Context
オブジェクトは、IDEの状態の記録です。 IDEの状態は、UIで現在選択されている項目に関する情報を保持するoracle.ide.addin.Context
のインスタンスとして表されます。 IDEでは複数のコールバックAPI(特にController
およびContextMenuListener
)を使用してContext
オブジェクトを拡張機能に渡すため、Context
オブジェクトが現行の選択内容を操作するすべての拡張機能の動作の始点として機能します。
Context
には、次の情報が含まれます。
フォーカスが変更されるときは常にアクティブ・ビューのgetContext
メソッドがコールされ、Context
が作成されます。 Context
は、アクティブ・コントローラのcheckCommands
メソッドに渡され、IDEアクションの更新(使用可能および使用不可)プロセスを初期化します。 .
IdeAction
が実行されると、現行のContext
がコントローラのhandleEvent
メソッドに渡されます。 Context
は、IdeAction
が実行されると即時に破棄されます。ただし、アクションを処理するController
がCommand
に対してアクションを実行するように指定または委任している場合、Context
はCommand
とともにUNDOスタックに残ります。
現行のContext
は、次の文を発行することで取得できます。
Ide.getMainWindow().getLastActiveView().getContext()
ユーザー・インタフェース・イベントについて
IDEアクションについて
コマンドについて
コントローラについて
IDEアクションの更新について
IDEアクションの処理について
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