ADF Facesには、コンポーネントをドロップ・ターゲットとして宣言的に有効化するためのaf:attributeDropTarget
およびaf:collectionDropTarget
という2つのタグが用意されています。これらのタグは、ドロップ・ターゲット・コンポーネントとして有効化するコンポーネント内でネストされます。
af:attributeDropTarget
タグでは、互換性のある値がコンポーネントにドラッグ・アンド・ドロップされたときに設定されるコンポーネント属性(value
など)を指定できます。たとえば、ターゲット・コンポーネントがaf:inputText
の場合に、コンポーネントとそのvalue
属性をドロップ・ターゲットとして有効化するには、次のようにaf:inputText
内にaf:attributeDropTarget
を埋め込み、value
をドロップ・ターゲット属性に指定します。
<af:inputText>
<af:attributeDropTarget attribute="value"/>
</af:inputText>
実行時に、互換性のあるドラッグ・ソースが入力コンポーネントにドロップされると、入力コンポーネントは自動的にリフレッシュされてソースの値が表示されます。
コレクション・モデル(af:table
、af:tree
など)をドロップ・ターゲット・コンポーネントとして使用するデータ・コンポーネントを指定するには、af:collectionDropTarget
タグを使用します。このタグの使用方法の詳細は、ADF Facesタグ・リファレンスを参照してください。
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