UIComponentクラス: oracle.adf.view.rich.component.rich.data.RichTable
コンポーネントのタイプ: oracle.adf.RichTable
ネーミング・コンテナ: 該当。このコンポーネントの子(partialTriggers、findComponent()
など)を参照するときには、子のIDの先頭に、このコンポーネントのIDとコロン(:)を付ける必要があります。
表は、表状のデータを表示する場合に使用します。行/列の選択(単一および複数の両方)、ソート、レコード・ナビゲーションもサポートしています。
Tableコンポーネントは、モデルを使用して、基礎となるリストのデータにアクセスします。固有のモデル・クラスはoracle.adf.view.rich.model.CollectionModel
です。java.util.List
、arrayおよびjavax.faces.model.DataModel
など、その他のモデル・インスタンスも使用できます。表ではインスタンスがCollectionModelに自動的に変換されます。
Tableコンポーネントの直下の子は、すべて<af:column>
コンポーネントである必要があります。各visibleColumnコンポーネントでは、表に個別の列が作成されます。詳細は、<column>
のドキュメントを参照してください。
列のheaderファセットを使用して、列ヘッダーを作成します。headerText属性を使用して、列ヘッダー・テキストを設定することもできます。
TableでdetailStampファセットを使用して表の行ごとに閉じることができるコンテンツ領域を含めます。開いた状態の詳細領域の高さは、detailStampコンポーネントの高さに基づいた設定高になることに注意してください。detailStampコンポーネントの高さが変わる場合に、高さが変化するコンポーネント(showDetailやpanelBoxなど)を追加すると、デフォルトで予想外の結果が生じます。
表の選択機能では、ユーザーが1つ以上の行をリストから選択できます。ユーザーはその後、適切なActionSourceコンポーネントを(CommandButtonのクリックなどによって)アクティブ化し、選択した行に対してなんらかの処理を実行できます。選択機能を有効にするには、表でrowselection属性を使用します。
デフォルトで、表には水平および垂直のグリッド線が描画されます。これらはhorizontalGridVisible属性またはverticalGridVisible属性(あるいはその両方)をfalseに設定することで、個別にオフにできます。
バンディングは、行(または列)グループを異なる背景色で表示する技術です。これは、隣接する行(または列)グループを区別する際に役立ちます。
表のrowBandingInterval属性は、何行の連続行で1つの行グループを形成するかを制御するものです(バンディング目的)。この属性がゼロの場合、すべての行で同じ背景色が使用されます。正数の場合は、隣接する行グループが異なる背景色を持ちます。
表のcolumnBandingInterval属性は、何列で1つの列グループを形成するかを制御するものです(バンディング目的)。この属性がゼロの場合、すべての列で同じ背景色が使用されます。正数の場合は、隣接する列グループが異なる背景色を持ちます。
<af:column>
タグは、ネストして列グループを作成できます。列グループのヘッダーは、含まれるすべての列にわたって使用されます。
Tableコンポーネントでは、昇順または降順の列のソートがサポートされています。表には、ソート可能な列の列ヘッダーに上向き/下向きの矢印アイコンが表示されます。上向き矢印をクリックすると、列が昇順でソートされます。下向き矢印をクリックすると、列が降順でソートされます。[Ctrl]+[Shift]+[↑]/[↓]のショートカット・キーを使用すると、キーボードで昇順/降順の列のソートが可能になります。表では、以前にソートされた列は上向き矢印/下向き矢印のアイコンが埋め込まれて表示され、昇順/降順のソートであることを示します。
ソートを可能にするには、基礎となる表のモデルがソートをサポートしていること、sortPropertyおよびsortable属性がそれぞれ列で設定され、その列のソート機能を有効にしていること、の3つの要件があります。
ソートをサポートするには、CollectionModel
インスタンスで次のメソッドを実装している必要があります。
public boolean isSortable(String propertyName) public void setSortCriteria(List criteria) public List getSortCriteria()
基礎となるモデルがCollectionModel
でない場合、表は自動的に実際のデータを調査し、ソート可能なプロパティを決定します。java.lang.Comparable
を実装するデータを含む列は、すべてソート可能です。この自動サポートは、CollectionModel
に直接ソートをコーディングする(ソートをSQLのORDER BY句に変換するなど)ほど効率的ではありませんが、小さなデータセットでは十分、有効です。
ソート目的で使用する特定のプロパティ名に列を関連付けるには、列のsortProperty属性を使用します。UIで特定の列のソートを有効にするには、sortableプロパティをtrue
に設定します。詳細は、<column>
のドキュメントを参照してください。
次の例では、両方の列がソート可能です。1列目をfirstnameプロパティでソートし、2列目をlastnameプロパティでソートします。
<af:table ...> <af:column sortProperty="firstname" sortable="true"> <f:facet name="header"> <af:outputText value="Firstname" /> </f:facet> ... </af:column> <af:column> <f:facet name="header" sortProperty="lastname" sortable="true"> <af:outputText value="Lastname" /> </f:facet> ... </af:column> </af:table>
table/treeTableおよびtreeコンポーネントは仮想化されています。つまり、サーバーのコンポーネントで使用できるすべての行がフェッチされ、クライアントで表示されるわけではありません。クライアントで表示される行の数は、ビュー・ポートを満たすために必要な分量のみです。ユーザーがコンポーネントを垂直にスクロールすると、さらに多くの行がフェッチされます。
fetchSizeは、コンポーネントを満たすための1回の試行に対し、クライアントからサーバーにリクエストされる行の数です。 表の高さが低い場合は、コンポーネントを満たすフェッチ・サイズは25で十分です。ただしコンポーネントの高さが高い場合は、複数回にわたって、データをサーバーにリクエストする必要があります。たとえば表の高さが600pxで各行の高さが18pxの場合、表を満たすには最低45行が必要になります。fetchSizeが25の場合、表はサーバーに2度リクエストを送り、表を満たす必要があります。この場合、fetchSizeを50に設定すると適切です。
インライン・スタイルまたはスタイル・クラスの内部のwidth:autoは、サポートされません。
width属性の値はautoにできません。
width属性の例: 700ピクセルではwidth="700"またはコンテナの全幅を満たすにはwidth="100%"。値が定義されていない場合、デフォルトで300 pxになります。
rows属性は現在、リッチ・レンダラ・キットでサポートされていません。表の高さを設定するには、inlineStyleを使用してください。
<section name="Geometry_Management">
</section>
型 | フェーズ | 説明 |
---|---|---|
oracle.adf.view.rich.event.QueryEvent | アプリケーションの起動 | 問合せイベントは、問合せアクションがトリガーされると配信されます。 |
org.apache.myfaces.trinidad.event.RowDisclosureEvent | リクエスト値の適用、 アプリケーションの起動 |
表の拡張イベントは、行の詳細ファセットを展開または縮小すると生成されます。treeまたはtreeTableの場合は、ツリー・ノードを展開または縮小すると拡張イベントが生成されます。 |
org.apache.myfaces.trinidad.event.SelectionEvent | リクエスト値の適用、 アプリケーションの起動 |
選択イベントは、表選択が変わると配信されます。 |
org.apache.myfaces.trinidad.event.RangeChangeEvent | リクエスト値の適用、 アプリケーションの起動 |
ユーザーがナビゲートすると、範囲変更イベントが配信されます。 |
org.apache.myfaces.trinidad.event.SortEvent | リクエスト値の適用、 アプリケーションの起動 |
表の列のソート基準が変更されると、ソート・イベントが配信されます。 |
org.apache.myfaces.trinidad.event.AttributeChangeEvent | アプリケーションの起動、 リクエスト値の適用 |
属性変更を記述するために配信されるイベント。属性変更イベントは、プロパティに対するプログラム的な変更については配信されません。アプリケーションの特定のリクエストなしにレンダラによってプロパティが変更される場合にのみ配信されます。属性変更イベントの例には、クライアント側のサイズ変更をサポートしていた列の幅などがあります。 |
名前 | 説明 |
---|---|
bodyContextMenu | 表本体内で行以外の場所を右クリックすると表示されるコンテキスト・メニューを備えたポップアップ・コンポーネント。コンテキスト・メニューを表示するには、af:popupにaf:menuが含まれている必要があります。 |
contextMenu | 表の行を右クリックすると表示されるコンテキスト・メニューを備えたポップアップ・コンポーネント。コンテキスト・メニューを表示するには、af:popupにaf:menuが含まれている必要があります。 |
detailStamp | 公開されている各行の下にスタンプを設定するコンポーネント。詳細ファセットを追加すると、詳細列が自動的に表示されます。 |
footer | 表フッターをレンダリングするのに使用されるコンポーネント。このファセットは10.1.3に存在しましたが、現在、RichTableおよびRichTreeTableではサポートされていません。 |
header | 表ヘッダーをレンダリングするのに使用されるコンポーネント。このファセットは10.1.3に存在しましたが、現在、RichTableおよびRichTreeTableではサポートされていません。 |
名前 | 型 | ELのサポート | 説明 |
---|---|---|---|
allDetailsEnabled | boolean | あり | 表にあるすべてのリンクの表示/非表示を有効にするかどうか。これにより、ユーザーはすべての詳細行を表示/非表示にできます。詳細行を有効にするには、detailStampファセットをこの表で設定する必要があります。この属性は10.1.3に存在しましたが、現在、RichTableではサポートされていません。 次のレンダーキットではサポートされていません: oracle.adf.rich |
attributeChangeListener | javax.el.MethodExpression | ELのみ | 属性変更リスナーへのメソッド・リファレンス。属性変更イベントは、プロパティに対するプログラム的な変更については配信されません。アプリケーションの特定のリクエストなしにレンダラによってプロパティが変更される場合にのみ配信されます。属性変更イベントの例には、クライアント側のサイズ変更をサポートしていた列の幅などがあります。 |
autoHeightRows | int | あり | 表の高さのサイズを指定するために使用する行の数。デフォルト値は-1です(行数に対して自動でサイズ指定されません)。表の高さのサイズ指定が自動で行われるのは、contentDeliveryプロパティがimmediateに設定されている場合のみです。この値はfetchSize属性より大きくできません。fetchSizeより大きな値が指定されると、値の上限はfetchSizeになります。行の数より大きな値が指定されると、表内の行の数を使用して、表の高さのサイズが指定されます。inlineStyle属性のCSSのheightを指定すると自動でサイズ指定された高さがオーバーライドされ、CSSのmin-heightおよびmax-height属性を指定すると、自動サイズ指定の結果の制限値が提供されます。表をpanelSplitterのようなレイアウト管理コンポーネントに配置すると、このコンテナにより表のサイズが指定されます(自動のサイズ指定は発生しません)。 次のレンダーキットではサポートされていません: org.apache.myfaces.trinidad.core |
binding | oracle.adf.view.rich.component.<wbr/>rich.data.RichTable | ELのみ | コンポーネント・インスタンスをBean上に格納するELリファレンス。これは、バッキングBeanからコンポーネントへのプログラム的なアクセスを提供するため、またはコンポーネントの作成をバッキングBeanに移動するために使用できます。 |
bodyContextMenuId | String | あり | 表本体内で行以外の場所をクリックすると表示されるコンテキスト・メニューを備えたポップアップ・コンポーネントを特定するための検索式。式はこの表コンポーネントに対して相対的であり、NamingContainerで構成されている必要があります(たとえば、tableおよびpanelCollectionはNamingContainerコンポーネントです)。単一のコロンを付加するとルートから検索を開始でき、複数のコロンを付加するとNamingContainerを上方向に移動できます。たとえば、::を前に置くと、1つのNamingContainer(コンポーネントがtableのようなネーミング・コンテナである場合にはそのコンポーネント自体も含まれます)から出てそこから検索を開始します。:::を前に置くと、2つのNamingContainerから出てそこから検索を開始します。 次のレンダーキットではサポートされていません。org.apache.myfaces.trinidad.core |
clientComponent | boolean | あり | クライアント側のコンポーネントが生成されるかどうか。このフラグを設定してもしなくてもコンポーネントは生成されますが、クライアントJavascriptがコンポーネント・オブジェクトを必要とする場合、コンポーネントの存在を保証するにはtrueに設定する必要があります。現在デフォルトで生成されるクライアント・コンポーネント・オブジェクトは、将来は存在しない可能性があります。このフラグを設定することがコンポーネントの存在を保証する唯一の方法であり、クライアントは暗黙的な動作に依存できません。ただし、このフラグの設定にはパフォーマンス・コストが伴うため、絶対に必要でないかぎり、クライアントではクライアント・コンポーネントを有効にすることを避ける必要があります。 |
columnBandingInterval | int | あり | 列バンディングの発生間隔。この値によって、表に列バンディングが表示されるかどうかが制御されます。たとえば、columnBandingInterval=1とすると、交互にバンディングされる列がグリッドに表示されます。 |
columnSelection | String | あり | 有効な値: none、single、multiple。 この表の列が選択可能であるかどうかを示します。 次のレンダーキットではサポートされていません。org.apache.myfaces.trinidad.core |
columnStretching | String | あり | 列に適用するストレッチングのタイプを示します。最適なパフォーマンスを得るには、none(デフォルト)オプションを使用してください。最後の列をストレッチしてビュー・ポート内の未使用領域を満たす場合は、lastオプションを使用します。空白列を自動的に挿入し、(行の背景色が表の幅全体にわたるように)その列をストレッチする場合は、blankオプションを使用します。特定の列をストレッチしてビュー・ポート内の未使用領域を満たす場合は、まずcolumn:と指定し、次にストレッチする列のIDを続けて、column:myColIdと指定します。行ヘッダーおよび固定列はストレッチされません。ストレッチすると、ユーザーが表のスクロール可能なデータ本体にアクセスできなくなる可能性が高くなるためです。 次のレンダーキットではサポートされていません。org.apache.myfaces.trinidad.core |
contentDelivery | String | あり | 有効な値: immediate、lazy コンポーネントを初めてレンダリングするときにデータをフェッチするかどうかを示します。contentDeliveryがimmediateであると、データはフェッチされてコンポーネント・クロムにインライン化されます。contentDeliveryがlazyであると、データはフェッチされて後続の要求でクライアントに配信されます。 |
contextMenuId | String | あり | 表の行を右クリックすると表示されるコンテキスト・メニューを備えたポップアップ・コンポーネントを特定するための検索式。式はこの表コンポーネントに対して相対的であり、NamingContainerで構成されている必要があります(たとえば、tableおよびpanelCollectionはNamingContainerコンポーネントです)。単一のコロンを付加するとルートから検索を開始でき、複数のコロンを付加するとNamingContainerを上方向に移動できます。たとえば、::を前に置くと、1つのNamingContainer(コンポーネントがtableのようなネーミング・コンテナである場合にはそのコンポーネント自体も含まれます)から出てそこから検索を開始します。:::を前に置くと、2つのNamingContainerから出てそこから検索を開始します。 次のレンダーキットではサポートされていません。org.apache.myfaces.trinidad.core |
contextMenuSelect | boolean | あり | 右クリックしてコンテキスト・メニューを表示するときに、クリックした行を実際に選択するかどうかを示します。デフォルトでは、まず行が選択状態になり、その後でコンテキスト・メニューが表示されます。ただし、contextMenuSelectがfalseである場合、ユーザーが行を右クリックすると、この新規の行が強調表示され、コンテキスト・メニューが表示されると、現在選択している行の強調表示が解除されます。コンテキスト・メニューを終了すると、現在選択している行の強調表示が復元されます。コンテキスト・メニューの表示中も、selectedRowKeys属性には選択した行が含まれたままとなることに注意してください。コンテキスト・メニュー項目に対してアクションを実行すると、強調表示された行キーが表の現在行として設定されます。表の現在行は、table.getRowKey()をコールして取得できます。 |
customizationId | String | あり | この属性は推奨されていません。永続的なカスタマイズを適用するには、id属性を使用する必要があります。この属性は、次のリリースでは削除されます。 |
disableColumnReordering | boolean | あり | 表で列の並替えを無効化するかどうかを示します。デフォルトでは有効になっています。 次のレンダーキットではサポートされていません。org.apache.myfaces.trinidad.core |
disclosedRowKeys | org.apache.myfaces.trinidad.model.RowKeySet | あり | このコンポーネントに対して表示される行のセット。セットの各エントリはrowKeyです。 |
displayRow | String | あり | 有効な値: first、last、selected 初めて表示するときに表に表示する行。有効な値は、最初の行を表示するfirst、最後の行を表示するlast、表で最初に選択した行を表示するselectedです。デフォルト値はnullで、最初の行が表示されることを意味します。ただし、合計行数が表モデルからわからない場合(model.getRowCount()==-1)には、このAPIを使用しても効果がありません。 |
displayRowKey | Object | あり | 初めて表示するときに表に表示するrowkey。この属性を指定すると、displayRow属性がオーバーライドされます。ただし、合計行数が表モデルからわからない場合(model.getRowCount()==-1)には、このAPIを使用しても効果がありません。 |
dontPersist | String[] | あり | adf-config.xmlに登録済のPersistent Change Managerを介してFilteredPersistenceChangeManagerにより変更が持続されない属性のリスト。このリストにある自動コンポーネント・パーソナライズはセッション・ストアに対しては依然として持続します。 |
editingMode | String | あり | 有効な値: editAll、clickToEdit 表に編集可能なコンポーネントが含まれている場合に、その表の編集で使用するモードを示します。有効な値はclickToEditとeditAllです。editAllモードでは、編集可能なコンポーネントが全部まとめて表の表示領域に表示されます。clickToEditモードでは、一度に編集できる行は1つです。行を編集可能にするには、その行をダブルクリックします。ユーザーが[F2]を押すと、現在選択している行が編集可能になります。[Esc]を押すと、編集モードが解除されます。前後の行にナビゲートするには、[Tab]、[Shift]+[Tab]または[Enter]を使用します。 |
emptyText | String | あり | 空の表のテキスト。テキストを開始と終了のHTMLタグで囲むと、そのテキストは書式設定されます。書式設定の動作は、outputFormattedコンポーネントに似ています。開始と終了のHTMLタグで囲まない場合には書式設定されません。 |
fetchSize | int | あり | データ・フェッチ・ブロックの行数。 次のレンダーキットではサポートされていません。org.apache.myfaces.trinidad.core |
filterModel | Object | あり | 表のデータのフィルタリングで使用されるモデル。この属性は、FilterableQueryDescriptorクラスのインスタンスにバインドする必要があります。 |
filterVisible | boolean | あり | 表の最上部に、フィルタ・フィールドを表示するかどうかを指定します。 |
first | int | あり | 現在の行範囲の中で最初の行の索引。この索引はゼロベースです。この属性は、ユーザーに表示する行の範囲を制御する場合に使用します。 |
horizontalGridVisible | boolean | あり | 水平グリッド線を描くかどうかを示します。 |
id | String | なし | コンポーネントの識別子。識別子は、HTMLで許可される構文のサブセットに準拠している必要があります。
|
immediate | boolean | あり | このコンポーネントによってイベントが生成されたときに、データ検証(クライアント側またはサーバー側)を実行するかどうかを示します。immediateがtrueの場合、JavaServer Faces実装が備えるデフォルトのActionListenerが、アプリケーションの起動フェーズまで待機するのではなく、リクエスト処理ライフサイクルのリクエスト値の適用フェーズで実行されます。 |
inlineStyle | String | あり | このコンポーネントに対して使用するCSSスタイル。これは、基本スタイルの変更用です。inlineStyleは、コンポーネントのルートDOM要素に適用されるCSSスタイルのセットです。inlineStyleのCSSプロパティが対象となるDOM要素に影響を与えない場合は、スキンを作成し、特定のDOM要素をターゲットにしたスキニング・キーを使用する必要があります(::label、::icon-styleなど)。 |
partialTriggers | String[] | あり | 部分更新をトリガーするコンポーネントのID。このコンポーネントは、トリガー・コンポーネント上でリスニングします。トリガー・コンポーネントの1つがなんらかの更新を発生させるイベントを受信した場合、このコンポーネントも更新されることをリクエストします。識別子はソース・コンポーネント(このコンポーネント)に対して相対的であり、NamingContainerで構成されている必要があります。コンポーネントがすでにネーミング・コンテナ内にある場合、単一のコロンを使用するとページのルートから検索を開始でき、複数のコロンを使用するとNamingContainerを上方向に移動できます。たとえば、::を前に置くと、コンポーネントのネーミング・コンテナ(または、コンポーネントがネーミング・コンテナである場合にはそのコンポーネント自体)から出てそこから検索を開始します。:::を前に置くと、2つのネーミング・コンテナ(コンポーネントがネーミング・コンテナである場合にはそのコンポーネント自体も含まれます)から出てそこから検索を開始します。 |
persist | String[] | あり | adf-config.xmlに登録済のPersistent Change Managerを介してFilteredPersistenceChangeManagerにより変更が持続される属性のリスト。このリストにない自動コンポーネント・パーソナライズはセッション・ストアに対しては依然として持続します。 |
queryListener | javax.faces.el.MethodBinding | ELのみ | Querylistenerへのメソッド・リファレンス |
rangeChangeListener | javax.el.MethodExpression | ELのみ | 新しい範囲を選択するとコールされるrangeChangeリスナーへのメソッド・リファレンス。 |
rendered | boolean | あり | コンポーネントがレンダリングされるかどうか。falseに設定した場合、このコンポーネントについて出力は配信されません(コンポーネントはどのような方法でもレンダリングされず、クライアントで表示できません)。 |
rowBandingInterval | int | あり | 行バンディングの発生間隔。この値によって、表に行バンディングが表示されるかどうかが制御されます。たとえば、rowBandingInterval=1とすると、交互にバンディングされる行がグリッドに表示されます。 |
rowDisclosureListener | javax.el.MethodExpression | ELのみ | ExpansionListenerへのメソッド・リファレンス。 |
rowSelection | String | あり | 有効な値: none、single、multiple この表の行が選択可能であるかどうかを示します。 |
rows | int | あり | 1つの行範囲に表示する行の最大値。範囲によっては、行の数がこの属性で指定された行の数より少ない場合があります(たとえば、最後の範囲に十分な行数がない場合)。すべての行を一度に表示するには、この属性を0に設定します。デフォルトは25です。 |
selectedRowKeys | org.apache.myfaces.trinidad.model.RowKeySet | あり | このコンポーネントの選択状態。 |
selectionListener | javax.el.MethodExpression | ELのみ | 選択リスナーへのメソッド・リファレンス。 |
shortDesc | String | あり | コンポーネントの短い説明。このテキストは、通常、ツールチップ・ヘルプ・テキストを表示するためにユーザー・エージェントによって使用されます。この場合、ツールチップの動作はユーザー・エージェントによって制御されます。たとえば、Firefox 2では長いツールチップは切り捨てられます。フォーム・コンポーネントの場合、shortDescはノート・ウィンドウに表示されます。 |
sortListener | javax.el.MethodExpression | ELのみ | ソート・リスナーへのメソッド・リファレンス。 |
styleClass | String | あり | このコンポーネントに対して使用するCSSスタイル・クラス。スタイル・クラスは、jspxページまたはスキニングCSSファイルなどで定義できます。または、AFInstructionTextのようなパブリック・スタイル・クラスの1つを使用できます。 |
summary | String | あり | ユーザー・エージェントが非ビジュアル・メディアにレンダリングできるように、この表の目的および構造をまとめたものです。 |
value | Object | あり | このコンポーネントが使用中のデータ・モデル。固有のモデル・クラスはorg.apache.myfaces.trinidad.model.CollectionModel です。java.util.List 、arrayおよびjavax.faces.model.DataModel など、その他のモデル・インスタンスも使用できます。このコンポーネントは、インスタンスをCollectionModel に自動的に変換します。 |
var | String | なし | このコレクションの各要素を参照するために使用するEL変数の名前です。このコンポーネントのレンダリングが完了すると、この変数は削除されます(またはその前の値に戻ります)。 |
varStatus | String | なし | varStatus情報の各要素を参照するために使用するEL変数の名前です。このコンポーネントのレンダリングが完了すると、この変数は削除されます(またはその前の値に戻ります)。VarStatusによって、コンポーネントの状態に関する情報がEL式に提供されます。反復するコンポーネントの場合、varStatusではループ・カウント情報も提供されます。varStatusの具体的なプロパティについては、このコンポーネントのドキュメントを参照してください。varStatusの共通プロパティは、次のとおりです。
|
verticalGridVisible | boolean | あり | 垂直グリッド線を描くかどうかを示します。 |
visible | boolean | あり | コンポーネントの可視性。falseの場合、コンポーネントはクライアント上で非表示となります。renderedとは異なり、これはサーバーでのライフサイクルには影響を与えません(コンポーネントに実行済バインディングがある、など)。コンポーネントの可視性は、クライアント上で切り替えるか、PPRを使用して切り替えることができます。renderedがfalseの場合、コンポーネントはどのような方法でもレンダリングされず、クライアントで表示できません。ほとんどの場合、visibleプロパティのかわりにrenderedプロパティを使用します。 次のレンダーキットではサポートされていません。 org.apache.myfaces.trinidad.core |
width | String | あり | このコンポーネントの幅。デフォルト値は300PXです。 |