<dvt:numberFormat>

numberFormat number format


numberFormatタグは、数値の書式を指定する場合に使用します。

他のタグとの関係

numberFormatタグは、次のグラフ・タグの子として使用できます。

numberFormatタグは、次のゲージ・タグの子として使用できます。

numberFormatタグの子として使用できるタグはaf:convertNumberです。

次の例は、numberFormatタグを含むXMLを示しています。この例では、グラフのY1軸に表示する数値の書式を設定しています。af:convertNumberタグでは、数値を通貨として扱い、ドル記号を使用する必要があることを指定しています。

        <dvt:graph>
            <dvt:y1Axis lineWidth="1" lineColor="#00000" scaledLogarithmic="false" logarithmicBase="10.0"
                axisMinAutoScaled="true" axisMinValue="0.0" axisMaxAutoScaled="true" axisMaxValue="60.0"
                majorTickStepAutomatic="true" majorTickStep="10.0">
            <dvt:numberFormat>
                <af:convertNumber type="currency" currencySymbol="$"/>
            </dvt:numberFormat>
            </dvt:y1Axis>
        </dvt:graph>
        

次の例は、numberFormatタグを含むXMLを示しています。この例では、グラフのY1軸に表示するマーカー・テキストの書式を設定しています。この例では、数値の後に記号を付ける必要があります。

        <dvt:graph>
            <dvt:markerText visible="true" markerTextPlace="MTP_OUTSIDE_MAX">
            <dvt:graphFont name="SansSerif" size="10" color="#000000" bold="true" 
                italic="false" underline="false"/>
            <dvt:y1Format>
                <dvt:numberFormat posNumFmt="POS_NUMFMT_NUM_POS"/>
            </dvt:y1Format>
            </dvt:markerText>
        </dvt:graph>
        

属性

名前 ELのサポート 説明
id java.lang.String なし コンポーネントの識別子を指定します
numberType java.lang.String なし 書式設定する数値の種類を指定します。有効な値は次のとおりです。
  • NUMTYPE_GENERAL: (デフォルト)値を数値として指定します。
  • NUMTYPE_CURRENCY: 値を通貨として指定します。
  • NUMTYPE_PERCENT: 値をパーセンテージとして指定します。
thousandSeparator char なし 3桁ごとの区切りとして使用する記号を指定します。任意の文字を指定できます。

例: thousandSeparatorが「,」に指定されている場合、値「1000」は、「1,000」と表示されます。

decimalSeparator char なし 整数部と小数部の区切りとして使用する記号を指定します。任意の文字を指定できます。

例: decimalSeparatorが「.」に指定されている場合、値「1000」は、「1000.00」と表示されます(小数点以下が2桁と指定されていると仮定します)。

currencySymbol java.lang.String なし 通貨記号として使用する記号を指定します。任意の文字を指定できます。

例: currencySymbolが「$」に指定されている場合、値「1000」は、「$1000」と表示されます。

leadingZero boolean なし 1.0から-1.0までの数値を表示する場合に、先頭に0を付加して表示するかどうかを指定します。有効な値はtrue(デフォルト)とfalseです。
decimalDigit int なし 小数第何位まで表示するか指定します。
posNumFmt java.lang.String なし 正数の書式を指定します。有効な値は次のとおりです。
  • POS_NUMFMT_BY_LOCALE: (デフォルト)ロケール書式を使用します。
  • POS_NUMFMT_NUM: 記号なしで数値を表示します。
  • POS_NUMFMT_NUM_POS: 数値の後に記号を表示します。
  • POS_NUMFMT_POS_NUM: 数値の前に記号を表示します。
negNumFmt java.lang.String なし 負数の書式を指定します。有効な値は次のとおりです。
  • NEG_NUMFMT_BY_LOCALE: (デフォルト)ロケール書式を使用します。
  • NEG_NUMFMT_NEG_NUM: 記号なしで数値を表示します。
  • NEG_NUMFMT_NUM_NEG: 数値の後に記号を表示します。
  • NEG_NUMFMT_OP_NUM_CP: 書式(1)で表示します。
posCurFmt java.lang.String なし 正の通貨の書式を指定します。有効な値は次のとおりです。
  • POS_CURFMT_BY_LOCALE: (デフォルト)ロケール書式を使用します。
  • POS_CURFMT_CUR_NUM: 数値の前に通貨記号を表示します。
  • POS_CURFMT_CUR_NUM_POS: 数値の後に記号を表示します。
  • POS_CURFMT_CUR_SPAC_NUM: 通貨記号、スペース、数値の順に表示します。
  • POS_CURFMT_NUM_CUR: 数値の後に通貨記号を表示します。
  • POS_CURFMT_NUM_CUR_POS: 数値、通貨記号、記号の順に表示します。
  • POS_CURFMT_NUM_POS_CUR: 数値、記号、通貨記号の順に表示します。
  • POS_CURFMT_NUM_SPAC_CUR: 数値、スペース、通貨記号の順に表示します。
  • POS_CURFMT_NUM_SPAC_CUR_POS: 数値、スペース、通貨記号、記号の順に表示します。
  • POS_CURFMT_POS_CUR_NUM: 数値の前に通貨記号を表示します。
  • POS_CURFMT_POS_CUR_SPAC_NUM: 通貨記号、スペース、数値の順に表示します。
  • POS_CURFMT_POS_NUM_CUR: 記号、数値、通貨記号の順に表示します。
  • POS_CURFMT_POS_NUM_SPAC_CUR: 数値、スペース、通貨記号の順に表示します。
negCurFmt java.lang.String なし 負の通貨の書式を指定します。有効な値は次のとおりです。
  • NEG_CURFMT_BY_LOCALE: (デフォルト)ロケール書式を使用します。
  • NEG_CURFMT_CUR_NEG_NUM: 数値の前に通貨記号を表示します。
  • NEG_CURFMT_CUR_NUM_NEG: 通貨記号、数値、記号の順に表示します。
  • NEG_CURFMT_NEG_CUR_NUM: 記号、通貨記号、数値の順に表示します。
  • NEG_CURFMT_NEG_NUM_CUR: 数値の後に通貨記号を表示します。
  • NEG_CURFMT_NUM_CUR_NEG: 数値、通貨記号、記号の順に表示します。
  • NEG_CURFMT_NUM_NEG_CUR: 数値、記号、通貨記号の順に表示します。
  • NEG_CURFMT_OP_CUR_NUM_CP: 書式($1)で表示します。
  • NEG_CURFMT_OP_NUM_CUR_CP: 書式(1$)で表示します。
  • NEG_CURFMT_NEG_CUR_SPAC_NUM: 通貨記号、スペース、数値の順に表示します。
  • NEG_CURFMT_NEG_NUM_SPAC_CUR: 数値、スペース、通貨記号の順に表示します。
  • NEG_CURFMT_NUM_SPAC_CUR_NEG: 数値、スペース、通貨記号、記号の順に表示します。
scaleFactor java.lang.String なし 数値をどのように省略するかを指定します。たとえば、ScaleFactorをSCALEFACTOR_THOUSANDSに設定すると、ビューには数値が1000単位で表示され、153,000は153Kのように表示されます(ScaleDownThousandsプロパティがデフォルト値であり、ロケールが英語であると仮定します)。数値は、デフォルトで、その値に応じて自動的にスケーリングされます。

有効な値は次のとおりです。

  • SCALEFACTOR_NONE: スケーリングを実行しません。
  • SCALEFACTOR_THOUSANDS: 1000単位でスケーリングします。
  • SCALEFACTOR_MILLIONS: 100万単位でスケーリングします。
  • SCALEFACTOR_BILLIONS: 10億単位でスケーリングします。
  • SCALEFACTOR_TRILLIONS: 1兆単位でスケーリングします。
  • SCALEFACTOR_QUADRILLIONS: 1000兆単位でスケーリングします。
scaleDownThousands java.lang.String なし 1000の省略形として使用する文字または文字列を指定します。
scaleDownMillions java.lang.String なし 100万の省略形として使用する文字または文字列を指定します。
scaleDownBillions java.lang.String なし 10億の省略形として使用する文字または文字列を指定します。
scaleDownTrillions java.lang.String なし 1兆の省略形として使用する文字または文字列を指定します。
scaleDownQuadrillions java.lang.String なし 1000兆の省略形として使用する文字または文字列を指定します。
numberFormatString java.lang.String なし Oracle書式文字列を指定します。
記号 使用方法 結果
9 負数の先頭には負記号が、正数の先頭には1つのスペースがそれぞれ表示されます 9999 1234
D 小数点の位置 99D99 12.34
0 小数に対する先行ゼロまたは後続ゼロ D999, 0D99900 .123, 0.12300
FM 先頭の空白または末尾の空白をすべて抑制します FM9999 123
$ 先頭に$を付けます $999 $123
B 0書式をオーバーライドし、先行0を空白文字で置き換えます B9999 123
S プラス記号(+)およびマイナス記号(-)を含めます S999, 999S +123, 123+
MI マイナス記号を示します 999MI 123-
G 指定の位置の桁区切り(通常カンマ) 9G999 1,234
, 指定の位置にカンマを返します 9,999 1,234
. 指定の位置にピリオドを返します 99.99 12.34
C ISO通貨記号 C999 USD123、JPY123、EUR123(ロケール依存)
L 各国通貨記号 L999 $123、Â¥123、£123(ロケール依存)
K 数値と通貨記号の間のスペース LK99 $ 123