clientAttributeタグは、サーバー側(Faces)およびクライアント側の両方のコンポーネントで使用できる属性に、名前および値を指定するものです。このタグはリッチ・クライアントでのみサポートされているため、サーバーでレンダリングされたコンポーネントには無視されます。クライアント側の不明な属性はサーバーに同期されないため、ClientAttributesはサーバーに同期されません。
af:clientAttributeを使用すると、AdfUIComponent.getProperty("<bonusAttributeName>")を介してクライアント側からボーナス属性にアクセスできるようになります。リッチ・クライアントのフレームワークでは、クライアントへの属性値のマーシャリングを実行します。提供するマーシャリング・レイヤーでは、文字列、ブール、数値、日付、配列、マップなどを含むオブジェクト・タイプの範囲のマーシャリングがサポートされます。マーシャリングのオーバーヘッドが過度に増加するのを防ぐため、クライアントはクライアント側のボーナス属性を慎重に使用することをお薦めします。af:clientAttributeはボーナス(アプリケーション定義)属性にのみ使用する必要があります。クライアント側で標準コンポーネント属性にアクセスする必要がある場合、af:clientAttributeを使用するかわりに、clientComponentをtrueに設定します。
名前 | 型 | ELのサポート | 説明 |
---|---|---|---|
name | String | なし | 属性の名前。 |
value | Object | あり | 属性の値。 |