Oracle SCM内のファイル・バージョンのマージ

Oracle SCM内のファイル・バージョンをマージするには、マージするファイルをすべてチェックインする必要があります。ファイル・バージョンを統合ブランチにマージする場合は、プライベート・ブランチを終了します。プライベート・ブランチの終了の詳細は、「Oracle SCMでのプライベート・ブランチの終了」を参照してください。

特定のファイル・タイプをマージする場合は、Oracle SCMリポジトリ管理者により、各ファイル・タイプがOracle SCMリポジトリ・ファイル・レジストリにテキスト・ファイルとして登録されている必要があります。ファイルがマージされる際にテキスト・ファイルとして登録されていない場合、チェックインされているバージョンをチェックアウトされているバージョンにコピーするバイナリ・マージが実行されます。

テキスト・ファイルとして登録できるファイルの例を、次に示します。

ファイル・バージョンのマージは、一般に次の目的で行います。

Oracle SCM内のファイル・バージョンをマージするには、次のようにします。

  1. 「バージョニング」->「ファイルのマージ」を選択してファイルのマージ・ウィザードを開きます。

    プライベート・ブランチで作業している場合は、プライベート・ブランチを閉じてファイルをすばやくマージするかどうかの確認を求められます。 手動マージを続行する場合は「いいえ」をクリックします。

  2. ウィザードを完了します。 ウィザードの使用中にヘルプを表示するには、[F1]を押します。

    JDeveloperにより、変更のあったすべてのファイルに対して、ソースからターゲットへのマージが自動的に試行されます。 自動的にマージされなかったファイルは、Oracle SCMのマージ・ツールを使用して手動でマージできます。

    マージされたファイルはチェックアウトされたままです。

  3. ファイルが正常にマージされたことを確認してから、それらのファイルをチェックインします。ファイルがファイル・システム上にない場合は、Oracle SCMクライアントでRepository Object Navigatorを使用してチェックインできます。

Oracle SCM内のファイルの比較

Oracle SCMでのプライベート・ブランチの終了

マージ・ウィンドウについて

 

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