D: JDeveloper 9.0.5.0からのADF UIXの変更点
この付録ではJDeveloper 9.0.5.0からのOracle ADF UIXに対する変更点を説明します。 ここでは、次の項目について説明します。
ルック・アンド・フィールのカスタマイズ
- 新しいルック・アンド・フィールは、特別なXMLファイルを使用して宣言的に定義できます。 ルック・アンド・フィールは、新しいアイコン、スタイルおよびレイアウトで完全にカスタマイズできます。 詳細は、ADF UIXカスタマイズ・リファレンスを参照してください。
部分ページ・レンダリング(PPR)の強化
- <partialRoot>コンポーネントを使用すると、UIX以外のページでPPR領域を更新できます。
- <radioButton>および<submitButton>にクライアント・アクションのサポートが追加されました。
- "ORACLE10G"または"ORACLE9I"のいずれかをロケール・バリアントに指定することによって、日付フィールドでOracleデータベースの書式設定を使用できます。
モバイルの強化
- Palm端末がWebProブラウザでサポートされています。
- <globalHeader>がサポートされています。
- <tabBar>がサポートされています。
- <dateField>がサポートされています。ただし、新しいイベント・ハンドラが必要です。
- <lovInput>および<listOfValues>がサポートされています。ただし、新しいイベント・ハンドラが必要です。
- <pageLayout>の<productBranding>領域がサポートされています。
新しいUIXコンポーネント
- <productBranding>: この要素は、新しいUIガイドラインに従ってレンダリングを実行します。
- <pageLayout>: この要素は、<inContextBranding>および"chromeType"をサポートしています。これによって、商標オプションをさらにカスタマイズできます。
- <table>: この要素は、データの最下部にレンダリング・オプションを追加するための<tableFooter>をサポートしています。
- <messageComponentLayout>: この要素は、<labeledFieldLayout>よりもパフォーマンスが向上した、メッセージ・コンポーネント用のレイアウト・オプションを提供しています。
- <listOfValues>: この要素は、高度な検索オプションをサポートしています。
- <lovChoice>: この要素は、メニュー型のコントロールを作成します。ユーザーはこれを使用してLOVウィンドウから1つの値を選択したり、他の値を動的に追加することができます。
- <lovSelectColumn>: この要素は、1回のクリックでの選択のためにLOVで使用できます。
UIXサーブレット(以前のUIX Controller)の新機能
- イベント・ハンドラから任意のJavaメソッドをコールするための<invoke>タグが追加されました。
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