WebサービスのOracle Application Server上のSOAPサーバーへのデプロイ

JavaクラスまたはEJBに基づくSOAP Webサービスを、JARファイルとしてOracle Application Server上のSOAPサーバーに迅速にデプロイできます。

最初に、デプロイメント・プロファイルを作成し、Webサービスを実装するためのファイルを含むJARファイルのデプロイ先を指定します。次に、Webサービスをその場所にデプロイします。

Webサービスをデプロイするには、次のようにします。
  1. ナビゲータで、Webサービスが含まれるプロジェクトを選択します。
  2. 「ファイル」->「新規」を選択し、「新規」ギャラリを開きます。
  3. 「カテゴリ」リストで「Business Tier」を開き、「デプロイメント・プロファイル」を選択します。
  4. 「項目」リストで、「JARファイル」-「シンプル・アーカイブ」をダブルクリックして「デプロイメント・プロファイルの保存」-「シンプル・アーカイブ」ダイアログを開きます。
  5. アーカイブのデプロイメント・プロファイルの場所を指定し、「保存」をクリックします。.deployというファイル名拡張子が付けられたデプロイメント・プロファイルが指定した場所に保存され、「JARデプロイメント・プロファイル設定」ダイアログが開きます。
  6. 「JARオプション」を選択し、場所 <jdev_install>/soap/webapps/soap/soap/WEB-INF/lib「参照」します。<jdev_install>はJDeveloperをインストールしたフォルダを表します。
    これにより、JARがクラスパスにデプロイされ、SOAPサーバーを再起動する必要がなくなります。
    JARファイルを別の場所に指定することもできますが、その場合は、JARファイルをその場所に手動でコピーするか、新しい場所をアプリケーション・サーバーのクラスパスに追加した後、SOAPサーバーをいったん停止して再起動する必要があります。
  7. 「開く」をクリックして場所を選択し、「JARデプロイメント・プロファイル設定」ダイアログに戻ります。
  8. 「OK」をクリックし、選択した場所にJARファイルをデプロイします。
  9. ナビゲータでデプロイメント・プロファイルを選択して右クリックし、「JARファイルにデプロイ」を選択します。ログ・ウィンドウに、デプロイメントの結果が表示されます。

これで、JARファイルの作成と、適切な場所へのデプロイが完了しました。JARファイルを登録し、SOAPサーバーで認識できるようにする必要があります。「SOAP Webサービスの登録」を参照してください。


関連項目

SOAP Webサービスの開発

 

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