OracleのJDBC/OCIドライバを使用して接続を作成する場合は、次のプラットフォーム固有の要件に注意してください。
.dll
ファイル、UNIXでは .so
または .sl
ファイル)が必要です。
OracleのType 2ドライバ(JDBC/OCI)では、JDBCドライバのバージョンがOracleホームのバージョンと一致している必要があります。たとえば、Oracle JDBCドライバのバージョン9.0.1には、バージョン9.0.1のocijdbc9.dll
を含むOracleホームと、Oracle NetworkソフトウェアおよびRequired Support Filesが必要です。
使用しているJDBCドライバとは異なるバージョンのローカル・データベースに接続する場合、別のOracleホームにOracleクライアント・ソフトウェアをインストールし、Oracle Net Listenerを介して接続してください。
ORACLE_HOME
ディレクトリは、PATH
環境変数にリストされている必要があります。
DLL
ファイルが格納される%ORACLE_HOME%¥bin
ディレクトリを、PATH
環境変数に追加します。
マシンに複数のOracleホームがインストールされている場合は、Oracle Home Selectorユーティリティを使用して適切なOracleホームを選択します。
.so
または .sl
ファイルが格納される${ORACLE_HOME}/lib
ディレクトリを、PATH
環境変数に追加します。
ORACLE_HOME
環境変数を設定する必要があります。
java.library.path
にリストされているもの以外のOCIドライバを持たない場合は、${ORACLE_HOME}/jdev/bin/jdev.conf
で次のような行を編集し、その中のパスをOracleホームへのフルパスに置き換えます。
AddNativeCodePath C:¥ORACLE¥ORA90¥BIN
AddNativeCodePath /u01/app/oracle/product/9.0.1/lib
AddNativeCodePath
は、JVMが共有ライブラリを検索する際に使用するディレクトリ名をjava.library.path
に追加します。
注意: AddNativeCodePath
はディレクトリをパスに追加するだけなので、すでにPATH
環境変数にOCIドライバ・パスが存在する場合は、AddNativeCodePath
を使用してPATH
を編集するかわりに、ORACLE_HOME
を設定します。
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