<formattedText>要素
ネームスペース: http://xmlns.oracle.com/uix/ui
派生元: <ui:base>要素
グループ: UIX Components
要素の型: UINode

構文
<formattedText
    [ styleUsage="ui:styleUsageEnum" ]
    [ text="string" ]
>
</formattedText>

注意:
  • この要素は派生元要素のすべての属性と子要素を持つことができます。

  • 説明

    <formattedText>要素は、非常に限定されたHTMLマークアップのセットを含む文字列をtext属性で指定し、書式設定された結果を出力します。 用途は汎用のHTML出力エンジンとは異なります。これはそのような要素ではありません。 汎用エンジンの機能を必要とする開発者は、rawText Beanを使用してください。 たとえば、<formattedText>要素はHTMLの表の使用をサポートしていないため、それらを必要とする開発者は、tableLayout BeanあるいはrawText Beanのみを使用する必要があります。

    この要素の動作により、解析やフィルタ処理の実行、あるいは不安定な構成体(JavaScriptなど)を使用することなく、変換されたテキストや書式設定されたユーザー定義テキストの単一ソースを使用する、限定された機能が提供されます。HTML表示以外でも正常に出力される可能性があります。 rawText Bean以外の属性(styleClassなど)もサポートされます。

    このコンポーネントは、次のHTMLマークアップをサポートしています。

    また、次の文字参照をサポートしています。

    前述以外の要素または文字参照は無視されます。 さらに、CSS属性(classとstyle)およびhrefがサポートされ、それ以外は無視されます。

    例:

               FormattedTextBean bean = new FormattedTextBean();
               bean.setText("This is some text.<br>A new bit of<p>&amp;text" +
                        " that is <b>bold</b> and <span class=\"OraHeader\">" +
                        " styled</span>");
            

    入力HTMLがまったく変更されずに出力されるとはかぎりません。 たとえば、段落の要素およびリスト項目の要素は、入力テキストでは開始タグのみであっても、常に閉じタグが付きます。 その他のHTMLマークアップは、現行のルック・アンド・フィールまたはユーザー・エージェントに適した出力に置き換えられます。


    属性

    説明
    styleUsage スタイルの使用。テキストに適切なスタイルを簡単に適用できます。 formattedTextを手順のテキスト、ページ・スタンプ・テキストまたはinContextBrandingテキストに使用する場合に、この属性を設定します。 有効な値はinstruction(UIConstants.INSTRUCTION_STYLE)、pageStamp(UIConstants.PAGE_STAMP_STYLE)およびinContextBranding(UIConstants.IN_CONTEXT_BRANDING_STYLE)です。 styleUsage属性とstyleClass属性の両方が設定されている場合は、styleClass属性が優先されます。
    ui:styleUsageEnum
    text 書式設定されたテキスト。非常に限定されたHTMLマークアップを含むことがあります。
    string