埋込みサーバーで実行中のWebサービスの分析

WS-I準拠のアナライザは、一連の標準アサーションに対するログ・ファイル内のメッセージと相互関係があります。特に、WSDLドキュメント内の<service>要素の<soap:address>の下位要素は、wsi-log.xml messageEntryの<senderHostAndPort>または<receiverHostAndPort>,と厳密に一致する必要があります。一致しない場合、そのメッセージのWS-I互換性は分析されません。

Webサービスを埋込みサーバーで実行し(Webサービスのポップアップ・メニューから「実行」を選択)、Webサービスに対して生成済スタブを実行中にTCPパケット・モニターを実行してログを作成する場合は、WSDLのWebサービスのエンドポイントや生成済スタブの_endPoint変数を変更してから、実行中のスタブのログ・ファイルを作成する必要があります。

Webサービスのエンドポイントがスタブの_endPoint変数に一致していることを確認するには、次のようにします。

  1. WebサービスのWSDLドキュメントを編集します。 ナビゲータのWebサービス・コンテナをダブルクリックして、「Webサービスの編集」ダイアログの「エンドポイント」ページに進み「Webサービス・エンドポイント」を編集するか、
    または
    ナビゲータでWebサービス・コンテナを選択し、構造ウィンドウでWSDLドキュメントをダブルクリックします。 <soap:address>下位要素に進み、エンドポイントを編集します。

    Webサービスのエンドポイントを次のいずれかに変更します。
  2. EmbeddedStub.javaファイルをダブルクリックして開き、_endpoint変数にナビゲートします。 値を編集してWebサービスのエンドポイントに正確に一致させます。

次は、「Webサービス・ログの作成と分析」の手順2から続けることができます。


Webサービス・ログの作成と分析
Webサービスの分析
TCPパケット・モニターの使用

 

Copyright © 1997, 2004, Oracle. All rights reserved.