<byteLength>要素は、エンコーディングでの文字列のバイト長を制限するクライアント・バリデータを定義します。textInputのmaximumLength属性と似ていますが、maximumLength属性ではユーザーの入力できる文字数を制限します。状況によっては、サーバーでも文字列の格納に必要なバイト数を制限する必要があります。これは、ユーザー・インタフェースの観点からは望ましくありません。日本語の2文字に対して英数字では6文字入力できる理由をユーザーが理解するのは難しいからです。ただし、バックエンドによりこれがエラーとして報告される場合には、データを送信する前に問題をレポートすることをお薦めします。
<byteLength>要素により、開発者はバイト長の定義に使用するエンコーディングを指定できます。このエンコーディングは、Javaランタイムでサポートされているエンコーディングである必要があります。ただし、すべてのエンコーディングが、UIXのクライアント側の検証コードでサポートされているわけではありません。サポートされていないエンコーディング(EUC-TWなど)の場合、クライアントでの検証は実行されません。したがって、バイト長の検証をするためには、開発者はサーバーでJavaのByteLengthValidaterクラスまたは対応するコードを使用する必要があります。