HTTPサーブレットについて

サーブレットは、クライアントから送信されたHTTPリクエストを処理し、クライアントにデータベース問合せの結果を返すことにより、動的コンテンツを提供する際に使用されます。この種のJavaサーブレットは、HTTPサーブレットとして知られています。HTTPサーブレットの一般的な実行時のシナリオを次に示します。

  1. クライアントがサーブレットにHTTPリクエストを送信します。クライアントは、Webブラウザ、その他のアプリケーションまたはアプレットのいずれでもかまいません。
  2. サーブレットによりリクエストが処理され、応答としてクライアントにデータが返されます。HTMLサーブレットの場合、クライアントには動的HTMLコンテンツが生成され、返されます。サーブレットをこのように設計した場合、クライアントにかわってデータベース・サーバーのデータをリクエストし、結果をパッケージ化し、HTML形式でクライアントに返します。このような操作は、JDBCを使用するか、Business Components for Java(BC4J)フレームワークで処理することにより実現できます。
  3. クライアント・ユーザーは、生成されたHTMLコンテンツを対話形式で表示して応答し、生成されたHTMLフォームを介してさらに別のリクエストを行うことができます。


HTTPサーブレットの生成
HTTPサーブレットの基本メソッドの実装
Webデプロイメント・ディスクリプタ用サーブレット・ランタイム・プロパティの構成
サーブレットのテストおよびデバッグ
J2EE Webモジュール・デプロイメント・プロファイル(WAR)の作成およびOC4Jへのデプロイ
BC4J WebアプリケーションのOC4Jへのデプロイ

Javaサーブレット・テクノロジの詳細は、次のjava.sun.comのWebサイトを参照してください。

http://java.sun.com/j2ee/ja/servlet/index.html