ヘッダーをスキップ
Oracle Databaseリリース・ノート
10gリリース2(10.2) for Linux Itanium
B25919-07
 

 

Oracle® Database

リリース・ノート

10gリリース2(10.2) for Linux Itanium

部品番号: B25919-07

2008年11月

このリリース・ノートには、今回のリリースのプラットフォーム固有または製品固有のマニュアルに記載されていない重要な情報が含まれています。このドキュメントは『Oracle Databaseプラットフォーム共通日本語README』を補足するものであり、リリース後に更新される場合があります。

このリリース・ノートの更新の確認、およびOracleの他のドキュメントを参照するには、OTN-JのWebサイトのドキュメント・セクションを参照してください。URLは次のとおりです。

http://www.oracle.com/technology/global/jp/documentation/index.html

製品固有のリリース・ノートについては、『Oracle Databaseプラットフォーム共通日本語README』を参照してください。


注意:

クイック・インストレーション・ガイドは今後、印刷物としては提供されません。このドキュメントは、メディアのソフトウェアと同じ場所から、またOracle Technology Networkから入手できます。

このリリース・ノートは、次の項目で構成されています。

1 動作要件

Oracle Database 10gリリース2(10.2)に関する最新の動作要件については、次のOracleMetaLinkを参照してください。

http://metalink.oracle.com

Pro*Cobolの動作要件

Pro*Cobol with Micro Focus Server Express 4.0 SP2はRed Hat Linux 4.0でサポートされています。ただし、Pro*Cobolを使用するには、5037378パッチをインストールしてください。

Linuxの動作要件

Oracle Database 10gリリース2(10.2.0.4)以降、Oracle Databaseのインストレーション・ガイドに記載されたリストの他に、次のオペレーティング・システムがサポートされています。

Oracle Database 10gリリース2(10.2.0.4)のパッケージ・リストは、「ドキュメントの修正事項および追加事項」を参照してください。

ODBCの動作要件

Oracle Database 10gリリース2(10.2.0.4)以降、Linux ItaniumではGeneric Connectivity Using ODBC(64ビット)がサポートされています。

2 サポート対象外の製品

次の製品は、Oracle Database 10gリリース2(10.2)ではサポートされていません。

3 インストールの事前要件

Oracle Database 10gリリース2をインストールする前に、次の各項を参照する必要があります。

3.1 インストールまたはアップグレード前のlibaio

Oracle Database 10gリリース2へのアップグレードまたはインストールを行う前に、libaioパッケージをインストールしてください。

3.2 ASMLibを使用するためのoracleasm-support

Red Hat Enterprise Linux 4.0 Advanced ServerまたはSUSE Linux Enterprise Server 9でASMLibを使用するには、oracleasm-supportパッケージのバージョン2.0.0.1以上をインストールしてください。

3.3 Red Hat Enterprise Linux 4.0でのOracle HTTP Server

Oracle Database 10gリリース2(10.2)メディア・パックのCompanion CDに収録されているOracle HTTP Serverを使用する場合、Red Hat Enterprise Linux 4.0でのOracle HTTP Serverの使用方法の詳細は、MetaLinkのノート317085.1を参照してください。

4 インストール、構成およびアップグレードに関する注意事項

Oracle Databaseのインストール、構成およびアップグレードに関連する注意事項の詳細は、次の項を参照してください。

4.1 最新のアップグレード情報

アップグレード前後の処理、互換性、相互運用性に関する最新の更新とベスト・プラクティスについては、OracleMetaLinkhttps://metalink.oracle.com/)のノート466181.1を参照してください。これは「10g Upgrade Companion」ページにリンクしています。

4.2 Oracle Real Application Clustersリリース9.2のアップグレード

Red Hat Linux 3.0上で、リリース9.2のReal Application Clusters環境からOracle Database 10g リリース2にアップグレードする場合は、GLIBCにパッチを適用してから、Oracle Clusterwareのインストールを続行する必要があります。OracleMetaLinkのノート284535.1に説明されている指示に従ってください。

(Oracle Bug#3006854)

4.3 共有Oracle Clusterware構成へのノードの追加

共有のOracle Clusterwareホームの最初のノードでroot.shを実行する前に、$ORA_CRS_HOME/opmn/conf/ons.configファイルに次の行を追加してください。

usesharedinstall=true

(Oracle Bug#4454562)

4.4 Enterprise Security Managerのインストール

Enterprise Security Managerをインストールするには、Oracle Clientをインストールし、次に「管理者」インストール・タイプを選択します。

4.5 Oracle Clusterware 10.1.xからOracle Clusterware 10.2へのアップグレード

10.1.x から10.2にアップグレードするとき、/etc/oracle/scls_scrディレクトリの下のホスト名ディレクトリにドメイン名が含まれている場合は、rootupgrade.shスクリプトを実行すると次のエラー・メッセージが表示され、Oracle Clusterwareスタックは起動されません。

A file or directory in the path name does not exist.
/etc/init.cssd[509]: /etc/oracle/scls_scr/host_name/root/cssrun: 0403-005
Cannot create the specified file.

回避策: /etc/oracle/scls_scr/hostname.domain_nameディレクトリを/etc/oracle/scls_scr/hostnameに移動し、rootupgrade.shスクリプトを再実行します。

(Oracle Bug#4472284)

4.6 extjob実行可能ファイルに必要なディレクトリ権限

必須ライブラリを検索するためにextjob実行可能ファイルを有効にするには、$ORACLE_HOME/libディレクトリおよびその親ディレクトリすべてにgroupおよびotherに対する実行権限が必要です。

4.7 仮想IPアドレスのノード・アプリケーションの変更

既存の仮想IPアドレス(VIP)リソースの名前、IPアドレスまたはネットマスクを変更する場合、次のコマンドを使用します。

srvctl modify nodeapps

さらに、VIPの既存のインタフェースを引数-Aに含めます。次に例を示します。

srvctl modify nodeapps -n mynode1 -A 100.200.300.40/255.255.255.0/eth0

(Oracle Bug#4500688)

4.8 Red Hat Enterprise Linux 4.0でのRAWデバイス

Red Hat Enterprise Linux 4.0システムを再起動すると、RAWデバイスによりデフォルトで元の所有者および権限に戻ります。Oracleファイル(ASMストレージまたはOracle Clusterwareの各ファイルなど)に対して、RAWデバイスをこのオペレーティング・システムで使用している場合は、このデフォルトの動作を無効にする必要があります。無効にするには、必要な値にリセットするために必要なchmodコマンドおよびchownコマンドを含む各RAWデバイスに対して、エントリを1つ/etc/rc.d/rc.localファイルに追加します。

次に、2つのASMディスク・ファイル(/dev/raw/raw6および/dev/raw/raw7)、2つのOracle Cluster Registryファイル(/dev/raw/raw1および/dev/raw/raw2)、3つのOracle Clusterware投票ディスク(/dev/raw/raw3/dev/raw/raw4および/dev/raw/raw5)に対して、RAWデバイスの再起動動作を制御する/etc/rc.d/rc.localファイルのエントリの例を示します。

# ASM
chown oracle:dba /dev/raw/raw6
chown oracle:dba /dev/raw/raw7
chmod 660 /dev/raw/raw6
chmod 660 /dev/raw/raw7
# OCR
chown root:oinstall /dev/raw/raw1
chown root:oinstall /dev/raw/raw2
chmod 660 /dev/raw/raw1
chmod 660 /dev/raw/raw2
# Voting Disks
chown oracle:oinstall /dev/raw/raw3
chown oracle:oinstall /dev/raw/raw4
chown oracle:oinstall /dev/raw/raw5
chmod 644 /dev/raw/raw3
chmod 644 /dev/raw/raw4
chmod 644 /dev/raw/raw5

4.9 コンピュータの再起動時にOracle Clusterwareデーモンが失敗する

Oracle Database 10gとOracle Clusterwareのインストールにそれぞれ異なるユーザーIDを使用すると、システム再起動時にOCRエラーが発生します。詳細は、OracleMetaLinkのノート551478.1を参照してください。

回避策: パッチ・セット10.2.0.3以上を、まずOracle Clusterwareインストールに適用してからOracle Databaseに適用することをお薦めします。

(Oracle Bug#4748946)

4.10 2.6カーネル・ディストリビューションでのOracle Clusterware用ストレージ・デバイスの構成

この項は、Red Hat Enterprise Linux 5(RHEL5)またはOracle Enterprise Linux 5(OEL5)上のOracle10gリリース2(10.2.0)RACのインストールまたは移行を行うデータベース管理者とシステム管理者、あるいはOracle RACおよびOracle ClusterwareのRAWデバイスを構成する必要があるデータベース管理者とシステム管理者向けの記述です。Linux 2.6カーネルとそのディストリビューションでは、追加の構成手順が必要です。次の項目について説明します。

4.10.1 デバイス・ネーミングの永続的な変更の概要

Linux 2.6カーネルでは、RAWデバイスは推奨されなくなりました。推奨されるストレージ・アクセスは、O_DIRECTを使用したブロック・デバイスへの直接I/Oです。この変更に伴い、RHEL4とOEL4のファイル/etc/sysconfig/rawdevice、およびRHEL5とOEL5のファイル/etc/udev/rules.d/60-raw.rulesは非推奨になりました。詳細は、Linuxのドキュメントで2.6カーネルについて参照してください。

2.4カーネルのデバイス・ファイル・ネーミングを行うdevlabelでは、サーバーを再起動しても永続的なデバイス・ファイル名が維持されました。2.6カーネルのデバイス・ファイル・ネーミングを行うudevでは、デフォルトにより、サーバーの起動時にデバイス・ファイル名が動的に作成され、それらの所有権はrootに割り当てられます。udevにデフォルト設定を適用した場合、サーバーを再起動すると投票ディスクのデバイス・ファイル名と所有者、あるいはOracleクラスタ・レジストリ・パーティションが変更され、それらは失われます。たとえば、ユーザーcrsが所有する/dev/sddというデバイス上の投票ディスクは、サーバーの再起動後、rootが所有する/dev/sdfというデバイスに置かれます。

失われないようにするには、カスタム・ルール・ファイルを作成する必要があります。udevの起動時、ルール・ファイルに定義されているルール(構成ディレクティブ)が順次に実行されます。これらのファイルは、パス/etc/udev/rules.d/にあります。ルール・ファイルは字句順に読み取られます。たとえば、ファイル10-wacom.rules内のルールは、ファイル90-ib.rules内のルールより前に解析され、実行されます。複数のルール・ファイルに同じデバイスが記述されている場合、Asianux、Red HatおよびOracle Enterprise Linuxでは、最後のファイル読取り(SUSE 2.6カーネルでは最初のファイル読取り)が適用されます。

4.10.2 Red HatおよびOracle Enterprise Linux 5でのClusterware用RAWデバイスの構成

次の項目について説明します。

一意のデバイス識別子を返すためのSCSI_IDの構成

udevを構成してデバイスを指定する前に、デバイス識別子が返されるようにscsi_idを構成し、すべてのクラスタ・ノードについてこれらのデバイスが表示されアクセスできることを確認する必要があります。このためには、次のタスクを実行します。

  1. 'option=-g'を追加するか、'option=-b'パラメータ/値ペアがある場合は'option=-g'で置き換えて、/etc/scsi_id.configファイルを変更します。次に例を示します。

    # cd /etc
    # cp scsi_id.config scsi_id.config.orig
    # grep -v ^# /etc/scsi_id.config
    vendor="ATA",options=-p 0x80
    options=-g
    
  2. コマンドfdisk/sbin/fdisk)を実行して、Clusterwareデバイスが表示されることを確認します。次に例を示します。

    # /sbin/fdisk -l /dev/sdb1 /dev/sde1
    
    Disk /dev/sdb1: 261 MB, 261890048 bytes
    9 heads, 56 sectors/track, 1014 cylinders
    Units = cylinders of 504 * 512 = 258048 bytes
    
    Disk /dev/sdb1 doesn't contain a valid partition table
    
    Disk /dev/sde1: 52 MB, 52403200 bytes
    2 heads, 50 sectors/track, 1023 cylinders
    Units = cylinders of 100 * 512 = 51200 bytes
    
    Disk /dev/sde1 doesn't contain a valid partition table
    

    一部のケースでは、共有ストレージ上の新しいプロビジョニングまたは修正されたデバイスを表示する場合に、クラスタ・ノードのオペレーティング・システムの更新が必要になる場合があります。これは、ノードを再起動するか、/sbin/partprobe deviceや、sfdisk -r deviceなどのコマンドを使用して行います。Clusterwareファイルで使用するストレージ・デバイスの正しい表示やアクセスをクラスタ・ノードで行えない場合は、続行する前に問題を解決してください。


    注意:

    ここで、クラスタ・ノードは、異なるデバイス・ファイル名が使用されたデバイスを指します(そのようなデバイスと想定されます)。

  3. 1つのクラスタ・ノードからストレージ・デバイスに対してコマンドscsi_id/sbin/scsi_id)を実行し、一意のデバイス識別子を取得します。-s引数を使用してscsi_idコマンドを実行する場合、渡されるデバイス・パスと名前には、sysfsディレクトリ/sysに対する相対パス(/sys/block/deviceを指す場合は/block/deviceなど)を使用します。次に例を示します。

    # /sbin/scsi_id -g -s /block/sdb/sdb1
    360a98000686f6959684a453333524174
    
    # /sbin/scsi_id -g -s /block/sde/sde1
    360a98000686f6959684a453333524179
    

    Clusterwareデバイスの一意のSCSI識別子を記録しておいて、次の「Oracle Clusterwareデバイスの永続的なネーミングのためのudevの構成」で示すように、必要に応じて指定できるようにします。


    注意:

    コマンドscsi_idでは、コマンドがどのノードから実行されているかにかかわらず、1つのデバイスに対して同一のデバイス識別子の値が返されます。

Oracle Clusterwareデバイスの永続的なネーミングのためのudevの構成

udevルール・ファイルに、Oracle Clusterwareデバイス・ファイル名の永続的なユーザー定義のネーミングを構成します。この手順はオプションですが、実行をお薦めします。

ストレージ・デバイスに影響を与えるデフォルト・ルール・ファイルは、ルール・ファイル50と51です。numberに51より大きい値を使用して、[number]-[name][.rules]の形式でカスタム・ルール・ファイルを作成し、指定するデバイス設定が確実に適用されるようにします。次に例を示します。

55-oracle-naming.rules

このためには、次のタスクを実行します。

  1. カスタムのudevデバイス・ネーミング・ルール・ファイルを作成します。次に例を示します。

    # touch /etc/udev/rules.d/55-oracle-naming.rules
    
  2. テキスト・エディタ(viなど)を使用して、カスタムのデバイス・ネーミング・ルール・ファイルに、Oracle Clusterwareで使用するストレージ・デバイスのためのデバイス一致ルールを追加し、前述の項で定義した一意のSCSI識別子と一致させます。次に例を示します。

    # Configure persistent, user-defined Oracle Clusterware device file names
    KERNEL=="sd*", BUS=="scsi", PROGRAM=="/sbin/scsi_id",
    RESULT=="360a98000686f6959684a453333524174", NAME="ocr1", OWNER="root",
    GROUP="oinstall", MODE="0640"
    KERNEL=="sd*", BUS=="scsi", PROGRAM=="/sbin/scsi_id", 
    RESULT=="360a98000686f6959684a453333524179", NAME="vote1", OWNER="oracle", 
    GROUP="oinstall", MODE="0640"
    

    各ルールについて、指定されたすべてのキー(KERNEL、BUS、PROGRAM、RESULT)が一致する場合、ルールは適用され、指定された割当て(NAME、OWNER、GROUP、MODE)がデバイス・ファイル名に割り当てられます。ただし、一致しないキーが1つ以上ある場合、ルールは完全に無視され、カーネルが割り当てたデフォルト(任意)のデバイス・ファイル名がデバイスに割り当てられます。


    注意:

    例示しているルール・ファイルでは、Oracle ClusterwareデバイスはoraInventoryグループ(oinstall)で作成されています。インストール時にクラスタ検証ユーティリティを確実に実行できるよう、このようにすることをお薦めします。

  3. コマンドudevtest/sbin/udevtest)を実行して、作成したudevルールの構成をテストします。出力には、ブロック・デバイスが使用可能であり、ルールが予想どおり適用されていることが示されます。次に例を示します。

    # udevtest /block/sdb/sdb1
    main: looking at device '/block/sdb/sdb1' from subsystem 'block'
    udev_rules_get_name: add symlink
    'disk/by-id/scsi-360a98000686f6959684a453333524174-part1'
    udev_rules_get_name: add symlink
    'disk/by-path/ip-192.168.1.1:3260-iscsi-iqn.1992-08.com.netapp:sn.887085-part1'
    udev_node_mknod: preserve file '/dev/.tmp-8-17', because it has correct dev_t
    run_program: '/lib/udev/vol_id --export /dev/.tmp-8-17'
    run_program: '/lib/udev/vol_id' returned with status 4
    run_program: '/sbin/scsi_id'
    run_program: '/sbin/scsi_id' (stdout) '360a98000686f6959684a453333524174'
    run_program: '/sbin/scsi_id' returned with status 0
    udev_rules_get_name: rule applied, 'sdb1' becomes 'ocr1'
    udev_device_event: device '/block/sdb/sdb1' validate currently present symlinks
    udev_node_add: creating device node '/dev/ocr1', major = '8', minor = '17',
    mode = '0640', uid = '0', gid = '500'
    udev_node_add: creating symlink
    '/dev/disk/by-id/scsi-360a98000686f6959684a453333524174-part1' to '../../ocr1'
    udev_node_add: creating symlink
    '/dev/disk/by-path/ip-192.168.1.1:3260-iscsi-iqn.1992-08.com.netapp:sn.84187085
    -part1' to '../../ocr1'
    main: run: 'socket:/org/kernel/udev/monitor'
    main: run: '/lib/udev/udev_run_devd'
    main: run: 'socket:/org/freedesktop/hal/udev_event'
    main: run: '/sbin/pam_console_apply /dev/ocr1
    /dev/disk/by-id/scsi-360a98000686f6959684a453333524174-part1
    /dev/disk/by-path/ip-192.168.1.1:3260-iscsi-iqn.1992-08.com.netapp:sn.84187085-
    part1'
    

    出力例では、ルールを適用したことで、OCRデバイス/dev/sdb1/dev/ocr1にリネームされています。

  4. コマンドstart_udev/sbin/start_udev)を実行して、udevサービスを再起動します。udevを再起動すると、udevルール(作成したデバイス・ファイル・ルールを含む)がデバイスに適用されます。ls -lコマンドを使用して、ルール・ファイルによって新規デバイス名が適用されたことを確認します。次に例を示します。

    # start_udev
    
    # ls -l /dev | grep -e 'ocr1\|vote1'
    brw-r----- 1 root   oinstall 8, 17 Oct 29 15:31 ocr1
    brw-rw---- 1 oracle oinstall 8, 65 Oct 29 15:31 vote1
    

udevを使用したRAWデバイスのバインド

  1. ファイル/etc/udev/rules.d/60-raw.rulesが存在しない場合は、作成します。存在する場合は、Oracleインストールで使用されるRAWデバイス用のルール・ファイルを作成します。次に例を示します。

    # touch /etc/udev/rules.d/60-raw.rules
    

    または

    # touch /etc/udev/rules.d/61-oracleraw.rules
    
  2. 作成したRAWデバイスのルール・ファイルに、udev RAWバインディング・ルールを追加します。次に例を示します。

    vi /etc/udev/rules.d/61-oracleraw.rules
    # Raw bind to Oracle Clusterware devices
    ACTION=="add", KERNEL=="sd*", PROGRAM=="/sbin/scsi_id",
     RESULT=="360a98000686f6959684a453333524174", RUN+="/bin/raw /dev/raw/raw1 %N"
    ACTION=="add", KERNEL=="sd*", PROGRAM=="/sbin/scsi_id",
     RESULT=="360a98000686f6959684a453333524179", RUN+="/bin/raw /dev/raw/raw2 %N"
     t 29 15:31 vote1
    
  3. udev RAWパーミッション・ファイル/etc/udev/rules.d/65-raw-permissions.ruleを作成します。次に例を示します。

    # touch /etc/udev/rules.d/65-raw-permissions.rules
    
  4. テキスト・エディタを使用して、ファイル/etc/udev/rules.d/65-raw-permissions.ruleに、udev RAWパーミッション・ルールを追加します。次に例を示します。

    # Set permissions of raw bindings to Oracle Clusterware devices
    KERNEL=="raw1", OWNER="root", GROUP="oinstall", MODE="640"
    KERNEL=="raw2", OWNER="oracle", GROUP="oinstall", MODE="640"
    
  5. 再度udevtestコマンド(/sbin/udevtest)を実行し、udevルールをテストして、ルールが適用されていること、またOracle Clusterwareデバイスに対して適切なパーミッションが作成されていることを確認します。次に例を示します。

    # udevtest /block/sdb/sdb1
    main: looking at device '/block/sdb/sdb1' from subsystem 'block'
    udev_rules_get_name: add symlink 'disk/by-id/scsi-360a98000686f69
    59684a453333524174-part1'
    udev_rules_get_name: add symlink 'disk/by-path/ip-192.168.1.1:3260
    -iscsi-iqn.1992-08.com.netapp:sn.84187085-part1'
    udev_node_mknod: preserve file '/dev/.tmp-8-17', because it has
    correct dev_t
    run_program: '/lib/udev/vol_id --export /dev/.tmp-8-17'
    run_program: '/lib/udev/vol_id' returned with status 4
    run_program: '/sbin/scsi_id'
    run_program: '/sbin/scsi_id' (stdout) '360a98000686f6959684a45333
    3524174'
    run_program: '/sbin/scsi_id' returned with status 0
    udev_rules_get_name: rule applied, 'sdb1' becomes 'ocr1'
    udev_device_event: device '/block/sdb/sdb1' validate currently
    present symlinks
    udev_node_add: creating device node '/dev/ocr1', major = '8',
    minor = '17', mode = '0640', uid = '0', gid = '500'
    udev_node_add: creating symlink '/dev/disk/by-id/scsi-360a9800068
    6f6959684a453333524174-part1' to '../../ocr1'
    udev_node_add: creating symlink '/dev/disk/by-path/ip-192.168.1.1
    :3260-iscsi-iqn.1992-08.com.netapp:sn.84187085-part1' to '../../ocr1'
    main: run: 'socket:/org/kernel/udev/monitor'
    main: run: '/lib/udev/udev_run_devd'
    main: run: 'socket:/org/freedesktop/hal/udev_event'
    main: run: '/sbin/pam_console_apply /dev/ocr1 /dev/disk/by-id/scsi-36
    0a98000686f6959684a453333524174-part1 /dev/disk/by-path/ip-192.168.1.
    1:3260-iscsi-iqn.1992-08.com.netapp:sn.84187085-part1'
    main: run: '/bin/raw /dev/raw/raw1 /dev/.tmp-8-17'
    
  6. udevを再起動し、作成してテストしたルールを実装します。次に例を示します。

    # start_udev
    

永続的Oracle Clusterwareストレージ・デバイスの検証

  1. fdiskコマンドを使用して、デバイスのネーミングをチェックします。次に例を示します。

    # fdisk -l /dev/ocr1 /dev/vote1
    
    Disk /dev/ocr1: 261 MB, 261890048 bytes
    9 heads, 56 sectors/track, 1014 cylinders
    Units = cylinders of 504 * 512 = 258048 bytes
    
    Disk /dev/ocr1 doesn't contain a valid partition table
    
    Disk /dev/vote1: 52 MB, 52403200 bytes
    2 heads, 50 sectors/track, 1023 cylinders
    Units = cylinders of 100 * 512 = 51200 bytes
    
    Disk /dev/vote1 doesn't contain a valid partition table
    
  2. lsコマンドを使用して、デバイスの所有権をチェックします。次に例を示します。

    # ls -l /dev | grep -ie 'ocr\|vote'
    brw-r----- 1   root dba  8, 17 Oct 29 15:31 ocr1
    brw-rw---- 1 oracle dba  8, 65 Oct 29 15:31 vote1
    
  3. udevinfoコマンドを使用して、一意のSCSIデバイス識別子のマッピングを確認します。次に例を示します。

    # udevinfo -q all -n /dev/ocr1
    P: /block/sdb/sdb1
    N: ocr1
    S: disk/by-id/scsi-360a98000686f6959684a453333524174-part1
    S: disk/by-path/ip-192.168.1.1:3260-iscsi-iqn.1992-08.com.netapp:sn.87085-part1
    E: ID_VENDOR=NETAPP
    E: ID_MODEL=LUN
    E: ID_REVISION=0.2
    E: ID_SERIAL=360a98000686f6959684a453333524174
    E: ID_TYPE=disk
    E: ID_BUS=scsi
    E: ID_PATH=ip-192.168.1.1:3260-iscsi-iqn.1992-08.com.netapp:sn.84187085
    
  4. rawコマンドおよびlsコマンドを使用して、RAWデバイスがバインドされていることを確認します。次に例を示します。

    # raw -qa
    /dev/raw/raw1: bound to major 8, minor 17
    /dev/raw/raw2: bound to major 8, minor 65
    
    # ls -l /dev/raw/raw*
    crw-r----- 1 root   oinstall 162, 11 Oct 30 12:54 /dev/raw/raw1
    crw-r----- 1 oracle oinstall 162, 21 Oct 30 14:26 /dev/raw/raw2
    

RAWストレージ・デバイスの構成およびチェックを終了後、Oracle ClusterwareおよびOracle Real Application Clustersのインストールに進みます。

4.10.3 RAWデバイスからブロック・デバイスへのOracle Clusterwareファイルの場所の移動

Oracle Clusterwareのファイルは、RAWデバイスからブロック・デバイスに移動することをお薦めします。


ヒント:

投票ディスクおよびOracle Cluster Registryのファイルの場所の移動の詳細は、『Oracle Database 2日でReal Application Clustersガイド』を参照してください。

4.11 既存のOracleホームへのOracle Database Clientのインストール

Oracle Database Clientは、Oracle Databaseと同じリリース・レベルであれば、同じOracle Databaseホームにインストールできます。たとえば、Oracle Database Client 10gリリース2(10.2)を、既存のOracle Database 10gリリース2(10.2)ホームにインストールできます。クライアントのインストール前にパッチ・セットを適用した場合は、再度パッチ・セットを適用する必要があります。

4.12 データベースのインストール・タイプ

カスタム・インストールを実行する場合は、必ずライセンスの対象となっているコンポーネントのみをインストールするようにしてください。Standard Editionは、カスタム・インストールではインストールできません。

5 その他の既知の問題

次の各項には、Oracle Database 10gおよび関連製品に関する問題についての情報が含まれています。

5.1 PostgreSQLがインストールされている場合のPro*Cアプリケーションの作成

システムにpostgresql-develパッケージがインストールされている場合、Pro*Cアプリケーションを構築する前に、$ORACLE_HOME/precomp/admin/pcscfg.cfgファイルのsys_includeパラメータの先頭に次のディレクトリを追加する必要があります。

$ORACLE_HOME/precomp/public

この変更を行わない場合、アプリケーションのリンク付けの際に、次のようなエラーが発生する場合があります。

/tmp/ccbXd7v6.o(.text+0xc0): In function `drop_tables':
: undefined reference to `sqlca'

(Oracle Bug#3933309)

5.2 翻訳されたヘルプ・ファイルに表示されないエンコーディング情報

ヨーロッパ言語をシステムで使用している場合、Database Configuration Assistantなどのデータベース・ツールの目次に破損した文字が表示されることがあります。

(Oracle Bug#3957096)

回避策: システムでヨーロッパ言語を使用している場合、.UTF-8ロケールを使用しないでください。たとえば、システムでドイツ語を使用している場合は、LANGおよびLC_ALL環境変数をde_DE.UTF-8ではなくde_DEに設定します。

5.3 Oracle Clusterwareのファイルに関する注意事項

次の注意事項は、Red Hat Enterprise Linux 4.0を使用し、Oracle Cluster Registry(OCR)およびOracle Clusterwareの投票ディスクの格納にRAWデバイスを使用している場合、または自動ストレージ管理(ASM)データベース・ファイル用にRAWデバイスを使用している場合に適用されます。前述の目的で使用されているRAWデバイスのそれぞれに対して、Oracle Clusterwareのインストールに続いてroot.shスクリプトを実行した後に、/etc/rc.d/rc.localファイルに2つのエントリを追加する必要があります。

各OCRファイルについて、エントリが次のように表示される必要があります。ここでは、oinstallはOracleインストール・グループであり、/dev/raw/rawnは個々のデバイス・ファイルです。

chown root:oinstall /dev/raw/rawn
chmod 640 /dev/raw/rawnmar

各投票ディスク・ファイルについて、エントリが次のように表示される必要があります。ここでは、oracleはOracleユーザーであり、oinstallはOracleインストール・グループであり、さらに/dev/raw/rawnは個々のデバイス・ファイルです。

chown oracle:oinstall /dev/raw/rawn
chmod 644 /dev/raw/rawnmar

各ASMファイルについて、エントリが次のように表示される必要があります。ここでは、oracleはOracleユーザーであり、oinstallはOracleインストール・グループであり、さらに/dev/raw/rawnは個々のデバイス・ファイルです。

chown oracle:oinstall /dev/raw/rawn
chmod 660 /dev/raw/rawnmar

5.4 クラスタ検証ユーティリティ

この項では、Red Hat Enterprise Linux 4.0およびSUSE Linux Enterprise Server 9でのクラスタ検証ユーティリティの問題を示します。

  • クラスタ検証ユーティリティ(CVU)は、Red Hat Enterprise Linux 4.0およびSUSE Linux Enterprise Server 9でOracle Cluster File Systemバージョン2に使用されるRAWディスクの共有チェックをサポートしていません。

  • インストール前の段階の検証では、Oracle ClusterwareおよびOracle Real Applications Clustersがチェックされ、不足しているパッケージがレポートされます。次の不足パッケージは無視し、インストールを続行します。

    compat-gcc-7.3-2.96.128
    compat-gcc-c++-7.3-2.96.128
    compat-libstdc++-7.3-2.96.128
    compat-libstdc++-devel-7.3-2.96.128
    

5.5 Red Hat Enterprise Linux 4.0でのVLMウィンドウ・サイズ

Red Hat Enterprise Linux 4.0で、hugepagesを使用したり、VLMウィンドウ・サイズに対応するには、プロセスごとのロック・メモリーのデフォルト最大サイズを大きくする必要があります。プロセスごとの最大ロック・メモリー制限を広げるには、/etc/security/limits.conf fileに次の行を追加します。ここでは、oracleはデータベースを管理するユーザーです。

oracle soft memlock 3145728
oracle hard memlock 3145728

5.6 Oracle C++ Call Interfaceでのコンパイラのサポート

Red Hat Enterprise Linux 4.0では、Oracle C++ Call Interface(OCCI)は、現時点でGCC 3.4.3をサポートしていません。Red Hat Enterprise Linux 4.0でOCCIがサポートするGNU C++コンパイラの現在のバージョンは、GCC 3.2.3です。

回避策: GCC 3.2.3を使用してRed Hat Enterprise Linux 4をインストールしてください。


注意:

GCCサポートに関する更新情報は、次のURLにあるOTNのOCCIホーム・ページを参照してください。
http://www.oracle.com/technology/tech/oci/occi/index.html

5.7 Oracle XML Developer's Kitのコンパイラのサポート

Red Hat Enterprise Linux 4.0では、Oracle XML Developer's Kit(XDK)はGCCでサポートされていません。XDKは、Intel C++コンパイラ(ICC)でサポートされています。

5.8 Red Hat Enterprise Linux 4.0でgenorasdkshを実行中のリンク・エラー

Red Hat Enterprise Linux 4.0 Update 1(2.6.9-11.Elsmp)にOracle Database 10gリリース2(10.2.0.1)をインストールすると、liborasdkbase.so.10.2の作成中にリンク・エラーが発生します。次のエラー・メッセージがスローされます。

INFO: gcc:
INFO: /usr/lib/libstdc++.so.5: No such file or directory
INFO:
INFO: $OH/bin/genorasdksh: Failed to link liborasdkbase.so.10.2

これは、Oracle Database 10gリリース2(10.2)では、Red Hat Enterprise Linux 3.0ライブラリ(/usr/lib/libstdc++.so.5)が必要なためです。

回避策: 次のようにして互換性のあるライブラリをインストールします。

rpm -ql compat-libstdc++-33-3.2.3-47.3

(Oracle Bug#4605635)

5.9 待機クラスのメトリック削除によるメトリックの永久削除

待機クラスのメトリックのキー値を削除しないでください。削除するとキー値は永久に削除され、現時点では簡単にリカバリする方法がありません。

(Oracle Bug#4602952)

5.10 想定どおりに機能しないcvuqdisk-1.0.1-1.rpm(i386 rpm)

cvuqdisk-1.0.1-1.rpm(i386 rpm)は、Linux Itaniumでは想定どおりに機能しません。10.2 Linux ItaniumのRAWディスクの共有を確認するには、クラスタ検証ユーティリティ用にcvuqdisk-1.0.1-1.ia64.rpmをインストールする必要があります。

5.11 JDK制限

日本語環境でOracle Universal InstallerまたはDatabase Configuration Assistantを使用する場合は、LANG環境変数をCに設定する必要があります。

(Oracle Bug#4764895)

5.12 Apache Standaloneのインストール前にOracle DatabaseのOracleホームから起動する必要のあるONS

Oracle Database 10gがすでにインストールされているシステムに、Oracle HTML DBおよびOracle HTTP ServerをCompanion CDからインストールする場合は、Companion CDのインストールを開始する前にONSを起動する必要があります。これは、Oracle Databaseのインストール時にすでにONS Serverに割り当てられたポートが、Companion CDのインストールで割り当てられるのを防ぐために必要です。

(Oracle Bug#4701821)

5.13 Database Controlがリスナー詳細を表示しない

Database Controlを使用してデータベースに接続した場合、リスナー詳細がページに表示されません。

回避策: Oracle Database 10gリリース2をインストールした後、emctl stop dbconsoleコマンドを使用してDatabase Controlをシャットダウンします。$ORACLE_HOME/hostname_SID/sysman/emdディレクトリにあるtargets.xmlファイルを修正して、machinenameフィールドの値がリスナーとデータベースで同じになるようにします。emctl start. dbconsoleコマンドを使用してDatabase Controlを再起動し、リスナー詳細を表示します。

(Oracle Bug#6743916)

6 ドキュメントの修正事項および追加事項

この項では、Linux Itaniumのインストレーション・ガイドの修正事項について説明します。

7 ドキュメントのアクセシビリティについて

オラクル社は、障害のあるお客様にもオラクル社の製品、サービスおよびサポート・ドキュメントを簡単にご利用いただけることを目標としています。オラクル社のドキュメントには、ユーザーが障害支援技術を使用して情報を利用できる機能が組み込まれています。HTML形式のドキュメントで用意されており、障害のあるお客様が簡単にアクセスできるようにマークアップされています。標準規格は改善されつつあります。オラクル社はドキュメントをすべてのお客様がご利用できるように、市場をリードする他の技術ベンダーと積極的に連携して技術的な問題に対応しています。オラクル社のアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/accessibility/を参照してください。

ドキュメント内のサンプル・コードのアクセシビリティについて

スクリーン・リーダーは、ドキュメント内のサンプル・コードを正確に読めない場合があります。コード表記規則では閉じ括弧だけを行に記述する必要があります。しかしJAWSは括弧だけの行を読まない場合があります。

外部Webサイトのドキュメントのアクセシビリティについて

このドキュメントにはオラクル社およびその関連会社が所有または管理しないWebサイトへのリンクが含まれている場合があります。オラクル社およびその関連会社は、それらのWebサイトのアクセシビリティに関しての評価や言及は行っておりません。

Oracleサポート・サービスへのTTYアクセス

アメリカ国内では、Oracleサポート・サービスへ24時間年中無休でテキスト電話(TTY)アクセスが提供されています。TTYサポートについては、 (800)446-2398にお電話ください。

8 サポートおよびサービス

次の各項に、各サービスに接続するためのURLを記載します。

Oracleサポート・サービス

オラクル製品サポートの購入方法、およびOracleサポート・サービスへの連絡方法の詳細は、次のURLを参照してください。

http://www.oracle.com/lang/jp/support/index.html

製品マニュアル

製品のマニュアルは、次のURLにあります。

http://www.oracle.com/technology/global/jp/documentation/index.html

研修およびトレーニング

研修に関する情報とスケジュールは、次のURLで入手できます。

http://education.oracle.com/pls/web_prod-plq-dad/db_pages.getpage?page_id=3

その他の情報

オラクル製品やサービスに関するその他の情報については、次のURLから参照してください。

http://www.oracle.com/lang/jp/index.html 
http://www.oracle.com/technology/global/jp/index.html 

注意:

ドキュメント内に記載されているURLや参照ドキュメントには、Oracle Corporationが提供する英語の情報も含まれています。日本語版の情報については、前述のURLを参照してください。 



Oracle Databaseリリース・ノート, 10gリリース2(10.2) for Linux Itanium

部品番号: B25919-07

Oracle Database Release Notes, 10g Release 2 (10.2) for Linux Itanium

原本部品番号: B15673-08

Copyright © 2008 Oracle. All rights reserved.

制限付権利の説明

このプログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)には、オラクル社およびその関連会社に所有権のある情報が含まれています。このプログラムの使用または開示は、オラクル社およびその関連会社との契約に記された制約条件に従うものとします。著作権、特許権およびその他の知的財産権と工業所有権に関する法律により保護されています。

独立して作成された他のソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合、もしくは法律によって規定される場合を除き、このプログラムのリバース・エンジニアリング、逆アセンブル、逆コンパイル等は禁止されています。

このドキュメントの情報は、予告なしに変更される場合があります。オラクル社およびその関連会社は、このドキュメントに誤りが無いことの保証は致し兼ねます。これらのプログラムのライセンス契約で許諾されている場合を除き、プログラムを形式、手段(電子的または機械的)、目的に関係なく、複製または転用することはできません。

このプログラムが米国政府機関、もしくは米国政府機関に代わってこのプログラムをライセンスまたは使用する者に提供される場合は、次の注意が適用されます。

U.S. GOVERNMENT RIGHTS

Programs, software, databases, and related documentation and technical data delivered to U.S. Government customers are "commercial computer software" or "commercial technical data" pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulations.As such, use, duplication, disclosure, modification, and adaptation of the Programs, including documentation and technical data, shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement, and, to the extent applicable, the additional rights set forth in FAR 52.227-19, Commercial Computer Software—Restricted Rights (June 1987).Oracle USA, Inc., 500 Oracle Parkway, Redwood City, CA 94065.

このプログラムは、核、航空、大量輸送、医療あるいはその他の本質的に危険を伴うアプリケーションで使用されることを意図しておりません。このプログラムをかかる目的で使用する際、上述のアプリケーションを安全に使用するために、適切な安全装置、バックアップ、冗長性(redundancy)、その他の対策を講じることは使用者の責任となります。万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましても、オラクル社およびその関連会社は一切責任を負いかねます。

Oracle、JD Edwards、PeopleSoft、Siebelは米国Oracle Corporationおよびその子会社、関連会社の登録商標です。その他の名称は、他社の商標の可能性があります。

このプログラムは、第三者のWebサイトへリンクし、第三者のコンテンツ、製品、サービスへアクセスすることがあります。オラクル社およびその関連会社は第三者のWebサイトで提供されるコンテンツについては、一切の責任を負いかねます。当該コンテンツの利用は、お客様の責任になります。第三者の製品またはサービスを購入する場合は、第三者と直接の取引となります。オラクル社およびその関連会社は、第三者の製品およびサービスの品質、契約の履行(製品またはサービスの提供、保証義務を含む)に関しては責任を負いかねます。また、第三者との取引により損失や損害が発生いたしましても、オラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます。