JSFページでの1つのエラー・メッセージの表示

注意: この手順は、ADF Faces以外のコンポーネントにのみ適用されます。

エラーを生成したコンポーネントの横に1つのエラー・メッセージを表示する手順は、次のとおりです。

  1. ビジュアル・エディタで、対象のJSFページを開きます。
  2. メッセージを表示するコンポーネントに一意のIDを割り当てていない場合は、IDを割り当てます。IDの割当てにはプロパティ・インスペクタを使用します。
  3. コンポーネント・パレットで、ドロップダウン・リストから「JSF HTML」を選択し、「Message」をページにドラッグ・アンド・ドロップし、メッセージを表示するコンポーネントの横に配置します。

    メッセージを表示するコンポーネントのIDを入力するためのダイアログが表示されます。

  4. For*の横にある列をクリックして、コンポーネントのIDを入力します。「OK」をクリックします。
  5. プロパティ・インスペクタで、メッセージ・タグの属性を設定します。タグ属性の詳細は、属性を選択すると、プロパティ・インスペクタの属性リストの下にあるステータス領域に説明が表示されます。

ヒント: コンポーネントの詳細メッセージが実行時にツールチップとして表示されるようにするには、メッセージ・タグのtooltip属性をtrueに設定します。タグのshowSummaryおよびshowDetail属性もtrueに設定する必要があります。

ADFデータ・コントロールを使用してJSFのフォームや表を作成している場合、JDeveloperでは、デフォルトですべてのエラー・メッセージを表示するh:messagesタグが自動的に追加されます。個々のh:messageタグを手動で追加する必要はありません。

コード・サンプル

<h:panelGrid columns="3">
  <h:outputLabel for="enum" value="Enter employee number: "/>
  <h:inputText id="enum" converter="javax.faces.Long" >
    <f:validateLength minimum="5" maximum="9"/>
  </h:inputText>
  <h:commandButton value="submit"/>
  <h:message for="enum"/>
</h:panelGrid>

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