XML文書を解析します。
構文1: StringオブジェクトまたはReaderオブジェクトを使用してXML文書を指定
構文2: ボディ・コンテンツを使用してXML文書を指定
scopeは{page|request|session|application}です。
JSP。JSPコンテナがボディ・コンテンツを処理した後、アクションがボディ・コンテンツを切り捨ててさらに処理します。
<x:parse>
アクションはXML文書を解析し、var属性またはvarDom属性で指定したスコープ変数に結果のオブジェクトを保存します。DTDやスキーマに対する検証は行いません。
XML文書は、xml属性で、またはアクションのボディ・コンテンツを使用してインラインに指定できます。
varとvarDom
varを使用する場合、結果のオブジェクトのタイプはこの仕様では定義されていません。したがって、XMLタグセットの効果的な実装に最も適したものを使用できます。varDomではDOM文書が公開されるため、カスタム・アクションとの連携が可能になります。varとvarDomによって公開されるオブジェクトは、どちらもXPath式のコンテキストの設定に使用できます。
XMLタグセットの実装がDOMに似た構造をベースとしている場合、大規模なXML文書を処理する際にはパフォーマンスが大きな影響を受けます。影響を緩和するため、filter属性を使用して、入力データを解析してDOMに似た構造に入れる前にフィルタリングを行うことができます。
たとえば、入力として受信する元のXML文書の10%にすぎないヨーロッパの顧客のみを処理する場合、解析前にヨーロッパ以外の顧客をXML文書から削除すれば、作成されるDOM構造のサイズと複雑さが大幅に低減されます。
filter属性はorg.xml.sax.XMLFilter型のオブジェクトを受け入れます。
フィルタの構成が必要な場合、クライアント開発者が構成作業を簡単に行えるように、フィルタ開発者がカスタム・タグを提供することをお薦めします。
JDeveloperのJSTLタグ・ライブラリについて
リファレンス: JavaServer Pages標準タグ・ライブラリ(JSTL)
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