ダイアグラムはダイアグラム・ファイルと同じようにディスクに格納されます。 ダイアグラム・ファイルには、ダイアグラムに表示される要素および要素の表示方法(サイズ、色、フォント、各種プロパティの表示など)のリスト(および位置)が含まれています。 ダイアグラム・ファイルは、ダイアグラムを格納するパッケージのフォルダの中に格納され、パッケージはプロジェクト設定で指定した位置に格納されます。 ダイアグラムのリンクと依存性もダイアグラム・ファイルに格納されます。
基礎となる実装を持たないUML要素は、ダイアグラムと同じ場所にある個別の要素ファイルに格納されます。 この要素ファイルには、各要素に対して定義されたプロパティが含まれていますが、ダイアグラム・ファイルには、ダイアグラムに表示される要素およびその要素のビジュアル・プロパティも格納されます。 モデル化されたUML要素の要素ファイルは、プロジェクトのモデル・パスで指定されたフォルダの下の適切なパッケージ・フォルダに格納されます。
JavaクラスやEnterprise JavaBeansのような基礎となる実装を持つダイアグラム要素はダイアグラム・ファイルのリストに含まれますが、要素の定義および実装の詳細は、各要素の実装ファイルにのみ格納されます。 各要素のダイアグラムでの詳細(位置、色、サイズなど)はダイアグラム・ファイルに格納されますが、要素の個別のモデル定義は格納されません。
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