カスタム・プロパティ・エディタの作成

テキスト・フィールドまたはドロップダウン・リストのみでは不十分な場合や、色を表示するドロップダウン・リストなど複雑なドロップダウン・リストが必要な場合は、カスタム・プロパティ・エディタを作成する必要があります。

カスタム・プロパティ・エディタを作成するには、次のようにします。

  1. メイン・メニューから、「ファイル」->「新規」を選択します。
  2. 「新規」ギャラリの「カテゴリ」ツリーで、「Client Tier」ノードを開き、「JavaBeans」を選択します。
  3. 「項目」リストで「プロパティ・エディタ」をダブルクリックします。
  4. 「プロパティ・エディタ」ダイアログの「エディタ名」フィールドに、エディタのクラス名を入力します。

    詳細は、[F1]を押すか、ダイアログ内で「ヘルプ」をクリックしてください。

  5. 「エディタの種類」ドロップダウン・リストから、「カスタム・エディタのコンポーネント」を選択します。
  6. 「カスタム・エディタ名」フィールドに、カスタム・エディタを実装するコンポーネントの名前を入力します。
  7. エディタ自体をリフレッシュできるようにするには、「paintValue()をサポート」を選択します。

    エディタにプロパティの値(色など)のグラフィカル表現を表示する場合や、値に加えた変更をエディタに表示される他の値に反映させる場合は、paintValue()をサポートする必要があります。プロパティの値をテキストとして表示および編集する必要がある場合は、paintValue()をサポートしないようにしてください。

  8. 「OK」をクリックして、プロパティ・エディタを作成します。
  9. コンポーネントのソース・コードを変更し、プロパティ・エディタを実装します。
  10. 「paintValue()をサポート」を選択した場合は、エディタでプロパティ値で設定された表示を描画するようpaintValue()メソッド・スタブを完成させる必要があります。

プロパティ・エディタの作成方法
ソース・コード値のリストを表示するプロパティ・エディタの作成
タグ・リストを表示するプロパティ・エディタの作成

プロパティ・エディタについて
BeanInfoクラスへのプロパティ・エディタの登録