<styledText>要素
ネームスペース: http://xmlns.oracle.com/uix/ui
派生元: <ui:base>要素
グループ: UIX Components
要素の型: UINode

<styledText>要素は、スタイルが設定されたテキストおよびリンクをサポートします。

構文
<styledText
    [ accessKey="ui:char" ]
    [ description="string" ]
    [ destination="anyURI" ]
    [ labeledNodeId="string" ]
    [ text="string" ]
    [ textAndAccessKey="string" ]
    [ truncateAt="nonNegativeInteger" ]
    [ data:primaryClientAction ="data binding to oracle.cabo.ui.action.ClientAction" ]
>
   <contents><!-- indexed children --></contents>
   <primaryClientAction></primaryClientAction>
</styledText>

注意:
  • この要素は派生元要素のすべての属性と子要素を持つことができます。
  • data:で始まる属性は、実際には要素となります。 data:は、その属性構文がデータ・バインディングせずに使用されることがないことを示しています。

  • 説明

    <styledText>要素は、スタイルが設定されたテキストおよびリンクをサポートします。 クライアントで、スタイルの設定または簡単なリンク機能が不要な場合は、<text>要素を使用します。 より複雑なリンクの場合は、<link>要素を使用します。


    基本例

       <styledText text="OraHeaderSubSub"
                   styleClass="OraHeaderSubSub"/>

    リンク先およびアクセス・キーを使用する例

       <styledText text="Destination has accessKey"
                   destination="http://www.example.org"
                   accessKey="d"
                   styleClass="OraInstructionText"/>

    textAndAccessKeyおよびlabeledNodeIdの使用を示す完全な例

        <flowLayout>
         <contents>
          <checkBox name="checkbox1" value="1" id="checkme"/>
          <styledText textAndAccessKey="&amp;Toggle the &lt;checkBox&gt;"
                      labeledNodeId="checkme"
                      styleClass="OraHeaderSubSub"/>
         </contents>
        </flowLayout>

    属性

    説明
    accessKey destinationまたはlabeledNodeIdが設定されている場合に、このstyledTextのリンクに簡単にアクセスするために使用する文字。

    同じ出力ページの複数箇所に同じアクセス・キーが表示される場合、レンダリングを行うユーザー・エージェントは、同じキーでアクセスされる要素間を順に移動します。

    この属性は、ニーモニックと呼ばれる場合があります。

    この属性で指定する文字は、このStyledTextインスタンスのtext属性でも指定されている必要があります。 そうでない場合、ユーザーは、アクセス・キーがあるかどうかは確認できません。


    ui:char
    description アクセシビリティを向上させるためにテキストに追加される説明。 説明はスクリーン・リーダーおよびその他のアクセシビリティ・エージェントでは表示されますが、それ以外の場合は表示されません。
    この属性は、エージェントのタイプがPDA、携帯電話、音声の場合にはサポートされません。
    string
    destination このテキストが参照するURI。 テキストをリンク内にラップすることでも同じ効果が得られます。これはショートカットのみです。
    URI
    labeledNodeId このstyledTextがラベルとなるUINodeのID。 accessKey属性と併用する場合、ユーザーがアクセス・キーを押すことにより、キーボードのフォーカスが、labeledNodeIdで指定されたUINodeに移動します。 また、アクセス・キーを使用しない場合でも、この属性でUINodeとそのラベル間の論理的な関係を指定することにより、UIのアクセス性が向上します。
    string
    text ノードのテキスト。
    string
    textAndAccessKey 通常のアンパサンド(&)記号を使用して、1つの値でtextおよびaccessKeyの両属性を同時に設定する属性。

    たとえば、この属性をT&extに設定すると、テキストがTextに、アクセス・キーがeに設定されます。


    string
    truncateAt テキストで切捨てが自動的に開始される長さ。 デフォルトの0(ゼロ)に設定された場合、文字列は切り捨てられません。 1〜13の値は13とみなされます。styledTextコンポーネントでは、13文字より短い文字列は切り捨てられません。
    nonNegativeInteger

    子要素

    説明 必須 組込み可能な数
    <contents>
    Beanの索引付けされた子。
    いいえ 1
    <primaryClientAction> テキストをクリックした場合に、クライアント上で起動するclientAction。
    2.2.0以降推奨されていません。
    かわりに、<styledText>要素を<link>要素に埋め込んでください。
    いいえ 1