コード測定は、コードの数量的分析に使用されます。 静的なコード測定は、コンパイルまたは実行していないコードに適用できます。
JDeveloperでは、次のコード測定が測定されます。
継承ツリーの深さ(DIT): クラスの継承ツリーの深さ。 慣例では、java.lang.ObjectのDITは1、java.lang.Objectを直接拡張するクラスのDITは2で、以下同様に続きます。
文の数(NOS): Java文におけるメソッド、クラスまたはその他の構成メンバーのサイズ。
循環的複雑度(V(G)): メソッドの分岐の複雑度。 メソッドを囲んでいる構成メンバー(クラスやプロジェクトなど)には、囲まれているメソッドに対して測定した最大の複雑度が割り当てられます。 一般的に値が10を超えると、問題が発生する可能性があると考えられます。
コード測定分析では、構成メンバーとその測定結果のツリーで構成されるコード測定レポートが各コード測定について生成され、ログ・ウィンドウに表示されます。 コード測定レポートでは、しきい値を超える測定結果を調査できます。
JDeveloperのコード監査機能とコード測定機能は拡張できます。 コード監査とコード測定は、ソース・コード分析とカスタマイズ、および拡張が可能な変換フレームワークの2つの側面です。 コード監査とコード測定両方のパブリックAPIはoracle.jdeveloper.auditパッケージです。
静的なコード測定の分析
JDeveloperでの静的なコード測定の分析
コード測定レポートの表示
コード測定レポートの解釈
コード測定プロファイルの管理
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