タグのリストを表示するプロパティ・エディタの作成

ユーザーがドロップダウン・リストから値を選択できるプロパティ・エディタを作成する際に、そのドロップダウン・リストにプロパティで実際に使用できる値を含まないようにする場合があります。プロパティは文字列である必要はなく、また、ドロップダウン・リストにより直観的な文字列を定義することもできます。

定義した文字列から選択するプロパティ・エディタを作成するには、次のようにします。

  1. メイン・メニューから、「ファイル」->「新規」を選択します。
  2. 「新規」ギャラリの「カテゴリ」ツリーで、「General」を開き、「JavaBeans」を選択します。
  3. 「項目」リストで「プロパティ・エディタ」をダブルクリックします。
  4. 「プロパティ・エディタの作成」ダイアログの「エディタ名」フィールドに、エディタのクラス名を入力します。

    詳細は、[F1]を押すか、ダイアログ内で「ヘルプ」をクリックしてください。

  5. プロパティがStringの場合は、「文字列タグ・リスト」を選択します。intの場合は、「整数タグ・リスト」を選択します。
  6. 「追加」をクリックします。
  7. 「リソース文字列」フィールドに、ドロップダウン・リストに表示する文字列を入力します。
  8. プロパティがStringの場合は、「Java初期化文字列」フィールドに、リソース文字列に対応する値を引用符付きで入力します。
  9. プロパティがintの場合は、次のようにします。
    1. 「整数値」フィールドに、リソース文字列に対応する値を入力します。
    2. 「Java初期化文字列」フィールドに、Integer(i).intValue()を入力します。iは、リソース文字列に対応する値です。
  10. プロパティの候補の値ごとにステップ5から8を繰り返します。
  11. 「OK」をクリックしてプロパティ・エディタを作成します。

プロパティ・エディタの作成方法
ソース・コード値のリストを表示するプロパティ・エディタの作成
カスタム・プロパティ・エディタの作成

プロパティ・エディタについて
BeanInfoクラスへのプロパティ・エディタの登録

 

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