Subversionコントロールへのファイルの追加

新しいファイル(つまり、Subversionリポジトリにまだ存在しないファイル)をJDeveloperで作成するときには、JDeveloperのSubversion機能を使用する前に、Subversionの管理下にファイルを追加してコミットしておく必要があります。JDeveloperの「プリファレンス」メニューで、この作業を自動的に実行するように設定することをお薦めします。

コミット時に自動的に新規ファイルを追加するには、次のようにします。

  1. 「ツール」次の選択「プリファレンス」次の選択「バージョニング」次の選択「Subversion」次の選択「一般」の順に選択します。
  2. 「作業用コピーのコミット時に自動的に新規ファイルを追加」を選択します。
  3. 「OK」をクリックします。

個々のファイルをSubversionの管理下に置くこともできます。

JDeveloperの個々のファイルをSubversionの管理下に置くには、次のようにします。

  1. 「アプリケーション・ナビゲータ」でファイルを選択して、「バージョニング」次の選択「追加」の順に選択します。
    ここでは、自分の作業ファイルまたはJDeveloperで使用するアプリケーションやプロジェクトをファイルとして選択できます。
    「ソース・コントロールに追加」ダイアログが開いて、ファイルがリストされます。
  2. Subversionの管理下にファイルを追加するには、「OK」をクリックします。
    「アプリケーション・ナビゲータ」に黒い十字とともにファイルが表示されるようになります。これは、ファイルがJDeveloperの作業領域に保存されているが、Subversionリポジトリにはまだコミットされていないことを示しています。バージョン管理して他のユーザーからアクセスできるようにするには、Subversionにファイルをコミットする必要があります。
  3. Subversionリポジトリにファイルをコミットするには、「アプリケーション・ナビゲータ」でファイルを選択して、「バージョニング」次の選択「コミット」の順に選択します。
    「リソースのコミット」ダイアログが表示されて、ファイルがリストされます。
  4. バージョニングのコメントを「コメント」ボックスに追加します。
    これらのコメントは、後で特定のファイルのバージョン・リストを表示するときに、表示できます。
  5. Subversionリポジトリにファイルをコミットするには、「OK」をクリックします。
    「アプリケーション・ナビゲータ」にオレンジ色の点とともにファイルが表示されるようになります。これは、ファイルがSubversionリポジトリに認識されていて、最新状態にあることを示しています。

SubversionおよびJDeveloperの使用方法