browseMenuコンポーネントはツリー構造データを表示するように設計されています。browseMenuコンポーネントでは、カテゴリ別および項目別に編成されたメニューが作成されます。これにより、階層構造のオブジェクトの複雑なセットをユーザーは簡単に参照できます。オブジェクトを参照するには、まずカテゴリのリンクを選択し、次にそのカテゴリの中の項目のリンクを選択します。browseMenuには任意の数のカテゴリと項目を含めることができます。各カテゴリは、サブカテゴリを2つまで持つことができます。
browseMenuコンポーネントはレイアウト・マネージャに似ており、名前付きの子要素を使用してデータを適切な位置にレンダリングします。名前付きの子要素は、categories、contentLink、items、locationです。
browseMenuコンポーネントで階層構造のデータを使用するには、適切なデータを持つBeanを作成し、それらを名前付きの子としてbrowseMenuコンポーネントに追加する必要があります。ADF UIXでは、階層構造で格納されているデータから適切な情報を抽出するbrowseNodeDataObjectクラスが提供されています。
BLAFに準拠したbrowseMenuを作成するには、browseMenuコンポーネントのsource属性とdefaultContents属性を設定してbrowseMenuUtilsユーティリティを使用します。
ユーザーがリンクをクリックしたときにbrowseMenuが適切に機能するためには、browseイベント・ハンドラを設定しておく必要があります。
ADF UIXを使用したデータ・ツリーの使用の詳細は、「ADF UIX開発者ガイド」を参照してください。
browseMenuの作成
ナビゲーション・コンポーネントの使用
Copyright © 1997, 2004, Oracle. All rights reserved.