カスタム・ルック&フィールを作成する場合に、スタイルのカスタマイズ(カスタム・スタイル定義)では不十分なことがあります。カスタマイズのもう1つの形にカスタム・アイコンがあります。
デフォルトでは、カスタム・ルック&フィールが親ルック&フィールのアイコンを継承します。すべての親アイコンをカスタマイズできるわけではありません。カスタマイズ可能なアイコンのリストは、「UIXカスタマイズ・リファレンス」を参照してください。
カスタマイズ可能なアイコン(エラー・アイコンなど)をオーバーライドするには、ルック&フィール構成ファイルの<icon>
セクションで<icon>
要素を使用してカスタム・アイコンを追加します。<icon>
セクションには、1つ以上の<icons>
要素を追加できます。各<icon>
要素には単一の子要素があり、それがサポートされるアイコン・タイプである必要があります。
ADF UIXは、次のカスタム・アイコン・タイプと対応するアイコン要素タイプをサポートしています。
<config-image>
要素: images-directory
構成プロパティで定義するURIを基準としたURIで登録されたイメージ・アイコンで使用します。
<context-image>
要素: images-directory
サーブレット・コンテキスト・パスを基準としたURIで登録されたイメージ・アイコンで使用します。
<resource-image>
要素: images-directory
JARファイル内にパッケージ化され、クラスパスから直接ロードしたイメージ・アイコンで使用します。
<uri-image>
要素: images-directory
完全URIで登録されたイメージ・アイコンで使用します。
<text>
要素: 親アイコンをテキストで置き換えます。
<null>
要素: 親アイコンを置き換えるものはありません。アイコンは表示されません。
<instance>
要素: 直接インスタンス化されたかstaticメソッドから取得したJava Iconインスタンスで使用します。
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カスタム・ルック・アンド・フィールの作成
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