構造エクスプローラは、ドキュメントの構造を通常はツリーとして表示します。
構造エクスプローラは、Document
のView
です。 エディタまたはデザイナにフォーカスが指定されると、そのエクスプローラが構造ウィンドウ内に表示されます。エクスプローラは、基本的にはドキュメントの索引または目次です。ユーザーはエクスプローラを使用し、ドキュメント・ビューに表示されたコンテンツ内を移動します。ドキュメントの階層は構造ウィンドウに表示され、ドキュメントが編集されると更新されます。
JDeveloperでは、様々な一般的なドキュメント・タイプに対し、エクスプローラを提供しています。カスタム・エクスプローラをインストールし、エクスプローラ・マネージャに登録することもできます。JDeveloperでドキュメントが開かれると、エクスプローラ・マネージャによりそのタイプに適したエクスプローラが提供され、このエクスプローラがドキュメントを解析し、その結果の構造を表示します。
エクスプローラ・アドインには、次のコンポーネントがあります。
Addin
を実装します。 このクラスの単一インスタンスは、JDeveloperの起動時にアドイン・マネージャにより作成され、登録を実行します。 アドイン・クラスにはその他の用途は必要ありません。
TreeExplorer
またはそのサブクラスの1つを拡張して提供できます。このクラスは、要素のマウス・クリックの処理、エディタ内の変更の追跡、および必要な場合にツリーを再構築するためのパーサーを起動します。
Element
の1つ以上のインスタンスを含む要素モデル。 モデルは、ドキュメントのエクスプローラ・ビューの構造を表します。 要素は、ドキュメント内の特定の位置と関連付けられており、選択されると、ビューアをその位置までスクロールします。
エクスプローラの設計時には、次のことに注意してください。
Explorer
は、Document
に含まれるデータを構造化して視覚的に表すビューです。
Explorer
インタフェースを実装します。
ChildFilter
はオプションのインタフェースです。このインタフェースをTreeExplorer
とともに使用して、ユーザーが特定のコンテナ・ノードを開いたときに表示される子ノードをフィルタリングします。
構造エクスプローラのコンポーネント開発の詳細は、次のトピックを参照してください。
拡張機能の開発
ドキュメント・レコグナイザの開発
エディタの開発
oracle.ide.addin.Addin
oracle.ide.explorer.TreeExplorer
oracle.ide.model.Element
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