詳細アイコン 共有ノードの挿入

この階層の例では、ルートである「Home」メニューには子である「Products」サブメニューがあり、「Products」メニューには子である「Sale」サブメニューがあります。そのため、「Products」メニューと「Sale」メニューは、それぞれの親ADFメニューの共有ノードとして格納する必要があります。たとえば、「Sale」を「Products」メニュー内の共有ノードとして格納し、「Products」をルートである「Home」メニュー内の共有ノードとして格納する必要があります。

ページ階層

適切なサブメニューをproduct_menu.xmlおよびroot_menu.xmlに共有ノードとして挿入することで、実行時に、参照されるADFメニューが作成され、親ADFメニューにサブメニューとして挿入されて表示されます。

構造ウィンドウでは、グループ・ノードまたはアイテム・ノードを右クリックした場合のみ、共有ノードを挿入するためのオプションが表示されます。

構造ウィンドウ、sharedNodeの挿入

「sharedNodeの挿入」ダイアログ

共有ノードを挿入すると、sharedNode要素がADFメニュー・メタデータ・ソース・ファイルに追加されます。sharedNode要素にはrefという属性を1つのみ指定できます。この属性は、EL式を使用して、親ADFメニューに組み込むサブメニューのマネージドBean名を参照します。次に例を示します。

<menu xmlns="http://myfaces.apache.org/trinidad/menu">
  <itemNode id="itemNode_products" label="Products"
             action="adfMenu_products" focusViewId="/products">
    <itemNode id="itemNode_new" label="New"
              action="adfMenu_new" focusViewId="/new"/>
    <sharedNode ref="#{sale_menu}"/>
  </groupNode>
</menu>