データ・バインドされたJClientフォームを実行してビジネス・コンポーネントにアクセスする場合、ビジネス・コンポーネント・プロジェクトに、目的とするビジネス・コンポーネントのデプロイメント用のアプリケーション・モジュール接続を指定したランタイム構成ファイル(bc4j.xcfg
)が含まれている必要があります。
JDeveloper内のJClientアプリケーションを実行する場合、ビジネス・コンポーネントのクライアントはデフォルトのローカル構成を使用します。
その後、次の目的でビジネス・コンポーネントのクライアント・プロジェクト用にランタイム構成を編集できます。
ビジネス・コンポーネント・デプロイ・シナリオを変更または新たに作成する場合の、接続情報の更新
注意: アプリケーション・モジュールのランタイム構成を特別に作成しなくても、ビジネス・コンポーネント・プロジェクト内のbc4j.xcfg
ファイルには、JClientフォームをJDeveloper内で実行するデフォルトの構成が定義されています。 デフォルトの構成local
は、ビジネス・コンポーネントとJClientアプリケーションが同じVMで実行されると想定しているため、ローカル・モード・デプロイメントとも呼ばれます。
構成を作成するには、次のようにします。
アプリケーション・ナビゲータで、ビジネス・コンポーネント・モデル・プロジェクト用の「アプリケーション・ソース」フォルダ内のモデル・パッケージを開きます。 アプリケーション・モジュール・ノードを右クリックし、「構成」を選択して、「Configuration Manager」ダイアログを表示します。
「新規」をクリックします。
「アプリケーション・モジュール」タブの[F1](「ヘルプ」)の説明に従って、中間層サーバー・タイプおよび定義済の接続を選択します。
構成ファイルを編集するには、次のようにします。
アプリケーション・ナビゲータで、ビジネス・コンポーネント・モデル・プロジェクト用の「アプリケーション・ソース」フォルダ内のモデル・パッケージを開きます。 アプリケーション・モジュール・ノードを右クリックし、「構成」を選択して、「Configuration Manager」ダイアログを表示します。
「構成エディタ」ダイアログで構成を編集するには、編集する構成をリストから選択して「編集」をクリックします。
「アプリケーション・モジュール」タブの[F1](「ヘルプ」)の説明に従って、中間層サーバー・タイプおよび定義済の接続を選択します。
「構成の編集」ダイアログで異なる「中間層サーバー・タイプ」オプションを選択して、構成ファイルで指定されたデプロイ先プラットフォームを変更した場合は、ビジネス・コンポーネント・プロジェクトを更新して、新規プラットフォーム用のライブラリを追加する必要があります。
ビジネス・コンポーネント・プロジェクトをコンパイルします。
注意: 「構成」には、アプリケーション・モジュール用のADFデータ・コントロールを介してアクセスしますが、構成情報はbc4j.xcfg
ファイルに記録されます。 このファイルはアプリケーション・ナビゲータでは非表示で、システム・ナビゲータでは表示されます。
クライアント・プロジェクトでの新しい構成を参照する場合、DataBindings.cpx
ファイルを編集する必要があります。
ADFクライアント・アプリケーションで、ビジネス・コンポーネントの構成を参照するには、次のようにします。
クライアント・プロジェクト・フォルダでDataBindings.cpxノードを探します。 アプリケーション・ナビゲータは、「アプリケーション・ソース」フォルダ内のノードを表示します。
DataBindings.cpxノードを選択して、「構造ウィンドウ」を表示します。
「構造」ウィンドウでは、「データ・コントロール」ノードを開いて、AppModuleDataControlノードを選択します。
「プロパティ・インスペクタ」を開いて、「構成」フィールドに表示されているドロップダウン・リストから目的の構成を選択します。
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