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スマート・データ・ウィンドウに表示する列および他のオプションを選択します。

スマート・データ・ウィンドウに表示する列を選択します。

名前
データ項目の名前を表示します。デフォルトで選択されます。名前は、引数、変数、フィールドまたは配列要素の名前です。この列は常に表示され、非表示にすることはできません。
データ項目の値を表示します。デフォルトで選択されます。
注意: 通常、オブジェクトおよび配列の値は表示されません。ただし、JDeveloperでは、char配列およびString、StringBuffer、Boolean、Character、Byte、Short、Integer、Long、Double、Float、java.io.File、java.net.URL、java.util.Dateなど、一部の一般的なオブジェクトの値が表示されます。
タイプ
データ項目の型を表示します。デフォルトで選択されます。型はプリミティブ型(boolean、int、shortなど)の名前、クラス(String、StringBuffer、JTextFieldなど)の名前または配列型(String[]、char[]、Object[]など)です。
宣言済の型
宣言された変数、フィールドまたは配列要素の型を表示します。この型は、「型」列に表示される型とは異なる場合があります。
16進値
データ項目の16進値を表示します(存在する場合)。
アドレス
オブジェクトまたは配列のメモリー・アドレスを表示します。
ID
データ項目に関連付ける一意のIDを表示します。
ソート
スマート・データ・ウィンドウで使用できるソート・オプションを選択します。
名前でフィールドを
このオプションはデフォルトで選択され、フィールドがサブクラスまたはスーパークラスで宣言されているかどうかに関係なく、オブジェクトのすべてのフィールドがアルファベット順に表示されます。選択しない場合、フィールドはオブジェクトに出現する順序でスマート・データ・ウィンドウに表示され、サブクラスで宣言されたフィールドがスーパークラスで宣言されたフィールドの前に表示されます。
 
スマート・データ項目
オブジェクトの階層別にデータ項目をソートする場合に選択します。このオプションは、名前別のフィールドのソートには影響しません
表示
スマート・データ・ウィンドウに表示するオプションを選択します。
パッケージ名
クラス名とともに完全修飾パッケージ名を表示する場合に選択します。選択しなければ、クラス名のみが表示されます。
非表示
スマート・データ・ウィンドウに表示しないオプションを選択します。
staticフィールド
デフォルトでは、このオプションが選択され、オブジェクト・ノードを開いたときにすべてのstaticフィールドが表示されます。
Null値の配列要素
配列ノードを開いたときにNULL値の配列要素を表示する場合に選択します。
注意: このオプションは、VectorまたはArrayListのelementDataフィールドや、HashtableまたはHashMapの表フィールドなどのオブジェクト配列を開くときに便利です。これらのオブジェクト配列には、多数のnull要素が含まれていることが多いため、デバッグ・セッション中にnull要素を非表示にすることにより、重要な配列要素に集中できます。
finalフィールド
オブジェクト・ノードを開いたときにfinalフィールドを表示する場合に選択します。
統合フィールド
スマート・データ・ウィンドウに統合変数を表示する場合に選択します。統合フィールドはコンパイラによって生成され、通常は名前に'$'が付きます。統合フィールドの例としては、外部クラスを指す内部クラス内のフィールドがあります。
 
記憶する位置の最大数
スマート・データ・ウィンドウにデータを表示する箇所(現在の箇所を含む)の数を入力します。デフォルトは2で、最大10まで指定できます。たとえば、この値を5に設定してコードをステップ実行すると、スマート・データ・ウィンドウには、現在の箇所および4つ前までの箇所の分析結果が表示されます。
解析する行数
デバッガで1箇所につき分析する行数を入力します。デフォルトは1で、最大10まで指定できます。値を大きくするほど、スマート・データ・ウィンドウに表示される情報も多くなります。スマート・データ・ウィンドウは、無関係なデータの表示を少なくし、ステップ実行しているソース・コードに関連があると考えられるデータのみに集中できるよう設計されています。この機能を最大限に活用するため、このフィールドには小さな値を入力するようにしてください。行数は、指定した最大値になり、現在の行とその後続の行が含まれます。

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