ステップ2: スイムレーンの作成
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スイムレーンは、通常、企業内の独立したシステムに対応します。
企業を調査したビジネス・アナリストは、Order Entry、Shipping、Inventoryの3つのシステムがあると判断しました。
次の手順では、Order EntryシステムおよびShippingシステムを示すスイムレーンを作成します。
Order Entryシステムを作成するには、次のようにします。
- コンポーネント・パレットで、「Swimlane」アイコン(
)をクリックします。
- ダイアグラムをクリックして、一般的なスイムレーンを作成します。
- 縦線の左のスイムレーンを右クリックし、「プロパティ」を選択して「Swimlane」プロパティ・ダイアログを開きます。
- 「一般」タブの「名前」フィールドに、Order Entryと入力します。
- 「チャネル/アダプタ」タブで、スイムレーンの出力チャネルを定義します。ドロップダウン・リストで、「チャネル」が選択されていることを確認します。「新規作成」をクリックして、「名前」リストに編集可能フィールドを作成します。フィールドにoutchannelと入力します。チャネルのプロパティを次のように定義します。
- 「キュー名」フィールドに、orders_queueと入力します。
出力メッセージが置かれるキューの名前になります。
- 「実装タイプ」でドロップダウン・リストを開き、選択されていなければ、キューイング機能の名前として「AQ」を選択します。
- 「キュー表」フィールドに、orders_queue_tableと入力します。
メッセージが格納される表の名前になります。
- 「方向」でドロップダウン・リストを開き、「出力」を選択します。これは、Order Entryシステムに定義するアクティビティが送信アクティビティであるためです。
- 「プロトコル」フィールドでドロップダウン・リストを開き、「HTTP/HTTPS」を選択します。
- このチュートリアルのモジュールではアダプタ生成は使用しないので、「インスタンス」タブに進みます。アダプタの生成は必ずしも必要ではありません。たとえば、事前定義アダプタがアプリケーションにすでに存在するとき、アダプタの生成は不要な場合があります。
- 「インスタンス」タブで、Order Entryシステムのインスタンスを定義します。「新規作成」をクリックして、「名前」リストにフィールドを作成します。フィールドにorders_instance1と入力します。インスタンスのプロパティを次のように定義します。
「接続名」フィールドで、Order Entryデータベースへの接続名にorders_connectionと入力します。
接続がすでに定義されている場合は、ドロップダウン・リストから選択できます。注意: メッセージ・コードを生成する場合は、この接続が定義されている必要があります。
キューイング機能にOracle AQを使用しているので、「AQサーブレットURL」の名前にhttp://www.ourOrders.comと入力します。
- 「OK」をクリックして変更をコミットします。
Shippingシステムを作成するには、次のようにします。
- コンポーネント・パレットで「Swimlane」アイコン(
)をクリックします。
- ダイアグラムのOrder Entryスイムレーンの下をクリックして、一般的なスイムレーンを作成します。
- 縦線の左のスイムレーンを右クリックし、「プロパティ」を選択して「Swimlane」プロパティ・ダイアログを開きます。
- 「一般」タブの「名前」フィールドに、Shippingと入力します。
- 「チャネル/アダプタ」タブで、スイムレーンの入力チャネルを定義します。ドロップダウン・リストで、「チャネル」が選択されていることを確認します。「新規作成」をクリックして、「名前」リストに編集可能フィールドを作成します。フィールドにinchannelと入力します。チャネルのプロパティを次のように定義します。
- 「キュー名」フィールドに、shipping_queueと入力します。
入力メッセージが置かれるキューの名前になります。
- 「実装タイプ」でドロップダウン・リストを開き、選択されていなければ、キューイング機能の名前として「AQ」を選択します。
- 「キュー表」フィールドに、shipping_queue_tableと入力します。
メッセージが格納される表の名前になります。
- 「方向」でドロップダウン・リストを開き、選択されていなければ「入力」を選択します。これは、Shippingシステムに定義するアクティビティが受信アクティビティであるためです。
- 「プロトコル」フィールドでドロップダウン・リストを開き、「HTTP/HTTPS」を選択します。
- 「インスタンス」タブで、Shippingシステムのインスタンスを定義します。「新規作成」をクリックして、「名前」リストにフィールドを作成します。フィールドにshipping_instance1と入力します。インスタンスのプロパティを次のように定義します。
「接続名」フィールドで、Ordersデータベースへの接続名にshipping_connectionと入力します。
接続がすでに定義されている場合は、ドロップダウン・リストから選択できます。注意: メッセージ・コードを生成する場合は、この接続が定義されている必要があります。
キューイング機能にAQを使用しているので、「AQサーブレットURL」の名前にhttp://www.ourShipping.comと入力します。
- 「OK」をクリックして変更をコミットします。
Inventoryシステムを作成するには、次のようにします。
- コンポーネント・パレットで「Swimlane」アイコン(
)をクリックします。
- ダイアグラムのShippingスイムレーンの下をクリックして、一般的なスイムレーンを作成します。
- 縦線の左のスイムレーンを右クリックし、「プロパティ」を選択して「Swimlane」プロパティ・ダイアログを開きます。
- 「一般」タブの「名前」フィールドに、Inventoryと入力します。
- 「チャネル/アダプタ」タブで、スイムレーンの入力チャネルを定義します。ドロップダウン・リストで、「チャネル」が選択されていることを確認します。「新規作成」をクリックして、「名前」リストに編集可能フィールドを作成します。フィールドにinchannel_2と入力します。チャネルのプロパティを次のように定義します。
- 「キュー名」フィールドに、inventory_queueと入力します。
入力メッセージが置かれるキューの名前になります。
- 「実装タイプ」でドロップダウン・リストを開き、選択されていなければ、キューイング機能の名前として「AQ」を選択します。
- 「キュー表」フィールドに、inventory_queue_tableと入力します。
メッセージが格納される表の名前になります。
- 「方向」でドロップダウン・リストを開き、選択されていなければ「入力」を選択します。これは、Inventoryシステムに定義するアクティビティが受信アクティビティであるためです。
- 「プロトコル」フィールドでドロップダウン・リストを開き、「HTTP/HTTPS」を選択します。
- 「インスタンス」タブで、Shippingシステムのインスタンスを定義します。「新規作成」をクリックして、「名前」リストにフィールドを作成します。フィールドにinventory_instance1と入力します。インスタンスのプロパティを次のように定義します。
「接続名」フィールドで、Ordersデータベースへの接続名にinventory_connectionと入力します。
接続がすでに定義されている場合は、ドロップダウン・リストから選択できます。注意: メッセージ・コードを生成する場合は、この接続が定義されている必要があります。
キューイング機能にAQを使用しているので、「AQサーブレットURL」の名前にhttp://www.ourInventory.comと入力します。
- 「OK」をクリックして変更をコミットします。
- JDeveloperのメニュー・バーから「ファイル」->「すべて保存」を選択して変更を保存します。
必要に応じて、「ビジュアル・プロパティ」を使用して、スイムレーンのデフォルトのフォントおよび色を変更します。
スイムレーンを作成したら、「ステップ3: ハブの作成」に進んでください。