ADFアプリケーションのビジネス・コンポーネント構成の指定

データ・バインドされたWebページまたはJClientフォームを介してOracle ADF Business Componentsにアクセスする場合、ビジネス・コンポーネント・プロジェクトには、そのクライアント・アプリケーション用のランタイム・アプリケーション・モジュール接続を指定する構成が必要です。

JDeveloper内でADFアプリケーションを実行する場合、ビジネス・コンポーネント・クライアントは、デフォルトのローカル構成を使用します。

後から、次の目的で、ADFクライアント・プロジェクトのアプリケーション・モジュール構成を編集できます。

構成を作成するには、次のようにします。

  1. アプリケーション・ナビゲータで、ビジネス・コンポーネント・モデル・プロジェクトに対応する「アプリケーション・ソース」フォルダ内のモデル・パッケージを開きます。アプリケーション・モジュール・ノードを右クリックし、「構成」を選択して、「Configuration Manager」ダイアログを表示します。

  2. 「新規」をクリックします。

  3. 「アプリケーション・モジュール」タブのF1ヘルプの説明に従って、中間層サーバー・タイプおよび定義済のJDBC URL接続を選択するか、JDBCデータソースを指定します。

構成ファイルを編集するには、次のようにします。

  1. アプリケーション・ナビゲータで、ビジネス・コンポーネント・モデル・プロジェクトに対応する「アプリケーション・ソース」フォルダ内のモデル・パッケージを開きます。アプリケーション・モジュール・ノードを右クリックし、「構成」を選択して、「Configuration Manager」ダイアログを表示します。

  2. 「Configuration Manager」ダイアログで構成を編集するには、編集する構成をリストから選択し、「編集」をクリックします。

  3. 「アプリケーション・モジュール」タブのF1ヘルプの説明に従って、中間層サーバー・タイプおよび定義済のJDBC URL接続を選択するか、JDBCデータソースを指定します。

  4. 「構成の編集」ダイアログで異なる「中間層サーバー・タイプ」オプションを選択して、構成ファイルで指定されたデプロイ先プラットフォームを変更した場合は、ビジネス・コンポーネント・プロジェクトを更新して、新規プラットフォーム用のライブラリを追加する必要があります。

    1. ビジネス・コンポーネント・プロジェクトの配布アーカイブを作成します。
    2. アプリケーション・ナビゲータで、配布アーカイブ・フォルダを開きます。
    3. ライブラリを更新するには、CommonアーカイブおよびMiddleTierアーカイブ上の「<projectname>.jarに配布」を選択します。
  5. ビジネス・コンポーネント・プロジェクトをコンパイルします。

注意: 構成にアクセスするときは、アプリケーション・モジュール用のADFデータ・コントロールを使用しますが、構成情報はbc4j.xcfgファイルに記録されます。このファイルはアプリケーション・ナビゲータでは表示されませんが、システム・ナビゲータでは表示されます。

クライアント・プロジェクトで新しい構成を参照する場合、DataBindings.cpxファイルを編集する必要があります。

ADFクライアント・アプリケーションでビジネス・コンポーネント構成を参照するには、次のようにします。

  1. クライアント・プロジェクト・フォルダで、「DataBindings.cpx」ノードを検索します。アプリケーション・ナビゲータでは、「アプリケーション・ソース」フォルダにノードが表示されます。

  2. 「DataBindings.cpx」ノードを選択し、構造ウィンドウを表示します。

  3. 構造ウィンドウで、「データ・コントロール」ノードを開き、「AppModuleDataControl」ノードを選択します。

  4. プロパティ・インスペクタを開き、「構成」フィールドに表示されるドロップダウン・リストから希望の構成を選択します。


ADFアプリケーションのビジネス・コンポーネント構成プロパティについて

 

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