静的値リスト(LOV)はビュー・オブジェクトに基づいており、このビュー・オブジェクトには、設計時に一時属性が作成されて値が移入されています。新規のビュー・オブジェクトを定義して値リストに必要な静的値を移入し、値リストとして使用する既存のビュー・オブジェクトにその値を関連付けます。
ビュー・オブジェクトの作成を開始するには、「ビュー・オブジェクトの作成」ウィザードを起動します。このウィザードを起動するには、アプリケーション・ナビゲータでプロジェクトを右クリックし、「新規」を選択します。「新規ギャラリ」の「カテゴリ」ツリーで「ADF Business Components」を選択し、「項目」リストで「ビュー・オブジェクト」を選択して、「OK」をクリックします。
ウィザードでは、静的リストに基づいて新規のビュー・オブジェクト(「StatusCodes」)を定義し、2つの一時属性を指定します。一時属性の値がSQL問合せの一部として取得されない場合は、その一時属性が計算属性になります。一時属性の値がSQL問合せのSELECT
リスト内の式として取得された場合は、他の計算属性がSQL計算属性になります。
また、ウィザードを使用して有効なステータス・コードとその説明の値を新規ビュー・オブジェクトに追加し、静的値リストを作成します。
新規ビュー・オブジェクトを作成した後、ビュー・アクセッサを介して「StatusCodes」ビュー・オブジェクトを追加し、「OrdersView」ビュー・オブジェクトで使用できるようにします。
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