性を指定している場合、JDeveloper 9.0.3でそのアプリケーションをコンパイルするとエラーが発生します。