クラス・ウィンドウ
「表示」メニュー
「デバッガ」
「クラス」
このウィンドウでは、ロードされたクラス、およびトレース、リストされた各クラスのヒープに存在するインスタンス数、リストされたクラスの変数が消費するメモリーに関するステータスを表示します。クラスの他に、インタフェース、配列およびパッケージに関する情報も表示されます。
列ヘッダーのポップアップ・メニューを開き、リストされている他の列ヘッダーを選択または選択解除することによって、表示する列を変更できます。
他のポップアップ・メニュー・オプションについては後述します。
次に、このウィンドウから実行できる他の機能を示します。
- フラット・リスト表示で、列ヘッダーをクリックして情報をソートできます。たとえば、「メモリー」をクリックすると、各クラスが消費するメモリーの量を基準に情報がソートされます。
- メイン・ツールバーで「ガベージ・コレクション」アイコン(
)をクリックすると、ガベージ・コレクションが強制的に実行され、カウント数およびメモリー使用量が減少します。
- クラス・ウィンドウからヒープ・ウィンドウにクラス・ノードまたは配列ノードをドラッグ・アンド・ドロップして、ヒープ・ウィンドウにクラス・フォルダを作成できます。
注意:
- クラス・リストでアイコンがグレー表示になっている場合、トレースが無効になっていることを示します。アイコンがグレー表示されていない場合(通常どおり表示されている場合)、トレースは有効です。
アイコンが表示されている場合、トレースは有効ですが、デバッガにクラスのトレース実行に十分な情報がない(たとえば、クラスに行番号表が含まれていない)ことを示します。クラスは曖昧化されている可能性があります。
- Oracle 9.2データベースでPL/SQLおよびJavaストアド・プロシージャをデバッグする場合、クラス・ウィンドウには、PL/SQLパッケージとパッケージ本体、PL/SQLタイプおよびJavaクラスが表示されます。
次に、クラス・ウィンドウから使用できるポップアップ・メニュー・オプションを示します。クラス・ウィンドウを右クリックすると、次のポップアップ・メニュー・オプションが表示されます。
- クラス名のソースを表示
- 選択したノードがクラスまたはインタフェースの場合のみ使用できます。選択したノードが配列またはパッケージの場合は使用できません。ソース・エディタにクラスまたはインタフェースのソース・コードを表示します。
- このウィンドウのリストで項目をダブルクリックして、ソース・コードに直接移動することもできます。
- すべて開く/すべて閉じる
- すべてのパッケージ・ノードを展開または折りたたみます。
- ヒープ・ウィンドウに表示
- 選択されたノードがクラスまたは配列の場合のみ使用できます。ヒープ・ウィンドウにクラス・フォルダが作成されます。
- 監視クラス・ローダー
- 選択したノードがクラスの場合にのみ使用できます。「監視」ウィンドウで選択したクラスのクラス・ローダー・オブジェクトを追加します。
- インスペクト・クラス・ローダー
- 選択したノードがクラスの場合にのみ使用できます。選択したクラスのクラス・ローダー・オブジェクト用のインスペクタ・フローティング・ウィンドウを作成します。
- プリファレンス
- 「プリファレンス」ダイアログのデバッガ - クラス・ページが表示されます。ここでは、クラス・ウィンドウに表示する列および他の表示オプションを含むウィンドウ設定を指定できます。
- エクスポート
- 現在のクラス・ウィンドウの内容をテキスト・ファイルに保存します。
- テキスト・ファイルにエクスポートする場合は、
.html
拡張子または .htm
拡張子を付けずに名前を入力します。出力ファイルでは、列の間にタブが、行の間に新しい行が挿入されます。
- HTMLファイルにエクスポートする場合は、
.html
拡張子または.htm
拡張子(大/小文字の区別なし)を付けて名前を入力します。出力ファイルは、列を使用して編成された表になります。
関連項目
Javaプログラムのデバッグ
デバッガ・ウィンドウの使用方法
プログラムのデバッグ
Javaプログラムのリモート・デバッグ
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