実行時、ビジネス・プロセスの効率を監視し、重要なプロセスを追跡するには、実行中のプロセスの進捗をトレースする機能が不可欠です。JDeveloperでは、メッセージ交換インフラストラクチャを生成すると同時に、ビジネス・プロセス監視用のコンソールの役割を果たす、Oracle Workflowで実行可能なワークフロー・プロセスも生成します。通常、この監視プロセスはハブで実行します。
Oracleワークフロー・モニターは、標準のWebブラウザからビジネス・プロセスをレビューおよび管理する機能を提供します。このモニターには、ビジネス・プロセスをレビューするためのグラフィックJavaアプレットが用意されています。完了しているプロセス、アクティブなプロセス、まだ実行されていないプロセスを、すべて1つの画面で確認できます。あるタスクについてより詳細な情報が必要な場合、「詳細」タブで確認できます。ワークフロー・モニターでは、必要なときにプロセスに手動で介入できます。
完全なプロセス監視ワークフローは、アクティビティ・モデル内のスイムレーンがすべて単一インスタンスの場合にのみ生成されます。複数インスタンスのスイムレーンが1つでもあると、モデルに含まれる各判断または同期に対して1つずつ、一連の小型のワークフローが個別に作成されます。
Oracleワークフロー・モニターの設定および使用方法は、Oracle Workflowのマニュアルを参照してください。
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