スピナー・バインディング・エディタ - ナビゲーション・モード

ナビゲーション・モード・バインディングを作成する際に使用します。これにより、バインドされたデータ・コレクションのオブジェクトの横断が可能になります。

横断するデータ・オブジェクトのデータ・コレクションを選択します。ナビゲーション・モードでバインドするコントロールのタイプによっては、ナビゲーション・リストに1つの属性を表示するか、複数の属性を表示するかを選択できます。

ユーザーは、データ・コレクションのオブジェクトで定義された値を選択して、そのコレクションのデータ・オブジェクトを横断できます。ナビゲーション・モードが役立つのは、ユーザーが選択した1つの項目(たとえば顧客名リスト)に基づいて表示されるフィールド(たとえば顧客情報の表示)を同期する場合です。同じデータ・コレクションのオブジェクトにバインドされているすべてのフィールドは、現在選択されているデータ・オブジェクトによって自動的に更新されます。

リスト・バインディング・モード
スピナー・バインディング・エディタのモードを選択します。表示されるヘルプ・トピックは選択したモード固有のものです。
データ・コレクション
コントロールにバインドする使用可能なデータ・コレクションをリストから選択します。選択したビュー・オブジェクトにより、ナビゲーションに対して表示される行が決まります。リストに表示される使用可能なビュー・オブジェクトは、パネルのデータ・モデルによって決まります。
使用可能な属性
このリストには、選択したデータ・コレクションに含まれるオブジェクトのすべての属性が表示されます。右矢印ボタンを使用して、コントロールに表示する属性(1つまたは複数)を選択します。
属性の表示
コントロールに表示するよう選択したデータ・コレクションの属性がすべて表示されます。4つのボタンを使用し、「使用可能な属性」リストと「属性の表示」リスト間で属性を移動します。
選択項目の移動矢印

選択した属性を「属性の表示」リスト内で移動する場合にクリックします。

ボタン

説明

shuttle button

選択した属性を「属性の表示」リスト内で移動する場合にクリックします。コントロールでの属性の表示順序が変更されます。

「選択項目を最上位に移動」ボタンと「選択項目を最下位に移動」ボタンを使用すると、選択した属性がリストの一番上または下に直接移動します。

イテレータの選択

データ・コレクションへのアクセスに必要なイテレータを選択するか、指定されたイテレータをそのまま使用します。選択したデータ・コレクションにイテレータが存在しない場合、フィールドは空になります。選択したデータ・コレクションにイテレータ・バインディングを作成するには、「新規」をクリックします。「イテレータID」ダイアログで、イテレータの一意のIDを入力するか、デフォルトの名前をそのまま使用して「OK」をクリックします。指定したイテレータIDがバインディング定義ファイル(UIModel.xml)に追加され、アプリケーションの他のバインディングからもアクセスできるようになります。

作成したバインディングを使用しない場合は、使用しないイテレータ・バインディングをバインディング定義ファイルから削除します。エディタで「取消」をクリックしてもバインディングは自動的に削除されません。

警告: ドロップダウン・リストでイテレータの選択内容を変更すると、以前選択していた属性が削除されます。イテレータの選択を変更する前に、選択されていた元の属性を記録しておく必要があります。必要な場合は、「取消」をクリックすると、元の属性の選択は更新されずにバインディング・エディタが終了します。


Oracle ADFバインディングの詳細は、次のトピックを参照してください。

Oracle ADFのバインディングについて

バインディングのカスタマイズの詳細は、次のトピックを参照してください。

ナビゲーション・モードでのADFリスト・バインディングのカスタマイズ
式でのADFバインディングのプロパティ設定

データ・コントロール・パレットに表示されるUIコントロールの詳細は、次のトピックを参照してください。

Oracle ADF Webページ内のUIコンポーネントについて
Oracle ADF JavaクライアントにおけるUIコンポーネントについて

 

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