Oracle Designerで変更された定義からのビジネス・コンポーネントの再生成

ここで述べるのは、生成元の定義がOracle Designerで変更されたため、すでにJDeveloperプロジェクト内にあるビジネス・コンポーネント(BC4Jオブジェクト)を再生成する場合の手順です。

BC4JオブジェクトをJDeveloperプロジェクトに生成するのが初めての場合は、「Oracle Designerソースからのビジネス・コンポーネントの生成」を参照してください。

追加の(つまり新規の)BC4Jオブジェクトを既存のプロジェクトに生成する場合は、「同じOracle Designerソースからの追加ビジネス・コンポーネントの生成」を参照してください(追加オブジェクトは、以前と同じOracle Designerリポジトリにあるモジュール定義に基づくものである必要があります)。

この手順では、以前の生成に関連付けられているプロジェクト、Oracle Designerのソースまたは接続情報を変更することはできません。次のことがわかっている必要があります。

BC4Jプロジェクト内の情報がOracle Designerリポジトリのモジュール定義と競合する場合、その情報は失われます(リポジトリ情報によって上書きされるため)。BC4Jパッケージに追加されたオブジェクトがある場合(たとえば、新規のエンティティ・オブジェクト、あるいはエンティティ属性に対する追加の検証など)、再生成のプロセスでそれらが削除されることはありません。

再生成のプロセスでは、BC4Jプロジェクトからオブジェクトは削除されません。Oracle Designerのモジュール定義を大幅に変更した場合(たとえば、モジュール・コンポーネントによって新しい表定義が使用されている)、必要に応じて新しいオブジェクトが作成されることはありますが、古いオブジェクトも存続します(たとえば、古い表に対するエンティティ・オブジェクト)。

古いオブジェクトを残さない生成(または再生成)を実行するには、プロジェクトの内容全体を削除するか、新規のプロジェクトで最初から新たに生成を開始してください。

再生成プロセスに不安がある場合は、再生成を開始する前に、ファイル・システム上でプロジェクトとソース・ファイルをバックアップしておきます。

生成ウィザードを使用して、初めてプロジェクトにオブジェクトを作成するには、次のようにします。

  1. JDeveloperのナビゲータで、再生成しようとするオブジェクトが含まれているプロジェクトを選択します。
  2. プロジェクトのポップアップ・メニューから、「DesignerからBC4Jオブジェクトを再作成」を選択します。

  3. Designer BC4J Regenerationウィザードが表示されます。
  4. ウィザードの指示に従って再生成手順を完了します。ウィザードでの作業中に詳細な情報を見るには、[F1]を押してください。

再生成中は、進捗を示すボックスが表示されます。再生成されたBC4Jプロジェクトによって、JDeveloperプロジェクト内の古いオブジェクトが置き換えられます。