Oracle JDeveloperインストレーション・ガイド
11g リリース1(11.1.1)
部品番号: B52032-03
2009年5月
このドキュメントでは、次の情報が提供されます。
このリリースのOracle JDeveloperは、第1.1項「CPU、メモリー、ディスプレイおよびハード・ドライブの推奨構成」に示すように、Windows、LinuxおよびMac OS Xの特定のバージョンにおいて、テストを完了し、サポート対象となっています。また、Sun社のJava SE Development Kit(JDK)6 Update 5以上をサポートする全オペレーティング・システムでサポートされています。
次の表に、異なるオペレーティング・システム用のCPU、メモリー、ディスプレイおよびハード・ドライブの推奨要件を示します。
次の表に、Windowsオペレーティング・システム用のCPU、メモリー、ディスプレイおよびハード・ドライブの推奨要件を示します。
表1 Windows用のCPU、メモリー、ディスプレイおよびハード・ドライブの推奨要件
リソース | 推奨 |
---|---|
オペレーティング・システム |
Windows Vista Windows Server 2003 R2 Windows XP-Service Pack 2 |
CPUタイプおよび速度 |
Pentium IV 2 GHz 以上 |
メモリー |
Studio Edition: 2 GB RAM |
ディスプレイ |
65536色、1024 X 768以上の解像度に設定 |
ハード・ドライブ容量 |
Studio Edition: 2.25 GB Java Edition: 103 MB |
JDK |
Windows用JDK 6.0 Update 7は |
次の表に、Linuxオペレーティング・システム用のCPU、メモリー、ディスプレイおよびハード・ドライブの推奨要件を示します。
表2 Linux用のCPU、メモリー、ディスプレイおよびハード・ドライブの推奨要件
リソース | 推奨 |
---|---|
配布 |
Red Hat Enterprise Linux 5.0 Red Hat Enterprise Linux 4.0 Oracle Enterprise Linux 5.0 Oracle Enterprise Linux 4.0 SUSE Linux Enterprise Server 10 |
CPUタイプおよび速度 |
Pentium IV 2 GHz 以上 |
メモリー |
Studio Edition: 2 GB RAM Java Edition: 103 MB |
ディスプレイ |
65536色、1024 X 768以上の解像度に設定 |
ハード・ドライブ容量 |
Studio Edition: 2.25 GB Java Edition: 103 MB |
JDK |
Linux用JDK 6.0 Update 7は |
次の表に、Mac OS Xオペレーティング・システム用のCPU、メモリー、ディスプレイおよびハード・ドライブの推奨要件を示します。
表3 MAC OS X用のCPU、メモリー、ディスプレイおよびハード・ドライブの推奨要件
リソース | 推奨 |
---|---|
オペレーティング・システム |
Apple Mac OS Xバージョン10.5.2以上 |
CPUタイプおよび速度 |
64ビットのIntelプロセッサ |
メモリー |
Studio Edition: 2 GB RAM |
ディスプレイ |
65536色、1024 X 768以上の解像度に設定 |
ハード・ドライブ容量 |
Studio Edition: 2.25 GB Java Edition: 103 MB |
JDK |
Mac OS X 10.5用のSun Java SE 6は、 |
システムにOracle JDeveloper Studio、ADFランタイムおよびWebLogic Server 10g リリース3(10.3)をインストールするには、Oracle Installerを使用できます。
Oracle Installerは、次の形で使用できます。
Oracle JDeveloper Studioを任意のプラットフォームにインストールするために使用できる汎用インストーラ(jdevstudio11110install.jar
)。このインストーラを使用するには、システムにJDK 6.0 Update 5以上がインストールされている必要があります。
JDK 6.0 Update 5を含む、プラットフォーム固有の2つのインストーラ。これらのプラットフォーム・インストーラを使用するためにJDKを事前にシステムにインストールしておく必要はありません。
Windowsインストーラ(jdevstudio11110install.exe
)
Linuxインストーラ(jdevstudio11110install.bin
)
Oracle Installerは、Oracle Technology Network(OTN)の次のWebサイトからダウンロードできます。http://www.oracle.com/technology/software/products/jdev/index.html
ADFランタイムのインストールの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Application Development FrameworkのためのFusion開発者ガイド』の「Fusion Webアプリケーションのデプロイ」を参照してください。
Oracle JDeveloperでのWebLogic Serverの使用の詳細は、第11項「WebLogic ServerとOracle JDeveloperの使用」を参照してください。
汎用インストーラを実行する前に、次の前提条件を満たしていることを確認します。
システムにJDK 6.0 Update 5以上がインストールされている必要があります。JDK 6.0 Update 5がインストールされていない場合は、http://java.sun.com/javase/downloads/index.jsp
から入手できます。
インストール・プロセスを合理化するためには、製品とともに使用するJDKを、インストーラ・プログラムの起動に使用するJDKにする必要があります。この場合、目的のJDKがシステムPATHの最初にあるか、目的のJDKをコマンド・ライン上で明示的に参照することを確認します。
インストーラの起動に使用するJDKが最小製品要件を満たさない場合、インストール・プロセス中にJDKを参照する機会が与えられます。
使用するインストーラのタイプに応じて、次のいずれかの方法でインストール・プロセスを開始できます。
プラットフォームに依存しないインストーラを起動するには、java -jar jdevstudio11110install.jar
を入力します。
Windowsインストーラを起動するには、jdevstudio11110install.exe
ファイルをダブルクリックします。
Linuxインストーラを起動するには、次の手順に従います。
jdevstudio11110install.bin
ファイルが実行可能であることを確認します: chmod +x jdevstudio11110install.bin
ファイルを実行します: ./jdevstudio11110install.bin
インストーラをサイレント・モードで起動して、インストール・プロセス中に構成オプションが表示されないようにすることもできます。詳細は、第16.1項「Oracle JDeveloper Studioのサイレント・モードでのインストール」を参照してください。
インストーラでは、様々なインストール・パラメータを指定するための、複数の画面が用意されています。
ようこそ
「次」をクリックして、インストール・プロセスを開始します。
Middlewareホーム・ディレクトリの選択
新規のMiddlewareホーム・ディレクトリを作成するか、既存のMiddlewareホーム・ディレクトリのリストから選択します。すでにコンポーネントがインストールされているディレクトリを選択すると、製品およびコンポーネントの選択画面が表示されます。ここで、インストールする追加コンポーネントを選択します。
新しくMiddlewareホーム・ディレクトリを作成する場合、デフォルトとしてWindows用にC:\Oracle\Middleware\
、Unixプラットフォーム用に$HOME/Oracle/Middleware/
が用意されています。
注意: 選択するディレクトリに空白が含まれていないことを確認してください。たとえば、 C:\Program Files はMiddlewareホームとして使用しないでください。 |
注意: これ以降Studio Editionについては、選択したMiddlewareホーム・ディレクトリを <install_dir> と表記します。たとえば、Middlewareホーム・ディレクトリとしてC:\mw_home\ を選択した場合、<install_dir>はC:\mw_home\ を指します。 |
インストール・タイプの選択
完全インストールまたはカスタム・インストールを選択します。完全インストールでは、システムにOracle JDeveloper Studio、ADFランタイムおよびWebLogic Serverがインストールされます。カスタム・インストールを選択すると、製品およびコンポーネントの選択画面が表示されます。ここで、インストールするコンポーネントを選択します。
製品およびコンポーネントの選択(カスタム・インストールのみ)
インストールするコンポーネントを選択します。他のコンポーネントに必要なコンポーネントを選択解除すると、それらのコンポーネントも選択解除されます。
注意: Middlewareホーム・ディレクトリにすでにインストールされているコンポーネントは、この画面にグレー表示されます。 |
JDKの選択(汎用インストーラのみ)
製品に使用するJDKを含む汎用インストーラを起動しなかった場合、または最小要件を満たさないJDKで起動した場合は、必要なJDKの場所をここで選択できます。子フォルダbin
を含む、つまりjava.exe
を含むJDKディレクトリにナビゲートします。たとえば、java.exeのパスがC:\JDK\jdk1.6.0_05\bin\java.exe
の場合、C:\JDK\jdk1.6.0_05
を選択する必要があります。
製品インストール・ディレクトリの確認
コンポーネントをインストールするディレクトリが表示されます。「戻る」をクリックして必要な画面にナビゲートし、変更を加えるか、「次へ」をクリックしてインストールを続行します。
注意: インストール対象として選択したコンポーネントに必要なディスク領域に加えて、インストーラでは684MBの一時作業領域が必要です。システムに十分なディスク領域がない場合、その旨を知らせるダイアログが表示されます。目的の場所の領域を空けるか、「前へ」をクリックしてMiddlewareホーム・ディレクトリの選択画面上でかわりの場所を選択できます。 |
Windowsサービスのインストール(Windowsシステムのみ)
Node Manager Serviceのインストールを選択します。Node Managerは、ドメイン内のサーバー・インスタンスの監視、起動および停止に使用します。詳細は、次のURLにある『Oracle WebLogic Server Installation Guide』を参照してください。http://download.oracle.com/docs/cd/E12839_01/common/docs103/install/index.html
注意: Oracle JDeveloperおよびADFでは、Node Manager Serviceを使用する必要はありません。 |
ショートカットの場所の選択(Windowsシステムのみ)
ショートカットを配置する「スタート メニュー」フォルダを選択します。次のいずれかのオプションを選択できます。
「All Users」の「スタート メニュー」フォルダ
このオプションを選択して、このマシンに登録されているすべてのユーザーが、インストール済ソフトウェアにアクセスできるようにします。「All Users」フォルダにショートカットを作成できるのは、管理者権限を持つユーザーのみです。
ローカル・ユーザーの「スタート メニュー」フォルダ
このオプションを選択して、このマシンに登録されている他のユーザーが、このインストールの「スタート」メニューのエントリにアクセスできないようにします。
インストールの概要
インストールするコンポーネントおよび使用されるディスク領域合計が表示されます。
インストール・ステータス
インストールの進捗状況が表示されます。
インストール完了
インストール・プロセスが終了したら、「Quickstartを実行」を選択してQuickstartウィンドウを開きます。Quickstartを使用すると、インストールされたコンポーネントを容易に起動し、オンライン・ドキュメントにアクセスできます。
「終了」をクリックして、インストール・プロセスを終了します。
Oracle JDeveloper Java Editionはインストーラを必要としません。Oracle JDeveloper Javaをインストールするには、解凍(unzip)ツールが必要です。プラットフォーム共通の無償の解凍ツールInfo-Zipは、http://www.info-zip.org/
からダウンロードできます。
注意: このOracle JDeveloperリリースは既存のORACLE_HOMEにインストールしないでください。Oracle Universal Installerでアンインストールできなくなります。 |
注意: Oracle JDeveloperをインストールするディレクトリに空白が含まれていないことを確認してください。たとえば、 C:¥Program Files はインストール・ディレクトリとして使用しないでください。 |
Oracle JDeveloperをjdevjavabase11110.zip
からインストールする手順は、次のとおりです。
JDK 6.0 Update 5以上がインストールされていない場合は、http://java.sun.com/javase/downloads/index.jsp
から入手できます。
jdevjavabase11110.zip
をターゲット・ディレクトリに解凍します。
注意: これ以降Java Editionについては、インストール・ディレクトリを <install_dir> と表記します。たとえば、jdevjavabase11110.zip をC:\jdev_install\ に解凍した場合、<install_dir> はC:\jdev_install を指します。 |
最初にOracle JDeveloperを起動したときに表示されるダイアログで、JDKのインストール・ディレクトリを指定します。java.exe
へのパスを入力する必要があります。
インストールが完了したら、WindowsシステムでOracle JDeveloperの使用を開始できます。
WindowsでOracle JDeveloper Studioを起動するには、次のいずれかの方法を使用します。
「スタート」メニューから、「すべてのプログラム」を選択し、「Oracle Fusion Middleware 11.1.1.x.x」を選択し、「Oracle JDeveloper Studio 11.1.1.x.x」を選択します。
コマンド・ラインで次のいずれかのコマンドを実行して、Oracle JDeveloperを起動することもできます。
<install_dir>\jdeveloper\jdeveloper.exe
<install_dir>\jdeveloper\jdev\bin\jdevw.exe
<install_dir>\jdeveloper\jdev\bin\jdev.exe
(内部診断情報を示すコンソール・ウィンドウを表示する場合)
注意: この項はStudio Editionには適用されません。 |
最初にOracle JDeveloperを起動したときに表示されるダイアログで、JDKのインストール・ディレクトリを指定します。java.exe
へのパスを入力する必要があります。
前に指定したJDKの場所を変更するには、ファイル<install_dir>\jdeveloper\jdev\bin\jdev.conf
内の変数SetJavaHome
をJDKのインストール・ディレクトリに設定します。ワードパッドなど、UNIXの改行文字を認識するエディタを使用します。ファイルを保存すると、ワードパッドではファイルをテキストのみのフォーマットで保存しようとしていることを示す警告が表示されます。この警告は無視してかまいません。
たとえば、Windows環境では、JDKがD: ドライブのディレクトリjdk1.6.0_05にあれば、jdev.conf
のエントリは次のようになります。
SetJavaHome d:\jdk1.6.0_05
次に、Windows用Oracle JDeveloperのユーザー固有コンテンツの、新規デフォルト・ディレクトリ構造を示します。
system
サブディレクトリのデフォルトの場所は、現在は<install_dir>\jdeveloper\system\systemXX.XX.XX.XX
です。XX.XX.XX.XX
は製品ビルドの一意の番号です。
ユーザー生成コンテンツのデフォルトの場所は、現在はC:\JDeveloper\mywork
です(以前は<install_dir>\jdev\mywork
に置かれていました)。
ユーザー・ディレクトリの詳細およびホーム環境変数値の設定方法は、第9項「ユーザー・ホーム・ディレクトリの設定」を参照してください。
インストールが完了したら、LinuxおよびUNIXシステムでOracle JDeveloperの使用を開始できます。
UNIXまたはLinuxプラットフォームでは、大きい不透明なJavaカーソルが表示され、ドラッグ・アンド・ドロップ操作に使用しにくいことがあります。この問題に対処するために、Oracle JDeveloperにはデフォルト・セットを置き換えるためのカーソル・セットが用意されています。カーソルを置き換えるには、JDKへの書込みアクセス権が必要です。
カーソルを置き換える手順は、次のとおりです。
次のJDKディレクトリにあるデフォルト・カーソルのバックアップ・コピーを作成します。
<jdk_install>/jre/lib/images/cursors
次のディレクトリにあるtarファイルから代替カーソルを抽出します。
<install_dir>/jdeveloper/jdev/bin/clear_cursors.tar
LinuxおよびUNIX上でOracle JDeveloperを起動するには、ファイル<install_dir>/jdeveloper/jdev/bin/jdev
を実行します。
インストールが完了したら、Mac OS XプラットフォームでOracle JDeveloperの使用を開始できます。
注意: このドキュメントで概要を説明した手順に加えて、このリリースでは、Mac OS XプラットフォームでOracle JDeveloperを正常に使用するために追加の回避策が必要です。詳細はリリース・ノートを参照してください。 |
このバージョンのOracle JDeveloperは、Oracle JDeveloper 10.1.3.4およびOracle JDeveloper 11.1.1.0.xからの移行のみをサポートします。 このバージョンのOracle JDeveloperに移行する前に、他のすべての旧バージョンからOracle JDeveloper 10.1.3.4に移行しておくことをお薦めします。
Oracle JDeveloperで拡張機能を使用するには、その拡張機能をOTNからダウンロードする必要があります。使用可能なOracle JDeveloper拡張機能の一例がJUnitです。
Oracle JDeveloper拡張機能を自動的にダウンロードしてインストールする手順は、次のとおりです。
「ヘルプ」メニューから「更新の確認」を選択します。
このメニュー・オプションを選択すると、インストールされていない拡張機能のリストとインストール済の拡張機能の新バージョンのリストが表示され、それぞれのリストから選択した拡張機能がダウンロードされます。Oracle JDeveloperを再起動すると、拡張機能が使用可能になります。
Oracle JDeveloper拡張機能を手動でダウンロードする手順は、次のとおりです。
http://www.oracle.com/technology/products/jdev/101/update/exchange.xml
にアクセスします。
Oracle JDeveloper拡張機能を選択します。
指示に従ってzipファイルをダウンロードします。
Oracle JDeveloper拡張機能を手動でインストールする手順は、次のとおりです。
拡張機能のアーカイブに追加のインストール指示があるかどうかを確認します。
「ヘルプ」メニューから「更新の確認」を選択します。
ウィザードのステップ1で、「ローカル・ファイルからインストール」を選択してZIPファイルにナビゲートします。
ウィザードを終了してOracle JDeveloperを再起動します。Oracle JDeveloperを再起動すると、拡張機能が使用可能になります。
追加情報は、オンライン・ヘルプのトピック「Oracle JDeveloperの拡張」を参照してください。このトピックにアクセスするには、「ヘルプ」メニューの「目次」を選択します。
この項では、Oracle JDeveloperでユーザー・ホーム・ディレクトリを正しく識別できるように、ユーザーごとにユーザー・ホーム環境変数を定義してその値を設定する手順について説明します。
ユーザー・ホーム・ディレクトリには、Oracle JDeveloperに使用するユーザー・プリファレンスが格納されます(systemサブディレクトリ内)。また、このディレクトリは、新規プロジェクト(\JDeveloper\mywork\
ディレクトリ内)や指定のユーザー固有の他の構成ファイルのデフォルト・ディレクトリでもあります。
注意: 選択するホーム・ディレクトリに空白が含まれていないことを確認してください。たとえば、 C:\My Home をホーム・ディレクトリとして使用しないでください。 |
ユーザー・ホーム環境変数の名前を定義する手順は、次のとおりです。
テキスト・エディタでファイル<install_dir>\jdeveloper\jdev\bin\jdev.boot
を開きます。ワードパッドなど、UNIXの改行文字を認識するエディタを使用します。
次のエントリを探します。
ide.user.dir.var = JDEV_USER_HOME, JDEV_USER_DIR
これは、Oracle JDeveloperで起動時に検索されるデフォルトの変数です。Oracle JDeveloperで使用する必要がある環境変数を定義または追加できます。ターミナル・サーバー管理者は、この変数名をシステムのネーミング規則に従って変更できます。
注意: jdev.bootファイルに次の行を追加して、ホーム環境変数を明示的に設定できます。 ide.user.dir = <優先ユーザー・ディレクトリへのパス>
出力は次のようになります。 |
ファイルを保存します。ワードパッドを使用している場合は、ファイルをテキスト・フォーマットで保存しようとしていることを示す警告が表示されます。この警告は無視してかまいません。
ユーザー・ホーム・ディレクトリは、コマンド・ラインで次のコマンドを使用して指定することもできます。
jdev.exe -J-Dide.user.dir=<Path>
例: jdev.exe -J-Dide.user.dir=D:/users/joe
マルチユーザー・システム上のOracle JDeveloperの各ユーザーも含めてWindowsシステム上でホーム環境変数を設定する手順は、次のとおりです。
注意: ホーム環境変数を設定するディレクトリに空白を含めないでください。たとえば、 C:\My Projects をホーム・ディレクトリとして指定しないでください。 |
Windowsの「スタート」メニューから「コントロール パネル」を選択し、「システム」を選択します。
「詳細」タブをクリックし、「環境変数」をクリックします。
「ユーザー環境変数」セクションで「新規」をクリックします。
JDEV_USER_DIR
、またはide.user.dir.var
用に選択した名前をユーザー変数として追加します。
この変数の値をホーム・ディレクトリ(N:\users\jdoe
など)に設定し、「OK」をクリックします。
変数の設定を確認するには、コマンド・シェルを開いて次のように入力します。
set
次のような出力が表示されます。
JDEV_USER_DIR=N:¥users¥jdoe
Oracle JDeveloperを起動します。
「ヘルプ」から「バージョン情報」を選択して、ide.user.dir
の値がユーザー・ホーム・ディレクトリに設定されていることを確認します。
LinuxおよびUNIXシステム上で環境変数を設定する手順は、次のとおりです。ここで示す例と構文は、Cシェルを参照しています。
注意: ホーム環境変数を設定するディレクトリに空白を含めないでください。たとえば、 home/jdoe/my projects はホーム・ディレクトリとして指定しないでください。 |
起動構成ファイル(.cshrc
など)で、次のように環境変数を目的のディレクトリに設定します。
setenv JDEV_USER_DIR $HOME/mydocs/jdevfiles
ソース・ファイルを指定して変更を有効にします。
source .cshrc
環境変数を表示して変更を確認します。
echo $JDEV_USER_DIR
次のような出力が表示されます。
/home/jdoe/mydocs/jdevfiles
Oracle JDeveloperを起動します。
「ヘルプ」から「バージョン情報」を選択して、ide.user.dir
の値がユーザー・ホーム・ディレクトリに設定されていることを確認します。
デフォルトでは、LinuxおよびUNIX上のユーザー・ホーム・ディレクトリは$HOME/jdevhome
です。
Mac OS Xシステム上で環境変数を設定する手順は、次のとおりです。ここで示す例と構文は、BASHシェルを参照しています。
注意: ホーム環境変数を設定するディレクトリに空白を含めないでください。たとえば、 home/jdoe/my projects はホーム・ディレクトリとして指定しないでください。 |
起動構成ファイル(.bashrcなど)で、次のように環境変数を目的のディレクトリに設定します。
JDEV_USER_DIR=$HOME/mydocs/jdevfiles
新しい環境変数値をエクスポートします。
export JDEV_USER_DIR
ソース・ファイルを指定して変更を有効にします。
. .profile
環境変数を表示して変更を確認します。
echo $JDEV_USER_DIR
次のような出力が表示されます。
/Users/jdoe/mydocs/jdevfiles
Oracle JDeveloperを起動します。
「ヘルプ」から「バージョン情報」を選択して、ide.user.dir
の値がユーザー・ホーム・ディレクトリに設定されていることを確認します。
デフォルトでは、Mac OS X上のユーザー・ホーム・ディレクトリは$HOME/jdeveloper
です。
Oracle JDeveloperは、Microsoft Terminal Server、Citrix MetaFrame、MetaFrame XP(Windowsの場合)およびMetaFrame 1.1(UNIX環境の場合)にインストールできます。これらの環境では、多数のクライアントが単一のOracle JDeveloperインストールにアクセスできます。いずれの場合も、ユーザーは各自のプロジェクトをローカルに保存できます。
マルチユーザー環境で使用するOracle JDeveloperをインストールして構成する場合は、Oracle JDeveloperとユーザーに最適なパフォーマンスを得るために、ユーザー数やサーバーの処理能力などのリソースのプランニングを考慮する必要があります。
Oracle JDeveloperをインストールするには管理権限が必要です。
Oracle JDeveloperをCitrix MetaFrame ServerまたはMicrosoft Terminal Serverにインストールする手順は、次のとおりです。
Oracle JDeveloperをインストールします。
ユーザー・ホーム・ディレクトリ環境変数を、第10.2項「マルチユーザー環境でのユーザー・ホーム・ディレクトリの構成」および第10.3項「Oracle JDeveloperの実行に使用するTerminal Serverクライアントの構成」に従って定義します。
ターミナル・サーバー環境でOracle JDeveloperを実行する前に、ユーザー・ホーム環境変数を定義し、ユーザーごとにその値を設定できます。これにより、Oracle JDeveloperでユーザー・ホーム・ディレクトリを正しく識別できます。変数が定義および設定されていない場合、Oracle JDeveloperでは<install_dir>\JDeveloper\system\
ディレクトリを使用して各ユーザーのシステム設定を保存し、C:\JDeveloper\mywork
をすべてのユーザーのデフォルト・ユーザー・ソースとして使用します。ユーザー・ホーム・ディレクトリ環境変数を構成する手順は、第9項「ユーザー・ホーム・ディレクトリの設定」を参照してください。
この項では、Citrix MetaFrameまたはMicrosoft Terminal Serverクライアントをローカルにインストール済で、システム管理者がOracle JDeveloperのインストールと構成を完了していることを前提としています。
Oracle JDeveloperを実行できるようにTerminal Serverクライアントを構成する手順は、次のとおりです。
Terminal Serverクライアントのカラー解像度が256色以上に設定されていることを確認します。Java JDK 6.0には、この最小解像度が必須です。
ターミナル・サーバーにログオンします。
ユーザー・ホーム環境変数が定義されていることを確認します。システムで使用されているネーミング規則については、システム管理者に確認してください。デフォルト変数はJDEV_USER_DIR
です。
ホーム環境変数を、第9.1項「Windowsでのホーム環境変数の設定」に従って設定します。
Oracle JDeveloperを起動します。
ユーザー・ホーム・ディレクトリを作成するかどうかを確認するプロンプトが表示されます。「はい」をクリックします。
「ヘルプ」から「バージョン情報」を選択して、ide.user.dir
の値がユーザー・ホーム・ディレクトリに設定されていることを確認します。
Oracle JDeveloperをマルチユーザー環境で実行すると、次のエラーが表示されます。
The system DLL ole32.dll was relocated in memory.The application will not run properly.The relocation occurred because the DLL Dynamically Allocated Memory occupied an address range reserved for Windows NT system DLL's. The vendor supplying the DLL should be contacted for a new DLL.
次の行をコメント解除して、<install_dir>\jdeveloper\jdev\bin\jdev.conf
ファイルを更新する必要があります。
AddVMOption -Xheapbase100000000
ワードパッドなど、UNIXの改行文字を認識するエディタを使用します。Oracle JDeveloperの起動時に引き続きエラーになる場合は、数値の増減が必要になることがあります。ファイルを保存すると、ワードパッドではファイルをテキストのみのフォーマットで保存しようとしていることを示す警告が表示されます。この警告は無視してかまいません。
また、各ユーザーはデフォルト・プロジェクトを変更してこの設定を適用する必要があります。デフォルト・プロジェクト設定でこの値を指定する手順は、次のとおりです。
「ツール」メニューから「デフォルト・プロジェクト・プロパティ」を選択します。
「デフォルト・プロジェクト・プロパティ」ダイアログで「実行/デバッグ/プロファイル」をクリックし、「編集」を選択します。
「起動設定」ノードをクリックします。
「起動設定」ページで、「Javaオプション」フィールドに-Xheapbase100000000
を入力します。
注意: この項はJava Editionには適用されません。 |
Oracle JDeveloper Studio 11g リリース1(11.1.1)をインストールすると、Oracle WebLogic Server 10g リリース3(10.3)も自動的にインストールされます。Oracle JDeveloperではこの事前構成済インストールを、統合WLSであるOracle JDeveloper管理対象サーバーとしてIDE内でのアプリケーションのテストおよびデバッグに使用します。Oracle JDeveloperをインストールすると、Webアプリケーションの開発、テストおよびデバッグの開始に必要なすべてがインストールされ、構成されるため、開発のための追加構成ステップは必要ありません。
スタンドアロンWLSとOracle JDeveloperを使用する場合の追加情報は、Oracle JDeveloperオンライン・ドキュメントのヘルプ・トピック「Oracle WebLogic Serverへの接続およびデプロイ」を参照してください。
インストール中に作成されるWLSドメインであるDefaultDomainは、IDE外での使用を目的としていません。ADFアプリケーションをスタンドアロンWLSサーバーにデプロイするには、ADFアプリケーションを実行するようにサーバーを構成する必要があります。
ADFアプリケーションを実行するためのWLSの準備作業は、次のとおりです。
WebLogic Server 10g リリース3(10.3)をインストールします。Oracle Installerを使用して、最低限WebLogic Server Core Application Serverおよび構成ウィザードおよびアップグレード・フレームワーク・コンポーネントをインストールします。WLS 10g リリース3は、任意のOracle配布メディアを使用してインストールできます。
WLSのインストールの詳細は、次のWebLogic Serverドキュメントを参照してください。
『Getting Started with Installation』、http://download.oracle.com/docs/cd/E12839_01/wls/docs103/getstart/overview.html
『Installation Guide』、http://download.oracle.com/docs/cd/E12839_01/common/docs103/install/index.html
ADFランタイム・ライブラリをWebLogic Server環境に追加します。WebLogic Serverのインストール中にApplication Development Frameworkランタイム・コンポーネントをインストールしなかった場合、第2.2項「インストーラの起動」の説明に従って、Oracle Installerを実行してインストールできます。カスタム・インストールを実行して、ADFランタイム・コンポーネントを既存のWLSホームにインストールします。このステップでは、ADF用WLSに必要なパッチが提供され、ADFランタイムjarファイルとドメイン・テンプレートがサーバー環境にコピーされます。
ADFランタイム・ライブラリのスタンドアロンWLSへの追加の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Application Development FrameworkのためのFusion開発者ガイド』の「Fusion Webアプリケーションのデプロイ」、ADFランタイムのWebLogicインストールへのインストールに関する項を参照してください。
ADFランタイムの新規または既存ドメインを構成します。ADFアプリケーションをWLSにデプロイする前に、ADFランタイムのドメインを構成する必要があります。WebLogic構成ウィザードを使用して、Application Development Frameworkランタイムをサポートするよう自動的に構成された新規ドメインを作成するか、ADFランタイム・ドメイン・テンプレートで既存ドメインを拡張します。
WLSドメインの構成およびADFアプリケーションを実行するためのドメインの準備の詳細は、次のドキュメントを参照してください。
『Create WebLogic Server domains using the Configuration Wizard』、http://download.oracle.com/docs/cd/E12839_01/common/docs103/confgwiz/index.html
。
『Oracle Fusion Middleware Oracle Application Development FrameworkのためのFusion開発者ガイド』の「Fusion Webアプリケーションのデプロイ」、WebLogicドメインの作成および拡張に関する項。
注意: この項はJava Editionには適用されません。 |
Oracle JDeveloperのバージョンと、デプロイをサポートするアプリケーション・サーバーを関連付けるマトリックスは、次のURLでOracle Technology Network(OTN)から入手できます。http://www.oracle.com/technology/products/jdev/htdocs/11/
追加情報は、JDeveloperオンライン・ドキュメントのトピック「アプリケーションのデプロイ」を参照してください。このトピックにアクセスするには、「ヘルプ」メニューから「目次」を選択します。
注意: この項はJava Editionには適用されません。 |
OracleデータベースおよびOracle以外のデータベースと、動作保証済のOracle JDeveloper機能を関連付けるマトリックスは、次のURLでOracle Technology Network(OTN)から入手できます。http://www.oracle.com/technology/products/jdev/htdocs/11/
Oracle JDeveloperでは、次のWebブラウザがサポートされています。
Microsoft Internet Explorer 7.0
Firefox 2.0
Firefox 3.0
Safari 3.0
Oracle JDeveloperでは、次のモバイル・ブラウザがサポートされています。
Apple iPhone Safari
BlackBerry Browser 4.2以上
Nokia S60 Browser
Windows Mobile Pocket IE for Windows Mobile 5, 6
次の各項では、サイレント・インストールの実行方法など、Oracle JDeveloperでアクセシビリティ機能を使用する方法を説明します。
サイレント・モード・インストールとは、インストール構成を1回のみ設定して、インストール・プロセス中に構成オプションが表示されないようにする方法です。サイレント・モードでのインストール中、インストール・プログラムはインストール開始前に作成したXMLファイルから構成設定を読み取ります。
サイレント・モードでインストールする手順は、次のとおりです。
インストールに使用する構成設定を定義する、silent.xmlファイルを作成します。詳細は、第16.1.1項「silent.xmlファイルの作成」を参照してください。
次のコマンドを使用して、サイレント・インストールを開始します。
java -jar jdevstudio11110install.jar -mode=silent -log=log.txt
-log=log.txt
引数は、log.txt
ファイルのインストール・ログを保守します。ログ・ファイルに含まれる情報は、インストール・エラーの調査に役立ちます。
注意: silent.xml ファイルをOracle Installerがあるディレクトリ以外の場所で使用する場合、追加の引数-silent_xml=<your_location>\silent.xml も使用します。 |
silent.xml
ファイルには、構成設定を示す値を指定できる、複数のパラメータが含まれます。
表4「silent.xmlファイルのパラメータ」に、パラメータとその説明を示します。
表4 silent.xmlファイルのパラメータ
リソース | 推奨 |
---|---|
|
選択したOracle Middlewareホーム・ディレクトリのフルパス。例: サイレント・インストールでは、 |
|
インストールするコンポーネントとサブコンポーネントを指定します。 コンポーネント選択のガイドライン:
|
|
使用可能な値:
「All Users」フォルダにショートカットを作成するには、管理者権限が必要です。 |
LOCAL_JVMS |
Javaディレクトリの場所を指定します。目的のJDKでOracle Installerを起動した場合、このパラメータを指定する必要はありません。 |
たとえば、次の構成オプションでサイレント・インストールを指定します。
Middlewareホーム・ディレクトリ: C:\Oracle\Middleware\
。
インストールするコンポーネント: Oracle JDeveloper StudioとApplication Development Frameworkランタイム。
Javaの場所: C:\jdk\jdk1.6.0_07\
。
ショートカットはローカル・ユーザーの「スタート メニュー」フォルダに作成されます。
この構成を実現するには、silent.xml
ファイルを次のようにコード化する必要があります。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <bea-installer> <input-fields> <data-value name="BEAHOME" value="C:\Oracle\Middleware"/> <data-value name="COMPONENT_PATHS" value="JDeveloper and ADF/JDeveloper Studio|JDeveloper and ADF/Application Development Framework Runtime"/> <data-value name="LOCAL_JVMS" value="C:\jdk\jdk1.6.0_07\"/> <data-value name="INSTALL_SHORTCUT_IN_ALL_USERS_FOLDER" value="false"/> </input-fields> </bea-installer>
WebLogic Serverのサイレント・モード・インストールの詳細は、次のURLにある『Oracle WebLogic Server Installation Guide』を参照してください。http://download.oracle.com/docs/cd/E12839_01/common/docs103/install/index.html
アクセシビリティ機能を最大限まで活用できるように、少なくとも次のテクノロジ・スタックをお薦めします。
Windows NT 4.0(Service Pack 6)、Windows 2000またはWindows XP
Java Sun J2SE 1.5.0_05
Sun Java Access Bridge 2.0.1
JAWS 7.0+
Microsoft Internet Explorer 5.5以上
スクリーン・リーダーとJava Access Bridgeの設定については、次の手順を参照してください。JAWS 7.00.135Uを使用している場合は、追加の構成情報について第16.3項「Oracle JDeveloperでのJAWS 7.0およびAccess Bridgeの構成」も参照してください。
インストールされていない場合は、スクリーン・リーダーをインストールします。
インストールの詳細は、スクリーン・リーダーのマニュアルを参照してください。
Oracle JDeveloperをインストールします。
サイレント・インストールの実行の詳細は、第16.1項「Oracle JDeveloper Studioのサイレント・モードでのインストール」を参照してください。
Windowsバージョン2.0.1用のJava Access Bridgeをダウンロードします。ダウンロードするファイルはaccessbridge-2_0_1.zip
です。このファイルは、次のURLで入手できます。http://java.sun.com/products/accessbridge
インストールとJava Access Bridgeの詳細は、このWebサイトから入手可能なJava Access Bridgeマニュアルを参照してください。
フォルダ(accessbridge_home
など)に内容を抽出(解凍)します。
<accessbridge_home>¥installer
フォルダからInstall.exe
を実行してJava Access Bridgeをインストールします。
インストーラによりJDKバージョンの互換性がチェックされてから、「Available Java virtual machines」ダイアログが表示されます。
「Search Disks」をクリックします。次に、Program Filesディレクトリ(存在する場合)にOracle JDeveloperのビルドとJDKのバージョンが格納されているドライブのみを検索するように選択します。
JDKまたはOracle JDeveloperインスタンスが多数含まれている大きいディスクの場合や、複数のディスクを検索する場合は、検索プロセスに時間がかかることがあります。ただし、長時間に及ぶディスクの検索を完了しなければ、Access Bridgeが最適な状態で構成されず、システム上のすべてのJava VMに正常にインストールされません。検索するディスクを選択して「Search」をクリックします。
「Install in All」をクリックして、ダイアログに表示された各Java Virtual MachineにJava Access Bridgeをインストールすることを確定します。
「Installation Completed」メッセージが表示された時点で「OK」をクリックします。
Oracle JDeveloperで作業するには次のファイルがシステム・パスに指定されている必要があるため、Winnt\System32
ディレクトリ(あるいはWindows 2000またはXPの同等のディレクトリ)にインストールされていることを確認し、ない場合は<accessbridge_home>\installer\installerFiles
からコピーします。
JavaAccessBridge.dll JAWTAccessBridge.dll WindowsAccessBridge.dll
PATHシステム変数ではシステム・ディレクトリが必須であることに注意してください。
次のファイルが<install_dir>\jdk\jre\lib\ext
ディレクトリにインストールされていることを確認し、ない場合は<accessbridge_home>\installer\installerFiles
からコピーします。
access-bridge.jar jaccess-1_4.jar
ファイルaccessibility.propertiesが<jdev_home>\jdk\jre\lib
ディレクトリにインストールされていることを確認し、ない場合は\installer\installerFiles
からコピーします。
スクリーン・リーダーを起動します。
フォルダ<install_dir>\jdeveloper\jdev\bin
にあるファイルjdev.exe
を実行してOracle JDeveloperを起動します。
前述の手順は、Windowsを実行中でWindowsベースのスクリーン・リーダーを使用していることを想定しています。Oracle JDeveloperの起動後、最初にエラー情報(存在する場合)を含むコンソール・ウィンドウが開いてから、Oracle JDeveloperのメイン・ウィンドウが表示されます。表示されるメッセージは、Oracle JDeveloperの機能には影響しません。
JAWS 7.0で最適な機能を得るには、Access Bridgeファイル・バージョンの次の組合せが必要です。また、system32
ディレクトリに、Access Bridgeのjarファイルの最新バージョンのコピーが存在する必要があります。
次のファイルをOracle JDeveloperディレクトリ\jdk\jre\lib\ext
に置きます。
access-bridge.jar jaccess-1_4.jar
次のファイルをOracle JDeveloperディレクトリ\jdk\jre\lib
に置きます。
accessibility.properties
次のファイルをWindows system32ディレクトリ\winnt\system32
に置きます。
JavaAccessBridge.dll JAWTAccessBridge.dll WindowsAccessBridge.dll
最新の構成情報や、アクセシビリティおよびユーザー補助機能への対処情報については、http://www.oracle.com/accessibility/faq.html
にアクセスして「Oracle Accessibility FAQ」を参照してください。また、オンライン・ヘルプの目次で「Oracle JDeveloperの基本」の下の「Oracle JDeveloperのアクセシビリティについての情報」ノードを選択すると、利用可能なヘルプ・トピックが表示されます。
Oracle JDeveloper Studioをアンインストールするには、次のディレクトリにあるアンインストーラを実行します。
Windowsシステムの場合、<install_dir>/utils/uninstall/uninstall.exe
。
Linux、UNIXおよびMac OS Xシステムの場合、<install_dir>/utils/uninstall/uninstall
。
注意: アンインストーラは、インストール時に作成されてインストール後に変更されなかったファイルのみを削除します。したがって、インストール後に作成または変更されたファイルはすべてそのまま残されます。プロセスの最後に、削除されなかったファイルおよびフォルダに関するメッセージが表示されます。必要であれば、これらのファイルを削除することができます。 |
Oracle JDeveloper Java Editionをアンインストールする手順は、次のとおりです。
インストール・ディレクトリを削除します。他の処理は不要です。
オラクル社は、Web上で多数のリソースを提供しています。表5「オラクル社のWebサイト」に、役に立つサイトを示します。
オラクル社は、障害のあるお客様にもオラクル社の製品、サービスおよびサポート・ドキュメントを簡単にご利用いただけることを目標としています。オラクル社のドキュメントには、ユーザーが障害支援技術を使用して情報を利用できる機能が組み込まれています。HTML形式のドキュメントで用意されており、障害のあるお客様が簡単にアクセスできるようにマークアップされています。標準規格は改善されつつあります。オラクル社はドキュメントをすべてのお客様がご利用できるように、市場をリードする他の技術ベンダーと積極的に連携して技術的な問題に対応しています。オラクル社のアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/accessibility/
を参照してください。
ドキュメント内のサンプル・コードのアクセシビリティについて
スクリーン・リーダーは、ドキュメント内のサンプル・コードを正確に読めない場合があります。コード表記規則では閉じ括弧だけを行に記述する必要があります。しかしJAWSは括弧だけの行を読まない場合があります。
外部Webサイトのドキュメントのアクセシビリティについて
このドキュメントにはオラクル社およびその関連会社が所有または管理しないWebサイトへのリンクが含まれている場合があります。オラクル社およびその関連会社は、それらのWebサイトのアクセシビリティに関しての評価や言及は行っておりません。
Oracleサポート・サービスへのTTYアクセス
アメリカ国内では、Oracleサポート・サービスへ24時間年中無休でテキスト電話(TTY)アクセスが提供されています。TTYサポートについては、(800)446-2398にお電話ください。アメリカ国外からの場合は、+1-407-458-2479にお電話ください。
次の各項に、各サービスに接続するためのURLを記載します。
オラクル製品サポートの購入方法、およびOracleサポート・サービスへの連絡方法の詳細は、次のURLを参照してください。
http://www.oracle.com/lang/jp/support/index.html
製品のマニュアルは、次のURLにあります。
http://www.oracle.com/technology/global/jp/documentation/index.html
研修に関する情報とスケジュールは、次のURLで入手できます。
http://education.oracle.com/pls/web_prod-plq-dad/db_pages.getpage?page_id=3
オラクル製品やサービスに関するその他の情報については、次のURLから参照してください。
http://www.oracle.com/lang/jp/index.html http://www.oracle.com/technology/global/jp/index.html
注意: ドキュメント内に記載されているURLや参照ドキュメントには、Oracle Corporationが提供する英語の情報も含まれています。日本語版の情報については、前述のURLを参照してください。 |
Oracle Fusion Middleware Oracle JDeveloperインストレーション・ガイド, 11g リリース1(11.1.1)
部品番号: B52032-03
Oracle Fusion Middleware Installation Guide for Oracle JDeveloper, 11g Release 1 (11.1.1)
原本部品番号: E13666-03
Copyright © 1997, 2009, Oracle. All rights reserved.
制限付権利の説明
このプログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)には、オラクル社およびその関連会社に所有権のある情報が含まれています。このプログラムの使用または開示は、オラクル社およびその関連会社との契約に記された制約条件に従うものとします。著作権、特許権およびその他の知的財産権と工業所有権に関する法律により保護されています。独立して作成された他のソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合、もしくは法律によって規定される場合を除き、このプログラムのリバース・エンジニアリング、逆アセンブル、逆コンパイル等は禁止されています。
このドキュメントの情報は、予告なしに変更される場合があります。オラクル社およびその関連会社は、このドキュメントに誤りが無いことの保証は致し兼ねます。これらのプログラムのライセンス契約で許諾されている場合を除き、プログラムを形式、手段(電子的または機械的)、目的に関係なく、複製または転用することはできません。
このプログラムが米国政府機関、もしくは米国政府機関に代わってこのプログラムをライセンスまたは使用する者に提供される場合は、次の注意が適用されます。
U.S. GOVERNMENT RIGHTS Programs, software, databases, and related documentation and technical data delivered to U.S. Government customers are "commercial computer software" or "commercial technical data" pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulations.As such, use, duplication, disclosure, modification, and adaptation of the Programs, including documentation and technical data, shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement, and, to the extent applicable, the additional rights set forth in FAR 52.227-19, Commercial Computer Software--Restricted Rights (June 1987).Oracle USA, Inc., 500 Oracle Parkway, Redwood City, CA 94065.
このプログラムは、核、航空、大量輸送、医療あるいはその他の本質的に危険を伴うアプリケーションで使用されることを意図しておりません。このプログラムをかかる目的で使用する際、上述のアプリケーションを安全に使用するために、適切な安全装置、バックアップ、冗長性(redundancy)、その他の対策を講じることは使用者の責任となります。万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましても、オラクル社およびその関連会社は一切責任を負いかねます。
Oracle、JD Edwards、PeopleSoft、Siebelは米国Oracle Corporationおよびその子会社、関連会社の登録商標です。その他の名称は、他社の商標の可能性があります。
このプログラムは、第三者のWebサイトへリンクし、第三者のコンテンツ、製品、サービスへアクセスすることがあります。オラクル社およびその関連会社は第三者のWebサイトで提供されるコンテンツについては、一切の責任を負いかねます。当該コンテンツの利用は、お客様の責任になります。第三者の製品またはサービスを購入する場合は、第三者と直接の取引となります。オラクル社およびその関連会社は、第三者の製品およびサービスの品質、契約の履行(製品またはサービスの提供、保証義務を含む)に関しては責任を負いかねます。また、第三者との取引により損失や損害が発生いたしましても、オラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます。