第1段階: ユースケース

アプリケーションの計画を立てる最初のステップは、アプリケーションで何をするかを決めることです。ユースケースは、アプリケーションの使用を想定する詳細なシナリオです。たとえば、典型的な注文入力アプリケーションでは、製品の参照、検索、新規の注文の入力、既存の注文の変更および取消がユースケースに含まれます。

専門家チームがエンド・ユーザーに面接調査を行い、想定される一連のユースケースを決定します。その後、製品企画チームが、タスクを実行するためにユーザーが行う必要のある実際の手順を設計し、ユースケースを具体化します。この手順は、アプリケーションの動作の仕様になります。