WebサービスのOracle Application Server上のSOAPサーバーへのデプロイ
JavaクラスまたはEJBに基づくSOAP Webサービスを、JARファイルとしてOracle Application Server上のSOAPサーバーに迅速にデプロイできます。
最初に、デプロイメント・プロファイルを作成し、Webサービスを実装するためのファイルを含むJARファイルのデプロイ先を指定します。次に、Webサービスをその場所にデプロイします。
Webサービスをデプロイするには、次のようにします。
- ナビゲータで、Webサービスが含まれるプロジェクトを選択します。
- 「ファイル」->「新規」を選択し、「新規」ギャラリを開きます。
- 「カテゴリ」リストで「Business Tier」を開き、「デプロイメント・プロファイル」を選択します。
- 「項目」リストで、「JARファイル」-「シンプル・アーカイブ」をダブルクリックして「デプロイメント・プロファイルの保存」-「シンプル・アーカイブ」ダイアログを開きます。
- アーカイブのデプロイメント・プロファイルの場所を指定し、「保存」をクリックします。
.deploy
というファイル名拡張子が付けられたデプロイメント・プロファイルが指定した場所に保存され、「JARデプロイメント・プロファイル設定」ダイアログが開きます。
- 「JARオプション」を選択し、場所
<jdev_install>/soap/webapps/soap/soap/WEB-INF/lib
を「参照」します。<jdev_install>
はJDeveloperをインストールしたフォルダを表します。
これにより、JARがクラスパスにデプロイされ、SOAPサーバーを再起動する必要がなくなります。
JARファイルを別の場所に指定することもできますが、その場合は、JARファイルをその場所に手動でコピーするか、新しい場所をアプリケーション・サーバーのクラスパスに追加した後、SOAPサーバーをいったん停止して再起動する必要があります。
- 「開く」をクリックして場所を選択し、「JARデプロイメント・プロファイル設定」ダイアログに戻ります。
- 「OK」をクリックし、選択した場所にJARファイルをデプロイします。
- ナビゲータでデプロイメント・プロファイルを選択して右クリックし、「JARファイルにデプロイ」を選択します。ログ・ウィンドウに、デプロイメントの結果が表示されます。
これで、JARファイルの作成と、適切な場所へのデプロイが完了しました。JARファイルを登録し、SOAPサーバーで認識できるようにする必要があります。「SOAP Webサービスの登録」を参照してください。
関連項目
SOAP Webサービスの開発
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