<inlineMessage>要素
ネームスペース:  http://xmlns.oracle.com/uix/ui
派生元:  <ui:base>要素
グループ:  UIX Components
要素の型:  UINode

<inlineMessage>要素は、別のコンポーネントをラップして、ラベルを追加します。オプションでエラー、情報または警告のアイコンと説明メッセージを追加できます。

構文
<inlineMessage
    [ prompt="string" ]
    [ longDescURL="anyURI" ]
    [ targetFrame="string" ]
    [ vAlign="string" ]
    [ messageType="ui:messageType" ]
    [ tip="string" ]
    [ message="string" ]
    [ anchor="string" ]
    [ contentStyleClass="string" ]
    [ required="ui:required" ]
    [ accessKey="ui:char" ]
    [ promptAndAccessKey="string" ]
>
   <contents> <!-- indexed children --> </contents>
   <end> </end>
</inlineMessage>

注意: 
  • この要素は派生元要素のすべての属性と子要素を持つことができます。

  • 説明

    <inlineMessage>要素は、別のコンポーネントをラップして、ラベルを追加します。オプションでエラー、情報または警告のアイコンと説明メッセージを追加できます。このBeanにはリンク先も加えることができ、これは詳細な情報にリンクするアイコンに付加されます。関連付けられたコントロールにユーザーの入力が必要であることを示すよう、設定することもできます。

    通常、このBeanの索引付けされた子としては、1つのフォーム要素のみとしますが、必要であれば、いくつもの子を追加でき、それらはRowLayoutBean内と同様にレイアウトされます。

    endという名前の付けられた子を追加できます。これはフォーム要素の右側にレンダリングされます。

    InlineMessageBeanは、ほとんどの場合、TableLayoutBean内に直接配置されます。TableLayoutBean内に配置した場合、ラベルおよびその他のコンテンツは整列します。レイアウトの点で言えば、このBeanは特殊なRowLayoutBeanとみなすことができます。RowLayoutBeanと同様、このBeanは単独で使用できます。


    <inlineMessage required="yes"
                   message="Pick a date"
      <contents>
        <dateField/>
      </contents>
    </inlineMessage>

    属性

    説明
    prompt Beanのプロンプト。
    string
    longDescURL メッセージに関する詳細な情報のあるページへのURL。
    URI
    targetFrame URLのターゲット・フレーム(ある場合)。
    string
    vAlign プロンプトおよびその他のコンテンツの縦の位置揃え。指定可能な値はmiddle、topおよびbottomです。
    string
    messageType メッセージの種類。指定可能な値はerror、warning、infoおよびnoneです。デフォルトはnoneです。
    ui:messageType
    tip コントロールに関連付けられたヒントのテキスト。
    string
    message エラー、警告または情報のテキスト。
    string
    anchor アンカー・タグの名前を指定します。このタグは、ページ内でこのインライン・メッセージを一意に識別します。MessageBox内のリンクのリンク先には、このアンカーを指定できます。
    string
    contentStyleClass メッセージ・コンポーネントのコンテンツ領域のCSSスタイル。適用される領域には直接のコンテンツとendの要素のコンテンツの両方が含まれます。
    string
    required 関連付けられたコントロールにユーザー入力が必要かどうか。次の4つの値を指定できます。yes、no、uiOnlyおよびvalidaterOnlyです。値がyesまたはuiOnlyに設定されている場合にのみ、アイコンが表示されます。この属性は、独立して実行する必要のあるクライアント側またはサーバー側の検証に影響を与えません。影響を受けるのは、表示されるユーザー・インタフェースのみです。
    ui:required
    accessKey labeledNodeIdにより指定されたフォーム要素に簡単にアクセスするために使用される文字(設定されている場合)。同じ出力ページの複数箇所に同じアクセス・キーが表示される場合、レンダリングを行うユーザー・エージェントは、同じキーでアクセスされる要素間を順に移動します。

    この属性は、ニーモニックと呼ばれる場合があります。

    この属性で指定する文字は、このインスタンスのprompt属性でも使用されている必要があります。そうでない場合、ユーザーは、アクセス・キーがあるかどうかは確認できません。


    ui:char
    promptAndAccessKey 通常のアンパサンド(&)記号を使用して、1つの値でpromptおよびaccessKeyの両属性を同時に設定する属性。

    たとえば、この属性をP&romptに設定すると、プロンプトがPromptに、アクセス・キーがrに設定されます。


    string

    子要素

    説明 必須 組込み可能な数
    <contents> Beanの索引付けされた子。 いいえ 1
    <end> 子要素の後にレンダリングされるノード。
    いいえ 1