styledTextの挿入
styledTextコンポーネントを挿入するには、次のようにします。
- 目的のファイルの設計構造ウィンドウで、styledTextコンポーネントを挿入するノードを探します。
- コンポーネント・パレットのドロップダウン・リストから「Simple Components」を選択し、styledTextコンポーネントを、選択した親ノードにドラッグ・アンド・ドロップします。
「styledText」ノードが、展開された親ノードに挿入され、強調表示されます。
- プロパティ・インスペクタで、styledTextコンポーネントに対して次の属性を設定します。
- text: 表示されるテキストを入力します。
- accessKey: textコンポーネントにリンクが含まれる場合に、テキストに簡単にアクセスするために使用する文字を入力します(destinationまたはlabeledNodeIdが設定されている場合)。この文字はコンポーネントのtext属性に存在する必要があります。存在しない場合、アクセス・キーがUIに表示されません。同じ出力ページの複数箇所に同じアクセス・キーが表示される場合、レンダリングを行うユーザー・エージェントは、同じキーでアクセスされる要素間を順に移動します。
- destination: このコンポーネントが参照するURIを入力します。テキストをリンク内にラップすることでも同じ効果が得られます。これはショートカットのみです。
- inlineStyle: このコンポーネントのインラインCSSスタイルを入力します。右の列で
アイコンをクリックしてダイアログを開き、「新規」をクリックしてCSSプロパティの値を入力します。このproperty要素から、名前と値のペアが1つ定義されます。名前はname属性、値はその要素のテキスト・コンテンツにより定義されます。たとえば、名前にはcolor、値にはredと入力します。「詳細」タブを使用してEL構文データ・バインディングの式を入力するか、「データにバインド」ダイアログを使用してこの複合属性に対するデータソースを選択します。
- labeledNodeId: このテキスト・コンポーネントがラベルとなるコンポーネントのIDを入力します。accessKey属性と併用する場合、ユーザーがアクセス・キーを押すことにより、キーボードのフォーカスが、labeledNodeIdで指定されたコンポーネントに移動します。また、アクセス・キーを使用しない場合でも、この属性でコンポーネントとそのラベル間の論理的な関係を指定することにより、UIのアクセス性が向上します。
- primaryClientAction: テキストがクリックされるときにクライアントで起動されるクライアント・アクションを入力します。右の列で
アイコンをクリックして「clientAction」を入力します。詳細は、「primaryClientAction属性の編集」を参照してください。あるいは、「詳細」タブを使用してEL構文データ・バインディングの式を入力するか、「データにバインド」ダイアログを使用してこの複合属性に対するデータソースを選択することもできます。
- textAndAccessKey: 通常のアンパサンド('&')表記を使用してテキストとアクセス・キーの両方を設定するには、この属性を使用します。たとえば、この属性をT&extに設定すると、テキストが「Text」に、アクセス・キーが「e」に設定されます。
- truncateAt: これはテキストを自動的に切り捨てる長さです。13以上の値を入力します。ADF UIXでは13桁未満の文字列は切り捨てられません。デフォルトでは、ゼロ(切捨てなし)です。
- styleClass: OraInstructionTextStrong、OraBGAccentLightなど、この要素のCSSスタイルを入力します。
注意: データ・バインディングの使用は、「コンポーネント属性のデータ・バインディング」を参照してください。
例(UIX XML)
...
<styledText text="OraInstructionTextStrong"
styleClass="OraInstructionTextStrong"/>
...
<styledText text="Destination has accessKey"
destination="http://www.example.org"
accessKey="d"
styleClass="OraInstructionText"/>
...
<flowLayout>
<contents>
<checkBox name="checkbox1" value="1" id="checkme"/>
<styledText textAndAccessKey="&Toggle the <checkBox>"
labeledNodeId="checkme"
styleClass="OraHeaderSubSub"/>
</contents>
</flowLayout>
...
関連項目
styledTextについて
単純なコンポーネントおよびその他のコンポーネントの使用
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