「ADFメニュー・モデルの作成」ダイアログに入力したファイル名は、XMLで作成されるADFメニュー・メタデータ・ソース・ファイルになります。
注意: 「Sale」または「Products」メニューには、デフォルトのファイル名root_menu
を使用しないでください。root_menu
という名前は、唯一、ルートである「Home」メニュー(adfc-config.xml
)に対して予約されています。
「OK」をクリックすると、JDeveloperによって次の処理が実行されます。
adfc-sale-config.xml
など)が更新されます。 <control-flow-rule>
<from-activity-id>*</from-activity-id>
<control-flow-case>
<from-outcome>adfMenu_sale</from-outcome>
<to-activity-id>sale</to-activity-id>
</control-flow-case>
<control-flow-case>
<from-outcome>adfMenu_electronics</from-outcome>
<to-activity-id>electronics</to-activity-id>
</control-flow-case>
...
</control-flow-rule>
マネージドBean要素により、メニュー・モデルに使用するマネージドBean名およびクラスが指定されます。<managed-bean>
<description>Menu Model Managed Bean</description>
<managed-bean-name>sale_menu</managed-bean-name>
<managed-bean-class>oracle.adf.view.rich.model.MDSMenuModel</managed-bean-class>
<managed-bean-scope>request</managed-bean-scope>
...
</managed-bean>
sale_menu.xml
など)が作成されます。このファイルには、メニュー・モデルのメタデータが格納されます。メニュー・モデルに対するXMLソース・ファイルは、アプリケーション・ナビゲータのWEB-INF
フォルダに、バインドなしタスク・フローのXMLソース・ファイルとともに保存されます(デフォルトの保存場所をそのまま使用した場合)。 itemNode
要素があります。 ADFメニュー・モデル・メタデータ・ファイル(sale_menu.xml
、root_menu.xml
など)は、XML形式で記述されたページ階層のメニュー表現です。メタデータはすべてメニュー・ページをバインドなしタスク・フローにビュー・アクティビティとして追加したときにJDeveloperで作成されているため、必要なADFメニューを簡単に作成できます。ラベルやアクション結果文字列などのメタデータを変更しない場合は、メニュー・モデル・メタデータを作成したり編集する必要はありません。
たとえば、sale_menu.xml
では、次のようにコードが表示されます。
<menu xmlns="http://myfaces.apache.org/trinidad/menu">
<itemNode id="itemNode_sale" label="sale_label"
action="adfMenu_sale" focusViewId="/sale"/>
<itemNode id="itemNode_electronics" label="electronics_label"
action="adfMenu_electronics" focusViewId="/electronics"/>
<itemNode id="itemNode_office" label="office_label"
action="adfMenu_office" focusViewId="/office"/>
<itemNode id="itemNode_media" label="media_label"
action="adfMenu_media" focusViewId="/media"/>
</menu>
ADFメニュー・モデル・メタデータ・ファイルでは、ルート要素menu
には、メニューに関するすべてのメタデータが格納されます。1つのメニュー・モデル・メタデータ・ファイルには1つのmenu
要素のみを指定できます。itemNode
子要素は、メニュー内の1つのメニュー・アイテム(またはページ)を表します。この時点では、関連するバインドなしタスク・フローのビュー・アクティビティごとに1つのitemNode
要素があります。
各itemNode
要素には、次の属性があります。
id
: 必須。メニュー・アイテムの一意の識別子です。 label
: メニュー・アイテムに表示するラベル・テキストを指定します。後で、ADFメニューを作成したときに割り当てられたデフォルトのラベル・テキストを各自で変更する手順があります。 action
: 結果文字列または結果文字列を戻すELメソッド・バインド式を指定します。いずれの場合も、結果文字列は、バインドなしタスク・フロー・ソース・ファイル(adfc-sale-config.xml
など)に設定されているそのメニュー・アイテムの制御フロー・ケースのfrom-outcome
値と一致する必要があります。 destination
: ノードが選択されたときにナビゲートするページのURIを指定します(例: http://www.oracle.com
)。ナビゲート先がJSFページの場合、URIは/faces
で開始する必要があります。action
とdestination
の両方が指定された場合は、destination
がaction
より優先されます。focusViewId
: 必須。バインドなしタスク・フロー・ソース・ファイル(adfc-sale-config.xml
など)内で、そのアイテムの制御フロー・ケースのto-activity-id
値に指定されているメニュー・アイテムのナビゲーション結果と一致するページのURIです。
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