例外ブレークポイントの設定

一般に、ブレークポイントは特定のコード行に追加され、そのコード行が実行される直前にデバッガを一時停止します。また、特定タイプの例外が発生したときにアクティブになるようにブレークポイントを設定することもできます。例外ブレークポイントは、特定のコード行には関連付けられません。

例外ブレークポイントを設定するには、次のようにします。
  1. ブレークポイント・ウィンドウで、「ブレークポイント」ツールバーの「追加」アイコン ブレークポイントの追加」をクリックします。サブメニューから「例外ブレークポイント」を選択します。

    例外ブレークポイントの作成・ダイアログが表示されます。

  2. 「定義」タブで、例外クラス名を入力または選択します。

  3. 必要に応じて、「例外の検出で常にブレーク」チェック・ボックスまたは「捕捉されない例外の検出でブレーク」チェック・ボックスの選択を切り替えることができます。デフォルトでは両方のチェック・ボックスが選択されています。

  4. 「OK」をクリックします。

これで、指定したタイプの例外がスローされるとデバッガは一時停止します。

デフォルトでは、java.lang.Throwableの捕捉されない例外がスローされた場合、デバッガによって永続例外ブレークポイントが自動的に作成されます。このブレークポイントは、捕捉されない例外がスローされると発生します。永続ブレークポイントは無効にできますが、削除できません。


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