OC4J EJBデプロイメント・ディスクリプタ - エンティティ・デプロイメント属性
このページは、orion-ejb-jar.xml
ファイル内のエンティティBeanデプロイメント・ディスクリプタを構成する際に使用します。
- 名前
- 標準のJ2EE EJBデプロイメント・ディスクリプタ・ファイルである
ejb-jar.xml
内のBean名と一致するエンティティBean名。
- コール・タイムアウト
- EJBがビジーの場合に待機する時間(16進値で表記)。指定の時間が過ぎると、RemoteExceptionがスローされ、デッドロックが発生します。デフォルトは3で、EJBが使用可能になるまでサーバーが待機することを意味します。
- クラスタ化方式
- コンテナ管理の永続性(CMP)使用の場合に使用されるデータソース名。
- データソース
- コンテナ管理の永続性(CMP)使用の場合に使用される、
jdbc/xxxDS
という形式のデータソース名。xxx
は、対応するJDeveloper接続の名前です。セッションFacadeフェイルオーバーおよび状態管理の .jpx
ファイルでBC4J接続に関する情報を変更し、エンティティBeanに同じデータソースを使用する場合は、ここでデータソースを更新してください。
- インスタンス・キャッシュのタイムアウト
- エンティティがインスタンス(識別情報に割当て済)状態で維持される秒単位の時間。
never
を指定すると、エンティティは永久的に残ります。デフォルトは60
です。
- 位置
- このBeanがバインドされるJNDI名。
- インスタンスの最大値
- インスタンス化またはプール状態で維持される最大インスタンス数。デフォルトは無限です。
- 再試行の最大回数
- システム・レベルの障害のためにロールバックされたトランザクションを再試行する回数。デフォルトは0で、再試行しないことを意味します。
- 排他的な書込み権限
- EJBサーバーにバックエンド・データベースへの排他的な書込み(更新)アクセス権があるかどうか。アクセス権がある場合は、一般のBean操作が高速化され、キャッシュの向上が可能です。デフォルトは
true
です。
- 値によるコピー
- EJBコール内の受信または送信パラメータをすべてコピー(クローン)するかどうか。アプリケーションで、処理速度向上のために値によるコピーのセマンティックを使用しない場合は、
false
に設定します。デフォルトはtrue
です。
- プール・キャッシュのタイムアウト
- エンティティがプールされた(未割当て)状態で維持される秒単位の時間。
never
を指定すると、エンティティは永久的に保存されます。
デフォルトは60
です。
- 表
- コンテナ管理の永続性(CMP)使用の場合の、データベース内の表名。
- タイムアウト妥当性
- エンティティがキャッシュ内で有効である(再ロードされるまでの)最大時間(ミリ秒単位)。これは、レガシー・システムからの更新がほとんどない、疎結合環境で有用です。この属性は、exclusive-write-access=true(デフォルト)の場合にのみ有効です。
関連項目
- J2EE EJB JARのスタンドアロンOC4JまたはOracle9iASへのデプロイ
- orion-ejb-jar.xmlの編集
- デプロイメント・ディスクリプタの編集
- OC4Jデータソースについて
ビジネス・コンポーネント・パッケージ・ウィザード - 「接続」ページ
- 関連資料: Oracle9iASドキュメント・ライブラリで提供されている『Oracle9iAS Containers for J2EE Enterprise JavaBeans開発者ガイドおよびリファレンス』
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