バインドなしタスク・フローは、ユーザーがタスクを完了できるように相互作用する一連のアクティビティ、制御フロー・ルールおよびマネージドBeanで構成されます。バインドなしタスク・フロー・ファイルはXMLで記述されます。単一のアプリケーションに複数のタスク・フローXMLソース・ファイルを設定できます。各ソース・ファイルには一意のファイル名が必要です。
「Fusion Webアプリケーション(ADF)」テンプレートに基づいてアプリケーションを作成すると、デフォルトのADFバインドなしタスク・フローadfc-config.xml
が提供されます。階層のルートである「Home」メニューは、常にデフォルトのadfc-config.xml
で表されます。したがって、作成する必要があるのは、「Products」メニューと「Sale」メニューの2つのバインドなしタスク・フローのみです。
「Products」メニューにはadfc-products-config.xml
、「Sale」メニューにはadfc-sale-config.xml
のファイル名を使用します。バインドなしタスク・フローのすべてのソース・ファイル名に接頭辞adfc
を使用すると、(バインド・タスク・フロー定義とは対照的に)バインドなしタスク・フローのソースであることを簡単に識別できます。
「タスク・フローの作成」ダイアログで「OK」をクリックすると、次の処理が実行されます。
adfc-sale-config.xml
)。adfc-config.xml
がmetadata-resource
要素付きに更新されます。次に例を示します。<metadata-resource>/WEB-INF/adfc-sale-config.xml</metadata-resource>
アプリケーション・ナビゲータのWEB-INF
フォルダに、XMLソース・ファイルがデフォルトのadfc-config.xml
ファイルとともに表示されます。
単一のメニューまたはバインドなしタスク・フローには、メニュー構造全体を作成できます。ただし、1つのメニュー構造を複数のメニューに分割することでメンテナンスが容易になります。さらに、メニュー構造をより小さいメニューに分割することで、独立した各開発組織で独自のメニューを開発できるようになります。分割したこれらのメニューは、共有ノードを使用して後で結合し、完全なメニュー構造を作成できます。
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