ビジネス・サービスの変更後にADFデータ・コントロールをリフレッシュ

モデル・プロジェクトのデータ・コントロール定義を作成してある場合、ビジネス・サービスの変更後にデータ・コントロールを更新することがあります。データ・コントロール定義をリフレッシュすると、ビジネス・サービスに加えられた最新の変更がADFアプリケーションで有効になります。

データ・コントロール定義をリフレッシュする処理は、モデル・プロジェクトに対する変更の種類によって異なります。

変更したビジネス・サービスのデータ・コントロール定義をリフレッシュするには、次のようにします。

  1. モデル・プロジェクトで、Beanの新規プロパティまたは他に作成するビジネス・サービスを定義します。

  2. .javaファイルをコンパイルして、ビジネス・サービスのメタデータを対応する.xmlファイルに再生成します。

  3. 変更されたビジネス・サービスがBeanベース(TopLinkオブジェクトやEJB Session Beanなど)である場合、Beanの .xmlファイルを右クリックして「リフレッシュ」を選択します。

    注意: ADF Business Componentsの場合、ADF BCプロジェクト・ファイルに変更を加えると、データ・コントロール定義は常に自動的に更新されます。

削除したビジネス・サービスのデータ・コントロール定義を削除するには、次のようにします。

  1. ビュー・プロジェクトで、DataBindings.cpxファイルを選択します。

  2. 「表示」->「構造」を選択して、構造ウィンドウでファイルを表示します。

  3. 構造ウィンドウで、モデル・プロジェクトに表示されなくなったビジネス・サービスを表す、データ・コントロール・ノードを選択します。

  4. データ・コントロール・ノードを右クリックし、「削除」を選択します。

JDeveloperにより、モデル・プロジェクト内のデータ・コントロール定義ファイル(DataBindings.cpx)が更新されます。DataBindings.cpxファイルは、クライアントと使用可能なビジネス・サービスの間の対話を容易にする、Oracle ADFモデル・レイヤー・アダプタ・クラスを識別します。

変更されたデータ・コントロールをデータ・コントロール・パレットで表示するには、次のようにします。

ビジネス・サービスの移動後にデータ・コントロールを更新するには、次のようにします。

  1. モデル・プロジェクトでは、ビジネス・サービスを新規パッケージに移動する場合は、クライアントのデータ・コントロール定義内のモデル・プロジェクトへの参照を更新する必要があります。

  2. ビュー・プロジェクトで、DataBindings.cpxファイルを選択します。

  3. 「表示」->「構造」を選択して、構造ウィンドウでファイルを表示します。

  4. 構造ウィンドウで、移動したビジネス・サービスを表すデータ・コントロール・ノードを選択します。

  5. プロパティ・インスペクタで「パッケージ」属性を編集して、新規パッケージ名を指定します。


データ・コントロール・パレットの使用の詳細は、次のトピックを参照してください。

データ・コントロール・パレットを使用したUIコンポーネントの挿入

Oracle ADFデータ・コントロールの詳細は、次のトピックを参照してください。

Oracle ADFデータ・コントロールについて

 

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