3次元(3D)グラフでは、3次元のフレームにデータが描画されます。
3次元のフレームは、グラフに関連付けられているThreeDViewMatrix
オブジェクトを使用して操作できます。
3Dグラフは、データのビジュアル表示をより強調する際に使用します。2次元グラフよりも3Dグラフの方がデータの内容がわかりやすい場合にも、3Dグラフを使用できます。
3Dグラフでは正確なデータ値がわかりにくいため、正確なデータ値を把握することが重要な場合には3Dグラフを使用しないでください。
次の種類の3Dグラフを使用できます。
THREED_BAR
: 3次元棒グラフ
THREED_CUBE
: 3次元立方体グラフ
THREED_AREA_SERIES
: 3次元面グラフ
THREED_RIBBON_SERIES
: 3次元リボン・グラフ
THREED_SURFACE
: 系列とグループのデータ・ポイントがすべて結ばれ、地形学的な外観を構成する3次元グラフ
通常、3Dグラフには、それぞれの対応する2次元グラフと同じデータ要件があります。制限は次のとおりです。
すべてのグラフ・タイプで、数値データのみが表示します。
3Dリボン・グラフでは、少なくとも2つのデータ・グループが必要です。
3D面グラフでは、少なくとも2つのデータ・グループが必要です。
3D等高線グラフでは、少なくとも2つのデータ・グループと2つのデータ系列が必要です。
3Dマーカーは、マーカーが大きく他のマーカーが隠れるため見にくい場合があります。すべてのデータが見やすいように再配置することで、この問題を解決できます。
3Dグラフのデータ構成は、次のようにそれぞれ異なります。
グラフ・データの問題の処理
グラフ・データの指定
例: 単純なグラフでのJDBCデータの設定
例: 単純なグラフでのファイルからのデータ設定
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