フィルタの編集

このダイアログでは、スマート・データ・ウィンドウデータ・ウィンドウインスペクタ・ウィンドウ監視式ウィンドウヒープ・ウィンドウおよびモニター・ウィンドウの左側など、JDeveloperのデータ関連ウィンドウでオブジェクトを開くときに表示するフィールド数を減らします。フィールド数を減らすことにより、デバッグの対象範囲が絞られ、プログラムの問題を容易に検出して切り離すことができるようになります。「フィルタの編集」ダイアログでは、任意のクラスのスーパークラス階層を簡単に移動しながら、各スーパークラスのフィルタを定義または更新できます。

フィルタ対象クラス
フィルタを定義したクラスをすべてリストします。フィルタを定義していない場合、リストは最初の時点では空です。

スーパークラス
「フィルタ対象クラス」リストで現在選択しているクラスのスーパークラスのフィルタを、定義または更新する場合にクリックします。
スーパークラス階層を横断する回数だけこのボタンをクリックします。ボタンをクリックするたびに、スーパークラスの連鎖の次のクラスが表示されます。ベース・クラス(java.lang.Object)に達する(ボタンがグレー表示になる)までこの操作を繰り返すことができます。
サブクラス
「スーパークラス」ボタンを押した後、前のサブクラスに戻る場合にクリックします。
追加
「フィルタ対象クラス」リストにクラスを追加する場合にクリックします。「クラス・ブラウザ」ダイアログが表示されます。ここからプロジェクトでアクセス可能なクラスを選択できます。
削除
「フィルタ対象クラス」リストから選択したクラスを削除する場合にクリックします。
表示するフィールド
データ・ウィンドウでその型のオブジェクトを開くときに、「フィルタ対象クラス」リストで選択したクラスで宣言されているフィールドの中から表示するフィールドをリストします。
注意: 「フィルタ対象クラス」リストに新規クラスを追加すると、最初の時点では「表示するフィールド」ボックスには、そのクラスで宣言されているすべてのフィールドがリストされます。シャトル・ボタンを使用して、フィールドの一部(またはすべて)を「非表示にするフィールド」ボックスに移動します。
非表示にするフィールド
データ・ウィンドウでその型のオブジェクトを開くときに、「フィルタ対象クラス」リストで選択したクラスで宣言されているフィールドの中から表示しないフィールドをリストします。
注意: 「フィルタ対象クラス」リストに新規クラスを追加すると、シャトル・ボタンを使用して「表示するフィールド」ボックスからフィールドを移動するまで、「非表示にするフィールド」ボックスは空です。

関連項目

デバッガ・ウィンドウについて
「フィルタ対象クラス」リストでのフィールドの表示および非表示
トレースするクラスの制御

 

Copyright © 1997, 2004, Oracle. All rights reserved.