各ビュー・オブジェクトでは、デフォルトの名前付き基準の「すべての問合せ可能な属性」が自動的に提供されます。この基準を使用すると、ビュー・オブジェクトの問合せ可能フィールドを検索する検索フォームを作成できます(デフォルトの名前付き基準は、「データ・コントロール」パネルで、オブジェクトのコレクション・ノードの下の「名前付き基準」フォルダに表示されます)。
作成した新規ビュー基準は、問合せに対する名前付きのWHERE句フラグメントと考えることができます。たとえば、「OrdersView」場合、「OpenOrders」をフィルタ処理するビュー基準と、「LargeOrders」を含む他のビュー基準を作成できます。これら2つを適用すると、大規模な未出荷の注文のリストを取得できます。1つ以上のビュー基準を適用するようにモデルの各ビュー・オブジェクト・インスタンスを構成することで、基準を実行時(この例の場合)または設計時に適用できます。たとえば、「OrdersView」を使用して、アプリケーション・モジュールに基準を複数回追加し、異なるビュー基準の各インスタンスを構成します。
「ビュー基準の作成」ダイアログを使用して、「OrderId」の基準アイテムを追加します。
属性に値を指定したり、例による問合せの検索フォームに対するユーザー指定の検索フィールドにデフォルト値を定義する場合は、「ビュー基準の作成」ダイアログで、オペランドとして「リテラル」を選択します。ビュー基準でユーザー・インタフェースの問合せ検索フォームを定義する場合は、「値」フィールドを空のままにできます。この場合は、ユーザーが値を指定します。検索フィールドのデフォルト値として機能する値を指定して、ユーザーが上書きできるようにすることもできます。「値」フィールドに指定した値には、ワイルドカード文字の*
または%
を含めることができます。
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