「開く」ダイアログ

作業中に参照しやすいように、元のファイル構造を維持したまま既存のファイルをJDeveloperプロジェクトに追加する際や、ファイルをプロジェクトに追加せずにJDeveloperに移動する際に使用します。

新規作成された未保存のファイルは、ディレクトリ・ツリーにイタリック体で表示されます。

ダイアログ間の移動

上部のドロップダウン・リストとそのすぐ下の表示領域を使用して、ディレクトリ・ツリー内を移動します。「開く」ダイアログはコンテキストに依存します。最初にダイアログを起動したときは、ナビゲータ(アクティブなナビゲータ)で現在選択されているノードがあるディレクトリに対して表示されます。コード・エディタで開いているファイルにフォーカスがある場合は、そのファイルがあるディレクトリに対するダイアログが開きます。

ディレクトリを参照、および開くまたは追加

ディレクトリを開いてさらに参照する場合は、ディレクトリをダブルクリックします。ディレクトリを選択して「開く」をクリックすると、作業しているコンテキストでそのディレクトリが開かれるかまたは追加されます。ファイルをダブルクリックすると、ダイアログが閉じて、ファイルが開かれるかまたは追加されます。

ディレクトリ内容の選択

ディレクトリを選択すると、「ファイルの選択の調整」ダイアログが表示されます。このダイアログでは、各ファイルの選択解除や、ファイルまたはディレクトリのフィルタの定義と適用ができます。プロジェクトへのファイルのコピーや、プロジェクトに対する元のソースへのポインタの設定を選択することもできます。

アーカイブ・ファイルの選択

アーカイブ・ファイルは1個につきリストに2回表示されており、1回目は仮想ディレクトリ、2回目はファイルとして表示されます。開くディレクトリまたは追加するディレクトリを選択すると、「ファイルの選択の調整」ダイアログが表示されます。ファイルを選択すると、アーカイブ・ファイルがそのままコンテキストに追加されます。アーカイブ・ファイルの内容はアーカイブ・ビューアで表示できます。

ダイアログのコントロール

場所
編集できません。現在アクティブなナビゲータで選択されているノード、またはコード・エディタでアクティブなファイルに基づいて、現在のディレクトリ・パスが表示されます。ディレクトリの内容は下に表示されます。ドロップダウン・リストから選択するか、ディレクトリの内容の表示をクリックして、ディレクトリ間を移動します。
Project icon
現在選択されているプロジェクトの .jprファイルの場所に移動する場合にクリックします。
Workspace icon
現在選択されているワークスペースの .jwsファイルの場所に移動する場合にクリックします。
JDev Home icon
JDeveloperのホーム・ディレクトリに移動する場合にクリックします。
User Home icon
ユーザー・ホーム・ディレクトリに移動する場合にクリックします。
ファイル名
名前を入力して検索を絞り込むか、ディレクトリ・ツリーをクリックします。

ワイルドカードを使用して、検索対象を絞り、検索を高速化することもできます。たとえば、*.extextはファイル・タイプ)と入力すると、このタイプのすべてのファイルが表示され、「ファイル・タイプ」リストの一番上にこのタイプが選択項目として追加されます。

ファイル・タイプ
表示するファイルのタイプです。ドロップダウン・リストから適切なタイプを選択します。

リスト表示されていないファイル・タイプを表示する場合や、リストをスクロールせずに直接そのタイプまで移動する場合は、「ファイル名」フィールドに*.extextはファイル・タイプ)と入力します。

プロジェクトに追加<プロジェクト名>
ダイアログで示されているファイルを現在のプロジェクトに追加する場合に選択します。選択しないと、参照のためにファイルが開かれますが、プロジェクトには追加されません。開かれたファイルは、「その他のファイル」という新規ノードにグループ化されます。このノードはナビゲータの最後のノードとして表示されます。

.jwsファイルまたは .jprファイルが選択された場合、これらのファイルは最上位の「ワークスペース」ノード(.jwsファイルの場合)または現在選択されているワークスペース・ノード(.jprファイルの場合)のいずれかに自動的に追加されます。「プロジェクトに追加」チェック・ボックスがチェックされているかどうかは関係ありません。


ワークスペースについて
プロジェクトについて

 

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