行の手動ロック

ロックは、2人のユーザーが同一の行を互いに異なる2通りの方法で変更した結果発生する、データの競合を防止するRDBMS機能です。Oracle ADF Business Componentsには、データベース行に対して自動的にロックを取得する機能があります。詳細は、関連項目のトピックを参照してください。

これらの機能を使用するかどうかにかかわらず、EntityImpl.lock()をコールして手動で行をロックできます。

手動で行をロックするには、次のようにします。

  1. エンティティ・オブジェクト・クラスのメソッド内から行をロックするのでない場合は、ロックしたいエンティティ・インスタンスを取得します。たとえば、ビュー行クラスからロックする場合は、get<Entity>()アクセッサを使用します。

    EntityImpl currentEmpEntity = getEmployees();

    詳細は、関連項目のトピックを参照してください。

  2. エンティティ・インスタンスに対してlock()をコールします。

    currentEmpEntity.lock();


行のロック
Oracle ADFエンティティ・オブジェクトについて
エンティティ・オブジェクトのJavaクラスについて
Oracle ADFビュー・オブジェクトについて
ビュー・オブジェクトのJavaクラスについて
ロック・モードの変更
クライアントのビュー行メソッドの作成
問合せ結果間の移動方法

 

 

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