表およびセルの書式設定

JDeveloperの設計ツールを使用して、HTML表、行、列およびセルのプロパティを設定します。表要素プロパティの設定は、プロパティ・インスペクタ、「表の編集」ダイアログまたはビジュアル・エディタ・ツールバーを使用して実行できます。書式設定する表セルを1つ以上選択する方法の詳細は、「HTML表要素の選択」を参照してください。

書式設定時の優先順位

設計ツールを使用して表の書式設定を行う際には、表全体に適用されるプロパティと、表で選択したセル、行または列のみに適用されるプロパティを定義できます。背景色や位置などのプロパティに、表全体と個々の表セルとで異なる値を設定する場合、書式設定情報には次の優先順位が適用されます。

  1. 表のセル(<td>タグ)
  2. 表の行(<tr>タグ)
  3. 表(<table>タグ)

したがって、個々のセルに緑の背景色を指定した後、表全体の背景色を赤に設定しても、<td>タグは<table>タグより優先順位が高いため、緑のセルは赤に変わりません。

プロパティ・インスペクタを使用して表とセルのプロパティを設定するには、次のようにします。

  1. ビジュアル・エディタで表、行またはセルを選択するか、構造ウィンドウで対応する<table><tr>または<td>を選択します。選択した要素のプロパティ値がプロパティ・インスペクタに表示されます。プロパティ・インスペクタが表示されていない場合は、「表示」->「プロパティ・インスペクタ」を選択するか、[Ctrl]+[Shift]+[I]というショートカットを使用します。
  2. 設定するプロパティが表示されるまでスクロールし、マウスまたは矢印キーでそれを選択します。プロパティ・インスペクタの下部にプロパティの簡単な説明が表示されます。

    ヒント: 長いリストの中からプロパティを素早く見つけるには、プロパティ・インスペクタ・ツールバーの検索ボタンをクリックします。「検索」テキスト・フィールドにプロパティ名を入力し、[Enter]を押します。

  3. 右側の列に、次のいずれかの方法でプロパティ値を入力します。

「表の編集」ダイアログを使用して表とセルのプロパティを設定するには、次のようにします。

  1. ビジュアル・エディタで表、行またはセルを選択するか、構造ウィンドウで対応する<table><tr>または<td>を選択します。
  2. 選択した表を右クリックし、「タグの編集」を選択します。
  3. プロパティ・エディタでサイズとレイアウトの属性を設定し、「OK」をクリックします。

ビジュアル・エディタ・ツールバーを使用して表とセルのプロパティを設定するには、次のようにします。

  1. ビジュアル・エディタで表、行またはセルを選択するか、構造ウィンドウで対応する<table><tr>または<td>を選択します。
  2. ツールバーを使用して、次のように表要素プロパティを設定します。
ツールバー・ボタン
表プロパティ
background color toolbar button 「背景色」では、選択した色が表、行またはセルに適用されます。
alignment toolbar buttons 「左揃え」「中央揃え」および「右揃え」では、選択した表にそれぞれの位置が適用されます。
indent outdent toolbar buttons 「インデント」および「インデント解除」では、<blockquote>タグを適用するか削除することにより、選択した表がインデントされるか、インデントが解除されます。

表、行、列またはセル内のテキスト・プロパティを設定するには、ツールバーを使用します。詳細は、「テキスト・プロパティの設定」を参照してください。


HTML表の作成および削除
HTML表要素の選択
表セルのコンテンツの追加および削除
表、行または列のサイズ変更
行および列の追加と削除
表セルのマージおよび分割
行および列の並べ替え
行および列の範囲の拡大と縮小

JSPページおよびHTMLページと設計ツールの操作

 

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