Oracle Designerで変更された定義からのビジネス・コンポーネントの再生成

これは、すでにJDeveloperプロジェクト内にあるADF Business Componentsの生成元の定義がOracle Designerで変更されたため、コンポーネントを再生成する場合の手順です。

ADF Business ComponentsをJDeveloperプロジェクトに初めて生成する場合は、「Oracle Designerソースからのビジネス・コンポーネントの生成」を参照してください。

追加の(つまり新規の)ADF Business Componentsを既存のプロジェクトに生成する場合は、「同じOracle Designerソースからの追加ビジネス・コンポーネントの生成」を参照してください(追加オブジェクトは、以前と同じOracle Designerリポジトリにあるモジュール定義に基づくものである必要があります)。

この手順では、以前の生成に関連付けられているプロジェクト、Oracle Designerのソースまたは接続情報を変更することはできません。次のことがわかっている必要があります。

ADF Business Componentsプロジェクト内の情報がOracle Designerリポジトリのモジュール定義と競合する場合、その情報は失われます(リポジトリ情報によって上書きされるため)。 ADF Business Componentsパッケージに追加されたオブジェクトがある場合(たとえば、新規のエンティティ・オブジェクト、あるいはエンティティ属性に対する追加の検証など)、再生成のプロセスでそれらは削除されません。

再生成のプロセスでは、ADF Business Componentsプロジェクトからオブジェクトは削除されません。Oracle Designerのモジュール定義を大幅に変更した場合(たとえば、モジュール・コンポーネントによって新しい表定義が使用されている場合)、必要に応じて新しいオブジェクトが作成されることはありますが、古いオブジェクトも存続します(たとえば、古い表に対するエンティティ・オブジェクトなど)。

古いオブジェクトを残さない生成(または再生成)を実行するには、プロジェクトの内容全体を削除するか、新規のプロジェクトで最初から新たに生成を開始してください。

再生成プロセスに不安がある場合は、再生成を開始する前に、ファイル・システム上でプロジェクトとソース・ファイルをバックアップしておきます。

再生成ウィザードを使用して、Oracle Designerで変更された定義からビジネス・コンポーネントを再生成する方法

  1. JDeveloperのアプリケーション・ナビゲータで、再生成しようとするオブジェクトが含まれているプロジェクトを選択します。
  2. プロジェクトのポップアップ・メニューで、「Oracle DesignerによるADF Business Componentsの再生成」を選択します。

    「Oracle DesignerによるADF Business Componentsの再生成」ウィザードが表示されます。

  3. ウィザードの指示に従って再生成手順を完了します。 ウィザードでの作業中に詳細な情報を確認するには、[F1]を押してください。

再生成中は、進捗を示すボックスが表示されます。 再生成されたADF Business Componentsによって、JDeveloperプロジェクト内の古いコンポーネントが置き換えられます。

接続ナビゲータに表示されているDesignerモジュールからオブジェクトを再生成する方法

  1. JDeveloperの接続ナビゲータで、生成元のフォルダまたは個々のDesignerモジュールを右クリックし、「ADF Business Componentsの生成」を選択します。

「ADF Business Componentsの生成」ウィザードが表示されます。

  1. ウィザードの指示に従って再生成手順を完了します。 ウィザードでの作業中に詳細な情報を確認するには、[F1]を押してください。

生成中は進捗を示すボックスが表示され、それが閉じると、再生成されたADF Business Componentsがアプリケーション・ナビゲータに表示されます。

 

 

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