ADFのドラッグ・アンド・ドロップによるデータ・バインディングを使用すると、ページ上のUIコンポーネントをデータまたは処理にバインドできます。これには、注文データを編集するフォームを作成する手法と、ボタンをコミット処理にバインドする手法を使用します。
編集ページの役割は、ユーザーがデータを追加および変更できるようにすることです。データバインドされたコンポーネントをed-o.jspx
ページに追加して、編集可能な入力フォームを作成します。編集ページへのアクセス元は参照ページです。実行時にユーザーが参照ページの注文フォームで「編集」ボタンをクリックすると、アプリケーションが編集ページにナビゲートし、注文フォームに現在表示されている注文の全詳細を編集できます。変更内容をデータベースに保存する場合は、編集ページに「コミット」ボタンを追加します。
編集ページの設計を開始するには、再び「データ・コントロール」パネルを使用します。注文用に編集可能な入力フォームを作成するには、「OrdersView1」(参照ページの読取り専用フォームの作成に使用したのと同じデータ・コレクション)をドラッグ・アンド・ドロップします。入力フォームを作成した後、開いている「FODModuleDataControl」ノードの下で「操作」 > 「コミット」の順にノードを開き、「コミット」ボタンを追加します。
前のキュー・カードでページ・フロー・ダイアグラムを作成したときに、編集ページから参照ページへのナビゲーション結果goBrowse
を定義しました。編集ページで参照ページへのアクセスを提供するには、コマンド・ボタンを追加し、ボタンのaction
プロパティをgoBrowse
結果に設定します。実行時にユーザーがコマンド・ボタンを実行すると、アプリケーションが参照ページにナビゲートします。
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