Oracle9i JDeveloperは、OC4Jリリース9.0.3のパッケージに含まれており、JDeveloperの埋込みOC4Jサーバーで直接、アプリケーション・コードの実行、デバッグ、プロファイルおよびCodeCoach処理をするときのデフォルトのアプリケーション・サーバーとなります。設定は必要ありません。埋込みOC4JサーバーでJ2EEアプリケーションをテストするときも、JDeveloperでサポートされているアプリケーション・サーバー・ターゲットの1つにデプロイするときも、デプロイメント・プロセスでは次の手順を実行します。
/deploy
出力ディレクトリに保存されます。注意: Oracle9i Application Serverへのデプロイの詳細は、「Oracle9i Application Serverへのデプロイについて」を参照してください。
デプロイメント・プロファイルをローカル・ディスクまたはネットワーク・ドライブにデプロイする場合、JDeveloperでは個々のモジュールを標準J2EEアーカイブ・ファイルにパッケージします。アプリケーションをローカルにデプロイする場合、またはOracle9iAS以外のJ2EEアプリケーション・サーバーにデプロイする場合に、このデプロイメント・オプションを選択します。
WARまたはEJB JARデプロイメント・プロファイルを作成し、スタンドアロンOC4JまたはOracle9iASインスタンスへ直接デプロイするオプションを選択した場合、JDeveloperでは単一のWARまたはEJB JARを1つのエンタープライズ・アーカイブ(EAR)ファイルに自動的にラップし、そのEARファイルをターゲット・アプリケーション・サーバーに送ります。
スタンドアロンOC4JまたはOracle9iASに直接デプロイする場合、JDeveloperではJ2EEモジュール・アーカイブ・ファイルおよびEARファイルの両方を作成します。JDeveloperでEARファイルを作成する際、アプリケーション・アセンブリ・プロセスを集中管理できます。アセンブリ中は、J2EE EJB、J2EE WebモジュールまたはJ2EEクライアント・モジュールを任意に組み合せることができます。この場合、JDeveloperは実際には最小のEARファイルを自動的にアセンブルし、ターゲット・アプリケーション・サーバー接続にそのファイルを送ります。
デプロイメント・プロファイルを起動すると、プロジェクトと、場合によっては付属のライブラリも、標準J2EEアーカイブ・ファイルにパッケージされます。アーカイブ・ファイルがEJBアプリケーションまたはWebアプリケーションとしてスタンドアロンOC4JまたはOracle9iASにデプロイされる場合は、デプロイメントが完了すると同時に、Oracle9i JDeveloperでJ2EEアプリケーションのデプロイ、実行およびテストを行えます。
注意: OC4JまたはOracle9iASにデプロイするときは、EJB 1.1およびEJB 2.0モジュールを単一のJ2EEアプリケーションEARファイルにアセンブルしないでください。デプロイメントが失敗し、SQLや接続のエラーが発生します。
ビジネス・コンポーネントにバインドされるJClientアプリケーションのデプロイは、特殊なケースです。JClientプロジェクト内のファイルの他に、クライアント側に各種のビジネス・コンポーネント・ライブラリを組み込む必要があります。ビジネス・コンポーネントの場所に基づいてファイルに変更を加える必要もあります。詳細は、「JClientおよびBC4Jのシンプル・アーカイブとしてのデプロイ」および「Java Web StartのJClient Webアーカイブの作成」を参照してください。
JDeveloperでは、J2EEアプリケーションをCORBAオブジェクトとしてVisiBrokerにデプロイすることもできます。デプロイメント・プロセスはOracle9iASでのデプロイメントと似ていますが、手動での作業が必要な追加の手順が含まれます。
JDeveloperでJ2EE WebモジュールまたはWebアーカイブ(WARファイル)を作成し、OC4Jデプロイメントの準備をするには、次のようにします。
web.xml
デプロイメント・ディスクリプタも含まれます。「J2EE Blueprints」はドキュメントとサンプル・アプリケーションで構成されており、J2EE互換アプリケーションの最適な開発方法が示されています。「Packaging and Deployment」の章を参照してください。コピーは、次のURLからダウンロードできます。