<media>要素は、ORDSYS.ORDIMAGE、ORDSYS.ORDAUDIO、ORDSYS.ORDVIDEOまたはORDSYS.ORDDOCなどのOracle interMedia型にバインドできます。
PCブラウザに対して、<bc4j:media>要素は次の手順でレンダリングを行います。
- コンテンツのプライマリMIMEタイプがimageの場合、ビルトイン・ユーザー・エージェント・サポートが使用されます。 Webブラウザに対して、HTMLの<IMG>タグが出力されます。
- コンテンツのプライマリMIMEタイプがimage、audio、videoでない場合は、リンク・プレーヤが使用されます。 Webブラウザに対して、HTMLの<A>タグが出力されます。 リンク・テキストでは、<bc4j:media>要素のshortDescription属性が使用されます。
- メディア・プレーヤがplayer属性によって指定されており、そのプレーヤがユーザー・エージェントで使用可能で、メディア・リソースを表示できる場合、そのプレーヤが使用されます。
- あるプレーヤがメディア・リソースの再生に最適で、そのプレーヤがユーザー・エージェントで使用可能な場合、そのプレーヤが使用されます。
- あるプレーヤがユーザー・エージェントで最優先され、そのプレーヤでメディア・リソースを再生可能な場合は、そのプレーヤが使用されます。
- 上述の条件のいずれかに該当しない場合は、リンク・プレーヤが使用されます。
- バインドされたinterMedia属性がOrdVideo型である場合、OrdVideoオブジェクトのwidthおよびheightプロパティは、値がゼロである場合を除いて、<media>要素のinnerWidthおよびinnerHeight属性として設定されます。
- ユーザー指定のinnerWidthおよびinnerHeight属性は、OrdVideoのwidthおよびheightプロパティに対して常に優先されます。
- バインドされたinterMedia属性のcontentTypeプロパティがNULLでない場合は、<media>要素のcontentType属性として設定されます。 ただし、ユーザー指定のcontentType属性が常に優先されます。
- shortDescription属性がユーザーによって設定されていない場合、interMedia属性の名前がshortDescriptionのデフォルト値として設定されます。
- interMediaオブジェクトがNULLの場合、<bc4j:media>要素からは何も生成されません。
- attrName属性およびsource属性の両方がある場合は、source属性が優先されます。