「データ・コントロール」パネルを使用すると、UI設計者は、アプリケーション開発者がOracle ADFデータ・コントロールのインスタンスに登録したビジネス・サービスを階層構造で参照できます。データ・コントロールによって、ビジネス・サービス・コレクション別に公開されたマスター/ディテール関係が取得され、「データ・コントロール」パネルによって、これらの関係が階層内の親ノードと子ノードとして表示されます。マスター/ディテール・ページのディテール部分を作成するには、マスター・コレクション・ノードの子ノードを構成するコレクションを必ず選択してください。このような親/子ノードが表示されない場合は、ADFデータ・コントロールに登録されたビジネス・サービスにこの関係が含まれていません。
使用可能なディテール・コレクションを「データ・コントロール」パネルに表示するには、階層の親ノードを開きます。この例では、マスター編集フォームの作成に以前使用したマスター・コレクションは「OrdersView1」であるため、「データ・コントロール」パネルで「 OrdersView1」を開きます。「
OrdersView1」の下にある、クライアント・フォームのディテール部分の作成に使用しているディテール・コレクションは「
OrderItemsView2」です。
「データ・コントロール」パネルからディテール・コレクションを選択して、ビジュアル・エディタの空のパネルにドラッグすると、ドロップ可能なコントロールのリストがフィルタ処理されてポップアップ・メニューに表示されます。たとえば、「 OrderItemsView2」をドラッグすると、ポップアップ・メニューに「子の追加」サブメニューが表示されます。このサブメニューには、ドロップできる他のコレクション・レベルのUIコントロールに加えて、表やナビゲーション・バーのコントロールが含まれています。
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