BC4JエンティティFacadeにより、EJBの永続性がADFのビジネス・コンポーネント・ライブラリと結合されます。 この機能により、関連するXMLファイルを介して宣言的な検証を使用し、豊富な機能を備えたADFビジネス・コンポーネント開発フレームワークを利用できます。 BC4JエンティティFacadeにはモデリング・サポート機能はなく、実際のBC4Jに比べるとCMRサポート機能は限定的で機能セットも小規模です。ただし、ADFビジネス・コンポーネントを使用するが、EJBを永続性レイヤーとして使用する必要がある場合には、有効なオプションです。
BC4JエンティティFacadeを使用してビルドされたアプリケーションでは、ADFビジネス・コンポーネント・アプリケーションの場合と同様に、自動的にJ2EEデザイン・パターンが実装されます。ただし、永続性レイヤーは、ビジネス・コンポーネントのエンティティ・オブジェクトではなくEJBです。 アプリケーション開発は、Oracle Application Development Framework(ADF)に従います。 ADFでは、Webアプリケーション用のMVCデザイン・パターンの実装により、アプリケーション開発プロセスが簡素化されます。
詳細は、「ビジネス・コンポーネントのエンティティFacadeの使用」のトピックを参照してください。
関連項目
Enterprise JavaBeansアプリケーションの開発
JDeveloperを使用したEJBアプリケーションの開発について
WebベースのEJBアプリケーションの開発
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