カスタム・プロパティ・エディタの作成
テキスト・フィールドまたはドロップダウン・リストのみでは不十分な場合、または色を表示するドロップダウン・リストなど複雑なドロップダウン・リストが必要な場合には、カスタム・プロパティ・エディタを作成します。
カスタム・プロパティ・エディタを作成するには、次のようにします。
- メイン・メニューから、「ファイル」->「新規」を選択します。
- 「新規」ギャラリの「カテゴリ」ツリーで、「General」を開き、「JavaBeans」を選択します。
- 「項目」リストで「プロパティ・エディタ」をダブルクリックします。
- 「プロパティ・エディタの作成」ダイアログの「エディタ名」フィールドに、エディタのクラス名を入力します。
詳細は、[F1]を押すか、ダイアログ内で「ヘルプ」をクリックしてください。
- 「エディタの種類」ドロップダウン・リストから、「カスタム・エディタのコンポーネント」を選択します。
- 「カスタム・エディタ名」フィールドに、カスタム・エディタを実装するコンポーネントの名前を入力します。
- エディタ自体をリフレッシュできるようにする場合は、「paintValue()をサポート」を選択します。
エディタでプロパティの値(色など)のグラフィカル表現を表示する場合や、値に対する変更をエディタに表示される他の値に反映させる場合には、paintValue()
をサポートする必要があります。プロパティの値をテキストとして表示および編集する必要がある場合は、paintValue()
をサポートしないようにしてください。
- 「OK」をクリックしてプロパティ・エディタを作成します。
- コンポーネントのソース・コードを変更してプロパティ・エディタを実装します。
- 「paintValue()をサポート」を選択した場合は、エディタのプロパティ値の表現を描画するように
paintValue()
メソッドのスタブを完成させる必要があります。
関連項目
プロパティ・エディタの作成方法
ソース・コード値のリストを表示するプロパティ・エディタの作成
タグのリストを表示するプロパティ・エディタの作成
プロパティ・エディタについて
BeanInfoクラスへのプロパティ・エディタの登録
Copyright © 1997, 2004, Oracle. All rights reserved.