独自のビジネス・コンポーネント受信アダプタ・クライアント・コードの作成

アクティビティ・モデラーによって生成されるビジネス・コンポーネント受信アダプタ・クライアント・コードを使用するかわりに、独自のアダプタおよびプロパティ・ファイルを作成できます。たとえば、アクティビティ・モデラーまたはそのコード生成機能は使用しないが、アダプタは使用する場合、独自のコードを作成します。

ビジネス・コンポーネント受信アダプタ・プロパティ・ファイルの作成

ビジネス・コンポーネント受信アダプタのXMLプロパティ・ファイルを作成し、そのアダプタを使用するクラスと同じパッケージに格納します。このファイルでは次のプロパティを定義します。

ファイルの命名方法、格納場所および前述のプロパティの説明は、「ビジネス・コンポーネント受信アダプタ・プロパティの定義」を参照してください。このセクションには、ガイドとなるXMLプロパティ・ファイルの例も含まれています。ファイル内でプロパティをリスト表示する順序は重要ではありません。

ビジネス・コンポーネント受信アダプタ・クライアント・コードの作成

ビジネス・コンポーネント受信アダプタ・クライアント・コードには、生成されるアダプタに含まれるものと同じ機能が含まれている必要があります。

生成されたコード・サンプルreceiveMessage()メソッドのように)アダプタ・コードが独自のメソッド内で機能する必要はありません。ただし、コード・サンプルと同じネーミング規則を使用して、コードを独自のメソッドに含めることをお薦めします。これは、アクティビティ・モデラー・ジェネレータが、独自のメソッド内にコードを生成するためです。 また、これにより、ビジネス・コンポーネントのコンポーネントを使用するクライアントに対して、アダプタ・コードが独立した単位として使用可能になります。

  1. アプリケーション・モジュールのJavaファイルを作成します。
  2. ファイルにビジネス・コンポーネント・クライアント・コードを記述します。コードには、生成されるクライアント・コードで使用されるものと同じ機能が含まれている必要があります。 これらの機能については、「ビジネス・コンポーネント受信アダプタ・クライアント・コードの生成」を参照してください。このトピックには、ガイドとなるサンプル・クライアント・コードも含まれています。
  3. 独自のプログラム・ロジックをファイルに追加します。
  4. アダプタを使用する場合にアダプタ・クライアント・コードをコールする独自のコードを記述します。

関連項目

メッセージ・アダプタの基本

ビジネス・コンポーネント受信アダプタ

ビジネス・コンポーネント受信アダプタ・クライアント・コードの生成

ビジネス・コンポーネント受信アダプタのサブクラス化

 

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