ビジネス・コンポーネント・メタデータのバッチモード・フェッチ

フォームで使用するビュー・オブジェクト属性のリストを指定すると、カスタムJClientアプリケーションとリモートにデプロイされたビジネス・コンポーネントの起動時間を短縮できる場合があります。デフォルトでは、JClientのウィザードにより、fetchAttributeProperties()がフォームで使用する属性のみのリストとともに、JClientフォームのブートストラップ・コードに追加されます。このメソッドをコールしない場合、JClientフォームは1回のネットワーク・ラウンドトリップで、そのアプリケーション・モジュールに定義されているビュー・オブジェクトの全属性に対するコントロール・ヒント・プロパティ(属性フォーマットおよびラベルなど)を、リモート・クライアント・オブジェクトにフェッチします。

ウィザードを使用せずにJClientフォームを作成する場合、特にJClientフォームのバインドされたビュー・オブジェクトの一部の属性しか使用しない場合は、ユーザーがfetchAttributeProperties()をブートストラップ・コードに追加する必要があります。このメソッドを使用すると、フォームのレイアウトに必要な情報のみがフェッチされ、不要な属性は無視されます。

注意: ローカル・モード・デプロイ(クライアントとビジネス・コンポーネントが同一のVMに存在する場合)では、属性プロパティのフェッチはサポートされていません。

属性プロパティを取得するためのネットワーク・コールを最小限に抑えるには、次のようにします。

fetchAttributeProperties()をコールすることで、フォームが作成されるたびにビジネス・コンポーネント属性定義に対してgetFormat()getLabel()などのプロパティ・メソッドがコールされないようにします。