Java Web Startでアプリケーションをダウンロードして実行する前に、JDeveloperのJ2EE Webデプロイメント・プロセスを使用して、Webサーバーを設定することができます。
アプリケーションをWebサーバーに常駐させると、メンテナンスが非常に容易になります。 Java Web Startは、ユーザーがアプリケーションを実行するたびに、アプリケーションの更新の確認およびダウンロードを行います。
Java Web Start用のJClient Webアプリケーション・アーカイブを作成するには、次の手順を実行します。
bc4jlib.ear
アーカイブ・ファイルを作成します。
セキュリティ上の理由から、JAR署名キーの保護に使用するパスワードとは異なるパスワードをJavaキーストアに使用する場合は、手順に従ってcreate_jclient_ear.bat
スクリプトを変更してください。 bc4jlib.ear
アーカイブが正常に生成されるまで、JClient Java Web Startウィザードを実行することはできません。
ctbuild.xml
と構成済のclient_war.deploy
プロファイルも生成されます。
セキュリティ上の理由から、キーの保護とコードの署名に使用するパスワードとは異なるパスワードを、マシン上に定義されるJavaキーストアに使用する場合は、次の手順を実行して、指定したパスワードを参照するようにAntビルドファイルctbuild.xml
を変更する必要があります。
ctbuild.xml
ファイルを開き、他の署名プロパティの下に、キー・パスワードのプロパティを追加します。
<!--properties related to signing-->
<property name="alias" value="ADFJClientTrust"/>
<property name="storepass" value="welcome"/>
<property name="keypass" value="myPassword"/>
次の署名ターゲットを変更します。
<target name="sign" depends="jar">
<signjar jar="${mt.jar.name}" alias="${alias}" storepass="${storepass}"/>
<signjar jar="${ct.jar.name}" alias="${alias}" storepass="${storepass}"/>
</target>
これを次のように変更します。
<target name="sign" depends="jar">
<signjar jar="${mt.jar.name}" alias="${alias}" keypass="${keypass}" storepass="${storepass}"/>
<signjar jar="${ct.jar.name}" alias="${alias}" keypass="${keypass}" storepass="${storepass}"/>
</target>
「ターゲットのビルド」->「署名」: アーカイブの認証を要求します。含まれているJARファイルがこれによって署名されます。これは必須の手順です。
ビルドファイルによって、プロジェクトのpublic_html
ディレクトリに、client.jar
およびmymt.zip
という2つの署名付きアーカイブ・ファイルが生成されます。 これらのアーカイブは、生成されるclient_war.deploy
プロファイルによって参照されます。
デフォルトでは、アプリケーションをテストするために、JDeveloperの埋込みOC4JサーバーでWARコンポーネントを実行できます。 作成されたWARおよびJARファイルをターゲット・アプリケーション・サーバーにデプロイする準備ができたら、必ずアプリケーション・サーバー接続を作成してください。
JDeveloperでのWeb Startを使用したJClientアプリケーションの実行
Java Web Start用のJClient Webアプリケーション・アーカイブのデプロイ
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