OC4J EJBデプロイメント・ディスクリプタ - セッション・デプロイメント属性
このページは、orion-ejb-jar.xml
ファイル内のセッションBeanデプロイメント・ディスクリプタを構成する際に使用します。
- セッションEJB名
- 標準J2EE EJBデプロイメント・ディスクリプタ・ファイル
ejb-jar.xml
内のBean名と一致するセッションBean名をドロップダウン・リストから選択します。 ejb-name要素は、Enterprise Beanの名前を指定します。 この名前は、EJB JARファイルのデプロイメント・ディスクリプタ内のEnterprise Beanに名前を付けるために、EJB JARファイル・プロデューサによって割り当てられます。 名前は、同じEJB JARファイル内のEnterprise Beanの中で一意である必要があります。 Enterprise Beanのコードは名前に依存しないため、アプリケーション・アセンブリの過程でも、Enterprise Beanの機能を損なうことなく名前を変更できます。 デプロイメント・ディスクリプタ内のejb-nameと、デプロイヤがEnterprise Beanのホームに割り当てるJNDI名の間に関係はありません。 名前は、NMTOKENの字句規則に準拠する必要があります。
- JNDI位置
- このBeanがバインドされるJNDI名。
- 永続性管理ファイル
- 再起動でセッションが格納されるファイルへのパス。
- コール・タイムアウト
- EJBがビジーの場合に待機する時間(16進値表記のミリ秒)。 この時間を過ぎると、RemoteExceptionがスローされ、EJBはデッドロックに関係しているものとして処理されます。 値が0に設定されている場合、OC4JはEJBを永久的に待機します。 デフォルトはこの設定です。
- タイムアウト
- 非アクティブ時間のタイムアウト(秒単位)。 値がゼロまたは負の場合、すべてのタイムアウトは無効です。
- 再試行の最大数
- システム・レベルの障害のためにロールバックされたトランザクションを再試行する回数。 デフォルトは3です。
- パラメータ値のコピーを実施
- EJBコール内の受信および送信パラメータをすべてコピー(クローン)するかどうか。 アプリケーションで、処理速度向上のためにパラメータ値のコピー・セマンティックを使用しない場合は、
false
に設定します。 デフォルトはtrue
です。
関連項目
- Enterprise JavaBeansアプリケーションの開発
- EJBのデプロイ用のパッケージ化
- デプロイメント・ディスクリプタについて
- 参照: Oracle Application Serverドキュメント・ライブラリで提供されている『Oracle Application Server Containers for J2EE Enterprise JavaBeans開発者ガイド』
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