動的値リストは、実行時に値リストの移入にSQL文を使用するビュー・オブジェクトに基づいています。前のキュー・カードでは、値リストのベースとして使用する問合せ(ここでは、すべての顧客の取得)に基づく参照ビュー・オブジェクト(「CustomerView」)を作成しました。また、この参照オブジェクトをビュー・アクセッサを介して追加して、「Orders」エンティティ・オブジェクトで使用できるようにしました。
このキュー・カードでは、「値リストの作成」ダイアログを使用して、「OrdersView」ビュー・オブジェクトの「CustomerId」属性の値リストを、値リストを表示するように構成します。「値リストの作成」ダイアログには、「OrdersView」の概要エディタの属性ページからアクセスします。
「値リストの作成」ダイアログでは、実行時にリスト・データを提供するビュー・アクセッサと、リストのデータソースとなる属性を指定します。
「CustomerId」に添付する値リスト・ユーザー・インタフェースのタイプを構成するには、リスト・タイプを選択し、値リストで値リストの表示に使用する属性を指定します。「選択リスト」リスト・タイプの場合は、ユーザーが選択肢を空白のままにできるかどうかを指定できます。
次に、トリニダード選択コンポーネントを使用して値リスト・ユーザー・インタフェースとして「CustomerId」属性を表示するように、編集ページを変更します。編集ページ上の元の「CustomerId」入力フィールドを削除した後、「データ・コントロール」パネルを使用して、「OrdersView」の下にある「CustomerId」属性をドラッグし、ページ上の元の場所にドロップします。「作成」ポップアップ・メニューから「単一選択」 > 「トリニダード選択肢を1つ選択」の順に選択します。
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