JSF HTMLライブラリ - <h:commandLink>タグ

別のページ、またはページ上の別の場所へのリンクを作成します。コンポーネントはHTML <a>要素としてレンダリングされます。href属性には#が格納され、onclick属性には、コンポーネントが属するフォームを発行するためのJavaScriptコードが格納され、コンポーネントのクライアントIDがリクエスト・パラメータとして指定されます。

構文

<h:commandButton value="value"
	[id="id"]
	[binding="componentBinding"]
	[rendered="true|false"]
	[action="actionMethodBinding"]
	[actionListener="actionlistenerBinding"]
	[immediate="true|false"]
	<!--HTML attributes-->
/>

属性

id
文字列。このコンポーネントのコンポーネント識別子。値は、ネーミング・コンテナである最も近い親コンポーネント内で一意である必要があります。
value
オブジェクト。このコンポーネントの現在の値。
rendered
ブール値。レンダー・レスポンス・フェーズ中にこのコンポーネントをレンダリングするかどうか、または後続のフォーム発行でこのコンポーネントを処理するかどうかを示すフラグ。
immediate
ブール値。このコンポーネントの値は、検証処理フェーズまで待機するのではなく、リクエストの適用フェーズ中に変換および検証される必要があることを示すフラグ。
action
文字列。ユーザーがこのコンポーネントをアクティブにすると起動するアプリケーション・アクションを表すMethodBinding。式では、パラメータを取らないpublicメソッドを評価し、このアプリケーションのNavigationHandlerに渡されるStringを戻す必要があります。
actionListener
文字列。ユーザーがこのコンポーネントをアクティブにすると通知を受け取るアクション・リスナー・メソッドを表すMethodBinding。式では、ActionEventパラメータを取るpublicメソッドを評価し、戻り型がvoidである必要があります。
binding
文字列。このコンポーネントをバッキングBeanのプロパティにリンクする値バインディング式。

JSFでサポートされているHTML 4.01属性(オプション)については、「JSF標準コンポーネントのタグ属性の概要」を参照してください。

このタグおよびすべてのJSFコア要素とHTML要素の詳細は、次のURLの「W3C JavaServer Faces 1.1 Specification」を参照してください。
http://java.sun.com/j2ee/javaserverfaces/1.1/docs/tlddocs/index.html


リファレンス: JSF標準コンポーネント