| Oracle Databaseプラットフォーム共通日本語README 10g リリース2(10.2) B19227-09 |
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原典情報: $ORACLE_HOME/relnotes/README_srvm.txt
目次
データベースは、MANUAL CRS管理ポリシーを使用するように構成できます。この場合、データベースは、ノードの起動時に自動的に起動しません。また、MANUALポリシーを使用するデータベースでは、CRSによる再起動は5回ではなく1回のみです。デフォルトのポリシーはAUTOMATICのままです。ポリシーを設定するには、srvctl add databaseまたはsrvctl modify databaseで-yを使用します。
Oracle Clusterwareのログ・ファイルは、次のディレクトリにあります。
<CRS home>/log/<hostname><ORACLE_HOME>/log/<hostname>OracleのCRSコマンドとAPIについては文書化されました。『Oracle Database Oracle ClusterwareおよびOracle Real Application Clusters管理者および開発者ガイド』の第14章を参照してください。
Oracle Clusterwareでは、AUTO_STARTリソース属性に対して小文字の値のみサポートされています。したがって、Oracle Clusterware APIに関する章に記述されている値は、always、restoreおよびneverになります。
EMによる管理用にクラスタ・データベースを設定する方法の詳細は、次のマニュアルを参照してください。
CRSのインストール後はホスト名を変更しないでください。これには、ドメイン修飾の追加や削除も含まれます。かわりに、MetaLinkのNote 276434.1を使用して、影響を受けるノードを削除して再度追加してください。
Bug#3377903: SQL*Plusからインスタンスを停止して起動するとインスタンスがオフラインになる
説明: SQL*Plusを使用して、インスタンスを停止後すぐに再度起動すると、停止処理中のために、そのインスタンスのCRSリソースが開始されない場合があります。この場合、srvctl status instance -d <name> -i <sid>では、インスタンスが実行中ではないと誤ってレポートされます。
回避策: srvctl start instance -d <name> -i <sid>でインスタンスのCRSリソースを開始してください。
Bug#4417761: ONS環境でCRS_HOMEの位置設定が必要
説明: TNSリスナーは、srvctlではなくlsnrctlを使用して起動すると、ONSと通信できません。これによって、TNSリスナーは、失敗したノード上でインスタンスのサービス・ハンドラの削除に失敗します。これは、通常、ONSイベント通知を受信して実行されるためです。
回避策: TNSリスナーをlsnrctlを使用して起動する場合は、最初に環境変数ORACLE_CONFIG_HOMEをCRSホームに設定します。または、srvctl start listenerコマンドを使用してリスナーを起動します。
Bug#4241481: データベースの起動時にCRSでTZとしてNULLが渡される
説明: OSのローカル・タイムゾーンが、Oracleユーザーの環境変数TZで指定したタイムゾーンと異なる場合、CRSによって起動したすべてのデータベース・インスタンスはOSのローカル・タイムゾーンを使用します。これは、CRSがインスタンスを起動するとき、OracleユーザーのTZではなく空のTZを使用するためです。
回避策: 次の3つの回避策があります。
任意のデフォルト・タイムゾーンを使用するように/etc/localtimeを変更します。このファイルによって、TZが未定義の場合の動作を制御できます。
srvctl setenv database -d <name> -T TZ=<val>
これによって、指定のデータベースのインスタンスを起動するときに常に使用されるTZの値を指定できます。
srvctlではなくsqlplusを使用して、データベース・インスタンスを起動します。
Bug#4420331: 10.1 CRSから10.2 CRSへのアップグレード時にCRSノード・アプリケーションが作成されない
説明: 10.1 CRSをインストールしてRACデータベース・ホームをインストールしていない場合、10.2 CRSにアップグレードしたときに、アップグレードの一部としてノード・アプリケーションは作成されません。これは、10.1ノード・アプリケーションはRACデータベース・ホームから実行され、10.1 RACデータベースのインストールの一部としてのみ作成されるためです。
回避策: 10.2 CRSホームからvipcaを実行して、各ノードにノード・アプリケーションを追加します。
Bug#4409534: CRSでノードを追加するとVIPがすでに使用中という警告メッセージが表示される
説明: ノードを追加して新規ノードでroot.shを実行すると、エラー・メッセージ「IPアドレス<VIP address>はすでに使用されています。未使用のIPアドレスを入力してください。」が表示されます。 新規ノードのVIPはrootaddnodeスクリプトの実行時にすでに構成されているため、このメッセージは無視してください。
回避策: このメッセージは無視してください。
Bug#4407977: CRSのアップグレード時、ディレクトリをリモート・ノードにコピー中に警告エラーが発生する
説明: 10.1.xから10.2 CRSへのアップグレード時に、OUIで「除外ファイル・リスト''<filename>''があるディレクトリ<directory>をノード''<node>''にコピー中にエラーが発生しました。[PRKC-1002 : 送信されたコマンドで正常に実行されなかったコマンドがあります]」というエラー・メッセージとともに警告が表示され、コピーされなかった全ファイルのリストが表示される場合があります。
回避策: コピーされなかったファイルのリストにコア・ファイルがある場合は、リスト内のコア・ファイルを削除し、アップグレードを再試行してください。
Bug#4411708: 失敗したOCRディスクの置換時にエラー「PROT-22: 記憶域が小さすぎます。」が発生する
説明: オンラインでOCRデバイスを置換するとき、ocrconfigでエラー「PROT-22: 記憶域が小さすぎます。」がレポートされる場合があります。ocrconfigでこのエラーがレポートされるのは、OCRでサイズが控えめに見積られるためです。また、置換先にOCRをミラー化するための十分な記憶域がないことをOCRが検出する場合もあります。
回避策: オンラインのOCR置換を正常に実行するには、OCRが最初に作成された元の場所のサイズよりも置換先のサイズを少し大きくする必要があります。OCRの置換先がファイルの場合、OCRはそのファイル・システムに十分な空き領域があることを確認します。
次に例を示します。
元のデバイス・サイズが120MBの場合、置換デバイスのサイズは最低128MBが必要です。置換ファイルの場合は、ファイル・システムに最低128MBの空き領域が必要です。 元のデバイス・サイズが160MBの場合、置換デバイスのサイズは最低256MBが必要です。置換ファイルの場合は、ファイル・システムに最低256MBの空き領域が必要です。どのような場合でも、新しい置換デバイスに必要なサイズは、元のデバイスより大きいサイズで、最低128MBになります。
Bug#4431939: OCRCONFIGコマンドが正常に実行されてもゼロが戻されない
説明: オンラインでOCRデバイスを置換または追加中に、ocrconfigがステップの最後で失敗します。ユーザーにはエラー・メッセージは表示されません。ocrconfigツールでは、skgfr block0がこの新しいデバイスまたはファイルで正しく設定されなかったため、このエラーがレポートされます。エラー・メッセージは$ORA_CRS_HOME/log/<hostname>/client/ocrconfig_<pid>.logに記録されます。
回避策: $ORA_CRS_HOME/bin/clsfmt ocr <new ocr location>を実行します。
次に例を示します。
./ocrconfig -replace ocrmirror /oradbshare/mirror.ocr
この起動により、ログ・ファイルには次が記録されます。
csetskgfrblock0: clsfmt returned with error [4].
<timestamp>: [ OCRCONF][<tid>]Failure in setting block0 [-1]
<timestamp>: [ OCRCONF][<tid>]OCR block 0 is not set !
<timestamp>: [ OCRCONF][<tid>]Exiting [status=failed]...
修正するには、次のコマンドを発行します。
./clsfmt ocr /oradbshare/mirror.ocr
インストール前のセットアップ
Oracle Universal Installerを起動してCRSまたはRAC用のOracle Database 10g Enterprise Editionのインストールを開始する前に、次の手順を実行してください。
ローカル・ノードを含め、クラスタのすべてのノード上でOracleユーザーに相当するユーザーを設定します。
/var/opt/oracle/srvConfig.locファイルが存在する場合は、インストールを実行するユーザーにこのファイルの読取り権限があることを確認します。権限がない場合は、% chmod 644 /var/opt/oracle/srvConfig.locを使用して権限を変更します。このファイルのグループは、OSDBAグループである必要があります。
リリース9.2以前のGSD(存在する場合)を停止します。