GridLayout
は、行および列内のセルからなるグリッドにコンポーネントを配置します。GridLayout
は、セル内の使用可能領域のサイズに各コンポーネントを拡大します。各セルはまったく同じサイズで、グリッドは均一です。GridLayout
コンテナのサイズを変更した場合、GridLayout
では、コンテナの使用可能な領域でセルのサイズができるだけ大きくなるよう変更されます。
テンキーやツールバーなど、各コンポーネントのサイズを同一にするコンテナを設計する場合には、GridLayout
を使用してください。
グリッド内の列と行の数は指定できますが、0(ゼロ)を指定できるのはどちらか一方のみです。少なくとも一方の値を設定して、GridLayout
マネージャが計算できるようにしてください。
たとえば、15のコンポーネントを持つグリッドに4列0行を指定した場合、GridLayout
では、4列4行のグリッドが作成され、最後の行には3つのコンポーネントが入ります。3行0列を指定した場合には、GridLayout
では3行5列のグリッドが作成され、すべてのセルにコンポーネントが入ります。
行数および列数の他に、水平方向の間隔(hgap
)と垂直方向の間隔(vgap
)のプロパティを変更することにより、セルの間隔をピクセル数で指定できます。デフォルトの水平方向および垂直方向の間隔は0(ゼロ)です。
GridLayout
コンテナのプロパティ値を変更するには、構造ウィンドウでGridLayout
オブジェクトを選択し、プロパティ・インスペクタでrows
、cols
、hgap
またはvgap
プロパティの値を編集します。
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