二重-Yグラフ

二重-Yグラフには、Y軸が2つあります。異なる系列のデータは、別々の軸に割り当てられます。

二重-Yグラフの標準的な使用方法

二重-Yグラフは、値の大きさが異なるデータを同じグラフに表示する際に使用します。たとえば、自動車などの耐久消費財の場合、一方のY軸に売上値を割り当て、もう一方のY軸にユニット値を割り当てます。

様々な二重-Yグラフのグラフ・カテゴリ

次のグラフ・カテゴリのグラフは、二重-Yグラフとして使用できます。

使用可能な二重-Yグラフの種類

次の種類の二重-Yグラフを使用できます。

二重-Yグラフのデータ構成

二重-Yグラフのデータ構成は、基礎となるグラフのデータ構成と同じです。系列がY1軸とY2軸に分けられて割り当てられる点のみ異なります。

二重-Y軸グラフのデータのガイドライン

グラフ・タイプ別の要件(面グラフの場合は2つのデータ・グループを必要とするなど)に加えて、二重-Y軸グラフには少なくとも2つのデータ系列が必要です。

系列を異なる軸に割り当てる方法

SeriesクラスのAssignedToY2属性で、系列をY1軸またはY2軸のどちらに描画するかを指定します。isAssignedToY2trueを返す場合は、系列はY2軸に割り当てられます。isAssignedToY2falseを返す場合は、系列はY1軸に割り当てられます。

グラフのタイプを二重-Y軸グラフに設定した場合、すでに割当て済の場合を除いて、各Y軸に少なくとも1つの系列が自動的に割り当てられます。

例: 二重-Y軸グラフのデータ

次の図は、1つのメジャー(売上)が移入された二重-Yグラフを示しています。合計値を示す系列は、Y2軸に割り当てられています。

Sample Dual-Y graph

次の図は、同じデータを分割二重-Yグラフで表示しています。売上合計値を示す系列はY2軸に割り当てられ、グラフの下半分の領域に表示されています。

Sample split dual-Y graph

グラフ・データの問題の処理
グラフ・データの指定
例: 単純なグラフでのJDBCデータの設定
例: 単純なグラフでのファイルからのデータ設定

 

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