<inlineDatePicker>要素
ネームスペース: http://xmlns.oracle.com/uix/ui
派生元: <ui:base>要素
グループ: UIX Components
要素の型: UINode

<inlineDatePicker>要素を<dateField>要素とともに使用すると、2番目のウィンドウに移動することなく、日付値を簡単に選択できます。

構文
<inlineDatePicker
    [ maxValue="ui:calendarDateString" ]
    [ minValue="ui:calendarDateString" ]
    [ value="ui:calendarDateString" ]
>
</inlineDatePicker>

注意:
  • この要素は派生元要素のすべての属性と子要素を持つことができます。

  • 説明

    <inlineDatePicker>要素を<dateField>要素とともに使用すると、2番目のウィンドウに移動することなく、日付値を簡単に選択できます。 <inlineDatePicker>要素は、通常、日付値の選択がタスク・フローの重要な一部となっているタスクに使用されます。 ユーザーは、2番目のウィンドウから日付を選択するかわりに、InlineDatePickerをページ・コンテンツにインラインに表示できます。 InlineDatePicker内で日付を直接選択すると、現在フォーカスがあるDateFieldが、選択した日付で更新されます。

    InlineDatePickerでの選択に応じて特定のDateFieldが更新されるように指定するには、dateFieldのpickerId属性を、関連付けるinlineDatePickerコンポーネントのIDに設定する必要があります。

    inlineDatePickerコンポーネントでは、ユーザーが月を切り替えると、部分ページ・レンダリングを使用してそのコンテンツを更新します。 部分ページ・レンダリングがサポートされていない環境では、inlineDatePickerコンポーネントはレンダリングされません。 かわりに、dateFieldによって2番目のウィンドウの日付選択にアクセスして、日付を簡単に選択できます。


    <dateField name="date2" pickerId="idp1"/>
    <inlineDatePicker id="idp1"/>

    属性

    説明
    maxValue 日付値に使用できる最大値。 ISO 8601の日付として値を正常に解析できる場合、inlineDatePickerでは、指定した最大値に基づいて、使用可能な日付が制限されます。 ISO 8601では、日付の書式はyyyy-MM-dd(たとえば、2002-02-15)です。
    ui:calendarDateString
    minValue 日付値に使用できる最小値。 ISO 8601の日付として値を正常に解析できる場合、inlineDatePickerでは、指定した最小値に基づいて、使用可能な日付が制限されます。 ISO 8601では、日付の書式はyyyy-MM-dd(たとえば、2002-02-15)です。
    ui:calendarDateString
    value inlineDatePickerの日付値。 ISO 8601の日付として値を正常に解析できる場合、inlineDatePickerでは、指定日を含む月が表示されます。 ISO 8601では、日付の書式はyyyy-MM-dd(たとえば、2002-02-15)です。
    ui:calendarDateString