レイアウトは、ドッキング可能なウィンドウを特定のタスクに応じて配置できるようにする、JDeveloperの機能です。レイアウトは、ユーザー・アクションにより変更されます。また、ユーザーが別のタスクに変えると保存され、元のタスクに戻るとリストアされます。
通常、ユーザーは「ツール」->「設定」->「環境」を選択するか、Javaビジュアル・エディタのレイアウト・マネージャを使用して、カスタムのレイアウトを定義します。ただしエディタのレイアウトは、そのエディタの拡張機能で指定できます。
レイアウトは、FlatEditor
のサブインタフェースであるLayoutSelector
のメソッドで指定されます。 AbstractFlatEditor
を拡張するエディタは、次のメソッドをオーバーライドする必要があります。
getPreferredLayoutURL
。このメソッドは、プロパティ・ファイルを指定します。プロパティ・ファイルでは、レイアウトの状態がセッション間で保持されます。レイアウトは、エディタが初めてセッションで使用される際にこのファイルから抽出され、JDeveloperの終了時にファイルに書き戻されます。
onPreferredLayoutActivate
。このメソッドは、レイアウト・ファイルが見つからない場合に、レイアウトを初期化するためにコールされます。このメソッドは、ドッキング可能なウィンドウを開く、閉じる、および配置する操作を実行します。
エディタの開発
IDEのルック&フィールの変更
レイアウト・マネージャの使用
oracle.ide.Ide
oracle.ide.editor.Editor
oracle.ide.editor.AbstractEditor
oracle.ide.layout.LayoutSelector
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