継承階層のルート・クラス、ブランチ・クラスおよびリーフ・クラスの理解
TopLinkでは継承階層で3種類のクラスを使用できます。
- ルート・クラスは、サブクラス階層内のすべてのインスタンス化可能クラスの情報を格納します。デフォルトで、ルート・クラスで実行された問合せはルート・クラスのインスタンスおよびそのインスタンス化可能サブクラスを返します。ただし、ルート・クラスを設定して、ルート・クラスの問合せにおいてサブクラスのインスタンスなしでルート・クラスのインスタンスのみを返すこともできます。たとえば、「1つの表を使用する継承のサポート」の例4-19のVehicleクラスがルート・クラスです。
- ブランチ・クラスは永続スーパークラスを持ち、サブクラスも持ちます。デフォルトで、ブランチ・クラスで実行された問合せはブランチ・クラスのインスタンスおよびそのサブクラスを返します。ただし、ルート・クラスと同様に、ブランチ・クラスを設定して、ブランチ・クラスの問合せにおいてサブクラスのインスタンスなしでブランチ・クラスのインスタンスのみを返すこともできます。たとえば、「1つの表を使用する継承のサポート」の例4-19のFueledVehicleクラスがブランチ・クラスです。
- リーフ・クラスは階層内で永続スーパークラスを持ちますが、サブクラスは持ちません。リーフ・クラスで実行された問合せはリーフ・クラスのインスタンスのみを返します。たとえば、「1つの表を使用する継承のサポート」の例4-19のCarクラスがリーフ・クラスです。
関連項目
TopLinkディスクリプタについて
ディスクリプタの使用
継承の使用
ディスクリプタ・プロパティの使用
アドバンスト・プロパティの使用
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サブクラスの検索
クラス・インジケータ・フィールドの提供
継承階層での主キーの指定
サブクラスの継承属性のマッピング
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