<bc4juix:AddTableRow>

データソースにデータ行を追加する特殊なTableRowをレンダリングします。

JSP構文

<bc4juix:AddTableRow
  [ text="string" ]
  [ rows="numberRows" ]
  [ destination="URI" ] >
 JSP content
</bc4juix:AddTableRow>

次の例では、「5行追加」というラベルの付いたボタンを作成します。ユーザーがこのボタンをクリックすると、5行が表に追加されます。

<bc4juix:AddTableRow text="5行追加" rows="5" />

説明

<bc4juix:AddTableRow>タグは簡易タグです。<bc4juix:Table>タグ内で使用すると、ユーザーがボタンをクリックして1行以上のデータを追加できる特別なTableRowがレンダリングされます。<bc4juix:AddTableRow>タグを使用するには、<bc4juix:Table>タグの子であるcolumnFooterとして設定します。

<bc4juix:AddTableRow>タグでカスタマイズできる内容は、2つです。まず、ボタンのテキストをカスタマイズできます。デフォルトでは、ボタンに「Add Another Row」を各国語に翻訳したテキストが表示されます。ただし、<bc4juix:AddTableRow>タグのrowsプロパティを1より大きい値に設定した場合、ボタンには「Add 'X' Row(s)」(Xは行数)というテキストが表示されます。この設定を使用しない場合は、textプロパティを必要なテキストに設定し、ボタンのテキストを変更できます。

もう1つのカスタマイズは、クリックしたときのボタンのリンク先です。デフォルトでは、リンク先は、親である<bc4juix:Table> の設定によって、フォーム送信またはURL引数のいずれかが使用されます。フォーム送信を使用する場合は、eventパラメータの値をaddRowsに、sourceパラメータの値を表名に、sizeパラメータの値を追加する行数にそれぞれ設定した表のフォームが、<bc4juix:AddTableRow>により送信されます。URL引数を使用する場合は、同じ3つのキーおよび値がパラメータとして送信されます。

標準のリンク先が適切でない場合、<bc4juix:AddTableRow>タグのdestinationプロパティを任意の値に設定することにより、リンク先をオーバーライドできます。

属性