listOfValuesコンポーネントは、一般的な説明を含むヘッダー、検索条件ブロックおよび結果表を表示するレイアウトを定義します。listOfValuesコンポーネントは、適切な値を検索して選択するために使用される値リスト(LOV)のダイアログ・ウィンドウのコンテンツを移入するために使用します。listOfValuesコンポーネントは、lovInputコンポーネントとともに使用するように設計されています。
listOfValuesコンポーネントで表示可能なコンテンツは、proxiedおよびformsubmittedが指定された表に限定する必要があります。この表は、有効値のデータセット全体に現行の検索条件をフィルタとして使用することによって決定される有効な値がすべて表示されます。この表にデータを移入する必要があります。listOfValuesコンポーネントは、表をそのまま表示するだけです。詳細な情報の追跡が必要な場合、開発者は表コンポーネントとともに1つ以上のformValue要素(非表示フィールド)をflowLayoutで指定できます。
LOVウィンドウが開くと、ユーザーが最初に入力したテキストに基づいて予想された完成表が表示されます。ユーザーは次の処理を選択できます。
次のUIX XMLコードSnippetはlistOfValuesコンポーネントを示します。
...
<listOfValues title="Available peak values"
id="lovHandler"
searchText="${uix.data.fieldData}">
<headerInstructions>
<styledText text="Choose a peak"
styleClass="OraInstructionText"/>
</headerInstructions>
<searchInstructions>
<styledText text="You can also change or refine your search.
Try searching on peaks using a search text of 'A',
'K', or 'M'. Try searching locations using an 'N'."
styleClass="OraInstructionText"/>
</searchInstructions>
<filterChoice>
<choice name="categoryChoice">
<!-- fill in the choices from the column headers -->
</choice>
</filterChoice>
<contents>
<!-- Here's the table definition -->
<!-- This must be a form submitted proxied table -->
<table id="lovTbl"
formSubmitted="true"
proxied="true" ... >
<!-- Populate with some data -->
</table>
</contents>
</listOfValues>
...
listOfValuesの索引付けされた子はtableコンポーネントのみであり、これはユーザーのsearchTextを使用したベース・データのフィルタリングから戻された一致の表示に使用されます。
通常、listOfValuesのコンテンツ要素はtableコンポーネントを取りますが、任意のノードを取るため、次のようなコンテンツを設定することにより、表(または検索の選択項目)で得られる送信に追加データを追加できます。
...
<contents>
<flowLayout>
<contents>
<table>
...
</table>
<formValue name="extraParam" value="${uix.current.secretParam}"/>
</contents>
</flowLayout>
</contents>
...
listOfValuesに設定できる属性は次のとおりです。
title
: ページの最上位レベルのヘッダーを指定します。これは、変換されたテキスト「検索および選択:」の後に表示されます。
searchText
: 検索される文字列を指定します。これは、lovInput要素のテキスト・フィールドの同じデータとバインドされます。この値に基づいて結果表に入力する必要があります。この値はtextInputフィールドに表示されます。エンド・ユーザーが「移動」ボタンをクリックすると、lovFilterイベントが生成され、searchTextパラメータは新規のsearchTextを取得します。
destination
: フォームの送信先のURLを指定します。
searchAreaMode
: 検索領域を表示する方法を指定します。サポートされる値は、次のとおりです。
listOfValuesでサポートされる名前付きの子は次のとおりです。
headerInstructions
: styledText要素と一緒に使用して、LOVウィンドウの最上位レベルのヘッダーの下に表示するページの説明を指定します。styledText要素はOraInstructionTextのクラスを持ちます。
searchInstructions
: styledText要素と一緒に使用して、ユーザーが検索条件を絞り込めるようにする方法の詳細な説明を指定します。テキストはLOVウィンドウの検索ブロックに表示されます。styledText要素はOraInstructionTextのクラスを持ちます。
filterChoice
: ユーザーが検索条件を絞り込むために使用できる検索カテゴリのドロップダウン・リストを表示するためにchoice要素で使用します。choiceには、検索が実行可能なtableコンポーネントの列ヘッダーがリスト表示されます。ユーザーが1つのカテゴリを選択し、検索フィールドに文字列を入力してから「移動」ボタンをクリックすると、lovFilterイベントが生成されます。同じハンドラを使用して表の結果を更新できます。
advancedChoices
: textInputフィールド、choice要素またはその両方のレイアウトを表示し、ユーザーは複数列の検索を実行できます。このレイアウトはsearchAreaMode属性がadvancedに設定されている場合のみ表示されます。ダイアログのレイアウトはlabeledFieldLayoutで最適に動作するように設計されます。
場合によっては、選択値をテキスト入力フィールドに送信する以外の操作の実行が必要な場合があります。このような場合は、lovOpenWindowActionクライアント・アクションを使用します。詳細は、「lovOpenWindowActionクライアント・アクションについて」を参照してください。
lovInput、listOfValuesおよびlovOpenWindowActionを使用したLOVの作成は、「ADF UIX開発者ガイド」を参照してください。
listOfValuesの挿入
レイアウト・コンポーネントの使用
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