参照ページの役割は、ユーザーがデータ・オブジェクトを1つずつ表示して移動できるようにすることです。br-o.jspx
ページにデータバインド・コンポーネントを追加して、読取り専用のフォームと表を作成します。この読取り専用のフォームと表によって、参照ページにマスター/ディテール機能が提供されます。実行時には、注文が、読取り専用フォームの注文情報と読取り専用表の注文の明細品目とともに、1つずつ表示されます。
参照ページの設計を開始するには、JDeveloperデータ・バインディング・ツール(「データ・コントロール」パネル)を使用します。「データ・コントロール」パネルは、アプリケーション・ナビゲータのうちOracle ADFデータ・コントロールが表示される部分です。データ・コントロールはページにUIコントロールとして追加できます。UIコントロールの例には、入力フィールド、フォーム、表などがあります。データ・コントロールにアクセスするには、「データ・コントロール」パネルを開き、アプリケーション・モジュール・ノードの「FODModuleDataControl」を開いてビジネス・サービスの構造を表示します。
「データ・コントロール」パネルからページにノードをドラッグすると、「作成」ポップアップ・メニューが表示され、フォームを作成してから表を作成できます。
フォーム内の注文間でナビゲートする場合は、参照ページに一連のボタンを追加します。
前のキュー・カードでは、ページ・フロー・ダイアグラムの作成時に、参照ページから編集ページへのナビゲーション結果goEdit
を定義しました。参照ページでは、ユーザーが編集ページにナビゲートできるように、コマンド・ボタンを追加してボタンのaction
プロパティをgoEdit
結果に設定します。実行時にユーザーがコマンド・ボタンを実行すると、アプリケーションは編集ページにナビゲートし、参照ページのフォームに現在表示されている注文の全詳細を編集できます。
Copyright © 1997, 2009, Oracle. All rights reserved.