図5-20に示されているように、ターゲット表の主キーにマップされているソース表の外部キーの値は一意です。ターゲット表間の主キー値は同じではないため、主キー値は表内だけではなく、表間でも一意になります。
図5-20 一意の主キー
ソース表に格納されるインジケータがないため、TopLinkでは外部キー値がマップされるターゲット表を判断できません。このため、ターゲット表の1つにエントリが見つかるまですべてのターゲット表が読み取られます。読取りは負荷が大きいため、これはリレーション・モデルの設定方法として非効率的です。クラス・インジケータの方がより効率的で、データを取得するため表で実行される読取り回数も減少します。クラス・インジケータ・メソッドでは、データ取得のため検索するターゲット表が正確にわかります。
このような可変クラス・リレーションシップを定義する際の原則は、クラス・インジケータの可変1対1リレーションシップの定義と同様ですが、次の点が異なります。
TopLinkではデータが見つかるまですべてのターゲット表が読み取られるため、型インジケータ・フィールドおよびその値は必要ありません。
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