annotationタグは、グラフの注釈を定義する場合に使用します。注釈は、グラフ上の特定のデータ・ポイントに関連付けられます。annotationSetタグには、グラフの注釈を必要な数だけ無制限にラップできます。ただし、通常、注釈はグラフ内のごく一部のポイントにのみ関連付けられます。1つのデータ・ポイントに複数の注釈を関連付けることもできます。
annotationタグはannotationSetタグの子です。
annotationタグの子として使用できるタグはgraphFontです。
次の例は、1つのグラフ内に6つの注釈を作成する場合のXMLを示しています。
<dvt:graph> <dvt:annotationSet> <dvt:annotation series="0" group="0" text="annotation #1"/> <dvt:annotation series="0" group="0" text="Second annotation for the same series and group"/> <dvt:annotation series="1" group="3" text="This is a long long long annotation text for series 1 and group 3"> <dvt:graphFont name="SansSerif" size="10" color="#0000FF" bold="false" italic="true" underline="false"/> </dvt:annotation> <dvt:annotation series="1" group="7" text="fourth annotation"/> <dvt:annotation series="0" group="7" fillColor="#55FFFF00" borderColor="#55FF0000" text="fifth annotation"/> <dvt:annotation series="0" group="7" fillColor="#55FFFF00" borderColor="#55FF0000" text="sixth of the same set"/> </dvt:annotationSet> </dvt:graph>
名前 | 型 | ELのサポート | 説明 |
---|---|---|---|
id | java.lang.String | なし | コンポーネントの識別子を指定します |
series | int | なし | グラフの系列のゼロベースの索引を指定します。ほとんどのグラフでは、各系列が同じ色のマーカー・セットとして表示されます。たとえば、複数円グラフで、黄色の各区分が靴の売上を表し、緑の各区分がブーツの売上を表す場合があります。棒グラフでは、黄色の棒がすべて靴の売上を表し、緑の棒がブーツの売上を表す場合があります。 |
group | int | なし | グラフのグループのゼロベースの索引を指定します。グループの外観は、グラフ・タイプによって異なります。集合棒グラフでは、棒の各集合が1つのグループになります。積上げ棒グラフでは、各積上げが1つのグループになります。複数円グラフでは、各円が1つのグループになります。 |
borderColor | java.lang.String | なし | RGB 16進数で注釈の枠線の色を指定します。たとえば、黒を指定するには、color="#000000"とします。この色プロパティは、入力として6桁または8桁の16進数を取ります。8桁の16進数が使用される場合、最初の2桁は透明度を表します。6桁の16進数が使用される場合、色は不透明となります。 |
fillColor | java.lang.String | なし | RGB 16進数で注釈の塗りつぶしの色を指定します。たとえば、黒を指定するには、color="#000000"とします。入力として6桁または8桁の16進数を取ります。8桁の16進数が使用される場合、最初の2桁は透明度を表します。6桁の16進数が使用される場合、色は不透明となります。 |
text | java.lang.String | なし | 注釈で表示するテキストを指定します。改行を使用して複数の行にすることもできます。 |
rendered | boolean | なし | この注釈をグラフに表示するかどうかを指定します。有効な値はtrue(デフォルト)とfalseです。 |