「設定」ダイアログ - 「コード・エディタ」 - 「Java」ページ

Javaコード・エディタによるJavaファイル編集に使用可能な機能を、有効または無効にする際に使用します。

ここでは、カッコの一致のスタイルを設定して、「設定」ダイアログの「表示」ページでカッコの一致を使用可能にします。

新規コメント行の先頭にアスタリスクを追加
複数行のJavaコメントまたはJavadocコメントに新規の行を追加する際、エディタで先頭のアスタリスクを自動的に追加する場合に選択します。デフォルトで選択されています。

たとえば、Javaファイルに次のようなコメントを入力するとします。


/** * The class MyClass is used for |

縦線(|)は、入力した文字ではなく、現在のカーソルまたはカレットの位置を示します。ここで[Enter]を押してコメントに新規の行を追加すると、エディタで先頭の(位置揃えされた)アスタリスクおよび空白が自動的に追加されます。その結果、次のようになります。


/** * The class MyClass is used for * |

ここでも、縦線はカーソル位置を示しています。

この機能が有効な場合、Javadocコメント(/**で開始)および複数行のJavaコメント( /*で開始)の両方が対象になります。

新規コメントの開始前にコメント終了記号を追加
後ろに新規の行が続く、複数行のJavaコメントまたはJavadocコメントの入力を開始する(つまり、[Enter]キーを押した)とき、エディタでコメント終了記号を自動的に追加する場合に選択します。デフォルトで選択されています。

たとえば、次の順序でキーを入力するとします。


/ * *

次に[Enter]を押します。エディタでは、次のように表示されます。


/** | */

ここでもまた、縦線(|)は、カーソルまたはカレットの位置を示しています。エディタで、終了の文字(*/)が自動的に追加されています。この機能が有効な場合、新規コメントの入力時にのみ適用されます。

Javadocコメント・スタブを追加
エディタで開いているファイルへJavadocコメントを追加するとき、Javadocコメント・スタブを自動挿入する場合に選択します。デフォルトで選択されています。
開きカッコのスタイルの指定
同じ行に置く
作成する同一のコード行の最後に、新規の左カッコを挿入する場合に選択します。デフォルトでは未選択です。
新規の行に置く
コード行の最後ではなく、別の行に新規の左カッコを挿入する場合に選択します。新規のカッコは、前の行と同じインデントで表示されます。デフォルトで選択されています。
新規の開きカッコを入力する場合
閉じカッコを自動的に追加
後ろに新規の行が続く、左カッコ({)の文字を入力して、新規コード・ブロックを開始する(つまり、[Enter]キーを押した)とき、エディタで、一致する右カッコ({)の文字を自動的に追加およびインデントする場合に選択します。デフォルトで選択されています。

次のコードで例を示します。


if ( someCondition == true ) |

縦線は、文字ではなくカーソル位置を示します。左カッコを入力して[Enter]を押すと、コードは次のようになります。


if ( someCondition == true ) { | }

右カッコが追加され、カーソルはif文内の入力を開始する位置に移動します。

開きカッコを移動して指定したスタイルに一致させる
新規の左カッコを移動して、上の項目で定義したスタイルに一致させる場合に選択します。デフォルトで選択されています。
入力された閉じカッコと一致する開きカッコの位置を合せる
エディタで、左カッコに一致する右カッコを自動的に配置する場合に選択します。左カッコがコード行の最後に表示される場合、行の先頭のインデントが右カッコに使用されます。デフォルトで選択されています。

たとえば、入力すると次のようになります。


public void foo() { some_method_call(); |

カーソル(縦線で表示)の位置に右カッコが続きます。コードは次のようになります。


public void foo() { some_method_call(); }

右カッコが、このコーディング・スタイルに対して適切に配置されます。

同様に、次のようなコードを入力した場合を示します。


public void foo() { some_method_call(); |

カーソル(縦線で表示)の位置に右カッコが入力されます。コードは次のようになります。


public void foo() { some_method_call(); }

ここでも、コード行の最後に左カッコを配置するコーディング・スタイルに対して、右カッコが適切に配置されます。

 

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