Subversionリポジトリからのファイルのチェックアウト

Subversionでプロジェクトの作業を開始するときは、作業するファイルをチェックアウトします。このとき、Subversionリポジトリからアプリケーション全体をチェックアウトすることをお薦めします。これにより、ローカル作業領域でそのアプリケーションのすべてのファイルにアクセスできます。Subversionは条件モジュールを使用して、チェックアウトが推奨されるアプリケーションを参照します。

注意: Subversionには、チェックインの手順がありません。そのため、更新したファイルをチェックインして、次に作業をするときに再びチェックアウトする必要はありません。そのかわり、ファイルのローカル・コピーでの作業が終わったときに、Subversionリポジトリにファイルをコミットして、リポジトリ内のファイルを最新状態にします。方法

ファイルをチェックアウトした後に、他の開発者がSubversionリポジトリにコミットした変更をローカルのコピーに組み込むには、ローカルのコピーを更新します。方法

Subversionのファイルをチェックアウトすると、Subversionリポジトリからローカル・マシンの新しい場所(ユーザーが指定します)にファイルがコピーされます。この場所とそこにあるファイルを、Subversionの「作業用コピー」と呼びます。

Subversionリポジトリからモジュールをチェックアウトするには、次のようにします。

  1. バージョニング・ナビゲータで、リポジトリ・ノードまたはチェックアウトするファイルが含まれたノードを選択します。
  2. 「バージョニング」次の選択「チェックアウト」の順に選択します。
    現在、Subversionリポジトリへの接続がない場合、「Subversion接続の作成」ダイアログが開いて、接続を作成できます。
    「Subversionからのチェックアウト」ダイアログが表示されます。ダイアログの操作の詳細を参照するには、[F1]を押します。
  3. ダイアログが表示したSubversion接続が正しい接続であることを確認します(複数のSubversion接続またはリポジトリがある場合)。
  4. チェックアウトするアプリケーション・ファイルが含まれたSubversion接続のパスを参照します。
  5. チェックアウトしたファイルをコピーするコピー先を作業領域に入力するか、「参照」をクリックして、ローカルの作業領域にナビゲートします。
  6. チームで使用する場合は、オプションで特定のタグをチェックできます。詳細
  7. このSubversionモジュールに含まれるフォルダ内のファイルをチェックアウトする場合、必ず「再帰的」を選択してください。
    すべての選択した場合、「OK」をクリックします。

SubversionおよびJDeveloperの使用方法