AddTableRowBeanを使用すると、ユーザーはボタンをクリックして1行以上のデータを追加できます。 AddTableRowBeanを使用するには、TableBeanのfooterの子として設定します。
クライアントがAddTableRowBeanに対して行えるカスタマイズは2種類あります。 まず、ボタンのテキストをカスタマイズできます。 デフォルトでは、ボタンに「1行追加」と表示されます。 ただし、AddTableRowBeanのrowsプロパティを1より大きい値に設定した場合、ボタンには「X行追加」(Xは行数)と表示されます。 必要に応じて、クライアントはtextプロパティを任意のテキストに設定することにより、ボタンのテキストを変更できます。
もう1つのカスタマイズは、クリックしたときのボタンのリンク先です。 デフォルトでは、リンク先は、フォーム送信またはURL引数のいずれかが使用されます。これは、親表でどちらをオンにするかによって決まります。 フォーム送信を使用する場合は、eventフォームの値をaddRowsに、sourceフォームの値を表名に、sizeフォームの値を追加する行数にそれぞれ設定した表のフォームが、AddTableRowBeanにより送信されます。URL引数を使用する場合は、同じ3つのキーおよび値がパラメータとして送信されます。 詳細は、TableBeanのドキュメントを参照してください。
標準のリンク先が適切でない場合、クライアントはAddTableRowBeanのdestinationプロパティを任意の値に設定することにより、リンク先をオーバーライドできます。