行更新のカスタマイズ

Oracle ADF Business ComponentsフレームワークではDML操作が自動的に処理されます。ただし、エンティティ・オブジェクト・クラスをカスタマイズして、Oracle ADF Business ComponentsのデフォルトのDML動作をオーバーライドできます。

注意: このトピックでは、Oracle ADF Business ComponentsによりUPDATEコマンドがデータベースに送られるサイクルである、ポスト・サイクルのカスタマイズについて説明します。Oracle ADF Business Components層の行検証ロジックの説明は含まれていません。詳細は、関連項目のトピックを参照してください。

行更新をカスタマイズするには、次のようにします。

  1. 次のいずれかの手順でエンティティ・オブジェクト・エディタを開きます。
  2. 「Java」ノードを選択します。
  3. 「エンティティ・オブジェクト・クラス」の下の「Javaファイルの生成」がチェックされていることを確認してください。
  4. 「データ操作メソッド」をチェックして「OK」をクリックし、エディタを閉じます。
  5. 次のいずれかの手順でエンティティ・オブジェクト・クラスを編集します。
  6. 構造ペインでdoDML()メソッドをダブルクリックして検索します。
  7. operationパラメータがDML_UPDATEと等しくなっているかチェックすることによってUPDATE操作をテストします。
    public void doDML(int operation, TransactionEvent e)
    
    
    
    {
    
    
    
      if (operation == DML_UPDATE)
    
    
    
      {
    
    
    
        /* Insert custom logic here */
    
    
    
      }
    
    
    
      else
    
    
    
      {
    
    
    
        super.doDML(operation, e);
    
    
    
      }
    
    
    
    }        

DML操作のカスタマイズ
Oracle ADFエンティティ・オブジェクトについて
エンティティ・オブジェクトのJavaクラスについて
検証ロジックの実装
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