JClientログイン・ダイアログのJDBC接続用への変更

このトピックでは、生成されたJClientログイン・ダイアログを変更して、OracleAS JAASサポートのかわりにJDBC接続を使用する方法について説明します。

生成されたJClientログイン・ダイアログをJDBC接続用に変更するには、次のようにします。

  1. JClientフォーム・ウィザードまたはJClient Empty Formウィザードを使用して、ログイン・ダイアログをJClientプロジェクトに追加します。

  2. JClientプロジェクト内のJCLoginDialog.javaファイルをダブルクリックします。コード・エディタにファイルが開きます。

  3. 次のようにコードをコメント・アウトします。
    
    /*
    	String securityEnforceStr = ((String)((Hashtable)connEnvironment).get(PropertyMetadata.ENV_SECURITY_ENFORCE .pName));
        if (securityEnforceStr == null || (securityEnforceStr != null && PropertyConstants.SECURITY_ENFORCE_NONE.equals(securityEnforceStr)))
        {
           return null;
        }
    */
  4. [Ctrl]+[F]を押して、コード・エディタに「検索」ダイアログを表示し、次の検索および置換操作を実行します。

    JboContext.SECURITY_PRINCIPALConfiguration.DB_USERNAME_PROPERTYに変更します。

  5. 「検索」ダイアログを再表示し、別の検索および置換操作を実行します。

    JboContext.SECURITY_CREDENTIALSConfiguration.DB_PASSWORD_PROPERTYに変更します。

    注意: これらは、ハッシュテーブルからの読込み時、およびログイン・ダイアログのフィールドからのユーザー名とパスワードの設定時の2回、ファイル内で変更する必要があります。

  6. JClientプロジェクトのJCLoginDialog.javaに変更を保存します。

  7. BC4Jプロジェクトの作成時にパスワードをデプロイした場合(デフォルト)は、これらの設定を変更する必要があります。BC4Jプロジェクト内のbc4j.xcfgファイルを検索し、XMLエディタでそのファイルを開きます。

  8. bc4j.xcfgファイルを開いた状態で、次のエントリを削除してファイルを保存します。

    <ENTRY name="DeployPassword" value="true"/>

    および

    <ENTRY name="password" value="mypassword"/>

これで、JClientアプリケーションを実行できます。bc4j.xcfgファイルで指定されているJDBC接続が存在する場合、アプリケーションにより自動的にダイアログが起動されます。


JClientログイン・ダイアログについて
JAAS用のJClientログイン・ダイアログの生成