リリース: 10.1.3.4.2 | 日付: 2008年3月4日 | Copyright © 2008, Oracle.All rights reserved.
原典情報: Oracle Data Integrator Cumulative Patch Set, Version 10.1.3.4.2
Oracle Data Integratorを選択していただき、ありがとうございます。
このドキュメントでは、Oracle Data Integrator、メタデータ・ナビゲータおよび軽量デザイナをアップグレードするための技術情報を提供します。
このドキュメントには、Oracle Data Integratorの最新リリースにおける既知の問題、新機能および不具合修正の情報が含まれます。
注意: このリリースには、Oracle Data ProfilingおよびOracle Data Quality for Data Integratorに関する修正は含まれません。
このパッチ・セットは、次のリリースのOracle Data Integratorにインストールできます。
10.1.3.4.0
10.1.3.4.1
Oracle Data Integratorの現在のリリースを確認するには、デザイナを起動して、「ヘルプ」→「Oracle Data Integratorバージョン情報」メニュー・オプションを選択します。バージョン情報ウィンドウにリリースが表示されます。
次の手順は、以前のリリースのOracle Data Integratorを使用している既存のサイトに適用されます。
Oracle Data Integratorのパッチ・セットをインストールする手順:
Oracle Data Integratorのインストール・ディレクトリのバックアップを実行します。
パッチの内容を一時ディレクトリに解凍します。
一時ディレクトリのoraclediサブディレクトリの内容をOracle Data Integratorのインストール・ディレクトリにコピーします。一時ディレクトリの内容で、Oracle Data Integratorのインストール・ディレクトリの内容を上書きする必要があります。
Jythonを使用する場合、/bin/サブディレクトリのjython.batまたはjython.shを実行することをお薦めします。
デザイナを起動して、「ヘルプ」→「Oracle Data Integratorバージョン情報」メニュー・オプションを選択します。
バージョン情報ウィンドウにパッチ・リリースの10.1.3.4.2が表示されるはずです。
新規テクノロジと更新済テクノロジをインポートします。
このリリースのOracle Data Integratorには、新規テクノロジおよび更新済テクノロジの定義が含まれます(「新機能」のリストを参照)。次の手順を使用してこれらの新規テクノロジをインポートする必要があります。
トポロジ・マネージャを実行します。「物理アーキテクチャ」ビューを選択します。
「テクノロジ」ノードを開きます。
「テクノロジ」ノードを右クリックし、「テクノロジのインポート」を選択します。
../impexp/ディレクトリから、存在しないテクノロジまたは更新されたテクノロジを選択します。
「シノニム挿入更新」インポート・モードを選択します。
「OK」をクリックして新規テクノロジをインポートします。
警告: テクノロジをインポートすると、そのテクノロジで実行されたすべての変更が消去されます。変更が加えられているテクノロジをコピーし、インポートしたテクノロジにその変更を再適用することをお薦めします。
新規ナレッジ・モジュールと更新済ナレッジ・モジュールをインポートします。
このリリースには、既存のナレッジ・モジュールの新規リリースと、新規ナレッジ・モジュールが含まれます。これらのリストは、「新機能」を参照してください。既存のプロジェクトのナレッジ・モジュールを更新する必要はありませんが、新規プロジェクトには新しいナレッジ・モジュールを使用することをお薦めします。古いナレッジ・モジュールとともにコンパイルされた既存のインタフェース、パッケージおよびシナリオは、再生成することなくアップグレード後も通常どおり動作します。
ナレッジ・モジュールをインポートまたは更新する前に、次のことを確認してください。
新規ナレッジ・モジュールは、「複製」モードでプロジェクトにインポートする必要があります。
新規テクノロジのナレッジ・モジュールは、関連テクノロジのインポート後にインポートする必要があります。
プロジェクトで使用している既存のナレッジ・モジュールの更新は、置換するナレッジ・モジュールのコンテキスト・メニューの「置換のインポート」オプションを使用して実行する必要があります。このオプションにより、選択したナレッジ・モジュールを使用しているすべてのインタフェースが自動的に更新されます。ナレッジ・モジュールの置換後に、その影響を受けるインタフェースを十分に検査およびテストしてください。
Oracle Data Integratorに含まれるデフォルトのナレッジ・モジュールを必要に応じてカスタマイズしている場合、初期状態のナレッジ・モジュールに最新の変更を手動で実装する必要があります。この作業を行わないと、現在のKMオプションは失われ、デフォルト値に設定されます。
このパッチ・セットは、次のリリースのメタデータ・ナビゲータにインストールできます。
10.1.3.4.0
メタデータ・ナビゲータの現在のリリースを確認するには、メタデータ・ナビゲータに接続して「バージョン情報」メニュー・オプションを選択します。
次の手順は、以前のリリースのメタデータ・ナビゲータを使用している既存のサイトに適用されます。
注意: メタデータ・ナビゲータをデプロイするには、現在のアプリケーション・サーバーのドキュメントを参照し、Webアプリケーション・リソース(WAR)・ファイルからWebアプリケーションをデプロイする際に推奨される方法を確認してください。
メタデータ・ナビゲータのパッチ・セットをインストールする手順:
アプリケーション・サーバーを停止します。
ログイン・ファイル(デフォルトは/WEB_INF/snps_login_work.xml)のバックアップを実行します。
パッチの内容を一時ディレクトリに解凍します。
メタデータ・ナビゲータをアプリケーション・サーバーにデプロイします。
Tomcatの場合、メタデータ・ナビゲータのインストール・ディレクトリの内容を削除します。/oracledimnディレクトリを一時ディレクトリの/setup/manualサブディレクトリからアプリケーション・サーバーのWebアプリケーション・ディレクトリ(Tomcatの場合はWebapps)にコピーします。
OC4Jの場合、一時ディレクトリの/setup/manual/フォルダにあるoracledimn.warファイルに、アプリケーション・サーバーのWebアプリケーション・デプロイ機能を使用します(「アプリケーション」タブの「再デプロイ」ボタンを使用)。
ログイン・ファイルのバックアップ(デフォルトは/WEB_INF/snps_login_work.xml)をリストアします。
ログイン・ファイルのデフォルト・パラメータを使用していない場合、ログイン・ファイルの場所と名前を/WEB_INF/web.xmlファイルのloginConfigurationsパラメータに指定します。
アプリケーションをホストするアプリケーション・サーバーを再起動します。
メタデータ・ナビゲータに接続し、「バージョン情報」メニュー・オプションを選択します。
バージョン情報ウィンドウにパッチ・リリースの10.1.3.4.2が表示されるはずです。
これらの作業の詳細は、『Oracle Data Integratorインストレーション・ガイド』の「メタデータ・ナビゲータのインストール」を参照してください。
このパッチ・セットは、次のリリースの軽量デザイナにインストールできます。
10.1.3.4.0
軽量デザイナの現在のリリースを確認するには、軽量デザイナに接続して「バージョン情報」メニュー・オプションを選択します。
次の手順は、以前のリリースの軽量デザイナを使用している既存のサイトに適用されます。
注意: 軽量デザイナをデプロイするには、現在のアプリケーション・サーバーのドキュメントを参照し、Webアプリケーション・リソース(WAR)・ファイルからWebアプリケーションをデプロイする際に推奨される方法を確認してください。
軽量デザイナのパッチ・セットをインストールする手順:
アプリケーション・サーバーを停止します。
repository.xmlおよびweb.xmlファイルのバックアップを実行します。また、アプリケーション・サーバーに応じて、データソース構成を含むファイル(OC4Jの場合はdatasources.xml、Tomcatの場合はcontext.xml)をバックアップします。
パッチの内容を一時ディレクトリに解凍します。
軽量デザイナをアプリケーション・サーバーにデプロイします。
Tomcatの場合、軽量デザイナのインストール・ディレクトリの内容を削除します。/oracledilwdディレクトリを/setup/manualサブディレクトリからアプリケーション・サーバーのWebアプリケーション・ディレクトリ(Tomcatの場合はWebapps)にコピーします。
OC4Jの場合、/setup/manual/ディレクトリにあるoracledilwd.warファイルに、アプリケーション・サーバーのWebアプリケーション・デプロイ機能を使用します。(「アプリケーション」タブの「再デプロイ」ボタンを使用。)
バックアップ済のXMLファイルをリストアします。
アプリケーション・サーバーを再起動します。
これらの作業の詳細は、『Oracle Data Integratorインストレーション・ガイド』の「軽量デザイナのインストール」を参照してください。
6692119: Oracle Data ProfilingまたはOracle Data Quality for Data Integratorをインストールする場合、Oracle Data Integratorの設定のmtb_adminステップにおいて例外がスローされます。
これを回避するには、設定の完了後にOracle Data Integratorインストール環境のoracledq\metabase_server\bin\ディレクトリに移動し、次のコマンドを実行します。
mtb_admin -user <metabase admin name> -password <metabase admin password> -upgrade
Oracle Data ProfilingおよびOracle Data Quality for Data Integrator 10.1.3.4では、ビジネス・ルールを追加する場合や結合のエンティティにフィルタを作成する場合などに、一部のウィンドウでグラフィカル・ユーザー・インタフェースが正確に表示されません。回避方法は次のとおりです。
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=3144b72b-b4f2-46da-b4b6-c5d7485f2b42&displaylang=enからmsxml14.dllファイルをダウンロードしてインストールします。
6752826: デザイナでレポートを生成すると、生成されたPDFファイルにマルチバイト・キャラクタが表示されません。
今回のリリースのOracle Data Integratorでは、日本語サポートの次の点が改良されています。
日本語のローカライゼーションの最適化
ユーザー・インタフェースでの日本語文字列およびローカル固有項目の処理の修正
Hyperion Essbase、OracleおよびOracle BAMの各テクノロジが更新されました。
Oracle Data Integratorで、Hyperion PlanningおよびHyperion Financial Managementという新規テクノロジがサポートされるようになりました。
Hyperionテクノロジ用に次のKMが追加されました。
Hyperion Essbase: RKM Hyperion Essbase、IKM SQL to Hyperion Essbase(DATA)、IKM SQL to Hyperion Essbase(METADATA)、LKM Hyperion Essbase DATA to SQLおよびLKM Hyperion Essbase METADATA to SQL
Hyperion Financial Management: RKM Hyperion Financial Management、IKM SQL to Hyperion Financial Management Data、IKM SQL to Hyperion Financial Management Dimension、LKM Hyperion Financial Management Data to SQLおよびLKM Hyperion Financial Management Members To SQL
Hyperion Planning: RKM Hyperion PlanningおよびIKM SQL to Hyperion Planning
Oracleテクノロジ用に、JKM Oracle 11g Consistent(LOGMINER)およびIKM Oracle Spatial Incremental UpdateというKMが追加されました。
今回のリリースには、次のOracle KMの拡張が含まれます。
5994541: I$でMINUS、NOT EXISTSおよびUPDATEを通じてデルタを検出するために、IKM Oracle Incremental UpdateにKMオプションDETECTION_STRATEGYが追加されました。
6669795: LKM File to Oracle(EXTERNAL TABLE)およびLKM File to Oracle(SQLLDR)にオプションVALIDATEが追加されました。
6670694: LKM File to Oracle(EXTERNAL TABLE)にWORK_TABLE_OPTIONSオプションが追加されました。
6729306: 統計の収集用にDBMS_STATSのCOMPATIBLEオプションでOracleのバージョン番号(8、9、10、11)を指定できます。
6729306: 削除された一時表のパージ用にCOMPATIBLEオプションでOracleのバージョン番号(8、9、10、11)を指定できます。
6000661: RKM OracleでNVARCHARおよびNCHARがサポートされるようになりました。
6144523: Oracle IKMおよびCKMは、一時表の一意でない索引で最適化されました。
6002423: RKM Oracleで列の簡単な説明を移入できるようになりました。
今回のリリースには、次の追加拡張も含まれます。
6519573: データ・サーバーの「プロパティ」タブが、JNDI接続にも対応するようになりました。これにより、特定の接続に対する追加の構成パラメータが提供され、事実上あらゆる種類のネーミング・サービスまたはディレクトリ・サービス(LDAP、DNS、NIS、RMI、CORBAの各ネーミング・サービスやファイル・システムなど)に接続できます。
6682850: Oracle Data Integratorのアップグレード手順が改訂されました。
5994931: フロー表を削除するための新規IKMオプションDELETE_TEMPORARY_OBJECTSが提供されています。
6072932: KMの置換のインポートで、メモが削除されなくなりました。
6512293: ソースまたは一時ファイルのパスにバックスラッシュが含まれると、IKM File to Teradata(TPUMP-FASTLOAD-MULTILOAD)、IKM SQL to Teradata(TPUMP-FAST-MULTILOAD)、LKM SQL to Sybase ASE(BCP)およびLKM SQL to Teradata(TPUMP-FASTLOAD-MULTILOAD)の各KMに障害が発生します。
5995085: LKM File to Oracle(External Tables)でNOLOGGINGが削除されました。外部構成表は、recycle_binで追跡されないため、パージは不要です。
6490839: インタフェースを実行すると、外部表の作成ステップでLKM file to Oracle(EXTERNAL TABLE)によりエラーがスローされます。
6500772: Oracle DB 11gとともに使用されているJKM Oracle 10g Consistent(LOGMINER)により、ジャーナルの作成ステップで「ORA-31489: DDL_MARKERSの値が無効です」というエラーがスローされます。
6500810: Oracle DB 11gとともに使用されているJKM Oracle 10g Consistent(LOGMINER)により、変更セットの無効化ステップで「ORA-31410: 変更セットMOD_LOGMINER_ORACLE10Gは既存の変更セットではありません。」というエラーがスローされます。
6642664: RKM Oracleでは、表とビューのリバース時にオブジェクト・タイプ・フィルタが無視されます。
6642756: ジャーナル化のためにRDBMSの再起動が必要な場合、JKM Oracle 11g Consistent(LOGMINER)は、自動構成モードで停止します。
6664784: Oracle JDBCドライバのバージョン10を使用して固定長ファイルでLKM File to Oracle(EXTERNAL TABLE)を使用すると、CREATE TABLE文は「17041 : null : java.sql.SQLException: Missing IN or OUT parameter at index:: 1」という例外とともに失敗します。
6726700: LKM File to Oracle(SQLLDR)で、空白を含むファイル名またはパス名を処理できるようになりました。
6735355: JKM Oracle 11g Consistent(LOGMINER): 非同期モードでジャーナル化を開始すると、DDLの変更が原因で変更の取得が停止します。
5995552: 同じインタフェースを2回実行すると、エラーを回避するためにIKM Teradata Incremental Updateにおけるターゲット表の作成ステップは「エラーの無視」に設定されます。
6438377: IKM SQL to Teradata(TPUMP-FAST-MULTILOAD)が、複数テクノロジのKMになりました。
6512438: LKM SQL to DB2 400(CPYFRMIMPF)のデフォルト・ディレクトリは無効です。
6525622: IKM/LKM Hyperion Financial Managementを使用してロードまたは抽出を行うと、オプション値と列名に対応する文字列が日本語プラットフォームで正確に表示されません。
5994800: AKおよびPK違反の検出が、自己結合を使用して実行されるようになりました。
5995695: Oracle BAMテクノロジに定義されたローカル・オブジェクト・マスクが%OBJECTになりました。
5995734: 表作成構文および書込み可能なデータ型構文がRAW(%L)になりました。
5995763: 35文字を超える長さの名前を持つOracleデータストアを作成すると、「列に挿入した値が大きすぎます。」というエラーが発生します。Oracleのデータストアの名前を、35文字を超える長さにできるようになりました。
6132052: MSSQL用のJKMでジャーナル化されたデータストアと組み合せてOdiWaitForLogDataを使用すると、不正な構文エラーが発生します。
6134290: JKM DB 400 Simple(journal)でCDCを設定すると、「[SQL0803] Duplicate key value specified」および「[SQL0199] Keyword END not expected」が発生します。これらの不具合は修正されており、KM名はJKM DB/400 - Journal Simpleに変更されました。
6138210: シナリオをインポートすると、そのシナリオに関連するジャーナルが消去され、以前のすべての実行が削除されます。
6157118: セッション変数を追加すると、OdiStartScenツールでセッション・キーワードが消去されます。
6345166: シナリオをインポートすると、シナリオ名が「Scenario Nameのコピー」に変更されます。
6353068: Oracle Data IntegratorでDTDまたはXSDからXMLファイルを作成する場合、ネームスペースの接頭辞がサポートされます。
6360172: StartCmdコマンドラインで起動されると、OdiSqlUnloadはハングします。
6367394: XMLドライバの数値スケールURLパラメータ(DP_NS)は、考慮されません。リバースエンジニアリング時のNUMERIC列のスケールのデフォルト値は、2です。
6414919: 整数の最大値(2 147 483 647)を超えるIDを持つモデルをリバースすることはできません。
6414960: 相互参照が存在すると、NumberformatExceptionがスローされます。
6433858: 10.1.3.3.1パッチでマスター・リポジトリをアップグレードする場合、識別子i_ak_txtは無効です。
6488208: デザイナに日本語文字が正しく表示されません。
6502252: オペレータのメニューで「ファイル」→「シナリオのインポート」を選択してシナリオをインポートすると、NullPointerExceptionがスローされます。
6503832: ODIツールの式エディタでキーワードを追加すると、「スプリットフレームが見つかりません」というエラーがスローされます。
6504949: 汎用SQLテクノロジがトポロジ・マネージャのインポート・リストに表示されません。
6521329: XMLドライバ別のXSD base64Binaryタイプを含むXMLファイルを処理できません。
6526640: メタデータ・ナビゲータの日時書式がローカライズされず、常にDD/MM/RRRR HH24:MIという書式で表示されます。
6526951: 使用済のデータベース領域を解放するために、Oracle10g以上のリリース用のLKM File to Oracle(SQLLDR)にDROP TABLE文のパージ・オプションが追加されました。
6526966: LKM File to Oracle(SQLLDR)では、KMオプションCOMPATIBLEの値に応じて、ANALYZE TABLEのかわりにDBMS_STATSが使用されます。
6603434: データストアの別名に含まれるASCII以外の文字は、インタフェース・ダイアグラムでアンダースコアに変換されます。
6610033: 現在のユーザーに複雑な権限が定義されていると、デザイナのツリー・ビューの表示に非常に長い時間がかかります。権限が複雑になるほど、デザイナのツリー・ビューのロードおよびリフレッシュ時間は長くなります。
6612046: Java UIの日時書式がデスクトップ・ツールでローカライズされず、RRRR-MM-DD HH24:MI:SSという書式で表示されます。
6047167: メタデータ・ナビゲータ10.1.3.2.0に10.1.3.3.0パッチを適用すると、その後ログインできなくなります。
6643585: イタリア語、ドイツ語およびポルトガル語でエクスポートされたマスター、作業およびトポロジは、再インポートできません。
6645969: 単一の起動変数でシナリオが開始されると、その変数の初期値を変更できません。
6650846: ORACLEテクノロジの場合、データ型RAWには長さRAW(%L)が必要です。
6699205: ネームスペースとDTDを使用しているXMLファイルに接続できます。XMLファイルに指定されたネームスペースは無視されるため、XSDは必要ありません。
6717920: 特定のパッケージの「ステップ」ノードをクリックすると、デザイナのコンソール・ウィンドウに「警告: ITxtVarValueはステップP_DECALAGE_DATEの存在しないテキストを参照しています」というメッセージが表示されます。
6732144: UNICODE文字のフィールドをサポートするため、Oracleテクノロジにデータ型NVARCHAR2およびNCHARが追加されました。
6738211: Oracle Data Integratorでは、増分更新モードを使用する場合にSpatialデータ型がサポートされるようになりました。
6598163: フレックスフィールドのオブジェクトIDが整数の最大値(2 147 483 647)を超えると、数値オーバーフロー・エラーがスローされます。
6504454: データストアの列の内部ID(SNP_TABLE.I_COL)が整数の最大値(2 147 483 647)を超えると、その列を使用または編集できません。
6607334: 列IDが整数の最大値(2 147 483 647)を超えると、デザイナ・ツリーの「使用中」ノードのデプロイ時にNumberFormatExceptionがスローされます。
6613126: OdiDeleteFileツールでは、-Fileパラメータの使用時にファイル名が空白で始まる場合、フォルダ全体とその内容が削除されます。
6600803: モデルの複製時に、一意制約違反を示すエラー・メッセージが日本語ではなくフランス語でスローされます。
6598163: フレックスフィールドのオブジェクトIDが整数の最大値(2 147 483 647)を超えると、数値オーバーフロー・エラーがスローされます。
6597590: エクスポートしたファイル名で、ASCII以外のデータがアンダースコア文字に変換されます。これにより、競合が発生する可能性があります。
6507914: OdiExportEnvironmentInformationでは、WORK_REP_NAMEパラメータが不要になりました。
6507714: 別の変数によって参照されている変数の名前を変更できません。
6504454: データストアの列の内部ID(SNP_TABLE.I_COL)が整数の最大値(2 147 483 647)を超えると、その列を使用または編集できません。
6493963: バージョニングされたオブジェクトの「バージョン」タブにバージョンが表示されません。
6441226: OdiWaitForDataツールによるパラメータのフィルタ列とフィルタ変数は、ドキュメントに従って必須にすることはできません。
6417000、6417019: Oracle Data Integratorに定義された順序を含むシナリオをインポートまたは置換すると、NullPointerExceptionがスローされます。
6253793: インタフェース間の参照を含むプロジェクトを削除すると、エラー・メッセージが戻されます。
6044175: HSQLで物理スキーマを作成すると、NullPointerExceptionがスローされます。
6497839: JKM Oracle SimpleまたはJKM Oracle ConsistentでOracleモデルまたはデータストアをジャーナル化すると、エラーがスローされます。
回避方法は次のとおりです。
registryという名前のファイルを/lib/scriptingディレクトリに作成します。
このファイルにpython.security.respectJavaAccessibility = falseという行を挿入します。
6510803: Java 1.6とともにデザイナを使用すると、OdiInvokeWebServiceツールでWebサービスを起動できません。操作を実行すると、java.lang.AbstractMethodError例外がスローされます。
6610072: 現在のユーザーに複雑な権限が定義されていると、デザイナのツリー・ビューの表示に非常に長い時間がかかります。権限が複雑になるほど、デザイナのツリー・ビューのロードおよびリフレッシュ時間は長くなります。
Oracle Data ProfilingおよびOracle Data Quality for Data Integrator(Oracle Data Quality製品)により、Oracle Data Integratorのインラインのデータ品質機能が拡張され、データ管理機能が向上します。Oracle Data Profilingは、データ検査および品質監視のツールです。これを使用すると、ビジネス・ユーザーは、メトリックを介してデータの品質を評価し、このデータに基づいてルールを検出または推測し、長期にわたってデータ品質の変化を監視できます。Oracle Data Quality for Data Integratorは、最も複雑なデータ品質のニーズにも対応する、評価の高い包括的なデータ品質プラットフォームです。強力なルールベース・エンジンと堅固かつスケーラブルなアーキテクチャによって、データ品質および名前と住所のクレンジングが企業のデータ統合戦略の中心となります。
6004530: 挿入、更新、削除された(またはエラー状態にある)行数、および特定のタスクで処理された合計の行数を設定するための新しいグローバル置換メソッドが提供されています。
6441852: マスター・リポジトリを、OdiExportMasterツールを使用してディレクトリまたはZIPファイルにエクスポートできるようになりました。
6441856: 作業リポジトリを、OdiExportWorkツールを使用してディレクトリまたはZIPファイルにエクスポートできるようになりました。
6441864: OdiExportEnvironmentInformationツールにより、技術環境をカンマ区切りファイルに自動的にエクスポートできます。
6441892: オペレータで実行ログをアーカイブし、ログ・アーカイブをインポートできます。新しいOdiExportLogツールにより、ログのアーカイブ作業を自動化できます。
5995027: iSeriesのログベースCDC(CDCRTVJRNプログラム)では、一度に10000の変更のみが戻されます。
5994761: OdiWaitForLogDataステップが無限ループに入り、次のステップが実行されません。
5995057: 表にPKが含まれなくても、HSQLでのCREATE TABLEのDDL操作により、PKを作成するための句が追加されます。この問題は、新しいHSQLアクション・グループで修正されています。
5995423: 一貫性セット・モードでジャーナル化された表に対してOdiWaitForLogDataが使用されると、待機状態が無制限に続きます。CDCセットでの表の宣言というJKMステップでは、SUBSのかわりに表の別名SUBが使用されます。この問題は、今回のリリースに付属の一貫性セットJKMにより修正されています。
5995433: マスター・リポジトリへの接続を指定すると、リポジトリ接続ウィンドウの「ドライバ・リスト」に<ユーザー定義>ドライバが表示されません。
5995466: SQL Serverのジャーナル化された表に対してOdiWaitforLogDataを使用すると、「キーワード'as'の近くの構文に誤りがあります」というエラーが表示されます。この不具合は、今回のリリースに付属のMSSQL JKMにより修正されています。
5995762: オペレータで実行のステップを表示するか、「日付」または「セッション」ノードを開くと、Microsoft SQL Serverのリポジトリでエラーがスローされます。
5995765: HSQLで、PKを含む表を作成できません。この問題は、新しいHSQLアクション・グループで修正されています。
6025000: オペレータの「階層セッション」ビューの第2レベルの次に子セッションのステップを表示しようとすると、エラー・メッセージが表示されます。
6041777: CHARフィールドをタイムスタンプ・フィールドに変換し、ojdbc14.jar JDBCドライバ(リリース10.1.0.5)を使用してこの値を挿入すると、エラーがスローされます。
6044625: 実行作業リポジトリへの接続時にシナリオの詳細を表示しようとすると、「表またはビューが存在しません。」というメッセージが戻されます。
6053724: 空のコマンドと組み合せてODIツール・タスクを実行すると、NullPointerExceptionがスローされます。
6082543: OdiInvokeWebServiceツールでSOAPリクエストのネームスペース修飾を正しく処理できません。
6082572: パブリックWebサービスでSOAPレスポンスの要素修飾を正しく処理できません。
6084370: メタデータ・ナビゲータ(10.1.3.3.0)からリモート・エージェントでシナリオを開始すると、NullPointerExceptionが発生します。
6087541: ODIツールのOdiImportScenまたはOdiImportObjectを使用してシナリオをインポートすると、スケジュールが失われます。
6130003、6130083: 非冗長モードで開始されたスケジューラ・エージェントで起動されたセッションは、作成されますが、エラーのないまま待機ステータスで停止します。この問題は、作業リポジトリをホストするデータベースに深刻なエラーが発生した場合や、ネットワーク障害のためにそのデータベースにアクセスできない場合に発生します。
6130102: 非冗長モードの1つのスケジューラ・エージェントおよび1つの子エージェントと組み合せてロード・バランシング機能を使用している場合、子エージェントが起動せず、スケジュール済のタスクが実行されなくてもエラーがスローされません。
6132671: 数値変数に大きな値(160000000超)が格納されると、値の近似処理が不正確になります(値で+-1の誤差)。
6133461: 1時間ごとに実行されるシナリオがスケジュールされた非冗長モードの1つのスケジューラ・エージェントおよび2つの子エージェントと組み合せてロード・バランシング機能を使用している場合、シナリオを実行する子エージェントが中断されると、そのシナリオは2回起動されます。2回目の実行は他方の子エージェントで即座に開始され、スケジュールに定義された繰返しは無視されます。
6140477: Oracleデータ・モデルの表に複数の列が追加されると、Oracleデータ・モデルのDDLスクリプトの生成時にエラーがスローされます。
6318210: 元のテクノロジは、その複製の削除後に機能を停止します。このテクノロジを使用したインタフェースまたはパッケージの実行、およびデータの表示は不可能となり、テクノロジを再度複製しようとするとNullPointerExceptionが発生します。
6318292: トポロジ・マネージャでXMLデータ・サーバーを作成すると、JDBC URLの例が失われます。
6354750: SnpsSqlUnload APIをOdiSqlUnloadに再構築すると、setParameters()およびexecute()メソッドを使用するKMによりNullPointerExceptionが生成されます。これらのKMには、IKM File to Teradata(TPUMP-FAST-MULTILOAD)、IKM SQL to Teradata(piped TPUMP-FAST-MULTILOAD)、IKM SQL to Teradata(TPUMP-FAST-MULTILOAD)、LKM SQL to DB2 400(CPYFRMIMPF)、LKM SQL to DB2 UDB(LOAD)、LKM SQL to MSSQL(BULK)、LKM SQL to SAS、LKM SQL to Sybase ASE(BCP)、LKM SQL to Sybase IQ(LOAD TABLE)、LKM SQL to Teradata(piped TPUMP-FAST-MULTILOAD)およびLKM SQL to Teradata(TPUMP-FASTLOAD-MULTILOAD)が含まれます。
6371865: スキーマ定義に複数のimportを含むWSDLファイルを解析すると、OdiInvokeWebServiceによりNullPointerExceptionがスローされます。このようなファイルは、BPELにより提供される可能性があります。
6395094: 大量の列がリポジトリで作成され、データストアの列のID(SNP_TABLE.I_COL)が整数の最大値(2 147 483 647)を超えると、デザイナのSNP_TABLE.I_COL列で数値オーバーフロー・エラーが発生します。
6412054: ファイル・データストアによって参照されているファイルが存在しない場合、不正なエラー・メッセージが表示されます。ファイル名のかわりに%sが表示されます。
6415046: 大量の列がリポジトリで作成され、データストアの列のID(SNP_TABLE.I_COL)が整数の最大値(2 147 483 647)を超えると、メタデータ・ナビゲータによりNumberFormatExceptionがスローされます。
6497615: デザイナのツリー・ビューのリフレッシュ時間が、次の要素の追加により最適化されました。
複雑な権限を持つユーザーのセキュリティ・キャッシュ
ツリー・ビューでロック・アイコンを表示するかどうかを指定するユーザー・パラメータ
DBMSにアクセスできないモデルのリストをキャッシュに保持するかどうかを指定するユーザー・パラメータ
6414960: ツリー・ビューで相互参照を検索すると、NUMBERFORMATEXCEPTIONエラーが発生する可能性があります。
6378996: データストアの列の内部IDが整数の最大値を超えると、I_COLフィールドで数値オーバーフローが発生します。列の使用と編集ができなくなる可能性があります。
6329924: OdiSAPALEServerツールにブール型パラメータUNICODEが追加されました。SAP R/3をUNICODEモードで使用している場合、OdiSAPALEClientおよびOdiSAPALEServerツールが適切に動作するようになりました。
6078569: 実行のステップを表示しようとすると、SQL Serverのオペレータにより「曖昧な列名"NB_RUN"」というエラーがスローされます。
6137853: シナリオの生成時に、変数のポップアップ・ウィンドウによりSNP_SCEN_xxx表がロックされます。
6150958: ソースで実行されたISO JOINSに対して、C$表への不正確な参照が生成されます。
6137811: MS SQL Serverリポジトリで、シナリオの再生成に時間がかかります。
エージェントをサービスとして実行するために、サード・パーティ・ソフトウェアのJava Service Wrapperが使用されます。このラッパーはWindows Vistaではサポートされないため、エージェントまたはスケジューラ・エージェントは、Windows Vistaでサービスとして設定できません。
5994142: OdiOSCommandをWindows Vistaで実行すると、エラーがスローされます。
5994306: repcreate.shをSuSE Linuxで実行すると、パネルにテクノロジは表示されません。
5994366: メタデータ・ナビゲータへの再ログイン後、作業リポジトリでの変更はフロー・マップにのみ表示されます。
5994368: バージョンに対する一般権限を持つユーザーには、「バージョン」タブの「バージョン」チェック・ボックスが表示されません。
5994386: API OdiReinitializeSeqで作成されたパッケージの「順序名」および「位置」フィールドが示されないと、不適切なエラー・メッセージが表示されます。
5994814: シノニム更新モードでインポートすると、シナリオ・テキストが不正確になります。
5994914: スケジュール情報を表示しようとしたときに、物理エージェントが起動されていない場合、物理エージェントに対する接続が失敗したことを示すポップアップ・ウィンドウが表示されます。
5995103: ツリー・ビューをリフレッシュすると、不適切な参照用アイコンが表示されます。
5995147: シナリオの実行に対して、「スケジューリング情報」ダイアログに不適切な日時情報が表示されます。
5995116: SnpsReadMailでは、-FOLDERS_OPTパラメータで指定したとおりにフォルダが作成されません。
5995240: 検索の実行時に、オペレータのツリー・ビューのセッションの下にセッション・ステップが表示されません。
5995297: /lib/skinsフォルダで追加ファイルが検出されると、Sunopsis GUIは起動しません。
5995302: スケジューラで「アクティブな期間」スケジュールを作成すると、「次の月の日付を除く」オプションが自動的に選択されます。
5995316: 大文字と小文字を区別するSQL Serverリポジトリに技術環境をエクスポートすると、「列名"Rep_Name"が無効です。」というエラーとともに失敗します。
5995317: SYNONYM_INSERT_UPDATEモードでユーザー関数をインポートすると、実装のリンク先であるテクノロジに対する参照が失われます。
5995321: SYNONYM_INSERT_UPDATEモードでKMをインポートすると、行オプションが失われます。
5995336: リソース名がグローバル変数の場合、ファイルをリバースすると「ファイルが見つかりません」というエラーが発生します。
5995434: getFKColListメソッドのパラメータSOURCE_*_DTおよびDEST_*_DTの動作が不適切です。snpRef.getFKColList()を使用する場合、パラメータSOURCE_DT、SOURCE_CRE_DT、SOURCE_WRI_DT、DEST_DT、DEST_CRE_DTおよびDEST_WRI_DTでは何の情報も戻されません。
5995504: odiGenerateAllScenのパラメータ-GRPMARKERおよび-MARKERの管理が不適切です。
5995551: シナリオのプロパティの「追加変数」タブで、パッケージの変数を削除できません。
5995553: API getFrom()により、不要なC$表の追加参照が生成されます。
5995566: 視認性を向上するため、モデル・ツリー・ビューのリソース名の表示をオプションにする必要があります。
5995572: データストアがCDCに追加された場合、またはCDCから削除された場合、モデルのデータストアのジャーナル化ステータスを示すアイコン・マーカーは自動的にリフレッシュされません。
5995577: トポロジのデータ型定義の編集は、リモート・データベースで非常に遅くなります。
5995600: 日付フィールドにNULL値を含むデリミタ付きフラット・ファイルのデータを表示すると、NullPointerExceptionが生成されます。
5995608: 2150764を超えるセッション番号を持つセッションを表示すると、java.lang.NumberFormatExceptionが生成されます。
5995612: 停止しても、スケジューラによりセッションの実行が継続されます。
5995623: スタート・ガイドのツリー・ビューをリフレッシュすると、既存のPKのコピーとしてチェック制約が表示され、java.lang.reflect.InvocationTargetExceptionが生成されます。
5995631: セッションの実行時に、テキスト変数の値が戻されないことがあります。
5995633: COBOLコピーブックをリバースエンジニアリングした後で「適用」をクリックすると、リバースされた列が消失します。
5995674: KMのコマンドラインを複製しても、対応する設定オプションが複製されません。
5995675: KMの2つのコマンドラインを入れ替えると、オプション設定が不適切に変化します。
5995678: テキスト変数に含まれる文字が250を超えると、API ODIOutFileのコマンドの使用によりその変数のデフォルト値が切り捨てられます。
5995683: オペレータに表示されるスケジュール済期間を更新すると、アクションの完了前に更新が終了したことを示すメッセージが表示されます。
5995697: mupgradeツールを使用してa 4.1.01.06からa 10.1.3.2.0へのアップグレードを行うと、「SnpMtxtが存在しません」というエラー・メッセージが表示される可能性があります。
5995702: ダイアグラムのPDFレポートを生成すると、NullPointerExceptionエラー・メッセージが戻されます。
5995703: SKMをプロジェクトにインポートした場合、そのプロジェクトからナレッジ・モジュールを出力すると、NullPointerExceptionエラー・メッセージが戻されます。
5995741: -PATTERNパラメータが存在しないと、OdiFileWaitで不適切なエラー・メッセージが表示されます。
5995759: 選択した親表の名前に50を超える文字が含まれる場合、参照を作成すると「フィールドTableは必須です。」というエラー・メッセージが表示されます。
5995760: DB2400では、35文字を超える名前を持つデータストアのリバースエンジニアリング後に、データストアの「別名」フィールドが空になります。
5995762: 2つのプロシージャの実行後、オペレータの「階層表示」に実行のステップを表示すると、「曖昧な列名"NB_RUN"」というエラー・メッセージが表示されます。
5995764: スケジュールで同じシナリオが複数回起動されると、「クローズされた接続です」というエラーが発生します。
5995774: OdiInvokeWebServicesツールのステップのプロパティ・パネルがドッキング解除されている場合、「拡張」ボタンをクリックすると、java.lang.ClassCastExceptionが発生します。
5995795: ロックされたデータストアの参照を編集しようとすると、エラー・メッセージが2回表示されます。
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