印刷マネージャは、JDeveloperから印刷するデータ・オブジェクトのレンダリングを管理します。 印刷マネージャは、Factoryデザイン・パターンを実装するPrintManager
クラスのシングルトン・インスタンスにより表されます。 印刷マネージャは、staticメソッドgetPrintManager
により取得されます。
印刷マネージャは、2種類のファクトリに対するレジストリです。
Pageable
のインスタンス)を生成します。 これらのファクトリは、PageableFactory
インタフェースを実装しています。
View
クラスを1つ以上のページング可能オブジェクトにレンダリングします。たとえば、エディタのドキュメント印刷ファクトリは、そのコンテンツ用のページング可能オブジェクトを1つ作成しますが、エクスプローラのドキュメント印刷ファクトリでは、登録されたページング可能ファクトリのある各選択ノードに対して、ページング可能オブジェクトを作成します。 これらのファクトリは、DocumentPrintFactory
ベース・クラスを実装しています。
印刷は、ユーザー・インタフェースから「印刷」を選択すると開始されます。印刷要求の処理は次のように進められます。
create
メソッドに渡されます。
PrintManager
createPageableForObject
をコールします。 オブジェクトごとに、オブジェクトのタイプに関連付けられたPageableFactory
のcreate
メソッドがコールされます。結果はページング可能オブジェクトの集合になります。
print
メソッドをコールし、収集されたページング可能オブジェクトを編成してPrintManager
メソッドの1つ、printPageable
またはprintPageables
に渡します。
カスタムのデータ型を実装するアドインでは、PageableFactory
実装を提供し、PrintManager
registerPageableFactory
メソッドをコールすることでこの実装を登録できます。事前定義されたJDeveloperノード・タイプの下位のカスタム・ノードには、ページング可能ファクトリを指定する必要はありません。ページング可能ファクトリは、サブクラスもレンダリングします。
カスタムのビューを実装するアドインでは、DocumentPrintFactory
の拡張機能を提供し、PrintManager
registerDocumentPrintFactory
メソッドをコールすることでこの実装を登録する必要があります。
oracle.ide.Ide
oracle.ide.print.PrintManager
oracle.ide.print.PageableFactory
oracle.ide.print.DocumentPrintFactory
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