Oracle SCM内のファイル・バージョンをマージするには、マージするファイルをすべてチェックインする必要があります。ファイル・バージョンを統合ブランチにマージする場合は、プライベート・ブランチを終了します。プライベート・ブランチの終了の詳細は、「Oracle SCMでのプライベート・ブランチの終了」を参照してください。
特定のファイル・タイプをマージする場合は、Oracle SCMリポジトリ管理者により、各ファイル・タイプがOracle SCMリポジトリ・ファイル・レジストリにテキスト・ファイルとして登録されている必要があります。ファイルがマージされる際にテキスト・ファイルとして登録されていない場合、チェックインされているバージョンをチェックアウトされているバージョンにコピーするバイナリ・マージが実行されます。
テキスト・ファイルとして登録できるファイルの例を、次に示します。
ワークスペース・ファイル(%.jwsおよび%.JWS)
モデル・ファイル(%.ox%および%.OX%)
Webサービス定義ファイル(%.wsdlおよび%.WSDL)
ファイル・バージョンのマージは、一般に次の目的で行います。
統合ブランチとのマージ: プライベート・ブランチのファイル・バージョンを統合ブランチからリフレッシュします。
他のプライベート・ブランチとのマージ: 特定の協同プロジェクトにおいて、プライベート・ブランチのファイル・バージョンを別の開発者のプライベート・ブランチからリフレッシュします。これにより、他の開発者がプライベート・ブランチを終了する前に、その変更内容を反映できます。
プライベート・ブランチで作業している場合は、プライベート・ブランチを閉じてファイルをすばやくマージするかどうかの確認を求められます。 手動マージを続行する場合は「いいえ」をクリックします。
JDeveloperにより、変更のあったすべてのファイルに対して、ソースからターゲットへのマージが自動的に試行されます。 自動的にマージされなかったファイルは、Oracle SCMのマージ・ツールを使用して手動でマージできます。
マージされたファイルはチェックアウトされたままです。
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