ビジネス・コンポーネント・データ・タグについて

JDeveloperには、ビジネス・コンポーネント・データ・タグと呼ばれるJSP準拠のカスタム・タグのセットが用意されています。 ビジネス・コンポーネント・データ・タグ・ライブラリのJSPタグを使用すると、Oracle ADF Business Componentsテクノロジに基づいて、ビジネス・サービスとの対話が簡易化されます。 Oracle ADF Business Componentsを使用してJSP Webアプリケーションを構築するタグベースのアプローチは、大規模なJavaプログラミングを必要とせず、HTMLページのコーディングによく似ています。タグを使用することにより、ビジネス・コンポーネントに完全にアクセスでき、表示、編集、ナビゲートおよびDML制御が可能になります。

注意: 以前のリリースではBC4Jデータ・タグ・ライブラリと呼ばれていたビジネス・コンポーネント・データ・タグ・ライブラリは、JDeveloper 10gのOracle Application Development Framework(Oracle ADF)が登場する前にオラクル社で作成されました。 ビジネス・コンポーネント・データ・タグに基づいて作成するデータ・バインドされたJSPページは、Oracle ADFモデル・レイヤーには依存せず、ページのデータソースとしてビジネス・サービスにアクセスします。 一方、データ・タグは、Oracle ADF Business Componentsプロジェクトのアプリケーション・モジュールおよびビュー・オブジェクトに直接アクセスする開発者に対するソリューションとして、現在もJDeveloperコンポーネント・パレットから使用できます。 ビジネス・コンポーネント・データ・タグのかわりに、Webアプリケーション開発者は、Oracle ADF開発アプローチを大幅に簡素化するビジュアル・エディタやその他のJDeveloper設計時ツールを使用してデータ・バインドされたJSPページを設計することを希望する場合もあります。 Oracle ADFフレームワークに基づいてWebアプリケーションを作成する方法については、JDeveloperヘルプ・システムの「Oracle Application Development Frameworkの使用」を参照してください。

ビジネス・コンポーネント・データ・タグの完全なリストは、ヘルプで利用可能なタグ一覧表を参照してください。 タグ一覧表は、各ビジネス・コンポーネント・データ・タグのリファレンス情報にリンクされています。

JDeveloper IDEでは、ヘルプ・ナビゲータのタグ一覧表の他にも様々な方法で各タグのリファレンス情報を表示できます。 次の方法で特定のタグのヘルプ・トピックを表示できます。

現在、ヘルプでは、次の機能別カテゴリのビジネス・コンポーネント・データ・タグの使用方法を説明しています。

さらに、次のトピックで、ビジネス・コンポーネント・データ・タグを使用して実行できるビジネス・コンポーネントの操作について説明しています。

コンポーネント・パレットを使用してデータ・タグ・ライブラリからタグを挿入する場合は、パレット・ページからタグを削除しないでください。 パレット・ページでタグを削除し、後でポップアップ・メニューから「コンポーネントの追加」を使用してタグを追加して元に戻した場合、必要なタグ・エディタにタグが表示されないことがあります。 たとえば、特定のエディタに表示される<jbo:ApplicationModule>タグや<jbo:DataSource>タグで発生する可能性があります。これらのタグは削除しないでください。


JSPタグについて
JSPページおよびビジネス・コンポーネントについて
JSPページでのビジネス・コンポーネントのアクセスについて

JSPページおよびビジネス・コンポーネント・バインディングの使用
JSPページおよびビジネス・コンポーネント・データ・タグの使用

リファレンス: ビジネス・コンポーネント・データ・タグ・ライブラリ

 

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