<af:convertDateTime>

af:convertDateTime convertDateTime convert date time DateTime datetime

タイプ: oracle.adf.rich.DateTime

パターンおよびスタイルの設定に基づいて、文字列からjava.util.Dateへの変換およびjava.util.Dateから文字列への変換を行います。

デフォルトのdateStyleはshortishです。shortishはshortと同じですが、年を4桁で表します。設定されていない場合、dateStyleshortishにデフォルト設定されます。

タイムゾーンは、adf-faces-config.xml構成ファイルのweb-appごとに設定できます。コンバータでtimeZoneを設定しないときは、adf-faces-config.xml構成ファイルで設定された値にデフォルト設定されます。構成ファイルでの設定がないときは、GMTがデフォルト設定されます。

コンバータでは、ユーザーの入力値を日付に変換するとき、次の範囲で一定レベルのleniencyが常に許可されます。

例:
コンバータのパターンがMMM/d/yyyyに設定されている場合、次の入力はコンバータにより有効なものとして許容されます。

Jan/4/2004
Jan-4-2004
Jan.4.2004
01/4/2004
01-4-2004
01.4.2004
1/4/2004
1-4-2004
1.4.2004

コンバータでは、JDK SimpleDateFormat(dateStyle、timeStyleおよびpattern属性を使用して指定)と同じ解析/書式変換がサポートされています。ただし次の場合を除きます。

このコンバータは、オフにできないヘルプ・フレームワークの書式についてのヒントを提供します。

このコンバータは、標準コンバータのIDの下に自動で登録されます。そのため<f:convertDateTime>タグが使用されると、このコンバータが使用されます。

またコンバータは、クライアント側で実行されます(org.apache.myfaces.trinidad.convert.ClientConverterを実装します)。

af:convertDateTimeからクラスを導出する場合、ClientConverterを実装しないかぎり、これはaf:inputDateとともに動作しません。

属性

名前 ELのサポート 説明
dateStyle String あり 日付文字列の日付コンポーネントの書式設定方法および解析方法を決定する、事前定義の書式設定スタイル。タイプがdateまたはbothの場合のみ、適用されます。有効な値はshortish、short、default、medium、longおよびfullです。デフォルト値はshortishです。
hintBoth String あり

type=bothを使用した場合に、デフォルトのメッセージのかわりに使用する、カスタム・ヒント・メッセージ。

パラメータ:

  • {0} コンバータが期待しているパターン
hintDate String あり

type=dateを使用した場合に、デフォルトのメッセージのかわりに使用する、カスタムのヒント・メッセージ。

パラメータ:

  • {0} コンバータが期待しているパターン
hintTime String あり

type=timeを使用した場合に、デフォルトのメッセージのかわりに使用する、カスタム・ヒント・メッセージ。

パラメータ:

  • {0} コンバータが期待しているパターン
locale java.util.Locale あり 書式設定時または解析時に、このロケールに定義されたスタイルが日付と時刻に使用されます。指定しない場合や、NULLを指定した場合は、RequestContext.getFormattingLocale()から返されるロケールが使用されます。そのロケールがNULLの場合は、FacesContext.getViewRoot().getLocale()が使用されます。
messageDetailConvertBoth String あり

カスタム・エラー・メッセージ。これは、facesメッセージの詳細部分を作成するのに使用します。またtypebothに設定され、patternが設定されていないかまたはnullのとき、日付に変換できない日時ベースの値で使用します。

パラメータ:

  • {0} コンポーネントを識別するラベル
  • {1} ユーザーが入力した値
  • {2}コンバータで想定される形式の例
注意: ユーザーが入力した値を指定するパラメータ{1}は、inputTextでsecret=trueになっているなど値が保護されている場合は、決してメッセージで使用しないでください。
messageDetailConvertDate String あり

カスタム・エラー・メッセージ。これは、facesメッセージの詳細部分を作成するのに使用します。またこれは、パターン/2つめのパターンが設定されているとき、またはtypedateに設定され、patternが設定されていないかまたはnullのとき、日付に変換できない値で使用します。

パラメータ:

  • {0} コンポーネントを識別するラベル
  • {1} ユーザーが入力した値
  • {2}コンバータで想定される形式の例
注意: ユーザーが入力した値を指定するパラメータ{1}は、inputTextでsecret=trueになっているなど値が保護されている場合は、決してメッセージで使用しないでください。
messageDetailConvertTime String あり

カスタム・エラー・メッセージ。これは、facesメッセージの詳細部分を作成するのに使用します。またこれは、typetimeに設定され、patternが設定されていないかまたはnullのとき、日付に変換できない時間ベースの値で使用します。

パラメータ:

  • {0} コンポーネントを識別するラベル
  • {1} ユーザーが入力した値
  • {2}コンバータで想定される形式の例
注意: ユーザーが入力した値を指定するパラメータ{1}は、inputTextでsecret=trueになっているなど値が保護されている場合は、決してメッセージで使用しないでください。
pattern String あり 日付/時間文字列の書式設定方法および解析方法を決定する、カスタム書式設定パターン。構文は、java.text.SimpleDateFormatで指定された規則に準拠している必要があります。
secondaryPattern String あり 1つめのパターンまたはスタイルが文字列の解析に失敗した場合に、2度目の試行として使用される2つめのパターン。これが文字列の書式で使用されることはありません。
timeStyle String あり 事前定義の書式設定スタイル。これは日付文字列の時間コンポーネントの書式設定方法および解析方法を決定します。タイプがtimeまたはbothのときのみ、適用されます。有効な値はdefault、short、medium、longおよびfullです。デフォルト値はshortです。
timeZone java.util.TimeZone あり 日付文字列の時間情報を解釈するタイムゾーン。ここで設定されていない場合、この値はadf-faces-config.xml構成ファイルから取得されます。そこで定義されていない場合、これはGMTにデフォルト設定されます。
type String あり 書式設定または解析対象文字列値に含めるコンテンツを指定します。有効な値はdate、timeおよびbothで、デフォルト値はdateです。