UIComponentクラス: oracle.adf.view.rich.component.rich.nav.RichTrain
コンポーネントのタイプ: oracle.adf.RichTrain
ネーミング・コンテナ: 該当。このコンポーネントの子(partialTriggers、findComponent()
など)を参照するときには、子のIDの先頭に、このコンポーネントのIDとコロン(:)を付ける必要があります。
trainコンポーネントは、ユーザーに一連のストップを示します。各ストップは複数ステップ・プロセスの1つのステップを表します。トレインは、ユーザーにこれらのステップを指定の順番で進ませるものです(順番は基礎となるモデルで指定されています)。各ステップは、イメージおよびテキストのリンクで構成されるトレイン・ストップとしてレンダリングされ、「アクセス済」、「現在」、「未参照」および「無効」のいずれかの状態にあることを示します。トレインは、垂直レイアウトでもレンダリングできます。デフォルトは水平レイアウトです。トレインは、印刷可能なページではレンダリングされません。
トレインは、TreeModelを順次拡張するorg.apache.myfaces.adf.model.MenuModel
タイプのモデルを取得します。フォーカス・パスに沿った最後のノードおよびそのシブリングは、トレイン・ストップとしてレンダリングされます。デフォルトのMenuModelの実装には、現在のviewIdからfocusRowKeyへのアクセス方法が組み込まれています。MenuModelにはページ・ナビゲーションの特別な知識がなく、ツリーに入るノードに何の要件も課さないことに注意してください。シブリングに沿ったツリーの最後のノードは、commandNavigationItemコンポーネントを含むnodeStampファセットを使用してスタンプ設定されます。これにより、デフォルトのactionListenerメカニズムがページ・ナビゲーションで使用できるようになります。
トレインの動作(トレインがユーザーに複数ステップ・プロセスの各ステップを進ませる方法)はモデルの実装で指定します。製品チームは、必要に応じてカスタムの動作を実装することをお薦めします。次の動作により、ユーザーは一連のステップを順番に進むことができます。ただし、若干異なる動作を示すことがあります。
org.apache.myfaces.adf.model.ProcessMenuModel
およびorg.apache.myfaces.adf.model.ProcessUtils
クラスは、Plus OneおよびMax Visitedのシナリオをサポートするために作成されたものです。これらのクラスの詳細は、Javadocを参照してください。
複数ステップ・プロセスは、別の複数ステップ・プロセス内から起動するか、または別のプロセス内でそのステップの1つとしてネストすることができます。ユーザーがサブプロセスの1つのステップにナビゲートすると、サブ・トレインがサブプロセスであることを示すため、親トレインがサブ・トレインの前後に加えられたアイコンとして表示されます。
trainコンポーネントのタグの使用方法が単純化されました。このタグは、次のようなより単純な形で使用できます。
<af:train value="#{my_bean.menuModel}"/>
oracle.adf.view.rich.model.TrainStopModel
に類似したものであること(同様のメソッドを含むこと)を顧客が確認する必要があるという点です。言い換えると、CollectionModel.getRowData(int)のコールで返されるオブジェクトは、TrainStopModelに類似したオブジェクトであるか、TrainStopModelのサブクラスである必要があります。型 | フェーズ | 説明 |
---|---|---|
org.apache.myfaces.trinidad.event.AttributeChangeEvent | アプリケーションの起動、 リクエスト値の適用 |
属性変更を記述するために配信されるイベント。属性変更イベントは、プロパティに対するプログラム的な変更については配信されません。アプリケーションの特定のリクエストなしにレンダラによってプロパティが変更される場合にのみ配信されます。属性変更イベントの例には、クライアント側のサイズ変更をサポートしていた列の幅などがあります。 |
名前 | 説明 |
---|---|
nodeStamp | プロセス内の各要素にスタンプを設定するために使用するコンポーネント。CommandNavigationItemが必要です。 |
名前 | 型 | ELのサポート | 説明 |
---|---|---|---|
attributeChangeListener | javax.el.MethodExpression | ELのみ | 属性変更リスナーへのメソッド・リファレンス。属性変更イベントは、プロパティに対するプログラム的な変更については配信されません。アプリケーションの特定のリクエストなしにレンダラによってプロパティが変更される場合にのみ配信されます。属性変更イベントの例には、クライアント側のサイズ変更をサポートしていた列の幅などがあります。 |
binding | oracle.adf.view.rich.component.<wbr/>rich.nav.RichTrain | ELのみ | コンポーネント・インスタンスをBean上に格納するELリファレンス。これは、バッキングBeanからコンポーネントへのプログラム的なアクセスを提供するため、またはコンポーネントの作成をバッキングBeanに移動するために使用できます。 |
clientComponent | boolean | あり | クライアント側のコンポーネントが生成されるかどうか。このフラグを設定してもしなくてもコンポーネントは生成されますが、クライアントJavascriptがコンポーネント・オブジェクトを必要とする場合、コンポーネントの存在を保証するにはtrueに設定する必要があります。現在デフォルトで生成されるクライアント・コンポーネント・オブジェクトは、将来は存在しない可能性があります。このフラグを設定することがコンポーネントの存在を保証する唯一の方法であり、クライアントは暗黙的な動作に依存できません。ただし、このフラグの設定にはパフォーマンス・コストが伴うため、絶対に必要でないかぎり、クライアントではクライアント・コンポーネントを有効にすることを避ける必要があります。 |
customizationId | String | あり | この属性は推奨されていません。永続的なカスタマイズを適用するには、id属性を使用する必要があります。この属性は、次のリリースでは削除されます。 |
id | String | なし | コンポーネントの識別子。識別子は、HTMLで許可される構文のサブセットに準拠している必要があります。
|
inlineStyle | String | あり | このコンポーネントに対して使用するCSSスタイル。これは、基本スタイルの変更用です。inlineStyleは、コンポーネントのルートDOM要素に適用されるCSSスタイルのセットです。inlineStyleのCSSプロパティが対象となるDOM要素に影響を与えない場合は、スキンを作成し、特定のDOM要素をターゲットにしたスキニング・キーを使用する必要があります(::label、::icon-styleなど)。 |
layout | String | あり | 有効な値: horizontal、vertical トレインでストップを水平または垂直のどちらでレイアウトするか。デフォルトはhorizontalです。 |
partialTriggers | String[] | あり | 部分更新をトリガーするコンポーネントのID。このコンポーネントは、トリガー・コンポーネント上でリスニングします。トリガー・コンポーネントの1つがなんらかの更新を発生させるイベントを受信した場合、このコンポーネントも更新されることをリクエストします。識別子はソース・コンポーネント(このコンポーネント)に対して相対的であり、NamingContainerで構成されている必要があります。コンポーネントがすでにネーミング・コンテナ内にある場合、単一のコロンを使用するとページのルートから検索を開始でき、複数のコロンを使用するとNamingContainerを上方向に移動できます。たとえば、::を前に置くと、コンポーネントのネーミング・コンテナ(または、コンポーネントがネーミング・コンテナである場合にはそのコンポーネント自体)から出てそこから検索を開始します。:::を前に置くと、2つのネーミング・コンテナ(コンポーネントがネーミング・コンテナである場合にはそのコンポーネント自体も含まれます)から出てそこから検索を開始します。 |
rendered | boolean | あり | コンポーネントがレンダリングされるかどうか。falseに設定した場合、このコンポーネントについて出力は配信されません(コンポーネントはどのような方法でもレンダリングされず、クライアントで表示できません)。 |
shortDesc | String | あり | コンポーネントの短い説明。このテキストは、通常、ツールチップ・ヘルプ・テキストを表示するためにユーザー・エージェントによって使用されます。この場合、ツールチップの動作はユーザー・エージェントによって制御されます。たとえば、Firefox 2では長いツールチップは切り捨てられます。フォーム・コンポーネントの場合、shortDescはノート・ウィンドウに表示されます。 |
styleClass | String | あり | このコンポーネントに対して使用するCSSスタイル・クラス。スタイル・クラスは、jspxページまたはスキニングCSSファイルなどで定義できます。または、AFInstructionTextのようなパブリック・スタイル・クラスの1つを使用できます。 |
value | Object | あり | データの階層です。タイプはorg.apache.myfaces.trinidad.model.MenuModelである必要があります。 |
var | String | なし | このコレクションの各要素を参照するために使用するEL変数の名前です。このコンポーネントのレンダリングが完了すると、この変数は削除されます(またはその前の値に戻ります)。 |
varStatus | String | なし | varStatus情報の各要素を参照するために使用するEL変数の名前です。このコンポーネントのレンダリングが完了すると、この変数は削除されます(またはその前の値に戻ります)。VarStatusによって、コンポーネントの状態に関する情報がEL式に提供されます。反復するコンポーネントの場合、varStatusではループ・カウント情報も提供されます。varStatusの具体的なプロパティについては、このコンポーネントのドキュメントを参照してください。varStatusの共通プロパティは、次のとおりです。
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visible | boolean | あり | コンポーネントの可視性。falseの場合、コンポーネントはクライアント上で非表示となります。renderedとは異なり、これはサーバーでのライフサイクルには影響を与えません(コンポーネントに実行済バインディングがある、など)。コンポーネントの可視性は、クライアント上で切り替えるか、PPRを使用して切り替えることができます。renderedがfalseの場合、コンポーネントはどのような方法でもレンダリングされず、クライアントで表示できません。ほとんどの場合、visibleプロパティのかわりにrenderedプロパティを使用します。 次のレンダーキットではサポートされていません。 org.apache.myfaces.trinidad.core |