ビジュアル・エディタまたは構造ウィンドウ(設計またはXMLビュー)でUIXページを編集する際によく行う作業として、ページに新規コンポーネントを挿入する作業、または既存のコンポーネントを新しい場所へコピーまたは移動する作業があります。これらの作業では、ターゲット位置を選択する必要があります。
ターゲット位置の選択は、編集、移動または削除のためにコンポーネントを選択する作業と似ています。ただしターゲット位置を選択する場合には、選択したコンポーネントを基準にしてコンポーネントを挿入する場所を選択する必要があります。具体的には選択したコンポーネントの前、内側または後ろの中から選択しますが、常にこの3つの選択肢があるとはかぎりません。
ターゲット位置の選択には、次の3つの方法があります。
ビジュアル・エディタでのターゲット位置の選択は、構造ウィンドウでのターゲット位置の選択と似ています。「UIXコンポーネントのターゲット位置の選択」を参照してください。
マウスのポインタをコンポーネント上に移動すると、コンポーネント名がツールチップに表示されます。これはコンポーネントを選択する際にクリックする場所の目印となります。
ビジュアル・エディタで選択したコンポーネントは、構造ウィンドウの設計ビューまたはXMLビューでも選択されます。またその逆も同様です。このため、選択しているコンポーネントと挿入位置を両方のツールで確認できます。
ビジュアル・エディタまたは構造ウィンドウでコンポーネントをドラッグすると、JDeveloperウィンドウ一番下のステータス・バーに、現在の選択内容、挿入位置、およびドロップ位置に関する情報が明示されます。
「前に挿入」と「後ろに挿入」を表す記号(と
)が同じ位置を示すことがよくあります。たとえば、リンク・コンポーネントが2つあるstackLayoutで、1つ目のリンクの後ろに新しいリンクを挿入することは、2つ目のリンクの前に挿入することと同じです。ただし、2つのコンポーネントの間にスペーサなどの非表示の要素がある場合などには該当しません。確信がない場合には、構造ウィンドウで位置をチェックしてください。
Layoutコンポーネントでは名前付きの子がサポートされるため、事前に定義されたターゲット位置に子コンポーネントを配置できます。
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