ADF Faces構成: <uploaded-file-processor>要素

oracle.adf.view.faces.webapp.UploadedFileProcessorインタフェースを実装するカスタム・クラスの完全修飾クラス名を識別します。このクラスは、受信リクエストからアップロードされる各ファイルを処理し、そのコンテンツを残りのリクエストで使用できるようにします。ADF FacesではデフォルトのUploadedFileProcessorが提供され、ほとんどの場合にこれを使用できます。ただし、アプリケーションで大規模なファイルをアップロードする必要がある場合は、リクエスト時にADF Facesでファイルを一時的に格納するよりも、最終宛先へただちに格納する方がパフォーマンスが向上する場合があります。独自のUploadedFileProcessorを作成するには、<uploaded-file-processor>要素にクラス名を入力します。これによって、デフォルトのクラスのかわりに、入力されたクラスがADF Facesで使用されます。

デフォルトのUploadedFileProcessorクラスの詳細は、「ADF Facesでのファイル・アップロードについて」を参照してください。

構文

<uploaded-file-processor>value_or_expression</uploaded-file-processor>

受入れ可能な値は、ハードコードされたクラス名、またはクラスの完全修飾名を戻すEL式です。

<!-- Use my UploadFileProcessor class -->
<uploaded-file-processor>com.mycompany.faces.myUploadedFileProcessor</uploaded-file-processor>

ADF Faces構成について
リファレンス: ADF Faces構成要素