exportCollectionActionListenerタグは、アクション・ソース(<commandButton>、<commandLink>など)がデータをコレクション・コンポーネント(table、tree、またはtreeTable)から外部フォーマットにエクスポートするのを許可する宣言的方法です。エクスポートは、XMLHttp AJAXリクエストではなく、通常のリクエストで処理する必要があるため、親コンポーネントでこの属性がサポートされているとき、このタグはpartialSubmitを強制的にfalseにします。
この例では、ID表を持つコレクションをエクスポートします。
<source> <af:commandButton text="Export To Excel" immediate="true"> <af:exportCollectionActionListener type="excelHTML" exportedid="table" filename="export_xls" title="ADF Faces Export"/> </af:commandButton>
</source>
注意: ファイル名が日本語文字などマルチバイトのとき、Internet ExplorerではexportCollectionActionListenerタグに制限があります。ファイル名がマルチバイトでアスキー拡張子を持たないとき(たとえば.txtまたは.doc)、ファイル名はファイルのダウンロード・ボックスで正しく表示されません。
名前 | 型 | ELのサポート | 説明 |
---|---|---|---|
exportedId | String | あり | エクスポートするコンポーネントのID。行頭にセパレータ文字を持たないIDは、この処理を起動するコマンド・コンポーネントの相対として扱われます。 |
filename | String | あり | エクスポートされたコンテンツに提案されたファイル名。設定すると、通常、「ファイルの保存」ダイアログが表示されますが、これは最終的にブラウザにアップされます。設定しない場合は、通常、可能なときにコンテンツがブラウザにインライン表示されます。 |
title | String | あり | エクスポートされたドキュメントのタイトル。タイトルを表示するかどうか、およびどれくらいの精度で表示するかは、エクスポートのフォーマットおよびこれを開くアプリケーションに依存します。 |
type | String | あり | エクスポートのタイプ。現在サポートされている値は、excelHTMLのみです。 |
exportedRows | String | あり | エクスポートに含める行。可能な値は、all(デフォルト)およびselectedです。基礎となるコレクションが操作をサポートする場合は、selectedのみ設定できます。 |