統合WLSへのデプロイのトラブルシューティング

アプリケーションをデプロイする際に発生する可能性のある一般的な問題が多数あります。この項では、これらの問題とその解決策について説明します。

このセクションの内容は次のとおりです。

統合WLSのトラブルシューティング

統合WLSへのデプロイに関連

統合WLSの停止

以前のJDeveloperセッションで作成されて実行されたまま孤立したWebLogicサーバー・インスタンスをクリアする場合などに、統合WLSを停止したくてもJDeveloper内で停止できない場合は、jdeveloper-user-home/DefaultDomain/binに移動し、stopWebLogic.cmd(Windowsの場合)またはstopWebLogic.sh(Linuxの場合)を実行します。これによりWebLogicインスタンスが適切にシャット・ダウンされ、その後JDeveloperから統合WLSを起動しても競合が起こりません。

スクリプトを使用して統合WLSを停止できない場合は、WindowsではTask Manager、Linuxではkillコマンドを使用して、Javaプロセスを終了させれば停止できます。

メモリー不足

統合WLSで複数のアプリケーションを実行する場合、メモリーが不足しjava.lang.OutOfMemoryError: PermGen space例外が現れる場合があります。この例外を回避するには、MEM_MAX_PERM_SIZEをデフォルトの128mから256m、512mまたはそれ以上に引き上げます。この設定は、jdeveloper-user-home/DefaultDomain/binにあるsetDomainEnv.cmd(Windowsの場合)またはsetDomainEnv.sh(Linuxの場合)で行います。

まず、前述のいずれかの方法で統合WLSを停止する必要があります。

別の場所へのJDeveloperの再インストール

JDeveloperを新しい場所に再インストールする場合、ハードコードされたJDeveloperへの参照が統合WLSサーバーに使用されていることで、問題が起こる場合があります。次のいずれかの方法を実行する必要があります。


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