アプリケーション・レベルのデータソースの手動作成

アプリケーション・レベルのデータソースを手動で作成できます。

注意: アプリケーションが正常に実行されていることをすばやく確認する場合などに、暗号化パスワードではなくクリア・テキストのパスワードを使用できますが、これにはセキュリティ上のリスクがあります。

アプリケーション・レベルのデータソースを手動で作成するには、次の手順を実行します。

  1. JDeveloperでアプリケーションを実行し、「ログ」ウィンドウでEARファイルの場所が指定されている行を特定します。
    EARファイルはパス\systemnn.n.n.n.nn.nn.nn\o.j2ee\drs\Applicationnに書き込まれています。
  2. ファイル・システム内のこのディレクトリに移動し、次にapplication-name-jdbc.xmlファイルおよびweblogic-application.xmlファイルを含むMETA-INFサブディレクトリに移動します。これらのファイルをアプリケーションのsrc/META-INFディレクトリにコピーします。
  3. application-name-jdbc.xmlファイルを編集し、パスワード・インダイレクション属性、つまり
    <jdbc-driver-params>
    <use-password-indirection>true</use-password-indirection>
    </jdbc-driver-params>
    を削除します。
  4. デプロイ先サーバーに対する暗号化パスワードを生成し、暗号化パスワードをapplication-name-jdbc.xmlファイルの<encrypted-password>属性に入力します。
    暗号化パスワードを取得するには、ターゲット・サーバーおよびドメインでencryptを実行する必要があります。各Oracle WebLogic Serverおよびドメインで、一意のキーを使用した独自の暗号化パスワードが生成されます。詳細

関連項目

アプリケーションのデプロイ

Oracle WebLogic Serverへの接続とデプロイ

Oracle WebLogic ServerのJDBCデータ・ソース