UIXIteratorは、イテレーションを実行するコンポーネントです。これはUIXTableに似てますが、クロムを持ちません。各子には必要に応じて、スタンプが繰り返し設定されます。イテレーションは、first属性で指定された索引から開始され、rows属性で指定された数の索引に対し実行されます。rowsがゼロを返すと、イテレーションは基礎となるデータに要素がなくなるまで続行されます。
<af:forEach>は多くのユーザーの必要性に十分応えるものですが、これはJSF DataModelまたはCollectionModelとともには動作しません。またこれは、コンポーネントで管理されたEL変数を使用するEL式にバインドできません(<af:table>のvar変数など)。<af:iterator>タグは、これらの問題を解決するために作成されました。
デフォルトで、最大25行まで処理されます。この動作を変更するには、行属性を使用します。
名前 | 型 | ELのサポート | 説明 |
---|---|---|---|
attributeChangeListener | javax.faces.el.MethodBinding | ELのみ | 属性変更リスナーへのメソッド・リファレンス。 |
binding | oracle.adf.view.rich.component.UIXIterator | ELのみ | コンポーネント・インスタンスを保存するためのバインディング参照。 |
first | int | ELのみ | 現在の行範囲の中で最初の行の索引。この索引はゼロベースです。この属性は、ユーザーに表示する行の範囲を制御する場合に使用します。 |
id | String | なし | コンポーネントの識別子。これは有効なXML IDである必要があるため、空白を含めたり、数字で開始することはできません。またJSFでは、IDにコロン(:)を含めることはできません。 |
rendered | boolean | あり | Beanがレンダリングされるかどうか。falseに設定すると、このBeanに対する出力は行われません。 |
rows | int | あり | 1つの行範囲に表示する行の最大値。範囲によっては、行の数がこの属性で指定された行の数より少ない場合があります(たとえば、最後の範囲に十分な行数がない場合)。すべての行を一度に表示するには、この属性を0に設定します。デフォルトは25です。 |
value | Object | あり | 固有のモデル・クラスは<code>oracle.adf.view.rich.model.CollectionModel</code>です。たとえば<code>java.util.List</code>、配列および<code>javax.faces.model.DataModel</code>など、他のモデル・インスタンスも使用できます。このコンポーネントではインスタンスが自動的に<code>CollectionModel</code>に変換されます。 |
var | String | なし | このコレクションの各要素を参照するために使用するEL変数の名前です。このコンポーネントのレンダリングが完了すると、この変数は削除されます(またはその前の値に戻ります)。 |
varStatus | String | なし | varStatus情報の各要素を参照するために使用するEL変数の名前です。このコンポーネントのレンダリングが完了すると、この変数は削除されます(またはその前の値に戻ります)。VarStatusによって、コンポーネントの状態に関する情報がEL式に提供されます。反復するコンポーネントの場合、varStatusではループ・カウント情報も提供されます。varStatusの具体的なプロパティについては、このコンポーネントのドキュメントを参照してください。varStatusの共通プロパティは、次のとおりです。
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