デフォルトでは、ADF Facesテクノロジを使用するプロジェクトでJSFページを作成すると、次に示すように、af:document
タグとaf:form
タグがJDeveloperによって自動的に.jspx
ページ・ファイルに追加されます。
<f:view>
<af:document..>
<af:form..></af:form>
</af:document>
</f:view>
af:document
タグは、ADF Facesコンポーネントを使用するすべてのページに必要です。ページ・コンテンツを構成するあらゆるコンポーネントは、af:form
に挿入する必要があります。ほとんどの場合、パネル・ストレッチ・レイアウト、装飾ボックスまたはパネル・スプリッタなどのルート・レイアウト・コンポーネントを使用して、他のすべての子コンポーネントを格納します。
ルート・レイアウト・コンポーネントには、ビルトイン式のコンポーネントのストレッチがサポートされており、コンテナに格納されている直系の子コンテンツの表示を拡大または縮小してブラウザ・ウィンドウ内に適切に収納します。これは、ユーザーがブラウザ・ウィンドウのサイズを変更すると、ブラウザの使用可能領域にあわせてページ・コンテンツのサイズが調整されることを意味します。
コンポーネントの自動ストレッチでは、ルート・レイアウト・コンポーネントとしてストレッチ可能なコンポーネントを使用する必要があります。af:document
のmaximized
属性をTrue
(JDeveloperのデフォルト)に設定することも必要です。これにより、ルート・レイアウト・コンポーネントがブラウザの表示部全体を使用できるようになります。
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