CPUプロファイラをメソッド・コールのカウントに使用すると、メソッドがコールされたことが確認され、その回数が報告されます。メソッド・コール・カウントは、特定のメソッドに過剰なCPU時間がかかる理由を解明するのに役立ちます。プロファイラのメソッド・コール・カウント・データを使用して、そのメソッドのコール元を分析し、コードを適切に編集してコール回数を減らすことができます。
プロファイラのデータは「ホットスポット」と「コール・スタック」という2つのビューに表示されます。
「ホットスポット」ビューには、各メソッドとそのコール回数が表示されます。一番上のレベルには、有効範囲内のすべてのメソッドが表示されます。2つ目以降のレベルには、1つ上のレベルのコール元が表示されます。
「コール・スタック」ビューには、コールされたメソッドが、それをコールした実際のスタック内で表示されます。このデータは、実際に実行中のアプリケーションでコールのオーバーヘッドを分散させる方法を決定する場合に役立ちます。
説明
完全修飾されたメソッド名を表示します。
列 %
現在選択されているデータ列のパーセンテージを表示します。「コール」列が選択されている場合(下向き三角形の表示)、この列の名前は「コール %」になります。「合計コール数」列が選択されている場合、この列の名前は「合計コール数 %」になります。
コール
各メソッドに対するコール数が表示されます。
合計コール数
各メソッドに対するコール数、および再帰的にそのメソッドがコールするすべてのメソッドに対するコール数が表示されます。
コール元
各メソッドがコールされた回数が、それぞれをコールしたメソッド別に表示されます。「ホットスポット」ビューのみに適用されます。
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