デプロイされたファイルにパスワードがプレーン・テキストで表示されるのを避けるため、JDeveloperではパスワードのインダイレクションが使用されます。したがって、アプリケーションが正常に実行されるためには、データソースのパスワードをサーバー上で設定する必要があります。
Oracle WebLogic JDBCデータソースのタイプには次のものがあります。
生成されるファイルにとって重要なコントロールは、「アプリケーション・プロパティ」ダイアログのデプロイメント・ページにある「デプロイ中にweblogic-jdbc.xmlディスクリプタを自動生成および同期化」フィールドです。詳細
自動生成フィールドを選択すると、JDeveloperでは次の動作が行われます。
application-name-jdbc.xml
ファイルが生成され、間接パスワード属性が設定されます。<jdbc-driver-params>
<use-password-indirection>true</use-password-indirection>
</jdbc-driver-params>
application-name-jdbc.xml
内のユーザー名からJDBC接続パスワードが判別され、MBeanを使用してJDBC接続パスワードが移入されます。weblogic-application.xml
が更新され、各application-name-jdbc.xml
がモジュールとして追加されます。web.xml
(存在する場合)には、各JDBC JNDI名へのリソース参照があります。統合WLSでアプリケーションを実行するしたり、アプリケーションをOracle WebLogic Serverにデプロイしたりするには、自動生成フィールドを選択し、アプリケーション・レベルのデータソースを手動で作成することによってパスワードを設定する必要があります。方法
アプリケーションをEARファイルにデプロイしてOracle WebLogic Serverで実行するには、次の手順を実行します。
ojdeploy
を使用してデプロイを行う場合
-nodatasources
スイッチを使用する場合は、次のいずれかの方法でOracle WebLogic Server上でパスワードを設定できます。
-nodatasources
スイッチを使用しない場合は、アプリケーション・レベルの資格証明マッピングを使用する方法でのみパスワードを設定できます方法
Oracle WebLogic Serverへの接続とデプロイ
Oracle WebLogic ServerのJDBCデータ・ソース
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