カスタマイズ可能なJSFページの作成ステップを完了すると、アプリケーション・ナビゲータは次のように表示されます(「VIewController」プロジェクトが開いて「Model」プロジェクトが閉じている場合)。
「ViewController」プロジェクトの「アプリケーション・ソース」フォルダには、ADFデータバインドされたUIコンポーネントを含んだページのレンダリングと処理に必要なアプリケーション・オブジェクト定義が含まれています。
ビジュアル・エディタには、作成した読取り専用フォームを構成するコンポーネントが表示されます。各コンポーネントはADFデータ・コントロールの属性にバインドされており、データ・モデルからのデータを表示するためにバインディング・オブジェクトを参照するADFデータ・バインディングの式言語(EL)式が含まれています。次の図に、ビジュアル・エディタの参照ページを示します。
ベース・アプリケーションを実行すると、ブラウザに次のような参照ページが表示されます。
ナビゲーション・ボタンを使用して、「Orders」フォームの現在の行を変更します。詳細をクリックして詳細ページにナビゲートすると、詳細ページには参照ページに表示されている「Orders」フォームの全詳細が表示されます。
詳細ページで「戻る」をクリックすると、アプリケーションが参照ページにナビゲートします。
この時点で、MDSカスタマイズを受け入れるベース・アプリケーションの準備が完了し、カスタマイズできる2つのビュー・ページを作成したことになります。次のステップでは、ビュー・ページを変更し、データ・モデルにオブジェクトを追加して、アプリケーションをカスタマイズします。
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