Webページに作成できるデフォルトのデータ・バインド入力フォームを使用すると、ユーザーがデータ・バインド・テキスト入力要素によってコレクションの属性値を編集できます。ユーザーが表示されているリストから編集対象のコレクションを管理できるようにする場合、開発者はデータ・バインドされた値リスト・コンポーネントをページに追加できます。値リストにより、ユーザーはコレクション全体をナビゲートし、それぞれに変更を加えることができます。
コレクション全体をナビゲートできるように値リストを使用する入力フォームを作成するには、次のようにします。
データ・コントロール・パレットで、データ・コントロール階層を開き、目的のディテール・データ・コレクションを選択します。
注意: データ・コントロール・パレットは階層構造を使用して、マスター/ディテール・コレクションを表現します。マスター/ディテール関係を定義するために、データ・コントロール・パレットで、ディテール・コレクションを、目的のマスター・コレクションの子ノードにする必要があります。
ドロップダウン・リストから「Input Form」を選択します。
ディテール・フォームを作成するには、ディテール・コレクションを入力フォームとして、開いているWebページにドラッグします。
ビジュアル・エディタで、フォームが破線のボックスとして表示されます。StrutsベースWebアプリケーションの作業をしている場合、フォームはStrutsフォームになります。
データ・コントロール・パレットから、マスター・コレクションのキー属性に対応する「List of Values」を、HTMLフォームを表す破線のボックスに挿入します。
ここで選択する属性は、ディテール・コレクションとの関係を指定するキー値であることが必要です。たとえば、DeptNumber
はDepartment(部門)およびEmployees(従業員)コレクションのキー値を表します。
バインディング・エディタでADF LOVバインディングを定義して、バインディングで必要とされるプロパティを指定します。
ターゲット・コレクションとソース・コレクションを定義する場合、LOVバインディングに関するマスター/ディテール関係のコレクションを選択しないことが重要です。かわりに、相互に関連のないコレクションを使用して、ユーザーがLOVウィンドウから選択をする際にLOVリストのナビゲートをすることを避けます。
表によって表示される行の数を管理するために、作成したADFイテレータ・バインディングのレンジ・サイズを変更できます。
ADF LOVバインディングを使用した値リストの作成
ADF LOVバインディングを使用した入力フォームの作成
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