コンポーネント・パレットのビジネス・コンポーネント・データ・タグ・ライブラリ内の各コンポーネント・タグには、JSPページに挿入する実際のコンポーネント・タグの動作を実装する.jsp
ファイルが関連付けられています。 たとえば、コンポーネント・タグ<jbo:DataTable>
を挿入する場合、JDeveloperではファイルDataTableComponent.jsp
をプロジェクトに追加します。
コンポーネント・タグの動作をカスタマイズする場合は、コンポーネント・タグに対応するコンポーネント実装.jsp
ファイルの名前を変更しカスタマイズする必要があります。これを実行する場合、JDeveloperでは、各コンポーネント・タグの属性ダイアログを介して、名前を変更したコンポーネント実装ファイルを容易にプロジェクトに追加できます。カスタム・コンポーネント実装.jsp
ファイルを作成すると、今後JSPページに挿入するコンポーネント・タグがこのファイルを参照できます。
ビジネス・コンポーネントのコンポーネント・タグの動作をカスタマイズするには、次のようにします。
.jsp
ファイルをカスタマイズするコンポーネント・タグをクリックします。
属性ダイアログで、属性relativeUrlPathに表示される名前を編集し、新しいコンポーネント実装.jsp
ファイルを作成します。プロジェクト・ディレクトリ・サイト(mywork
フォルダ内)の既存のサブディレクトリへの相対パスを指定し、カスタム・コンポーネント.jsp
ファイルをそこに保存できます。
たとえば、site
フォルダのcomponents
というサブディレクトリに、カスタム・コンポーネント実装ファイルMyDataTableComponent.jsp
を作成する場合、relativeUrlPathの値は/components/MyDataTableComponent.jsp
となります。
「OK」をクリックし、コンポーネント・タグを開いているJSPファイルに挿入します。JDeveloperでは、名前を変更したコンポーネント実装.jsp
ファイルがプロジェクト・フォルダに追加されます。JDeveloperで新規ファイルを開き、希望どおりにカスタマイズします。
開かれたJSPファイルで挿入されたコンポーネント・タグを削除することも、それを残して、次に説明するように、新規のコンポーネント実装.jsp
ファイルを参照することもできます。
コンポーネント・タグ内でカスタム・コンポーネント実装.jspファイルを参照するには、次のようにします。
.jsp
ファイル参照を持つコンポーネント・タグの挿入先のJSPファイルを開きます。
属性ダイアログで、属性relativeUrlPathに表示される名前を、以前に作成したカスタム・コンポーネント実装.jsp
ファイルの名前に変更します。プロジェクト・ディレクトリ・サイト(mywork
フォルダ内)のサブディレクトリにカスタム・コンポーネント.jsp
ファイルを保存した場合は、そのコンポーネント.jsp
ファイルの相対パスを指定する必要があります。
たとえば、site
フォルダのcomponents
というサブディレクトリ内のカスタム・コンポーネント実装.jsp
ファイルMyDataTableComponent.jsp
を参照する場合、relativeUrlPathの値は/components/MyDataTableComponent.jsp
となります。
ビジネス・コンポーネント・データ・タグについて
コンポーネント・パレットからのビジネス・コンポーネント・データ・タグの挿入
リファレンス: ビジネス・コンポーネント・データ・タグ・ライブラリ
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