JPDAのリスニング

このダイアログでは、Sun社のJPDA(Java Platform Debugger Architecture)デバッグ・プロトコルを使用してデバッグ対象プロセス(デバッグするプログラム)をデバッガにアタッチできるように、指定されたポートでデバッガによるJPDAのリスニングを開始します。

JPDAのリスニングは、Oracle9iリリース2(9.2)のデータベースでPL/SQLをデバッグする場合にも使用されるプロトコルです。Oracle8iリリース8.1.7またはOracle9iリリース1(9.0.1)のデータベースに存在するコードのデバッグでは、デバッガによって、異なるAPI(プローブ)が使用され、デバッガ・ウィンドウには詳細な情報が表示されません。

注意: デバッグ対象プロセスにアタッチする前に、デバッガ・リスニングを開始する必要があります。デバッグ対象プロセスの開始時に、次のようなコマンドを実行します。

java -classic -Xdebug -Xnoagent -Djava.compiler=NONE -Xrunjdwp:transport=dt_socket,address=4000,server=n ...

ポート
デバッガでリスニングするポート番号を入力します。ここで指定するポート番号は、コマンドライン引数で指定し、デバッグ対象プロセスの開始時に使用するポート番号と同じにする必要があります。たとえば、前述のコマンドでは、ポート番号は4000です。
パラメータを保存
次にデバッガによるJPDAのリスニングを開始する際、このダイアログへの入力を省略するには、このチェック・ボックスをチェックします。 これにより、ツールバーで「デバッグ」Debug)をクリックすると、デバッガによりJPDAのリスニングが自動的に開始されます。
注意: この設定は、「ツール」->「プロジェクト・プロパティ」->「デバッガ」->「リモート」ページから「パラメータを保存しない」をクリックして解除できます。

JPDA接続および起動の詳細は、java.sun.com/j2se/1.4/docs/guide/jpda/conninv.htmlを参照してください。


関連項目

プロジェクトをデバッグ用に設定
Javaプログラムのリモート・デバッグについて
PL/SQLプログラムのリモート・デバッグ

 

Copyright © 1997, 2004, Oracle. All rights reserved.