コンパイラによるマルチバイト・キャラクタの解釈方法を制御するコード体系を指定できます。指定しない場合、プラットフォームのデフォルトのネイティブ・エンコーディング・コンバータが使用されます。
テキスト文字は、様々なコード体系を使用して表現されます。これらは、Windows環境ではコード・ページ、Javaではネイティブ・エンコーディングと呼ばれます。データをあるコード体系から別のコード体系に移動する場合、変換が必要です。各体系の拡張キャラクタ・セットは異なる場合があるので、変換によってデータが失われないようにする必要があります。
JDeveloperソース・エディタを含むほとんどのテキスト・エディタでは、動作しているプラットフォームのネイティブ・エンコーディングが使用されます。たとえば、日本語のWindowsではシフトJISが使用されます。ソース・コードがシフトJISを使用してエンコードされている場合、これを米語のWindows環境でコンパイルするには、ソースが正しく読み込まれるようにコンパイラに対してシフトJISエンコーディングを指定する必要があります。
JDeveloperは、現在インストールされているJ2SEに含まれている文字コード体系をサポートしています。
エンコーディング・オプションを設定するには、次のいずれかを実行します。JDeveloper内の場合:
「アプリケーション」「プロジェクト・プロパティ」を選択します。「プロジェクト・プロパティ」ダイアログで、「コンパイラ」ノードを選択します。
ojc
コマンドと-encoding
オプションを使用し、その後ろにエンコーディング名を入力します。Java SDKでサポートされるエンコーディングの一覧は、 http://java.sun.com/javase/6/docs/technotes/guides/intl/encoding.doc.html
を参照してください。
メイク・コマンドと再ビルド・コマンドによるビルド
Copyright © 1997, 2009, Oracle. All rights reserved.