マネージドBeanの構成

マネージドBeanはfaces-config.xmlファイル内に構成します。このファイルにBeanを宣言することで、アプリケーションの起動時にBeanが使用可能になります。その後は、アプリケーション内のEL式でBeanが参照されると、Beanが現在スコープ内に存在していない場合は、マネージドBean作成機能によって、Beanでデフォルトのコンストラクタ・メソッドがコールされ、Beanがインスタンス化されます。プロパティも宣言されている場合は、宣言済デフォルト値が移入されます。

faces-config.xmlファイルは手動で編集するか、またはJSF構成エディタを使用できます。エディタを使用する場合、Beanクラスが存在していない場合はスケルトンBeanの生成を選択することもできます。

JSF構成エディタを使用して構成ファイルにBeanを追加する手順は、次のとおりです。

  1. アプリケーション・ナビゲータで、「faces-config.xml」ファイルをダブルクリックします。
    このファイルは、Web Content/WEB_INFディレクトリにあります。
  2. ウィンドウの下部にある「概要」タブを選択します。
    JSF構成エディタ・ウィンドウが表示されます。
  3. 左側にある要素リストから「Managed Bean」を選択します。
  4. 「新規」「編集」および「削除」ボタンを使用して、BeanおよびBeanのプロパティを構成します。[F1]またはダイアログ内の「ヘルプ」ボタンを押すと、その他の手順やリファレンス・ヘルプを参照できます。

構成ファイルにBeanを手動で追加する手順は、次のとおりです。

  1. アプリケーション・ナビゲータで、「faces-config.xml」ファイルをダブルクリックします。
    このファイルは、Web Content/WEB_INFディレクトリにあります。
  2. ウィンドウの下部にある「ソース」タブを選択します。
    ファイルがXMLソース・エディタで開きます。
  3. マネージドBean要素とBeanのプロパティ要素を追加します。詳細

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