監視式ウィンドウについて

監視式では、プログラム実行中の変数または式の値の変化を監視できます。監視式を入力すると、監視式ウィンドウに、式の現在の値が表示されます。プログラムを実行すると、プログラムによって監視式の変数の値が更新されるたびに監視式の値が変化します。

監視式では、スタック・ウィンドウでの選択によって制御される現在のコンテキストに応じて式が評価されます。新しいコンテキストに移動すると、式は新しいコンテキストで再評価されます。監視式の変数が定義されていない場所に実行ポイントが移動すると、監視式全体が未定義になります。実行ポイントが監視式を評価できる場所に戻ると、監視式ウィンドウには監視式の値がもう1度表示されます。

注意: ポップアップ・メニュー・オプションも含め、「監視式」ウィンドウの詳細は、[F1]を押すか、「ヘルプ」をクリックしてください。

監視式ウィンドウを開くには、次のようにします。

  1. コード・エディタでソース・ファイルを開き、ブレークポイントを設定します。

  2. ツールバーから「デバッグ」debug_icon)をクリックします。

  3. デバッガがブレークポイントで一時停止したときに、メイン・メニューから「表示」->「デバッグ・ウィンドウ」->「監視式」を選択します。
    監視式ウィンドウが表示されます。

監視式ウィンドウに表示する列を変更するには、次のようにします。

監視式を追加するには、次のようにします。

staticフィールドを監視するには、次のようにします。

後ろにピリオド(.)とフィールド名を付けたクラスのフルネームを入力します。 たとえば、次のように入力します。

java.io.File.separator

例外ブレークポイントで停止中に現在の例外を監視するには、次のように入力します。

_throw.


関連項目

デバッガ・ウィンドウについて
デバッガ・ウィンドウの作業環境の設定
デバッガのウィンドウでプログラムの状態を確認する
スタック・ウィンドウについて
監視式の設定
デバッガで許容される有効なJava式の使用
デバッガで許容される有効なPL/SQL式の使用

 

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