現在のメソッドのすべての引数、ローカル変数およびstaticフィールドが表示されるデータ・ウィンドウとは異なり、スマート・データ・ウィンドウには、ステップ実行しているソース・コードに関連のあるデータのみが表示されます。具体的には、デバッガによって実行ポイント()付近のソース・コードが分析され、ステップ実行しているコード行で使用されている変数、フィールドおよび式が検索されます。
また、非voidメソッドでブレークポイントを設定し、「メソッドの最後まで実行」コマンドまたは「ステップ・アウト」コマンドを発行した場合、スマート・データ・ウィンドウには非voidメソッドの現在の戻り値が表示されます。「ステップ実行」または「トレース実行」コマンドでは戻り値は表示されません。
デフォルトでは、1箇所につき1コード行のみ分析され、最大2箇所が分析されます。これらの設定は、「ツール」「プリファレンス」 - 「デバッガ」 - スマート・データ・ページで調整できます。このページは、スマート・データ・ウィンドウを右クリックし、ポップアップ・メニューから「プリファレンス」を選択して表示することもできます。
注意: ポップアップ・メニュー・オプションも含め、スマート・データ・ウィンドウの詳細は、[F1]を押してください。
スマート・データ・ウィンドウを開くには、次のようにします。
スマート・データ・ウィンドウに表示する列を変更するには、次のようにします。
プロジェクトのビルドに成功すると、デバッガが起動します。
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