空のJClientパネルの生成

JClientパネル作成ウィザードまたはJClient Empty Panel作成ウィザードを使用して、単一表データ・パネルを簡単に作成できます。 JClient Panel作成ウィザードではそのままアプリケーションのフレームに追加できる完成したデータ・パネルが作成されるのに対し、JClient Empty Panelウィザードではコントロール・バインディングが設定されません。どちらのウィザードでも、JClientパネル・バインディングを初期化するために必要なコードが作成されます。

新しいパネル・クラスをJClientプロジェクトに追加すると、既存のパネルから新しいパネルを表示するようにアプリケーション・コードを変更できます。

ビジネス・コンポーネント・プロジェクトを作成するには、次のようにします。

  1. ビジネス・コンポーネントのためのプロジェクトを作成します。

    ビジネス・コンポーネントとJClientフォームを組み合せて使用するには、まずビジネス・コンポーネント・アプリケーション・モジュールを含むプロジェクトを作成する必要があります。

  2. ビジネス・コンポーネント・プロジェクトをコンパイルします。

JClientパネル作成ウィザードを使用して単一表のデータ・パネルを追加するには、次のようにします。

  1. ナビゲータで、データ・パネルを追加するJClientプロジェクトをクリックします。

  2. 「新規ギャラリ」でJClientパネル作成ウィザードを表示するには、「ファイル」->「新規」を選択します。

  3. 「カテゴリ」リストで「Clienet Tier」を開き、「Swing/JClient for ADF」を選択します。

  4. 「項目」リストで「パネル」を選択し、「OK」をクリックしてJClientパネル・ウィザードを起動します。

  5. 「テンプレートの選択」ページで、フォームのレイアウトを選択します。

  6. 「データ・モデル」ページで、アプリケーションの他のデータ・パネルで使用しているのと同じクライアント・データ・モデルを選択し、「次へ」をクリックします。

    以降の各ページで、適切な項目を選択してパネルに表示するデータを指定します。詳細なヘルプを表示するには、ウィザードの「ヘルプ」ボタンをクリックします。

  7. 「終了」をクリックします。

JClient Empty Panelウィザードを使用してJClientデータ・パネルを追加するには、次のようにします。

  1. ナビゲータで、空のデータ・パネルを追加するJClientプロジェクトをクリックします。

  2. 「新規ギャラリ」でJClientパネル作成ウィザードを表示するには、「ファイル」->「新規」を選択します。

  3. 「カテゴリ」リストで「Clienet Tier」を開き、「Swing/JClient for ADF」を選択します。

  4. 「項目」リストで「空のパネル」を選択し、「OK」をクリックしてJClient Empty Panelウィザードを起動します。

  5. 「データ・モデル」ページで、アプリケーションの完成済のデータ・パネルで使用しているのと同じクライアント・データ・モデルを選択し、「次へ」をクリックします。

    詳細なヘルプを表示するには、ウィザードの「ヘルプ」ボタンをクリックします。

  6. 新しい空のデータ・パネルにクラス名を指定し、「終了」をクリックします。

  7. 作成したパネル・クラスをJavaビジュアル・エディタで開き、必要なコントロールを追加できます。

完成したJClientデータ・パネルをアプリケーションにリンクするには、次のようにします。

新規のJClientデータ・パネルの作成後は、次の方法で作成したデータ・パネルをアプリケーションで再利用できます。

 

 

Copyright © 1997, 2004, Oracle. All rights reserved.