Oracle Databaseグローバリゼーション・サポートの構成 ヘッダーをスキップ

Oracle Database Clientインストレーション・ガイド
10gリリース2(10.2)for HP-UX PA-RISC(64-bit)

B25034-02
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B Oracle Databaseグローバリゼーション・サポートの構成

この付録では、グローバリゼーション・サポートに関する次のトピックについて説明します。

NLS_LANG環境変数について

Oracleが提供するグローバリゼーション・サポートにより、ユーザーは希望のロケールおよびキャラクタ・セット設定でデータベースと対話できます。NLS_LANG環境変数を設定することで、Oracleソフトウェアのロケール動作を指定できます。この変数により、クライアント・アプリケーションおよびデータベース・サーバーで使用される言語および地域が設定されます。また、SQL*Plusなどのクライアント・プログラムによりデータを入力および表示するためのキャラクタ・セットも設定されます。

NLS_LANG環境変数では、次の書式が使用されます。

NLS_LANG=language_territory.characterset

項目の説明

パラメータ  説明 

language 

Oracleメッセージ、ソート、曜日名および月名の表示に使用される言語を指定します。 

territory 

デフォルトの日付、金額および数値の書式に関する表記規則を指定します。 

characterset 

クライアント・アプリケーションで使用されるエンコーディングを指定します(通常は、ユーザーの端末またはオペレーティング・システムのキャラクタ・セットに対応するOracleキャラクタ・セット)。 

NLS_LANG環境変数は、すべてのUNIXベース・プラットフォームでシェルに対するローカル環境変数として設定されます。たとえば、オペレーティング・システムのロケール設定が
en_US.UTF-8である場合、対応するNLS_LANG環境変数はAMERICAN_AMERICA.AL32UTF8に設定される必要があります。

関連項目:

NLS_LANGパラメータおよびグローバリゼーション・サポート初期化パラメータの詳細は、『Oracle Databaseグローバリゼーション・サポート・ガイド』を参照してください。 

次の表に、NLS_LANG環境変数の有効な値の一部を示します。


注意

オペレーティング・システムのロケール環境設定の決定方法は、オペレーティング・システム固有のマニュアルを参照してください。 


オペレーティング・
システムのロケール
 
NLS_LANGの値 

フランス語(フランス) 

FRENCH_FRANCE.WE8ISO8859P15、FRENCH_FRANCE.WE8ISO8859P1、FRENCH_FRANCE.WE8MSWIN1252、FRENCH_FRANCE.AL32UTF8 

日本語(日本) 

JAPANESE_JAPAN.JA16EUC、JAPANESE_JAPAN.JA16SJIS、
JAPANESE_JAPAN.AL32UTF8 

様々な言語でのOracle Universal Installerの実行

デフォルトでは、Oracle Universal Installerはオペレーティング・システムの選択済言語で動作します。Oracle Universal Installerは、次の言語でも実行できます。

Oracle Universal Installerを別の言語で実行するには、次のいずれかの方法を使用します。


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