actor use case communication generalization extension inclusion

UMLユースケース図の読み方

UMLユースケース図で使用される要素は、次のとおりです。

example UML use case diagram described in the following text

 

1. アクター

ダイアグラム上に、図形の下にアクター名を含む棒線の人型アイコンで表されます。 アクターはシステム内の抽象ロールを表します。 アクターの定義は、HTMLファイルに格納されます。HTMLファイルは、アクターおよびアクターとダイアグラム上にある他のユースケース要素間の関係に関するすべての詳細が記録されるように書式化されています。

2. ユースケース

ダイアグラム上にユースケースの名前を含む楕円形で表されます。 ユースケースの定義は、HTMLファイルに格納されます。HTMLファイルは、ユースケースおよびユースケースとダイアグラム上にある他のユースケース要素間の関係に関するすべての詳細が記録されるように書式化されています。

3. 通信関係

ダイアグラム上のアクターとユースケース間に、矢印なしの直線で表されます。 通信関係はアクターが特定のユースケースに関連付けられている状況を示します。 この関係は、アクターに関連付けられたユースケースのHTMLファイルのStakeholder(s)セクションに記録されます。

4. 汎化関係

ダイアグラム上に、実線と汎化されている要素に向けた空の矢印で表されます。 汎化は、1つ以上の要素が別の要素を特化している状況を示します。 たとえば、あるアクターTeam MemberがアクターManagerとアクターDeveloperに特化されている場合があります。 この関係は、特化しているユースケースまたはアクターのHTMLファイルのSpecializesセクションに記録されます。

5. 拡張関係

ダイアグラム上に破線と点線および拡張対象のユースケースに向けた矢印で表されます。 この関係は、別のユースケースの定義を拡張するユースケースのHTMLファイルのExtendsセクションに記録されます。

6. 包含関係

ダイアグラム上に破線と包含されたユースケースに向けた矢印で表されます。 この関係は、別のユースケースを包含するユースケースのHTMLファイルのScenarioセクションに記録されます。


UMLユースケースのモデル化の開始
UMLユースケース図の作成

 

 

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