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コントロール・ヒントを使用してラベルをカスタマイズする手順を完了すると、アプリケーション・ナビゲータの「Model」プロジェクトは次のように表示されます。

アプリケーション・ナビゲータ、「Model」プロジェクト

Modelプロジェクトのビジネス・コンポーネント・オブジェクトに対して属性コントロール・ヒントを定義すると、JDeveloperによって、これらを格納するプロジェクト・レベルのリソース・バンドル・ファイルがデフォルトで作成されます。定義したヒントは、関連するビュー・クライアントの生成されたフォームと表で使用されます。コントロール・ヒントを保存するためにJDeveloperで使用されるリソース・バンドル・オプションは、「プロジェクト・プロパティ」ダイアログのリソース・バンドル・ページで決定されます。デフォルトでは、「リソース・バンドル・タイプ」オプションが、.propertiesファイルを生成するプロパティ・バンドルに設定されます。

プロジェクトのコントロール・ヒントを初めてカスタマイズしたときに、JDeveloperでは、ModelBundle.propertiesファイルが作成されています。このModelBundle.propertiesファイルには、追加したコントロール・ヒント定義の翻訳可能なキー文字列が含まれています。たとえば、次のような文字列が含まれています。

# 
model.OrdersView.OrderId_LABEL=Order Number
model.OrdersView.OrderDate_LABEL=Date of Order
model.OrdersView.OrderStatusCode_LABEL=Status
model.OrdersView.OrderTotal_LABEL=Total Price 

コントロール・ヒントのラベルを作成したときに、JDeveloperでは、コントロール・ヒントを変更した属性のラベル・メタデータで、「OrdersView」ビュー・オブジェクトも更新されています。たとえば、属性OrderIdの場合は、次のように表示されます。

<Properties>
  <SchemaBasedProperties>
    <LABEL
      ResId="model.OrdersView.OrderId_LABEL"/>
  </SchemaBasedProperties>
</Properties>

アプリケーションを実行すると、アプリケーション・ウィンドウは次のように表示されます。

アプリケーション・ウィンドウ