ヒープ・ウィンドウ
「表示」メニュー
「デバッガ」
「ヒープ」
このウィンドウでは、デバッグ中のプログラムのヒープに関する情報を評価および表示します。このウィンドウは、プログラムのメモリー・リークの検出に役立ちます。このウィンドウに表示される列は、「ツール」
「プリファレンス」→「デバッガ」→ヒープ・ページ、またはヒープ・ウィンドウを右クリックすると表示されるポップアップ・メニュー・オプションから「プリファレンス」を選択し、有効にした列設定によって決まります。ポップアップ・メニュー・オプションについては後述します。
次のいずれかの方法で、ヒープを作成できます。
- クラス・ウィンドウからヒープ・ウィンドウに項目をドラッグ・アンド・ドロップします。
- データ・ウィンドウまたはスマート・データ・ウィンドウからヒープ・ウィンドウに項目をドラッグ・アンド・ドロップします。
- ヒープ・ウィンドウで右クリックし、ポップアップ・メニューから「新規タイプの追加」を選択し、さらにパッケージ名を含むクラスのフルネームを入力します。
プロジェクト・プロパティに応じ、ヒープ・ウィンドウから次のポップアップ・メニュー・オプションを選択して、ヒープ・ウィンドウで現在選択されている項目に適用できます。ヒープ・ウィンドウを右クリックすると、次のポップアップ・メニュー・オプションが表示されます。
- 新規タイプの追加
- 新規クラス・フォルダを追加できます。ここでは、デバッグ中のプログラムのヒープに存在する特定の型のインスタンスをすべて確認できます。
- 型の変更
- ヒープ・クラス名を変更できます。
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- 削除
- ヒープ・クラスが選択されている場合に使用できます。選択したクラスをヒープ・ウィンドウから削除します。
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- すべて削除
- ヒープ・ウィンドウからすべてのヒープ・クラスを削除します。
- すべて閉じる
- すべてのブランチを縮小し、ブランチの下にあるデータを非表示にします。
- 注意: 監視式ウィンドウのポップアップ・メニューには、「すべて展開」オプションはありません。これは、完全なツリーには非常に多くのブランチが含まれる場合があり、またデータ項目に循環参照が含まれていると、ブランチを拡張したときにデバッガが無限ループに入る可能性があるためです。
- プリファレンス
- 「ツール」
「設定」 - 「デバッガ」 - ヒープ・ページを表示します。ここで、ヒープ・ウィンドウに表示する列および他の表示オプションを選択できます。
- エクスポート
- 現在のヒープ・ウィンドウの内容を、テキスト・ファイルまたはHTMLファイルに保存します。
- テキスト・ファイルにエクスポートする場合は、
.html
拡張子または .htm
拡張子を付けずに名前を入力します。出力ファイルでは、列の間にタブが、行の間に新しい行が挿入されます。
- HTMLファイルにエクスポートする場合は、
.html
拡張子または.htm
拡張子(大/小文字の区別なし)を付けて名前を入力します。出力ファイルは、列を使用して編成された表になります。
関連項目
Javaプログラムのデバッグ
デバッガ・ウィンドウの使用方法
プログラムのデバッグ
Javaプログラムのリモート・デバッグ
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