様々なグラフのデータ要件

すべてのグラフでは、数値データのみが表示されます。グラフに表示するデータとして日付や文字列を渡すことはできません。その他のグラフ・データの要件は、グラフのタイプによって異なります。コールバックおよびリスナーを設定することにより、データの問題に関するメッセージを処理できます。

ジオメオトリ要件

データの表示に一定数のデータ・ポイントが必要なグラフ・タイプもあります。たとえば、折れ線グラフの場合、2つ以上のポイントによって線が表示されるため、少なくとも2つのデータ・グループを必要とします。同様に、面グラフも2つのデータ・グループを必要とします。3D等高線グラフの場合、等高線を描画するには少なくとも2つの系列とグループが必要です。

グラフに渡すデータに含まれる行数および列数が指定したグラフ・タイプの表示に不十分な場合、グラフは表示されません。かわりに、データが不十分であることを示すメッセージが表示されます。

複雑なグラフ・タイプ

マーカーごとに複数のデータ・ポイントが必要なグラフ・タイプもあります。たとえば、散布図では、X軸およびY軸に沿ってマーカーを配置するにはグループごとに2つの値が必要です。バブル・グラフでは、グループごとにX値、Y値およびマーカーのサイズを決定するZ値の3つの値が必要です。

株価チャートではすべての種類で、グループごとに複数のデータ値が必要です。始値 - 終値の株価チャートでは、マーカーのサイズと位置を決定するにはグループごとに2つの値が必要です。始値 - 高値 - 安値 - 終値の株価チャートでは、グループごとに4つの値が必要です。出来高を示す株価チャートでは、出来高を表示する値をグループに追加する必要があります。

グラフに渡すデータのデータ・ポイントがグループごとに必要な数に満たない場合は、表示可能な部分のみが表示されます。すべての登録済のAlertListenerオブジェクトにAlertEventが送信され、ユーザーには一部のデータが表示されていないことが通知されます。

論理要件

データ要件には、論理に関する要件があります。たとえば、円グラフ、パーセント棒グラフ折れ線グラフまたは面グラフには負のデータを渡すことはできません。負の値を渡すと、Graph Beanによって登録済のAlertListenerオブジェクトにAlertEventが送信されます。パーセント・グラフでは負のデータのマーカーは表示されません。

また、NULL値またはゼロ値のマーカーも表示されません。かわりに、AlertEventが送信されます。

二重-Y軸グラフでデータの系列を1つのみ渡すと、データは2つの別々の軸上に表示されません。1つの軸上にデータが表示されます。

時間軸の要件

縦棒グラフ、折れ線グラフ、面グラフ、組合せグラフおよび株価チャートの時間軸上に表示するデータは、次の要件を満たしている必要があります。

データがこれらの要件を満たしていない場合、グラフではその軸は時間軸として処理されません。かわりに、すべてのラベルが文字列に変換されます。

各グラフ・タイプ固有のガイドライン

各グラフ・タイプに固有のガイドラインは、グラフ・タイプのそれぞれのトピックに記載されています。次のハイパーリンクをクリックすると、データのガイドラインに直接移動できます。

面グラフのデータのガイドライン

棒グラフのデータのガイドライン

折れ線グラフのデータのガイドライン

レーダー・グラフのデータのガイドライン

二重-Y軸グラフのデータのガイドライン

パレート・グラフのデータのガイドライン

円グラフのデータのガイドライン

円-棒グラフのデータのガイドライン

3Dグラフのデータのガイドライン

散布図のデータのガイドライン

ポーラー・グラフのデータのガイドライン

バブル・グラフのデータのガイドライン

高値 - 安値 - 終値の株価チャートのデータのガイドライン

出来高と高値 - 安値 - 終値の株価チャートのデータのガイドライン

始値 - 高値 - 安値 - 終値の株価チャートのデータのガイドライン

出来高と始値 - 高値 - 安値 - 終値の株価チャートのデータのガイドライン

始値 - 終値のローソク足の株価チャートのデータのガイドライン

出来高と始値 - 終値のローソク足の株価チャートのデータのガイドライン

始値 - 高値 - 安値 - 終値のローソク足の株価チャートのデータのガイドライン

出来高と始値 - 高値 - 安値 - 終値のローソク足の株価チャートのデータのガイドライン

 

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