XSD要素の選択

XML Schemaエディタまたは構造ウィンドウ(スキーマまたはXMLビュー)で実行する最も一般的な操作の1つは、何かを実行する目的で要素を選択することです。要素を選択するのは、次のような理由からです。

子を含まない単一の要素、子を含む単一の要素および複数の要素を選択できます。

要素を選択するには、次のようにします。

ヒント: スキーマ・エディタのXSD要素をダブルクリックすると、要素のname属性を直接編集できます。

複数の要素を選択するには、次のようにします。

  1. 選択する最初の要素をクリックします。
  2. [Ctrl]キーを押したままの状態にします。
  3. その他の要素をクリックします。他の要素を選択したままで1つの要素のみを選択解除するには、[Ctrl]キーを押したまま選択解除する要素を再度クリックします。

    削除する場合以外で、隣接していない複数の要素を選択すると、予期しない結果になる場合があります。たとえば、スキーマ階層の異なるレベルに複数の要素がある場合、それらの要素をスキーマ・ページの別の位置に移動またはコピーすると、要素間の階層的な位置関係が失われる可能性があります。

    スキーマ・エディタでは、コンテナ要素(およびその子要素)を選択できますが、その際同時に1つ以上の子要素を明示的に選択することもできます。この場合、明示的に選択した子要素は、2回選択したことになります。子要素を明示的に選択してからコピーして貼り付けると、2回選択した子要素は、コピーした親要素に対する子要素として1回と、親要素と同等の要素として1回貼り付けられ、合計で2回貼り付けられます。

選択した要素の表示形式

スキーマ・エディタで要素が選択されると、その要素は青色で表示されます。コンテナ要素が選択され、その子要素も明示的に選択されると、該当するすべての要素が青色で表示されます。

構造ウィンドウ(スキーマまたはXMLビュー)で選択すると、要素がハイライト表示されます。ただし、子要素を含む要素を選択した場合、名前が選択されていなくてもその子要素は選択されています。親要素を削除または移動すると、子要素もすべて削除または移動されます。

要素を選択すると、他の要素を挿入可能な位置も同時に選択していることになります。詳細は、「XSD要素のターゲット位置の選択」を参照してください。

ヒント


XML Schemaエディタについて
XML SchemaエディタにおけるXSD要素の表示について
編集用のXSDファイルの表示
XML Schemaエディタでのグラブ・スクロールによる移動
XSD要素の表示の展開および折りたたみ
XML Schemaエディタでのズーム・インおよびズーム・アウト
XSD要素のターゲット位置の選択
XML SchemaへのXSD要素の挿入
XSD要素のプロパティの設定および変更
XSD要素の切取り、コピーおよび貼付け
XSD要素の移動
XSD要素の削除

 

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