Oracle WebLogic Serverでのグローバル・データソースの作成

グローバル・データソースは、Oracle WebLogic Serverの管理コンソールで作成でき、サーバーの実行中にhttp:\\hostname:port\consoleのブラウザで使用可能です。ローカル・マシンでは、http:\\localhost:7001\consoleです。

WebLogicでグローバル・データソースを設定するには次の手順を実行します。

  1. Oracle WebLogic Serverの管理コンソールにログインし、「JDBC」の下の「データ・ソース」リンクをクリックします。
  2. JDBCデータ・ソースの概要ページで「新規」をクリックします。
  3. 新しいJDBCデータ・ソースの作成ページで、データソースの詳細を入力します。
    名前は自由に指定できます。
    JNDI名はjdbc/connection-nameDSの形式にします。たとえば、アプリケーションの接続名がconnection1の場合、JNDI名はjdbc/connection1DSです。
  4. データベース・タイプが「Oracle」にし、ドライバが「Oracleのサービス接続用ドライバ(Thin)、バージョン9.0.1,9.2.0,10,11」になっていることを確認します。
  5. 「次へ」を2度クリックし、新しいJDBCデータ・ソースの作成ページに移動して接続の詳細を入力します。
    データベース名はOracle SIDです。
    ホスト名はデータベースのあるマシンの名前です。
    デフォルトのポートは1521です。
    ユーザー名とパスワード、たとえば、hr/hrを入力します。
  6. 「次へ」をクリックし、「構成のテスト」をクリックします。
  7. 「次へ」をクリックし、ターゲットの選択ページに移動して、このデータソースのターゲットを選択します。ターゲットを選択できない場合、データソースは作成されていますがデプロイされていません。
  8. 「完了」をクリックします。

関連項目

アプリケーションのデプロイ

Oracle WebLogic Serverへの接続とデプロイ

Oracle WebLogic ServerのJDBCデータ・ソース