順序番号の事前割当て
データベース挿入の速度を早めるには、オブジェクトの作成ごとに新しく割り当てられた順序番号を取得するSELECT文を実行するかわりに、(割当てサイズを設定することにより)一連の順序番号を取得します。
TopLinkで使用されるデフォルト事前割当てサイズは、順序表の使用時は50で、ネイティブ順序付けの使用時は1です。
- Sybase、SQL ServerまたはInformixデータベースのネイティブ順序付けの使用時は、事前割当ては設定できず、常時、1になります。
- ネイティブ順序付けを使用する場合は、TopLinkマッピング・エディタで明示的に事前割当てサイズを設定する必要があります。
- Oracleデータベースのネイティブ順序付けの使用時は、Oracle順序オブジェクトで(CACHEオプションではなく)INCREMENTが設定されている場合のみ、事前割当てを使用できます。この増分単位は、TopLinkマッピング・エディタで指定されている事前割当てサイズと一致する必要があります。増分単位が正しく設定されていないと、無効な負の値の順序番号が生成される可能性があります。CACHEオプションはデータベース・サーバーで事前割当てされる順序の数を指定し、INCREMENTはデータベース・クライアントに事前割当てできる数を指定します。
ヒント: パフォーマンスと並行性の利点のため、順序の事前割当ての使用をお薦めします。
関連項目
TopLinkディスクリプタについて
ディスクリプタの使用
ディスクリプタ情報の設定
Entity Beanによる順序番号の使用
ネイティブ順序付けの使用
順序付けの使用
データベースにおける順序表の作成
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