PL/SQLパッケージ中のストアド・プロシージャを、Javaアプリケーションからコールする場合があります。ストアド・プロシージャは、PL/SQL内で実装することも、PL/SQLに公開されたJavaメソッドにすることもできます。Javaの引数およびメソッドは、ストアド・プロシージャに渡され、返されます。
これを容易にするには、パッケージに各サブプログラムのラッパー・メソッドを含むクラスを作成するよう、JPublisherで指定します。各サブプログラムに対して生成されるラッパー・メソッドは、オブジェクト・メソッドと同様、元のメソッドがstaticな場合でも常にインスタンス・メソッドになります。JPublisherにより生成されるラッパー・メソッドは、PL/SQLストアド・プロシージャをJavaコードからコールする、あるいはJavaストアド・プロシージャをクライアントJavaプログラムからコールする簡単な方法を提供します。
JPublisherでは、個々のパッケージを選択、またはスキーマ内の全パッケージを選択する場合はPackagesフォルダを選択することで、Javaラッパーを生成できます。パッケージに属さないサブプログラムを含むPL/SQLコードをコールした場合、JPublisherではパッケージに属さない各サブプログラムに対するラッパー・メソッドを含む単一クラスを生成します。
PL/SQLファンクションでは、Javaを生成する対象のPL/SQLファンクションが1つまたは複数のいずれの場合でも、JPublisherでは1つのクラスを生成します。ファンクションが1つの場合、クラスにはそのファンクションに対する1つのラッパー・メソッドが含まれます。ファンクションが複数の場合、クラスにはファンクションごとに1つのラッパー・メソッドが含まれます。
PL/SQLプロシージャでは、Javaを生成する対象のPL/SQLプロシージャが1つまたは複数のいずれの場合でも、JPublisherでは1つのクラスを生成します。プロシージャが1つの場合、クラスにはそのプロシージャに対する1つのラッパー・メソッドが含まれます。プロシージャが複数の場合、クラスにはプロシージャごとに1つのラッパー・メソッドが含まれます。