生成されたE-Business統合ファイルのデプロイ
JDeveloperでは、ダイアグラムに定義したすべてのシステムでメッセージを提供できるよう、E-Business統合コード・ジェネレータで生成されたファイルを自動デプロイすることができます。
ファイルは階層で生成されるため、様々なデプロイメント・オプションがあります。デプロイできるのは、次のようなものです。
- プロジェクトの全システムに対して生成されたファイルすべて
- 単一システムが使用されている全ダイアグラムで生成された、単一システムのファイルすべて
- 単一ダイアグラムで生成された、単一システムのファイルすべて
どの場合においても、デプロイを実行すると各デプロイメント・ステップの結果がログ・ウィンドウにリスト表示されます。デプロイされたシステムにインスタンスが複数ある場合は、すべてのインスタンスの名前がリスト表示され、ログ・ウィンドウに各インスタンスへのファイルのデプロイに関するレポートが表示されます。
このトピックでは、次のことを前提としています。
- ダイアグラムで定義した統合点が正常にモデル化および生成されていること
- ソース・システムとターゲット・システムが存在し、これらのシステムに必要なソフトウェア(Oracleデータベース、Workflowサーバーなど)がすべてインストールされていること
- ダイアグラムで、すべてのシステムおよびシステム・インスタンスをデータベース接続とリンクさせていること
注意:
- アクティビティ・モデラーのE-Business統合ジェネレータから生成されたWorkflowのWFTファイルを自動的にデプロイするには、JDeveloperが稼働しているシステムでWorkflow Loaderユーティリティが使用可能になっている必要があります。Workflow LoaderはOracle Workflow Serverのインストールの一部としてのみ提供されるため、少なくともこのインストールの一部がJDeveloperと同じシステムに存在する必要があります。Workflow Loaderがローカルで使用できない場合は、WFTファイルをWorkflowサーバー・システムに移動し、そこで手動でロードしてください。
- このリリースでは、標準メッセージ・アダプタをデプロイできるのはシンプル・アーカイブ・デプロイの一部としてのみという制限があります。 この制限は、ビジネス・コンポーネント・メッセージ・アダプタには影響しません。
プロジェクトの全システムに対して生成されたファイルをすべてデプロイするには、次のようにします。
- デプロイするプロジェクトの「作成されたEBIファイル」フォルダを検索します。このフォルダはJDeveloperのナビゲータ・ペインにあります。
- 「作成されたEBIファイル」フォルダを右クリックし、メニューから「デプロイ」を選択します。
個々のシステムへのデプロイに失敗した場合は、エラーの修正後、JDeveloperのナビゲータ・ペインでそのシステムを選択して個別に再デプロイします。
単一システムが使用されている全ダイアグラムで生成された、単一システムのファイルをすべてデプロイするには、次のようにします。
- システム定義をデプロイするスイムレーンに対応するフォルダを検索します。このフォルダはJDeveloperのナビゲータ・ペインにあります。
- スイムレーン・フォルダを右クリックし、メニューから「デプロイ」を選択します。
個々のダイアグラムに対して生成されたファイルのデプロイに失敗した場合は、エラーの修正後、JDeveloperのナビゲータ・ペインでそのファイルを選択して個別に再デプロイします。
単一ダイアグラムで生成された、単一システムのファイルをすべてデプロイするには、次のようにします。
- デプロイするシステム定義が含まれているダイアグラム・フォルダのあるスイムレーン・フォルダを検索します。このフォルダはJDeveloperのナビゲータ・ペインにあります。
- ダイアグラム・フォルダを右クリックし、メニューから「デプロイ」を選択します。
関連項目
- E-Business統合ファイルのデプロイについて
- E-Business統合のデプロイメント・プロファイルについて
- E-Business統合ファイル・デプロイ成功のテスト
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