メイクによるコンパイル

「メイク」コマンドを実行すると、選択したノードが変更されている場合はコンパイルされ、変更されているインポート・ファイルがある場合は、それらのファイルもコンパイルされます。メイクは、ワークスペース、プロジェクト、パッケージまたはJavaファイルに対して行えます。プロジェクト・ツリー階層の下位にあるパッケージは、階層の上位にあるパッケージよりも前に作成されます。

編集または再コンパイルのサイクルを繰り返す場合、変更されたファイルだけをコンパイルするメイクを使用することをお薦めします。最初のコンパイル後は、メイクを使用するほうが再ビルドを使用するより高速です。

メイクの起動

「メイク」を選択すると、選択したノード内にあるJavaファイルのうち、古くなったクラス・ファイルまたは存在しないクラス・ファイルを持つJavaファイルがコンパイルされます。メイクでは、ノードでインポートしたファイルのうち、古くなったクラス・ファイルまたは存在しないクラス・ファイルを持つファイルもコンパイルされます。古くなったクラス・ファイルとは、変更日がJavaソース・ファイルの現在のバージョンより古いクラス・ファイルです。

チェックおよびコンパイルされるインポート・ファイルには、現在のプロジェクトに含まれていないファイルを除く、再帰的にインポートされるすべてのファイル(インポート・ファイルのインポート・ファイル)が含まれます。

選択したノードをメイクするには、次のようにします。

プロジェクトをメイクするには、次のようにします。

プロジェクトの再ビルドを実行すると、クラス・ファイルが古くなっているかどうかにかかわらず、選択したノード内のすべてのソース・ファイルがコンパイルされます。コンパイルされるインポート・ファイルには、現在のプロジェクトに含まれていないファイルを除く、再帰的にインポートされるすべてのファイル(インポート・ファイルのインポート・ファイル)が含まれます。

ワークスペース全体をメイクするには、次のようにします。


JDeveloperによるコンパイルについて
再ビルドによるコンパイル
プロジェクトをコンパイル用に設定