CPUプロファイリングについて

CPUプロファイラを使用して、アプリケーションのパフォーマンスの統計を収集します。CPUプロファイラを使用すると、起動、初期化、再描画およびコンパイルなどのアプリケーション機能をテストできます。

CPUプロファイラでは、「サンプリングの間隔[単位:ミリ秒]」の設定に基づいて、実行中のアプリケーションのサンプル・データを一定間隔で収集します。この設定は、CPUプロファイラのオプション・ページで変更できます。方法

プロファイラには、CPU時間サンプリングとメソッド・コール・カウントという2つのCPUプロファイリングのオプションがあります。

CPU時間サンプリングは、最大(または最小)の実行時間を占めるコードの領域を判断するために使用します。メソッド・コール・カウントでは、メソッドがコールされていることを確認し、コールされた回数を報告します。

注意: プロファイラで、時間サンプリングとメソッド・コールのカウントを同時に実行することはできません。メソッド・コールのカウントはCPU時間を大幅に使用し、プロファイラの結果の正確性も損なわれます。

メソッド・コールのカウントは、CPUのオーバーヘッドとメモリー使用量のいずれの点においても、負荷が最大となるプロファイリング形式です。これは、メソッドが開始および終了するたびに追加のCPUが使用され、ユースケース中にコールされるすべてのメソッドのデータが収集されるためです。

CPUプロファイラ・ウィンドウには、プロファイラから戻されたデータが表示されます。このウィンドウには、プロファイラの結果を表示、ソート、整理するオプション以外に、プロファイラのユースケースを開始、ラベル付け、比較および終了するオプションもあります。詳細

後で分析するために、CPUプロファイリング・セッションの結果を保存することもできます。方法


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