Enterprise JavaBeansをビジネス・サービス・テクノロジとして使用する場合、データ・モデル・コンポーネントは、モデル・レイヤーにOracle ADFデータ・コントロールとして公開されます。
データ・コントロールは、データ・コントロール・パレットに公開されます。
このノードはデータ・コントロール(この例ではセッションFacade)を表します。ステートレスSession Beanをナビゲータからデータ・コントロール・パレットにドラッグ・アンド・ドロップすると、データ・コントロールを作成するか、その内容をリフレッシュできます。
これらのノードはコレクションを表します。
これらのノードは、個別の属性を表します。
これらのノードは、標準のコレクション操作を表します。セッションFacadeには、トランザクション・レベルの操作を表す同様のノードがあります。コレクションで使用可能な操作には、「Previous Set」と「Next Set」があります。これらの操作では、レンジ・サイズに基づいてデータをスクロールします。
これらのノードでは、行セットの現在の行を、特定の表示行として設定できます。
カスタム・サービス・メソッドが、データ・コントロール・パレットに表示されます。
Session Beanからデータ・コントロールを作成する場合、生成されるファイルは4つあります。2つのJavaファイルと2つのXMLファイルです。データ・コントロール・フレームワークは、プロパティ・インスペクタにおけるアクセッサの型の解決などを容易にするためのXMLファイルを自動的に作成します。
SessionEJB.xml
: DataControlフレームワークで使用されるすべてのJavaBeans(java.lang.String
などのビルトイン・クラスを除く)は、生成されたXMLファイルで表されます。create()
メソッドは、SessionEJBDataControlによって公開され、SessionEJBインスタンスを返します。これは、Java型を表すXMLファイルです。SessionEJBDataControl.java
: この生成されたJavaクラスは、ステートレスSession Beanのリモート(リモート・インタフェースが公開されていない場合はローカル)のメソッドを公開するためのJavaBeanラッパーを提供し、メソッドの要求を、作成されたSession Beanインスタンスに委譲します。
SessionEJBDataControl.xml
: これは、プロパティ・インスペクタを使用して編集できるXML文書です。通常、Session Beanのコンポーネント・インタフェースを介して公開されるコレクション・メソッドやリスト・メソッドに、メンバー・タイプ情報を割り当てます。
SessionEJBDataControlBeanInfo.java
: SessionEJBDataControl.javaのBeanInfoクラス。コンポーネント以外のインタフェース・メソッドをフィルタリングする際に役立ちます。
EJBコンポーネント用のOracle ADFデータ・コントロールの作成
コレクションを返すアクセッサ用のBean定義の指定
Copyright © 1997, 2004, Oracle. All rights reserved.