「チェックアウト・ファイルとコミットされていないファイル」ウィンドウ

このウィンドウには、Oracle SCMまたはClearCaseからチェックアウトされているファイル、またはCVSでコミットされていないファイルが表示されます。

このウィンドウから、ツールバーのボタンを使用してファイルをチェックイン(Oracle SCMまたはClearCase)またはコミット(CVS)できます。 ボタンをクリックすると、操作が直後に開始されるか、またはダイアログ・ボックスが表示されて操作の進行前にオプションを選択できます。 どちらの方法を使用するかは、各ソース・コントロール・システムの設定パネルで設定を指定することで選択できます。

ソース・コントロール・システムがOracle SCMまたはClearCaseの場合は、初めてファイルをチェックアウトすると「コミットされていないファイル」ウィンドウが開きます。 2度目以降にこのウィンドウを開くには、「バージョニング」->「チェックアウト・ファイルの表示」を選択します。

ソース・コントロール・システムがCVSの場合、このウィンドウを開くには「バージョニング」->「コミットされていないファイルの表示」を選択します。

「コメント」領域
このテキスト領域には、ファイルのチェックイン時またはコミット時に関連付けるコメントを入力できます。 この領域の表示と非表示は、「コメントの設定」ボタンを使用して切り替えることができます。 この領域が非表示の場合は、ファイルがチェックインまたはコミットされる前に必ずダイアログ・ボックスが表示されるように、設定を指定できます。
このウィンドウの列には次の情報が表示されます。
名前 現在チェックアウトされているファイルまたはコミットされていないファイルの名前。
場所 「名前」列のファイルの場所。
ステータス 「名前」列のファイルのソース・コントロールのステータス。
列ヘッダーをクリックすると、情報をソートできます。
ボタン
toggle comments コメント(コメントの設定) 「コメント」領域の表示と非表示を切り替えます。 コメントが表示されている場合、「チェックイン」ボタンまたは「コミット」ボタンをクリックすると、各ソース・コントロール・システムの設定パネルで指定した設定に応じて、即時に(中間のダイアログ・ボックスを開かずに)チェックインまたはコミットを開始できます。
  オプション 選択して設定できるオプションのリストが表示されます。
CVSの場合: 未変更のコミットを強制 選択すると、既存の内容と同一の場合でもファイルがCVSリポジトリにコミットされます。
Oracle SCMまたはClearCaseの場合: 変更がなくてもチェックイン 選択すると、ソース・コントロール下にある既存の内容と同一の場合にも、ファイルがチェックインされます。
Oracle SCMまたはClearCaseの場合: チェックアウトのコメントを使用 選択すると、チェックアウトに使用したのと同じコメントがチェックインにも使用されます。
check in チェックイン Oracle SCMまたはClearCaseの場合: チェックアウトされている選択した項目をチェックインします。
  すべてチェックイン Oracle SCMまたはClearCaseの場合: チェックアウトされている項目をすべてチェックインします。
  チェックアウトを元に戻す Oracle SCMまたはClearCaseの場合: 選択した項目のチェックアウトを元に戻します。
commit コミット CVSの場合: コミットされていない選択した項目をCVSリポジトリにコミットします。
  すべてコミット CVSの場合: ウィンドウで選択していなくても、コミットされていない項目をすべてCVSリポジトリにコミットします。
  編集解除 CVSの場合: 現在の編集で行われた変更を無効にします。エディタが終了すると、ローカル・ファイルの変更は失われます。
compare with previous version 前のバージョンと比較 選択したファイルのバージョンまたはチェックアウトを前のバージョンと比較します。


ポップアップ・メニュー: ウィンドウの次の部分でマウスを右クリックすると、ポップアップ・メニューを利用できます。
「コメント」領域 次のコマンドが表示されます。 「切取り」(クリップボードへ)、「コピー」(クリップボードへ)、「貼付け」(クリップボードから)、「コメント」(「コメントの設定」)。
列ヘッダー 列ヘッダーがリスト表示されます。 現在表示されている列ヘッダーはチェック・マークで示されます。 リスト内でチェック・マークが付いているヘッダー名をクリックすると、そのヘッダーがビューから削除されます。 リスト内でチェック・マークが付いていないヘッダー名をクリックすると、そのヘッダーがビューに表示されます。
リストされたファイル 次のコマンドが表示されます。 「チェックイン」と「チェックアウトを元に戻す」(Oracle SCMまたはClearCaseの場合)、「コミット」、「すべてコミット」および「編集解除」(CVSの場合)、「旧バージョンと比較」、「コメント」(「コメントの設定」)、「ファイル・リストをコピー」(クリップボードへ)、「ナビゲータ内で選択」。


ステータス・バー: ウィンドウに表示されているファイル数を示します。 ステータス・バーを表示するかどうかは、各ソース・コントロール・システムの設定パネルで設定を指定することで選択できます。

 

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