shuttleとその名前付きの子について

shuttleコンポーネントは、項目を2つのリスト間で移動し、リストの一方を並び替えるメカニズムを提供します。このコンポーネントは、エージェントのタイプがpda、phoneおよびvoiceの場合にはサポートされません。

Shuttle with leading list and trailing list

shuttleの最も一般的な用途は、ユーザーが次の手順で項目を選択できるようにすることです。

先行リストはfromリストとも呼ばれます。また、後続リストはtoリストとも呼ばれます。後続リストの項目を先行リストに戻すこともできます。

項目を選択するときは、どちらのリストでも1つ以上の項目を選択できます。次に、リスト間で適切なアイコンまたはリンク(「移動」または「削除」)を選択することにより、項目を1つのリストからもう一方のリストに移動します。「移動」アイコンまたはリンクをクリックすることにより、先行リストで選択された項目を後続リストに移動します。「削除」アイコンまたはリンクをクリックすることにより、後続リストで選択された項目を先行リストに移動します。一度に、すべての項目を移動または削除するには、「すべて移動」または「すべて削除」アイコンを使用します。

デフォルトでは、シャトルにより後続リストの項目の並べ替えができます。後続リストの隣にある並替えアイコンを使用し、選択した項目をリストの一番上へ、リスト内の1スロット上へ、リストの一番下へ、またはリストの1スロット下へ移動できます。

フォーム送信時に、シャトル内に非表示要素の値として格納されている各リストのコンテンツ(すなわち、選択された項目のみならず、すべての項目)が次の構文を介してアプリケーションに渡されます。

ここで

shuttleの属性

shuttleコンポーネントに設定できる属性は次のとおりです。

注意: シャトルのUIでは、各リストの項目の下に横線が入ります。ADF UIXでは、この横線は、リストの正しいサイズを維持するためのもので、リスト内の他の項目とは違い、操作できません。

shuttleの名前付きの子

shuttleでサポートされる名前付きの子は次のとおりです。

注意: ボタンまたはアイコンをフッター領域に含めるには、flowLayoutを使用します。ボタンまたはアイコンは最大高さが26ピクセルで、いずれかのフッター領域の1行のみに配置されます。これらのボタンおよびアイコンは、shuttleProxyを使用するシャトルの操作に使用できます。

shuttleProxy

UIXは一連のJavaScriptのユーティリティ・メソッドを提供します。シャトルを使用するときにこのメソッドが自動的にロードされます。これらのメソッドをfilterオプション、またはフッター・ボタンやアイコンで使用してリストのコンテンツを操作できます。shuttleProxyインスタンスの作成とその機能の使用方法は、「UIX要素リファレンス」「shuttle要素」を参照してください。


shuttleの挿入
フォーム・コンポーネントの使用

 

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