JavaServer Facesには、次のコンポーネント・タグ・ライブラリが用意されています。
JSPページ
<%@ taglib uri="http://java.sun.com/jsf/core" prefix="f" %>
<%@ taglib uri="http://java.sun.com/jsf/html" prefix="h" %>
JSPドキュメント
<jsp:root xmlns:jsp="http://java.sun.com/JSP/Page" version="2.0"
xmlns:h="http://java.sun.com/jsf/html"
xmlns:f="http://java.sun.com/jsf/core">
サポートされるすべての属性が、大カッコ([ ]
)内に示されます。該当する場合は、デフォルトの値が提供されます(例: [disabled="false"]
)。属性の後に配置されるアスタリスク(*
)は、値が必要であることを意味します。該当する場合は、サポートされる子とファセットのコンポーネントも示されます。
コンポーネント・タグ | 構文 |
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f:actionListener - 最も近い親コンポーネントに関連付けられたUIComponentにアクション・リスナーを登録します。 |
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f:attribute - 構成可能な属性を親コンポーネントに追加します。 |
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f:convertDateTime - ID javax.faces.DateTime に登録するコンバータのインスタンスを作成および構成します。 |
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f:converter - 指定のコンバータIDに登録するクラスのインスタンスを作成して(javax.faces.convert.Converter インタフェースを実装する必要があります)、最も近いJSFコンポーネントの親アクション要素が示すコンポーネントに関連付けます。 |
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f:convertNumber - ID javax.faces.Numberに登録するコンバータのインスタンスを作成および構成します。 |
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f:facet - JSFアクションの本体が示すコンポーネントを、指定の名前を持つファセットとして、最も近いJSFコンポーネントの親アクション要素が示すコンポーネントに追加します。 |
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f:loadBundle - マップとして公開されるリソース・バンドルを指定するローカライズ・タグ。 |
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f:param - パラメータをMessageFormatインスタンスに置換し、問合せ文字列の名前と値のペアをURLに追加します。 |
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f:selectItem - UISelectOne またはUISelectMany コンポーネントのアイテム・リスト内にある1つのアイテムを表します。 |
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f:selectItems - UISelectOne またはUISelectMany コンポーネントの一連のアイテムを表します。 |
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f:subview - JavaServer Facesタグを含む別のJSPページに含まれているページに、すべてのJavaServer Facesタグを含めます。 |
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f:validateDoubleRange - ID javax.faces.DoubleRange に登録するバリデータのインスタンスを作成および構成します。 |
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f:validateLength - ID javax.faces.Length に登録するバリデータのインスタンスを作成および構成します。 |
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f:validateLongRange - 指定された範囲内にあるコンポーネントのlong値を検証します。 |
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f:validator - コンポーネントにカスタム・バリデータを登録します。 |
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f:valueChangeListener - 親コンポーネントに値変更リスナーを登録するイベント処理タグ。 |
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f:verbatim - このタグの本体からコンテンツを取得するUIOutput コンポーネントを生成します。 |
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f:view - <h:form> タグのコンテナを作成して、ページ上のすべてのJavaServer Facesタグを囲みます。 |
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コンポーネント・タグ | 構文 |
---|---|
h:column - <h:dataTable> コンポーネントのテンプレート列を構成します。 |
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h:commandButton - フォームをアプリケーションに発行するUIボタンを作成します。 |
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h:commandLink - 別のページやページ上の別の位置へのリンクを作成します。 |
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h:dataTable - ページにデータ表を作成します。 |
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h:form - 入力フォームを作成します。フォームの内部タグで受け取ったデータは、このフォームを使用して発行されます。 |
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h:graphicImage - ページ上にイメージを表示します。 |
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h:inputHidden - ユーザーに表示されないフィールドを作成します。通常、このフィールドはページ間の変数の受渡しに使用されます。 |
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h:inputSecret - パスワード入力フィールドを作成します。 |
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h:inputText - 単純なユーザー入力テキスト・フィールドを作成します。 |
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h:inputTextarea - 複数行テキストのユーザー入力テキスト領域を作成します。 |
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h:message - for 属性で識別されたコンポーネントに対してキューイングされた最初のメッセージを受け取ります。 |
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h:messages - キューイングされたすべてのメッセージ、または、コンポーネント識別子なしでキューイングされたメッセージ(globalOnly 属性が"true"に設定されている場合)を受け取ります。 |
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h:outputFormat - ローカライズされたメッセージを表示します。 |
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h:outputLabel - ネストされたコンポーネントを、指定した入力フィールドのラベルとして表示します。 |
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h:outputLink - アクション・イベントを生成せずに、別のページまたは別の場所へリンクします。 |
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h:outputText - テキストの行を表示します。 |
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h:panelGrid - 他のコンポーネントのコンテナ表を作成します。 |
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h:panelGroup - 一連のコンポーネントを1つの親にグループ化するためのコンテナを作成します。 |
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h:selectBooleanCheckbox - 単純なYes/Noユーザー・チェックボックスを作成します。 |
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h:selectManyCheckbox - ユーザーが複数の値を選択できるように、一連のチェックボックスを作成します。 |
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h:selectManyListbox - ユーザーが複数のアイテムを選択できるように、一度に表示する一連のアイテムを作成します。
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h:selectManyMenu - ユーザーが複数のアイテムを選択できるように、一連のアイテムを作成します。 |
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h:selectOneListbox - ユーザーが1つのアイテムを選択できるように、一度に表示する一連のアイテムを作成します。 |
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h:selectOneMenu - ユーザーが1つのアイテムを選択できるように、一連のアイテムを作成します。
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h:selectOneRadio - ユーザーが1つの値を選択できるように、一連のラジオ・ボタンを作成します。 |
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属性のカテゴリの詳細は、「JSF標準コンポーネントのタグ属性の概要」を参照してください。
ほとんどのJSF標準コンポーネント・タグでは、次の一般属性とコア属性がサポートされています。
binding
: コンポーネント・インスタンスをBeanのプロパティにバインドするJSF EL式です。 id
: コンポーネントの一意の識別子です。この識別子は有効なXML名である必要があります。つまり、ID名の先頭には数値または空白を使用できません。rendered
: コンポーネントをレンダリングするかどうかを指定するブール値です。デフォルトは、trueです。 JSF HTMLのタグ・ライブラリにあるJSPアクションでは、対応するHTML要素に対してHTML 4.01仕様が宣言されている属性のほとんどがサポートされています。各属性はオプションで、静的な値に設定したり、JSF EL式の任意のタイプを使用できます。
サポートされるクライアント側JavaScriptのイベント処理の属性は、次のとおりです。
onblur
、onchange
、onclick
、ondblclick
、onfocus
、onkeydown
、onkeypress
、onkeyup
、onload
、onmousedown
、onmousemove
、onmouseout
、onmouseover
、onmouseup
、onselect
、onunload
サポートされるスタイルとプレゼンテーションの属性は、次のとおりです。
background
、border
、cellpadding
、cellspacing
、font
、margin
、style
、outline
すべてのHTML要素の詳細は、http://www.w3.org/TR/html401/の「W3C HTML 4.01 Specification」を参照してください。
JavaServer Facesの使用
JSFアプリケーションの構成
コンポーネント・バインディングの使用
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