事前定義済ビュー・オブジェクトに基づく実行時のビュー・オブジェクト・インスタンスの追加

設計時にビュー・オブジェクト定義を作成しておくと、実行時にアプリケーション・モジュールでcreateViewObject()をコールすることにより、ビュー・オブジェクトのインスタンスをアプリケーション・モジュール・インスタンスのデータ・モデルに動的に追加できます。ビュー・オブジェクトのインスタンスは、このメソッドによってアプリケーション・モジュールのデータ・モデルに追加され、返されます。

事前定義済ビュー・オブジェクトに基づいて実行時にビュー・オブジェクト・インスタンスを追加するには、次のようにします。

  1. ビュー・オブジェクト定義のパッケージ修飾名を含む文字列を作成します。たとえば、OrdersViewというビュー・オブジェクト定義がorderentry.datamodelパッケージに含まれている場合、次のコードを使用します。

    String voDefName = "orderentry.datamodel.OrdersView";

  2. データ・モデルのインスタンスに与える名前を含む文字列を作成します。たとえば、このインスタンスがOrdersForCustomerの場合、次のコードを使用します。

    String voInstanceName = "OrdersForCustomer";

  3. インスタンス名と定義名を渡してcreateViewObject()をコールします。
    ViewObject ordVO = myAM.createViewObject(voInstanceName, voDefName);        
  4. インスタンスを別のインスタンスとマスター/ディテール関係にする方法は、「実行時にビュー・オブジェクト関係を変更する方法」を参照してください。

実行時にビュー・オブジェクト・インスタンスをデータ・モデルに追加する方法
Oracle ADFビュー・オブジェクトについて
Oracle ADFアプリケーション・モジュールについて
ビュー・オブジェクト・インスタンスとビュー・リンク・インスタンスについて
ビュー・オブジェクト定義の作成
ルート・レベルのアプリケーション・モジュールへのアクセス
データ・モデル内のビュー・オブジェクト・インスタンスの検索

 

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