ステップ5: オブジェクト・フロー状態の作成

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オブジェクト・フロー状態とは、アクティビティ間で受け渡しされるイベントまたはメッセージです。企業を調査したビジネス・アナリストは、新規の注文(Order[new])という1つのメッセージが存在し、Take OrderアクティビティとShip Orderアクティビティの間、およびTake OrderアクティビティとBack Orderアクティビティの間で受け渡しされていると判断しました。

次の手順では、Order[new]というオブジェクト・フロー状態を作成します。

オブジェクト・フロー状態を作成するには、次のようにします。

  1. コンポーネント・パレットで、「Object Flow State」アイコン(Object Flow State icon)をクリックし、Take Orderアクティビティの下の位置のShippingスイムレーン上にダイアグラムをクリックします。ダイアグラム上にオブジェクト・フロー状態が作成され、オブジェクト名がハイライト表示されます。
  2. デフォルトのオブジェクト名(図形の一番上にある名前)をOrderに変更し、[Enter]を押して、オブジェクト・フロー状態の名前を変更します。次に、状態の分類子のデフォルトの名前(図形の一番上にある名前)をnewに変更し、[Enter]を押します。
  3. JDeveloperのメニュー・バーから「ファイル」->「すべて保存」を選択して変更を保存します。

必要に応じて、「ビジュアル・プロパティ」を使用して、オブジェクト・フロー状態のデフォルトのフォントおよび色を変更します。

オブジェクト・フロー状態を作成したら、「ステップ6: 擬似状態の作成」に進んでください。