UIXコンポーネント・プロパティの設定および変更
プロパティ・インスペクタには、ビジュアル・エディタまたは構造ウィンドウ(設計またはXMLビュー)で選択されたUIXコンポーネントのプロパティが表示されます。プロパティ・インスペクタを使用して、UIXページ内のコンポーネントのプロパティ値を設定または変更します。設定済のプロパティ値には緑色のボックスが表示されます。変更を元に戻すには、メイン・メニューから「編集」->「元に戻す <action>」を選択します。デフォルト値のあるプロパティをデフォルトにリセットするには、「デフォルトに設定」
ボタンを使用します。
コンポーネントのプロパティを設定するには、次のようにします。
- UIXページを開いた状態で、ビジュアル・エディタまたは構造ウィンドウでコンポーネントを選択します。選択したコンポーネントのプロパティ値がプロパティ・インスペクタに表示されます。プロパティ・インスペクタが表示されていない場合には、「表示」->「プロパティ・インスペクタ」を選択するか、[Ctrl]と[Shift]を押しながら[I]を押します。
- 設定するプロパティが表示されるまでスクロールし、マウスまたは矢印キーでそれを選択します。プロパティ・インスペクタの一番下に、プロパティの簡単な説明が表示されます。
ヒント: 大量のリストから特定のプロパティを検索するには、プロパティ・インスペクタのツールバーにある検索ボタンをクリックします。「検索」テキスト・フィールドにプロパティの名前を入力し、[Enter]を押します。
- 右側の列に、次のいずれかの方法でプロパティ値を入力します。
- テキスト・フィールドにプロパティの文字列値を入力し、[Enter]を押します。
- 値フィールドをクリックし、表示されるリストから値を選択します。
- 値フィールドをクリックして省略記号
ボタンを表示します。省略記号ボタンをクリックし、そのプロパティ用のエディタを表示します。プロパティ・エディタで値を設定し、「OK」をクリックします。プロパティ・エディタは、dataScope
の<provider>
属性、またはlink
とbutton
に共通な<primeryClientAction?>
属性など、複雑な属性を設定する際に使用します。
コンポーネントのプロパティを設定または変更するためのエディタを表示するには、次のようにします。
- コンポーネントをダブルクリックします。
- コンポーネント右クリックして「プロパティ」を選択します。
コンポーネント属性の詳細を表示するには、プロパティ・エディタの「ヘルプ」をクリックします。
プロパティへのデータソースの設定
データ・コントロール・パレットでデータ・バインドされたUIコンポーネントを作成するかわりに、ビジュアル・エディタで表示するUIコンポーネントにADFバインディングを設定できます。データ・コントロール・パレットの詳細は、「データ・コントロール・パレットによるUIコンポーネントの挿入」を参照してください。
UIXコンポーネント・プロパティに対するデータソースを設定または削除するには、プロパティ・インスペクタを使用します。「データにバインド」ダイアログでは、アプリケーションのADFバインディング・コンテキストで定義されるデータソース、またはEL式に対して指定可能なUIXオブジェクトを選択できます。
注意: ADFバインディングをデータソースとして指定するためには、あらかじめバインディングを作成しておく必要があります。
コンポーネント・プロパティをデータ・バインドするには、次のようにします。
- UIXページを開いた状態で、ビジュアル・エディタまたは構造ウィンドウでコンポーネントを選択します。
- データソースを指定するプロパティが表示されるまでスクロールし、マウスまたは矢印キーで選択します。
- 「データにバインド」
ボタンをクリックします。
プロパティ値のフィールドにEL式が表示され、省略記号
ボタンが使用できるようになります。
- 省略記号ボタンをクリックして「データにバインド」ダイアログを表示し、データソースを選択します。
- 「OK」をクリックします。
コンポーネント・プロパティからデータソースを削除するには、「データにバインド」ボタンの選択を解除します。
複数コンポーネントへのプロパティの設定
複数のコンポーネントを選択している場合、デフォルトでは選択中のコンポーネントのプロパティがすべてプロパティ・インスペクタに表示されます。プロパティ・インスペクタの「統合して表示」ボタンをクリックすると、選択中のコンポーネントのプロパティすべてを表示するオプションと、選択中のコンポーネントに共通なプロパティのみを表示するオプションを切り替えることができます。イタリック・フォントで表示されている値は、要素によって値が異なる共通のプロパティです。
複数コンポーネントのプロパティを設定するには、次のようにします。
- [Ctrl]キーを押しながら、各コンポーネントを選択します。
- プロパティ・インスペクタで表示されるプロパティのリストを変更するには、プロパティ・インスペクタ・ツールバーの「統合して表示」ボタンをクリックします。
- ボタンを選択した状態
では、選択したコンポーネントのすべてのプロパティが表示されます。
- ボタンを選択していない状態
では、選択したコンポーネント間に共通のプロパティのみが表示されます。
- プロパティ・インスペクタで、変更するプロパティを選択し、編集します。値がイタリック・フォントで表示されている場合、選択中のコンポーネントによって値が異なります。共有プロパティの値を編集すると、選択したすべてのコンポーネントが同じ値になります。
関連項目
UIXビジュアル・エディタについて
UIXページでのターゲット位置の選択について
構造ウィンドウの設計/XMLビューについて
UIXページでのコンポーネントの選択
UIXコンポーネントのターゲット位置の選択
UIXページでのコンポーネントの挿入
UIXの名前付きの子の挿入
UIXコンポーネントの移動
UIXコンポーネントの切取り/コピー/貼付け
UIXコンポーネントの削除
コード・インサイトによるUIX XMLまたはUITファイルの編集
ADF UIXページの操作
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