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アプリケーション・ナビゲータでは、プロジェクトが階層内の最上位レベルとして表示されます。アプリケーション・ナビゲータは次のように表示されます。

アプリケーション・ナビゲータ

アプリケーションでは、EJBコンポーネントによってモデルが提供され、JavaServer Facesによってビューとコントローラが提供されます。JSFと互換性のあるコンポーネントのADF Facesセットを使用して、豊富なWebユーザー・インタフェースを作成します。

最初に、アプリケーションのデータ・モデルの部分を作成します。このデータ・モデルによって、アプリケーションのデータへのアクセスと検証が可能になります。データは、クライアントの実装に関係なく、常にモデルによって検証されます。この結果、検証とビジネス・ルールがユーザー・インタフェースから明確に区別されます。

Java Persistence API(JPA)には、オブジェクト・リレーショナル・マッピングのPOJO永続性モデルが用意されています。Java Persistence APIは、EJB 3.0ソフトウェア専門家グループがJSR 220の一部として開発しましたが、EJBソフトウェア・コンポーネント以外にも使用できます。また、Webアプリケーションやアプリケーション・クライアント、Java SEアプリケーションなどのJava EEプラットフォーム外部からも直接使用できます。

新規アプリケーションを作成すると、エディタ・ウィンドウ領域に「アプリケーション概要」ウィンドウがデフォルトで開きます。JDeveloper内で作成したオブジェクトはすべて、「アプリケーション概要」に表示され、オブジェクト・タイプ別に配置されます。新規オブジェクトを作成したり、まだ作成していない新規タイプのオブジェクトについて読んだり、オブジェクトのポップアップ・メニューからアクションを開始できます。

アプリケーションの概要ウィンドウ

このウィンドウは、アプリケーションのオブジェクトの作成では使用しないため、必要に応じて閉じることができます。