このトピックでは、生成されたJClientログイン・ダイアログを変更して、OracleAS JAASプロバイダのかわりにJDBC接続を使用する方法について説明します。
生成されたJClientログイン・ダイアログをJDBC接続用に変更するには、次のようにします。
JClientフォーム作成ウィザードまたはJClient Empty Form作成ウィザードを使用して、JClientプロジェクトにログイン・ダイアログを追加します。
JClientプロジェクト内のJCLoginDialog.java
ファイルをダブルクリックします。コード・エディタにファイルが開きます。
/*
String securityEnforceStr = ((String)((Hashtable)connEnvironment).get(PropertyMetadata.ENV_SECURITY_ENFORCE .pName));
if (securityEnforceStr == null || (securityEnforceStr != null && PropertyConstants.SECURITY_ENFORCE_NONE.equals(securityEnforceStr)))
{
return null;
}
*/
[Ctrl]+[F]を押して、コード・エディタに「検索」ダイアログを表示し、次の検索および置換操作を実行します。
JboContext.SECURITY_PRINCIPAL
をConfiguration.DB_USERNAME_PROPERTY
に変更します。
「検索」ダイアログを再表示し、別の検索および置換操作を実行します。
JboContext.SECURITY_CREDENTIALS
をConfiguration.DB_PASSWORD_PROPERTY
に変更します。
注意: この変更はファイル内で2回表示されます。 1回目はハッシュ・テーブルから読み込むとき、もう1回は、ログイン・ダイアログにあるフィールドからユーザー名およびパスワードを設定するときです。
JClientプロジェクトのJCLoginDialog.java
に変更を保存します。
ビジネス・コンポーネント・プロジェクトの作成時にパスワードをデプロイした場合(デフォルト)は、これらの設定を変更する必要があります。 ビジネス・コンポーネント・プロジェクト内のbc4j.xcfg
ファイルを検索し、XMLエディタでそのファイルを開きます。
bc4j.xcfg
ファイルを開いた状態で、次のエントリを削除してファイルを保存します。
<ENTRY name="DeployPassword" value="true"/>
および
<ENTRY name="password" value="mypassword"/>
これで、JClientアプリケーションを実行できます。bc4j.xcfg
ファイルで指定されているJDBC接続が存在する場合、アプリケーションにより自動的にダイアログが起動されます。
bc4j.xcfg
ファイルにユーザー・パスワードが含まれている場合、ダイアログが2回以上表示されることに注意してください。 これを回避するには、前述の手順で説明されているように、行を削除してください。
JClientログイン・ダイアログについて
JAAS用のJClientログイン・ダイアログの生成
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