JSPおよびHTMLページ要素プロパティの設定と変更

プロパティ・インスペクタには、ビジュアル・エディタまたは構造ウィンドウで選択されているJSPおよびHTMLページ要素のプロパティが表示されます。プロパティ・インスペクタでは、JSPまたはHTMLページ内の要素に対するプロパティを設定または変更します。設定済のプロパティ値には緑色のボックスが表示されます。変更を元に戻すには、メイン・メニューから「編集」 次の選択 「元に戻す<action>」を選択します。デフォルト値のあるプロパティをデフォルトにリセットするには、「デフォルトに設定」 「デフォルトに設定」ボタン ボタンを使用します。

要素のプロパティを設定するには、次のようにします。

  1. JSPまたはHTMLページを開いた状態で、ビジュアル・エディタまたは構造ウィンドウで要素を選択します。選択した要素のプロパティ値がプロパティ・インスペクタに表示されます。プロパティ・インスペクタが表示されていない場合は、「表示」 次の選択 「プロパティ・インスペクタ」を選択するか、ショートカット([Ctrl]+[Shift]+[I])を使用します。
  2. 設定するプロパティが表示されるまでスクロールし、マウスまたは矢印キーでそれを選択します。プロパティ・インスペクタの下部にプロパティの簡単な説明が表示されます。

    ヒント: 長いリストの中からプロパティを素早く見つけるには、プロパティ・インスペクタ・ツールバーの検索ボタンをクリックします。「検索」テキスト・フィールドにプロパティ名を入力し、[Enter]を押します。

  3. 右側の列に、次のいずれかの方法でプロパティ値を入力します。

要素のプロパティを設定または変更するためのエディタを表示するには、次のようにします。

要素属性の詳細は、プロパティ・エディタの「ヘルプ」をクリックしてください。

プロパティへのデータソースの設定

データ・コントロール・パレットを使用してデータ・バインドされたUIコンポーネントを作成するかわりに、ビジュアル・エディタに表示するUIコンポーネントにADFバインディングを設定することもできます。詳細

JSP要素プロパティに対するデータソースを設定または削除するには、プロパティ・インスペクタを使用します。「値バインディング」ダイアログで、JSPオブジェクトで定義されるデータソース、またはEL式に指定可能なアプリケーションのADFバインディング・コンテキストを選択できます。

注意: ADFバインディングをデータソースとして指定するには、事前にバインディングを作成しておく必要があります。

要素のプロパティをデータ・バインドするには、次のようにします。

  1. JSPページが開いた状態で、ビジュアル・エディタまたは構造ウィンドウで要素を選択します。
  2. データソースを指定するプロパティが表示されるまでスクロールし、マウスまたは矢印キーで選択します。
  3. 「データにバインド」 「データにバインド」ボタン ボタンをクリックします。

    プロパティ値のフィールドにEL式が表示され、省略記号 省略記号ボタン ボタンが使用できるようになります。

  4. 省略記号ボタンをクリックして「値バインディング」ダイアログを表示し、データソースを選択します。
  5. 「OK」をクリックします。

JSP要素のプロパティからデータソースを削除するには、「データにバインド」ボタンの選択を解除します。

複数要素のプロパティの設定

複数の要素を選択している場合、デフォルトでは選択中の要素のプロパティがすべてプロパティ・インスペクタに表示されます。プロパティ・インスペクタ・ツールバーの「統合して表示」ボタンをクリックすると、選択した複数の要素のプロパティをすべて表示するか(統合)、選択した要素に共通のプロパティのみを表示するか(共通部分)を切り替えられます。イタリック・フォントで表示されている値は、共通のプロパティに異なる値が設定されていることを示します。

複数の要素にプロパティを設定するには、次のようにします。

  1. [Ctrl]キーを押しながら各要素を選択します。
  2. プロパティ・インスペクタで表示されるプロパティのリストを変更するには、プロパティ・インスペクタ・ツールバーで 「統合して表示」 ボタンをクリックします。
    選択された状態の「統合して表示」ボタン選択状態では、選択された要素のすべてのプロパティが表示されます。
    選択が解除された状態の「統合して表示」ボタン選択解除状態では、選択された要素に共通するプロパティのみが表示されます。
  3. プロパティ・インスペクタで、変更するプロパティを選択し、編集します。値がイタリック・フォントで表示されている場合、選択中の要素によって値が異なります。共有プロパティの値を編集すると、選択したすべての要素が同じ値になります。

Webページおよび設計ツールの操作
HTMLページの操作
JSPページの操作