ナビゲータでのWebサービスの分析

アプリケーション・ナビゲータまたはシステム・ナビゲータに示されたWebサービスや、UDDIレジストリを使用して検索し、接続ナビゲータに示されたWebサービスのレポートを生成して、そのWebサービスがWS-I Basic Profile 1.0規格に準拠しているかどうかを確認できます。 そのためには、使用マシンにWS-I準拠のアナライザをダウンロードし、JDeveloperでの登録をあらかじめ行っておく必要があります。

Webサービスとクライアントとの間でやり取りされるメッセージの内容を確認するWS-I Basic Profileの機能は、Webサービスに対してクライアントが実行されないかぎり使用できません。 WS-Iアナライザをナビゲータから起動した場合は、WSDLドキュメントのサービス記述のみが分析できます。

注意: WebサービスがWS-I Basic Profileに準拠しているかどうかを調べるテストで、完全準拠とされるのは、通常はJAX-RPC Webサービスに限定されます。 これは、SOAPサーバーへのデプロイを目的として開発されるWebサービスやOracle J2EE 1.3準拠のWebサービスは、初期の規格に準拠して生成されるためです。

Webサービスを分析するには、次のようにします。

  1. ナビゲータでWebサービスを選択し、ポップアップ・メニューから「WS-I WSDLの分析」を選択します。
  2. WS-I Webサービス分析ウィザードが表示されます。 ウィザード使用の詳細なヘルプを参照するには、[F1]を押すか、ウィザード内で「ヘルプ」をクリックします。
  3. ウィザードの実行を開始すると、JDeveloperに分析レポート wsi-report.htmlが表示されます。 このレポートが表示されるまでにある程度の時間がかかる場合がありますが、その長さは、分析対象がローカルWebサービスであるか、Web上のどこか他の場所にデプロイされたWebサービスであるかによって異なります。

Webサービスの分析
WS-I Basic Profileの使用

 

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