データ・コントロール・パレットを使用してすでに作成したWebページからバインディング式を削除する場合、ドキュメントのバインディング定義ファイル( UIModel.xml
)からもそのバインディングを削除する必要があります。ADFバインディング・エディタを使用している間に作成された、未使用のイテレータ・バインディングを削除しようと考える場合もあります(後述の警告を参照してください)。
注意: JClientアプリケーションの場合、パネルまたはフォームからUIコンポーネントを削除した際に、バインディングを削除する必要はありません。JDeveloperにより、バインディング定義が自動的に削除されます。
バインディング定義ファイルから未使用のバインディングを削除するには、次のようにします。
ビジュアル・エディタでドキュメントが開いている状態で、「表示」->「構造」を選択し、構造ウィンドウを開きます。
構造ウィンドウのツールバーで(UIモデル)をクリックし、ノードを開いてバインディングのリストを表示します。
データ・バインドされたUIコンポーネントのバインディングに対応するノードを選択します。
バインディングを右クリックし、「削除」を選択します。
警告:
クライアント・ドキュメントのバインディング定義からイテレータ・バインディングを削除する場合、注意が必要です。最初に、削除しようとするイテレータが、どの値バインディングやアクション・バインディングからも参照されていないことを確認する必要があります。イテレータ・バインディングが参照されているかどうかを確認するために、クライアント・ドキュメントのUIモデル・ビューで各バインディングをダブルクリックし、バインディング・エディタを観察できます。表示されているバインディング・エディタは、「イテレータの選択」ドロップダウンで、参照先のイテレータを示します。
イテレータ・バインディングを削除することを決定した場合、対応する値バインディングとアクション・バインディングも削除し、クライアント・ドキュメントの設計を最初から開始する方法が最も容易なことがあります。
かわりに、維持する値バインディングまたはアクション・バインディングによってそのイテレータが参照されている場合、そのイテレータを維持し、単純にその定義を変更することもできます。詳細は、「ADFクライアントでのイテレータ・バインディング参照の編集」を参照してください。
Oracle ADFのバインディングについて
構造ウィンドウでのADFバインディングの作成
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