UIXビジュアル・エディタまたは構造ウィンドウ(設計または構造ビュー)で最もよく行う操作の1つは、作業対象のコンポーネントの選択です。コンポーネントを選択する理由には、次のようなものがあります。
子を持たない単独のコンポーネント、子コンポーネントも含めたコンテナ・コンポーネント全体、および複数のコンポーネントを選択できます。名前付きの子ロールも選択できますが、操作手順が異なります(「UIX XML要素について」を参照)。
1つのコンポーネントを選択するには、次のようにします。
複数のコンポーネントを選択するには、次のようにします。
削除以外の目的で隣接しない複数のコンポーネントを選択した場合、予想外の結果になることがあります。たとえばコンポーネント階層の異なるレベルにあるコンポーネントを選択し、ページ内の別の場所に移動またはコピーした場合、コンポーネント間の相対的な位置関係が失われる可能性があります。
ビジュアル・エディタでは、コンテナ・コンポーネントをその子も含めて選択した上で、さらに1つ以上の子を個別に選択することができます。つまり、個別に選択した子は2回選択されることになります。このようにして選択したコンポーネントをコピー&ペーストすると、二重に選択された子はコピーされた親の子として1回、親に対する同レベルのコンポーネントとして1回、合計2回貼り付けられます。
ビジュアル・エディタで選択したコンポーネントは、網掛けのボックスで囲まれます。コンテナ・コンポーネントを選択し、その子のいくつかをさらに個別に選択した場合、すべてのコンポーネントがボックスで囲まれます。子を囲むボックスの網掛けは親よりも濃く、親のボックスの上に重ねて表示されます。
構造ウィンドウの設計またはXMLビューで選択したコンポーネントは、ハイライト表示されます。ただし、子のあるコンポーネントを選択した場合、子も同時に選択されますが名前はハイライト表示されません。親コンポーネントを移動または削除すると、子コンポーネントも一緒に移動または削除されます。
コンポーネントを選択すると、別のコンポーネントを挿入できる位置も選択することになります。詳細は「UIXコンポーネントのターゲット位置の選択」を参照してください。
マウスのポインタをコンポーネント上に移動すると、コンポーネント名がツールチップに表示されます。これはコンポーネントを選択する際にクリックする場所の目印となります。
ビジュアル・エディタで選択したコンポーネントは、構造ウィンドウの設計ビューまたはXMLビューでも選択されます。またその逆も同様です。このため、選択しているコンポーネントと挿入位置を両方のツールで確認できます。
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