shuttleの挿入

shuttleコンポーネントを挿入するには、次のようにします。

  1. 目的のファイルの設計構造ウィンドウで、shuttleコンポーネントを挿入するノードを探します。
  2. コンポーネント・パレットのドロップダウン・リストから「Form Components」を選択し、shuttleコンポーネントを、選択たし親ノードにドラッグ・アンド・ドロップします。

    「shuttle」ノードが、展開された親ノードに挿入され、強調表示されます。

  3. プロパティ・インスペクタで、shuttleコンポーネントに対して次の属性を設定します。
  4. 先行リストまたは後続リストを作成するには、次のようにします。
    1. 設計構造ウィンドウで、「shuttle」ノードを展開して、「shuttle-名前付きの子」ノードを表示します。次に、「shuttle-名前付きの子」ノードを展開して、「leading」ノードまたは「trailing」ノードを探します。
    2. 「leading」ノードまたは「trailing」ノードを右クリックし、「leadingの中に挿入」->「list」、または「trailingの中に挿入」->「list」を選択します。

      「list」ノードが、展開された親ノードに挿入され、強調表示されます。

    3. プロパティ・インスペクタで、先行リストまたは後続リストに対して次の属性を設定します。
      • name: (必須)このコンポーネントの名前を入力します。
      • multiple: 複数の項目の選択を可能にするにはtrueを選択します。
      • size: 表示する項目の数を入力します。
      • selectedIndex: グローバルな選択項目の索引を入力します。次のいずれかの値を使用します。
        • 0: 最初の項目を選択済にする。
        • 1: 2番目の項目を選択済にする。
        • 2: 3番目の項目を選択済にする(その後も同様)。
      • selectedValue: グローバルな選択項目の値を入力します。
      • selection: このオプション・コンテナの選択情報を入力します。
    4. 設計構造ウィンドウで、「list」ノードを右クリックし、「listの中に挿入」->「option」を選択します。

      「option」ノードが、展開された「list」ノードに挿入され、強調表示されます。

    5. プロパティ・インスペクタで、項目に対して次の属性を設定します。
      • text: リスト・ボックスに表示される項目テキストを入力します。
      • selected: デフォルトはfalseです。この項目テキストをリスト・ボックスに選択済として表示するにはtrueを選択します。単一の選択リスト・ボックスの場合、この属性はmessageListのselectedIndex属性よりも優先されます。
      • value: 親コンポーネントがサーバーに送信される際に、項目の識別に使用される値を入力します。
    6. ステップ4dと4eを繰り返し、先行リストまたは後続リストに任意の数の項目を追加します。
  5. フッター領域を作成するには、次のようにします。
    1. 設計構造ウィンドウで、「shuttle」ノードを展開して、「shuttle-名前付きの子」ノードを表示します。次に、「shuttle-名前付きの子」ノードを展開して、「leadingFooter」ノードまたは「trailingFooter」ノードを探します。
    2. 「leadingFooter」ノードまたは「trailingFooter」ノードを右クリックし、「leadingFooterの中に挿入」->「flowLayout」または「trailingFooterの中に挿入」->「flowLayout」を選択します。

      「flowLayout」ノードが、展開された親ノードに挿入され、強調表示されます。

    3. 「flowLayout」ノードを右クリックして「flowLayoutの中に挿入」を選択します。
    4. 挿入するコンポーネントを選択する「作成」ダイアログが表示されます。buttonコンポーネントまたはimageコンポーネントを選択してから、「OK」をクリックします。

      イメージを挿入するときは、必須属性sourceを入力する「イメージの挿入」ダイアログが表示されます。終了したら「OK」をクリックします。

    5. ステップ5cを繰り返し、必要に応じて他のボタンやアイコンを追加します。
  6. フィルタ領域を作成するには、次のようにします。
    1. 設計構造ウィンドウで、「shuttle」ノードを展開して、「shuttle-名前付きの子」ノードを表示します。次に、「shuttle-名前付きの子」ノードを展開して、「filter」ノードを探します。
    2. 「filter」ノードを右クリックして「filterの中に挿入」->「messageChoice」を選択します。

      「messageChoice」ノードが、展開された親ノードに挿入され、強調表示されます。

    3. プロパティ・インスペクタで、messageChoiceコンポーネントに対して次の属性を設定します。
      • prompt: コントロールの前に表示されるプロンプトのテキストを入力します。
      • name: (必須)このコンポーネントの名前を入力します。
      • primaryClientAction: クライアント側で起動するクライアント・アクションを入力します。右の列でEllipsis buttonアイコンをクリックして「clientAction」を入力します。詳細は、「primaryClientAction属性の編集」を参照してください。あるいは、「詳細」タブを使用してEL構文データ・バインディングの式を入力するか、「データにバインド」ダイアログを使用してこの複合属性に対するデータソースを選択することもできます。
      • selectedIndex: グローバルな選択項目の索引を入力します。次のいずれかの値を使用します。
        • 0: 最初のオプションを選択済にする。
        • 1: 2番目のオプションを選択済にする。
        • 2: 3番目のオプションを選択済にする(その後も同様)。
      • selectedValue: グローバルな選択項目の値を入力します。
      • selection: このオプション・コンテナの選択情報を入力します。
    4. 設計構造ウィンドウで、「messageChoice」ノードを右クリックし、「messageChoiceの中に挿入」->「option」を選択します。

      「option」ノードが、展開された親ノードに挿入され、強調表示されます。

    5. プロパティ・インスペクタで、項目に対して次の属性を設定します。
      • text: 選択ボックスに表示される項目テキストを入力します。
      • selected: デフォルトはfalseです。ページが最初にブラウザで表示されるときにこの項目テキストをドロップダウン・ボックスに表示するには、trueを選択します。これにより、この項目が選択されることにもなります。この属性はmessageChoiceのselectedIndex属性よりも優先されます。
      • value: 親コンポーネントがサーバーに送信される際に、項目の識別に使用される値を入力します。
    6. ステップ6dと6eを繰り返し、任意な数のオプションを追加します。

    ヒント: オプションを選択済としてレンダリングするため、ADF UIXでは、オプション・コンテナに対する選択属性、オプション・コンポーネントで選択済の属性、オプション・コンテナのselectedValue属性、オプション・コンテナのselectedIndexという優先順位でこれらの属性を使用します。

注意: データ・バインディングの使用は、「コンポーネント属性のデータ・バインディング」を参照してください。

例(UIX XML)


...
<shuttle name="shuttle1"
         leadingHeader="Header 1"
         leadingDescShown="true"
         trailingHeader="Header 2"
         size="5">
  <leading>
    <list>
      <contents>
        <option text="option 1"/>
        <option text="option 2"/>
        <option text="option 3"/>
        <option text="This is a very very long option 4"/>
      </contents>
    </list>
  </leading>
  <trailing>
    <list>
      <contents>
        <option text="2option 1"/>
        <option text="2option 2"/>
        <option text="2option 3"/>
        <option text="2option 4"/>
        <option text="2option 5"/>
      </contents>
    </list>
  </trailing>
  <trailingFooter>
    <flowLayout>
      <contents>
        <button text="A button"/>
      </contents>
    </flowLayout>
  </trailingFooter>
  <filter>
    <messageChoice name="mc1"
                   prompt="Filter">
      <contents>
        <option text="filter 1" value="filter 1"/>
        <option text="filter 2" value="filter 2"/>
      </contents>
    </messageChoice>
  </filter>
</shuttle>
...    

shuttleについて

フォーム・コンポーネントの使用

 

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