ADF UIXには、一連のインストール可能リソース・ファイル(uix2-install.zip
という名前の圧縮ファイルで配布され、/cabo
にインストールされます)が付属しています。これらのリソース・ファイルは、UIXでユーザー・インタフェースの作成に使用されるイメージ、スタイルシート、JSPおよびJavaScriptライブラリで構成されます。
JDeveloper(リリース9.0.5以上)からデプロイされる各UIXアプリケーションは、デフォルトで、UIXインストール可能リソース・ファイルのローカル・コピーとともにデプロイされます。 ただし、WARデプロイメント・プロファイルにUIXインストール可能リソースをバンドルしないようにすることもできます。
デプロイされたアプリケーションでUIXインストール可能リソースのローカル・コピーを使用しない場合、複数のアプリケーションでUIXインストール可能リソースの共通セットを共有するように構成できます。
1つのUIXインストール可能リソースを複数のアプリケーションで共有させると、ディスク領域の使用量が削減されるのみでなく、新しいバージョンのUIXがリリースされた場合のアップグレード処理が簡単になります。 パフォーマンスの観点からは、UIXのリソースを共有すると、サーバーへのHTTPリクエスト数が実質的に削減されます。これは、ブラウザがリソース・ファイルをダウンロードする必要があるのは、共有リソースを参照するすべてのアプリケーションに対して1回のみであるためです。
1つのセットのUIXインストール可能リソースをアプリケーションで共有させるには、その共有リソースを、独自のURLを持つ個別のWebアプリケーションとしてデプロイし、他のすべてのアプリケーションから使用可能にすることをお薦めします。 また、デプロイされたアプリケーションのディレクトリ内から、UIXリソースのすべてのローカル・コピーを削除する必要があります。
共有UIXインストール可能リソース用に設定されたOC4Jディレクトリの例は、「UIXデプロイメント用のOC4Jディレクトリ構造について」を参照してください。 UIXアプリケーションで共有インストール可能リソースを設定する方法は、「Oracle ADF UIX開発者ガイド」のADF UIXの構成に関するトピックを参照してください。
注意: ビジネス・コンポーネントUIXアプリケーションをスタンドアロンOC4Jにデプロイする場合、bc4j.ear
のBC4J管理アプリケーションに、ローカルのUIXインストール可能ファイルが含まれることに注意してください。cabo.war
には、共有UIXインストール可能ファイルは含まれません。 共有UIXインストール可能ファイルに依存していたUIX JSPアプリケーションは、今回のリリースのJDeveloperでそのプロジェクトを開くと、ローカルのUIXインストール可能ファイルを含むように変換されます。
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