<byteLength>要素
ネームスペース: http://xmlns.oracle.com/uix/ui
派生元: <ui:clientValidater>要素
グループ: UIX Components
要素の型: ClientValidater

<byteLength>要素は、エンコーディングでの文字列のバイト長を制限するクライアント・バリデータを定義します。

構文
<byteLength
      encoding="string"
      maximumBytes="nonNegativeInteger"
>
</byteLength>

注意:
  • この要素は派生元要素のすべての属性と子要素を持つことができます。

  • 説明

    <byteLength>要素は、エンコーディングでの文字列のバイト長を制限するクライアント・バリデータを定義します。 textInputのmaximumLength属性と似ていますが、maximumLengthではユーザーの入力できる文字数を制限します。 状況によっては、サーバーでも文字列の格納に必要なバイト数を制限する必要があります。 これは、ユーザー・インタフェースの観点からは望ましくありません。日本語の2文字に対して英数字では6文字入力できる理由をユーザーが理解するのは難しいからです。 ただし、バックエンドによりこれがエラーとして報告される場合には、データを送信する前に問題をレポートすることをお薦めします。

    <byteLength>要素により、開発者はバイト長の定義に使用するエンコーディングを指定できます。 このエンコーディングは、Javaランタイムでサポートされているエンコーディングである必要があります。 ただし、すべてのエンコーディングが、UIXのクライアント側の検証コードでサポートされているわけではありません。 サポートされていないエンコーディング(EUC-TWなど)の場合、クライアントでの検証は実行されません。 したがって、バイト長の検証をするためには、開発者はサーバーでJavaのByteLengthValidaterクラスまたは対応するコードを使用する必要があります。


               <messageTextInput name="someField" prompt="Some field:">
                 <onSubmitValidater>
                   <byteLength encoding="shift_jis" maximumBytes="16"/>
                 </onSubmitValidater>
               </messageTextInput>

    属性

    説明
    encoding 文字列に使用されるJavaのエンコーディング。 この属性はデータ・バインドできません。  必須。
    string
    maximumBytes 文字列のエンコーディングで使用できる最大のバイト数。 この属性はデータ・バインドできます。  必須。
    nonNegativeInteger