カスタム・ルック・アンド・フィールのトラブルシューティング

無効なルック・アンド・フィール構成ファイルまたはUIX構成ファイルによって、ADF UIXでのカスタム・ルック・アンド・フィールの登録に問題が発生する場合があります。カスタム・ルック・アンド・フィールが正しく登録されないと、指定したカスタム・ルック・アンド・フィールでUIXページを表示できません。BLAFなどの別のルック・アンド・フィールを使用してページが表示されます。

UIXページの表示が指定したカスタム・ルック・アンド・フィールに見えない場合は、次のステップを使用してなぜカスタム・ルック・アンド・フィールが使用されないのかを確認してください。

  1. ルック・アンド・フィール構成ファイルが有効であることを確認します。これを行うには、アプリケーション・ナビゲータでルック・アンド・フィール構成ファイルを右クリックし、「XMLの検証」を選択します。検証エラーによってルック・アンド・フィールがUIXに登録されない場合はエラーが報告されます。
  2. UIX構成ファイルuix-config.xmlが有効であることを確認します。これを行うには、アプリケーション・ナビゲータでルック・アンド・フィール構成ファイルを右クリックし、「XMLの検証」を選択します。ここでも、検証エラーによってルック・アンド・フィールがUIXに登録されない場合はエラーが報告されます。
  3. ルック・アンド・フィール構成ファイルとuix-config.xmlがいずれも有効な場合は、カスタム・ルック・アンド・フィールを登録してあることを確認します。カスタム・ルック・アンド・フィールごとにuix-config.xmlファイル内の<look-and-feel-config>エントリが必要です。
  4. 優先ルック・アンド・フィールを指定してあることを確認します。優先ルック・アンド・フィールは、uix-config.xmlファイルの<look-and-feel>要素で指定します。
  5. 問題が解決されない場合は、設計時のメッセージのログに戻り、他にルック・アンド・フィールがUIXに登録されないようにしているエラーがないかを調べます。これを行うには、「ツール」->「設定」を選択し、さらに「UIXビジュアル・エディタ」を選択します。ここで、「設計時のメッセージをログに表示」オプションを有効にします。

カスタム・ルック・アンド・フィールの作成
ADF UIXページの操作
Webアプリケーション設計ツールの使用

 

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