コード監査ログ・ウィンドウ

コード監査レポートを表示し、規則違反を調査して修正するには、コード監査ログ・ウィンドウを使用します。 コード監査を開始すると、ログ・ウィンドウにタブ付きのコード監査レポート・ウィンドウが作成され、コード監査レポートが表示されます。

「コード監査」ウィンドウのレポート・パネル

コード監査レポートは、ツリーとして編成された一連の規則違反です。 ツリーのブランチは、単一の規則違反か、または構成メンバーに属するすべての規則違反が含まれたブランチのいずれかです。 構成メンバーは、メソッド、クラス、パッケージ、ファイル、プロジェクトまたはワークスペースです。

コード監査レポートの各行に、次の情報が表示されます。

構成メンバー
単一の規則違反(リーフ・ノード)または一連の規則違反(コンテナ・ノード)。 サブ構成メンバーを表示するには構成メンバーを開き(その開閉アイコンをクリック)、非表示にするには構成メンバーを閉じます(その開閉アイコンをクリック)。
優先順位
個々の規則違反の重大度を表します。またはコンテナ構成メンバーでは、そのメンバーの子の優先順位の中で最も重大度の高い優先順位を示します。

レポートを列の内容でソートするには、列ヘッダーをクリックします。 逆のソート順にするには、もう1度クリックします。

「コード監査」ウィンドウのツールバー

ログ・ウィンドウのツールバーから、次の操作を実行できます。

refrest icon リフレッシュ

コード監査を再実行する場合にクリックします。

cancel icon 取消

コード監査の実行を終了する場合にクリックします。

export icon エクスポート

「結果のエクスポート」ダイアログを開いて、レポートをファイルに保存する場合にクリックします。

expand icon すべて展開

レポート内のコンテナ・ノードをすべて開き、すべての行を表示する場合にクリックします。

collapse all icon すべて折りたたむ

レポート内のコンテナ・ノードをすべて閉じ、最上位レベルの構成メンバー以外をすべて非表示にする場合にクリックします。

group constructs icon構成メンバーのグループ化

「グループ化」ダイアログを開いて、表示されるコンテナ構成メンバーのタイプを指定する場合にクリックします。

fix icon修正
ドロップダウン・メニューから「修正」を選択します。 個々の規則違反に対しては、その違反のタイプに定義された修正の中から選択します。 グループ構成メンバーの場合、選択肢はデフォルト修正の適用のみです。このオプションでは、構成メンバー内の各規則違反に対して、そのタイプに定義されたデフォルト修正が適用されます。
フィルタ

違反が表示されたJavaクラスのセットを絞り込む場合に指定します。 パッケージ名、クラス名またはその両方でフィルタリングできます。 フィルタは、カンマで区切られた1つ以上のパターンで構成されます。

パターンには、次の特殊文字を含めることができます。
  • *: 任意の数の文字に一致します。
  • ?: 任意の1文字に一致します。
  • !: パターンの最初に使用し、除外パターンを示します。

フィルタを通過するクラスのセットは、パターンを順に考慮して判別されます。 非除外パターンでは、パターンと一致するすべてのクラスがセットに追加され、除外パターンでは、パターンと一致するすべてのクラスがセットから削除されます。

パッケージ
完全修飾クラス名の最後の要素を除くすべての要素に適用されるフィルタ・パターンを入力します。 空の場合、このフィールドは無効です。
ファイル
完全修飾クラス名の最後の要素にのみ適用されるフィルタ・パターンを入力します。 空の場合、このフィールドは無効です。
適用
指定した「パッケージ」フィルタおよび「ファイル」フィルタをレポートの行に適用する場合にクリックします。
消去
「パッケージ」フィルタおよび「ファイル」フィルタを消去して、レポートの行を表示する場合にクリックします。

「コード監査」ウィンドウのポップアップ・メニュー

このポップアップ・メニューからは、選択した構成メンバー(コンテナ・ノード)または規則違反(リーフ・ノード)に対して次の操作を実行できます。 このポップアップ・メニューを開くには、「構成メンバー」を右クリックします。

デフォルト修正の適用

選択した各規則違反または選択した構成メンバー内のすべての違反にデフォルト修正(存在する場合)を適用する場合に選択します。

<修正>の適用

構成メンバー内の選択した規則違反にこの修正を適用する場合に選択します。

<規則>について

この規則違反に適用される規則の説明を表示する場合に選択します。

<規則>違反の非表示

この規則に対するすべての違反をレポートから削除する場合に選択します。

非表示の違反を表示

以前に非表示にしたすべての違反を表示する場合に選択します。

取消

コード監査の実行を終了する場合に選択します。

リフレッシュ

コード監査を再実行する場合に選択します。

構成メンバーのグループ化

「グループ化」ダイアログを開いて、表示されるコンテナ構成メンバーのタイプを指定する場合に選択します。

すべて展開

レポート内のコンテナ・ノードをすべて開き、すべての行を表示する場合にクリックします。

すべて閉じる

レポート内のコンテナ・ノードをすべて閉じ、最上位レベルの構成メンバー以外をすべて非表示にする場合にクリックします。

ソースへ移動

規則違反の発生場所でソース・ファイルを開く場合に選択します。 必要に応じて、ファイルを編集して違反を修正できます。

エクスポート

「結果のエクスポート」ダイアログを開いて、レポートをファイルに保存する場合に選択します。


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