「埋込みOC4Jサーバーの設定」->「グローバル」ページ
埋込みOC4Jサーバーの一般的な制御を構成するために使用します。
このページの構成設定は、<server.xml>
OC4J構成ファイルに記録されます。
設定ツリーのこのブランチのページを使用して、埋込みOC4Jサーバーでの実行時にすべてのアプリケーションに適用される構成情報を指定します。
- アプリケーションの自動実行
- 起動時にすべてのアプリケーションを起動する場合にこのオプションを選択します。 このオプションを選択すると、このオプションを選択しない場合よりOC4Jの起動に時間がかかる場合があります。
- アプリケーションの自動解凍
- 起動時にすべてのアプリケーションのJARファイルを解凍する場合にこのオプションを選択します。
- ローカルホストを管理者とする
-
localhost
を埋込みOC4Jの管理者にする場合にこのオプションを選択します。 DHCPまたはVPNを使用する場合、またはネットワーク上でコンピュータの接続、切断を頻繁に行う場合は、このオプションを選択することをお薦めします。 この構成では、埋込みOC4Jサーバーのサーブレット、JSPおよびその他のWebコンポーネントは、ネットワークの切断、再接続に関係なく、継続して実行されます。
- リカバリ手順
- リカバリ手順を選択して、グローバル・トランザクション(JTA)中にエラーが発生した場合のEJBコンテナの反応を指定します。 グローバル・トランザクション中にCMP Beanに関するエラーが発生すると、EJBコンテナは、トランザクションの状態をファイルに保存します。 OC4Jの再起動時に、次の属性によってJTAトランザクションのリカバリ方法が指定されます。
- automatic
- リカバリを自動的に試行します(デフォルト)。
- prompt
- ユーザーにプロンプトを表示します(システム・イン/アウト)。 実行中のCMP Beanがない場合でも、リカバリに関するプロンプトが表示される場合があります。これは、OC4Jサーバーが、リカバリの対象が存在するかどうかを確認するための許可を要求するためです。
- ignore
- リカバリを無視します。 これは、開発環境で、またはCMPエンティティBeanを実行しない場合に有効です。
- アプリケーション・ディレクトリ
- アプリケーション(EARファイル)を格納するディレクトリに名前を付けます。 OC4Jは、デフォルトで、
<JDEV_HOME>/j2ee/home/applications
に情報を格納します。 <JDEV_HOME>/j2ee/home/
への相対パスまたは絶対パスを指定できます。
- デプロイメント・ディレクトリ
- EARファイルに含まれるアプリケーションがデプロイされるマスター位置に名前を付けます。 デフォルトは、
<JDEV_HOME>/j2ee/home/application-deployments
です。 <JDEV_HOME>/j2ee/home/
への相対パスまたは絶対パスを指定できます。
- タスクマネージャの精度(ミリ秒)
- タスクマネージャのバックグラウンド・スレッドの開始間隔(ミリ秒)を指定します。
- タスクマネージャの間隔(ミリ秒)
- タイムアウトによってロールバックされる前にトランザクションを終了するために使用可能な最大時間(ミリ秒)を指定します。
- HTTPキープ・アライブのタイムアウト(ミリ秒)
- アクティブでないソケットをオープンしたままにしておく最大時間(ミリ秒)を指定します。 値
nnn
を指定すると、埋込みOC4Jのコマンドラインにオプション-Doracle.j2ee.http.socket.timeout=nnn
が含まれます。
関連項目
埋込みOC4Jサーバーの管理
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