詳細アイコン バインディング、ポート・タイプおよびメッセージ

デフォルトでは、ポート・タイプを「バインディング/パートナ・リンク・タイプ」ペインにドラッグ・アンド・ドロップすると、「バインディングの作成」ダイアログが表示されます。パートナ・リンク・タイプを作成する場合は、緑の追加アイコン アイコンの横にある ドロップダウン・アイコン をクリックし、ドロップダウン・メニューから「partnerLinkType」を選択します。

パートナ・リンク・タイプの作成を選択

「バインディングの作成」ダイアログには、複数のバインディングの選択肢が表示されます。各選択肢については、ダイアログで「ヘルプ」をクリックしてください。

「バインディングの作成」ダイアログ

この例では、通信プロトコルとして「SOAP12」(SOAPバージョン1.2)を選択します。

バインディングを作成した後は、WSDLエディタで要素を開き、メソッド・パラメータ・アイコン input」またはメソッド戻りアイコン output」をクリックして、メッセージと操作の関連付けおよびバインディングを確認します。

WSDLビジュアル・エディタ、作成したバインディング

これまでの例で、メッセージ、ポート・タイプおよびバインディングを作成しました。XMLスキーマをWSDLにインポートしたときに、JDeveloperでは、メッセージとポート・タイプが追加されています。

メッセージは操作のデータ要素を定義します。この例では、メッセージに、スキーマのXSD要素を参照するpartが1つあります。

ポート・タイプは、操作に対するメッセージで構成されます。ポート・タイプはWSDLの主要な要素で、Webサービス、実行可能な操作、および関連するメッセージが記述されています。この例では、「processRating」という1つの操作があります。この操作にはinputメッセージとoutputメッセージがあります。

バインディングは、ポート・タイプの各操作のメッセージごとに固有の通信プロトコルです。この例では、ポート・タイプのメッセージ形式は「ドキュメント/リテラル」で、プロトコルはSOAP 1.2です。

従来のプログラミングと比較すると、メッセージのpartは関数コールのパラメータに、ポート・タイプは関数ライブラリに類似しています。また、ポート・タイプのinputメッセージはメソッド・パラメータに、outputメッセージはメソッドからの戻りデータに類似しています。