デバッガ

「実行」メニュー次の選択「プロジェクトのデバッグ」

「アプリケーション・ナビゲータ」コンテキスト・メニュー次の選択「デバッグ」

デバッガにより、コードを調べて問題のある領域を特定し修正するための多くの機能が提供されます。コードの分析には、ローカルとリモートの2種類のデバッグが可能です。

ローカル・デバッグ・セッションを開始するには、ソース・ファイルにブレークポイントを設定し、デバッガを開始します。JDeveloperでサーブレットなどのアプリケーションをデバッグする際は、実行フローを完全に制御して、変数の値を表示および変更できます。また、クラス・インスタンスのカウント数とメモリー使用量を監視することによって、アプリケーションのパフォーマンスを調べることができます。JDeveloperは、アプリケーションから他のソース・ファイルへのコールに従うか、またはソース・ファイルが使用できない場合はスタブ・クラスを生成します。

リモート・デバッグでは、2つのJDeveloperプロセスが必要です。1つはデバッガ・プロセス、もう1つはデバッグ対象プロセスです。デバッグ対象プロセスは異なるプラットフォームに存在している場合があります。デバッグ対象プロセスが開始し、デバッガ・プロセスがそのデバッグ対象プロセスにアタッチされた後は、リモート・デバッグとローカル・デバッグの動作は似ています。

JDeveloperでは、コード内で問題のある領域を効率的に特定できるようにする特殊な目的のデバッグ・ウィンドウが、次のように数多く提供されます。

これらのデバッガ・ウィンドウは、「表示」次の選択「デバッガ」メニューから選択して開くことができます。

ADFコンポーネントのデバッグ

JDeveloperには、ADFコンポーネントをデバッグするために、次の3つのウィンドウも用意されています。

各デバッガ・ウィンドウに表示する情報のタイプを制御できます。表示する列など、各ウィンドウで使用できるオプションを確認するには、ウィンドウを右クリックして、コンテキスト・メニューから「プリファレンス」を選択します。またはメイン・メニューから「ツール」次の選択「プリファレンス」を選択し、「デバッガ」ノードを展開して、各デバッガ・ウィンドウのプリファレンス・ページを表示することもできます。また、デバッグ情報をテキスト出力ファイルまたはHTML出力ファイルとして保存することもできます。方法

JDeveloperデバッガでは、次の方法でプログラムの実行を制御できます。


Javaプログラムのデバッグ
デバッガ・ウィンドウの使用方法
プログラムのデバッグ
Javaプログラムのリモート・デバッグ