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Webアプリケーション・デプロイメント・ディスクリプタ(web.xml
)の一般情報を指定する場合に使用します。web.xml
ファイルでは、アプリケーションのWebアーカイブ(.war
)に含められたファイルを、ランタイムWebサーバーおよびWebブラウザでWebベース・アプリケーションを実装するために使用する方法が説明されます。Webアプリケーションのデプロイメント・ディスクリプタを構成して、実行時のWebアプリケーション・リソースを管理します。詳細
Webアプリケーション・デプロイメント・ディスクリプタ
コンテキスト初期化パラメータ
Webアプリケーション・リスナー
環境エントリ
タグ・ライブラリ
ロケール・エンコーディング・マッピング
MIMEマッピング
バージョン
Webアプリケーション・ディスクリプタの作成時に選択されたディスクリプタのバージョンを表示します。
表示名
(オプション)JDeveloperを使用してアプリケーションをデプロイする際に、JDeveloperのメッセージ・ウィンドウに表示される名前を入力します。この目的は、サイトが管理される際に、ユーザーフレンドリな(略式の)Webサイト名がGUI構成ツールに表示されるようにすることです。web.xml
ファイル内の<display-name>
タグに該当します。
説明
(オプション)Webアプリケーションの説明を入力します。オプションとして、Webサイトの短い説明にこの要素の本文を使用できます。<description>
要素には、属性またはサブ要素がありません。web.xml
内の<description>
タグに該当します。
セッション・タイムアウト
(オプション)Webアプリケーションのセッションを強制終了するまでに必要な非アクティブ時間(分)の整数値を入力します。<session-config>
サブ要素の<session-timeout>
タグに該当します。この値は、javax.servlet.http.HttpSession
インタフェースのsetMaxInactiveInterval()
メソッドを使用し、個々のセッションに対してオーバーライドできます。
デフォルトは35分です。
分散可能
(オプション)一度に1つのVMでWebアプリケーションを実行するというデフォルトの動作を上書きする場合は、このチェック・ボックスを選択します。分散可能なアプリケーションのデプロイの様々な制限および規則は、サーブレット 2.3仕様を参照してください。
このパネルは、Webアプリケーションに初期化パラメータを構成する場合に使用します。構成するパラメータは、アプリケーションに関連付けられたServletContext
オブジェクトで実行されます。アプリケーションのJSPページ内では、このServletContext
オブジェクトはアプリケーションの暗黙オブジェクトを介して使用できます。このオブジェクトはすべてのWebアプリケーションのサーブレットおよびJSPページからアクセス可能であるため、複数のアプリケーション・リソース全体に適用できる構成データの指定に便利なメカニズムを提供します。
サブ要素<context-param>
は、web.xml
デプロイメント・ディスクリプタ定義の必須要素ではありません。
初期化パラメータを追加または削除するには、適切なボタンをクリックします。
作成
Webアプリケーションに対して新規の初期化パラメータを構成する場合にクリックします。
削除
パラメータ定義表から選択した既存の初期化パラメータを削除する場合にクリックします。
名前
追加する初期化パラメータの名前を入力します。<context-param>
サブ要素の<param-name>
タグに該当します。
値
初期化パラメータの値を入力します。<context-param>
サブ要素の<param-value>
タグに該当します。
説明
(オプション)初期化パラメータの説明を入力します。<context-param>
サブ要素の<description>
タグに該当します。
このパネルは、サーブレットまたはその他のWebコンポーネント(たとえば、JSPページなど)で使用する新規リスナーを作成する際に使用します。リスナーを使用し、ライフ・サイクル・イベントの発生時にメソッドがコールされるリスナー・オブジェクトを定義することにより、サーブレットのライフ・サイクルでイベントを監視し、そのイベントに対応できます。たとえば、サーブレット・リスナーは、属性が追加または変更されたときなど、サーブレット・コンテキストへの変更をリスニングする機能を提供します。
このデプロイメント・ディスクリプタに対して作成されたWebアプリケーション・リスナーを追加または削除するには、該当するボタンをクリックします。
作成
クリックすると、「Webアプリケーション・リスナーの作成」ダイアログが表示されます。このダイアログで、web.xml
ファイルの<listener>
要素にリスナーを追加します。
削除
クリックすると、web.xml
ファイルから<listener>
要素のリスナーが削除されます。
リスナー・クラス
リスナーの実装クラスの名前を入力します。この名前は、コンテナによってリスナーのタイプの識別に使用されます。MyListener
などです。「参照」ボタンで「クラス・ブラウザ」を開き、必要なクラスを参照します。
小さいアイコン
リスナーの実装クラスに対して使用する小さいアイコンの名前および場所を入力します。「参照」ボタンをクリックして、必要なイメージを参照します。
大きいアイコン
使用されるリスナーの実装クラスに対して使用する大きいアイコンの名前および場所を入力します。「参照」ボタンをクリックして、必要なイメージを参照します。
表示名
リスナーの実装クラスの表示名を入力します。
説明
リスナーの実装クラスの説明を入力します。
Java EEモジュールのデプロイメント・プロファイル・プロパティを構成します。このページのエントリは、次のように、ejb-jar.xml
、web.xml
およびapplication-client.xml
のDocument Type Definition(DTD)のXML要素に直接マップされます。
<env-entry-mapping>
要素を構成するには、適切なボタンをクリックします。
作成
クリックすると、「環境エントリの作成」ダイアログが表示されます。このダイアログでは、新規の環境エントリをデプロイメント・プロファイルに追加できます。
削除
選択した環境エントリをデプロイメント・プロファイルから削除する場合にクリックします。そのエントリが「環境エントリ」リストから削除されます。
名前
追加する環境エントリ名を環境エントリ要素の<env-entry-name>
タグに入力します。
Javaタイプ
目的のJavaタイプを環境エントリ要素の<env-entry-type>
タグに入力します。
値
目的の値を環境エントリ要素の<env-entry-value>
タグに入力します。
説明
(オプション)環境エントリ要素の説明を入力します。
指定したURIパターンを介してJSPタグ・ライブラリ・ディスクリプタ・ファイル(TLD)の場所を指定する際に使用します。WEB-INF
ディレクトリと相対的なJSPにTLDを指定できますが、かわりに<taglib>
デプロイメント・ディスクリプタ・サブ要素を使用して、Webアプリケーションのデプロイ時にTLDを構成することもできます。WebアプリケーションとともにデプロイするTLDファイルごとに、異なる<taglib>
サブ要素を使用できます。
サブ要素<taglib>
は、web.xml
デプロイメント・ディスクリプタ定義の必須要素ではありません。
タグ・ライブラリのTLDファイルを追加または削除するために該当するボタンをクリックします。
<%@taglib%>
ディレクティブに含まれるURI文字列と同じである必要があります。ただし、JSPページの<%@taglib%>
ディレクティブがTLDファイルの相対URIの場合、このサブ要素はweb.xml
定義には必要ないため、空のままにしておきます。このフィールドは、<taglib>
サブ要素の<taglib-uri>
タグに該当します。META-INF/taglib.tld
ファイルが含まれるtaglib JARファイルの名前を入力します。指定するファイル名の場所は、WEB-INF
ディレクトリと相対的な場所です。Webアプリケーションのルートと相対的にするには、入力値を「/」で始めます。TLDファイルをWEB-INF
ディレクトリの下に格納し、HTTPリクエストについてパブリックに使用できないようにしてもかまいません。このフィールドは、<taglib>
サブ要素の<taglib-location>
タグに該当します。ロケールとキャラクタ・セット間のアソシエーションの作成または削除を定義する際に使用します。
サブ要素<locale-encoding-mappings>
は、web.xml
デプロイメント・ディスクリプタ定義の必須要素ではありません。
ロケール・マッピングを追加または削除するために該当するボタンをクリックします。
作成
Webアプリケーションのロケールとキャラクタ・セットの新しいマッピングを指定する場合にクリックします。
削除
「ロケール・エンコーディング・マッピング」リストから選択した既存のロケール・マッピング定義を削除する場合にクリックします。
ロケール
(必須)キャラクタ・セットに対応するロケールを入力します。このフィールドは、<locale-encoding-mapping>
サブ要素の<locale>
タグに対応します。
エンコーディング
(必須)特定のキャラクタ・セット・エンコーディング名を入力します(Shift_JIS
など)。このフィールドは、<locale-encoding-mapping>
サブ要素の<encoding>
タグに対応します。
Webアプリケーションに対して有効なドキュメント・タイプを構成する際に使用します。Webアプリケーションは、HTMLやJSPの標準ドキュメント・タイプ以外の他のタイプの情報を使用するように構成できます。ドキュメントのMIMEタイプをこのパネルに追加すると、Webアプリケーションの特定のファイル名拡張子に関連付けられているMIMEタイプがWebサーバーに通知されます。その結果、Webアプリケーションを実行するWebブラウザでは、特定リクエストについてサーバーから返されるMIMEタイプを確認し、レスポンスに含まれるデータの処理方法を判断できます。
サブ要素<mime-mapping>
は、web.xml
デプロイメント・ディスクリプタ定義の必須要素ではありません。
特定のドキュメント・ファイル名拡張子に関連付けたMIMEタイプを追加または削除するために該当するボタンをクリックします。
作成
Webアプリケーションに対してMIMEタイプの新規マッピング定義を構成する場合にクリックします。
削除
「MIMEマッピング」リストから選択した既存のマッピング定義を削除する場合にクリックします。
拡張子
(必須)Webアプリケーションの特定のMIMEタイプにマップするドキュメント・タイプのファイル名拡張子を入力します。たとえば、pdf
などです。このフィールドは、<mime-mapping>
サブ要素の<extension>
タグに該当します。
MIMEタイプ
(必須)指定されたファイル名拡張子にマップするドキュメントMIMEタイプを入力します。たとえば、Adobe社のPDF(Portable Document Format)の場合はapplication/pdf
です。このフィールドは、<mime-mapping>
サブ要素の<mime-type>
タグに該当します。インターネットMIMEタイプの公式登録は、Internet Assigned Numbers Authority(IANA)によって管理されています(Webサイト、 www.iana.org
)。
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