クラス・インジケータ・フィールドの提供

インスタンス化が必要なサブクラスを示すには、ルート・クラス表内のクラス・インジケータ・フィールドを使用します。インジケータ・フィールドは、読取り専用に設定されていないかぎり、直接マッピングは関連付けできません。


注意: インジケータ・フィールドが主キーの一部である場合は、インジケータ・フィールドに対する書込み専用トランスフォーメーション・マッピングを定義します。詳細は、「トランスフォーメーション・マッピングの使用」を参照してください。

クラス・インジケータ・フィールドでは文字列または数値を値として使用できます。ルート・クラス・ディスクリプタでは、クラス・インジケータ・フィールドの値を、インスタンス化されるクラスに変換する方法を指定する必要があります。次の表には、4つの項目を含むVehicleクラスからのクラス・インジケータ・マッピングが示されています。

表4-1 Vehicleクラスからのクラス・インジケータ・マッピング

キー
F FueledVehicle
N NonFueledVehicle
C Car
B Bicycle

3レベル以上の深さの階層を使用する場合、クラス・インジケータ・フィールドおよびクラス・インジケータ・マッピングはルート・クラスのみに存在します。


注意: 階層内のすべての具体クラスにはインジケータ値が定義されている必要があります。

関連項目

TopLinkディスクリプタについて

ディスクリプタの使用
継承の使用
ディスクリプタ・プロパティの使用
アドバンスト・プロパティの使用

サブクラスの検索
継承階層のルート・クラス、ブランチ・クラスおよびリーフ・クラスの理解
継承階層での主キーの指定
サブクラスの継承属性のマッピング

 

Copyright © 1997, 2004, Oracle. All rights reserved.