スマート・データ・ウィンドウについて

現在のメソッドのすべての引数、ローカル変数およびstaticフィールドが表示されるデータ・ウィンドウとは異なり、スマート・データ・ウィンドウには、ステップ実行しているソース・コードに関連のあるデータのみ表示されます。 具体的には、デバッガにより実行ポイント(Execution_Point_arrow)付近のソース・コードが分析され、ステップ実行しているコード行で使用されている変数、フィールドおよび式が検索されます。

デフォルトでは、1箇所につき1コード行のみ分析され、最大2箇所が分析されます。 これらの設定は、「ツール」->「設定」 - 「デバッガ」 - 「スマート・データ」ページで調整できます。このページは、「スマート・データ」ウィンドウを右クリックし、ポップアップ・メニューから「設定」を選択して表示することもできます。

注意: ポップアップ・メニュー・オプションも含め、「スマート・データ」ウィンドウの詳細は、[F1]を押すか、「ヘルプ」をクリックしてください。

スマート・データ・ウィンドウを開くには、次のようにします。

  1. コード・エディタでブレークポイントを設定し、デバッグ・セッションを開始します。
  2. ツールバーから「デバッグ」debug_icon)をクリックします。
  3. デバッガがブレークポイントに達したときに、「表示」->「デバッグ・ウィンドウ」->「スマート・データ」を選択します。


関連項目

デバッガ・ウィンドウについて
デバッガ・ウィンドウの作業環境の設定

 

Copyright © 1997, 2004, Oracle. All rights reserved.