この単純なJSFアプリケーションを完成するには、Javaソース・ファイルPersonInfo.java
にコードを追加します。サンプル・コードでは、初期のキュー・カードでBeanに追加したビジネス・メソッドsaveInfo
をコールします。このメソッドでは2つのパラメータを使用し、データを保存せずに単にデータをコンソールに書き込みます。
ファイルを編集するには、エディタ・ウィンドウの上部にある「PersonInfo.java」タブを選択してJavaソース・エディタを手前に表示します。
JDeveloperで実際にアプリケーションを開発するときは、適切かつ効率的にデータを維持する方法を検討する必要があります。データ・モデルの単純なJavaBeanでは十分に対応できない状況が発生する場合もあります。また、様々なソースからデータを集約することが必要になる場合があります。このような場合は、まったく異なるビジネス・サービス・テクノロジに基づいてデータ・ソースを使用できます。次に例を示します。
JSFでは、JavaBeans、Enterprise JavaBeans(EJB)、Oracle TopLinkまたはWebサービスのいずれをモデル・レイヤーで使用する場合も、JDeveloperの生産的なコーディングおよびデータ・バインディング・ツールによって、アプリケーションのバックエンドおよび統合コードを安全で簡単に実装できます。
特定のビジネス・サービスを使用する場合は、新規ギャラリを開き、用意されているウィザードおよびダイアログを使用して、モデル・プロジェクトにエンティティを作成できます。または、Webサービスの場合は、モデル・プロジェクトにエンティティを公開できます。
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