Oracle Data Integrator累積パッチ・セット

リリース: 10.1.3.4.2 | 日付: 2008年3月4日 | Copyright © 2008, Oracle.All rights reserved.

原典情報: Oracle Data Integrator Cumulative Patch Set, Version 10.1.3.4.2

内容

概要

Oracle Data Integratorを選択していただき、ありがとうございます。

このドキュメントでは、Oracle Data Integrator、メタデータ・ナビゲータおよび軽量デザイナをアップグレードするための技術情報を提供します。

このドキュメントには、Oracle Data Integratorの最新リリースにおける既知の問題、新機能および不具合修正の情報が含まれます。

注意: このリリースには、Oracle Data ProfilingおよびOracle Data Quality for Data Integratorに関する修正は含まれません。

Oracle Data Integratorのインストールおよびアップグレード

要件

このパッチ・セットは、次のリリースのOracle Data Integratorにインストールできます。

Oracle Data Integratorの現在のリリースを確認するには、デザイナを起動して、「ヘルプ」「Oracle Data Integratorバージョン情報」メニュー・オプションを選択します。バージョン情報ウィンドウにリリースが表示されます。

インストールの手順

次の手順は、以前のリリースのOracle Data Integratorを使用している既存のサイトに適用されます。

Oracle Data Integratorのパッチ・セットをインストールする手順:

  1. Oracle Data Integratorのインストール・ディレクトリのバックアップを実行します。

  2. パッチの内容を一時ディレクトリに解凍します。

  3. 一時ディレクトリのoraclediサブディレクトリの内容をOracle Data Integratorのインストール・ディレクトリにコピーします。一時ディレクトリの内容で、Oracle Data Integratorのインストール・ディレクトリの内容を上書きする必要があります。

  4. Jythonを使用する場合、/bin/サブディレクトリのjython.batまたはjython.shを実行することをお薦めします。

  5. デザイナを起動して、「ヘルプ」「Oracle Data Integratorバージョン情報」メニュー・オプションを選択します。

  6. バージョン情報ウィンドウにパッチ・リリースの10.1.3.4.2が表示されるはずです。

  7. 新規テクノロジと更新済テクノロジをインポートします。
    このリリースのOracle Data Integratorには、新規テクノロジおよび更新済テクノロジの定義が含まれます(「新機能」のリストを参照)。
    次の手順を使用してこれらの新規テクノロジをインポートする必要があります。

    1. トポロジ・マネージャを実行します。「物理アーキテクチャ」ビューを選択します。

    2. 「テクノロジ」ノードを開きます。

    3. 「テクノロジ」ノードを右クリックし、「テクノロジのインポート」を選択します。

    4. ../impexp/ディレクトリから、存在しないテクノロジまたは更新されたテクノロジを選択します。

    5. 「シノニム挿入更新」インポート・モードを選択します。

    6. 「OK」をクリックして新規テクノロジをインポートします。

警告:  テクノロジをインポートすると、そのテクノロジで実行されたすべての変更が消去されます。変更が加えられているテクノロジをコピーし、インポートしたテクノロジにその変更を再適用することをお薦めします。

  1. 新規ナレッジ・モジュールと更新済ナレッジ・モジュールをインポートします。

このリリースには、既存のナレッジ・モジュールの新規リリースと、新規ナレッジ・モジュールが含まれます。これらのリストは、「新機能」を参照してください。既存のプロジェクトのナレッジ・モジュールを更新する必要はありませんが、新規プロジェクトには新しいナレッジ・モジュールを使用することをお薦めします。古いナレッジ・モジュールとともにコンパイルされた既存のインタフェース、パッケージおよびシナリオは、再生成することなくアップグレード後も通常どおり動作します。

ナレッジ・モジュールをインポートまたは更新する前に、次のことを確認してください。

メタデータ・ナビゲータのアップグレード

要件

このパッチ・セットは、次のリリースのメタデータ・ナビゲータにインストールできます。

メタデータ・ナビゲータの現在のリリースを確認するには、メタデータ・ナビゲータに接続して「バージョン情報」メニュー・オプションを選択します。

インストールの手順

次の手順は、以前のリリースのメタデータ・ナビゲータを使用している既存のサイトに適用されます。

注意: メタデータ・ナビゲータをデプロイするには、現在のアプリケーション・サーバーのドキュメントを参照し、Webアプリケーション・リソース(WAR)・ファイルからWebアプリケーションをデプロイする際に推奨される方法を確認してください。

メタデータ・ナビゲータのパッチ・セットをインストールする手順:

  1. アプリケーション・サーバーを停止します。

  2. ログイン・ファイル(デフォルトは/WEB_INF/snps_login_work.xml)のバックアップを実行します。

  3. パッチの内容を一時ディレクトリに解凍します。

  4. メタデータ・ナビゲータをアプリケーション・サーバーにデプロイします。

  5. ログイン・ファイルのバックアップ(デフォルトは/WEB_INF/snps_login_work.xml)をリストアします。

  6. ログイン・ファイルのデフォルト・パラメータを使用していない場合、ログイン・ファイルの場所と名前を/WEB_INF/web.xmlファイルのloginConfigurationsパラメータに指定します。

  7. アプリケーションをホストするアプリケーション・サーバーを再起動します。

  8. メタデータ・ナビゲータに接続し、「バージョン情報」メニュー・オプションを選択します。

  9. バージョン情報ウィンドウにパッチ・リリースの10.1.3.4.2が表示されるはずです。

これらの作業の詳細は、『Oracle Data Integratorインストレーション・ガイド』の「メタデータ・ナビゲータのインストール」を参照してください。

軽量デザイナのアップグレード

要件

このパッチ・セットは、次のリリースの軽量デザイナにインストールできます。

軽量デザイナの現在のリリースを確認するには、軽量デザイナに接続して「バージョン情報」メニュー・オプションを選択します。

インストールの手順

次の手順は、以前のリリースの軽量デザイナを使用している既存のサイトに適用されます。

注意: 軽量デザイナをデプロイするには、現在のアプリケーション・サーバーのドキュメントを参照し、Webアプリケーション・リソース(WAR)・ファイルからWebアプリケーションをデプロイする際に推奨される方法を確認してください。

軽量デザイナのパッチ・セットをインストールする手順:

  1. アプリケーション・サーバーを停止します。

  1. repository.xmlおよびweb.xmlファイルのバックアップを実行します。また、アプリケーション・サーバーに応じて、データソース構成を含むファイル(OC4Jの場合はdatasources.xml、Tomcatの場合はcontext.xml)をバックアップします。

  2. パッチの内容を一時ディレクトリに解凍します。

  1. 軽量デザイナをアプリケーション・サーバーにデプロイします。

  1. バックアップ済のXMLファイルをリストアします。

  2. アプリケーション・サーバーを再起動します。

これらの作業の詳細は、『Oracle Data Integratorインストレーション・ガイド』の「軽量デザイナのインストール」を参照してください。

変更ログ

リリース10.1.3.4.2
既知の問題

これを回避するには、設定の完了後にOracle Data Integratorインストール環境のoracledq\metabase_server\bin\ディレクトリに移動し、次のコマンドを実行します。

mtb_admin -user <metabase admin name> -password <metabase admin password> -upgrade


http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=3144b72b-b4f2-46da-b4b6-c5d7485f2b42&displaylang=en
からmsxml14.dllファイルをダウンロードしてインストールします。

新機能
修正された問題
KM関連
一般
Oracle KM
Teradata KM
DB2/400
Hyperion
修正されたその他の問題
リリース10.1.3.4.1
修正された問題
リリース10.1.3.4.0
既知の問題

回避方法は次のとおりです。

新機能
修正された問題
リリース10.1.3.3.3
修正された問題

6497615:  デザイナのツリー・ビューのリフレッシュ時間が、次の要素の追加により最適化されました。

リリース10.1.3.3.2
既知の問題
修正された問題
リリース10.1.3.3.1
修正された問題
リリース10.1.3.3.0
既知の問題

エージェントをサービスとして実行するために、サード・パーティ・ソフトウェアのJava Service Wrapperが使用されます。このラッパーはWindows Vistaではサポートされないため、エージェントまたはスケジューラ・エージェントは、Windows Vistaでサービスとして設定できません。

修正された問題

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