デプロイメント計画の使用

JSR-88のキー特性は、アーカイブをアプリケーション・サーバーにデプロイするために必要な、クライアント側のすべての構成データを集約したデプロイメント計画を作成できることです。このデプロイメント計画は、デプロイの際に編集できます。

アーカイブをデプロイする際、アーカイブとデプロイメント計画の両方がアプリケーション・サーバーに送信されます。

作成されたデプロイメント計画は、アプリケーション・プロパティまたはプロジェクト・プロパティの一部として保存されます。後で、コンポーネントの再デプロイや他のコンポーネントのデプロイの際に再利用できます。

注意: デプロイメント計画には、デプロイメント・ディスクリプタに使用されていないがデプロイメント・プロセスには必要な他のプロパティが含まれています。たとえば、デプロイメントの完了後にEARを削除するかどうかを指定するプロパティなどです。

1つ以上のWebLogic固有のディスクリプタがデプロイ対象のアーカイブにパッケージ化されている場合、デプロイメント・プロファイルはこれらのファイル内のデータを使用して初期化されます。構成データは、デプロイメント計画エディタを介して編集するか、作成済のデプロイメント・プロファイルで置き換えることができます。

デプロイメント計画エディタで行われた変更は、アーカイブに書き込まれません。

デプロイメント計画の編集

デプロイメント計画は、デプロイの際に編集できます。

デプロイメント計画を編集するには、次の手順を実行します。

  1. WebLogic 10.3接続タイプを使用して、Oracle WebLogic ServerなどのJSR88準拠のアプリケーション・サーバーに接続していることと、アプリケーション・サーバーを起動していることを確認します。
  2. アプリケーション・ナビゲータ内のプロジェクトを右クリックし、「デプロイ」次の選択デプロイメント・プロファイル次の選択「デプロイ先」次の選択「アプリケーション・サーバー接続」を選択してモジュールをパッケージ化し、選択したアプリケーション・サーバー接続にデプロイします。
  3. 「アプリケーションの構成」ダイアログでデプロイメント計画のプロパティを編集します。

関連項目

アプリケーション・サーバーへの接続およびデプロイ

アプリケーションのデプロイ用の構成