詳細アイコン ADF Swingパネルでのディテール表の作成

マスター・フォームとディテール表で、ディテール表の役割は、マスター・コレクション内の現行オブジェクトに関連付けられたディテール・コレクションの個々のデータ・オブジェクトを表示することです。クライアント・フォームのディテール部分には、独自のパネルとレイアウト・マネージャが必要であり、ディテール・コレクションのオブジェクトを参照するためのナビゲーション・バーを組み込むことができます。

ディテール・パネルを個別に作成してクライアント・フォームに追加すると、そのパネルは、他のフォームで必要に応じて再利用できます。クライアント・フォームに含めるディテール部分を設計するには、ADF Swingパネルを使用します。ADF Swingパネルの作成を開始するには、「ADF Swingの空のパネルを作成」ダイアログを使用します。このダイアログを開くには、アプリケーション・ナビゲータで、「View」プロジェクトを右クリックして「新規」を選択します。「新規ギャラリ」で、「カテゴリ」ツリーの「クライアント層」の下にある「ADF Swing」を選択し、「アイテム」リストで「空のパネル」を選択して、「OK」をクリックします。

新規ギャラリ、クライアント層、ADF Swing

「ADF Swingの空のパネルを作成」ダイアログで、パネル名を入力し、他のデフォルト値はすべてそのまま使用します。生成されたADF Swingの空のパネルは、ADFデータ・バインディング・コードによる初期化も行われます。

ADF Swingの空のパネルを作成

通常、ディテール・パネルにはユーザーが同時に参照する多数のデータ・オブジェクトが表示されるため、UIには通常、この目的のための表コントロールと、表に表示されているデータ・オブジェクトの参照を可能にするナビゲーション・バーが使用されます。

ディテール・パネルをレイアウトするには、「データ・コントロール」パネルを使用して、マスター編集フォームの作成で以前使用したマスター・コレクションのディテール・コレクションを挿入します。

「データ・コントロール」、OrderItemsView2

最初に、ナビゲーション・バーを追加します。

Javaビジュアル・エディタ、ポップアップ・メニュー「子の追加」

次に、コンポーネント・パレットを使用して、表のスクロールを可能にする「JScrollPane」コンテナを追加します。

コンポーネント・パレットのSwingページの「コンテナ」

次に、「データ・コントロール」パネルを再度使用し、今度は表を「JScrollPane」コンテナに挿入します。

ビジュアル・エディタのOrderItemsPanel