UIComponentクラス: oracle.adf.view.rich.component.rich.RichMenu
コンポーネントのタイプ: oracle.adf.RichMenu
サポートされないエージェント: pda
menuは、メニューを開くメニュー項目のリンクとメニュー・コンテナ自体の2つの部分から構成されるコンポーネントです。menuは印刷可能なページではレンダリングされません。
menuBar内に配置されるmenuコンポーネントは、ルート・メニューと呼ばれます。メニュー項目のリンクは、menuBarに水平に配置されます。メニュー項目のリンクが選択されると、(通常は)メニュー項目のリンクの下にメニュー・コンテナが開きます。
別のmenuコンポーネント内に配置されるmenuコンポーネントは、サブメニューと呼ばれます。サブメニュー項目のリンクは、親メニューの内側に垂直に配置されます。サブメニュー項目のリンクが選択されると、(通常は)サブメニュー項目のリンクの右側にサブメニュー・コンテナが開きます。サブメニューのネスト・レベルに強制力のある最大深度は設定されませんが、通常、UIではネストされたメニューの深度をレベル3以内に制限することをお薦めします。
popupコンポーネント内にmenuコンポーネントを直接配置することもできます。これは、メニュー・ポップアップと呼ばれます。メニュー・ポップアップの場合、menuコンポーネントではメニュー項目のリンクは提供されません。つまり、メニューのテキスト属性は、ページ上のどこにも表示されません。かわりに、メニュー・ポップアップを開くように設定した別のコマンド・タイプのコンポーネント(commandLinkやcommandButtonなど)を作成します。
メニューは、子メニュー、commandMenuItemおよびgoMenuItemコンポーネントが含まれるように設計されています。これらの子は、groupコンポーネントを使用してグループ化できます。グループ化すると、各グループの周囲に区切り線が作成されます。facetRef、iteratorまたはswitcherのラッパーがメニューに属するコンポーネントを提供する場合は、これらをメニューに含めることもできます。
型 | フェーズ | 説明 |
---|---|---|
org.apache.myfaces.trinidad.event.AttributeChangeEvent | アプリケーションの起動、 リクエスト値の適用 |
属性変更を記述するために配信されるイベント。属性変更イベントは、プロパティに対するプログラム的な変更については配信されません。アプリケーションの特定のリクエストなしにレンダラによってプロパティが変更される場合にのみ配信されます。属性変更イベントの例には、クライアント側のサイズ変更をサポートしていた列の幅などがあります。 |
名前 | 型 | ELのサポート | 説明 |
---|---|---|---|
accessKey | char | あり | このメニューにすばやくアクセスするために使用される文字。アクセシビリティの理由から、この機能はスクリーン・リーダー・モードでサポートされていません。
同じアクセス・キーが同じ出力ページの複数の入力フィールドに表示される場合、レンダリング・ユーザー・エージェントは同様のキーでアクセスする要素間を循環します。ユーザー・エージェントが同じアクセス・キーを持つ2つのリンクを処理する方法が異なっているため、循環の動作は、ユーザー・エージェントの提供内容によって異なります。 この属性は、ニーモニックと呼ばれる場合もあります。 この属性で指定される文字は、このボタン・インスタンスの accessKeyは、ブラウザ固有およびプラットフォーム固有の修飾子キーによってトリガーされます。ブラウザ固有の意味もあります。たとえば、Internet Explorer 7.0で[Alt]+<accessKey>を押すと、フォーカスが設定されます。一部のオペレーティング・システムのFirefox 2.0では、[Alt]+[Shift]+<accessKey>を押します。他のオペレーティング・システムのFirefox 2.0では、[Control]+<accessKey>を押します。ブラウザによるaccessKeyの処理方法については、ブラウザのドキュメントを参照してください。 フォーカスがメニューまたはmenuBarにあるときの、normalタイプのメニュー・アクセス・キーの動作を超えるmenusおよびcommandMenuItemsサポート・メニュー・タイプのアクセス・キーの動作。menuタイプのアクセス・キーの動作により、キーボード修飾子を使用せずに下位のmenus、submenusおよびcommandMenuItemsにアクセスできます。フォーカスがmenuまたはmenuBar内にあるときは、修飾子を使用せずにそのmenuまたはmenuBar内でアクセス可能なmenuまたはcommandMenuItemのaccessKeyを押すのみで、そのメニュー項目にフォーカスを即時に移動できます。 |
attributeChangeListener | javax.el.MethodExpression | ELのみ | 属性変更リスナーへのメソッド・リファレンス。属性変更イベントは、プロパティに対するプログラム的な変更については配信されません。アプリケーションの特定のリクエストなしにレンダラによってプロパティが変更される場合にのみ配信されます。属性変更イベントの例には、クライアント側のサイズ変更をサポートしていた列の幅などがあります。 |
binding | oracle.adf.view.rich.component.<wbr/>rich.RichMenu | ELのみ | コンポーネント・インスタンスをBean上に格納するELリファレンス。これは、バッキングBeanからコンポーネントへのプログラム的なアクセスを提供するため、またはコンポーネントの作成をバッキングBeanに移動するために使用できます。 |
clientComponent | boolean | あり | クライアント側のコンポーネントが生成されるかどうか。このフラグを設定してもしなくてもコンポーネントは生成されますが、クライアントJavascriptがコンポーネント・オブジェクトを必要とする場合、コンポーネントの存在を保証するにはtrueに設定する必要があります。現在デフォルトで生成されるクライアント・コンポーネント・オブジェクトは、将来は存在しない可能性があります。このフラグを設定することがコンポーネントの存在を保証する唯一の方法であり、クライアントは暗黙的な動作に依存できません。ただし、このフラグの設定にはパフォーマンス・コストが伴うため、絶対に必要でないかぎり、クライアントではクライアント・コンポーネントを有効にすることを避ける必要があります。 |
contentDelivery | String | あり | 有効な値: immediate、lazy メニュー・コンテンツが初期ページで提供されるかどうか。contentDeliveryがimmediateのとき、コンテンツは初期ページに並べられます。contentDeliveryがlazyのとき、メニューのコンテンツは、そのメニューを表示する最初のリクエストが送られた直後にクライアントに提供されます。contentDeliveryはデフォルトでimmediateです。つまり、メニュー・コンテンツは最初のレンダリング時にクライアントに送信されます。 |
customizationId | String | あり | この属性は推奨されていません。永続的なカスタマイズを適用するには、id属性を使用する必要があります。この属性は、次のリリースでは削除されます。 |
detachable | boolean | あり | 項目が取り外し可能かどうかを指定します。 |
disabled | boolean | あり | メニューを使用不可にするかどうかを指定します。 |
icon | String | あり | このメニューで表示されるイメージのURI。 |
id | String | なし | コンポーネントの識別子。識別子は、HTMLで許可される構文のサブセットに準拠している必要があります。
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inlineStyle | String | あり | このコンポーネントに対して使用するCSSスタイル。これは、基本スタイルの変更用です。inlineStyleは、コンポーネントのルートDOM要素に適用されるCSSスタイルのセットです。inlineStyleのCSSプロパティが対象となるDOM要素に影響を与えない場合は、スキンを作成し、特定のDOM要素をターゲットにしたスキニング・キーを使用する必要があります(::label、::icon-styleなど)。 |
partialTriggers | String[] | あり | 部分更新をトリガーするコンポーネントのID。このコンポーネントは、トリガー・コンポーネント上でリスニングします。トリガー・コンポーネントの1つがなんらかの更新を発生させるイベントを受信した場合、このコンポーネントも更新されることをリクエストします。識別子はソース・コンポーネント(このコンポーネント)に対して相対的であり、NamingContainerで構成されている必要があります。コンポーネントがすでにネーミング・コンテナ内にある場合、単一のコロンを使用するとページのルートから検索を開始でき、複数のコロンを使用するとNamingContainerを上方向に移動できます。たとえば、::を前に置くと、コンポーネントのネーミング・コンテナ(または、コンポーネントがネーミング・コンテナである場合にはそのコンポーネント自体)から出てそこから検索を開始します。:::を前に置くと、2つのネーミング・コンテナ(コンポーネントがネーミング・コンテナである場合にはそのコンポーネント自体も含まれます)から出てそこから検索を開始します。 |
rendered | boolean | あり | コンポーネントがレンダリングされるかどうか。falseに設定した場合、このコンポーネントについて出力は配信されません(コンポーネントはどのような方法でもレンダリングされず、クライアントで表示できません)。 |
shortDesc | String | あり | コンポーネントの短い説明。このテキストは、通常、ツールチップ・ヘルプ・テキストを表示するためにユーザー・エージェントによって使用されます。この場合、ツールチップの動作はユーザー・エージェントによって制御されます。たとえば、Firefox 2では長いツールチップは切り捨てられます。フォーム・コンポーネントの場合、shortDescはノート・ウィンドウに表示されます。 |
styleClass | String | あり | このコンポーネントに対して使用するCSSスタイル・クラス。スタイル・クラスは、jspxページまたはスキニングCSSファイルなどで定義できます。または、AFInstructionTextのようなパブリック・スタイル・クラスの1つを使用できます。 |
text | String | あり | 項目のテキスト |
textAndAccessKey | String | あり | 従来のアンパサンド(&)による表記法を使用して、単一の値からのtext属性とaccessKey属性の両方を同時に設定する属性。
たとえば、この属性をT&extに設定すると、テキストはText、アクセス・キーはeに設定されます。 |
visible | boolean | あり | コンポーネントの可視性。falseの場合、コンポーネントはクライアント上で非表示となります。renderedとは異なり、これはサーバーでのライフサイクルには影響を与えません(コンポーネントに実行済バインディングがある、など)。コンポーネントの可視性は、クライアント上で切り替えるか、PPRを使用して切り替えることができます。renderedがfalseの場合、コンポーネントはどのような方法でもレンダリングされず、クライアントで表示できません。ほとんどの場合、visibleプロパティのかわりにrenderedプロパティを使用します。 次のレンダーキットではサポートされていません。 org.apache.myfaces.trinidad.core |