コード監査のログ・ウィンドウ
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コード監査のログ・ウィンドウは、コード監査レポートを表示したり、規則違反やしきい値超過の測定結果を調査および修正する場合に使用します。コード監査が開始されると、ログ・ウィンドウに新しいタブが作成され、このタブにコード監査レポートが表示されます。
コード監査とは、プログラミング規格を定義している規則およびコード測定に準拠しているかどうかについてのコードの静的な分析のことです。コード監査では、コードの改善および保守を困難にしている不具合が検出されます。JDeveloperのコード監査ツールを使用すると、このような不具合を検出および修正できます。コンパイルが不可能または実行不可能な場合でも、コードの監査は可能です。
コード監査ウィンドウの「レポート」パネル
コード監査レポートとは、構成に編成されたツリーとして表示される規則違反およびコード測定結果のセットのことです。構成には、メソッド、クラス、パッケージ、ファイル、プロジェクトまたはワークスペースがあります。コード監査プロファイルに規則が含まれている場合、表には「重大度」列が含まれ、指定した構成の重大度が表示されます。コード監査プロファイルにコード測定が含まれている場合、表にはコード測定ごとに列が追加され、構成の測定結果が表示されます。
列のコンテンツを基にレポートをソートするには、列ヘッダーをクリックします。ソート順序を逆にするには、再度クリックします。
コード監査ウィンドウのツールバー
ログ・ウィンドウのツールバーから次の操作を実行できます。
リフレッシュ
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同じプロファイルを使用して同じ選択項目に対してコード監査を再実行する場合にクリックします。
取消
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実行中のコード監査を終了する場合にクリックします。結果の一部が表示される場合があります。
エクスポート
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レポートをファイルに保存できる「結果のエクスポート」ダイアログを開く場合にクリックします。結果は、XML、HTMLまたはプレーン・テキストで保存できます。
すべて展開
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レポート内のすべてのコンテナ・ノードを展開し、すべての行を表示する場合にクリックします。
すべて閉じる
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レポート内のすべてのコンテナ・ノードを閉じ、トップレベルの構成以外のすべてを非表示にする場合にクリックします。
構成をグループ化
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表示するコンテナ構成のタイプを指定できる「グループ化」ダイアログを開く場合にクリックします。構成別にグループ化すると、結果の適切な編成、不具合および違反の迅速な追跡、結果を簡単に分析できます。
修正
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ドロップダウン・メニューから規則違反に対する修正を選択します。個々の規則違反に対して、その違反タイプに定義されている修正から選択します。グループ構成には、「デフォルトの修正を適用」のみを選択できます。これにより、そのタイプに定義されているデフォルトの修正(存在する場合)が適用されます。
異常のみ表示
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許容範囲内にある測定結果の表示を切り替えます。しきい値は、コード測定の設定可能なプロパティの1つです。このアイコンはデフォルトで有効化されています。
- フィルタ
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違反が表示されているJavaクラスのセットを削除する場合はフィルタを指定します。パッケージ名、クラス名またはその両方を基準にしてフィルタできます。フィルタは、カンマで区切られた1つ以上のパターンで構成されます。
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パターンには、次の特殊文字を含めることができます。
フィルタを渡すクラスのセットは、パターンの順序を考慮して決定されます。非除外パターンでは、パターンに一致するすべてのクラスがセットに追加され、除外パターンでは、パターンに一致するすべてのクラスがセットから削除されます。
- パッケージ
- 完全修飾クラス名の最後の要素以外のすべてに適用されるフィルタのパターンを入力します。このフィールドが空の場合、フィールドは無効です。
- ファイル
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完全修飾クラス名の最後の要素にのみ適用されるフィルタのパターンを入力します。このフィールドが空の場合、フィールドは無効です。
- 適用
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特定の「パッケージ」フィルタおよび「ファイル」フィルタをレポート行に適用する場合にクリックします。
- 消去
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「パッケージ」フィルタおよび「ファイル」フィルタを消去する場合やレポート行をリストアする場合にクリックします。
コード監査ウィンドウのコンテキスト・メニュー
1つ以上の構成(コンテナ・ノード)または規則違反(リーフ・ノード)を選択し、右クリックしてコンテキスト・メニューを開きます。コンテキスト・メニューから、選択した構成または規則違反に対して次の操作を実行できます。
- デフォルトの修正を適用
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選択した各規則違反または選択した構成内のすべての違反にデフォルトの修正(存在する場合)を適用する場合に選択します。デフォルトの修正は、「ツール」
「プリファレンス」
監査: プロファイル・ページを使用して定義できます。
- <Fix>の適用
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構成内の選択した規則違反に対してこの修正を適用する場合に選択します。
- <Rule>に関する情報
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この規則違反に対して適用される規則の説明を表示する場合に選択します。
- <Rule> 違反を非表示
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選択した規則のすべての違反をレポートから削除する場合に選択します。
- 非表示の違反を表示
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前に非表示にしたすべての違反をリストアする場合に選択します。
- しきい値を超えるもののみ表示
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許容範囲内にある測定結果の表示を切り替える場合にクリックします。
- 取消
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実行中のコード監査を終了する場合に選択します。
- リフレッシュ
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コード監査を再実行する場合に選択します。
- グループ化
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表示するコンテナ構成のタイプを指定できる「グループ化」ダイアログを開く場合に選択します。
- すべて展開
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レポート内のすべてのコンテナ・ノードを展開し、すべての行を表示する場合にクリックします。
- すべて閉じる
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レポート内のすべてのコンテナ・ノードを閉じ、トップレベルの構成以外のすべてを非表示にする場合にクリックします。
- ソースへ移動
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規則違反があった位置でソース・ファイルを開く場合に選択します。必要に応じて、ファイルを編集して違反を修正できます。
- エクスポート
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レポートをファイルに保存できる「結果をエクスポート」ダイアログを開く場合に選択します。
関連項目
コード監査レポートの表示
コード監査レポートの解釈
コード監査プロファイルの管理
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