JClientのマスター/ディテール・フォームについて

マスター/ディテール関係は、ビジネス・コンポーネントのデータ・モデルに定義されている2つ以上のビュー・オブジェクトの関連付けです。このマスター/ディテール関係に基づくJClientフォームを作成できます。マスター・フォームの値によって、表示されるディテール・レコードが決まります。

ビジネス・コンポーネントのデータ・モデル内では、次のタイプのマスター/ディテール関係を定義できます。

このタイプのJClientフォームを最も簡単に作成するには、JClientフォーム・ウィザードを起動して「マスター/ディテール表」オプションを選択します。ウィザードを完了すると、プロジェクトには次のものが追加されます。

デフォルトでは、マスターとディテール両方のデータ・パネルにそれぞれナビゲーション・バーが含まれます。マスター・データ・パネルのナビゲーション・バーを使用すると、ディテール・パネルでディテール・データを表示させながら、マスター行セットの行の間を移動できます。また、ディテール・データ・パネルのナビゲーション・バーを使用すると、現在のマスターにバインドされた個々の行を参照できます。

JClientフォーム・ウィザードで、ナビゲータ・バーが1つのみのマスター/ディテール・フォームが生成されるように変更する場合は、「ツール」->「設定」ダイアログでJClientコード生成オプションを設定します。1つのナビゲーション・バーを使用するJClientフォームを作成すると、見た目がきれいになる一方で、ユーザーが目的の行セットを移動する際にデータ・パネル間でフォーカスを変更する必要が生じます。

 

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