EJBを使用してビジネス・ロジック層を開発するチュートリアル

  Next topic
次へ

このチュートリアルでは、人事管理アプリケーション用のビジネス・ロジック層の開発について、順を追って説明します。

目的

このチュートリアルを終了すると、Enterprise JavaBeansを使用してビジネス・ロジック層を開発する方法を習得できます。次の事項を説明します。

要件

このチュートリアルを行うには、約90分かかります。次のものが必要です。

チュートリアル・シナリオ

複数のプラットフォームにデプロイでき、どのような種類のクライアントも使用できる人事管理アプリケーションを作成するというタスクが与えられました。このタスクを達成するために、Enterprise JavaBeansを使用してビジネス・ロジック層を作成します。単純にするために、ビジネス・ロジック層はDepartmentsのみで構成します。クライアントから直接エンティティBeanにアクセスするのではなく、Session Facadeデザイン・パターンを実装します。すなわち、Session Beanは、ローカル・インタフェースからエンティティBeanにアクセスするときに、使用します。

アプリケーション開発

このチュートリアルでは、このような高レベルの手順により開発を行います。

  1. パート1: Session Beanの作成
  2. パート2: 表からのCMP Beanの作成
  3. パート3: Session Bean Facadeの作成
  4. パート4: ファインダ・メソッドの追加
  5. パート5: createメソッドの追加

チュートリアルを開始する前に、「JDeveloperのEJBツールの使用方法」のトピックで、アプリケーションの開発に使用するツールを簡単に確認しておくとよいでしょう。