実行コンフィギュレーションの編集ダイアログ - ツール設定 - プロファイラ・ページ

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ローカルおよびリモート・プロファイリングについて、プロファイラのオプションを定義するために使用します。

プロファイラは、パフォーマンスの問題をより容易に診断できるように、プログラムについての統計を収集します。この統計を使用すると、プログラムのパフォーマンスを調査および分析できます。JDeveloperには、CPUプロファイラとメモリー・プロファイラという2種類のプロファイラがあります。詳細

アプリケーション起動時に接続
アプリケーションの実行前に、プロファイラによる接続を待機することを指定します。このオプションを選択しない場合、アプリケーションはプロファイラ接続を待機しないで実行されます。このオプションは、プロファイラが接続可能になる前に、プロファイリング対象のアプリケーションが完了する可能性がある場合に役立ちます。デフォルトでは、このチェック・ボックスが選択されています。

注意: 「アプリケーション起動時に接続」チェック・ボックスでは、リモート・プロファイリングは制御されません。リモート・プロファイリングは、コマンドラインに入力した値(startup=connect,tなど)によって決定されます。詳細

アプリケーション起動時にユースケースを開始
プロファイリング・セッションの開始とともにプロファイラ・ユースケースを自動的に開始することを指定する場合に選択します。このオプションは、「アプリケーション起動時に接続」が選択されている場合にのみ有効です。JDeveloperでは、アプリケーションの実行中、任意の段階で任意の数のユースケースを開始および終了できるため、このオプションはアプリケーション起動時にプロファイリングする場合にのみ、役立ちます。

ユースケースの実行時に更新を表示
ユースケースの実行中にJDeveloperによってプロファイラ・ウィンドウ内のデータを動的に更新することを指定する場合に選択します。このオプションによって、アプリケーションのパフォーマンスに関して、継続的に更新されたプロファイラ・データを分析できます。このオプションを選択しない場合、ユースケースの実行中は、プロファイラによってデータが表示されず、ユースケースを終了したとき、プロファイラの結果が表示されます。

注意: このオプションを選択しない場合でも、ユースケースの実行中にプロファイラ・ウィンドウで「更新の表示」をクリックして、データの動的な表示を再度有効にできます。

更新間隔(秒)
ユースケース実行中のプロファイラ表示データのリフレッシュ間隔を指定する数値を入力します。または、既存の数値エントリを変更できます。デフォルト値は2秒です。ユースケース実行中のプロファイラ・データの動的表示を選択しない場合でも、指定した間隔で更新されます。このオーバーヘッドを避けるには、間隔を大きい値(1000000など)に設定します。

スタック・フィルタ
プロファイラの結果をフィルタリングする基準とするパッケージまたはクラスの名前を入力します。フィルタを通過したクラス名を持つスタック・レベルのデータのみが収集されます。たとえば、sun.awtと入力した場合は、sun.awtを含むスタック(sun.awt.windows.WToolkit.run()など)のみがプロファイラによって表示されます。「拡張」をクリックして「フィルタの編集」ダイアログを開き、プロファイラの結果に含めるクラスおよびパッケージを選択し、除外するクラスおよびパッケージを選択解除できます。

メソッド・フィルタ
プロファイリングするアプリケーションの特定のメソッドまたはクラスの名前を入力します。たとえば、ide.Profilerです。指定したメソッドまたはクラスを含むスタックのみが、プロファイラによって表示されます。このオプションによって、必要な特定のメソッドまたはクラスを分析できます。

リモート・プロファイル・パラメータ
リモートで実行するプログラムをプロファイリングする場合は、そのリモート・システムへの接続を定義します。リモート・プログラムをプロファイリングするには、実行構成でリモート・プロファイリングを設定する必要があります。方法

ホスト
ホスト名を入力します。これは、プロファイラが接続するリモート・アプリケーションの場所です。名前を入力しない場合は、localhostとみなされます。

ポート
プロファイラとリモート・アプリケーション間のデータの転送に使用するポート番号を入力します。デフォルト値は4000です。

パスワード
リモート・アプリケーションのセキュリティを拡張する場合は、パスワードを入力します。プロファイラがリモート・プログラムへの接続を試行するとき、このパスワードを入力するように求められます。

プロファイラ接続の前にダイアログ・ボックスを表示
プロファイラとリモート・アプリケーション間の接続を行うときに「プロファイルに接続」ダイアログを開く場合に選択します。このオプションはデフォルトで選択されています。


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メモリー・プロファイリング
リモート・プロファイリング