データ・コントロール・パレットおよびコンポーネント・パレットについて

JDeveloperには、UIコンポーネントをWebページに挿入するための2つのパレットが用意されています。データ・コントロール・パレットは、すでにデータ・バインドされたコンポーネントを挿入する場合に使用します。また、コンポーネント・パレットは、標準HTML要素、標準Struts要素、またはOracle ADF UIX要素(UIXページの場合のみ)を挿入する場合に使用します。

コンポーネントをデータ・コントロール・パレットから挿入すると、新規のOracle ADFバインディング・コンテキストがページのUIモデル内に定義されます。また、挿入したコンポーネントにはEL(式言語)構文が使用され、Oracle ADFバインディングへの参照が含まれます。バインディングを個別に作成する場合は、構造ウィンドウの「UIモデル」タブを使用してWebページを表示できます。バインディング定義がページのUIモデルに存在している場合は、コンポーネント・パレットを使用して標準HTML要素および標準Struts要素を挿入し、後から独自の式を記述してページのソース・コード内のバインディングを参照できます。

注意: たとえば、データ・コントロール・パレットのコンポーネントを使用してWebページを作成(ADFバインディングの参照には構文を使用)し、そのページのソース・コードを表示します。

データ・コントロール・パレットおよびコンポーネント・パレットでは、いずれもコンポーネントを挿入してWebページを作成できますが、StrutsベースのJSPページにはHTML要素を挿入できないことに注意してください。StrutsベースのWebアプリケーションを使用する場合は、コンポーネント・パレットのStrutsページから選択したStruts要素がページに含まれている必要があります。一方、データ・コントロール・パレットを使用する場合は、パレットにより、ページの表すアプリケーションの形式(Strutsまたはモデル1)が検出され、選択に応じて適切なコンポーネントが表示されます。


データ・コントロール・パレットについて

 

Copyright © 1997, 2004, Oracle. All rights reserved.