messageColorFieldコンポーネントは、colorFieldコンポーネントとmessageLayoutコンポーネントを組み合せたものです。
colorFieldコンポーネントは、色を入力するための標準テキスト・フィールドと、小さいカラー・パレット・アイコンの付いた色見本を表示します。この色見本から、色を選択するための標準カラー・パレットを持つ2番目のウィンドウが起動されます。
messageColorFieldコンポーネントを使用して、プロンプトを伴うcolorFieldコンポーネントを挿入し、そのテキスト・フィールドの前にメッセージ・タイプ・アイコンをオプションで挿入します。インライン・メッセージはテキスト・フィールドの下に配置されます。色見本の後ろにコンポーネントを追加するには、名前付きの子endを使用します。
ユーザーが色の値を指定するには、次の3つの方法があります。
色フィールドに初期カラーを設定する場合は、value属性を使用します。
画面のサイズに問題がある場合は、compact属性を使用して、色見本のみを含むmessageColorFieldコンポーネントを表示できます。
読取り専用の色フィールドを作成するには、messageColorFieldコンポーネントのreadOnly属性をtrueに設定します。
一般およびメッセージ属性の他にprimaryClientAction属性を設定して、イベントを起動することもできます。
デフォルトでは、messageColorFieldから2番目の色選択ダイアログが起動します。このダイアログには、colorPickerコンポーネントにより作成される49色の標準カラー・パレットがあります。ダイアログでカスタム・カラー・パレットを使用するには、色選択ダイアログのコンテンツを提供するページを示すように、messageColorFieldのdestination属性を設定します。colorPickerコンポーネントを使用すると、このようなカスタム・カラー・パレットを作成できます。
2番目のウィンドウに移動せずに色の値をすぐに選択できるようにするには、messageColorFieldコンポーネントでcolorPaletteコンポーネントを使用します。colorPaletteコンポーネントは、色を選択するためのインラインの標準またはカスタム・カラー・パレットを表示します。colorPaletteコンポーネントは、messageColorFieldコンポーネントと同じページに含まれる必要があります。messageColorFieldでインライン・カラー・パレットを使用するには、messageColorFieldコンポーネントのpaletteId属性をcolorPaletteコンポーネントのIDに設定します。
次のものを制御するには、onSubmitValidater複合属性とclientValidater要素の色を使用します。
color要素は、特定の色フォーマットのクライアント・バリデータを定義します。この要素には次の2つの属性があります。
allowsTransparent
: ローカライズされた透過的なテキストがバリデータでサポートされる必要があるかどうかを指定します。
pattern
: RGBColorFormatクラスによって定義されるパターンを指定します(たとえば、r-g-b)。
messageLayoutについて
メッセージ・フォーム・コンポーネントと属性について
colorPickerについて
colorPaletteについて
messageColorFieldの挿入
フォーム・コンポーネントの使用
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