singleSelectionおよびmultipleSelection(tableSelection)について

ADF UIXでは、singleSelectionおよびmultipleSelectionという2つの行選択コンポーネントが提供されます。このどちらかのコンポーネントを、tableまたはhGridコンポーネントで使用できます。行選択コンポーネントにより、ユーザーは1つ以上の行を選択し、その選択した行でアクションを実行できます。

singleSelectionおよびmultipleSelectionにより、選択列とコントロール・バーがレンダリングされます。singleSelectionコンポーネントではラジオ・ボタン選択列がレンダリングされ、multipleSelectionコンポーネントではチェック・ボックス選択列がレンダリングされます。

コントロール・バーは列ヘッダーの上部に表示されます。コントロール・バーのテキストは、行選択コンポーネントのtext属性により設定されます。コントロール・バーには、索引付けされた任意の子を格納できますが、通常は、選択した行で動作するアクション・ボタンが格納されます。

Table with radio selection column

行選択を無効にするには、行選択コンポーネントのdisabled属性をtrueに設定するか、無効にすべきDataObject行に対してtrueを返すdisabledプロパティをバインドします。

singleSeletion

singleSelectionでは、primaryClientAction属性を使用して、ラジオ・ボタンの選択時にクライアント・アクションを起動できます。コンポーネントの初期の選択状態を設定するには、ゼロベースのselectedIndex属性を使用します。ただし、selectedIndex属性の設定値よりも、選択した属性でのバインディングのほうが優先されます。

multipleSelection

各行の元の選択状態を表すDataObjectListを指定するには、名前付きの子selectionを使用します。selected属性は、行の初期の選択状態を指定します。通常、selected属性は、selectionというDataObjectListから行の選択状態を取得できるよう、現在のDataObjectListにデータ・バインドされます。

Table with checkbox selection column


tableとその名前付きの子について
hGridとその名前付きの子について

singleSelectionまたはmultipleSelection(tableSelection)の使用
tableコンポーネントの使用

 

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