モデル化プロジェクトに対するパスの設定
JDeveloperのプロジェクト設定を構成して、プロジェクトから使用する、モデル化された要素のパッケージ階層のルート位置を指定できます。モデル・パスはデフォルトで構成されるため、次の場合のみモデル・パスの変更が必要になります。
- モデル要素ファイルを、別の場所に格納されているモデルに含める場合
- 新規のモデル要素ファイルを別の場所に格納する場合
プロジェクトのモデル・パスにファイル・システム上のパスを追加すると、モデル化された要素を複数のプロジェクト間で共有できます。
注意
- プロジェクトに対するモデル・パスからエントリを削除すると、プロジェクトで参照できなくなった要素がダイアグラムから削除されることがあります。
- データベース・オブジェクトをモデル化する場合は、ダイアグラムの作成にモデル・パスおよびデータベース・パス(「オフライン・データベース」設定ページにあります)の両方を使用します。 データベース・パスで、プロジェクトのダイアグラムに表示するすべてのオフライン・データベース・オブジェクトの定義位置を指定する必要があります。
ナビゲータ・ペインでUMLモデルを扱う場合は、カテゴリ表示を使用して要素を表示する方が簡単な場合があります。 カテゴリ表示でナビゲータ・ペインを表示する方法は、「ナビゲータでの表示の変更」を参照してください。
プロジェクトのモデル・パスを設定するには、次のようにします。
- モデル・パスを指定するプロジェクトを右クリックします。
- 「設定」を選択します。
- 「プロジェクトの設定」ダイアログ・ボックスの左ペインで、「共通」->「モデラー」を選択します。
- 「モデル・パス」フィールドに、プロジェクトのモデル要素を格納するファイル・システム上のパスを入力します。 ファイル・システム上の複数のパスを指定する場合は、セミコロンで区切ってください。
注意: モデル要素を検索する際は、「モデル・パス」に入力したファイル・システム上のパスの順序でフォルダが検索されます。たとえば、モデルで使用されるパッケージ階層のルートを指定します。モデル・パスに指定された最初の場所は、新規のモデル要素が格納される場所でもあります。
- 「OK」をクリックします。
関連項目
ダイアグラムへの既存の要素の追加
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