ビジネス・サービス・データ・ソースへの接続に使用するデータ・モデル定義を変更する際に、アプリケーション・コードを編集する必要はありません。 定義は、次の2つのファイル内にあるJClientプロジェクト用メタデータに、完全に含まれています。 DataBindings.cpx
およびUIModel.xml
です。
たとえば、JDeveloperでアプリケーションをテストするために使用していたローカルの構成を、リモートのデプロイ構成を使用するデータ・モデル定義に変更する場合に、この作業を行います。 また、異なるビジネス・サービス・プロジェクトで定義されている、まったく異なるデータ・モデルを使用することも可能です。 この場合も、このタスクを実行するためのコード変更は必要ありません。
JClientメタデータで新しいクライアント・データ・モデル定義を参照するには、次のようにします。
JClientプロジェクトのDataBindings.cpx
ファイルに新規のクライアント・データ・モデル定義を追加し、指定した名前(remotedatamodelなど)を記録しておきます。
注意: データ・モデルを変更して、異なるプロジェクトのパッケージからADF Business Componentsアプリケーション・モジュールを使用し、その新しいアプリケーション・モジュールがSession Bean(BMT)として定義されている場合は、.cpx
ファイルを更新するとともに、web.xml
ファイル内の<ejb-ref>
エントリを変更する必要があります。
オプションで、次のようにXMLエディタ内のDataBindings.cpx
ファイルを開き、AppModuleDataControlの属性を編集できます。
XMLエディタでUIModel.xml
ファイルを開き、「構造」ウィンドウを表示して、古いデータ・コントロールを参照するバインディングを選択します。
「構造」ウィンドウで選択されたバインディングで、「プロパティ・インスペクタ」を開き、「モデル参照」属性を新しいデータ・モデル定義を指定するように編集します。 バインディング定義の各定義について繰り返します。
JClientプロジェクト内の各パネルとフォームに対して、固有のバインディング定義が同じ変更を受けるように繰り返します。
クライアント・プロジェクト構成について
JClientのフレームまたはアプレット・クラスについて
JClientのレイアウト・パネルについて
JClientフォーム用のクライアント・データ・モデル定義の作成
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