Struts Html - <html:form>タグ

入力フォームを定義します。

属性

action
このフォームの送信先のURL。 この値は、適切なフォームBeanとスコープを識別するための、処理対象のActionMappingの選択にも使用されます。

コントローラ・サーブレットを選択するために拡張子マッピングを使用する場合、この値は、対応する<action>要素のpath属性(オプションで正しい拡張子の接尾辞が付加される)と一致する必要があります。

コントローラ・サーブレットを選択するためにパス・マッピングを使用する場合、この値は、対応する<action>要素のpath属性と完全に一致する必要があります。

enctype
メソッドがPOSTの場合に、このフォームの送信に使用されるコンテンツ・エンコード。 ファイルのアップロードを有効にするためにファイル・タグを使用する場合は、multipart/form-dataに設定する必要があります。 指定しない場合、ブラウザのデフォルト(通常はapplication/x-www-form-urlencoded)が使用されます。
focus
JavaScript関数によって最初にフォーカスが割り当てられるフィールド名(このフォーム内のフィールド)。指定しない場合、この目的のためにJavaScriptはレンダリングされません。
method
このリクエストを送信するために使用されるHTTPメソッド(GET、POST)。 [POST]
name
非推奨: Bean名は、対応するActionMappingから決定されます。

リクエスト・スコープBeanまたはセッション・スコープBean(scope属性で定義される)の名前。このプロパティが、入力フィールド値の移入に使用されます。 これらのBeanが存在しない場合は、type属性で指定したJavaクラス名を使用して、新しいBeanが作成され適切なスコープに追加されます。

この属性を指定しない場合、Beanの名前は、対応するActionMapping要素を参照するaction属性の値を使用して求められ、ここから指定されているフォームBean名が選択されます。

onreset
フォームがリセットされたときに実行されるJavaScriptのイベント・ハンドラ。
onsubmit
フォームが送信されたときに実行されるJavaScriptのイベント・ハンドラ。
scope
非推奨: Beanスコープは、対応するActionMappingから決定されます。

この入力フォームに関連付けられているフォームBeanがアクセスまたは作成されるスコープ(requestまたはsessionになります)。

この属性を指定しない場合、Beanのスコープは、対応するActionMapping要素を参照するaction属性の値を使用して求められ、ここから指定されているフォームBeanスコープが選択されます。

style
このHTML要素に適用されるCSSスタイル。
styleClass
このHTML要素に適用されるCSSスタイルシート・クラス。
styleId
このHTML要素に割り当てられる識別子(id属性をレンダリングします)。
target
このフォームの送信先のウィンドウ・ターゲット。フレーム表示などで使用されます。
type
非推奨: Beanタイプは、対応するActionMappingから決定されます。

作成されるフォームBeanの完全修飾Javaクラス名(該当するBeanが指定のスコープで見つからない場合)。

この属性を指定しない場合、Beanのタイプは、対応するActionMapping要素を参照するaction属性の値を使用して求められ、ここから指定されているフォームBeanタイプが選択されます。

説明

このタグ・ボディ・コンテンツで記述されているコンテンツのHTMLの<form>要素をレンダリングします。フォームは、指定されたリクエスト・スコープBeanまたはセッション・スコープBeanと暗黙的に対話して、Beanの現在のプロパティ値を入力フィールドに移入します。

関連付けられるフォームBeanは、次のいずれかの方法で決定されます。

注意: name、typeおよびscopeの属性の使用は、お薦めできません。 対応するActionMappingから適切な値が自動的に決定される方法をできるだけ使用してください。


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