コンテナ・ポリシーでは、データベースからのターゲット・オブジェクトの読取り時にTopLinkで使用する具体クラスを指定します。コレクション・マッピング(DirectCollectionMapping、OneToManyMappingおよびManyToManyMapping)とすべて読取り問合せ(ReadAllQuery)に対して、コンテナ・ポリシーを指定できます。
JDK 1.2以上から、コレクション・マッピングではjava.util.Collectionインタフェースまたはjava.util.Mapインタフェースを実装するあらゆる具体クラスを使用できるようになりました。
JDK 1.2(以上)とともにTopLinkを使用すると、CollectionまたはMap、もしくはこの2つのインタフェースのサブインタフェース、もしくは2つのインタフェースの中の1つを実装するクラスとして、宣言されているオブジェクト属性をマップできます。使用する具体的なコンテナ・クラスをマッピングで指定する必要があります。コレクション・マッピングでマップされている属性を含むオブジェクトをデータベースから読み取る際、属性は指定された具体クラスのインスタンスで設定されます。デフォルトでは、コレクション・マッピングのコンテナ・クラスはjava.util.Vectorです。
すべての読取り問合せでは、結果オブジェクトを返す方法もコンテナ・ポリシーで指定する必要があります。デフォルト・コンテナは、java.util.Vectorです。
コンテナ・ポリシーで、間接コンテナを使用する際のカスタム・コンテナ・クラスを指定することはできません。
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