アプリケーションでのユーザー・カスタマイズにより、エンド・ユーザーは実行時に個々のプリファレンス(表のどの列が参照可能かなど)にあわせて特定のUIコンポーネントを変更できます。変更内容は、そのユーザーのセッション中は記憶されるか、アプリケーションを開くたびに記憶されます。
この例では、セッション継続時間中のユーザー・カスタマイズを有効化して使用します。
JDeveloperでは、アプリケーションでユーザー・カスタマイズを行う前に、デフォルト・ロールに切り替える必要があります。ロールを切り替えるには、「プリファレンス」ダイアログを開きます。メイン・メニューから「ツール」 「プリファレンス」の順に選択し、「ロール」をクリックします。ロール・ページで、「デフォルト」を選択して「OK」をクリックします。
ロールを変更した場合は、JDeveloperを再起動する必要があります。再起動時にユーザー・カスタマイズの使用を開始するには、ViewControllerプロジェクトの「プロジェクト・プロパティ」ダイアログを開きます。「プロジェクト・プロパティ」ダイアログを使用するには、アプリケーション・ナビゲータで「ViewController」プロジェクトを右クリックし、ポップアップ・メニューから「プロジェクト・プロパティ」を選択します。「プロジェクト・プロパティ」ダイアログで「ADFビュー」を選択します。
セッション継続時間中にユーザー・カスタマイズを使用するには、「ユーザー・カスタマイズの有効化」を選択して「セッションの継続時間」をクリックします。
次に、アプリケーションを実行してパーソナライズします。変更内容はセッション中にのみ持続します。
注意: ここまで例をたどってきた場合は、アプリケーションでシード・カスタマイズも有効化しています。そのため、アプリケーションを実行すると、前にcustomization.properties
で設定したアクティブなカスタマイズ・レイヤー値に基づいて、設定したシード・カスタマイズも表示されます。
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