Struts構成ファイルの編集

実行時に、Strutsサーブレット・コントローラは、struts-config.xmlで指定したアクション・マッピング構成を使用して、適切なアクションのインスタンスと、JSPページで指定したStrutsリクエストURIのフォームBeanを作成します。特定のアクションのアクション・マッピングを構成するには、次の処理を行う必要があります。

  1. 新規のアクション・マッピング、フォームBeanおよびグローバル・フォワードに関する定義をそれぞれ追加します。
  2. 新規に作成した定義を使用してアクション・マッピングを構成します。

アクション定義をstruts-config.xmlファイルに追加するには、次のようにします。

  1. ナビゲータで、Strutsプロジェクトを開き、struts-config.xmlファイルを右クリックして「Struts-Configの編集」を選択します。

    struts-config.xmlファイルは、プロジェクトの「WEB-INF」フォルダにあります。ナビゲータで、カテゴリごとにプロジェクト・ファイルを表示しているときに「HTMLソース」フォルダを開きます。

    次の手順についての詳細なヘルプを参照するには、ダイアログで「ヘルプ」をクリックするか、表示されているリンクをクリックします。

  2. アクション・マッピング定義を追加するには、Struts構成エディタの左側にある「アクション・マッピング」をクリックして「追加」をクリックします。

  3. フォームBean定義を追加するには、Struts構成エディタの左側にある「フォームBean」をクリックして「追加」をクリックします。

  4. (オプション)グローバル・フォワード定義を追加するには、Struts構成エディタの左側にある「グローバル・フォワード」をクリックして「追加」をクリックします。

struts-config.xmlファイル内でアクション・マッピングを構成するには、次のようにします。

  1. 新しい定義を作成した後で、Struts構成エディタの左側にある「アクション・マッピング」をクリックし、以前に作成したアクション・マッピングをスクロール可能なリストから選択します。

    次の手順についての詳細なヘルプを参照するには、エディタで「ヘルプ」をクリックするか、表示されているリンクをクリックします。

  2. 使用するフォームBeanを構成するには、「フォームBean」タブをクリックし、事前に定義したフォームBeanをドロップダウン・リストから選択します。

  3. (オプション)ローカル・アクションを構成するには、「フォワード」タブをクリックし、「追加」をクリックしてアクションのパスを定義します。

  4. (オプション)フォームBeanにプロパティ値を設定するには、「プロパティ」タブをクリックし、「追加」をクリックしてプロパティと初期値を定義します。

  5. 「OK」をクリックし、新しいアクション・マッピング構成をstruts-config.xmlファイルに保存します。

JDeveloperのXMLエディタを使用し、ナビゲータでstruts-config-xmlファイルをダブルクリックすることにより、新しいアクション・マッピングを表示できます。

StrutsはJSPを実行するためにアクションを必要とするため、生成されたJSPページを直接実行することはできません。JDeveloperでは、ナビゲータでstruts-config.xmlを開き、右クリックして「 /<アクション・パス>の実行」を選択し、対応するマップ済アクションの1つからStrutsベースのJSPページを実行できます。


JDeveloperでのStrutsサポートについて
Struts構成ファイルについて
BC4J JSPページのStruts構成について

Struts JSP Webアプリケーションの開発
Struts JSPページの実行