エンティティ・キャッシュの回避

デフォルトでは、Oracle ADF Business Componentsでは属性値がエンティティ・キャシュに保存されます。その際、ビュー・キャッシュにあるそれらの値へのポインタのみが保存されます。多くのアプリケーションではこれが利点となりますが、ポインタの作成および保存にエンティティ・キャッシュを使用すると、オーバーヘッドがわずかに増加する場合があります。Oracle ADF Business Componentsキャッシュの詳細は、「Oracle ADF Business Componentsのキャッシュ管理について」を参照してください。

ビュー・オブジェクト定義のすべてのインスタンスに対してエンティティ・キャッシュを使用しないようにするには、次のようにします。

  1. システム・ナビゲータまたはアプリケーション・ナビゲータで、ビュー・オブジェクト定義を右クリックし、「編集」を選択します。
  2. 「エンティティ・オブジェクト」ページの「選択済」リストからすべてのエンティティ・オブジェクトを選択します。「<」ボタンをクリックして、それらをビュー・オブジェクト定義から削除します。

ビジネス・コンポーネントのチューニング
Oracle ADFビュー・オブジェクトについて

ビュー・オブジェクト属性について
Oracle ADFエンティティ・オブジェクトについて
ビュー・キャッシュの回避
ロールバック操作後のキャッシュの内容消去の防止
大容量キャッシュの管理

 

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