デフォルトのJClient認証ログイン・フォームの作成

このトピックでは、生成されたログイン・ダイアログをJClientプロジェクトに追加する方法を説明します。生成されたログイン・ダイアログは、Oracle Application Server 10g JAASプロバイダを使用してプリンシパルおよび資格証明を認証するため、JDBC接続では動作しません。アプリケーションが生成されたダイアログを使用できるようにするには、BC4Jクライアント用JAASプロバイダを次のようにして有効にする必要があります。

JClientログイン・ダイアログをプロジェクトに追加します。

  1. JClientフォーム・ウィザードまたはJClient Empty Formウィザードを使用して、JClientフォームを作成します。

  2. フォーム・ウィザードの最後のページで「ログイン・ダイアログの生成」を選択します。

  3. 「終了」をクリックし、ウィザードを完了します。JCLoginDialog.javaファイルがJClientプロジェクトに作成されます。

BC4Jクライアント用JAASプロバイダを有効にします。

  1. デフォルトの軽量JAASプロバイダまたはシングル・サインオンLDAP JAASプロバイダのどちらを使用するかを指定します。

  2. セキュリティを実行するために、ビジネス・コンポーネント・アプリケーション・モジュールを構成します。

  3. セキュリティ・ロールを使用するために、java.securityファイルを構成して、JClient用の認証を設定します。

これで、JClientアプリケーションを実行する準備ができました。BC4Jのjbo.security.enforceプロパティを有効にした場合、アプリケーションはダイアログを自動的に起動します。


JClientログイン・ダイアログについて