ADFメニューのマネージドBean名は、サブメニューのバインドなしタスク・フローのXMLソース・ファイルのmanaged-bean
要素に設定されます。たとえば、adfc-sale-config.xml
(「Sale」メニューを表す)にはmanaged-bean
要素があり、sale_menu
というマネージドBean名が格納されます。
<managed-bean>
<description>Menu Model Managed Bean</description>
<managed-bean-name>sale_menu</managed-bean-name>
<managed-bean-class>oracle.adf.view.rich.model.MDSMenuModel</managed-bean-class>
<managed-bean-scope>request</managed-bean-scope>
<managed-property>
<property-name>createHiddenNodes</property-name>
<value>false</value>
</managed-property>
<managed-property>
<property-name>source</property-name>
<property-class>java.lang.String</property-class>
<value>/WEB-INF/sale_menu.xml</value>
</managed-property>
</managed-bean>
「ADFメニュー・モデルの作成」ダイアログを使用してADFメニューを作成すると、マネージドBean名に指定したメタデータ・ファイル名が使用されて、メニュー・メタデータ・ファイルのマネージドBeanが自動的に構成されます。また、デフォルトでは、マネージドBeanクラスにoracle.adf.view.rich.model.MDSMenuModel
、マネージドBeanスコープにrequest
が使用されます。これらは必須であり、変更できません。
さらに、次のマネージドBeanプロパティが各メニュー・モデル・マネージドBeanに対して追加されます。
createHiddenNodes
: 「true」では、コンポーネントの表示属性が「false」の場合も階層構造のノードを作成する必要があることを指定します。createHiddenNodes
値は、ソース・メニュー・メタデータ・ファイルが開いて解析されたときに取得され、使用可能になります。createHiddenNodes
プロパティは、source
プロパティの前に配置する必要があります。JDeveloperによってマネージドBeanが自動的に設定される際は、このように配置されます。source
マネージド・プロパティからメニューのXMLメタデータを適切に解析および作成するには、この値がADFメニュー・モデルに事前に設定されている必要があります。
source
: ADFメニュー・モデルに使用するメニュー・メタデータXMLソース・ファイルを指定します。
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