UMLモデラー

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JDeveloperには、ビジネス・コンポーネントの動作、インタラクション、および構造をモデリングするための、8種類のUMLベース・ダイアグラムが用意されています。ダイアグラムのカスタマイズを支援するプリファレンスや設計オプションも数多くあります。詳細

開発ツールとしてのUMLダイアグラム

ソフトウェア・システムのモデル(構造および設計を含む)を指定、視覚化、および文書化するには、JDeveloperのダイアグラム作成ツールを使用します。開発アーキテクチャのモデルを用意することは、これから建設しようとしている高層ビルや小規模住宅の設計図を用意することに似ています。ダイアグラム・モデラーを使用することで、ビジネス機能が完成していて正確であること、エンド・ユーザーのニーズを満たしていること、およびプログラム設計がスケーラビリティ、堅牢性、セキュリティ、拡張性の要件をサポートしていることが保証されます。ソフトウェア・システムをダイアグラム化すると、プロセスの途中や、開発の開始後や、開発の完了後にではなく、作業を開始する前に問題点を発見できるので、時間と経費を節約できます。

JDeveloperで使用可能なUMLダイアグラムの種類は次のとおりです。

ダイアグラムが表示されると、コンポーネント・パレットも表示されます。コンポーネント・パレットには、ダイアグラムに含めることができる要素が表示されます。これらの要素は、「コンポーネント」パネルおよび「ダイアグラムの注釈」パネルに表示されます。ナビゲーション・ダイアグラムに要素を追加する方法は要素によって異なり、多くの場合はドラッグですが、クリックを使用する場合もあります。

ダイアグラムに要素を追加した後、ダイアグラム上で要素がどのように表示されるかを管理またはカスタマイズするには、様々なツールを使用できます。詳細

モデラーのツールバー

ダイアグラマの上部にあるツールバーには、ダイアグラムを表示および書式設定するためのツールが含まれています。

ズーム・イン ズーム・イン
ダイアグラムをより詳細に表示する場合はズーム・インします。

ズーム・アウト ズーム・アウト
ダイアグラム内のより広い範囲を表示する場合はズーム・アウトします(詳細レベルは下がります)。

ダイアグラムのサイズ 選択領域のズーム
選択したパーセンテージで現在のダイアグラムがズームされます。たとえば、200%を選択すると、現在のダイアグラムが2倍のサイズに拡大されて表示されます。

ダイアグラムまたは選択したダイアグラム要素を、階層(上から下、下から上、左から右、右から左)、対称、グリッド、行(順序モデル要素の場合)など、様々なレイアウト・スタイルでレイアウトできます。ダイアグラマの上部に、レイアウト・スタイルを選択するドロップダウン・リストがあります。

これらのスタイルは、ダイアグラム上のすべての要素ではなく、選択した要素のみをレイアウトすることで、同じダイアグラム上で組み合せて使用できます。詳細

ツールバーでツールを選択する以外に、ダイアグラムまたは要素を右クリックして、いつでもビジュアル・プロパティおよび一般プロパティを変更できます。


ダイアグラムによるモデリング
ダイアグラムの作成および使用
ダイアグラムでの要素の作成