クライアント・アクションについて

ADF UIXのすべてのコンポーネントでクライアント・アクションがサポートされているわけではありません。クライアント・アクションは、ユーザー・アクション(リンクまたはボタンのクリックなど)に応じてトリガーされ、その後の処理のためにサーバーまたは中間層に送信されるイベントです。

ClientAction APIにより、サーバーまたは中間層で実行できる任意のイベントおよびパラメータを、サポートされるコンポーネントで送信できるようになります。イベントは、部分ページ・イベントまたは全ページ・イベントです。

クライアント・アクションが使用可能なコンポーネントは、次のUIX XML例で示されるように、primaryClientAction要素のクライアント・アクションをラップします。


...
<button text="Client action enabled button">
  <primaryClientAction>
    ...
    <!-- client actions here -->
    ...
  </primaryClientAction>
</button>
...    

次のようなほとんどのUIXフォーム・コンポーネントは、primaryClientAction要素を使用して、クライアント・アクションをラップできます。

基本的なクライアント・アクションは2つあります。

firePartialActionfireActionに対して、次の属性を設定できます。

フォーム送信イベントの場合、任意のイベント・パラメータを設定して、部分ページのupdateイベントでフォームと一緒に送信することもできます。また、formValue要素を、ユーザーが送信する追加イベント・パラメータそれぞれに対して指定する必要があります。

注意: クライアント・アクションは、JavaScriptイベントを使用するかわりに、リンクを使用してアクションをレンダリングできるように拡張されます。getParametersメソッドは、リンクに必要なすべての問合せパラメータを返します。renderAsEventメソッドがtrueを返す場合、レンダラはイベントの1つにスクリプトをレンダリングする必要があります(たとえば、onClick、onChangeなど)。renderAsEventがfalseを返す場合、レンダラにはリンクとして直接レンダリングするオプションがあります。


部分ページ・レンダリングについて
lovOpenWindowActionクライアント・アクションについて

primaryClientAction属性の編集
フォーム・コンポーネントの使用

 

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