メモリー・プロファイラを使用すると、プログラムがどのようにJavaヒープを使用しているかを把握できます。メモリー・リークやヒープの非効率な使用、および一般にメモリーに関する疑わしい動作を検出できます。詳細
プロファイラには、メモリー・プロファイリング用のツールが2つあります。新規オブジェクト/ガベージ・コレクション(以降は新規/G.C.と表記)レポートと、参照スナップショット(ヒープ・ダンプとも呼ばれる)です。これらのツールを使用する際には、次の点に注意してください。
メモリー・プロファイリングおよびメソッド・コールのカウントは、システムおよびアプリケーションの処理速度を大幅に低下させます。アプリケーションのプロファイリングを開始する前に、次の情報に注意してください。
<jdev_install>/jdev/bin
ディレクトリに移動し、コマンドラインから次のコマンドを使用してJDeveloperの起動を試行します。 jdev -J-Xmx1024m
前述のコマンドにより、1GBの仮想メモリーがJDeveloperに割り当てられ、デフォルト・メモリーの512MBよりも優先されます。
-J-Xmx1024m
パラメータを使用してJDeveloperを起動し、プロファイリングの開始前にメモリー・サイズを増やします。メモリー・プロファイラには、新規/G.C.レポートの「クラス」ビューと「アロケータ」ビュー、およびヒープ・スナップショットの「参照」ビューという3種類のビューでデータが表示されます。
「クラス」ビューには、新規のオブジェクト/ガベージ・コレクション・データがJavaクラス別に編成されて表示されます。どのクラスに大量のメモリーが割り当てられているかを検出し、メモリー・リークがないかスキャンするのに使用します。詳細
「アロケータ」ビューには、最も多くのメモリーを消費したスレッド・グループ、スレッド、スタックおよびメソッドが表示されます。詳細
「参照」ビューには、スナップショットの時点でアプリケーション・ヒープにあったクラス、オブジェクトおよびオブジェクトへの参照が階層表示されます。詳細
Copyright © 1997, 2009, Oracle. All rights reserved.