「表示」メニュー「プロパティ・インスペクタ」
プロパティ・インスペクタでは、コンポーネントがプロパティ参照に追加される場合、アクティブなツールで選択したコンポーネントのプロパティを表示して編集できます。たとえば、Javaビジュアル・エディタがアクティブなツールで、JButton
が.java
ファイルで選択されている場合、インスペクタにはJButton
のプロパティが表示されます。フォーカスをJSP/HTMLビジュアル・エディタに移動し、アクティブな.jsp
ファイルでButton
コンポーネントを選択すると、インスペクタの表示内容がButton
のプロパティに変化します。
プロパティ・インスペクタのタイトル・バーには、アクティブなツールで選択したコンポーネントの名前が表示されます。インスペクタのメイン・エリアで、コンポーネントのプロパティが指定されたセクションにグループ化され、で展開したり、
で縮小できます。選択したコンポーネントに対応するセクションのみがインスペクタに表示されます。Swingコンポーネントではフォーカス、ビジュアル、イベント、HTMLコンポーネントでは共通、外観、スタイルStyleなどです。
一般に、プロパティ・インスペクタの指定された各セクションでは、コンポーネント・プロパティは入力フィールドまたはドロップダウン・リスト・ボックス、またはこの両方に表示されます。各フィールドまたはボックスには、プロパティの表示名と現在の値が表示されます。プロパティ名の横にアスタリスク(*)が表示される場合は、このプロパティに値が必須であることを示しています。インスペクタ下部のテキスト・エリアにプロパティの簡単な説明を表示するには、プロパティ値フィールドまたはドロップダウン・リストをクリックします。
プロパティ値を編集するには、新しい値を入力フィールドに入力するか、またはドロップダウン・リストを使用して値の固定セットから値を選択します。一部のプロパティでは、フィールドまたはボックスの後にある
または
をクリックして、プロパティ・エディタまたはビルダー・ツールを使用してプロパティに対する値を選択または入力します。プロパティ値を編集する場合、
緑色のドット・アイコンがプロパティの横に表示され、プロパティ値がデフォルト設定から変更されたことを示します。
注意: アクティブなツールで複数のコンポーネントを選択した場合、プロパティ・インスペクタのタイトル・バーに「複数」と表示され、選択したコンポーネント間で共有されるプロパティのみが表示されます。詳細
プロパティの独自のプロパティ・エディタを作成する場合、プロパティ・インスペクタに表示する内容を制御できます。プロパティ・エディタがタグをサポートする場合、インスペクタでは、そのタグが固定された一連の値としてドロップダウン・リストに表示されます。プロパティ・エディタがタグをサポートしない場合、インスペクタはエディタに問い合せて、カスタム・プロパティ・エディタをサポートするかどうかを確認します。どちらもサポートされない場合は、文字列を直接入力するためのテキスト領域が表示されます。
カスタマイズ開発者ロールでは、次の機能がプロパティ・インスペクタに追加されます。
自動拡張の有効化/無効化
クリックしてプロパティ・インスペクタの自動拡張をオンまたはオフに切り替えて、カーソルがインスペクタ上にあるときに、アクティブなタブ付きページの全コンテンツを表示します。フォーカスがユーザー・インタフェースの他の部分に移動すると、インスペクタはデフォルトの位置に戻ります。
ビューの固定
クリックすると、通常はプロパティ・インスペクタの内容を変更する別のオブジェクトを選択した場合でも、プロパティ・インスペクタの現在の内容が引き続き表示されます。詳細
新規ビュー
クリックすると、新しい「プロパティ・インスペクタ」ウィンドウが開きます。
コンポーネント定義の編集
使用できる場合、クリックすると現在選択されているコンポーネントについてエディタが開きます。
ADFコントロールにバインド
使用できる場合、クリックして、必要に応じてADFデータ・コントロールにプロパティをバインドまたはアンバインドします。詳細
検索
プロパティを名前で検索する場合に使用します。プロパティ名またはイベント名の最初の部分と一致する1文字以上を入力し、「次を検索」または
「前を検索」 を押して、リストの前方または後方を検索します。
コンポーネント・ヘルプ
クリックすると、現在選択されているコンポーネントに対するJavadocまたはタグ参照トピックがある場合、このトピックが表示されます。
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