データ・ウィンドウの使用方法

データ・ウィンドウを使用して、プログラムの変数に関する情報を表示します。データ・ウィンドウには、現在のコンテキストの引数、ローカル変数およびstaticフィールドが表示されます。現在のコンテキストはスタック・ウィンドウでの選択によって決まります。新しいコンテキストに移動すると、データ・ウィンドウが更新され、新しいコンテキストのデータが表示されます。現在のクラスがデバッグ情報なしでコンパイルされた場合、ローカル変数を表示することはできません。デバッガによってスタック・フレームのローカル変数のメモリー位置が分析され、可能な範囲の情報が表示されます。

また、非voidメソッドでブレークポイントを設定し、「メソッドの最後まで実行」コマンドまたは「ステップ・アウト」コマンドを発行した場合、データ・ウィンドウには非voidメソッドの現在の戻り値が表示されます。「ステップ実行」または「トレース実行」コマンドでは戻り値は表示されません。

ポップアップ・メニュー・オプションも含め、データ・ウィンドウの詳細は、[F1]を押してください。

データ・ウィンドウを開くには、次のようにします。

  1. ソース・エディタでソース・ファイルを開き、ブレークポイントを設定します。
  2. ツールバーで「デバッグ」ツールバーの「デバッグ」アイコン)をクリックします。
  3. デバッガがブレークポイントで一時停止したときは、メイン・メニューから「表示」次の選択「デバッガ」次の選択「データ」を選択します。
    データ・ウィンドウが表示されます。

データ・ウィンドウに表示する列を変更するには、次のようにします。

プロジェクトのビルドに成功すると、デバッガが起動します。


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