詳細アイコン カスタマイズ・レイヤーの定義

カスタマイズ可能なアプリケーションとは、アプリケーションを産業やサイトのような特定のグループのニーズにあわせて変更できることを意味します。Oracle Application Developer Framework(ADF)アプリケーションでは、メタデータ・コンテンツのカスタマイズをサポートするカスタマイズ・クラスとカスタマイズ・レイヤーを作成してから、指定したレイヤーのコンテキスト内でメタデータをカスタマイズできます。

カスタマイズ・レイヤーの定義を開始するには、JDeveloperがインストールされている/jdevフォルダ(<JDEVELOPER_HOME>/jdeveloper/jdev)にあるファイルCustomizationLayerValues.xmlを開きます。ファイルを指定して開くには、「ファイル」メニューから「開く」を選択して「開く」ダイアログを表示します。

「ファイル」メニュー、「開く」

ファイルCustomizationLayerValues.xml内で、siteカスタマイズ・レイヤーの値を変更し、2つの構成可能なレイヤー値を追加します。

XMLソース・エディタ、cust-layer値

また、1つ以上のデフォルト・カスタマイズ・レイヤーに対して定義された構成可能なレイヤー値を含んだcustomization.propertiesランタイム・ファイルも作成します。customization.propertiesファイルを追加するには、「新規ギャラリ」からアクセスできる「ファイルの作成」ダイアログを使用します。「新規ギャラリ」の「カテゴリ」ツリーで「一般」を選択し、「アイテム」リストから「ファイル」を選択します。

新規ギャラリ、一般、ファイル

customization.propertiesファイルで、siteカスタマイズ・レイヤーに対して定義されたレイヤー値を追加します。

ソース・エディタ、カスタマイズ・プロパティ