関連するページのツリー式階層で構成されるADFアプリケーションでは、ページ階層内の各メニューはバインドなしタスク・フローに関連付けられます。単一のアプリケーションには複数のバインドなしタスク・フローを設定でき、これらのタスク・フローがページ階層の様々なメニューに相当します。各バインドなしタスク・フローには、メニューの各ページを表すビュー・アクティビティがあります。
このカードでは、ページ階層で識別されたメニューに対するバインドなしタスク・フローを作成します。バインドなしタスク・フローの作成を開始するには、「タスク・フローの作成」ダイアログを開きます。このダイアログを開くには、アプリケーション・ナビゲータで「ViewController」プロジェクト・ノードを右クリックし、「新規」を選択します。次に「新規ギャラリ」で、「Web層」カテゴリを開いて「JSF」を選択し、「アイテム」リストで「ADFタスク・フロー」を選択します。
「タスク・フローの作成」ダイアログで、「バインド・タスク・フローとして作成」チェック・ボックスの選択を解除します。これは、バインドなしタスク・フローを作成するための操作です。次に、バインドなしタスク・フローのファイル名を入力します。ファイル名にはadfc-xxx-config.xml
の形式を使用します。xxx
にはメニュー名を指定します(例: adfc-sale-config.xml
)。
注意: ルートである「Home」メニュー以外のメニューには、デフォルトのファイル名adfc-config.xml
を使用しないでください。adfc-config.xml
は、「Fusion Webアプリケーション(ADF)」テンプレートを使用してアプリケーションを作成したときに自動的に作成されるデフォルトのバインドなしタスク・フローです。adfc-config.xml
は、アプリケーションのルート・メニューとなり、アプリケーションのその他のメニューが格納されます。
タスク・フロー・ダイアグラマとコンポーネント・パレットを使用して、メニューの各ページを表現するビュー・アクティビティを追加します。
バインドなしタスク・フローのソース・ファイルはXMLで作成されます。バインドなしタスク・フローのXMLソース・ファイルのルート要素は<adfc-config>
です。次に例を示します。
<adfc-config xmlns="http://xmlns.oracle.com/adf/controller" version="1.2">
<view id="sale"></view>
</adfc-config>
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