次のようなビュー・オブジェクトに基づいてビュー・オブジェクト・インスタンスを編集または作成する場合に使用します。
指定したアプリケーション・モジュールにすでに存在する。
<jbo:CreateViewObject>
または<jbo:CreateRowSet>
データ・タグを使用して動的に作成します。
属性
id-ビュー・オブジェクトのインスタンスの名前。ページ内で一意の名前を割り当てる必要があります。有効なJava識別子であればどのような名前でもかまいません。スクリプトレット内で、型oracle.jbo.ViewObject
のスクリプト可能な変数としてこのIDを使用できます。
name-ビジネス・コンポーネント・プロジェクトでの表示に使用するビュー・オブジェクトのフルネーム。アプリケーション・モジュールによって定義された既存のビュー・オブジェクト、または<jbo:CreateViewObject>
データ・タグを使用して作成したビュー・オブジェクトを指定できます。アプリケーション・モジュールIDであるappmodId.viewobjectName
でビュー・オブジェクト名を指定する必要があります。また、 appmodId.viewobjectName#rowsetName
という表記法を使用してビュー・オブジェクトの行セットを指定することもできます。
rangesize-ビュー・オブジェクトからフェッチする、レンジにおける行数(オプション)。これは、行セット全体で作業しない場合に有用です。レンジによって、データ・ソース内の行のサブセットへのアクセスに使用できるウィンドウが効果的に定義されます。レンジは、行セットが大きく、すべての行をクライアントに送るわけではない場合、または一定の行数をページに表示する場合に有用です。デフォルトでは、レンジ・サイズは1行(値1)に設定されます。-1に設定すると、すべての行がフェッチされます。
itermode-ユーザーが行セット内の最終レンジの行の表示を試みた場合の行セットの表示動作を決定します(オプション)。一度に行セット内の全レンジの行のみを表示する場合(このモードでは、完全にデータ移入されたページが表示されます)、LastPageFull
に設定します。それ以外の場合、デフォルト値LastPagePartial
が適用されて、レンジ・サイズに関係なく、ユーザーが行セットの最後まで移動できます。デフォルトの部分ページ・モードを使用するユーザーにとって、最終ページのサイズが、前回表示されたページ(レンジ・サイズによって常に制御される)とは異なることがあります。
注意: 最終ページの部分モード(デフォルト)は、ページ内で一定数の行セットが処理されるWebクライアントの場合に役に立ちます。最終ページの完全モードでは、ページ内の行数が必ずしも一定しているとはかぎりません。行セットの最後に達した場合、ページが自動的に調整され、範囲サイズより少ない行数でスクロールされる場合があります。これら2つのモードのもう1点の違いは、最終ページで行が削除された場合です。最終ページの完全モードでは、範囲が最後に達したときに範囲内の行を削除すると、範囲を完全に保つために最上位の行が読み込まれます(存在する場合)。最終ページの部分モードでは、最上位の行は読み込まれません。ページの最後の行が削除されると、範囲サイズによって上にスクロールされます(ページ・アップ)。最終ページの動作の詳細は、oracle.jbo.RowIterator
Javadocを参照してください。
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