XSQLファイル用XSLスタイルシートの作成

JDeveloperでは、HTML、WMLまたは他の出力形式にデータを変換するため、XSQLファイルに適用可能なXSLスタイルシートを作成できます。XSLスタイルシートを作成すると、選択したXSQLプロジェクトにスタイルシートが追加されます。

XSLスタイルシートを作成するには、次のようにします。

  1. ナビゲータで、新しいXSLファイルを作成するプロジェクトを選択します。
  2. 「ファイル」->「新規」を選択し、「新規」ギャラリを開きます。
  3. 「カテゴリ」ツリーで「一般」を開き、「XML」を選択します。
  4. 「項目」リストで「XSLスタイル・シート」をダブルクリックし、新規XSLファイルのダイアログを開きます。
  5. JDeveloperがWebアプリケーション・ファイルを検索しやすいように、作業ファイルを保存するディレクトリの「ディレクトリ名」フィールドは変更しません。「ファイル名」フィールドに、生成するファイルの名前を入力します。

    スケルトンXSLファイルが生成され、アクティブなプロジェクトに表示されます。

XMLエディタでそのファイルを編集し、独自のカスタム・スタイルシートを作成できます。次の例は、XMLデータをWireless Markup Language(WML)に変換するXSLスタイルシートを示したものです。完了後、スタイルシート名をXSQLファイルに指定し、XMLデータの形式を設定できます。

XSLスタイルシートの例

このスタイルシートは、XMLからWMLへの変換を示しています。また、BC4JアプリケーションのデフォルトのDeptViewが使用されています。

<xsl:stylesheet version="1.0" xmlns:xsl="http://www.w3.org/1999/XSL/Transform">

<!-- Root template -->
<xsl:output type="wml" media-type="text/x-wap.wml"
doctype-public="-//WAPFORUM//DTD WML 1.1//EN"
doctype-system="http://www.wapforum.org/DTD/wml_1.1.xml" indent="yes" />

<xsl:template match="*|/"><xsl:apply-templates/></xsl:template>
<xsl:template match="text()|@*"><xsl:value-of select="."/></xsl:template>
<xsl:template match="/">

<wml>
  <card id="C1">
  <p mode="nowrap">
  <big>DEPTLIST</big>
  </p>
  <xsl:for-each select="page/DeptView/DeptViewRow">
  <p>
  <strong><xsl:value-of select="Deptno"/>&nbsp;</strong>
  <xsl:value-of select="Dname"/>&nbsp;
  <xsl:value-of select="Loc"/>
  </p>
  </xsl:for-each>
  </card>
</wml>

</xsl:template>
</xsl:stylesheet>

このスタイルシートの結果を参照するには、DEPT表に基づく新規のBC4Jプロジェクトを作成し、このスタイルシートを参照するXSQLページを作成して、(BC4J)ビュー・オブジェクト処理ハンドラを使用します。


スタイルシートを使用したXMLデータの形式指定
ビジネス・コンポーネント用XSQLサーブレット・クライアントの作成
XSQL用カスタム処理ハンドラの作成

 

 

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