<dvt:o1TickLabel>

o1TickLabel o1 tick label


o1TickLabelタグは、順序軸のティック・ラベルの外観(回転角度や、表示と非表示の切り替えなど)を制御する場合に使用します。

グラフの順序軸(またはカテゴリ軸)には、格付けや段階などの順序付きデータ、または市や製品などの名目データが表示されます。たとえば、縦棒グラフの場合、順序軸は描画エリアの最下部にある水平の線になります。順序軸の値は、表示されているデータの程度を示すのではなく、データが属するグループを示します。

順序軸は棒グラフ、折れ線グラフ、面グラフ、組合せグラフ、レーダー・グラフおよび3Dグラフで使用されます。データ軸と同様に、順序軸には一続きの異なる項目の位置を示すティック・マークと、各項目を識別するティック・マーク・ラベルがあります。

他のタグとの関係

o1TickLabelタグは、詳細グラフ、areaGraph、barGraph、comboGraph、funnelGraph、dualYBarGraph、dualYComboGraph、dualYLineGraph、horizontalBarGraph、horizontalStackedBarGraph、paretoGraph、lineGraph、radarGraph、stackedBarGraph、stockCandleGraph、stockGraphのいずれかのコンポーネントの子である必要があります。

o1TickLabelタグの子として使用できるタグはgraphFontです。

次の例は、o1TickLabelタグを含むXMLを示しています。この例では、graphFont子タグを使用してラベルのテキストをカスタマイズしています。

        <dvt:graph>
            <dvt:o1TickLabel textRotation="TR_HORIZ" tickLabelSkipMode="TLS_AUTOMATIC" 
                                tickLabelSkipCount="0" tickLabelSkipFirst="0" 
                                automaticRotation="AR_HORIZ_ROTATE_270">
                <dvt:graphFont name="SansSerif" size="10" color="#000000" 
                                  bold="false" italic="false" underline="false"/>
            </dvt:o1TickLabel>
        </dvt:graph>
        

属性

名前 ELのサポート 説明
id java.lang.String なし コンポーネントの識別子を指定します
automaticRotation java.lang.String なし 順序軸のティック・ラベルごとに、長方形内のテキストの自動回転角度を指定します。有効な値は次のとおりです。
  • AR_NO_ROTATE: (デフォルト)テキストを回転させません。
  • AR_HORIZ_ROTATE_90: テキストを90度回転させます。
  • AR_HORIZ_ROTATE_270: テキストを270度回転させます。
textRotation java.lang.String なし 回転させるテキストの向きを指定します。有効な値は次のとおりです。
  • TR_HORIZ: (デフォルト)横向きを使用します。
  • TR_HORIZ_ROTATE_90: 回転させるテキストに対して90度の向きを使用します。
  • TR_HORIZ_ROTATE_270: 回転させるテキストに対して270度の向きを使用します。
tickLabelSkipCount int なし 表示する2つのティック・ラベルの間で非表示にするティック・ラベルの数を指定します。このプロパティは、tickLabelSkipMode属性をTLS_MANUALに設定した場合にのみ適用されます。この数を0に設定すると、すべてのティック・ラベルが軸に表示されます。
tickLabelSkipFirst int なし スキップする最初のティック・ラベルの索引を指定します。有効な値の範囲は、0から軸上のティック・ラベルの数までです。この属性は、tickLabelSkipMode属性をTLS_MANUALに設定した場合にのみ適用されます。
tickLabelSkipMode java.lang.String なし

この軸のティック・ラベルに使用するスキップのタイプを指定します。有効な値は次のとおりです。

  • TLS_AUTOMATIC: ティック・ラベルをスキップするかどうかをグラフが自動的に決定します。
  • TLS_MANUAL: tickLabelSkipCount属性の設定値に基づいて、どのラベルをスキップするかを決定します。
  • TLS_NOSKIP: ラベルをスキップしません。