JDeveloperとWebサービスについて

Webサービスは、オープン・スタンダードを使用してインターネット上でビジネス機能を公開するためのメッセージ・プロトコルとプログラミング規格のセットで構成されます。Webサービスは、プログラムによってインターネット上でアクセスされ、レスポンスを返す、再利用可能な独立したソフトウェア・コンポーネントです。

JDeveloperは、既存のWebサービスを検出して使用したり、新規のWebサービスを開発してデプロイするための高性能のツールを提供しています。JDeveloperでは、最新のJ2EE Webサービス標準に基づいたWebサービス、およびOracle SOAP Serverへのデプロイメントに対応するWebサービスの開発とデプロイがサポートされます。JDeveloperは、Microsoft社の.NETアーキテクチャに合せて開発されたWebサービスと相互運用でき、それらのWebサービスのスタブまたはプロキシを生成できます。

JDeveloperを使用したWebサービス

既存のWebサービスをアプリケーションで使用するためのスタブまたはプロキシが簡単に作成できます。 詳細は、「アプリケーションでのWebサービスの使用」を参照してください。

Webサービスの検出

JDeveloperに組み込まれているUDDIブラウザと、事前定義されているパブリックUDDIレジストリへの3種類の接続により、Webサービス検索の迅速化を図ることができます。また、社内のUDDIレジストリなど、その他のUDDIレジストリへの接続も定義できます。 詳細は、「UDDIレジストリでのWebサービスの検索」を参照してください。

Webサービスの作成とデプロイ

JDeveloperは、Webサービスの迅速な開発および次の形式でのデプロイを実現する強力なツールを提供します。

Javaクラス、EJB、およびEJBとしてラップされたADFビジネス・コンポーネント・モジュールに基づくWebサービスを、プログラム・ユニットが含まれるPL/SQLパッケージから作成できます。 詳細は、「Webサービスの作成方法」を参照してください。

さらに、JDeveloperの高機能UMLモデリング・ツールを使用して、Webサービスをクラス図上でモデリングしたり、モデリングされたJavaクラスに基づいてWebサービスを作成できます。 詳細は、「Webサービスのモデリング」を参照してください。

JDeveloperでサポートされるJavaタイプと、そのマップ先となるXMLタイプの詳細は、「JavaクラスとWebサービス」を参照してください。 ここでは、自動サポートの対象とならないオブジェクト型向けのカスタム・シリアライザの作成方法も説明しています。

Webサービスのデプロイの詳細は、「Webサービスのデプロイ」を参照してください。

Webサービスの詳細は、Oracle Technology Network Japan(OTN-J)WebサイトのWeb Services Center(http://otn.oracle.co.jp/tech/webservices/index.html)を参照してください。

WebサービスとOracle ADF

Webサービスの別の使用方法として、Oracle Application Development Framework(Oracle ADF)を使用して開発したアプリケーションで、1つ以上のWebサービスをビジネス・サービス・プロバイダとして使用する方法があります。 詳細は、次のトピックを参照してください。

 

 

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