<dvt:seriesSet>

seriesSet series set


グラフでは、グリッドの行は通常は系列として表示されます。ほとんどのグラフの場合、系列は同じ色や形状などを持つマーカーのセットとして表示されます。グラフの凡例では、通常、グラフの各系列が色や他の該当する属性を示すラベル付きの記号で識別されます。棒や線の色などを変更するには、<dvt:series>タグのセットを<dvt:seriesSet>タグ内で使用します。たとえば、棒グラフの棒、折れ線グラフのデータ線および円グラフの区分では、いずれも系列属性colorを使用して色が定義されます。<dvt:seriesSet>タグには、すべての系列のデフォルト属性を変更する属性が含まれています。また、<dvt:seriesSet>タグには、個々の系列の属性をオーバーライドする<dvt:series>タグも含まれています。一般に使用される系列属性は、color、lineWidth(折れ線グラフのデータ線の幅の変更)、マーカー・タイプ(組合せグラフの棒、線または面のマーカーの変更)、assignedToY2(二重Yグラフの軸割当ての変更)、pieSliceExplode(円グラフの残りの部分から円グラフの区分を分離)などです。

注意: グラフの属性seriesObjectCountでは、グラフにプロパティを保存する系列の数が決まります。その数を超えると、系列プロパティが繰り返されます。

他のタグとの関係

このコンポーネントは、次に示すいずれかのコンポーネントの子である必要があります。

seriesSetタグには子タグseriesタグがあります。

次の例に、二重Y折れ線グラフを作成するためのXMLを示します。

系列設定タグでは、データ線が幅3ピクセルに設定されてY1軸に割り当てられるすべての系列に対して指定します。

最初の系列では、線は赤(ff0000)で、線のスタイルは破線です。

第2の系列では、線はY2軸に割り当てられ、幅5ピクセルに設定されます。

        <dvt:lineGraph subType="LINE_VERT_ABS_2Y">
            <dvt:seriesSet defaultLineWidth="3" defaultAssignedToY2="false">
                <dvt:series color="#ff0000" lineStyle="LS_DASH"/>
                <dvt:series assignedToY2="true" lineWidth="5"/>
            </dvt:seriesSet>
        </dvt:lineGraph>
          

属性

名前 ELのサポート 説明
id java.lang.String なし コンポーネントの識別子を指定します
defaultColor java.lang.String なし デフォルトの塗りつぶしの色をRGB 16進数で指定します。デフォルト値は#ccff00です。この色プロパティは、入力として6桁または8桁の16進数を取ります。8桁の16進数が使用される場合、最初の2桁は透明度を表します。6桁の16進数が使用される場合、色は不透明となります。
defaultMarkerColor java.lang.String なし デフォルトのマーカーの色をRGB 16進数で指定します。たとえば、黒を指定するには、color="#000000"とします。この色プロパティは、入力として6桁または8桁の16進数を取ります。8桁の16進数が使用される場合、最初の2桁は透明度を表します。6桁の16進数が使用される場合、色は不透明となります。
defaultBorderColor java.lang.String なし 各系列の枠線の色を指定します。値はRGB 16進数で入力します。たとえば、黒を指定するには、color="#000000"とします。たとえば、黒を指定するには、color="#000000"とします。この色プロパティは、入力として6桁または8桁の16進数を取ります。8桁の16進数が使用される場合、最初の2桁は透明度を表します。6桁の16進数が使用される場合、色は不透明となります。
defaultBorderTransparent boolean なし グラフ系列の枠線を透明にするかどうかを指定します。
  • true: (デフォルト)系列の枠線を透明にする場合。
  • false: 系列の枠線を可視にする場合。
defaultFitlineType java.lang.String なし 各系列に対して表示されるフィットラインがある場合は、そのフィットラインのデフォルト・タイプを指定します。有効な値は次のとおりです。
  • FT_NONE: (デフォルト)フィットラインを使用しません。
  • FT_LINEAR: 線形のフィットラインを使用します。
  • FT_LOGARITHMIC: 対数のフィットラインを使用します。
  • FT_EXPONENTIAL: 指数のフィットラインを使用します。
defaultLineWidth int なし 系列線のデフォルトの線幅をピクセル単位で指定します。この属性は、折れ線グラフ、散布図および組合せグラフにのみ関連があります。デフォルトでは、幅は5ピクセルです。
defaultMarkerShape java.lang.String なし 各系列のデフォルトのマーカーの形状。この属性は、折れ線グラフ、散布図、極グラフ、組合せグラフおよびバブル・グラフにのみ関連があります(バブルの場合、設定はMS_NONE、MS_AUTOMATIC、MS_CIRCLEおよびMS_HUMANのみ)。有効な値は次のとおりです。
  • MS_NONE: 系列マーカーを使用しません。
  • MS_AUTOMATIC: (デフォルト)デフォルトのマーカーを使用します。この場合、折れ線グラフ、散布図、極グラフまたは組合せグラフでは、マーカーの形状が四角、円、ひし形、プラス記号および三角形を介して回転する各系列に割り当てられます。バブル・グラフでは、マーカーの形状が円に割り当てられます。
  • MS_SQUARE: 四角いマーカーを使用します。
  • MS_CIRCLE: 円のマーカーを使用します。
  • MS_DIAMOND: ひし形のマーカーを使用します。
  • MS_PLUS: プラス記号のマーカーを使用します。
  • MS_TRIANGLE_UP: 三角形のマーカーを使用します。
  • MS_HUMAN: 人型のマーカーを使用します。markerSizeを指定すると、人型のマーカーは幅がmarkerSizeの値と一致するようにスケール調整されます。
defaultMarkerType java.lang.String なし このグラフの各系列のデフォルトのマーカー・タイプを指定します。この属性は、組合せグラフおよび折れ線グラフに関連があります。組合せグラフには、すべてのタイプが適用されます。折れ線グラフには、異なる線タイプが適用されます。有効な値は次のとおりです。
  • MT_AREA: 面マーカーを使用します。
  • MT_BAR: 棒マーカーを使用します。
  • MT_MARKER: 標準線を使用します。
  • MT_CURVE_LINE: 曲線を使用します。
  • MT_STEPPED_LINE: 段付きの線を使用します。
  • MT_CENTERED_STEPPED_LINE: 中央の段付きの線を使用します。
  • MT_DEFAULT: (デフォルト)グラフ・タイプに基づいて該当するマーカーを使用します。
defaultAssignedToY2 java.lang.String なし 二重Yグラフの各系列のデフォルトの割当てを指定します。有効な値は次のとおりです。
  • DY2_TRUE: 系列をY2軸に割り当てます。
  • DY2_FALSE: 系列をY1軸に割り当てます。
  • DY2_AUTO_ASSIGN: (デフォルト)系列の軸へのデフォルトの割当てを使用します。
seriesMap java.util.Map なし Series子コンポーネントを含むマップを指定します。java.util.Mapを戻すバッキングBeanへの参照です。