<dvt:graph>

dvt:graph graph graph

UIComponentクラス: oracle.adf.view.faces.bi.component.graph.UIGraph
コンポーネント・タイプ: oracle.dss.adf.graph.Graph

概要

<dvt:graph>タグは、ADFデータ視覚化グラフを作成する場合に使用します。このタグは、UIでサポートされていない非常に強力なタグです。非常に複雑で使用が難しいため、ほとんどの場合、UIでサポートされている簡単なグラフ・タグを使用することをお薦めします。

UIで使用可能な簡単なグラフ・タグは、次のとおりです。

<dvt:graph>タグを使用すると、様々な棒グラフ、円グラフ、折れ線グラフ、散布図、株式グラフなど、50種類を超えるグラフを作成できます。一部のグラフ属性およびグラフ子タグは特定のグラフ・タイプにのみ関連していますが、このグラフ・タグにはグラフ属性の完全なセットが含まれており、すべてのグラフ子タグを使用することがサポートされています。最もよく使用される有用な子タグとして、<dvt:series>タグをあげることができます。系列は、同じ色のマーカーのセットで表されます。棒または線の色を変更するには、<dvt:series>タグのセットを<dvt:seriesSet>タグ内で使用します。たとえば、棒グラフの棒、折れ線グラフのデータ線、および円グラフの区分などはいずれも、系列属性colorを使用して色を定義します。

グラフのレイアウトには、5つの主要コンポーネント(タイトルサブタイトル脚注legendAreaおよびplotArea)が入ります。plotAreaはデータを描画し、常にレンダリングされますが、他の4つのコンポーネントはオプションで、グラフ内の様々な場所に配置できます。グラフ全体に割り当てられたエリアの領域は、タイトルがあれば最初にタイトルに割り当てられます。タイトルサブタイトルは、デフォルトでグラフ最上部に並べて表示され、脚注はグラフ最下部に表示されます。次に、各系列に関連するマーカーの色とラベルが表示されるlegendAreaに領域が割り当てられます。このコンポーネントは、4つの場所(左右上下)のいずれかに配置できます。凡例にはグラフ領域のうち最大40%を使用できます。plotAreaとそのラベルが残りの領域を占めます。

データ・モデル

データ・バインディング・ダイアログを使用して、通常は行セットに基づくデータ・コントロールに単純なグラフ・タグをバインドします(詳細は、データ・バインディングに関するドキュメントを参照)。グラフのデータを提供する一般的な方法としては、tabularData属性を使用してグリッドを作成する方法もあります。この方法では、バッキングBeanまたはマネージドBeanを使用する必要があります。

グラフを描画するには、数値データ・ポイントの単純グリッドが必要です。このグリッドの行ラベルと列ラベルは、グラフ・タイプに応じてグラフ内のコンポーネントを識別するために使用されます。デフォルトでは、行は系列として表示され、列はグループとして表示されます。系列は常に単一のデータ行ですが、グループは1つ以上の列の集まりであることもあります。それぞれのグラフ・タイプには、系列またはグループの必要最小数を割り当てることができます。たとえば、線セグメントの定義には2つ以上の点が必要であるため、折れ線グラフには2つ以上のデータ・グループが必要となります(この場合、グループは1つの列となります)。面グラフも、折れ線の下の面が塗りつぶされるため、要件は同じです。散布図または極グラフでは、データは位置で表されるため、これらのグラフ・タイプではグループごとに2つの列が必要です。バブル・グラフでは、位置以外にデータ・マーカーのサイズが必要であり、グループごとに3つの列が必要となります。パレート・グラフには、棒と、棒の累積パーセンテージを示す線が表示されます。このグラフ・タイプでは単一のデータ系列のみ必要であり、グループごとに1つの列が使用されます。このグラフ・タイプでは、凡例は表示されません。株式グラフ・サブタイプの種類によって、グループ当たりの必要な列数が異なります。詳細は、<dvt:stockGraph>のデータ・モデルを参照してください。円グラフには1つのデータ・グループが表示され、各区分はそれぞれ別の系列を表します。このグラフ・タイプでは、グリッド内に1つの列と複数の行が存在する必要があり、1つの区分が1行を表します。複数円グラフでは、データのグループまたは列ごとに1つの円が表示されます。円グラフおよび棒グラフは、1つのデータ・ポイントのみを使用して描画できますが、このようなグラフは意味をなさない場合があります。ファンネル・グラフでは系列の概念を使用しませんが、通常は2つのデータ行が必要です。最初の行は実際のデータ値を提供し、2行目はターゲット値を提供します。ファンネル・グラフの凡例にはしきい値が表示されます。

系列

グラフでは、グリッドの行は通常は系列として表示されます。ほとんどのグラフの場合、系列は同じ色や形状などを持つマーカーのセットとして表示されます。グラフの凡例では、通常、グラフの各系列が色や他の該当する属性を示すラベル付きの記号で識別されます。棒や線の色などを変更するには、<dvt:series>タグのセットを<dvt:seriesSet>タグ内で使用します。たとえば、棒グラフの棒、折れ線グラフのデータ線および円グラフの区分では、いずれも系列属性colorを使用して色が定義されます。<dvt:seriesSet>タグには、すべての系列のデフォルト属性を変更する属性が含まれています。また、<dvt:seriesSet>タグには、個々の系列の属性をオーバーライドする<dvt:series>タグも含まれています。一般に使用される系列属性は、color、lineWidth(折れ線グラフのデータ線の幅の変更)、マーカー・タイプ(組合せグラフの棒、線または面のマーカーの変更)、assignedToY2(二重Yグラフの軸割当ての変更)、pieSliceExplode(円グラフの残りの部分から円グラフの区分を分離)などです。

次の例は、すべての系列の線幅とマーカーの形状を定義する<dvt:seriesSet>タグを使用した折れ線グラフを示しています。<dvt:series>子タグにより、グラフの最初の系列のlineWidthとmarkerShapeの両方がオーバーライドされます。

        <dvt:graph graphType="LINE_VERT_ABS" markerDisplayed="true">
            <dvt:seriesSet defaultLineWidth="3" defaultMarkerShape="MS_CIRCLE">
                <dvt:series index="0" lineWidth="1" markerShape="MS_SQUARE"/>
            </dvt:seriesSet>
        </dvt:graph>
        

SeriesEffect

棒、面、区分などの系列関連のコンポーネントに事前定義済のグラデーション効果を追加するには、グラフのseriesEffect属性を使用します。

系列の強調表示

カーソルが系列マーカーまたは系列固有の凡例コンポーネントの上に移動したときに強調表示動作を有効にするには、グラフのseriesRolloverBehavior属性を使用します。

MarkerText

markerTextタグでは、マーカー・テキストを表示するかどうか、および系列マーカーを基準にしたその表示位置を定義します。テキストの位置を指定するには、markerTextPlace属性を使用します。

タイトル

タイトルサブタイトルは、存在する場合はデフォルトでグラフ最上部に並べて表示されます。このデフォルト設定を変更するには、グラフのcustomLayout属性を使用します。脚注が存在する場合は、グラフ最下部に表示されます。

凡例

凡例には、各系列のマーカーおよび関連する色が表示されます。また、凡例タイトルも表示され、表示する参照オブジェクトがあればリストされます。凡例は、4つの異なる場所(左右上下)のいずれかに配置できます。凡例をグラフの端にアタッチするには、属性alongGraphEdgeを使用します。凡例はrendered属性を使用して削除できます。1系列のみのデータが必要なグラフ・タイプ(パレート・グラフおよびローソク足株価チャート)の場合、凡例は表示されません。凡例には常に系列コンポーネントが表示されるとはかぎりません。たとえば、ファンネル・グラフではしきい値が表示されることもあります。

PlotAreaと軸

およびファンネル以外のグラフ・タイプでは、すべて、plotArea内にデータが描画されます。グラフではpieFrameが使用され、ファンネル・グラフではfunnelFrameが使用されます。plotAreaにより、軸とデータ・マーカーが統合されます。通常、横軸は順序軸/カテゴリ軸(o1Axis)かデータ軸(x1Axis)のいずれかです。棒グラフ、折れ線グラフ、面グラフ、パレート・グラフ、円グラフおよび株式グラフなどのグラフ・タイプでは、都市や製品などのカテゴリを示すo1Axisが使用されます。散布図、バブル・グラフ、極グラフなどのグラフ・タイプでは、数値を示すx1Axisが使用されます。折れ線グラフまたは面グラフに日付(java.util.Dateのインスタンス)が表示されている場合、x1Axisは時間軸である可能性があります。主要な縦軸はデータ軸(y1Axis)です。二重Yグラフには通常、y2Axisも表示されます。順序軸とデータ軸のいずれの場合も、各軸には関連付けられたティック・ラベルおよび軸タイトルがあります。たとえば、y1Axisにはy1TickLabelおよびy1Titleが関連付けられています。詳細は、関連するコンポーネント・タグを参照してください。

時間軸

折れ線グラフまたはグラフには、列ラベルに日付(オブジェクト・タイプjava.util.Date)が指定されている場合、時間軸が表示されます。時間軸をカスタマイズするには、複数のtimeXXX属性をgraphタグに定義します。子タグtimeAxisDateFormatでは、時間軸ラベルが表示される形式を制御します。

時間セレクタ

グラフのTimeSelector機能をアクティブにするには、<dvt:timeSelector>タグを使用します。これにより、エンド・ユーザーは時間軸上で時間範囲を選択できます。これは通常、マスター・グラフで選択した時間範囲によりディテール・グラフ、表または他のコンポーネントのコンテンツが導出されるマスター/ディテール・グラフで使用されます。この機能を使用するには、バッキングBeanまたはマネージドBeanが必要です。

グラフのサイズ

デフォルトのグラフ・サイズは高さ300ピクセル、幅400ピクセルです。これを変更するには、inlineStyle属性を使用します。たとえば、グラフ・サイズを高さ350ピクセル、幅500ピクセルに変更するには、inlineStyle="width:500px; height:350px;"に設定します。幅と高さはパーセントで指定することもできます。グラフを明示的にサイズ指定されたコンテナやレイアウトを管理するコンテナに追加する際にのみ、高さにパーセントを使用してください。それ以外の場合にパーセントを使用すると、ブラウザごとにグラフの動作が異なることになります。コンテナ・サイズに基づいてグラフをサイズ変更するには、dynamicResize属性を使用します。

アニメーション

アニメーションは複数のグラフ・タイプでサポートされています。初期レンダリング中には、animationOnDisplay属性を使用してグラフをアニメートします。animationOnDataChange属性を使用して、データ変更時にグラフをアニメートすることもできます。アニメーション期間を指定するには、animationDuration属性を使用します。データ値の増減を示す色は、それぞれanimationUpColor属性とanimationDownColor属性で指定します。

アラート

エラーや警告など、個別の記号で強調表示する必要のあるその他のデータ・ポイントをグラフで定義するには、<dvt:alert>タグを使用します。すべての<dvt:alert>タグを1つの<dvt:alertSet>タグでラップします。

注釈

特定のデータ・ポイントに関する注釈を提供するには、<dvt:annotation>タグを使用します。1つのデータ・ポイントに対して複数の注釈を定義できます。すべての<dvt:annotation>タグを1つの<dvt:annotatinSet>タグでラップします。

ReferenceObject

参照線または参照領域を作成するには、<dvt:referenceObject>タグを使用します。参照オブジェクトは、どのデータ軸や系列にも関連付けることができます。複数の参照オブジェクトを1つの系列または軸に関連付けることができます。referenceObjectをデータ・マーカーの手前に表示するか奥に表示するかを指定するには、location属性を使用します。referenceObjectを表示する時期を指定するには、グラフのreferenceObjectDisplay属性を使用します。値RO_AUTOMATICを指定すると、referenceObjectが定義されているコンポーネントの上にマウスを移動したときにのみ表示されます。すべての<dvt:referenceObject>タグを1つの<dvt:referenceObjectSet>タグでラップします。

相互作用力

個々のグラフ・コンポーネントの相互作用力を指定するには、shapeAttributesタグを使用します。この機能を使用するには、バッキングBeanまたはマネージドBeanが必要です。

次の例は、clickListenerを使用して系列情報を表示する折れ線グラフのデータ線を示しています。

                <dvt:graph graphType="LINE_VERT_ABS">
                 <dvt:shapeAttributesSet>
                  <dvt:shapeAttributes component="GRAPH_DATALINE" clickable="true" clickListener="#{clickListener.processClick}"/>
                 </dvt:shapeAttributesSet>
                </dvt:graph>
        

バッキングBeanのprocessCilckメソッドは次のようになります。

        public void processClick(ClickEvent event) {   
                ComponentHandle handle = event.getComponentHandle();
                if (handle instanceof SeriesComponentHandle) {
                        // Get the series attributes
                        Attributes [] seriesInfo = ((SeriesComponentHandle)handle).getSeriesAttributes();
                        String data = "";
                        if(seriesInfo != null) {
                                for(Attributes attrs: seriesInfo) {
                                        data += "Series value: " + attrs.getValue(Attributes.LABEL_VALUE);
                                        data += " Series name: " + attrs.getValue(Attributes.LABEL_ATTRIBUTE);
                                        data += " Series value id: " + attrs.getValue(Attributes.ID_VALUE);
                                        data += " Series name id: " + attrs.getValue(Attributes.ID_ATTRIBUTE);
                                }
                                System.out.println(data);
                        }
                }
        }
        

すべての<dvt:shapeAttributes>タグを1つの<dvt:shapeAttributesSet>タグでラップします。

ツールチップ

ツールチップは、データ・マーカーの識別情報や詳細情報を表示する際に役立ちます。また、スペースが足りないためにmarkerTextを表示できない小さいグラフにも便利です。ツールチップのコンテンツをカスタマイズするには、markerTooltipType、seriesTooltipLabelTypeおよびgroupTooltipLabelTypeの各属性を使用します。タイトルサブタイトル脚注legendTextおよび注釈などのテキストが切り捨てられている場合は、そのコンポーネントのツールチップがグラフに自動的に表示されます。この動作を変更するためのオプションはありません。

ズームとスクロール

大きすぎたり複雑すぎてグラフに割り当てられたエリアにうまく収まらないデータ・セットをエンド・ユーザーがズーム・インしてスクロールできるようにするには、zoomDirection属性を使用します。ズームとスクロールは、横軸または縦軸(あるいはその両方)に対して有効にできます。scrollbarPresenceGroups属性は、グループ軸にスクロール・バーが表示される時期を制御します(折れ線グラフの横軸など)。scrollbarPresenceX1、scrollbarPresenceY1およびscrollbarPresenceY2属性は、各種データ軸のスクロール・バーの表示を制御します。

フォント

<dvt:graphFont>タグは、フォントの書式設定に使用します。テキストの色、スタイル、サイズおよびフォント名は、このタグを使用して指定できます。このタグは、グラフのすべてのテキスト・コンポーネント・タグの子タグとして使用されます。すべてのテキスト・コンポーネント・タグには、水平方向と垂直方向の位置合せ、テキスト文字列、およびテキストをレンダリングするかどうかなど、その他の書式設定属性があります。

SpecialEffects

多数のグラフ・サブコンポーネントのグラデーション効果を指定するには、<dvt:specialEffects>タグを使用します。このタグはコンポーネント・タグの子タグとして定義する必要があり、テキスト・コンポーネントには使用できません。seriesEffect属性を設定すると、特殊効果の設定が常にオーバーライドされることに注意してください。

既存のコンポーネントの削除

JDeveloperでは、設計時にグラフに対する一連の子タグが自動的に生成されます。これらのタグは、便宜上追加されるものです。これらのタグを削除しても、コンポーネント自体は表示されます。グラフから既存のコンポーネントを物理的に削除するには、属性renderedをfalseに設定します。

JDeveloperデザインタイムでは、デフォルトで<dvt:legendArea>という凡例エリアが自動的に生成されます。次の例で、グラフの凡例エリアを削除します。

        <dvt:graph>
            <dvt:legendArea rendered="false"/>
        </dvt:graph>
        
        

他のタグとの関係

<dvt:graph>タグの子として使用できるタグは次のとおりです。

<dvt:annotationSet><dvt:alertSet><dvt:o1Title><dvt:x1Title><dvt:y1Title><dvt:y2Title><dvt:y1BaseLine><dvt:y2BaseLine><dvt:x1Axis><dvt:y1Axis><dvt:y2Axis><dvt:x1TickLabel><dvt:y1TickLabel><dvt:y2TickLabel><dvt:legendArea><dvt:legendTitle><dvt:legendText><dvt:o1MajorTick><dvt:x1MajorTick><dvt:y1MajorTick><dvt:y2MajorTick><dvt:markerText><dvt:o1Axis><dvt:o1TickLabel><dvt:graphPlotArea><dvt:graphPieFrame><dvt:slice><dvt:sliceLabel><dvt:pieLabel><dvt:pieFeeler><dvt:stockMarker><dvt:volumeMarker><dvt:background><dvt:paretoLine><dvt:paretoMarker><dvt:referenceObjectSet><dvt:seriesSet><dvt:timeAxisDateFormat><dvt:graphTitle><dvt:graphSubtitle><dvt:graphFootnote><dvt:shapeAttributesSet>

次の例は、<dvt:graph>タグを使用して3D効果を付けた縦棒グラフを作成する方法を示しています。グラフの棒は、シリンダとして表示されます。グラフでは、inlineStyle属性を使用してサイズを指定します。凡例は最下部に表示され、追加説明用に順序軸タイトルが指定されます。


<dvt:graph graphType="BAR_VERT_CLUST" barShape="CYLINDER" threeDEffect="true" inlineStyle="width:500px; height:350px;"> <dvt:o1Title text="Product Groups"/> <dvt:legendArea position="LAP_BOTTOM"/> </dvt:graph>


イベント

フェーズ 説明
oracle.adf.view.faces.bi.event.ClickEvent リクエスト値の適用

コンポーネントでクリック・アクションが発生したことを示すイベント。ClickEventは、グラフにClickListenerを追加することで有効になります。

oracle.adf.view.faces.bi.event.DrillEvent アプリケーションの起動

ドリル操作が実行されることを示すイベント。DrillEventは、グラフにDrillListenerを追加することで有効になります。

oracle.adf.view.faces.bi.event.TimeSelectorEvent アプリケーションの起動

時間セレクタが移動したことを示すイベント。TimeSelectorEventを有効にするには、TimeSelectorListenerをグラフに追加します。

oracle.adf.view.faces.bi.event.TimeAxisEvent アプリケーションの起動

TimeAxisが表示されているグラフで描画エリア・コンポーネントがクリックされたことを示すイベント。TimeAxisEventを有効にするには、TimeAxisListenerをグラフに追加します。

oracle.adf.view.faces.bi.event.ZoomAndScrollEvent アプリケーションの起動

軸がズームまたはスクロール(あるいはその両方)されたことを示すイベント。ZoomAndScrollEventを有効にするには、ZoomAndScrollListenerをグラフに追加します。

org.apache.myfaces.trinidad.event.AttributeChangeEvent アプリケーションの起動、
リクエスト値の適用
属性変更を記述するために配信されるイベント。属性変更イベントは、プロパティに対するプログラム的な変更については配信されません。アプリケーションの特定のリクエストなしにレンダラによってプロパティが変更される場合にのみ配信されます。属性変更イベントの例には、クライアント側のサイズ変更をサポートしていた列の幅などがあります。

属性

名前 ELのサポート 説明
alignTickMarks boolean あり 二重YグラフでY1軸およびY2軸のティック・マークを位置合せするかどうかを指定します。有効な値は次のとおりです。
  • true: (デフォルト)Y1軸およびY2軸のティック・マークを位置合せします。
  • false: Y1軸とY2軸のスケール調整を別々に行います。
animationDownColor String あり データ値が減少したことを示すために使用する色を指定します。値はRGB 16進数で入力します。デフォルトの色は赤(#FF3300)です。
animationDuration int あり アニメーションの継続時間をミリ秒単位で指定します。デフォルト値は1000です。
animationIndicators String あり 表示するデータ変更インジケータのタイプを指定します。有効な値は次のとおりです。
  • NONE: データ変更インジケータを表示しません。
  • ALL: (デフォルト)データ変更インジケータをすべて表示します。
animationOnDataChange String あり 適用するデータ変更アニメーションのタイプを指定します。有効な値は次のとおりです。
  • NONE: データ変更アニメーション効果を適用しません。
  • AUTO: (デフォルト)アクティブ・データ・サービス(ADS)のデータ変更アニメーション・イベントを適用します。
  • ON: 部分ページ・リフレッシュ・イベントおよびADSアニメーションのデータ変更アニメーション・イベントを適用します。
animationOnDisplay String あり 適用する初期レンダリング効果のタイプを指定します。有効な値は次のとおりです。
  • NONE: (デフォルト)初期レンダリング効果を表示しません。
  • AUTO: グラフ・タイプに基づいて自動的に選択された初期レンダリング効果を適用します。
animationUpColor String あり データが増加したことを示すために使用する色を指定します。値はRGB 16進数で入力します。デフォルトの色はシアン(#0099FF)です。
annotationsVisibility String あり グラフの注釈を表示するかどうかを制御します。有効な値は次のとおりです。
  • SHOW_ALL: (デフォルト)すべての注釈を表示します。
  • SHOW_NONE: 注釈を非表示にします。
attributeChangeListener javax.el.MethodExpression ELのみ 属性変更リスナーへのメソッド・リファレンス。属性変更イベントは、プロパティに対するプログラム的な変更については配信されません。アプリケーションの特定のリクエストなしにレンダラによってプロパティが変更される場合にのみ配信されます。属性変更イベントの例には、クライアント側のサイズ変更をサポートしていた列の幅などがあります。
barShape String あり 棒グラフに含まれる棒の形状です。有効な値は次のとおりです。
  • RECTANGLE: (デフォルト)棒グラフに平面的な長方形のデータ・マーカーを使用します。
  • CYLINDER: 棒グラフに円筒形のデータ・マーカーを使用します。
  • TRIANGLE: 棒グラフに底面が三角形の棒のデータ・マーカーを使用します。
  • DIAMOND: 棒グラフに底面がひし形の棒のデータ・マーカーを使用します。

注意: アニメーションは、barShape = "RECTANGLE"が指定された棒グラフでのみサポートされます。

binding String ELのみ コンポーネント・インスタンスをBean上に格納するELリファレンス。これは、バッキングBeanからコンポーネントへのプログラム的なアクセスを提供するため、またはコンポーネントの作成をバッキングBeanに移動するために使用できます。
clickAction String あり グラフのナビゲーション処理を実行するバッキングBeanメソッドを参照して結果文字列を戻します。または静的な結果文字列を指定できます。JSF NavigationHandlerは、アプリケーション構成リソース・ファイル内のナビゲーション・ルールに結果文字列を一致させることにより、次に表示するページを選択します。ナビゲーション・ルールはアプリケーションによって書き込まれます。
clickListener String あり グラフ・コンポーネントのクリック・イベントを受け取るリスナー・インタフェース。次の例は、クリック・アクションでコンポーネント名を表示するclickListener実装を示しています。
    public void clickListener (ClickEvent event){
        ComponentHandle handle = event.getComponentHandle();
        System.out.println(handle.getName()+" is clicked.");
    }
        
contentDelivery String あり データをページのロード時にフェッチするか、ページのロード後にフェッチするかを指定します。有効な値は次のとおりです。
  • lazy: (デフォルト)データは初期のページのロード後にフェッチされます。
  • immediate: データは即時にフェッチされます。
continuousTimeAxisInterval String あり グラフによって自動的に計算される値をオーバーライドする場合にのみ、連続時間軸に沿った間隔を指定します。有効な値は次のとおりです。
  • CTAI_AUTOMATIC: (デフォルト)間隔を自動的に計算します。
  • CTAI_YEAR: 間隔を年単位に設定します。
  • CTAI_MONTH: 間隔を月単位に設定します。
  • CTAI_DAY: 間隔を日単位に設定します。
  • CTAI_HOUR: 間隔を時単位に設定します。
  • CTAI_MINUTE: 間隔を分単位に設定します。
  • CTAI_SECOND: 間隔を秒単位に設定します。
customLayout String あり グラフによってそのコンポーネントの配置とサイズ設定が自動的に行われる場合のカスタム・レイアウト情報を指定します。有効な値は次のとおりです。
  • CL_NONE: その他のカスタム・レイアウト属性値を使用しません。
  • CL_TITLES_SIDEBYSIDE: タイトルの下にサブタイトルを表示するのではなく、タイトルとサブタイトルを横に並べて表示します。
  • CL_TITLE_SEPARATOR: タイトルの下にタイトル・セパレータを表示します。
  • CL_TITLES_SIDEBYSIDE | CL_TITLE_SEPARATOR: デフォルト値。
customToolTipCallback oracle.dss.graph.CustomToolTipCallback あり グラフによってデフォルトで提供されるツールチップをオーバーライドするコールバックを指定します。ELのみがサポートされます。
customizationId String あり この属性は推奨されていません。永続的なカスタマイズを適用するには、id属性を使用する必要があります。この属性は、次のリリースでは削除されます。
dataErrorTextCallback oracle.dss.graph.DataErrorTextCallback あり グラフを描画するために必要なデータが十分に提供されていない場合にグラフによって表示されるエラー・メッセージをオーバーライドするコールバックを指定します。ELのみがサポートされます。
drillAction String あり バッキングBeanメソッドを参照します。このメソッドは、軸上のラベル区分がドリルされると処理されます。
drillRequestedListener String あり ドリル可能なラベルのドリル・イベントを受け取るためのリスナー・インタフェース。このイベントは、ドリル・アクションがリクエストされるとトリガーされます。次の例は、ドリルされたラベル区分の情報を表示するdrillRequestedListener実装を示しています。
    public void drillRequestedListener (DrillEvent event){
        int edge = event.getEdge();
        String edgename="";
        switch (edge){
            case DataDirector.COLUMN_EDGE: edgename="Column_Edge"; break;
            case DataDirector.ROW_EDGE: edgename="Row_Edge"; break;
            case DataDirector.PAGE_EDGE: edgename="Page_Edge"; break;
            case DataDirector.SECTION_EDGE: edgename="Section_Edge"; break;
        }               
        int depth = event.getDepth();
        int index = event.getIndex();
        System.out.println("Label in "+edgeName+" is being drilled in the depth of "+Integer.toString(depth));
        System.out.println("Label index is "+Integer.toString(index));
    }
        
drillRequestingListener String あり ドリル可能なラベルのドリル・イベントを受け取るためのリスナー・インタフェース。このイベントは、ドリル・アクションがリクエストされるとトリガーされます。

drillRequestedListenerの例を参照してください。

drillingEnabled boolean あり ドリル操作を有効にするかどうかを指定します。
dynamicResize String あり コンテナのサイズに基づいてコンポーネントのサイズを変更するかどうかを指定します。有効な値はFIXED_SIZE(デフォルト)またはDYNAMIC_RESIZEです。
explicitTimeRangeEnd java.util.Date あり 時間軸の明示的な時間範囲終了日を指定します。TimeRangeModeプロパティがTRM_EXPLICITに設定されている必要があります。ELのみがサポートされます。
explicitTimeRangeStart java.util.Date あり 時間軸の明示的な時間範囲開始日を指定します。TimeRangeModeプロパティがTRM_EXPLICITに設定されている必要があります。ELのみがサポートされます。
flashDefaultFontLoading String あり デフォルト・フォントを中間層からFLASHにロードするかどうかを指定します。有効な値は次のとおりです。
  • FLASH_DEFAULT_FONT_LOADING_ALL: (デフォルト)埋込みフォントを使用します。
  • FLASH_DEFAULT_FONT_LOADING_NONE: 埋込みフォントを使用しません。
fontURLMap java.util.Map あり フォント名とフォントSWFファイルのURLのマッピングをjava.util.Mapオブジェクトの形式で指定します。このマップでは、キーとしてフォント名が指定され、値としてフォントのURLが指定されている必要があります。
graphType String あり グラフのタイプを指定します。有効な値は次のとおりです。
  • AREA_VERT_ABS: (デフォルト)絶対面グラフ
  • AREA_VERT_ABS_SPLIT2Y: 絶対分割二重-Y面グラフ
  • AREA_VERT_PERCENT: パーセント面グラフ
  • AREA_VERT_STACK: 積上げ面グラフ
  • AREA_VERT_STACK_SPLIT2Y: 積上げ分割二重-Y面グラフ
  • BAR_HORIZ_CLUST: 水平クラスタ化棒グラフ
  • BAR_HORIZ_CLUST_2Y: 水平クラスタ化二重-Y棒グラフ
  • BAR_HORIZ_CLUST_SPLIT2Y: 水平クラスタ化分割二重-Y棒グラフ
  • BAR_HORIZ_PERCENT: 水平パーセント棒グラフ
  • BAR_HORIZ_STACK: 水平積上げ棒グラフ
  • BAR_HORIZ_STACK_2Y: 水平積上げ二重-Y棒グラフ
  • BAR_HORIZ_STACK_SPLIT2Y: 水平積上げ分割二重-Y棒グラフ
  • BAR_VERT_CLUST: 垂直クラスタ化棒グラフ
  • BAR_VERT_CLUST_SPLIT2Y: 垂直クラスタ化分割二重-Y棒グラフ
  • BAR_VERT_CLUST2Y: 垂直クラスタ化二重-Y棒グラフ
  • BAR_VERT_FLOAT_STACK: 垂直フローティング積上げ棒グラフ
  • BAR_VERT_PERCENT: 垂直パーセント棒グラフ
  • BAR_VERT_STACK: 垂直積上げ棒グラフ
  • BAR_VERT_STACK_SPLIT2Y: 垂直積上げ分割二重-Y棒グラフ
  • BAR_VERT_STACK2Y: 垂直積上げ二重Y棒グラフ
  • BUBBLE: バブル・グラフ
  • BUBBLE_2Y: 二重-Yバブル・グラフ
  • COMBINATION_VERT_ABS: 絶対垂直組合せグラフ
  • COMBINATION_VERT_ABS_2Y: 絶対2Y垂直組合せグラフ
  • ファンネル - ファンネル・チャート
  • LINE_SELECT_POINT: 線選択点グラフ。これは、マーカーなしで結ばれた一連の線分として表される、X値の順に並べられた連続データの1系列です。
  • LINE_VERT_ABS: 絶対折れ線グラフ
  • LINE_VERT_ABS_2Y: 絶対二重Y折れ線グラフ
  • LINE_VERT_ABS_SPLIT2Y: 絶対分割二重Y折れ線グラフ
  • LINE_VERT_PERCENT: パーセント折れ線グラフ
  • LINE_VERT_STACK: 積上げ折れ線グラフ
  • LINE_VERT_STACK_2Y: 積上げ二重Y折れ線グラフ
  • LINE_VERT_STACK_SPLIT2Y: 積上げ分割二重Y折れ線グラフ
  • PARETO: パレート・グラフ
  • PIE: 円グラフ
  • PIE_BAR: 円-棒グラフ
  • PIE_MULTI: 複数円グラフ
  • POLAR: 極グラフ
  • RADAR_LINE: レーダー・グラフ
  • RING: ドーナツグラフ
  • RING_BAR: ドーナツ-棒グラフ
  • RING_MULTI: 複数ドーナツグラフ
  • SCATTER: 散布図
  • SCATTER_2Y: 二重Y散布図
  • STOCK_CANDLE: 始値 - 終値のローソク足株式グラフ
  • STOCK_CANDLE_VOLUME: 出来高と始値 - 終値のローソク足株式
  • STOCK_HILO_CLOSE: 高値 - 安値 - 終値株式グラフ
  • STOCK_HILO_CLOSE_VOLUME: 出来高と高値 - 安値 - 終値株式グラフ
  • STOCK_OHLC_CANDLE: 始値 - 高値 - 安値 - 終値ローソク足株式グラフ
  • STOCK_OHLC_CANDLE_VOLUME: 出来高と始値 - 高値 - 安値 - 終値ローソク足株式グラフ
  • STOCK_OPEN_HILO_CLOSE: 始値 - 高値 - 安値 - 終値株式グラフ
  • STOCK_VOLUME: 出来高と始値 - 高値 - 安値 - 終値株式グラフ
  • THREED_AREA_SERIES: 3D面グラフ。マーカーはデータ系列を表します。
  • THREED_BAR: 3D棒グラフ。このグラフには、通時的傾向、または同時点における項目間の比較が表示されます。
  • THREED_CUBE: 3D点グラフに類似した、3Dフローティング・キューブ。すべてのマーカーが同じサイズになります。
  • THREED_RIBBON_SERIES: 3Dリボン・グラフ。リボンはデータ系列を表します。3D折れ線グラフに類似しています。
  • THREED_SURFACE: 3D等高線。すべてのデータ値は、等高線で結ばれます。
graphicAntialiasing boolean あり グラフの線を滑らかに表示するかどうかを指定します。有効な値はtrue(デフォルト)とfalseです。
groupTooltipLabelType String あり グラフのグループ情報をツールチップに表示するかどうかを指定し、表示する場合は、ツールチップに表示するグループ情報の種類を指定します。有効な値は次のとおりです。
  • TLT_NONE: ツールチップにグループ情報を表示しません。
  • TLT_MEMBER: (デフォルト)ツールチップにグループのディメンション・メンバーのみを表示します。
  • TLT_DIM_MEMBER: ツールチップにグループのディメンション名とディメンション・メンバーの両方を表示します。
id String なし コンポーネントの識別子。識別子は、HTMLで許可される構文のサブセットに準拠している必要があります。
  • 長さゼロの文字列は指定しないでください。
  • 最初の文字は、ASCII文字(A-Za-z)またはアンダースコア(_)にする必要があります。
  • 後続の文字は、ASCII文字または数字(A-Za-z0-9)、アンダースコア(_)またはダッシュ(-)にする必要があります。
imageFormat String あり グラフ・イメージの形式。有効な値は次のとおりです。
  • PNG: PNGイメージ形式。
  • FLASH: FLASHイメージ形式。
  • PNG_STAMPED: JavaScriptを含まないPNGイメージ。スタンプ操作を介してADF表のセルでグラフを使用するときに使用する必要があります。
  • AUTO: (デフォルト)サポートされているFlash playerがクライアント上に見つかった場合は、Flashを生成します。見つからない場合は、PNGイメージが生成されます。ADAスクリーン・リーダー・モードがアクティブになっている場合は、どのような場合でもPNGイメージが生成されます。
imageHeight int あり この属性は推奨されていません。かわりにinlineStyle属性を使用してイメージの幅と高さを指定します。例: inlineStyle = "width:500px; height:350px;"

デフォルトの高さは300ピクセルです。

imageSource String あり アプリケーションによって生成されたイメージ・ファイルのURIを指定します。たとえば、以前にPNG形式でエクスポートされたイメージがサーバー上に保存されている場合などが当てはまります。
imageWidth int あり この属性は推奨されていません。かわりにinlineStyle属性を使用してイメージの幅と高さを指定します。例: inlineStyle = "width:500px; height:350px;"

デフォルトの幅は400ピクセルです。

inlineStyle String あり コンポーネントの外側の要素(そのコンポーネントを囲んでいるdiv)のスタイル
lineDataLineDisplayed boolean あり 折れ線グラフにデータ線を表示するかどうかを指定します。有効な値は次のとおりです。
  • true: (デフォルト)折れ線グラフにデータ線を表示します。
  • false: 折れ線グラフにデータ線ではなくマーカーを表示します。
注意: このプロパティとmarkerDisplayedの両方をfalseに設定しないでください。
markerDisplayed boolean あり 折れ線グラフにマーカーとデータ線のどちらを表示するかを指定します。有効な値は次のとおりです。
  • true: 折れ線グラフにマーカーを表示します。
  • false: (デフォルト)折れ線グラフにマーカーではなくデータ線を表示します。
注意: この属性とlineDataLineDisplayedの両方をfalseに設定しないでください。
markerTooltipType String あり マーカーのツールチップを表示するかどうかを指定し、表示する場合は、ツールチップに表示する情報の種類を指定します。マーカーのツールチップに関して有効な値は次のとおりです。
  • MTT_NONE: マーカーのツールチップを表示しません。
  • MTT_CUM_VAL: 累積データ値を表示します(積上げグラフのみ)。
  • MTT_PERCENT_VAL: パーセンテージ・データ値を表示します(円グラフの区分のみ)。
  • MTT_PERCENT_VAL_TEXT: パーセンテージ・データ値(円グラフの区分のみ)、および"January, Shoes"のようなテキスト識別情報を表示します。
  • MTT_PERCENT_VAL_VALUES: パーセンテージ・データ値(円グラフの区分のみ)、およびデータ値(1つまたは複数)を表示します。
  • MTT_PERCENT_VAL_VALUES_TEXT: パーセンテージ・データ値(円グラフの区分のみ)、データ値(1つまたは複数)、および"January, Shoes"のようなテキスト識別情報を表示します。
  • MTT_TEXT: "January, Shoes"のようなテキスト識別情報を表示します。
  • MTT_VALUES: (デフォルト)データ値(1つまたは複数)を表示します。
  • MTT_VALUES_TEXT: データ値(1つまたは複数)、および"January, Shoes"のようなテキスト識別情報を表示します。
注意: グラフに系列ツールチップ・ラベルを表示するには、markerTooltipTypeを、テキストを含む値に設定する必要があります。
noDataErrorText String あり グラフにデータがない場合に表示するエラー・テキストを指定します。
otherProperties String あり グラフのADFタグまたはその子タグで公開されていないグラフ・プロパティを含むXML文字列を指定します。たとえば、次のコードではotherPropsが指定されていますが、このXML文字列はSampleGraphバッキングBeanに格納されています。otherProperties="#(sampleGraph.otherProps)"
partialSubmit boolean あり ページの部分送信を通じてアクションを実行することを許可するかどうかを指定します。有効な値は次のとおりです。
  • true: (デフォルト)ページの部分送信を許可します。
  • false: ページの部分送信を許可しません。
partialTriggers String あり 部分更新をトリガーする必要があるコンポーネントのID。このコンポーネントはトリガー・コンポーネントをリスニングします。なんらかの方法で更新を発生させるイベントがいずれかのトリガー・コンポーネントで受信されると、このコンポーネントも更新を要求します。
relativeTimeRange String あり 時間軸の最後のデータ・ポイントまたは最初のデータ・ポイントを基準とした相対的な時間範囲をミリ秒単位で指定します。timeRangeModeがTRM_RELATIVE_LASTまたはTRM_RELATIVE_FIRSTに設定されている必要があります。ELのみがサポートされます。
renderImagemap boolean あり PNGイメージに対してイメージ・マップをレンダリングするかどうかを指定します。デフォルト値はtrueです。
rendered boolean あり コンポーネントをレンダリングするかどうかを指定します。デフォルト値はtrueです。
scrollbarPresenceGroups String あり グループのスクロール・バーを表示する条件を指定します。有効な値は次のとおりです。
  • SP_ALWAYS: グループのスクロール・バーを常に表示します。
  • SP_AS_NEEDED: スクロールしないとグループ全体を表示できない場合にのみ、スクロール・バーを表示します。
  • SP_NEVER: (デフォルト)グループのスクロール・バーを常に表示しません。
  • SP_RESERVED: 必要なときにスクロールバーを表示し、不要なときにはその分の領域を取っておきます。
  • SP_ALWAYS_BP_NEVER: グループには、スクロールバーは常に表示されますが、ズーム・ボタンが表示されることはありません。
  • SP_HIDDEN: スクロール・バーが表示されることはありませんが、クライアントではプログラムによりスクロールできます。
scrollbarPresenceX1 String あり X軸のスクロール・バーを表示する状況を指定します。有効な値は次のとおりです。
  • SP_ALWAYS: X軸のスクロール・バーを常に表示します。
  • SP_AS_NEEDED: スクロールしないとX軸全体を表示できない場合にのみ、スクロール・バーを表示します。
  • SP_NEVER: (デフォルト)X軸のスクロール・バーを常に表示しません。
  • SP_RESERVED: 必要なときにスクロールバーを表示し、不要なときにはその分の領域を取っておきます。
  • SP_ALWAYS_BP_NEVER: X軸には、スクロールバーは常に表示されますが、ズーム・ボタンが表示されることはありません。
  • SP_HIDDEN: スクロール・バーが表示されることはありませんが、クライアントではプログラムによりスクロールできます。
scrollbarPresenceY1 String あり Y1軸のスクロール・バーを表示する条件を指定します。有効な値は次のとおりです。
  • SP_ALWAYS: Y1軸のスクロール・バーを常に表示します。
  • SP_AS_NEEDED: スクロールしないとY1軸全体を表示できない場合にのみ、スクロール・バーを表示します。
  • SP_NEVER: (デフォルト)Y1軸のスクロール・バーを常に表示しません。
  • SP_RESERVED: 必要なときにスクロールバーを表示し、不要なときにはその分の領域を取っておきます。
  • SP_ALWAYS_BP_NEVER: Y1軸には、スクロールバーは常に表示されますが、ズーム・ボタンが表示されることはありません。
  • SP_HIDDEN: スクロール・バーが表示されることはありませんが、クライアントではプログラムによりスクロールできます。
scrollbarPresenceY2 String あり Y2軸のスクロール・バーを表示する条件を指定します。有効な値は次のとおりです。
  • SP_ALWAYS: Y2軸のスクロール・バーを常に表示します。
  • SP_AS_NEEDED: スクロールしないとY2軸全体を表示できない場合にのみ、スクロール・バーを表示します。
  • SP_NEVER: (デフォルト)Y2軸のスクロール・バーを常に表示しません。
  • SP_RESERVED: 必要なときにスクロールバーを表示し、不要なときにはその分の領域を取っておきます。
  • SP_ALWAYS_BP_NEVER: Y2軸には、スクロールバーは常に表示されますが、ズーム・ボタンが表示されることはありません。
  • SP_HIDDEN: スクロール・バーが表示されることはありませんが、クライアントではプログラムによりスクロールできます。
seriesEffect String あり グラフに使用する系列効果を指定します。有効な値は次のとおりです。
  • SE_NONE: グラフに系列効果を使用しません。この値を設定すると、マーカーはグラデーションなしで表示され、graphicAntialiasing属性はfalseに設定されます。
  • SE_GRADIENT: 洗練された外観にするために特別なグラデーションをデータ・マーカーに設定し、graphicAntialiasing属性をtrueに設定します。
  • SE_AUTO_GRADIENT: (デフォルト)データセットが大きい場合を除いて、SE_GRADIENTと同様に動作します。大きなデータセットの場合、データ・マーカーにグラデーションが表示されないため、パフォーマンスが向上します。
seriesObjectCount int あり 繰返しの前に、このグラフで(色などの)個別プロパティを表示する系列の数を指定します。グラフには、指定した数の系列のプロパティが保存されます。その数を超えると、系列プロパティが繰り返されます。デフォルト値は12です。

たとえば、seriesObjectCountが4の場合は次のようになります。
系列5は系列1と同じ色で表示されます。
系列6は系列2と同じ色で表示されます。
系列7は系列3と同じ色で表示されます。

注意: 系列はゼロベースの索引を持ちます。系列5の索引は4です。
seriesReferenceObjectDisplay String あり データ系列の上にマウス・ポインタを置いたときに、系列に関連する参照線を表示するかどうかを制御します。有効な値は次のとおりです。
  • RO_DISPLAY_NEVER: データ系列の参照線を表示しません。
  • RO_DISPLAY_ALWAYS: (デフォルト)データ系列の参照線を常に表示します。
  • RO_DISPLAY_AUTOMATIC: 系列(棒グラフの棒など)の上にマウス・ポインタを置いたときに参照オブジェクトを表示します。
seriesRolloverBehavior String あり 系列内の1つの棒をマウス・ポインタがロールオーバーしたときの動作を指定します。有効な値は次のとおりです。
  • RB_NONE: (デフォルト)系列のロールオーバー動作は有効になりません。
  • RB_HIGHLIGHT: ロールオーバーの発生時に、系列内のすべての棒を強調表示します。
  • RB_DIM: ロールオーバーの発生時に、系列内のすべての棒をグレー表示します。
  • RB_HIGHLIGHT | RB_DIM: ロールオーバーの発生時に、系列内のすべての棒をグレー表示と強調表示の両方で表示します。
seriesTooltipLabelType String あり ツールチップの系列情報を指定します。有効な値は次のとおりです。
  • TLT_NONE: 系列情報を表示しません。
  • TLT_MEMBER: (デフォルト)ツールチップに系列のメンバー・ラベルを表示します。
  • TLT_DIM_MEMBER: ツールチップに系列のディメンション・メンバー・ラベルを表示します。
注意: グラフに系列ツールチップ・ラベルが表示されるのは、markerTooltipTypeがテキストを含む値に設定されている場合のみです。
shortDesc String あり グラフの短い説明を指定します。スクリーン・リーダー・モードで特に役立ちます。
styleClass String あり このコンポーネントに対して使用するCSSスタイル・クラスを設定します。幅および高さはinlineStyleプロパティを使用して設定する必要があることに注意してください。
stylePath String あり 指定されたXMLファイルに基づいてグラフにスタイルを適用します。有効な値は、標準グラフ・スタイルの名前、またはこのグラフのスタイルとして設定するカスタムXMLファイルへのパスです。

事前定義済のグラフ・スタイルは次のとおりです。

  • 4月
  • オータム
  • モノクロ
  • 彗星
  • 紙吹雪
  • アース
  • エグゼキュティブ
  • 会計
  • ガラス
  • 航海
  • 予測
  • レガッタ
  • 南西部
  • 透明

カスタム・スタイルを指定するには、該当するxmlファイルへのパス全体を入力します。たとえば/text/myStyle.xmlのように指定します。

styleRuleBundle String あり データ値またはデータ特性に基づき、異なる色を指定するoracle.dss.rules.RuleBundleオブジェクトのベクターを指定します。たとえば、styleRuleBundleには、次のように色を設定するストップライト規則が含まれる場合があります。
  • 緑: データ値が1000未満の場合。
  • 黄: データ値が40未満の場合。
  • 赤: データ値が20未満の場合。

次の例では、SampleGraphというバッキングBeanに格納されているスタイル規則バンドルmyRuleBundleを参照しています。styleRuleBundle="#{sampleGraph.myRuleBundle}"

svgFontEmbedding String あり フォントを生成済SVGに直接埋め込むかどうかを指定します。この属性によって、中間層で使用可能なフォントと、クライアントで使用可能フォントとの間の不一致を回避できます。有効は値は次のとおりです。
  • SVG_FONT_EMBEDDING_NONE: 生成済SVGにフォントを埋め込みません。
  • SVG_FONT_EMBEDDING_ALL: (デフォルト)生成済SVGにすべてのフォントを埋め込みます。このオプションを指定すると、追加処理が必要になり、SVGファイルのサイズが大幅に増加します。
注意: SVGは出力形式としてのみサポートされているため、この属性は使用しないでください。
tabularData java.util.List あり グラフのグリッドを自動的に作成してデータを移入するために使用するデータのリストを指定します。このリストは、グラフに渡すデータ値ごとに、3つのメンバーからなるオブジェクト配列で構成されます。それぞれの配列のメンバーは、次のように編成されている必要があります。
  • 1番目のメンバー(索引0)は、グリッドにおけるデータ値の列ラベルに相当します。通常はString型で指定します。グラフに時間軸がある場合は、JavaのDate型で指定する必要があります。通常、列ラベルは、グラフ内のグループを示します。
  • 2番目のメンバー(索引1)は、グリッドにおけるデータ値の行ラベルに相当します。通常はString型で指定します。行ラベルはグラフの系列ラベルとして(通常は凡例内に)表示されます。
  • 3番目のメンバー(索引2)はデータ値であり、通常はDouble型で指定します。
textAntialiasing boolean あり グラフ内のテキストを滑らかにするかどうかを指定します。デフォルト値はfalseです。
threeDEffect boolean あり

グラフで奥行きを表示するかどうかを指定します。有効な値はtrueとfalse(デフォルト)です。

timeAxisListener String あり TimeAxisを表示するグラフの描画エリア・コンポーネントでの時間軸イベントを受け取るためのリスナー・インタフェース。次の例は、時間軸に対するマウス・クリック位置を表示するtimeAxisListener実装を示しています。
    public void timeAxisListener (TimeAxisEvent event){
        Date date = new Date(event.getTime());
        System.out.println("User clicked at "+date.toString()+" on the time axis.");
    }
        
timeAxisType String あり 特定のタイプの要件が満たされない場合に表示する時間軸データのタイプおよび必要な動作を指定します。

次のタイプの時間軸データがサポートされています。

  • 離散: 通常、間隔を置いて定期的に監視します。
  • 連続: 常時監視します。連続時間軸データには次の2つのタイプがあります。
    • 不規則: 同時に複数の連続データが監視対象になります。
    • 混合周波数: 各連続データがそれぞれ異なるタイミングで監視対象になります。

特定の時間軸タイプの要件が満たされない場合には、時間軸タイプを指定する定数も、必要な動作を示します。有効な動作は次のとおりです。

  • フォールバック・ポジション: このタイプの定数の場合、時間軸タイプの要件が満たされないと、グラフの品質が正常に低下します。
  • 厳密ポジション: このタイプの定数(接尾辞が_STRICTのもの)の場合、特定の時間軸タイプの要件が満たされないと、エラー・メッセージが表示され、フォールバック・ポジションが提供されません。エラー・メッセージのカスタム・テキストを指定するには、UIGraphにoracle.dss.graph.DataErrorTextCallbackを登録します。

有効な値は次のとおりです。

  • TAT_DEFAULT: (デフォルト)次の要件が満たされると、棒グラフ、折れ線グラフ、面グラフ、組合せグラフまたは株式グラフとそのすべてのサブタイプに離散時間軸を提供します。(1)日付がグループ・エッジであること、(2)日付が定期的に発生することです。離散時間軸は順序軸で描画され、O1軸とも呼ばれます。要件が満たされない場合、この定数は次のフォールバック・ポジションを提供します。時間軸は無効になり、どのラベルも文字列に変換されます。

  • TAT_IRREGULAR: 棒グラフ、折れ線グラフ、面グラフまたは組合せグラフ(サブタイプが二重Yと分割のもののみ)のX軸に連続時間軸を提供します。積上げグラフはサポートされていません。追加の要件は次のとおりです。(1)日付がグループ・エッジであること、(2)日付が定期的に発生すること(ソート済または未ソート)および(3)データがDataAccessインタフェース経由で提供される場合には、グループ・エッジに存在できる次元(層)が1つのみであることです。要件が満たされない場合、この定数は次のフォールバック・ポジションを提供します。日付(存在する場合)は文字列に変換され、時間軸は無効になり、グラフに登録されているどのAlertListenersに対してもAlertEventが発行されます。

  • TAT_MIXED_FREQUENCY: 棒グラフ、折れ線グラフ、面グラフ、組合せグラフまたは散布図(サブタイプが二重Yと分割のもの)のX軸に連続時間軸を提供します。積上げグラフは許可されません。追加の要件は次のとおりです。(1)データ・セルに日付が含まれていること、(2)X軸に沿って描画されるデータが日付型であること、(3)Y軸に沿って描画されるデータが数値であることです。

  • TAT_DEFAULT_STRICT: フォールバック・ポジションがないことを除き、TAT_DEFAULTで説明したのと同じ離散時間軸を提供します。要件が満たされないと、エラー・メッセージが表示されます。

  • TAT_IRREGULAR_STRICT: フォールバック・ポジションがないことを除き、TAT_IRREGULARで説明したのと同じ連続時間軸を提供します。要件が満たされないと、エラー・メッセージが表示されます。

  • TAT_MIXED_FREQUENCY_STRICT: フォールバック・ポジションがないことを除き、TAT_MIXED_FREQUENCYで説明したのと同じ連続時間軸を提供します。要件が満たされないと、エラー・メッセージが表示されます。

  • TAT_OFF: 時間軸を無効にします。

timeRangeMode String あり 時間軸上の時間範囲モード。有効な値は次のとおりです。
  • TRM_OFF: (デフォルト)時間軸上にすべてのデータを表示します。
  • TRM_RELATIVE_LAST: 最後のデータ・ポイントからの相対的な時間範囲を使用します。範囲は、relativeTimeRange属性を使用して設定できます。たとえば、時間軸にJan 2 - Jan 14が表示されており、後半の7日間のみが必要な場合、relativeTimeRange =(ミリ秒で表した7日間)を設定する必要があります。
  • TRM_RELATIVE_FIRST: 使用方法は、TRM_RELATIVE_LASTと似ています。最初のデータ・ポイントからの相対的な時間範囲を使用します。範囲は、relativeTimeRange属性を使用して設定できます。たとえば、時間軸にJan 2 - Jan 14が表示されており、前半の7日間のみが必要な場合、relativeTimeRange =(ミリ秒で表した7日間)を設定する必要があります。
  • TRM_EXPLICIT: 明示的な時間範囲の設定に使用します。時間軸には、explicitTimeRangeStart属性およびexplicitTimeRangeEnd属性を使用して時間軸に表示する明示的な時間範囲を指定できます。

関連するプロパティとして、relativeTimeRange、explicitTimeRangeStartおよびexplicitTimeRangeEndも参照してください。

timeSelectorListener String あり グラフの時間セレクタイベントを受け取るためのリスナー・インタフェース。TimeSelectorEventには、時間セレクタの新しいエクステントに関する情報が含まれています。次の例は、時間セレクタの範囲を表示するtimeSelectorListener実装を示しています。
    public void timeSelectorListener (TimeSelectorEvent event){
        Date startTime = new Date(event.getStartTime());
        Date endTime = new Date(event.getEndTime());
        System.out.println("The time selector range is from "+startTime.toString()+" to "+endTime.toString());
    }
        
timeZone java.util.TimeZone あり java.util.TimeZoneのインスタンスを返すメソッド・リファレンスを指定します。グラフで日付書式を設定するときには、このタイムゾーンが使用されます。timeZone="#{sampleGraph.myTimeZone}"にすると、SampleGraphというバッキングBeanのメソッドmyTimeZoneが参照されます。
tokenSubstitution oracle.dss.dataView.TokenSubstitution あり String型のトークンのテキストを置換するメソッドを定義します。
value String あり グラフのデータ・モデルを指定します。これは、oracle.adf.view.faces.bi.model.DataModelまたはoracle.adf.view.faces.bi.model.GraphDataModelのインスタンスである必要があります。
visualEffects String あり 適用するvisualEffectのタイプを1つまたは複数指定します。有効な値は次のとおりです。
  • NONE: ビジュアル効果を適用しません。
  • AUTO: (デフォルト)グラフ・タイプに基づいてビジュアル効果を自動的に適用します。ビジュアル効果には、シャドウ、ベベルおよびグロウ効果があります。
x1ReferenceObjectDisplay String あり X軸の参照線を表示するかどうかを制御します。有効な値は次のとおりです。
  • RO_DISPLAY_NEVER: X軸の参照オブジェクトを表示しません。
  • RO_DISPLAY_ALWAYS: (デフォルト)X1軸の参照オブジェクトを常に表示します。
  • RO_DISPLAY_AUTOMATIC: X軸の上にマウス・ポインタを置いたときに参照オブジェクトを表示します。
y1ReferenceObjectDisplay String あり Y1軸の参照線を表示するかどうかを制御します。有効な値は次のとおりです。
  • RO_DISPLAY_NEVER: Y1軸の参照オブジェクトを表示しません。
  • RO_DISPLAY_ALWAYS: (デフォルト)Y1軸の参照オブジェクトを常に表示します。
  • RO_DISPLAY_AUTOMATIC: Y1軸の上にマウス・ポインタを置いたときに参照オブジェクトを表示します。
y2ReferenceObjectDisplay String あり Y2軸の参照線を表示するかどうかを制御します。有効な値は次のとおりです。
  • RO_DISPLAY_NEVER: Y2軸の参照オブジェクトを表示しません。
  • RO_DISPLAY_ALWAYS: (デフォルト)Y2軸の参照オブジェクトを常に表示します。
  • RO_DISPLAY_AUTOMATIC: Y2軸の上にマウス・ポインタを置いたときに参照オブジェクトを表示します。
zoomAndScrollListener String あり グラフでのズーム・イベントおよびスクロール・イベントを受け取るためのリスナー・インタフェース。イベントは、グラフの軸がズームまたはスクロール(あるいはその両方)されたときにトリガーされます。次の例は、Y1軸とO1軸の範囲を表示するzoomAndScrollListener実装を示しています。
    public void zoomAndScrollListener (ZoomAndScrollEvent event){
        double zoomMin = event.getAxisMin(ZoomAndScrollEvent.Y1AXIS);
        double zoomMax = event.getAxisMax(ZoomAndScrollEvent.Y1AXIS);
        int groupStart = event.getAxisStartGroup(ZoomAndScrollEvent.O1AXIS);
        int groupCount = event.getAxisGroupCount(ZoomAndScrollEvent.O1AXIS); 
        System.out.println("Y1 Axis has a range from "+Double.toString(zoomMin)+" to "+Double.toString(zoomMax));
        System.out.println("O1 Axis has starting group index of "+Integer.toString(groupStart)+", and a group count of "+Integer.toString(groupCount));
    }
        
zoomDirection String あり ズームを許容する軸を1つまたは複数指定します。有効な値は次のとおりです。
  • ZD_XAXIS_ONLY: X軸のズームを許可します。
  • ZD_YAXIS_ONLY: Y軸のズームを許可します。
  • ZD_BOTH_AXES: (デフォルト)X軸とY軸の両方のズームを許可します。