リリース・ノート
10gリリース2(10.2) for Solaris Operating System(SPARC 64-bit)
部品番号: B25024-08
2008年11月
このリリース・ノートには、今回のリリースのプラットフォーム固有または製品固有のマニュアルに記載されていない重要な情報が含まれています。このドキュメントは『Oracle Databaseプラットフォーム共通日本語README』を補足するものであり、リリース後に更新される場合があります。
このリリース・ノートは、リリース後に更新される場合があります。このリリース・ノートの更新の確認、およびOracleの他のドキュメントを参照するには、OTN-JのWebサイトのドキュメント・セクションを参照してください。URLは次のとおりです。
http://www.oracle.com/technology/global/jp/documentation/index.html
製品固有のリリース・ノートについては、『Oracle Databaseプラットフォーム共通日本語README』を参照してください。
注意: クイック・インストレーション・ガイドは今後、印刷物としては提供されません。このドキュメントは、メディアのソフトウェアと同じ場所から、またOracle Technology Networkから入手できます。 |
このリリース・ノートは、次の項目で構成されています。
Oracle Database 10gリリース2(10.2)に関する最新の動作要件については、次のOracleMetaLinkを参照してください。
Oracle C++ Call Interface STLPort4の動作要件
Oracle Database 10gリリース2(10.2.0.3)以降は、OCCI用のSTLPort4ライブラリがこのプラットフォームでサポートされます。これらのライブラリは、次の場所で入手できます。
$ORACLE_HOME/lib/libocci_stlport4.so.10.1
OCCIでSTLPort4ライブラリを使用する場合は、$ORACLE_HOME/lib/libocci_stlport4.so.10.1
を指すソフト・リンク$ORACLE_HOME/lib/libocci.so
を作成する必要があります。
次の製品は、Oracle Database 10gリリース2(10.2)ではサポートされていません。
Grid Controlサポート
Oracle Database 10gリリース2(10.2)は、Grid Control 10.1.0.4でターゲットとして管理できます。ただし、Oracle Database 10gリリース2は、リポジトリとしてはGrid Control 10.1.0.4でサポートされていません。
JDBC 1.2ドライバ
JDBC 1.2ドライバは、Solaris 10ではサポートされていません。
CHAPプロトコルを使用したRADIUS
Verity
Oracle Textに使用されるVerity社のフィルタは、Solaris 10ではサポートされていません。
1枚目のDVDにある製品およびドキュメント:
Oracle Database 10gリリース2(10.2)のソフトウェアおよびドキュメント
Oracle Database Companion Products 10gリリース2(10.2)のソフトウェアおよびドキュメント
Oracle Database 10gリリース2(10.2)のドキュメント・ライブラリ
2枚目のDVDにある製品およびドキュメント:
Oracle Clusterware 10gリリース2(10.2)のソフトウェアおよびドキュメント
Oracle Database Client 10gリリース2(10.2)のソフトウェアおよびドキュメント
Oracle Gateway 10gリリース2(10.2)のソフトウェアおよびドキュメント
Oracle Database 10gリリース2(10.2)のドキュメント・ライブラリ
インストールの事前要件については、各インストレーション・ガイドを参照してください。
Oracle Databaseのインストール、構成およびアップグレードに関連する注意事項の詳細は、次の項を参照してください。
アップグレード前後の処理、互換性、相互運用性に関する最新の更新とベスト・プラクティスについては、OracleMetaLink(https://metalink.oracle.com/
)のノート466181.1を参照してください。これは「10g Upgrade Companion」ページにリンクしています。
Enterprise Security Managerをインストールするには、Oracle Clientをインストールし、次に「管理者」インストール・タイプを選択します。
Oracle Universal Installerにより、0
と示されたエラー・メッセージが表示されます。「ホームの詳細の指定」画面でデータベース・ホームおよびパスを指定し、「次へ」をクリックすると、このメッセージが表示されます。このエラー・メッセージが表示されても無視し、インストールを続行します。
必須ライブラリを検索するためにextjob
実行可能ファイルを有効にするには、$ORACLE_HOME/lib
ディレクトリおよびその親ディレクトリすべてにgroup
およびother
に対する実行権限が必要です。
既存の仮想IPアドレス(VIP)リソースの名前、IPアドレスまたはネットマスクを変更する場合は、srvctl modify nodeappsコマンドを使用し、引数-AにVIPの既存のインタフェースを含めます。次に例を示します。
srvctl modify nodeapps -n mynode1 -A 100.200.300.40/255.255.255.0/eth0
(Oracle Bug#4500688)
RACの共有ストレージとしてNASを使用するには、次のパッチを適用します。
Solaris 8用パッチ112168-03
Solaris 9用パッチ114388-03
Oracle Database Clientは、Oracle Databaseと同じリリース・レベルであれば、同じOracle Databaseホームにインストールできます。たとえば、Oracle Database Client 10gリリース2(10.2)を、既存のOracle Database 10gリリース2(10.2)ホームにインストールできます。クライアントのインストール前にパッチ・セットを適用した場合は、再度パッチ・セットを適用する必要があります。
カスタム・インストールを実行する場合は、必ずライセンスの対象となっているコンポーネントのみをインストールするようにしてください。Standard Editionは、カスタム・インストールではインストールできません。
次の各項には、Oracle Database 10gおよび関連製品に関する問題についての情報が含まれています。
サード・パーティ・クラスタウェア
デプロイ環境でSunClusterを使用しない場合、クラスタ検証ユーティリティ(CVU)によりレポートされる、SunClusterバージョン、ORCLUdlmバージョンおよびパッチ113800-06に関するエラーは無視します。
デプロイ環境がSolaris 9の場合、SunClusterの予想されるパッチは113800-06ではなく113801です。また、カーネル・パラメータSHMMIN
およびクラスタ検証ユーティリティ(CVU)によるSHMSEG
エラーは無視します。
欠落パッチのエラー・メッセージ
CVUは、欠落したパッチを見つけるとxxxx
patch
is
unknown
エラーをレポートします。これは、xxxx
patch
is
missing
という意味です。
(Oracle Bug#4566437)
RAWデバイス共有ストレージおよびVeritas論理ボリューム
クラスタ検証ユーティリティにより、Oracle ClusterwareおよびRACをインストールするためのクラスタの準備が整っているかが検証され、データベースが作成されます。また、個々のクラスタ・コンポーネントの整合性が検証されます。CVUでは、RAWディスクが検出され、すべてのノード間で一意のストレージ署名を検証することでRAWディスクおよびVeritas論理ボリュームの共有チェックが実行されます。ただし、oracle
ユーザーが実際にデバイスに読書きできるかどうかはチェックされません。
問合せに単一列INリストが含まれ、マテリアライズド・ビューに範囲があり、パーティション・チェンジ・トラッキング・リライトが使用されている場合、クエリー・リライトの結果が無効となる場合があります。この問題を回避するには、次のコマンドを使用して、新規パーティション包含リライトをオフにします。
SQL> alter session set "_query_rewrite_fpc" = false;
ホストベースのミラー化は、ASMではサポートされていません。ストレージベースのミラー化の復元には問題ありません。
回避策: ASM冗長性を使用します。
(Oracle Bug#4466206)
列にREALデータ型を使用する場合、Solaris対応のOracle ODBCドライバは動作しません。アプリケーションは、PL/SQLストアド・プロシージャによって、ネイティブのdoubleまたはfloatデータ型としてデータの取得を試みます。
回避策: 表の作成時に、REALデータ型のかわりにNUMBER(s,p)データ型を使用します。
(Oracle Bug#4551566)
ユーザー証明書の内容をOracle認証局サイトから取得してフラット・ファイルとして保存した場合、Oracle Wallet Managerでは、そのユーザー証明書を有効と認識しません。これは、フラット・ファイルとして保存するときにユーザー証明書のすべての行が改行なしでまとめられるためです。
回避策: ユーザー証明書を編集します。-----BEGIN CERTIFICATE-----
の後と、-----END CERTIFICATE-----
の前に新規行を挿入してください。
待機クラスのメトリックのキー値を削除しないでください。削除するとキー値は永久に削除され、現時点では簡単にリカバリする方法がありません。
(Oracle Bug#4602952)
共有ストレージへのアクセスを可能にするためにストレージ・エリア・ネットワーク(SAN)デバイスを使用しており、IOマルチ・パス(MPxIO)が有効である場合、クラスタのすべてのノードに次のパッチをインストールする必要があります。
119374-13
119715-10
これらのパッチをインストールしない場合、切断または障害が発生した物理リンクを介してアクセスしている共有ストレージに対し、ノードがアクセスできなくなる可能性があります。
Solarisファイバー・チャネル・ポート・ドライバがリンク断を検出すると、2分間のタイムアウト後、このポートに関連付けられたLUNパスがオフライン化されます。この遅延の目的は、一時的なリンク障害による早期フェイルオーバーを避けるためです。LUNへの代替アクティブ・パスがあり、SCSI予約がアクティブでない場合、このタイムアウトの時間内にMPxIOが自動的に代替パスを使用するよう再構成します。
ただし、このタイムアウトの時間では、パスがオフライン化されていないためにポートの障害がCRSで検出されません。このタイムアウトの時間にノードが除去された場合、CRSデーモンはノードのリブートに失敗し、サービスは他のノードにフェイルオーバーされません。この場合、ノードはリンクが再度有効になるまでの間のみリブートします。リブート後、ノードに属するすべてのサービスが有効になります。
この問題を回避するには、misscount
パラメータを120秒より大きい値に設定する必要があります。その結果、除去およびリブートのプロセスはSolarisのタイムアウトの時間に影響されなくなります。ノードが除去され、リブートされて、ノードのサービスが予定どおり他のノードにフェイルオーバーされます。
CRSのインストール完了後、misscount
パラメータを変更するには次の手順を実行します。
任意のノード上で、$CRS_HOME/bin/crsctl set css misscount 130
コマンドを実行します。
すべてのノード上で、$CRS_HOME/bin/crsctl stop crs
コマンドを実行します。
すべてのノード上で、$CRS_HOME/bin/crsctl start crs
コマンドを実行します。
misscount
パラメータのデフォルト値は27です。このパラメータ値を大きくすると、ノードがフェイルオーバーに費やす時間が長くなります。したがって、長い時間クラスタのサービス・レベルが下がります。長いフェイルオーバー時間を可能にするかどうかの決定は、ユーザー次第です。Solarisには、アプリケーションがリンク断についてただちに通知されるようなメカニズムが備わっています。
このリリースでは、Oracleはこのメカニズムを使用していませんが、このメカニズムを使用するための作業は続けられています。今後のOracleリリースでは、この回避策は必要なくなります。
データベース画面で、「メモリー・アクセス・モードで監視」機能へのリンクをクリックしないでください。この機能は、Enterprise Manager Database Control 10.2.0.2リリースでは使用できません。このリンクをクリックすると、エージェントが応答しなくなる可能性があります。
(Oracle Bug#4866231)
Sun Clusterを使用している場合は、/etc/hostsファイルにプライベート・インターコネクトを入力せず、かわりにclusternodeX-privを使用して、Oracle ClusterwareおよびOracle RACに対するプライベート・インターコネクトを示します。
(Oracle Bug#6238217)
ベンダーのクラスタウェアを使用するSolaris 10でOracle Real Application Clustersデータベースに10.2.0.4へのパッチを適用すると、次のメッセージが表示されることがあります。
PRKH-1010 : Unable to communicate with CRS services.
Oracle Databaseでこのメッセージが表示されるのは、libskgxn2.so
ファイルが見つからないためです。
回避策: 次のコマンドを入力してこの問題を解決します。
$ cd $ORACLE_HOME/rdbms/lib $ make -f ins_rdbms.mk nm_auto
この項では、Solaris Operating System(SPARC 64-bit)の各インストレーション・ガイドの次の修正事項について説明します。
Oracle Databaseのインストレーション・ガイドの「カーネル・パラメータの構成」でのSolaris 10に対する注意事項には、「Solaris 10の場合、System V IPCを実装するために/etc/system
ファイルを変更する必要はありません。Solaris 10では、実装にリソース・コントロール機能が使用されます。」との記載があります。これに対する注意事項の完全な文章は次のとおりです。
Solaris 10の場合、System V IPCを実装するために/etc/system
ファイルを変更する必要はありません。Solaris 10では、実装にリソース・コントロール機能が使用されます。ただし、リソース・コントロールと/etc/system/
のパラメータを両方とも設定することをお薦めします。オペレーティング・システム・パラメータがリソース・コントロールで置換されない場合、引き続きSolaris 10システムのパフォーマンスおよびセキュリティに影響を及ぼします。詳細は、Sun社ベンダーにお問合せください。
各インストレーション・ガイドの「ソフトウェア要件の確認」の項では、SUNWsprox
パッケージは、サポートされているすべてのオペレーティング・システムでサポートされると述べています。しかし、このプラットフォーム上のSolaris 10では、SUNWsproxパッケージはサポートされません。
このプラットフォーム用の『Oracle Databaseクイック・インストレーション・ガイド』の「カーネル・パラメータの構成」の項およびインストレーション・ガイドの「インストール前の作業」の章では、Solaris 10でカーネル・パラメータを変更する手順が示されています。しかし、この手順を使用してカーネル・パラメータを設定した場合、システムを再起動すると値が失われます。システムの再起動後に値を使用できるようにするには、次の手順を使用してカーネル・パラメータを変更します。
デフォルトでは、Oracleインスタンスはdba
グループのoracle
ユーザーとして実行されます。group.dba
の名前を持つプロジェクトがoracle
ユーザーのデフォルト・プロジェクトとなるよう作成されます。id
コマンドを実行し、oracle
ユーザーのデフォルト・プロジェクトを検証します。
# su - oracle $ id -p uid=100(oracle) gid=100(dba) projid=100(group.dba) $ exit
共有メモリーの最大サイズを2GBに設定するには、projmod
コマンドを実行します。
# projmod -sK "project.max-shm-memory=(privileged,2G,deny)" group.dba
あるいは、Oracleプロジェクトのプロジェクト・エントリの最終フィールドにproject.max-shm-memory=(privileged, 2147483648,deny)
リソース・コントロールを追加します。
これらの手順を完了した後、/etc/projectファイルには次の内容が含まれています。
# cat /etc/project
コマンドの出力内容は次のとおりです。
system:0:::: user.root:1:::: noproject:2:::: default:3:::: group.staff:10:::: group.dba:100:Oracle default project:::project.max-shmmemory=(privileged,2147483648,deny)
リソース・コントロールがアクティブであることを確認するには、id
コマンドおよびprctl
コマンドを実行します。
# su - oracle $ id -p uid=100(oracle) gid=100(dba) projid=100(group.dba) $ prctl -n project.max-shm-memory -i process $$ process: 5754: -bash NAME PRIVILEGE VALUE FLAG ACTION RECIPIENT project.max-shm-memory privileged 2.00GB - deny
注意: 共有メモリーの最大値はSGA要件によって異なり、SGAのサイズよりも大きい値に設定する必要があります。詳細は、『Solaris Tunable Parameters Reference Manual』を参照してください。 |
Solaris Operating System(SPARC 64-bit)用のOracle Databaseインストレーション・ガイドの第2章にある「ソフトウェア要件の確認」では、オペレーティング・システムの更新レベルを確認するためのコマンドが指定されていません。オペレーティング・システムの更新レベルは、次のコマンドを使用して確認できます。
$ cat /etc/release Solaris 9 4/03 s9s_u3wos_
このコマンド出力にある_u3
は、Solaris 9のアップデート3であることを示しています。
『Oracle Database Oracle ClusterwareおよびOracle Real Application Clustersインストレーション・ガイド』の第2章「インストール前の作業」の「Oracle Clusterwareホーム・ディレクトリ」では、使用可能なOracle Clusterwareホーム(CRSホーム)のパスとして、パス/u01/app/oracle/product/crs
が誤って記載されています。これは正しくありません。/u01/app/oracle
はOracleベースのデフォルトのパスであり、Oracle Clusterwareのホームを、Oracleベース・ディレクトリのサブディレクトリにすることはできません。
CRSホーム・ディレクトリとして使用できるのは、Oracleベース・ディレクトリの外部のパスです。たとえば、Oracleベース・ディレクトリがu01/app/oracle
の場合、CRSホームとしては次のようなパスを使用できます。
u01/crs/ /u01/crs/oracle/product/10/crs /crs/home
(Oracle Bug#5843155)
『Oracle Database Oracle ClusterwareおよびOracle Real Application Clustersインストレーション・ガイド』の第2章「インストール前の作業」の「IPアドレス要件」に、仮想IPアドレス(VIP)がping
コマンドに応答する必要があるという次の記述があります。
インストール中、Oracle Universal Installerではping
コマンドを使用してVIPが到達可能であることを確認します。
この記述は正しくありません。VIPアドレスはインストールの前に、DHCPか/etc/hosts
、あるいはその両方で構成する必要がありますが、pingコマンドに応答するサーバーに割り当てることはできません。
(Oracle Bug#6017001)
『Oracle Database管理者リファレンス』の第1章「Oracle Databaseの管理」のDB_BLOCK_SIZE初期化パラメータに関する項に記載された、SolarisでのDB_BLOCK_SIZE
の値(16KB
)は正しくありません。Solarisでのこのパラメータの正しい値は32KB
です。
『Oracle Database管理者リファレンス』の第2章「Oracleソフトウェアの停止と起動」の「その他のオペレーティング・システムにおけるデータベースの起動と停止の自動化」には、作成するシンボリック・リンクが次のように一覧表示されています。
プラットフォーム | シンボリック・リンク・コマンド |
---|---|
AIX |
# ln -s /etc/dbora /etc/rc.d/rc2.d/S99dbora # ln -s /etc/dbora /etc/rc.d/rc2.d/K01dbora |
HP-UX |
# ln -s /sbin/init.d/dbora /sbin/rc3.d/S990dbora # ln -s /sbin/init.d/dbora /sbin/rc3.d/K001dbora |
Linux |
# ln -s /etc/init.d/dbora /etc/rc.d/rc3.d/K01dbora # ln -s /etc/init.d/dbora /etc/rc.d/rc3.d/S99dbora # ln -s /etc/init.d/dbora /etc/rc.d/rc5.d/K01dbora # ln -s /etc/init.d/dbora /etc/rc.d/rc5.d/S99dbora |
Solaris |
# ln -s /etc/init.d/dbora /etc/rc3.d/K01dbora # ln -s /etc/init.d/dbora /etc/rc3.d/S99dbora |
Tru64 UNIX |
# ln -s /sbin/init.d/dbora /sbin/rc3.d/S99dbora # ln -s /sbin/init.d/dbora /sbin/rc3.d/K01dbora |
作成する正しいシンボリック・リンクは次のとおりです。
プラットフォーム | シンボリック・リンク・コマンド |
---|---|
AIX |
# ln -s /etc/dbora /etc/rc.d/rc2.d/S99dbora # ln -s /etc/dbora /etc/rc.d/rc0.d/K01dbora |
HP-UX |
# ln -s /sbin/init.d/dbora /sbin/rc3.d/S990dbora # ln -s /sbin/init.d/dbora /sbin/rc0.d/K001dbora |
Linux |
# ln -s /etc/init.d/dbora /etc/rc.d/rc0.d/K01dbora # ln -s /etc/init.d/dbora /etc/rc.d/rc3.d/S99dbora # ln -s /etc/init.d/dbora /etc/rc.d/rc5.d/S99dbora |
Solaris |
# ln -s /etc/init.d/dbora /etc/rc0.d/K01dbora # ln -s /etc/init.d/dbora /etc/rc3.d/S99dbora |
Tru64 UNIX |
# ln -s /sbin/init.d/dbora /sbin/rc3.d/S99dbora # ln -s /sbin/init.d/dbora /sbin/rc3.d/K01dbora |
『Oracle Database JDBC開発者ガイドおよびリファレンス』の第20章「JDBC RowSet」の「概要」には、次の情報が欠落しています。
javax.sql.rowset
パッケージを、次のSun社のサイトからダウンロードする必要があります。
http://java.sun.com/products/jdbc/download.html#rowset1_0_1
ダウンロードしたzipファイルからrowset.jar
ファイルを抽出し、このjarファイルをCLASSPATH
に含めます。
Oracle Database Oracle ClusterwareおよびOracle Real Application Clustersのインストレーション・ガイドの「すべてのクラスタ・ノードでのSSHの構成」に、「これらのコマンドを使用する際にパスワードを求めるプロンプトが表示されないように、SSH(またはRSH)を構成する必要があります。」という記述があります。これは正しくありません。SSHはインストール用に構成する必要があります。そうしないとインストール時のユーザー等価チェックが失敗します。
(Oracle Bug#7208052)
Oracleのドキュメントでは、Oracleインベントリ・グループはoinstall
と表記されます。ただし、必ず同じ名前を使用する必要があるわけではありません。グループには別の名前を入力できます。
Oracle Databaseのインストレーション・ガイドの「インストール前の作業」の章のカーネル・パラメータの構成に関する項に、次の記述がありません。
関連項目: カーネル・パラメータを更新する手順の詳細は、ノート429191.1を参照してください。 |
オラクル社は、障害のあるお客様にもオラクル社の製品、サービスおよびサポート・ドキュメントを簡単にご利用いただけることを目標としています。オラクル社のドキュメントには、ユーザーが障害支援技術を使用して情報を利用できる機能が組み込まれています。HTML形式のドキュメントで用意されており、障害のあるお客様が簡単にアクセスできるようにマークアップされています。標準規格は改善されつつあります。オラクル社はドキュメントをすべてのお客様がご利用できるように、市場をリードする他の技術ベンダーと積極的に連携して技術的な問題に対応しています。オラクル社のアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/accessibility/
を参照してください。
ドキュメント内のサンプル・コードのアクセシビリティについて
スクリーン・リーダーは、ドキュメント内のサンプル・コードを正確に読めない場合があります。コード表記規則では閉じ括弧だけを行に記述する必要があります。しかしJAWSは括弧だけの行を読まない場合があります。
外部Webサイトのドキュメントのアクセシビリティについて
このドキュメントにはオラクル社およびその関連会社が所有または管理しないWebサイトへのリンクが含まれている場合があります。オラクル社およびその関連会社は、それらのWebサイトのアクセシビリティに関しての評価や言及は行っておりません。
Oracleサポート・サービスへのTTYアクセス
アメリカ国内では、Oracleサポート・サービスへ24時間年中無休でテキスト電話(TTY)アクセスが提供されています。TTYサポートについては、 (800)446-2398にお電話ください。
次の各項に、各サービスに接続するためのURLを記載します。
Oracleサポート・サービス
オラクル製品サポートの購入方法、およびOracleサポート・サービスへの連絡方法の詳細は、次のURLを参照してください。
http://www.oracle.com/lang/jp/support/index.html
製品マニュアル
製品のマニュアルは、次のURLにあります。
http://www.oracle.com/technology/global/jp/documentation/index.html
研修およびトレーニング
研修に関する情報とスケジュールは、次のURLで入手できます。
http://education.oracle.com/pls/web_prod-plq-dad/db_pages.getpage?page_id=3
その他の情報
オラクル製品やサービスに関するその他の情報については、次のURLから参照してください。
http://www.oracle.com/lang/jp/index.html
http://www.oracle.com/technology/global/jp/index.html
注意: ドキュメント内に記載されているURLや参照ドキュメントには、Oracle Corporationが提供する英語の情報も含まれています。日本語版の情報については、前述のURLを参照してください。 |
Oracle Databaseリリース・ノート, 10gリリース2(10.2) for Solaris Operating System(SPARC 64-bit)
部品番号: B25024-08
Oracle Database Release Notes, 10g Release 2 (10.2) for Solaris Operating System (SPARC 64-Bit)
原本部品番号: B15689-11
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