データ要素の変更

デバッグ・セッション中にデータ、スマート・データ、インスペクタ、監視式ウィンドウを使用して、データ項目の値を変更できます。また、デバッグ・セッション中にプログラム・データ値を変更して、プログラム実行中に不具合の仮修正をテストできます。変更によってプログラムのエラーが修正されたことを確認した場合、デバッグ・セッションを終了し、プログラム・コードを修正した後、プログラムを再コンパイルして修正を確定できます。

変数の値を変更する場合、変更はその特定のプログラム実行に対してのみ有効です。データ・ウィンドウまたは監視式ウィンドウで行った変更は、プログラムのソース・コードまたはコンパイル済のプログラムには影響しません。変更を確定するには、コード・エディタでプログラムのソース・コードを変更し、プログラムを再コンパイルする必要があります。

新しい値の型と、割当先の変数の型には互換性が必要です。通常、割当てによってコンパイルに時間がかかったり、実行時エラーが発生した場合は、有効な変更値ではありません。

データ・ウィンドウで変数の値を変更するには、次のようにします。

  1. デバッガがブレークポイントで停止している間にデータ・ウィンドウを開きます。
  2. データ・ウィンドウで項目を右クリックし、ポップアップ・メニューから「値の変更」を選択します。
  3. 選択した項目の名前と現在の値を示す「値の変更」ダイアログが表示されます。
  4. 項目の新しい値を入力します。
  5. 詳細は、「ヘルプ」をクリックしてください。
  6. 「OK」をクリックして、項目の値を変更し、ダイアログを閉じます。
    「データ」ウィンドウ、「スマート・データ」ウィンドウ、「インスペクタ」ウィンドウまたは「監視式」ウィンドウに新しい値が表示されます。

関連項目

デバッガ・ウィンドウについて
デバッガのウィンドウでプログラムの状態を確認する
デバッグ時のコード・エディタの使用方法

 

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