<af:chooseColor>

af:chooseColor chooseColor choose color

UIComponentクラス: oracle.adf.view.rich.component.rich.input.RichChooseColor
コンポーネントのタイプ: oracle.adf.RichChooseColor

chooseColorコンポーネントは、inputColorとともに使用します。これはユーザーがセカンダリ・ウィンドウにナビゲートせずに、すばやく色の値を選択できるようにします。chooseColorは通常、タスク・フローにおいて色の選択が重要なタスクの一部である場合に使用します。chooseColorでは、ユーザーがセカンダリ・ウィンドウから色を選択する必要がなく、chooseColorがページのコンテンツにインライン表示されます。ユーザーはchooseColorで直接、色を選択できるため、現在フォーカスされているinputColorは、選択した色で更新されます。

chooseColorでの選択の変更に応じて特定のinputColorを更新する必要があることを示すため、inputColorのchooseId属性は、関連付けられたchooseColorコンポーネントのIDに設定しておく必要があります。

イベント

フェーズ 説明
org.apache.myfaces.trinidad.event.AttributeChangeEvent アプリケーションの起動、
リクエスト値の適用
属性変更を記述するために配信されるイベント。属性変更イベントは、プロパティに対するプログラム的な変更については配信されません。アプリケーションの特定のリクエストなしにレンダラによってプロパティが変更される場合にのみ配信されます。属性変更イベントの例には、クライアント側のサイズ変更をサポートしていた列の幅などがあります。

属性

名前 ELのサポート 説明
attributeChangeListener javax.el.MethodExpression ELのみ 属性変更リスナーへのメソッド・リファレンス。属性変更イベントは、プロパティに対するプログラム的な変更については配信されません。アプリケーションの特定のリクエストなしにレンダラによってプロパティが変更される場合にのみ配信されます。属性変更イベントの例には、クライアント側のサイズ変更をサポートしていた列の幅などがあります。
binding oracle.adf.view.rich.component.<wbr/>rich.input.RichChooseColor ELのみ コンポーネント・インスタンスをBean上に格納するELリファレンス。これは、バッキングBeanからコンポーネントへのプログラム的なアクセスを提供するため、またはコンポーネントの作成をバッキングBeanに移動するために使用できます。
clientComponent boolean あり クライアント側のコンポーネントが生成されるかどうか。このフラグを設定してもしなくてもコンポーネントは生成されますが、クライアントJavascriptがコンポーネント・オブジェクトを必要とする場合、コンポーネントの存在を保証するにはtrueに設定する必要があります。現在デフォルトで生成されるクライアント・コンポーネント・オブジェクトは、将来は存在しない可能性があります。このフラグを設定することがコンポーネントの存在を保証する唯一の方法であり、クライアントは暗黙的な動作に依存できません。ただし、このフラグの設定にはパフォーマンス・コストが伴うため、絶対に必要でないかぎり、クライアントではクライアント・コンポーネントを有効にすることを避ける必要があります。
colorData java.util.List あり 標準のカラー・パレットに表示される色のリスト。表示される色の数は、幅属性に応じて49、64、121のいずれかにします。たとえば、幅が7の場合、色の数は49にする必要があります。色の数が幅に合っていない場合、リストの余分な色要素は無視され、欠落している色要素は色なしとして表示されます。色リストは、クライアント側ではタイプTrColorの配列である必要があります。サーバー側では、java.awt.Colorオブジェクトのjava.util.Listまたは16進の色コード文字列(タグのみ)のjava.util.Listである必要があります。また、幅13の169色カラー・パレットなど独自のカラー・パレットを定義することもできます。
customColorData java.util.List あり カスタム定義の色のリスト。表示される色の数は、幅属性に応じて7、8、11のいずれかにします。色リストは、クライアント側ではタイプTrColorの配列である必要があります。サーバー側では、java.awt.Colorオブジェクトのjava.util.Listまたは16進の色コード文字列(タグのみ)のjava.util.Listである必要があります。
customVisible boolean あり 「カスタム・カラー」ボタンおよびカスタム・カラー行を表示するかどうかを示します。trueに設定すると、「カスタム・カラー」ボタンおよびカスタム・カラー行がレンダリングされます。
customizationId String あり この属性は推奨されていません。永続的なカスタマイズを適用するには、id属性を使用する必要があります。この属性は、次のリリースでは削除されます。
defaultColor java.awt.Color あり デフォルトの色。タグを使用して設定する場合は、16進の色コードからなるタイプjava.lang.Stringを設定できます。
次のレンダーキットではサポートされていません。 oracle.adf.core
defaultVisible boolean あり 「デフォルト」ボタンを表示するかどうかを示します。trueに設定すると、「デフォルト」ボタンがレンダリングされます。
id String なし コンポーネントの識別子。識別子は、HTMLで許可される構文のサブセットに準拠している必要があります。
  • 長さゼロの文字列は指定しないでください。
  • 最初の文字は、ASCII文字(A-Za-z)またはアンダースコア(_)にする必要があります。
  • 後続の文字は、ASCII文字または数字(A-Za-z0-9)、アンダースコア(_)またはダッシュ(-)にする必要があります。
inlineStyle String あり このコンポーネントに対して使用するCSSスタイル。これは、基本スタイルの変更用です。inlineStyleは、コンポーネントのルートDOM要素に適用されるCSSスタイルのセットです。inlineStyleのCSSプロパティが対象となるDOM要素に影響を与えない場合は、スキンを作成し、特定のDOM要素をターゲットにしたスキニング・キーを使用する必要があります(::label、::icon-styleなど)。
lastUsedVisible boolean あり 「最後に使用した色」ボタンを表示するかどうかを示します。trueに設定すると、「最後に使用した色」ボタンがレンダリングされます。最後に使用した色情報は、ブラウザ・セッション間で保持されません。
partialTriggers String[] あり 部分更新をトリガーするコンポーネントのID。このコンポーネントは、トリガー・コンポーネント上でリスニングします。トリガー・コンポーネントの1つがなんらかの更新を発生させるイベントを受信した場合、このコンポーネントも更新されることをリクエストします。識別子はソース・コンポーネント(このコンポーネント)に対して相対的であり、NamingContainerで構成されている必要があります。コンポーネントがすでにネーミング・コンテナ内にある場合、単一のコロンを使用するとページのルートから検索を開始でき、複数のコロンを使用するとNamingContainerを上方向に移動できます。たとえば、::を前に置くと、コンポーネントのネーミング・コンテナ(または、コンポーネントがネーミング・コンテナである場合にはそのコンポーネント自体)から出てそこから検索を開始します。:::を前に置くと、2つのネーミング・コンテナ(コンポーネントがネーミング・コンテナである場合にはそのコンポーネント自体も含まれます)から出てそこから検索を開始します。
rendered boolean あり コンポーネントがレンダリングされるかどうか。falseに設定した場合、このコンポーネントについて出力は配信されません(コンポーネントはどのような方法でもレンダリングされず、クライアントで表示できません)。
shortDesc String あり コンポーネントの短い説明。このテキストは、通常、ツールチップ・ヘルプ・テキストを表示するためにユーザー・エージェントによって使用されます。この場合、ツールチップの動作はユーザー・エージェントによって制御されます。たとえば、Firefox 2では長いツールチップは切り捨てられます。フォーム・コンポーネントの場合、shortDescはノート・ウィンドウに表示されます。
styleClass String あり このコンポーネントに対して使用するCSSスタイル・クラス。スタイル・クラスは、jspxページまたはスキニングCSSファイルなどで定義できます。または、AFInstructionTextのようなパブリック・スタイル・クラスの1つを使用できます。
visible boolean あり コンポーネントの可視性。falseの場合、コンポーネントはクライアント上で非表示となります。renderedとは異なり、これはサーバーでのライフサイクルには影響を与えません(コンポーネントに実行済バインディングがある、など)。コンポーネントの可視性は、クライアント上で切り替えるか、PPRを使用して切り替えることができます。renderedがfalseの場合、コンポーネントはどのような方法でもレンダリングされず、クライアントで表示できません。ほとんどの場合、visibleプロパティのかわりにrenderedプロパティを使用します。
次のレンダーキットではサポートされていません。 org.apache.myfaces.trinidad.core
width int あり 標準パレットの幅(セル単位)。有効な値は、それぞれ49色、64色および121色のパレットを示しています。指定した幅がデフォルトの有効値ではなく、colorData属性を使用して独自のカラー・パレットを定義していない場合、色数が最も近くて少ないカラー・パレットが使用されます。