JSFの標準コンポーネントをJDeveloperで使用する際は、プロパティ・インスペクタで、コンポーネントのタグ属性を表示および設定できます。JSF標準コンポーネントのタグ属性のほとんどが、JSF式言語(EL)を使用した値バインディングの式(つまり、#{expression}
)に対応しています。たとえば、#{personData.username}
などです。
コンポーネントをJSFページに追加すると、プロパティ・インスペクタには、そのコンポーネントのタグに対してサポートされる属性が、次のカテゴリにグループ化されて表示されます。
id
属性およびbinding
属性も含まれています。id
属性はコンポーネントの一意の識別子であり、有効なXML名である必要があります。id名の先頭に数値および空白を使用することはできません。binding
属性は、Beanのプロパティにコンポーネント・インスタンスをバインドするEL式です。title
やaccessKey
など、表示される部分を制御する基本的な属性。 background
、border
、cellpadding
、cellspacing
、font
、margin
、style
、outline
など、HTMLのスタイルと表現に関する属性。HTML 4.01仕様に従った場合に対応するHTML要素に対して宣言される属性のほとんどがサポートされています。 disabled
やreadOnly
などのHTMLパススルー属性を含め、コンポーネントの動作を制御する基本的な属性。lang
やdir
など、HTML言語変換属性の国際化セクションも含まれています。 onclick
、onkeypress
、onmouseover
など、(クライアント側のスクリプトをイベントに関連付けるための)HTMLのイベント属性。コンポーネントの属性に関する説明を参照するには、プロパティ・インスペクタのプロパティのフィールドをクリックし、プロパティ・インスペクタの最下部に表示される説明を確認します。
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