UIComponentクラス: oracle.adf.view.rich.component.rich.fragment.RichRegion
コンポーネントのタイプ: oracle.adf.RichRegion
ネーミング・コンテナ: 該当。このコンポーネントの子(partialTriggers、findComponent()
など)を参照するときには、子のIDの先頭に、このコンポーネントのIDとコロン(:)を付ける必要があります。
リージョン・タグを使用すると、マスター・ページに動的コンテンツを含めることができます。このタグはRegionModelにバインドされます。モデルによって、どのviewIdを含めるかが決定されます。モデルには、これを含めるための前処理および後処理を許可するメソッドが含まれます。詳細は、oracle.adf.view.rich.model.RegionModelのJavadocを参照してください。このコンポーネントは、ファセットをサポートしていません。ネストはリージョンでサポートされます(1つのaf:regionコンポーネントには、別のaf:regionコンポーネントを含めることができます)。リージョンはaf:forEachの内部に配置できません。
リリース11gのリージョンは、再利用可能なページ・フローです。これらには独自のナビゲーション・ルール、マネージドBeanおよびADFmページの定義があります。リージョン内の各ページは、ページのフラグメント(jsff)です。11gのaf:regionコンポーネントと10.1.3またはTrinidadリージョンを混同しないでください。10.1.3およびTrinidadリージョンコンポーネントは、複数のページ、ナビゲーション・ルール、マネージドBeanを持たない単一のページ・フラグメントです。10.1.3リージョンは、11gのページ・テンプレートおよび宣言コンポーネントに似ています。
<section name="Geometry_Management">
</section>
型 | フェーズ | 説明 |
---|---|---|
oracle.adf.view.rich.event.RegionNavigationEvent | アプリケーションの起動 | このイベントは、リージョンが表示するフラグメントが変更された場合にトリガーされます。 |
org.apache.myfaces.trinidad.event.DisclosureEvent | リクエスト値の適用、 アプリケーションの起動 |
disclosureイベントは、ノードが公開されたときに配信されます。 |
org.apache.myfaces.trinidad.event.AttributeChangeEvent | アプリケーションの起動、 リクエスト値の適用 |
属性変更を記述するために配信されるイベント。属性変更イベントは、プロパティに対するプログラム的な変更については配信されません。アプリケーションの特定のリクエストなしにレンダラによってプロパティが変更される場合にのみ配信されます。属性変更イベントの例には、クライアント側のサイズ変更をサポートしていた列の幅などがあります。 |
名前 | 型 | ELのサポート | 説明 |
---|---|---|---|
attributeChangeListener | javax.el.MethodExpression | ELのみ | 属性変更リスナーへのメソッド・リファレンス。属性変更イベントは、プロパティに対するプログラム的な変更については配信されません。アプリケーションの特定のリクエストなしにレンダラによってプロパティが変更される場合にのみ配信されます。属性変更イベントの例には、クライアント側のサイズ変更をサポートしていた列の幅などがあります。 |
binding | oracle.adf.view.rich.component.<wbr/>rich.fragment.RichRegion | ELのみ | コンポーネント・インスタンスをBean上に格納するELリファレンス。これは、バッキングBeanからコンポーネントへのプログラム的なアクセスを提供するため、またはコンポーネントの作成をバッキングBeanに移動するために使用できます。 |
clientComponent | boolean | あり | クライアント側のコンポーネントが生成されるかどうか。このフラグを設定してもしなくてもコンポーネントは生成されますが、クライアントJavascriptがコンポーネント・オブジェクトを必要とする場合、コンポーネントの存在を保証するにはtrueに設定する必要があります。現在デフォルトで生成されるクライアント・コンポーネント・オブジェクトは、将来は存在しない可能性があります。このフラグを設定することがコンポーネントの存在を保証する唯一の方法であり、クライアントは暗黙的な動作に依存できません。ただし、このフラグの設定にはパフォーマンス・コストが伴うため、絶対に必要でないかぎり、クライアントではクライアント・コンポーネントを有効にすることを避ける必要があります。 |
customizationId | String | あり | この属性は推奨されていません。永続的なカスタマイズを適用するには、id属性を使用する必要があります。この属性は、次のリリースでは削除されます。 |
disclosed | boolean | あり | 子を公開するかどうかを指定します。 |
disclosureListener | javax.el.MethodExpression | ELのみ | 開示リスナーに対するメソッド・リファレンスです。 |
dontPersist | String[] | あり | adf-config.xmlに登録済のPersistent Change Managerを介してFilteredPersistenceChangeManagerにより変更が持続されない属性のリスト。このリストにある自動コンポーネント・パーソナライズはセッション・ストアに対しては依然として持続します。 |
id | String | なし | コンポーネントの識別子。識別子は、HTMLで許可される構文のサブセットに準拠している必要があります。
|
immediate | boolean | あり | このコンポーネントによってイベントが生成されたとき、クライアント側またはサーバー側で、データ検証をスキップするかどうかを指定します。immediateがfalse(デフォルト)の場合は、アプリケーションの起動フェーズでdisclosureイベントが配信され、検証がトリガーされます。trueに設定されている場合には、disclosureイベントはリクエスト値の適用フェーズで実行されます。 |
inlineStyle | String | あり | このコンポーネントに対して使用するCSSスタイル。これは、基本スタイルの変更用です。inlineStyleは、コンポーネントのルートDOM要素に適用されるCSSスタイルのセットです。inlineStyleのCSSプロパティが対象となるDOM要素に影響を与えない場合は、スキンを作成し、特定のDOM要素をターゲットにしたスキニング・キーを使用する必要があります(::label、::icon-styleなど)。 |
partialTriggers | String[] | あり | 部分更新をトリガーするコンポーネントのID。このコンポーネントは、トリガー・コンポーネント上でリスニングします。トリガー・コンポーネントの1つがなんらかの更新を発生させるイベントを受信した場合、このコンポーネントも更新されることをリクエストします。識別子はソース・コンポーネント(このコンポーネント)に対して相対的であり、NamingContainerで構成されている必要があります。コンポーネントがすでにネーミング・コンテナ内にある場合、単一のコロンを使用するとページのルートから検索を開始でき、複数のコロンを使用するとNamingContainerを上方向に移動できます。たとえば、::を前に置くと、コンポーネントのネーミング・コンテナ(または、コンポーネントがネーミング・コンテナである場合にはそのコンポーネント自体)から出てそこから検索を開始します。:::を前に置くと、2つのネーミング・コンテナ(コンポーネントがネーミング・コンテナである場合にはそのコンポーネント自体も含まれます)から出てそこから検索を開始します。 |
persist | String[] | あり | adf-config.xmlに登録済のPersistent Change Managerを介してFilteredPersistenceChangeManagerにより変更が持続される属性のリスト。このリストにない自動コンポーネント・パーソナライズはセッション・ストアに対しては依然として持続します。 |
regionNavigationListener | javax.el.MethodExpression | ELのみ | RegionNavigationListenerメソッドへのメソッド・リファレンス。 |
rendered | boolean | あり | コンポーネントがレンダリングされるかどうか。falseに設定した場合、このコンポーネントについて出力は配信されません(コンポーネントはどのような方法でもレンダリングされず、クライアントで表示できません)。 |
shortDesc | String | あり | コンポーネントの短い説明。このテキストは、通常、ツールチップ・ヘルプ・テキストを表示するためにユーザー・エージェントによって使用されます。この場合、ツールチップの動作はユーザー・エージェントによって制御されます。たとえば、Firefox 2では長いツールチップは切り捨てられます。フォーム・コンポーネントの場合、shortDescはノート・ウィンドウに表示されます。 |
showDisclosure | boolean | あり | 開示アイコンをレンダリングするかどうかを指定します。これをfalseに設定した場合には、開示を扱う他の属性はすべて無視されます。 |
showHeader | String | あり | 有効な値: never、ifNeeded、always リージョン・ヘッダーの表示方針。これはnever、ifNeededまたはalwaysのいずれかです。値がneverの場合、ヘッダーは表示されません。値がalwaysの場合、ヘッダーは常に表示されます。この値は、リージョンにドラッグ・ソースが添付されている場合、またはユーザーが公開コントロールにアクセスできるようにする場合に役立ちます。値がifNeededの場合は、textプロパティが設定されているか、neverにドラッグ・ソースが添付されている場合にのみ、ヘッダーが表示されます。下位互換性のため、デフォルトはneverです。 |
styleClass | String | あり | このコンポーネントに対して使用するCSSスタイル・クラス。スタイル・クラスは、jspxページまたはスキニングCSSファイルなどで定義できます。または、AFInstructionTextのようなパブリック・スタイル・クラスの1つを使用できます。 |
text | String | あり | リージョンのヘッダー・テキスト。 |
value | oracle.adf.view.rich.model.RegionModel | あり | このリージョンのモデル。 |
visible | boolean | あり | コンポーネントの可視性。falseの場合、コンポーネントはクライアント上で非表示となります。renderedとは異なり、これはサーバーでのライフサイクルには影響を与えません(コンポーネントに実行済バインディングがある、など)。コンポーネントの可視性は、クライアント上で切り替えるか、PPRを使用して切り替えることができます。renderedがfalseの場合、コンポーネントはどのような方法でもレンダリングされず、クライアントで表示できません。ほとんどの場合、visibleプロパティのかわりにrenderedプロパティを使用します。 次のレンダーキットではサポートされていません。 org.apache.myfaces.trinidad.core |