JButtonコントロールは、LOVコントロール・バインディングをサポートする他のSwingコントロールと異なり、JClientのLOVコントロール・バインディングを指定するとLOVダイアログを表示する特別なコントロールです。ユーザーに示されるダイアログには、LOVバインディングで指定した属性が表示されます。
注意: JClientアプリケーションをJDeveloper 9.0.4以前のバージョンからOracle JDeveloper 10gに移行する場合、ソースとターゲットに同じビュー・オブジェクトを使用したアプリケーションにLOVバインディングを作成すると、ランタイム例外が発生することがあります。 この動作は、以前のバージョンのナビゲーション・モードでサポートされていました。 JDeveloper 10gを開始すると、ナビゲーション・モードはデータ・コレクションとしてドロップされた場合のリスト、ComboBox、ラジオ・ボタン・グループ、およびスピナーでのみサポートされています。
LOVダイアログは、次のようなカスタム機能をサポートしています。
JULovPanelInterface
のサブクラス化が可能
JButtonコントロールへのLOVバインディングに対して検索モードの操作が使用可能な場合、ユーザーは、LOVダイアログのナビゲーション・バーで「検索」ボタンをクリックするとLOVダイアログを検索モードに設定できます。検索モードでLOVダイアログを使用すると、ユーザーはバインドされたビュー・オブジェクトの行に対して問合せを実行するためのビュー基準を入力できます。LOVバインディングにより問合せが実行され、指定したビュー基準に一致する行のみが表示されます。
ユーザーがLOVダイアログを使用して検索モードの問合せを実行する手順は、次のとおりです。
ビジネス・コンポーネントでのビュー基準の使用方法の詳細は、JavaDocで次のクラスを参照してください。
oracle.jbo.ViewCriteria
JClientコントロールの検索モードについて
ADF JClient LOVコントロール・バインディングの使用
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