JClientには、Swingコントロールとビジネス・コンポーネント・ビュー・オブジェクトの行セット・イテレータとの間の対話を受渡しする、Swingコントロール用のモデル・オブジェクトがあります。JClientにおけるSwingモデルの実装は、コントロール・バインドと呼ばれます。
JDeveloperにインストールされているサンプルでは、JClientで使用可能なコントロール・バインドの完全なセットを試すことができます。サンプルは次の場所にインストールされています。
<JDev_install>/BC4J/samples/JClientWorkspace
サンプルの実行と関連ヘルプ情報の表示についての詳細は、そのフォルダのReadme.html
ファイルを参照してくだい。
JClientアプリケーションのUIコンポーネントは、BC4Jフレームワークのビュー・オブジェクトに直接バインドします。たとえば、苗字と名前用のテキスト・フィールド(JTextField)があり、ユーザーがビジネス・コンポーネントの属性値を表示および変更できる、データ・バインドされたJClientパネルが考えられます。
あるSwingコントロールに使用されるコントロール・バインドのタイプは、そのコントロールによって実行される処理によって異なります。場合によっては、コントロールはそれぞれが異なる対話を定義する複数のコントロール・バインドを使用します。JClientは、様々なコントロールに対して次のモデルを定義します。
JClientデータ・パネルへのコントロールの追加
JClientコントロール・バインドの設定
MVCの詳細は、次のjava.sun.comのWebページを参照してください。
http://java.sun.com/products/jfc/tsc/articles/getting_started/getting_started2.html