クライアント・データ・モデル参照の変更

アプリケーション・コードを編集し、BC4Jデータソースへの接続に使用するデータ・モデル定義を変更できます。たとえば、JDeveloperでアプリケーションをテストするために使用していたローカルの構成を、リモートのデプロイ構成を使用するデータ・モデル定義に変更する場合に、この作業を行います。また、異なるビジネス・コンポーネント・プロジェクトのアプリケーション・モジュールで定義されている、まったく異なるデータ・モデルを使用することも可能です。

JClientアプリケーション・コードで新しいクライアント・データ・モデル定義を参照するには、次のようにします。

  1. JClientプロジェクトの .cpxファイルに新規のクライアント・データ・モデル定義を追加し、指定した名前(remotedatamodelなど)を記録しておきます。

    注意: 異なるプロジェクトのパッケージからBC4Jアプリケーション・モジュールを使用するためにデータ・モデルを変更し、その新しいアプリケーション・モジュールがセッションBean(BMT)として定義されている場合は、.cpxファイルを更新するとともに、web.xmlファイル内の<ejb-ref>エントリを変更する必要があります。

  2. コード・エディタでメイン・フレームまたはアプレットのクラスを開き、新しいデータ・モデル名を使用するようブートストラップ・コードを次のように編集します。

    
    
    // bootstrap for application
       JUMetaObjectManager.setBaseErrorHandler(new JUErrorHandlerDialog());
       JUApplication app = JUMetaObjectManager.createApplicationObject("MyJClientProj.LocalClientDataModel",
       null, new JUEnvInfoProvider());
       JUPanelBinding panelBinding = new JUPanelBinding("MyJClientProj.LocalClientDataModel", null);
    
    
    // bootstrap for applet
       java.util.Properties props = new java.util.Properties();
       props.put(JboContext.USE_APPLET, this);
       JUApplication app = JUMetaObjectManager.createApplicationObject("MyJClientProj.LocalClientDataModel", props, new JUEnvInfoProvider());
       JUPanelBinding panelBinding = new JUPanelBinding("MyJClientProj.LocalClientDataModel", null);
    
  3. コード・エディタでデータ・パネルのソースを開き、パネル・バインド・コードを次のように編集します。

    
    
    // BC4J binding variable
      private JUPanelBinding panelBinding = new JUPanelBinding("MyJClientProj.LocalClientDataModel",
      this);
    


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