OC4Jで提供されるWebサービス・タグ・ライブラリを使用すると、開発者はWebサービス・クライアント・アプリケーション用のJSPページを簡単に作成することができます。実装ではSOAPベースのRPCスタイルのメカニズムを使用します。クライアント・アプリケーションはWSDL(Web Services Definition Language)ドキュメントにアクセスし、次にそのWSDL情報を使用してWebサービスのオペレーションにアクセスします。
タグ・ライブラリは、Oracle実装の動的起動API(『Oracle Application Server Web Services開発者ガイド』を参照)も利用します。クライアント・アプリケーションが実行時にWSDLドキュメントを取得する際には、WSDLドキュメントに記述されているSOAPオペレーションが、動的起動APIによって起動されます。