JClient LOVモデルの「model」プロパティ・エディタ

このダイアログは、JClient LOV(値リスト)モデルをコントロールにバインドする際に使用します。

  1. 「LOVの定義」タブでは、LOVコントロールのビュー・オブジェクトと、ターゲットのビュー・オブジェクトを選択します。また、LOVをバインドしたコントロールからターゲットのビュー・オブジェクトを更新するために使用する属性もバインドします。
  2. 「表示するLOV属性の選択」タブでは、LOVをバインドしたコントロールに表示する属性を選択し、その表示順序を指定します。
  3. JButtonコントロールにLOVをバインドした場合、「Dialog Settings」タブを使用してLOVダイアログの動作および表示形式をカスタマイズできます(オプション)。LOVダイアログの使用がサポートされているのは、JButtonコントロールのみです。
LOVの定義
コントロールにバインドされたLOVビュー・オブジェクトの属性と、更新のターゲットとなるビュー・オブジェクトの属性間のバインドを指定します。リストに表示される使用可能なビュー・オブジェクトは、パネルのデータ・モデルによって決まります。
LOVビュー・オブジェクト
コントロールにバインドするビュー・オブジェクトをリストから選択します。レイアウト中のパネルに適したビュー・オブジェクトを選択してください。マスター・ビュー・オブジェクトの制約を受けるビュー・オブジェクトは、名前が変更されていない場合、リストには(CustomersView1などのように)番号が付けられます。一方、マスター・ビュー・オブジェクトのデフォルトの名前には(CustomersViewなどのように)番号は付けられません。
ターゲットのビュー・オブジェクト
LOVをバインドしたコントロールでユーザーが選択する値によって更新される属性を含む、ビュー・オブジェクトを選択します。
LOVとターゲットのビュー・オブジェクト・バインドの定義
LOVのために定義された属性バインドが表示されます。LOVビュー・オブジェクトの属性に対して、ターゲットのビュー・オブジェクト内の更新される属性を指定します。「追加」ボタンにより、ビュー・オブジェクト・バインド表に新しいバインドを定義できます。
LOV属性
LOVビュー・オブジェクトの属性を表示します。ソース値として指定する属性をドロップダウン・メニューから選択します。
ターゲットの属性
ターゲット・ビュー・オブジェクトの属性を表示します。ターゲット値として更新する属性をドロップダウン・メニューから選択します。
削除
選択した既存のLOV/ターゲット属性バインド定義を、ビュー・オブジェクト・バインド表から削除する場合にクリックします。
追加
ビュー・オブジェクト・バインド表に新しい行を挿入する場合にクリックします。「追加」をクリックすると、1つのLOVを使用して複数の属性をバインドできます。
表示するLOV属性の選択
LOVをバインドしたコントロールに表示する属性を選択する場合に使用します。リストでの属性の順序を変更することもできます。
使用可能な属性
選択したビュー・オブジェクトの属性のうち、表示可能な属性がすべて表示されます。
選択済の属性

ビュー・オブジェクトの属性のうち、LOVをバインドしたコントロールに表示するよう選択した属性がすべて表示されます。4つのボタンを使用し、「使用可能」リストと「選択済」リスト間で属性を移動します。

ボタン

説明

shuttle buttons

「使用可能な属性」リストで選択した属性を、「選択済の属性」リストに移動する場合にクリックします。

shuttle buttons

「使用可能な属性」リストにあるすべての属性を、「選択済の属性」リストに移動する場合にクリックします。

shuttle buttons

「選択済の属性」リストで選択した属性を、「使用可能な属性」リストに移動する場合にクリックします。

shuttle buttons

「選択済の属性」リストにあるすべての属性を、「使用可能な属性」リストに移動する場合にクリックします。

 

上矢印と下矢印

選択した属性を「選択済の属性」リスト内で移動する場合にクリックします。

ボタン

説明

shuttle buttons

選択した属性を「選択済の属性」リスト内で移動する場合にクリックします。LOVでの属性の表示順序が変更されます。リストで上から下に並べられているビュー・オブジェクトの属性は、JListおよびJCombBoxコントロールでは左から右に並べられます。

 

Dialog Settings
LOVコントロール・バインドされたJButtonをユーザーがクリックすると表示されるLOVダイアログを、カスタマイズする場合に使用します。このタブは、JButtonコントロールのLOVバインドを編集するときのみ表示されます。
検索機能
JButtonコントロールをクリックしてユーザーが表示したLOVダイアログに対し、検索モード操作を使用可能にする場合に選択します。この機能が使用可能な場合、ユーザーは、LOVダイアログのナビゲーション・バーで「検索」ボタンをクリックしてLOVを検索モードに設定できます。検索モードでLOVダイアログを使用すると、ユーザーはバインドされたビュー・オブジェクトの行に対して問合せを実行するためのビュー基準を入力できます。LOVバインドにより問合せが実行され、指定したビュー基準に一致する行のみが表示されます。

検索モードの問合せを実行するには、ユーザーはLOVダイアログを表示して次の操作を行う必要があります。

  1. LOVダイアログのナビゲーション・バーで「検索」ボタンをクリックし、バインドされた各属性ごとに1つの「ビュー検索基準」フィールドを表示します。
  2. 「ビュー検索基準」フィールドに、検索する属性に対する値を入力します。入力する値には、適切な比較記号(>、<、=)を使用する必要があります。同じビュー基準内の値はすべて、AND処理されます。
  3. LOVダイアログのナビゲーション・バーで「問合せ実行」ボタンをクリックすると、LOVダイアログに結果が返されます。
タイトル
LOVダイアログのタイトル・バーに表示するカスタム・タイトルを入力します。
Location
LOVダイアログの画面上の座標を入力します。この値で、LOVコントロール・バインドを使用するJButtonコントロールをユーザーがクリックしたときにLOVダイアログが表示される位置を決定します。たとえば、LOVダイアログを画面左上隅の近くに表示するには、50,50と入力します。

Swingコントロール用JClientモデルについて
JClientでのLOVダイアログのサポートについて
LOVコントロール・バインドの設定