XML Schemaエディタまたは構造ウィンドウ(スキーマまたはXMLビュー)で実行する最も一般的な操作の1つは、何かを実行する目的で要素を選択することです。要素を選択するのは、次のような理由からです。
子を含まない単一の要素、子を含む単一の要素および複数の要素を選択できます。
要素を選択するには、次のようにします。
ヒント: スキーマ・エディタのXSD要素をダブルクリックすると、要素のname
属性を直接編集できます。
複数の要素を選択するには、次のようにします。
削除する場合以外で、隣接していない複数の要素を選択すると、予期しない結果になる場合があります。たとえば、スキーマ階層の異なるレベルに複数の要素がある場合、それらの要素をスキーマ・ページの別の位置に移動またはコピーすると、要素間の階層的な位置関係が失われる可能性があります。
スキーマ・エディタでは、コンテナ要素(およびその子要素)を選択できますが、その際同時に1つ以上の子要素を明示的に選択することもできます。この場合、明示的に選択した子要素は、2回選択したことになります。子要素を明示的に選択してからコピーして貼り付けると、2回選択した子要素は、コピーした親要素に対する子要素として1回と、親要素と同等の要素として1回貼り付けられ、合計で2回貼り付けられます。
スキーマ・エディタで要素が選択されると、その要素は青色で表示されます。コンテナ要素が選択され、その子要素も明示的に選択されると、該当するすべての要素が青色で表示されます。
構造ウィンドウ(スキーマまたはXMLビュー)で選択すると、要素がハイライト表示されます。ただし、子要素を含む要素を選択した場合、名前が選択されていなくてもその子要素は選択されています。親要素を削除または移動すると、子要素もすべて削除または移動されます。
要素を選択すると、他の要素を挿入可能な位置も同時に選択していることになります。詳細は、「XSD要素のターゲット位置の選択」を参照してください。
マウス・ポインタを要素上に移動すると、要素名を含むツールチップが表示されます。これにより、要素を選択するためにクリックする場所が簡単にわかります。
スキーマ・エディタで要素を選択すると、構造ウィンドウのスキーマおよびXMLビューで同じ要素が選択されます。その逆の場合も同様です。これにより、両方のツールで選択項目を確認できるため、選択内容と挿入位置を判別しやすくなります。
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