Webサービス記述からWebサービス・プロキシを作成する手順を完了すると、Javaソース・エディタにJavaクライアント・ファイルが表示され、アプリケーション・ナビゲータが次のように表示されます。
アプリケーション・ナビゲータの「RatingProxy」プロジェクトの下に、「ratingproxy.proxy」パッケージが表示されます。「 CreditRatingServiceProxy」Webサービス・プロキシには、次の生成済ファイルが挿入されます。
CreditRatingService.wsdl
: JDeveloperで作成およびコピーされたWSDLドキュメント・ファイル。このWSDLドキュメントを確認する場合は、JDeveloperの統合エディタとプロパティ・インスペクタを使用して内容を検証できます。最初に、アプリケーション・ナビゲータでCreditRatingService.wsdl
を選択します。「構造」ウィンドウにWSDLドキュメントの構造が表示されます。「構造」ウィンドウで要素を選択すると、選択した要素の値がプロパティ・インスペクタに表示されます。また、CreditRatingService.wsdl
をダブルクリックして、WSDLエディタにドキュメントを開くこともできます。CreditRatingSoap12HttpPortClient.java
: mainメソッドを使用してプロキシを起動するJavaクライアント。このファイルはJavaソース・エディタに自動的に開きます。次のキュー・カードで、Webサービス・メソッドをコールするコードをmainメソッドに追加します。 CreditRatingService.java
: サービス実装クラス。CreditRating.java
: サービス・インタフェース。サービス実装クラスまたはサービス・インタフェースをJavaソース・エディタに開くと、JAX-WS注釈が表示されます。この注釈によって、JavaからWSDLとスキーマへのマッピングが定義され、JAX-WSランタイムの処理方法とWebサービス起動へのレスポンス方法が制御されます。たとえば、サービス実装クラスには、次のような注釈が表示されます。
@WebServiceClient(wsdlLocation="http://localhost:7101/ServiceFromClass-Project1-context-root/CreditRatingSoap12HttpPort?wsdl",
targetNamespace="http://ratingservice/", name="CreditRatingService")
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