コマンドラインからのJavaコードの監査

JDeveloperインストールに付属している<jdev_install>/jdeveloper/jdev/binディレクトリ内のojaudit.exeを起動すると、コマンドラインからワークスペース、プロジェクトまたはソース・ファイルを監査できます。

形式

ojaudit option... file...

パラメータ

file

コード監査対象のワークスペース・ファイル(.jws)、プロジェクト・ファイル(.jpr)またはソース・ファイル(.java)。

オプション

-classpath path

プロジェクトが監査されていない場合に、監査するファイルのクラスパスを設定します。

-encoding code

レポートの文字コード。指定しない場合は、プロジェクトに指定されている文字コードが使用されます(プロジェクトの「プロジェクト・プロパティ」ダイアログのコンパイラ・ページを参照してください)。

-disable rule

プロファイル内の規則を無効にします。複数の値を指定するには、このオプションを繰り返します。

-enable rule

プロファイル内の規則を有効にします。複数の値を指定するには、このオプションを繰り返します。

-fail severity

監査者によって障害とみなされる問題の重大度を設定します。

-f[ix]

デフォルトの修正をコードに適用します。注意: このオプションを適用すると、ソース・ファイルが変更されます。

-h[elp]

helpコマンドに関するヘルプを表示して終了します。

-o[utput] file

出力ファイルのパス名。省略時は、出力は標準出力に書き込まれます。

-p[rofile] name

(必須)使用するプロファイル。JDeveloperで定義されているプロファイル(「ツール」次の選択「プリファレンス」ダイアログの「監査」次の選択プロファイル・ページで設定)のいずれかか、またはエクスポートされたコード監査プロファイル・ファイルのパス名です。

注意: 一致するプロファイルを検索するときに、大文字/小文字および空白は無視されます。

-profilehelp

定義済プロファイル名を出力して終了します。

-project file

ソース・ファイルであるパラメータに使用されるプロジェクト・コンテキスト。すべてのパラメータがプロジェクトまたはワークスペースの場合、このオプションは必要ありません。

-q[uiet]

著作権メッセージを非表示にします。

-sourcepath path

プロジェクトが監査されていない場合に、監査するファイルのソースパスを設定します。

-s[tyle] file

レポートに適用するXSLTスタイルシート。この名前は、JDeveloperで定義されているスタイルシートか、またはスタイルシート・ファイルのパス名です。指定しない場合は、出力はXMLファイルになります。

注意: 一致する定義済スタイルシートを検索するとき、大文字/小文字および空白は無視されます。

-stylehelp

定義済スタイルシート名を出力して終了します。

-title text

レポートに使用されるタイトル。-untitledを指定していない場合にこのオプションを指定しないと、デフォルトのタイトルが使用されます。

-untitled

レポートのタイトルを省略します。

-v[erbose]

実行メッセージをすべて表示します。

-version

コマンドのバージョンを表示して終了します。

-w[orkspace]

ワークスペースではないパラメータに使用されるワークスペース・コンテキスト。ワークスペースが指定されていない場合、デフォルトのワークスペースが合成されます。

workspace file

監査するファイルのワークスペース・コンテキストを設定します。


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