「データ・コントロール」パネルのルート・ノードは、ビジネス・サービスに登録されているデータ・コントロールを表しています。データ・コントロール自体は選択できる項目ではありませんが、そのデータ・コントロールがサポートしている操作は選択できます。
このパネルは、Beanベースのビジネス・サービスを表しており、その内容は次のいずれかです。
データ・コントロールを作成すると、いくつかのファイルが追加され、アプリケーション・ナビゲータに表示されます。
データ・コントロールをビジネス・サービスに登録すると、DataControls.dcx
ファイルが作成されます。データ・コントロールを格納するDCXファイルはプロジェクトごとに作成され、プロジェクト内の全データ・コントロールをリストする目次として機能します。このファイルには、セッションBeanを処理するようにデータ・コントロールを初期化するための情報が含まれています。このファイルに記録されるのは、プロジェクトに設定できるすべてのクラスの中から、データ・バインド・オブジェクトとして使用可能にするように設計時に要求したビジネス・サービス・クラスです。
BeanをOracle ADFデータ・コントロールとして登録すると、追加の.xml
定義ファイル(FODFacadeLocal.xml
、Orders.xml
およびOrderItems.xml
)が作成されます。この定義ファイルによって、クライアント・アプリケーションで使用可能なBeanの属性、アクセッサおよびコレクションが指定されます。
adfm.xml
ファイルは、JDeveloperの「データ・コントロール」パネルで使用するレジストリで、データ・モデル・プロジェクトに表示するデータ・コントロールの場所を指定します。このファイルは実行時には使用されません。
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