モニター・ウィンドウの使用方法

Javaでは、同期による言語レベルでのマルチスレッドがサポートされています。同期とは、複数スレッド間でアクティビティとデータ・アクセスを調整することです。Javaが同期のサポートに使用するメカニズムはモニターです。モニター・ウィンドウには、アクティブなモニターのステータスおよび制御情報が表示されます。

モニター・ウィンドウは、プログラムのデッドロックの検出に有効です。「モニター」サブセクションは実際にはデータ・パネルであり、データ・ウィンドウや監視式ウィンドウと同様、オブジェクトや配列を展開できます。また、「所有スレッド」、「待機スレッド」および「ブロックされたスレッド」サブセクションは実際にはスレッド・パネルで、情報は表示されるスレッド・ウィンドウとほとんど同じです。

注意: ポップアップ・メニュー・オプションも含め、モニター・ウィンドウの詳細は、[F1]を押してください。

モニター・ウィンドウを開くには、次のようにします。

  1. ソース・エディタでソース・ファイルを開き、ブレークポイントを設定します。
  2. ツールバーで「デバッグ」ツールバーの「デバッグ」アイコン)をクリックします。
  3. デバッガがブレークポイントで停止したときに、「表示」次の選択「デバッガ」次の選択「モニター」を選択します。

モニター・ウィンドウに表示する列を変更するには、次のようにします。


Javaプログラムのデバッグ
デバッガ・ウィンドウの使用方法
プログラムのデバッグ
Javaプログラムのリモート・デバッグ