接頭辞の「JBO-」は、メッセージがOracle ADF Business Componentsにより生成されたことを示します。すべてのメッセージをメッセージのコード番号順にリストしています。
各エラー・メッセージには、エラー番号、例外タイプ、原因および処置が示されます。複数の原因または処置が示される場合もあります。
JBO-25000: UnknownSQLTypeException
原因: NullValueコンストラクタに渡されたSQLType名が無効です。
処置: 有効なSQLType名を指定してください。有効なSQLType名のリストは、oracle.jbo.server.OracleTypeMapEntries
を参照してください。名前には、VARCHAR、CHAR、NUMBERなどがあります。
JBO-25001: NameClashException
原因: この名前のビジネス・コンポーネントは、アプリケーション・モジュール内にすでに存在します。
処置: ビジネス・コンポーネントに別の名前を指定してください。名前にnull値またはヌル文字列を指定した場合、フレームワークにより、アプリケーション・モジュールのスコープ内で一意の名前が作成されます。
JBO-25002: NoDefException
原因: 指定された名前のビジネス・コンポーネント定義が、プロジェクトのクラスパス内に見つかりません。
処置: ビジネス・コンポーネント定義に正しい名前を指定してください。定義がクラスパス内にない場合は、クラスパスに定義を含める必要があります。名前の形式はmyProjectPackage.BusinessPackage.BusinessComponent
です。このエラーは、データベースでDEPTNOと定義されていたにもかかわらずDeptnoが受け取られた場合など、大文字と小文字の違いでも発生します。
JBO-25003: NoObjException
原因: 指定された名前のビジネス・コンポーネント・オブジェクトが、アプリケーション・モジュール内に見つかりません。
処置: ビジネス・コンポーネント・オブジェクトに別の名前を指定するか、指定された名前で新規のビジネス・コンポーネントを作成してください。
JBO-25004: InvalidDefNameException
原因: 定義名を無効な型に関連付けようとしました。
処置: 名前には、スペースや句読点を含まない有効なJava識別子を使用してください。名前の形式はmyProjectPackage.BusinessPackage.BusinessComponent
です。
JBO-25005: InvalidObjNameException
原因: ビジネス・コンポーネント名を無効なオブジェクトに関連付けようとしました。
処置: 名前には、スペースや句読点を含まない有効なJava識別子を使用してください。名前の形式はmyProjectPackage.BusinessPackage.BusinessComponent
です。
JBO-25006: InvalidParamException
原因: ビジネス・コンポーネント・メソッドに渡されたパラメータが無効です。
処置: Javadocでこの例外をスローしたメソッドを参照してください。適切なパラメータのコール・スタックを拡張します。たとえばDBTransactionImpl.executeCommand()
は、コマンド・パラメータがnullまたは空の文字列の場合にこの例外をスローします。
JBO-25007: InvalidOperException
原因: ビュー・オブジェクトまたはRowSetのデフォルトRowIteratorの行検証をリセットすることはできません。
処置: RowSetまたはビュー・オブジェクトのRowValidationフラグをリセットしてください。これにより、検証せずに別の行に移動するよう、RowSetまたはビュー・オブジェクトに対して別のイテレータが作成されます。
JBO-25008: InvalidOperException
原因: ビュー・リンクに使用されているビュー・オブジェクトを削除しようとしました。
処置: ビュー・オブジェクトを削除する前に、ビュー・リンクを削除してください。
JBO-25009: oracle.jbo.domain.DataCreationException
原因: 指定された値でドメイン・オブジェクトを作成できませんでした。指定された値を受け入れるドメイン・コンストラクタが存在しないか、指定された値の型のドメイン・オブジェクト内に変換メソッドが存在しないか、ドメインのコンストラクタが予期しない例外をスローしたかのいずれかです。
Oracleオブジェクトに文字列コンストラクタが存在しない状態で、Oracleオブジェクトにデフォルト値を指定した場合にこの例外がスローされます。
処置: 渡される値が、作成されたドメイン型に関して有効であることを確認してください。たとえば、Oneのような文字列値をoracle.jbo.domain.Number
コンストラクタに渡した場合に、この例外がスローされます。
デフォルト値のOracleオブジェクトの場合、Oracleオブジェクトに文字列コンストラクタを作成し、オブジェクト型の属性を初期化するデフォルト値を提供する必要があります。
JBO-25010: oracle.jbo.domain.DomainValidationException
原因: ドメイン・コンストラクタで、指定された値での検証に失敗しました。この例外は、ドメイン型のvalidate()
メソッド内でスローされます。
処置: ドメイン型に有効な値を指定してください。
JBO-25011: InvalidOperException
原因: 順方向のみのビュー・オブジェクトまたはRowSetに対して無効なナビゲーション・メソッドをコールしようとしました。
処置: ビュー・オブジェクトまたはRowSetの順方向のみの設定を削除するか、順方向のみのビュー・オブジェクトまたはRowSetにはnext()
以外のナビゲーション・メソッドをコールしないようにしてください。
JBO-25012: InvalidOperException
原因: クライアントが、指定されたエンティティ行を主エンティティ行として持つビュー行を検索しようとしました。しかし、エンティティ行のエンティティ定義がビュー・オブジェクトの主エンティティ・オブジェクト・ベースのエンティティ定義と一致していないことが検出されました。
処置: ビュー行の検索に使用するエンティティ行は、同じエンティティ定義に基づいている必要があります。
JBO-25013: TooManyObjectsException
原因: 既存のエンティティと同じ主キーを持つ新規のエンティティをキャッシュに追加しようとしています。キャッシュされたエンティティ・セットがある場合に、新しくフェッチまたは作成したエンティティを一意にしようとすると、この例外がスローされます。
処置: 主キーの値が、このエンティティ型に対して一意でない可能性があります。修正するには、このエンティティの各行が一意に識別されるよう、このエンティティ型のKey定義に属性を追加してください。または、このエンティティが一意のキー識別子を持つよう、主キーの値を修正してください。
JBO-25014: RowInconsistentException
原因: データベース値が、このエンティティ・オブジェクトのキャッシュ内の値と一致していません。原因として、別のユーザーまたは操作によりデータベース内の同じエンティティ行に対して変更がコミットされた場合が考えられます。また、エンティティ内のドメイン型属性のいずれかでequals()
メソッドが失敗した場合にも、この例外がスローされることがあります。
処置: 次のいずれかを行ってください。
equals()
メソッドが失敗しないことを確認します。
view.executeQuery()
を頻繁(特に、データが変更されるような操作の後は)に使用します。
JBO-25015: InvalidOperException
原因: ビュー・オブジェクトまたはRowSetをクローズまたは削除した後に、そのビュー・オブジェクトまたはRowSetの問合せを実行しようとしています。
処置: ビュー・オブジェクトまたはRowSetが削除またはクローズされていないことを確認してください。
JBO-25016: ReadOnlyViewObjectException
原因: 読取り専用として宣言されているビュー・オブジェクトのデータを変更しようとしています。このビュー・オブジェクトの新規行の作成や、このビュー・オブジェクトのRowの削除またはViewRowの属性変更も、これに含まれます。
処置: データを変更する場合は、ReadOnlyフラグをfalse
に設定した状態でビュー・オブジェクトを作成してください。
JBO-25017: RowCreateException
原因: 新規のエンティティ・インスタンスの作成時に、予期しない例外がスローされました。
処置: エンティティにpublicのデフォルト・コンストラクタがない可能性があります。この例外の詳細情報に示されたInstantiationExceptionまたはIllegalAccessExceptionの原因を修正してください。
JBO-25018: RowCreateException
原因: 新規のViewRowインスタンスの作成時に、予期しない例外がスローされました。
処置: ViewRowにpublicのデフォルト・コンストラクタがない可能性があります。この例外の詳細情報に示されたInstantiationExceptionまたはIllegalAccessExceptionの原因を修正してください。
JBO-25019: RowNotFoundException
原因: データベース内に存在しない行をロックしようとしています。別のユーザーまたは操作によりデータベースから削除されたエンティティがキャッシュ内にあるため、この例外がスローされた可能性があります。
処置: remove()
をコールすることにより、エンティティ・キャッシュから現在のエンティティを削除してください。または、現行トランザクションをロールバックするか、既存の変更セットをコミットしてから、エンティティ・キャッシュを削除することにより、キャッシュをデータベースと再同期化してください。
JBO-25020: RowNotFoundException
原因: 外部キーの値が変更されたため、ViewRow内の参照先エンティティの検索に失敗しました。
処置: 有効な外部キーの値を指定するか、現行の値を削除してください。
JBO-25021: oracle.jbo.domain.DataCreationException
原因: 指定された値でドメイン・オブジェクトを作成できませんでした。指定された値を受け入れるドメイン・コンストラクタが存在しないか、指定された値の型のドメイン・オブジェクト内に変換メソッドが存在しないか、ドメインのコンストラクタが予期しない例外をスローしたかのいずれかです。
処置: 渡される値が、作成されたドメイン型に関して有効であることを確認してください。たとえば、Oneのような文字列値をoracle.jbo.domain.Number
コンストラクタに渡した場合に、この例外がスローされます。
JBO-25022: ViewLinkAlreadyExistsException
原因: このRowSetに対してMaster RowSetを2回以上設定しようとしています。
処置: 1つのRowSetに対してsetMasterRowSetIteratorを2回以上コールしないでください。
JBO-25023: oracle.jbo.domain.GenericDomainException
原因: 予期されたドメイン例外がスローされました。
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターに問い合せてください。
JBO-25024: JboException
原因: 使用されなくなったTypeMapコンストラクタを使用しようとしています。
処置: このバージョンのフレームワークで使用しているTypeMapsに互換性があることを確認してください。oracle.jbo.server.OracleTypeMapEntries
のTypeMapsの例を参照してください。
JBO-25025: ReadXMLException
原因: ビュー・オブジェクトのXMLデータの読取り中に、エラーが発生しました。この例外に他のReadXMLExceptionが含まれている可能性があります。
処置: この例外の詳細情報に示されているRowレベルまたはAttributeレベルの例外を修正してください。
JBO-25026: RowReadXMLException
原因: ViewRowのXMLデータの読取り中に、エラーが発生しました。この例外に、包含されたRowSetまたはAttributeの他のReadXMLExceptionが含まれている可能性があります。
処置: この例外の詳細情報に示されているRowSetレベルまたはAttributeレベルの例外を修正してください。
JBO-25027: AttributeReadXMLException
原因: ViewRowの属性のXMLデータの読取り中に、エラーが発生しました。この例外に、この属性のsetterメソッドからスローされた他のJboExceptionが含まれている可能性があります。
処置: この例外の詳細情報に示されているJboExceptionを修正してください。
JBO-25028: oracle.jbo.domain.DataCreationException
原因: 指定された値でドメイン・オブジェクトを作成できませんでした。指定された値を受け入れるドメイン・コンストラクタが存在しないか、指定された値の型のドメイン・オブジェクト内に変換メソッドが存在しないか、ドメインのコンストラクタが予期しない例外をスローしたかのいずれかです。
処置: 渡される値が、作成されたドメイン型に関して有効であることを確認してください。たとえば、Oneのような文字列値をoracle.jbo.domain.Number
コンストラクタに渡した場合に、この例外がスローされます。
JBO-25029: oracle.jbo.domain.DataCreationException
原因: 指定されたデータ・クラス(ドメインの場合もある)が見つかりませんでした。
処置: データ・クラスがCLASSPATHからアクセス可能であること、および有効なデータ・クラスであることを確認してください。
JBO-25030: InvalidOwnerException
原因: このエンティティはコンポジット・アソシエーションのディテールであり、コンテナ・エンティティが見つかりません。この例外には、次のような発生理由が考えられます。
処置: このエンティティの適切なマスター行が見つかるよう、有効な外部キー値をcreate()
メソッドまたはsetAttribute()
メソッドに指定してください。コンポジット・アソシエーションの場合は、最初にFKフィールドに値を移入する必要があります。したがって、FKフィールドに自動的に値を移入するコンポジットの子をディテールVOインスタンスを使用して作成する必要があります。
JBO-25031: RowNotFoundException
原因: クライアントが、エンティティ行にマップされているビューの属性にアクセスしようとしましたが、対応するエンティティ行はnullです。ビュー・オブジェクトが複数のエンティティ・オブジェクト・ベースから成り、セカンダリ・エンティティ・オブジェクト・ベースが参照専用の場合、プライマリ・エンティティをセカンダリ・エンティティ・オブジェクトに関連付けている外部キーがnullであるために、エンティティ行がnullである可能性があります。
処置: このような場合、欠落したエンティティ行の属性にユーザーがアクセスすることはできません。
JBO-25032: JboSerializationException
原因: アプリケーション・モジュールの状態またはトランザクションの状態の保存に失敗しました。
処置: 状態の保存先(データベース、ファイルまたはメモリー)で例外がスローされた可能性があります。この例外の詳細情報で、保存先からのエラーを参照してください。
JBO-25033: JboSerializationException
原因: アプリケーション・モジュールの状態またはトランザクションの状態のアクティブ化に失敗しました。
処置: 状態の保存先(データベース、ファイルまたはメモリー)で例外がスローされた可能性があります。この例外の詳細情報で、保存先からのエラーを参照してください。指定されたID(アクティブ化の場合)が無効であるか、見つからない可能性があります。
JBO-25034: RowNotFoundException
原因: クライアントが、失効した行ハンドルを使用して行を検索しようとしました。クライアントが、ある問合せコレクションから行を取り出し、そのハンドルを使用して別の問合せコレクション内の行を検索しようとした場合、このエラーが発生することがあります。クライアントがRowSetに対してexecuteQuery
をコールすると、新規の問合せコレクションを受け取る可能性があることに注意してください。このため、クライアントがRowSetから行を取り出して、その行ハンドルを取得し、executeQuery()
をコールした後に、保存したハンドルを使用して行を検索しようとした場合、このエラーが発生する可能性があります。
この例外は、行参照がトランザクション境界を越えて使用されている場合に、行ハンドルが失効したため、対応する行を見つけられない場合にも発生することがあります。
処置: 行ハンドルが失効していないことを確認してください。場合によっては、行に対する操作を試行する前に、主キーを使用して行を再び検索してください。
JBO-25035: JboException
原因: アプリケーション・モジュールの状態の保存先が初期化された後に、アプリケーションがその保存先を変更しようとしました。
処置: 状態の保存先(データベース、ファイルまたはメモリー)を初期化できるのは1回のみです。シリアライズ・フレームワークの起動時に顧客のアプリケーション・ロジックに状態の保存先が指定されていない場合、Oracle ADFフレームワークにより保存先が初期化されます。ApplicationModuleImpl.setStoreForPassiveState
をコールするクライアント・アプリケーション・ロジックをチェックしてください。このメソッドは、アプリケーション・モジュールの状態の保存先が初期化された後にコールされています。
JBO-25036: InvalidObjAccessException
原因: アプリケーションが、オブジェクトの現行状態ではサポートされていないオブジェクト操作を起動しました。
処置: 無効な操作起動を削除するか、例外処理ロジックを指定してください。
JBO-25037: NoObjException
原因: この行セットはマスター/ディテール関係のディテールですが、マスター行セット・イテレータがありません。たいていの場合、このエラーは、removeMasterRowSetIterator()
のコールによりマスター行セット・イテレータが削除され、適切なイテレータで置換されていないために発生します。
処置: setMasterRowSetIterator()
をコールして有効なマスター行セット・イテレータを指定してください。
JBO-25038: InvalidParamException
原因: ビジネス・コンポーネント・メソッドに渡されたパラメータが無効です。
処置: 詳細は、EXC_INVALID_PARAMETERのエラー・メッセージ(JBO-25006)を参照してください。このエラー・メッセージとEXC_INVALID_PARAMETERの違いは、このエラーに理由が含まれないことです。一般に、EXC_INVALID_PARAM_NO_EXPL_GIVENではなくEXC_INVALID_PARAMETERを使用することをお薦めします。
JBO-25039: RowNotFoundException
原因: クライアントが行セット・イテレータの現在の行の操作を試行しましたが、イテレータに現在の行がありません。
処置: イテレータを適切な行に配置し、操作を実行してください。
JBO-25040: JboException
原因: オブジェクトのデータを変更する可能性のあるラージ・オブジェクトに対してメソッドをコールする前に、ラージ・オブジェクトを含む行がロックされませんでした。
処置: 出力ストリームの取得またはラージ・オブジェクト・ドメイン・インスタンスへの書込みを行う前に、行をロックしてください。
JBO-25041: oracle.jbo.domain.DataCreationException
原因: TypeFactoryによって、TypeMapEntriesクラスにデータ変換を依頼する必要があると判断されましたが、TypeMapEntriesは変換を実行できません。
処置: 通常、この例外が発生する場合、TypeMapEntries実装に問題があります。オラクル社カスタマ・サポート・センターに問い合せてください。
JBO-25042: RowNotFoundException
原因: トランザクションのポスト・リスナー・リストにそのハンドルのエンティティ行が見つかりません。
このエラーの原因として考えられるのは、ユーザーによる特定の操作の要求です。その操作でデータベース内の当該の行へのアクセスが試みられます。このアクセスがなんらかの理由で失敗します(この例外の詳細情報で説明されている場合もあります。)システムは、エンティティ・レベルで問題の解決を試みます。トランザクションのポスト・リスナー・リストでエンティティ行が検索されますが、指定された行が見つかりません。
処置: 詳細情報を参照して、原因を特定できるか調べてください。データベースに対する同時更新が問題発生の原因となっていないか、チェックしてください。
JBO-25043: InvalidParamException
原因: findByKey()に無関係なキーが渡されました。たとえば、ビュー・オブジェクトでは2つ以下の部分を持つキーを予想しているときに、findByKeyに3つの部分を持つキーが渡されたとします。その場合、この例外がスローされます。
処置: 有効なキーを指定してください。
JBO-25044: DefinitionChangedException
原因: 以前のバージョンのメタデータを含むアプリケーション・モジュールの状態またはトランザクションを、ビジネス・コンポーネントの新しいメタデータ定義を含むアプリケーション・モジュールでアクティブにしようとしています。
処置: 新しいバージョンのアプリケーション定義オブジェクトを実行中で、以前のバージョンで受動化されていたアプリケーションの状態のアクティブ化を試みています。 **
JBO-25045: InvalidOperException
原因: イテレータを暗黙的に同期化しようとする試みが3層実行環境で検出されました。アプリケーション・モジュールの同期モードがSYNC_BATCHである場合、イテレータの同期は明示的にのみ行われます。
処置: イテレータを暗黙的に同期化しようとするコードまたは操作を削除してください。
JBO-25046: RowNotAvailableException
原因: 3層のSYNC_BATCHモードで実行中に、この例外がスローされます。ユーザーが行を要求をリクエストしましたが、その行はキャッシュにはありません。
処置: 適切なAPIコールを作成して必要な行をキャッシュに格納してください。その後、再度行の取得を試みてください。
JBO-25047: InvalidOperException
原因: クライアント・キャッシュでのみ可能な操作のためのコールをサーバーに対して行う試みが検出されました。
処置: サーバーをコールするコードまたは操作を削除してください。
JBO-25048: InvalidOperException
原因: この操作は作業セットのビュー・オブジェクトの場合は無効です。
処置: 指定されたメソッドをコールするコードまたは操作を削除してください。
JBO-25049: InvalidOperException
原因: 挿入後にリフレッシュするようにマークされた主キーを持つエンティティに対して、バッチ・モードを設定しようとしています。
処置: このエンティティ・タイプは、バッチ・モードに設定しないでください。
JBO-25050: BatchDMLException
原因: バッチ・モードでのエンティティのポストに失敗し、一連の例外が発生しました。
処置: 詳細の配列に示された各例外の原因を修正してください。
JBO-25051: RowNotFoundException
原因: クライアントが、レンジのインデックスで行を検索しましたが、行セット・イテレータのレンジにはインデックスの位置に行がありません。
レンジのインデックスが大きすぎる(レンジのインデックス>=レンジ・サイズ)か、レンジが最下部にあり、レンジのインデックスが行セットの最後の行を超えている可能性があります。
または、ロールバックやキャッシュの内容の消去などの操作により、行セットがリセットされている可能性があります。したがって、レンジが空のため行が見つかりません。
処置: 行セット・イテレータが開いていて、そのレンジに行が含まれていることを確認してください。また、レンジのインデックスが、そのレンジの最初と最後の行の間にあることも確認してください。
JBO-25052: JboException
原因: キー属性のないビュー・オブジェクトには、渡すことができる一時属性があります。このタイプのViewObjectは、受動化およびアクティブ化に参加できません。
処置: このViewObjectに対して1つ以上の属性をキー属性として設定してください。
JBO-25053: InvalidOperException
原因: 行セットで行を挿入または削除する前に、レンジ・ページング・モードで行セットをナビゲートしようとしました。
処置: このトランザクションはナビゲートする前にポストしてください。
JBO-25054: JboException
原因: 存在しないスタックのスナップショットをアクティブにしようとしました。指定されたスナップショットは、すでにアクティブにされています。または、そのスタックは、前回のロールバックまたはコミットによってすでに消去されています。
処置: スタックのスナップショットIDがアプリケーションによってトランザクション境界を越えて保持されていることを確認してください。 **
JBO-25055: JboException
原因: スナップショット・スタックによって参照される永続的なスナップショットを削除しようとしました。
処置: 参照されているスナップショットを削除しようとする前に、スナップショット・スタックを消去してください。 **
JBO-25056: InvalidOperException
原因: エンティティ行に対してremoveFromCollection()をコールしようとしました。エンティティ行に対してremoveFromCollection()をコールしようとしました。
処置: エンティティ行に対してremoveFromCollection()をコールするコードを削除してください。
JBO-25057: RowNotFoundException
原因: LOCK_OPTTUPDATEのロック・モードで、エンティティ行を更新しようとしました。更新操作が失敗し、どの行も更新されませんでした。
処置: 別のユーザーがその行を更新して、変更をコミットした可能性があります。
JBO-25058: NoDefException
原因: 指定された名前のビジネス・コンポーネント定義が、プロジェクトのクラスパス内に見つかりません。
処置: ビジネス・コンポーネント定義に正しい名前を指定してください。定義がクラスパス内にない場合は、クラスパスに定義を含める必要があります。名前の形式はmyProjectPackage.BusinessPackage.BusinessComponent
です。このエラーは、データベースでDEPTNOと定義されていたにもかかわらずDeptnoが受け取られた場合など、大文字と小文字の違いでも発生します。
JBO-25059: InvalidOperException
原因: このビュー・オブジェクトはエンティティに基づいておらず、そのManageRowsByKeyフラグはtrue
です。さらに、そのキー定義は空です。言い換えると、ユーザーがビュー行をキーで管理するよう求めましたが、キー定義は空です(したがってすべての行に対して空のキーが生成されます)。
処置: エンティティ・オブジェクトに基づかないビュー・オブジェクトを管理するためには、意味のある(空でない)キー定義を指定する必要があります。
JBO-25060: RowNotFoundException
原因: JDBC ResultSetから次の行を取得しようとしたときに、予期しない例外がスローされました。
処置: 例外の詳細情報を参照して詳しく調べ、原因となっている問題を解決してください。
JBO-25061: InvalidOperException
原因: ViewRowSetImpl.setPassivationEnabledが内部行セットに対してコールされました。
処置: データ・モデルとなるビュー・オブジェクト・インスタンスを作成して、そのビュー・オブジェクトの行セットを使用して受動化を可能にしてください。
JBO-25062: NoObjException
原因: ディテール行セットを作成しようとしました。しかし、対応するディテール・ビュー・オブジェクトが見つかりません。
処置: ディテール行セットは、対応するビュー・オブジェクトが存在する場合のみ作成できます。ディテール行セットを作成するためのコールを行う前に、適切なビュー・オブジェクトがあることを確認してください。
JBO-25200: NotConnectedException
原因: アプリケーション・モジュールがデータベースに接続されていません。
処置: データベースに接続するための有効な接続資格証明セットを指定してください。
JBO-25201: AlreadyConnectedException
原因: データベース接続を再確立しようとしています。
処置: 現在のデータベース接続を切断してから、JDBC接続を再確立してください。
JBO-25221: JboException
原因: 実装されていないか、またはサポートされていないメソッドをコールしようとしています。
処置: このメソッドは、コールされたオブジェクトでは使用できません。たとえば、oracle.jbo.Key
クラスのsetAttribute()
は実装されていないため、この例外がスローされます。
JBO-25222: ApplicationModuleCreateException
原因: ビジネス・コンポーネントがローカル・モードでデプロイされている場合は、そのコンポーネントがクラスパスに指定されていない可能性があります。
処置: これがエラーの原因である場合、通常は、この例外の後に別の例外JBO-25002: NoDefException
が続きます。この場合は、次のことをすべて確認してください。
JBO-25223: ApplicationModuleCreateException
原因: ビジネス・コンポーネントがJServer内部で実行されている場合は、ルート・アプリケーション・モジュールは1つのみ作成できます。これは、Jserverが(すでに)トランザクション・コンテキストを1つ提供しているためです。
処置: JServer内部で実行する場合は、複数のルート・トランザクションを作成しないでください。無効となります。
JBO-25224: JboException
原因: トランザクションの切断中、アプリケーション・モジュールの状態の保持に失敗しました。
処置: 切断およびアプリケーション・モジュールの状態の保持には、トランザクション接続を閉じる前にデータベースの状態が存在していないことが必要です。データベースの状態の例として、順方向のみでないビュー・オブジェクト内でオープンしているデータベース・カーソル、データベース・ロック、およびコミットされていないデータベースの変更などがあります。クライアントは、オープンしているビュー・オブジェクトをフェッチまたはリセットし、まだコミットしていない変更をコミットすることにより、この状態をクリーンアップする必要があります。
JBO-25226: ApplicationModuleCreateException
原因: このアプリケーション・モジュール定義には、子アプリケーション・モジュールへの再帰参照が含まれています。たとえば、アプリケーション・モジュール定義appMod1にappMod2の子アプリケーション・モジュールが含まれており、appMod2にappMod1が含まれている場合、このエラーが発生します。
処置: アプリケーション・モジュール定義の再帰参照を削除してください。
JBO-25227: InvalidOperException
原因: ユーザーが、ビュー・リンクの再帰的ループの原因となるビュー・リンクを(アプリケーション・モジュールに)作成しようとしました。このエラー・メッセージは、再帰的マスター/ディテール関係の連鎖を示しています。
処置: 静的ビュー・リンクが再帰の原因となっている場合は、アプリケーション・モジュールからビュー・リンクを削除してください。動的ビュー・リンクが再帰の原因となっている場合は、再帰的ビュー・リンクを作成するコードを削除してください。
JBO-25301: InvalidOwnerException
原因: アプリケーション・モジュールの親に順にアクセスする際に、コンテナ(親)アプリケーション・モジュールを持たない子アプリケーション・モジュールが見つかりました。
処置: このアプリケーションがカスタム・ビジネス・コンポーネント・クラスを追加した場合は、アプリケーション・コードで、初期化が完了していない子アプリケーション・モジュールにアクセスしようとしている可能性があります。そうでない場合、このエラーはOracle ADF Business Componentsテクノロジの内部エラーを表している可能性があります。この場合は、オラクル社カスタマ・サポート・センターに問い合せてください。
JBO-25302: InvalidOwnerException
原因: コンテナ(親)アプリケーション・モジュールのないビジネス・コンポーネントが見つかりました。
処置: このアプリケーションがカスタム・ビジネス・コンポーネント・クラスを追加した場合は、アプリケーション・コードで、初期化が完了していないビジネス・アプリケーションにアクセスしようとしている可能性があります。そうでない場合、このエラーはOracle ADF Business Componentsテクノロジの内部エラーを表している可能性があります。この場合は、オラクル社カスタマ・サポート・センターに問い合せてください。
JBO-25303: InvalidOperException
原因: 使用済エンティティ・キャッシュの内容を消去できません。クライアントがエンティティ・キャッシュの内容の消去を要求しましたが、エンティティ・キャッシュ内の行が変更されています。変更された行のあるエンティティ・キャッシュの内容は消去できません。
処置: 変更された行を含むエンティティ・キャッシュの内容の消去は試行しないでください。
JBO-25306: JTPersistenceException
原因: XMLファイルに設計時属性を保存できませんでした。
処置: 違反している設計時属性を特定し、オラクル社カスタマ・サポート・センターに問い合せてください。
JBO-25307: JTPersistenceException
原因: XMLファイルが開かれていません。
処置: 問題が発生した処理および状況を確認し、オラクル社カスタマ・サポート・センターに問い合せてください。
原因: 既存のEntity Beanの主キーを変更しようとしました。EJBにより、この操作は禁止されています。
処置: 既存の(新規以外の)Entity Beanの主キーは変更しないでください。
JBO-25309: InvalidOperException
原因: Entity Beanの主キーがnullです。EJBにより、この操作は禁止されています。
処置: 主キーをnull以外に設定してください。
JBO-26000: JboException
原因: メタデータ・オブジェクトのロードに失敗しました。予期されないデータが含まれているか、XMLデータが破損している可能性があります。
処置: 各コンポーネントのXMLメタデータが有効であることを確認してください。
JBO-26001: NoXMLFileException
原因: 指定されたXMLファイルを読取り用に開くことができませんでした。
処置: 次の操作を試してください。
JboProject
XMLタグがない場合、このエラーが起こります。JPXファイルをチェックし、有効なタグが存在していることを確認してください。
いずれの場合も、詳細な診断メッセージがコンソールに表示されます。診断メッセージが表示されない場合は、java -Djbo.debugoutput=console ...コマンドで診断をオンにしてアプリケーションを実行すると診断メッセージを表示でき、java -Djbo.debugoutput=file ...コマンドで実行するとメッセージをファイルに出力できます。
JBO-26002: PersistenceException
原因: XML解析例外(oracle.xml.parser.v2.XMLParseException
)がスローされました。
処置: XMLParseException情報は、コンソールに表示されます。診断メッセージが表示されない場合は、java -Djbo.debugoutput=console ...コマンドで診断をオンにしてアプリケーションを実行すると、診断メッセージを表示でき、java -Djbo.debugoutput=file ...コマンドで実行するとメッセージをファイルに出力できます。
JBO-26003: PersistenceException
原因: エンティティ・オブジェクト定義のロード時にエラーが発生しました。このエンティティのJavaクラス内の属性インデックスと定義内のインデックスが一致していないか、またはJavaクラス内に属性インデックスがありません。
処置: このエンティティの定義内の属性インデックスが、このエンティティのJavaクラス内に定義されているインデックスと一致していることを確認してください。
JBO-26004: InvalidOperException
原因: たとえば、Bのベース定義をAに設定する(すなわち、B Extends A)など、別の定義オブジェクトのベース定義を設定しようとしました。しかし、AはすでにBを拡張しています。定義オブジェクト間の関係を再帰的(循環的)にサブクラス化することはできません。
処置: 定義オブジェクトのサブクラス階層を調べ、エラーを修正してください。
JBO-26005: PersistenceException
原因: ビュー定義XMLファイルで指定されているフェッチ・モードが無効です。
処置: ビュー定義のXMLファイルの内容をチェックしてください。FetchModeという名前のXML要素を検索します。その要素の値が有効であることを確認してください。有効な値は、FETCH_AS_NEEDED、FETCH_ALLおよびFETCH_DEFAULTです。
JBO-26006: PersistenceException
原因: ビュー定義XMLファイルで指定されているフェッチ・サイズが無効です。
処置: ビュー定義のXMLファイルの内容をチェックしてください。FetchSizeという名前のXML要素を検索します。その要素の値が正の整数であることを確認してください。
JBO-26007: PersistenceException
原因: ビュー定義XMLファイルで指定されている最大フェッチ・サイズが無効です。
処置: ビュー定義のXMLファイルの内容をチェックしてください。MaxFetchSizeという名前のXML要素を検索します。要素の値が、負でない整数か、MAX_FETCH_UNLIMITEDまたはMAX_FETCH_DEFAULTであることを確認してください。MaxFetchSize 0は、MAX_FETCH_UNLIMITEDと同じです。
JBO-26008: PersistenceException
原因: ビュー・リンク定義またはアソシエーションを解決する際に、問題が見つかりました。ビュー・リンクの場合、リンク元またはリンク先のビュー・オブジェクトが見つからない場合に、このエラーが発生する可能性があります。あるいは、ビュー・リンクのリンク元またはリンク先が属性名を持つ場合、このエラーは、指定された属性が見つからないことを示している可能性があります。同様に、アソシエーションの場合、このエラーは、アソシエーションに使用されている関連元または関連先のエンティティ・オブジェクトまたは属性が見つからないことを示します。
処置: ビュー・リンクまたはアソシエーションのXML定義内のビュー・オブジェクト、エンティティ・オブジェクトまたは属性の名前が正しいことを確認してください。
JBO-26009: PersistenceException
原因: このエラーは、アプリケーションがXMLファイルでなくメタ・オブジェクト・シリアライズ・ファイル(.serファイル)を使用する場合にスローされます。.serファイルが復元された後に、返された最上位レベルのオブジェクトがoracle.jbo.server.xml.JboElementImpl
のインスタンスではないことを示しています。
処置: .serファイルが破損している可能性があります。
JBO-26010: PersistenceException
原因: ビュー定義XMLファイル内のエンティティ属性名が無効であるか、見つかりません。
処置: エンティティ名が有効であることを確認してください。また、指定された属性がエンティティ・オブジェクト内に存在していることを確認してください。エンティティ・オブジェクトは、EntityUsage要素で識別されます。
JBO-26011: PersistenceException
原因: XMLファイル内に見つかった属性定義が無効です。SQLType値が欠落しています。
処置: XMLファイル内のエラーを修正してください。
JBO-26012: PersistenceException
原因: XMLファイル内のビュー・リンク定義に、ビュー・リンクのリンク元またはリンク先のどちらかがありません。ビュー・リンクXMLファイルの場合、ViewLinkDefEndという名前の2つの要素が存在している必要があります。
処置: XMLファイル内のエラーを修正してください。
JBO-26013: PersistenceException
原因: 参照のために渡されたメタ・オブジェクト名が無効です。
処置: 通常、メタ・オブジェクト名は、ドットで区切ったメタ・オブジェクトの名前です。package1.example内のEmpというエンティティ・オブジェクトの場合、正しい名前はpackage1.example.Emp
になります。修正するには、無効な名前(XMLファイル内に示されているメタ・オブジェクト名や、プロジェクト名など)を特定し、有効な名前に変更してください。
JBO-26015: PersistenceException
原因: ビュー定義にエンティティ・ベースの識別子列が含まれていません。エンティティ・ベースに識別子列がある場合は、ビュー・オブジェクトの属性マップにそれらの識別子列がすべて含まれている必要があります。
処置: ビュー定義を変更し、識別子列属性を含めてください。
JBO-26016: InvalidOperException
原因: ビュー・オブジェクトがマスター/ディテール・ビュー・リンクにおけるディテール・ビュー・オブジェクトの場合、そのビュー・オブジェクトに対して(setQuery()
をコールすることにより)カスタム問合せを設定することはできません。
処置: ビュー・オブジェクトがディテールの場合は、setQuery()
をコールしないでください。
JBO-26017: PersistenceException
原因: XMLファイル内のアソシエーション定義が無効です。特に、このエラーは、アソシエーションの関連元または関連先のいずれか一方(XMLファイル内のassociationEnd要素)に属性を指定するAttributeがないことを示します。
処置: XMLファイル内のエラーを修正してください。
JBO-26018: InvalidOperException
原因: 属性が設定されていない行をポストしようとしました。一部のデータベース(特に、Oracleの場合)では、VALUEが指定されていないINSERT文は許可されません。
処置: 行をデータベースに挿入する前に、行に属性を設定してください。
JBO-26019: JboException
原因: ディテール・エンティティを持つマスターを削除しようとしています。コンポジットの場合、ディテールを持つマスターは削除できません。
処置: アソシエーションを介してディテールにアクセスし、すべてのディテールを削除することにより、このマスターのディテールをすべて削除してください。
JBO-26020: InvalidOperException
原因: アプリケーション・コードで、ある行セット(またはビュー・オブジェクト)から行を取り出し、それを別の行セット(またはビュー・オブジェクト)に挿入しようとしました。この場合、フレームワークでは、新規の行セット内に行のコピーが作成されます。この新規行では、基礎となるエンティティ・オブジェクトへの参照が共有されることになります。しかし、関連元および関連先の行セットがどのエンティティ・オブジェクト・ベースも共有していない場合は、共有するエンティティ行が見つからないため、この操作は失敗します。
処置: ある行セットから行を取り出して別の行セットに挿入しようとする場合は、それらの行セットが少なくとも1つのエンティティ・オブジェクト・ベースを共有していることを確認してください。
JBO-26021: PersistenceException
原因: XMLファイルの解析時にNullPointerExceptionがスローされました。DTDファイル(oracle.jbo.dtd.jbo*.dtd
)が存在していない可能性があります。
処置: 適切なDTDファイルが存在していることを確認してください。
JBO-26022: CustomClassNotFoundException
原因: カスタム・クラスを検索およびロードできませんでした。カスタム・クラスが、コンポーネント(ビュー・オブジェクトなど)、定義(ビュー定義など)または行(ビュー行、エンティティ行など)のカスタム・クラスである可能性があります。
処置: 指定されたクラスがCLASSPATHからアクセス可能であることを確認してください。例外の詳細情報(ある場合)に、カスタム・クラスの検索およびロードに失敗した特定の理由が詳しく示されます。
JBO-26023: CustomClassNotFoundException
原因: カスタム・クラスが見つかり、ロードされましたが、このカスタム・クラスはフレームワーク(スーパー)クラスに割当て不可能であるため、無効です。
処置: カスタム・クラスが適切なフレームワーク(スーパー)クラスをサブクラス化していることを確認してください。
JBO-26024: PersistenceException
原因: 初期コンテキストの作成時にエラーが発生しました。通常、このエラーには例外の詳細が含まれており、エラーの原因についての詳しい情報が示されます。
処置: アプリケーションがJServer内部で実行されている場合、データベース・ユーザー(スキーマ)にsetContextClassLoader権限があることを確認してください。この権限を付与するには、データベース・システム管理者は次のPL/SQLプロシージャを起動します。
EXEC DBMS_JAVA.GRANT_PERMISSION('&&1', 'SYS:java.lang.RuntimePermission', 'setContextClassLoader', null);
JBO-26025: PersistenceException
原因: システム・プロパティを取得する際に、エラーが発生しました。具体的には、System.getProperties()コールが失敗しました。
処置: アプリケーションがOracle9i JVM内部で実行されている場合、データベース・ユーザー(スキーマ)に適切なプロパティ権限があることを確認してください。この権限を付与するには、データベース・システム管理者は次のPL/SQLプロシージャを起動します。
EXEC DBMS_JAVA.GRANT_PERMISSION('&&1', 'SYS:java.util.PropertyPermission', '*', 'read');
JBO-26026: PersistenceException
原因: ロード・プロパティを取得する際に、エラーが発生しました。
処置: 指定されたプロパティ・ファイルに有効なJavaプロパティが含まれているかどうか確認してください。
JBO-26027: RowCreateException
原因: ビュー行の初期化中に、システムが識別子列属性のあるエンティティ・オブジェクト・ベースを検出しました。しかし、ビュー行から取得された識別子列値はいずれのエンティティ・オブジェクト(エンティティ・オブジェクト・ベースのエンティティまたはいずれかの拡張エンティティ)とも一致しません。
処置: ビュー行の識別子列値が必ず1つのエンティティ・オブジェクトのみと一致していることを確認してください。
JBO-26028: PersistenceException
原因: ビュー定義にエンティティ・ベースの主キー属性が含まれていません。ビュー・オブジェクトがエンティティ・ベースの1つとしてエンティティを使用している場合は、基礎となるエンティティ・オブジェクトのすべての主キー属性を含める必要があります。
処置: ビュー定義を変更し、すべての主キー属性を含めてください。
JBO-26029: CustomClassNotFoundException
原因: カスタム・タイプのマップ・クラスを検索およびロードできませんでした。
処置: 指定されたクラスがCLASSPATHからアクセス可能であることを確認してください。jbo.TypeMapEntriesプロパティが指定されている場合は、プロパティ値が正しいことを確認してください。また、その可能性は低いのですが、SQLBuilderの実装が不適切で、タイプ・マップのクラス名として誤った値が返される場合にもこのエラーが発生します。
例外の詳細情報(ある場合)に、カスタム・クラスの検索およびロードに失敗した特定の理由が詳しく示されます。
JBO-26030: AlreadyLockedException
原因: この行は、別のユーザーまたはトランザクションによりすでにロックされています。
処置: 他のユーザーまたはトランザクションによりロックが解放された後で、行のロックを再試行すると、操作は成功します。
JBO-26041: DMLException
原因: エンティティをデータベースにポストする(書き込む)際に、データベース・エラーが発生しました。通常、このエラーにはデータベースからの例外の詳細が含まれており、データベース障害に関する詳しい情報が示されます。
処置: 例外の詳細情報を参照し、データベースの問題を解決してください。
JBO-26042: DMLException
原因: オブジェクトID(OID)およびオブジェクト参照(REF)を生成する際に、データベース障害が発生しました。Oracleオブジェクト表にマップされるエンティティに対して新規行が作成されると、その新規行のOIDおよびREFが生成されます。これはselect a.oid, make_ref(<table-name>, a.oid) ...
のようなSQL文を実行します。なんらかの理由でこの文が失敗しています。
処置: 次の点をチェックしてください。
JBO-26043: DMLException
原因: Oracleオブジェクトをサポートしていないデータベース・システムに対し、オブジェクトID(OID)または参照(REF)、あるいはその両方を生成しようとしました。
処置: Oracleオブジェクトをサポートしていないデータベース・システムに対してOIDまたはREFを作成しないでください。
JBO-26044: DMLException
原因: アプリケーションが、行セット上の評価済の行カウント(getEstimatedRowCount()
)を取得しようとしました。適切な問合せ文を作成して実行し、評価済のカウントを取得する過程で、エラーが発生しました。このエラーには、エラーの原因となったSQL文が示されます。また、通常はデータベースからの例外の詳細が含まれており、データベース障害に関する詳しい情報が示されます。
処置: このSQL文と例外の詳細情報を参照し、データベースの問題を解決してください。
JBO-26045: DMLException
原因: 主キーからオブジェクトID(OID)を生成する際に、データベース・エラーが発生しました。この操作が有効なのは、対象となる表がオブジェクト表であり、その表で参照(REF)が主キー・ベースであることが指定されている場合のみです。
処置: 次の点をチェックしてください。
JBO-26060: DMLException
原因: JDBCドライバを登録する際に、SQLExceptionがスローされました。
処置: 基礎となるSQLExceptionを修正してください。
JBO-26061: DMLException
原因: JDBC接続を開く際に、SQLExceptionがスローされました。
処置: 基礎となるSQLExceptionを修正してください。
JBO-26062: DMLException
原因: JDBC接続を閉じる際に、SQLExceptionがスローされました。
処置: 基礎となるSQLExceptionを修正してください。
JBO-26064: DMLException
原因: JDBC接続を閉じる際に、SQLExceptionがスローされました。
処置: 基礎となるSQLExceptionを修正してください。
JBO-26065: DMLException
原因: このトランザクションのコミット・フェーズでSQLExceptionがスローされました。
処置: 基礎となるSQLExceptionを修正してください。
JBO-26066: DMLException
原因: このトランザクションのロールバック・フェーズでSQLExceptionがスローされました。
処置: 基礎となるSQLExceptionを修正してください。
JBO-26067: JboException
原因: すでにいっぱいになっているプールにJDBC接続を追加しようとして、例外がスローされました。
処置: 新規の接続をプールに追加する前に、そのプールを使用しているクラスを変更し、プール・サイズをチェックしてください。
JBO-26068: JboException
原因: ユーザーが、管理を行っていないプールに接続を返そうとしました。
処置: プールに接続を返す前に、そのプールを使用しているクラスを変更し、接続がプールに属することを確認してください。
JBO-26069: JboException
原因: 接続がプールに返されるのを待っている間に、クライアント要求がタイムアウトになりました。
処置: 予期されるアクティブ要求の最大サイズの2倍に対応するよう、最大プール・サイズを大きくしてください。
JBO-26070: DMLException
原因: メタデータJDBC文を設定する際に、SQLExceptionがスローされました。
処置: 基礎となるSQLExceptionを修正してください。ビュー・オブジェクトの属性と、そのSQL内の列との間にデータ型の不一致が存在する可能性があります。
JBO-26080: DMLException
原因: エンティティ・インスタンスのデータをフェッチまたはロックするためにSQLを実行する際に、予期しない例外がスローされました。
処置: この例外の詳細情報に示されたSQLExceptionの原因を修正してください。
JBO-26081: SQLDatumException
原因: JDBCからoracle.jbo.domain.Struct
属性にデータを変換する際に、SQLExceptionがスローされました。
処置: SQLExceptionに示されている変換エラーを修正してください。
JBO-26100: AfterCommitException
原因: トランザクションのafterCommit通知フェーズで例外がスローされました。
処置: この例外の詳細情報に示されている例外を確認してください。コミット/ロールバック・サイクルをリスニングするようトランザクションに登録されているエンティティまたは一時TransactionListenerオブジェクト内の、失敗した、afterCommit()
をオーバーライドしたメソッドを修正してください。
JBO-26101: AfterPostException
原因: トランザクションのafterPostフェーズで例外がスローされました。
処置: この例外の詳細情報に示されている例外を確認してください。ポスト・サイクルをリスニングするようトランザクションに登録されているエンティティまたは一時TransactionPostListenerオブジェクト内の、失敗した、afterPost()
をオーバーライドしたメソッドを修正してください。
JBO-26102: AfterRollbackException
原因: トランザクションのafterRollback通知フェーズで例外がスローされました。
処置: この例外の詳細情報に示されている例外を確認してください。コミット/ロールバック・サイクルをリスニングするようトランザクションに登録されているエンティティまたは一時TransactionListenerオブジェクト内の、失敗した、afterRollback()
をオーバーライドしたメソッドを修正してください。
JBO-27001: ReadOnlyAttrException
原因: このアソシエーション属性は、読取り専用としてマークされています。
処置: このアソシエーション属性は読取り専用としてマークされているため、その値は変更できません。
JBO-27002: AttrSetValException
原因: カスタム検証規則による属性値の検証に失敗しました。
処置: 属性値がカスタム検証規則に適合するよう、属性値を修正してください。
JBO-27003: ValidationException
原因: このビュー・オブジェクト内の変更済または新規のエンティティが、検証に失敗しました。
処置: 失敗したエンティティ値を修正し、ビュー・オブジェクトを再検証してください。
JBO-27004: ReadOnlyAttrException
原因: 読取り専用のエンティティ属性を変更しようとしています。
処置: 読取り専用の属性値は変更しないでください。
JBO-27005: ValidationException
原因: このアプリケーション・モジュールまたはネストされたアプリケーション・モジュール内の変更済または新規のエンティティが、検証に失敗しました。
処置: 失敗したエンティティを修正し、このアプリケーション・モジュールを再検証してください。
JBO-27006: AttrValException
原因: 検証時に、指定された名前の属性が見つかりません。
処置: 検証対象の属性は存在するが、その属性の定義がメタデータ内に見つかりません。エンティティ・メタデータが破損している可能性があります。
JBO-27007: ValidationException
原因: ViewRowの検証に失敗しました。
処置: この例外の詳細情報に示されている、失敗したエンティティまたは属性を修正してください。
JBO-27008: ReadOnlyAttrException
原因: 読取り専用のViewRow属性を変更しようとしています。
処置: ビュー属性のUpdateableフラグを変更するか、読取り専用の属性は更新しないようにしてください。
JBO-27009: ValidationException
原因: バッファリングされた属性を遅延検証モードで検証する際に、エンティティおよび属性の検証に失敗しました。(3.xでは使用できません。)
処置: 失敗の原因を修正してください。
JBO-27010: ValidatonException
原因: 文字列の場合、属性に指定された文字列値の長さが、この属性に設定されている長さを超えています。数値の場合は、(文字列形式での)値の長さが、属性に設定されている長さを超えています。
処置: 失敗した属性の精度およびスケールの情報に基づいて、属性値を修正してください。
JBO-27011: AttrSetValException
原因: 属性の検証規則は、その規則を使用した属性の検証で予期しない例外がスローされたか、またはその規則に基づいたNOT操作の評価に失敗したために、失敗しました。
処置: 失敗した規則に対して属性値が検証されるよう、属性値を修正してください。
JBO-27012: ValidationException
原因: エンティティに接続されたカスタム・メソッドValidatorがfalse
を返しました。つまり、エンティティの検証に失敗しました。
処置: この属性のカスタム検証メソッドが失敗した原因を修正してください。
JBO-27013: ValidationException
原因: 属性に接続されたカスタム・メソッドValidatorがfalse
を返しました。つまり、カスタム・メソッド内の属性の検証に失敗しました。
処置: この属性のカスタム検証メソッドが失敗した原因を修正してください。
JBO-27014: AttrValException
原因: 属性値は必須としてマークされているため、nullにできません。
処置: 必須の属性にはnull以外の値を指定してください。
JBO-27015: ValidationException
原因: マスターを検証する際に、検証できない子エンティティが見つかりました。これが発生するのは、マスター・エンティティとディテール・エンティティの間にコンポジット・アソシエーションが存在する場合のみです。
処置: 子エンティティがマスターにより検証される際に有効になるよう、子エンティティ内の属性を修正してください。
JBO-27016: InvalidAttrKindException
原因: ビュー・オブジェクトの定義内に、予期しない属性種類が見つかりました。
処置: このビュー・オブジェクト内の属性に対するXMLメタデータ定義内の属性種類情報を修正してください。
JBO-27017: KeyNotFoundException
原因: このエンティティのメタデータ定義をロードする際に、主キーとしてマークされた属性がありませんでした。
処置: この型のエンティティが一意に識別されるよう、このエンティティ型の主キーとして少なくとも1つの属性を設定してください。
JBO-27018: AttrSetValException
原因: この属性のset()
メソッドに引数として渡された属性値の型は、この属性で予期されるJava型のインスタンスではありません。
処置: この属性で予期されるJava型のインスタンスとなるよう、引数を適切なJava型に変換してください。
JBO-27019: AttrGetValException
原因: setAttribute メソッドで、予期しない例外がスローされました。getterメソッドは、カスタム例外メッセージがコール側にスロー(表示)されるよう、JboExceptionのサブクラスをスローする必要があります。この例外は、getterがpublicのJavaメソッドでない場合にもスローされます。
処置: 属性のgetterメソッド内のビジネス・ロジック・コードからは、JboExceptionのサブクラス以外の例外をスローしないでください。また、getterメソッドがpublicのJavaメソッドであることを確認してください。
JBO-27020: AttrSetValException
原因: setAttributeメソッドで、予期しない例外がスローされました。setterメソッドは、カスタム例外メッセージがコール側にスロー(表示)されるよう、JboExceptionのサブクラスをスローする必要があります。この例外は、setterがpublicのJavaメソッドでない場合にもスローされます。
処置: 属性のsetterメソッド内のビジネス・ロジック・コードからは、JboExceptionのサブクラス以外の例外をスローしないでください。また、setterメソッドがpublicのJavaメソッドであることを確認してください。
JBO-27021: AttributeLoadException
原因: JDBC結果セットの値を行オブジェクトの属性内にフェッチする際に、予期しない例外がスローされました。属性のJDBCからの戻り型とそのJava型との間で変換エラーが発生した可能性があります。
処置: 属性のJDBC-SQL型とJava型に互換性があることを確認してください。この例外の詳細情報に示されている変換エラーまたはドメイン例外を修正してください。
JBO-27022: AttributeLoadException
原因: JDBC結果セットの値を行オブジェクトの属性内にフェッチする際に、予期しない例外がスローされました。属性のJDBCからの戻り型とそのJava型との間で変換エラーが発生した可能性があります。
処置: 属性のJDBC-SQL型とJava型に互換性があることを確認してください。この例外の詳細情報に示されている変換エラーまたはドメイン例外を修正してください。
JBO-27023: DeferredTxnValidationException
原因: トランザクションの変更の検証中に予期しない例外がスローされました。
処置: DeferredRowValidationExceptionの詳細を確認し、エラーを修正してください。
JBO-27024: DeferredRowValidationException
原因: 行の検証中に予期しない例外がスローされました。
処置: DeferredRowValidationExceptionの詳細を確認し、行レベルのエラーを修正してください。詳細には、修正する必要のあるDeferredAttrValidationExceptionが含まれている場合もあります。
JBO-27025: DeferredAttrValidationException
原因: 行の属性の検証中に予期しない例外がスローされました。
処置: JboExceptionの詳細を確認し、行レベルのエラーを修正してください。
JBO-27026: AttrSetValException
原因: 属性のsetterメソッドで、予期しない例外がスローされました。この例外はフレームワークの外部では発生しません。
処置: JboExceptionの詳細を確認し、エラーを修正してください。
JBO-27027: DeferredAttrValidationException
原因: 必須フィールドの行の属性の検証中に予期しない例外がスローされました。
処置: JboExceptionの詳細を確認し、null値を持つ属性を修正してください。
JBO-27101: DeadEntityAccessException
原因: 無効なエンティティまたは使用されなくなったエンティティを参照しようとしています。ビジネス・ロジックが削除済のエンティティ参照を保持している場合に、トランザクションがポストまたはコミットされると、この例外がスローされる可能性があります。また、参照エンティティがキャッシュから削除された後で、いずれかのViewRowがその参照エンティティにアクセスしようとした場合にもスローされる可能性があります。
処置: エンティティ・インスタンスへの参照を保持せずに目的のキーの有効なエンティティを検索するには、findByPrimaryKey
を使用してください。
JBO-27102: DeadViewRowAccessException
原因: 使用されなくなったコレクションまたは無効なコレクションの一部であるViewRowにアクセスしようとしています。ViewRowが含まれているビュー・オブジェクトが削除されているにもかかわらず、ViewRowへの参照がビジネス・ロジックにより保持されている場合、この例外がスローされる可能性があります。
処置: ViewRowへの有効な参照を取得するためにfindByKeyメソッドを再問合せまたは使用することにより、参照先のViewRowを検索してください。
JBO-27120: SQLStmtException
原因: 問合せの実行に失敗しました。SQLValueドメイン・クラスまたはSequenceドメインの問合せを実行しようとした場合、この例外がスローされる可能性があります。
処置: この例外の詳細情報に示されている、JDBCによりスローされたSQLExceptionの原因を修正してください。
JBO-27121: SQLStmtException
原因: SQL文の実行に失敗しました。
処置: この例外の詳細情報に示されている、JDBCによりスローされたSQLExceptionの原因を修正してください。
JBO-27122: SQLStmtException
原因: JDBCのPreparedStatementの準備に失敗しました。
処置: この例外の詳細情報に示されている、JDBCによりスローされたSQLExceptionの原因を修正してください。
JBO-27123: SQLStmtException
原因: JDBCのCallableStatementの準備に失敗しました。
処置: この例外の詳細情報に示されている、JDBCによりスローされたSQLExceptionの原因を修正してください。
JBO-27124: SQLStmtException
原因: 指定されたパラメータ・セットでJDBCの文オブジェクトを作成できませんでした。
処置: この例外の詳細情報に示されている、JDBCによりスローされたSQLExceptionの原因を修正してください。
JBO-27125: JboException
原因: 動的ViewObject問合せの列型でJava型が見つかりませんでした。
処置: 問合せで選択した列を割り当てる型マップを提供するか、問合せからエラーのある列型を除外してください。
JBO-27203: JboException
原因: グローバル・トランザクションを使用している場合は、内部接続を取得するためにトランザクション・データソースを使用できません。
処置: oracle.jbo.common.PropertyConstants.INTERNAL_CONNECTION_PARAMS
プロパティを設定することにより、内部接続の作成に使用するJDBC URLを明示的に指定してください。
JBO-28000: PCollException
原因: クライアントが、jbo.pcoll.mgr
プロパティを介してカスタム永続コレクションを指定しました。しかし、指定されたクラスは見つからず、ロードもできませんでした。
処置: jbo.pcoll.mgr
に指定された名前が有効なクラス名と対応していることを確認してください。クラス名は、パッケージ名で完全修飾されている必要があります。特殊なキーワードNone
は、永続コレクション・マネージャがないこと、すなわちディスクへの自動書出しが発生しないことを表します。
JBO-28001: PCollException
原因: 永続コレクション管理のためにJDBC接続を取得する際に、エラーが発生しました。
処置: データベース接続のURLが正しいことを確認してください。この例外の詳細情報に、問題に関する詳しい情報が示されます。
JBO-28002: PCollException
原因: 永続コレクション制御表の作成時にエラーが発生しました。通常、制御表の名前はPCOLL_CONTROLです。
処置: 表を作成するための適切な権限が接続に指定されていることを確認してください。この例外の詳細情報に、問題に関する詳しい情報が示されます。
JBO-28003: PCollException
原因: 永続コレクション制御行を削除する際に、予期しないエラーが発生しました。
処置: この例外の詳細情報で、問題に関する詳しい情報とその解決方法を参照してください。
JBO-28004: PCollException
原因: 永続コレクション制御行をロックする際に、エラーが発生しました。このエラーは、次の2つの場合にスローされます。
null
になります。
処置: 前者の場合、この例外の詳細情報でデータベースの問題に関する詳しい情報を参照してください。後者の場合は、ビジネス・コンポーネント・フレームワーク外で他のユーザーが制御行をロックしていないことを確認してください。
JBO-28005: PCollException
原因: 永続コレクション制御行を更新する際に、予期しないエラーが発生しました。
処置: この例外の詳細情報で、問題に関する詳しい情報とその解決方法を参照してください。
JBO-28006: PCollException
原因: 永続コレクション・マテリアルを格納するためのデータベース表を作成する際に、エラーが発生しました。
処置: この例外の詳細情報で、問題に関する詳しい情報とその解決方法を参照してください。
JBO-28007: PCollException
原因: 永続コレクションの変更をコミットする際に、予期しないエラーが発生しました。
処置: この例外の詳細情報で、問題に関する詳しい情報とその解決方法を参照してください。
JBO-28009: PCollException
原因: データベースからシステムの日付を取得する際に、予期しないエラーが発生しました。Oracle永続マネージャの場合、この操作に使用するSQL文は、SELECT sysdate FROM dualになります。
処置: この例外の詳細情報で、問題に関する詳しい情報とその解決方法を参照してください。
JBO-28010: PCollException
原因: データベース・シーケンスの次の値を取得する際に、エラーが発生しました。
処置: データベースにそのシーケンス・オブジェクトがあることを確認してください。また、この例外の詳細情報で、問題に関する詳しい情報とその解決方法を参照してください。
JBO-28011: PCollException
原因: 永続コレクション表の次のIDに対して問合せを実行する際に、エラーが発生しました。
処置: この例外の詳細情報で、問題に関する詳しい情報とその解決方法を参照してください。
JBO-28012: PCollException
原因: 永続コレクション・マテリアルを格納するためのデータベース表を作成してキー列を追加する際に、エラーが発生しました。
処置: この例外の詳細情報で、問題に関する詳しい情報とその解決方法を参照してください。
JBO-28013: PCollException
原因: 永続コレクション・マテリアルのキー情報を格納するためのデータベース表を作成する際に、エラーが発生しました。
処置: この例外の詳細情報で、問題に関する詳しい情報とその解決方法を参照してください。
JBO-28020: PCollException
原因: オブジェクトを受動化して永続格納域に格納する際に、予期しないエラーが発生しました。シリアライズで例外がスローされた可能性があります。
処置: この例外の詳細情報で、問題に関する詳しい情報とその解決方法を参照してください。
JBO-28021: PCollException
原因: 永続格納域からオブジェクトをアクティブ化する際に、予期しないエラーが発生しました。復元で例外がスローされた可能性があります。
処置: この例外の詳細情報で、問題に関する詳しい情報とその解決方法を参照してください。
JBO-28030: PCollException
原因: 受動化行を永続格納表に挿入する際に、予期しないエラーが発生しました。
処置: この例外の詳細情報で、問題に関する詳しい情報とその解決方法を参照してください。
JBO-28031: PCollException
原因: 永続格納表内の受動化行を更新する際に、予期しないエラーが発生しました。
処置: この例外の詳細情報で、問題に関する詳しい情報とその解決方法を参照してください。
JBO-28032: PCollException
原因: 永続格納表から受動化行を削除する際に、予期しないエラーが発生しました。
処置: この例外の詳細情報で、問題に関する詳しい情報とその解決方法を参照してください。
JBO-28033: PCollException
原因: 永続格納表から受動化行を取得する際に、予期しないエラーが発生しました。
処置: この例外の詳細情報で、問題に関する詳しい情報とその解決方法を参照してください。
JBO-28034: PCollException
原因: クライアントが、永続コレクション内の行をIDにより取得しようとしましたが、永続コレクションではIDによるアクセスが使用可能になっていません。
処置: PCollection.enableIdAccess
をコールすることにより、IDによるアクセスを使用可能にしてください。
JBO-28035: PCollException
原因: クライアントがIDにより行を取得しようとしましたが、そのID値は無効です。IDは0より大きい値にする必要があります。
処置: 有効なIDを指定してください。
JBO-28036: PCollException
原因: 指定されたIDのオブジェクトをアクティブ化する際に、内部の整合性問題が見つかりました。具体的には、受動化されるはずのノードがアクティブであることがわかりました。
処置: 問題が発生した処理および状況を確認し、オラクル社カスタマ・サポート・センターに問い合せてください。
JBO-28037: PCollException
原因: 指定されたIDのオブジェクトをアクティブ化する際に、内部の整合性問題が見つかりました。具体的には、ノード内に存在するはずの子ノード/要素がありません。
処置: 問題が発生した処理および状況を確認し、オラクル社カスタマ・サポート・センターに問い合せてください。
JBO-28038: PCollException
原因: 永続格納表からすべての受動化行を削除する際に、予期しないエラーが発生しました。
処置: この例外の詳細情報で、問題に関する詳しい情報とその解決方法を参照してください。
JBO-28039: PCollException
原因: 指定されたIDのオブジェクトをアクティブ化する際に、内部の整合性問題が見つかりました。具体的には、永続コレクションのルート・ノードが間違っています。ルート・ノードが、(1)null
、(2)兄弟を持つ、または(3)親ノードを持つ、のいずれかになっています。これらのいずれにも、ルート・ノードは該当しないようにしてください。
処置: 問題が発生した処理および状況を確認し、オラクル社カスタマ・サポート・センターに問い合せてください。
JBO-28040: PCollException
原因: 指定されたキーの索引にある、指定されたキーのハッシュ・コードの永続格納表から行の永続IDの配列を取得する際に、予期しないエラーが発生しました。
処置: この例外の詳細情報で、問題に関する詳しい情報とその解決方法を参照してください。
JBO-28041: PCollException
原因: システムによって永続格納表の行が更新されようとしましたが、一致する行が見つからなかったか、1つ以上の行が一致したかのいずれかでした。
処置: 問題が発生した処理および状況を確認し、オラクル社カスタマ・サポート・センターに問い合せてください。
JBO-28100: ResourcePoolException
原因: JDBC接続プールまたはアプリケーション・プールが、新たにプールされるJDBC接続またはアプリケーション・モジュールを作成できませんでした。
処置: 例外の詳細がJDBC接続の作成時に例外が発生したことを示している場合は、JDBC接続の説明をチェックし、有効な稼働中のデータベース・インスタンスを参照していることを確認してください。
例外の詳細がアプリケーション・モジュールの作成時に例外が発生したことを示している場合は、アプリケーション・モジュール構成をチェックし、有効な稼働中のアプリケーション・サーバーおよびアプリケーション・モジュール・クラスを参照していることを確認してください。
JBO-28101: ResourcePoolException
原因: アプリケーションが、リソース・プールですでに使用可能だったプール・リソースを使用可能としてマークしようとしました。
処置: {@link oracle.jbo.pool.ResourcePool.setAvailable(Object)}をコールするアプリケーション・ロジックを削除するか、リソースが使用可能になる前に1回のみ実行されるようアプリケーション・ロジックを移動してください。
JBO-28102: ResourcePoolException
原因: リソースがリソース・プールに返されるのを待っている間に、クライアント要求がタイムアウトになりました。
処置: 予期されるアクティブ要求の最大サイズに対応するよう、最大リソース・プール・サイズを大きくしてください。例外の詳細情報で、アプリケーション・プール内のアプリケーション・モジュールを待っている間に例外がスローされたことが示されている場合は、JDeveloperプロパティjbo.ampool.maxpoolsizeで最大プール・サイズを増やすことができます。例外の詳細情報で、Oracle ADF Business Components JDBC接続プール内のJDBC接続を待っている間に例外がスローされたことが示されている場合は、Business Componentsプロパティjbo.maxpoolsizeで最大プール・サイズを増やすことができます。
JBO-28103: ResourcePoolException
原因: プールに属していないリソースに対してプール要求が行われました。
処置: プール要求が、リソース・インスタンスの取得に使用されたのと同じプール・インスタンスにアクセスしていることを確認してください。
JBO-28200: JboException
原因: すべての無効なエンティティの検証をVALIDATION_THRESHOLDに指定された回数(デフォルトでは10回)試行した後にも、トランザクションの検証リスト内に無効なエンティティが見つかりました。
処置: VALIDATION_THRESHOLDの限度に達するまでにすべてのエンティティが有効になるよう、検証サイクルで(オーバーライドされたvalidateEntity()メソッドで)エンティティ・インスタンスを無効にしているロジックを修正してください。
JBO-28201: JboException
原因: すべての変更のポストをPOST_THRESHOLDに指定された回数(デフォルトでは10回)試行した後にも、トランザクションのポスト・リスト内に無効なエンティティが存在しています。
処置: POST_THRESHOLDに達するまでにすべてのエンティティがポストされるよう、ポスト・サイクルで検証またはポストされるエンティティのトランザクション・リストにエンティティを挿入しているロジックを修正してください。
JBO-28202: JboException
原因: beforeCommitフェーズで、トランザクション内に無効なエンティティ・インスタンスが見つかりました。
処置: コミット・サイクルですべての変更がポストされた後に無効なエンティティがないよう、postChanges()内のエンティティ・インスタンスを無効にしているビジネス・ロジックを修正してください。
JBO-29000: JboException
原因: フレームワーク操作中に予期しない例外がスローされた場合、この例外がスローされ、予期しない例外がこの例外の詳細情報に示されます。
処置: このJboExceptionの詳細情報に示された例外の原因を修正してください。
JBO-30000: ApplicationPoolException
原因: アプリケーションが、既存のアプリケーション・プールと同じ名前でアプリケーション・プールを作成しようとしました。
処置: アプリケーション・プールを作成しているアプリケーション・ロジックを修正してください。指定された名前を持つプールが、プール・マネージャに登録されていないことを確認してください。
JBO-30003: ApplicationPoolException
原因: プールが、チェックアウト時にアプリケーション・モジュール・インスタンスを作成できませんでした。
処置: アプリケーションの構成プロパティを修正してください。
JBO-30004: ApplicationPoolException
原因: アプリケーションが、プールからチェックアウトされていないアプリケーション・モジュールをチェックインしようとしました。
処置: アプリケーション・ロジックから、重複しているreleaseApplicationModuleコールを削除してください。
JBO-30005: ApplicationPoolException
原因: アプリケーションが、アプリケーション・プール・インスタンスにより作成されていないアプリケーション・モジュールでアプリケーション・プール・メソッドのコールを試行しました。
処置: アプリケーション・ロジックを修正してください。アプリケーション・モジュールの取得に使用されたセッションCookieを使用し、そのアプリケーション・モジュール・インスタンスを作成したアプリケーション・プールへの参照を取得してください。
JBO-30006: ApplicationPoolException
原因: アプリケーションが、アプリケーション・プールに登録されていないセッションCookieを使用して、そのアプリケーション・プールへのアクセスを試行しました。
処置: アプリケーション・ロジックを修正してください。アプリケーションでは、アプリケーション・プールを直接参照しないでください。すべてのアプリケーション・プールの対話には、セッションCookieインタフェースを使用してください。
JBO-30007: ApplicationPoolException
原因: アプリケーションが、保持していないセッションCookieを解放しようとしました。
処置: 内部的な例外です。オラクル社カスタマ・サポート・センターに問い合せてください。
JBO-30008: ApplicationPoolException
原因: セッションCookieが、セッションCookieロックを待っている間にタイムアウトになったスレッドを要求しました。
処置: セッションCookieロックを取得したすべてのスレッドが、タスクの完了時にセッションCookieロックを適切に解放したことを確認してください。ロックが適切に解放されている場合は、割り込まれた要求の待機タイムアウト時間を増やしてください。
JBO-30009: ApplicationPoolException
原因: アプリケーションが、アクティブなプールですでに使用されているアプリケーション・モジュールの可用性ステータスを変更しようとしました。
処置: アプリケーション・モジュールの可用性ステータスを更新しているアプリケーション・ロジックを削除してください。
JBO-30010: ApplicationPoolException
原因: Webサーバーが、既存のアクティブなCookieでセッションCookieをレプリケートしようとしました。
処置: 内部的な例外です。オラクル社カスタマ・サポート・センターに問い合せてください。
JBO-30011: ApplicationPoolException
原因: アプリケーションが、Cookieパラメータの無効なセットでセッションCookieを作成しようとしました。
処置: セッションCookieを作成しているアプリケーション・ロジックを修正してください。CookieセッションID、アプリケーションIDおよびアプリケーション・プール参照がどれもnullでないことを確認してください。
JBO-30012: ApplicationPoolException
原因: アプリケーションが、セッションCookieをすでに含むアプリケーション・プールにセッションCookieを作成しようとしました。
処置: セッションCookieを作成しているアプリケーション・ロジックを修正してください。プールに新規セッションCookieを作成する前に、既存のセッションCookieを削除してください。
JBO-30013: ApplicationPoolException
原因: アプリケーションが、セッションCookieがアクティブになった後でセッションCookie環境を変更しようとしました。
処置: セッションCookie環境を設定しているアプリケーション・ロジックを修正してください。セッションCookieを変更するすべてのロジックを移動し、セッションCookieがアクティブになる前に実行されるようにしてください。セッションCookieは、アプリケーション・モジュールの取得に最初に使用された後でアクティブになります。
JBO-30014: ApplicationPoolException
原因: セッションCookieを使用してアプリケーション・モジュール・インスタンスをチェックアウトしている間に、アプリケーションがプールからそのセッションCookieを削除しようとしました。
処置: セッションCookieをアプリケーション・プールから削除するアプリケーション・ロジックを修正してください。ApplicationPool.removeCookie(SessionCookie)をコールする前に、SessionCookie.releaseApplicationModuleをコールしてください。
JBO-30015: ApplicationPoolException
原因: セッションCookieを使用してアプリケーション・モジュール・インスタンスをチェックアウトしている間に、またはCookieがクライアント要求スレッドによりロックされているときに、アプリケーションがそのセッションCookieをシリアライズしようとしました。
処置: シリアライズ・ロジックを修正し、セッションCookieアプリケーション・モジュールがアプリケーション・プールに解放された後、およびすべてのクライアント要求がCookieロックを解放した後にセッションCookieがシリアライズされるようにしてください。
JBO-30016: ApplicationPoolException
原因: プールで使用可能なアプリケーション・モジュール・インスタンスを待っている間に、アプリケーション要求スレッドがタイムアウトになりました。
処置: 最大プール・サイズを増やし、待機タイムアウトを回避してください。
JBO-34000: PersistenceException
原因: JClient XMLファイルに定義Javaクラスの名前がありません。
処置: JClient内のすべてのメタオブジェクトには、XMLファイルの定義オブジェクトのJavaクラスの名前が必要です。設計時にXMLファイルを再生成することで、このエラーを修正してください。
JBO-34001: InvalidOperException
原因: イテレータ・バインディングのJavaクラスが間違っています。一部のコントロールにはJUIterRowBindingを使用しますが、その他のコントロールにはJUIterRangeBindingを使用します。このエラーは、提供されたイテレータ・バインディングのクラスが期待されたクラスでないことを示しています。
処置: エラーの原因がイテレータ・バインディングを提供しているクライアント・コードにある場合は、コードを修正し、適切なクラスのイテレータ・バインディングを提供してください。エラーの原因がフレームワーク・コードにある場合は、スタック・トレースを用意してオラクル社カスタマ・サポート・センターに問い合せてください。
JBO-34001: InvalidOperException
原因: フォーム・バインディングが、アプリケーション(JUApplication)オブジェクトにすでに登録されています。フォーム・バインディングのアプリケーション・オブジェクトを再び設定することはできません。
処置: このエラーは、通常はプログラム・エラーを意味します。スタック・トレースを用意し、オラクル社カスタマ・サポート・センターに問い合せてください。
JBO-55001: VariantException
原因: Variantユーティリティに、予期しない型が指定されました。
処置: 例外で報告された、予期されている型を指定してください。
JBO-55002: VariantException
原因: 検証規則からVariantユーティリティに渡されたデータ型が無効です。原因として、コンポーネントのXMLファイル内のXMLメタデータ定義が破損していることが考えられます。
処置: 問題の検証規則のコンポーネントXMLを修正してください。
JBO-55003: VariantException
原因: 検証規則からVariantユーティリティに渡されたオプション・タイプの名前が無効です。原因として、コンポーネントのXMLファイル内のXMLメタデータ定義が破損していることが考えられます。
処置: 問題の検証規則のコンポーネントXMLを修正してください。
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