BC4J JSPページのStruts構成について

struts-config.xmlファイルは、ビジネス・コンポーネント・イベントを特定のアクションにマップするためにStrutsフレームワークで使用されるStruts定義ファイルです。BC4J JSP Webアプリケーションの場合、このファイルはBC4J JSPウィザードを使用する際に生成されます。ウィザードは、BC4Jイベントおよびページ・フォワードを処理する多数のビルトイン・アクションを持つStruts定義ファイルを作成します。BC4J Webアプリケーション・アクションには、2つのタイプがあります。

アクション・マッピングの表記方法について

Struts構成エディタを使用して、BC4J JSPページのアクション・マッピングを作成できます。ナビゲータでstruts-config.xmlファイルをダブルクリックし、結果を表示します。次に、定義できる典型的なアクション・マッピングの例を示します。

BC4Jアクション・マッピング・プロパティについて

BC4J JSPページのアクション・クラスを作成する場合は、BC4Jコンテキストを指定できる必要があります。コンテキストにより、ターゲットJSPはビュー・オブジェクト・インスタンスで動作できます。何を行う必要があるか、あらかじめわかっている場合は、struts-config.xmlを使用してコンテキストを定義できます。それ以外の場合は、JSPページからBC4Jコンテキストを取得し、それをリクエスト・パラメータとして渡す必要があります。

次のアクション・マッピングは、アクション・マッピングから提供される場合のapplicationプロパティおよびreleasemodeプロパティの使用方法を示しています。


<action path="/myAction" type="mypackage3.myAction">
  <set-property property="application" value="Mypackage1Module"/>
  <set-property property="releasemode" value="Stateful"/>
  <forward name="success" path="untitled1.jsp"/>
</action>

JDeveloperリリース9.0.3では、アプリケーション・モジュールの登録は、1つのアプリケーション・モジュールIDのみサポートしています。複数のアプリケーション・モジュールへの参照を含むStrutsベースのBC4J JSPページの作成を試行した場合は、前述のサンプルが正しく更新されず、ランタイム・エラーが発生します。


JSPページおよびビジネス・コンポーネントについて
JSPページおよびBC4Jアプリケーション・モジュール・プールについて
bc4j.xcfgファイルでのBC4J JSPランタイム・プロパティの定義
Business Components for Java(BC4J)のデプロイについて