ビジネス・コンポーネント・クライアントのコントロール・ヒントのローカライズ

元のコントロール・ヒントを記録している MsgBundle.javaファイルを複製すると、ADF Business Components属性に設定したコントロール・ヒントの言語固有バージョンを作成できます。

MsgBundle.javaファイルをローカライズするには、次のようにします。

  1. 目的のエンティティ・オブジェクトおよびビュー・オブジェクトのコントロール・ヒントを設定することにより、MsgBundle.javaファイルを作成します

  2. ファイル・システムのビジネス・コンポーネント・モデル・プロジェクト・フォルダの/src/bcpackage/common/ディレクトリで、生成された<viewobjectname> ImplMsgBundle.javaファイルを検索します。

  3. ファイルをコピーし、HTTPリクエスト・オブジェクトにより指定されているロケール接尾辞を付けた名前に変更します。たとえば、ファイル MyVOImplMsgBundle.javaのドイツ語バージョンは次のように名前変更します。

    MyVOImplMsgBundle_de.java

  4. 名前変更後のファイルをテキスト・エディタで開き、.javaファイルに登場する、名前変更されたクラスの出現箇所すべてを編集します。

  5. ブラウザの言語ロケール設定を、ローカライズされた目的のファイルを使用するよう設定します。たとえば、Microsoft Internet Explorerを使用する場合は、次のようにします。

    1. 「ツール」->「インターネット オプション」を選択します。
    2. 「全般」ページの「言語」をクリックし、「言語の優先順位」ダイアログを表示します。

ブラウザの言語設定が、対応するローカライズされたMsgBundle.javaファイル(適切な接尾辞を持つファイル)と一致しない場合、JSPページは、コントロール・ヒントが定義されていない場合でも、ビジネス・コンポーネント・プロジェクトで定義されているデフォルトの属性設定に戻ります。


ビジネス・コンポーネント・クライアントのコントロール・ヒントについて

 

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