このトピックは適用外となりました。
比較/マージ・ウィンドウ
比較/マージ・ウィンドウには、マージ操作の結果が表示されます。マージ操作には、2つの対象オブジェクト・バージョン(ターゲットおよびソース)が必要で、これらを共通原型バージョンと比較し、内部ルールを使用して、3つのバージョンすべてで検出された変更に基づく結果を作成します。
比較/マージ・ウィンドウには、マージ・アルゴリズムにより検出された差異および競合が表示されます。ウィンドウには、アルゴリズムによる選択も表示され、結果が生成される前にそれらの選択を変更できます。
比較/マージ・ウィンドウは、次のような場合に表示されます。
- 自動マージを実行しようとして、マージ・アルゴリズムにより競合が検出された場合
- 明示的に比較/マージ・ウィンドウの表示を要求した場合
「差異ブロック: 比較/マージ」ウィンドウでは、検出されたすべての差異が一連の差異ブロックに表示されます。差異ブロックには、あるデータ項目の、対象バージョン(ソースおよびターゲット)と共通原型バージョンでの内容が表示され、その項目が対象バージョンの一方または両方で、共通原型に対して追加、削除または変更されたかどうかが示されます。差異には次のようなものがあります。
- 単純な差異: アルゴリズムにより、独自のルールを使用して解決できた差異です。この場合、マージで優先されるバージョンは、ボックスがチェックされています。アルゴリズムによる選択は、かわりのバージョンを選択することにより変更できます。
- 競合: アルゴリズムにより、独自のルールを使用して解決できなかった差異です。この場合、対象バージョンのボックスはチェックされていません。優先するバージョンを選択することにより、競合を解決する必要があります。優先するバージョンは、競合がファイルまたは複数行テキストに対して発生している場合は複数を、競合が構造化されたリポジトリ・オブジェクト・タイプに対して発生している場合は1つのみ選択できます。
比較/マージ・ウィンドウの「保存」ボタンをクリックすると、結果が反映されるよう(チェックアウト済の)ターゲット・バージョンを更新できます。ターゲットがチェックインされるまで、新バージョンは作成されないので注意してください。
矢印のツールバー・ボタンを使用し、差異および競合のリスト内を移動できます。
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