| Oracle Database Oracle ClusterwareおよびOracle Real Application Clustersインストレーション・ガイド 10g リリース2(10.2) for Solaris Operating System B28858-02 |
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この章では、Oracle Universal Installerを起動する前に完了する必要がある、記憶域の構成作業について説明します。この章で説明する作業は、次のとおりです。
この項では、Oracle Clusterwareファイル、Oracleデータベース・ファイルおよびデータ・ファイルの格納でサポートされているオプションについて説明します。この項の内容は次のとおりです。
記憶域オプションを選択する際には、次の概要を参考にしてください。
Oracle Clusterwareファイルの格納には、次の2つの方法があります。
Oracleデータベースおよびリカバリ・ファイルの格納には、次の3つの方法があります。
すべてのインストールに対して、Oracle ClusterwareファイルおよびOracleデータベース・ファイルで使用する記憶域オプションを選択する必要があります。また、インストール中に自動バックアップを有効にする場合は、リカバリ・ファイル(フラッシュ・リカバリ領域)で使用する記憶域オプションを選択する必要があります。各ファイル・タイプに同一の記憶域を使用する必要はありません。
投票ディスク・ファイルを配置する場合、各投票ディスクがハードウェア・デバイスまたはディスク、他のシングル・ポイント障害を共有しないように、構成されていることを確認します。構成されている投票ディスクの絶対多数(半分以上)は使用可能であり、常にOracle Clusterwareの動作に応答する必要があります。
フェイルオーバー用にOracle Clusterwareを使用するシングル・インスタンスのOracleデータベース・インストールでは、フェイルオーバー・プロセスにディスクのディスマウントおよび再マウントを含めない場合、ASMまたは共有RAWディスクを使用する必要があります。
次の表に、Oracle Clusterwareファイル、Oracleデータベース・ファイルおよびOracleデータベースのリカバリ・ファイルを格納するために使用できる記憶域オプションを示します。Oracleデータベース・ファイルには、データ・ファイル、制御ファイル、REDOログ・ファイル、サーバー・パラメータ・ファイルおよびパスワード・ファイルが含まれています。Oracle Clusterwareファイルには、Oracle Cluster Registry(OCR)、ミラー化されたOCRファイル(オプション)、Oracle Clusterwareの投票ディスクおよび追加の投票ディスク・ファイル(オプション)が含まれています。
| 記憶域オプション | サポート対象ファイルのタイプ | |||
|---|---|---|---|---|
| OCRおよび投票ディスク | Oracleソフトウェア | データベース | リカバリ | |
|
自動ストレージ管理 |
不可 |
不可 |
可 |
可 |
|
ローカル記憶域 |
不可 |
可 |
不可 |
不可 |
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注意: サポートされているNASデバイスが必要です。 |
可 |
可 |
可 |
可 |
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共有RAWパーティション |
可 |
不可 |
可 |
不可 |
次のガイドラインに従って、各ファイル・タイプで使用する記憶域オプションを選択します。
ディスクの記憶域オプションを決定したら、次の作業をここに示す順序どおりに実行する必要があります。
「CVUを使用した使用可能な共有記憶域の検証」を参照してください。
サポートされている共有ファイル・システムでクラスタ内のすべてのノードで使用可能なすべての共有ファイル・システムを検証するには、次のコマンドを使用します。
/mountpoint/crs/Disk1/cluvfy/runcluvfy.sh comp ssa -n node_list
クラスタ内の特定のノードと特定の共有記憶域タイプの間の共有アクセス性を検証する場合は、次のコマンド構文を使用します。
/mountpoint/crs/Disk1/cluvfy/runcluvfy.sh comp ssa -n node_list -s storageID_list
前述の構文例で、mountpoint変数はインストール・メディアのマウント・ポイント・パス、node_list変数は検証するノードのカンマ区切りリスト、storageID_list変数は検証対象のファイル・システム・タイプによって管理されるストレージ・デバイスのストレージ・デバイスIDのリストです。
たとえば、マウント・ポイントが/dev/dvdrom/で、ストレージ・デバイス/dev/c0t0d0s2および/dev/c0t0d0s3のnode1およびnode2からの共有アクセス性を検証する場合は、次のコマンドを入力します。
/dev/dvdrom/crs/Disk1/cluvfy/runcluvfy.sh comp ssa -n node1,node2 -s¥ /dev/c0t0d0s2,/dev/c0t0d0s3
コマンドに特定のストレージ・デバイスIDを指定しなかった場合は、コマンドによって、リスト上のノードに接続されているすべての使用可能なストレージ・デバイスが検索されます。
Oracle Universal Installer(OUI)では、Oracle Cluster Registry(OCR)またはOracle Clusterware投票ディスク用のデフォルトの格納先は提供されません。ファイル・システムにこれらのファイルを作成する場合は、次の項を確認して、Oracle Clusterwareファイル用の記憶域要件を満たしておきます。
Oracle Clusterwareファイルにファイル・システムを使用する場合、そのファイル・システムは次の要件を満たす必要があります。
また、共有ファイル・システムにOCRおよび投票ディスク・ファイルを配置する場合、その共有ファイル・システムは、グローバルにマウントされたUFSまたはVxFSファイル・システムではなく、共有QFSファイル・システムである必要があります。
oracleユーザーには、指定したパスにファイルを作成するための書込み権限が必要です。表3-1を使用して、共有ファイル・システムのパーティション・サイズを決定します。
表3-1で、必要なボリューム・サイズの合計を加算して求めます。たとえば、すべてのファイルを共有ファイル・システムに格納するには、2つ以上のボリュームで3.4GB以上の記憶域が使用可能である必要があります。
NFSを使用している場合は、NFSバッファ・サイズ・パラメータ(rsizeおよびwsize)の値を16384以上に設定する必要があります。推奨は32768です。
たとえば、値が32768のrsizeおよびwsizeバッファ設定を使用する場合、各ノードの/etc/vfstabファイルのエントリを次のように更新します。
nfs_server:/vol/DATA/oradata /home/oracle/netapp nfs -yes rw,hard,nointr,rsize=32768,wsize=32768,tcp,noac,vers=3
NFSマウントを使用する場合は、パフォーマンスを向上させるために、forcedirectioオプションを使用してDirect I/Oを適用します。ただし、forcedirectioをマウント・オプションに追加すると、同じマウント・ポイントはOracleソフトウェア・バイナリ、実行可能ファイル、共有ライブラリおよびオブジェクトに対して使用できなくなります。forcedirectioオプションを使用できるのは、Oracleデータ・ファイル、OCRおよび投票ディスクのみです。これらのマウント・ポイント用に、次の行を入力します。
nfs_server:/vol/DATA/oradata /home/oracle/netapp nfs -yes rw,hard,nointr,rsize=32768,wsize=32768,tcp,noac,forcedirectio,vers=3
次の手順に従って、Oracle Clusterwareファイル用のディレクトリを作成します。また、Oracle Databaseおよびリカバリ・ファイル用に共有ファイル・システムを構成することもできます。
Oracleベース・ディレクトリから、別々のファイル・システム上のOracle Clusterwareファイル用のディレクトリを作成するには、次の手順を実行します。
df -kコマンドを使用して、マウントされた各ファイル・システムの空きディスク領域を確認します。
| ファイル・タイプ | ファイル・システムの要件 |
|---|---|
|
Oracle Clusterwareファイル |
512MB以上の空き領域を持つ単一のファイル・システムを選択します(外部冗長で、1つのOCRと1つの投票ディスク)。 |
|
データベース・ファイル |
次のいずれかを選択します。 |
|
リカバリ・ファイル |
2GB以上の空き領域を持つ単一のファイル・システムを選択します。 |
複数のファイル・タイプに対して同じファイル・システムを使用している場合は、各タイプに対するディスク領域要件を追加して、ディスク領域要件の合計を判断します。
oracle)がOracle ClusterwareおよびOracleデータベースをインストールするディスクにディレクトリを作成する権限を所有している場合は、OUIによってOracle Clusterwareファイル・ディレクトリが作成され、DBCAによってOracleデータベース・ファイル・ディレクトリとリカバリ・ファイル・ディレクトリが作成されます。インストールを実行しているユーザーが書込み権限を所有していない場合は、次のコマンドを使用してこれらのディレクトリを手動で作成する必要があります。次のコマンドでは、それぞれのマウント・ポイント・ディレクトリに推奨されるサブディレクトリが作成され、適切な所有者、グループおよびそのサブディレクトリの権限が設定されます。
# mkdir /mount_point/oracrs # chown oracle:oinstall /mount_point/oracrs # chmod 775 /mount_point/oracrs
# mkdir /mount_point/oradata # chown oracle:oinstall /mount_point/oradata # chmod 775 /mount_point/oradata
# mkdir /mount_point/flash_recovery_area # chown oracle:oinstall /mount_point/flash_recovery_area # chmod 775 /mount_point/flash_recovery_area
oracleユーザーをこれらのディレクトリの所有者にすると、これらのディレクトリが複数のOracleホーム(異なるOSDBAグループによるものも含む)から読み取られるようになります。
それぞれのマウント・ポイント・ディレクトリにサブディレクトリを作成し、適切な所有者、グループおよび権限を設定すると、CFSまたはNFSの構成は完了です。
次の項では、RAWパーティションでのOracle Clusterwareファイルの構成方法について説明します。
表3-2に、Oracle Clusterwareファイル用に構成する必要があるRAWパーティションの数およびサイズを示します。
データベース・ファイルは、データベースとリカバリ領域のファイルを集めたファイルで構成されています。
データベース・ファイルの格納には、4つのオプションがあります。
Oracle Clusterwareの構成時に、NFSを選択していて、作成したボリュームがデータベース・ファイルとリカバリ・ファイルを格納するのに十分な大きさである場合は、インストール前に必要な手順は完了です。第4章「Oracle Clusterwareのインストール」に進むことができます。
データベース・ファイルをASMに配置する場合は、「自動ストレージ管理用のディスクの構成」に進みます。
データベース・ファイルをRAWデバイスに配置し、データベース・ファイルおよびリカバリ・ファイルの記憶域管理を手動で行う場合は、「RAWデバイスでのデータベース・ファイル記憶域の構成」に進みます。
この項では、自動ストレージ管理で使用するディスクの構成方法について説明します。ディスクを構成する前に、必要なディスクの数と空きディスク領域の大きさを判断する必要があります。次の項では、要件の確認およびディスクの構成方法について説明します。
自動ストレージ管理を使用するための記憶域要件を指定するには、必要なデバイス数およびディスクの空き領域を確認する必要があります。この作業を実行するには、次の手順を実行します。
インストール時に自動バックアップを有効にしている場合、フラッシュ・リカバリ領域に自動ストレージ管理ディスク・グループを指定して、リカバリ・ファイル用の記憶域メカニズムとして自動ストレージ管理を選択できます。インストール時に選択するデータベースの作成方法に応じて次のいずれかを選択します。
インストール後にデータベース・コンフィギュレーション・アシスタントを使用してデータベースを作成する場合に、同じ選択内容を使用できます。
自動ストレージ管理ディスク・グループに選択した冗長レベルによって、自動ストレージ管理でディスク・グループ内のファイルをミラー化する方法および必要となるディスク数と空きディスク領域は次のようになります。
外部冗長ディスク・グループでは、最小で1台のディスク・デバイスが必要です。外部冗長のディスク・グループで有効なディスク領域は、全デバイスのディスク領域の合計です。
自動ストレージ管理は外部冗長ディスク・グループ内のデータをミラー化しないため、このタイプのディスク・グループのディスク・デバイスとしては、RAIDのみを使用するか、または同様にデバイス独自のデータ保護メカニズムを持つデバイスを使用することをお薦めします。
標準冗長ディスク・グループでは、自動ストレージ管理はデフォルトで2方向のミラー化を使用し、パフォーマンスおよび信頼性を向上させます。標準冗長ディスク・グループでは、最小で2台のディスク・デバイス(または2つの障害グループ)が必要です。標準冗長のディスク・グループで有効なディスク領域は、全デバイスのディスク領域の合計の半分です。
ほとんどの使用環境では、標準冗長ディスク・グループを選択することをお薦めします。
高冗長ディスク・グループでは、自動ストレージ管理はデフォルトで3方向のミラー化を使用してパフォーマンスを向上させ、最高レベルの信頼性を提供します。高冗長ディスク・グループでは、最小で3台のディスク・デバイス(または3つの障害グループ)が必要です。高冗長のディスク・グループで有効なディスク領域は、全デバイスのディスク領域の合計の3分の1です。
高冗長ディスク・グループでは、高レベルのデータ保護が提供されますが、この冗長レベルの使用を決定する前に、追加するストレージ・デバイスのコストを考慮する必要があります。
次の表を使用して、初期データベースのインストールに必要なディスクの最小台数およびディスクの最小領域を決定します。
| 冗長レベル | ディスクの最小台数 | データベース・ファイル | リカバリ・ファイル | 合計 |
|---|---|---|---|---|
|
外部 |
1 |
1.15GB |
2.3GB |
3.45GB |
|
標準 |
2 |
2.3GB |
4.6GB |
6.9GB |
|
高 |
3 |
3.45GB |
6.9GB |
10.35GB |
RACインストールでは、自動ストレージ管理のメタデータ用にディスク領域を追加する必要もあります。次の計算式を使用して、追加のディスク領域の要件を計算します(単位: MB)。
15 +(2×ディスクの台数)+(126×自動ストレージ管理インスタンスの数)
たとえば、高冗長ディスク・グループに3台のディスクを使用する4ノードのRAC環境では、525MBの追加ディスク領域が必要になります。
15 +(2×3)+(126×4)= 525
システム上ですでに自動ストレージ管理インスタンスが実行されている場合は、これらの記憶域要件を満たすために既存のディスク・グループを使用できます。インストール時、必要に応じて、既存のディスク・グループにディスクを追加できます。
次の項では、既存ディスク・グループの指定方法およびそのディスク・グループが持つ空きディスク領域の確認方法について説明します。
標準または高冗長ディスク・グループを使用する場合は、カスタム障害グループのディスク・デバイスを関連付けることによって、ハードウェア障害に対するデータベースの保護を強化できます。デフォルトでは、各デバイスに独自の障害グループが含まれます。ただし、標準冗長ディスク・グループの2台のディスク・デバイスが同じSCSIコントローラに接続されている場合、コントローラに障害が発生すると、ディスク・グループは使用できなくなります。この例でのコントローラは、シングル・ポイント障害です。
このタイプの障害を防止するためには、2つのSCSIコントローラを使用します。各コントローラに2台のディスクを接続し、各コントローラに接続されたディスクに障害グループを定義します。この構成では、ディスク・グループが1つのSCSIコントローラの障害を許容できるようになります。
RAWデバイスを使用して自動ストレージ管理用のディスクを構成するには、次の作業を実行します。
次の手順を使用して、ディスクを構成します。
# /usr/sbin/format
このコマンドの出力結果は、次のようになります。
AVAILABLE DISK SELECTIONS: 0. c0t0d0 <ST34321A cyl 8892 alt 2 hd 15 sec 63> /pci@1f,0/pci@1,1/ide@3/dad@0,0 1. c1t5d0 <SUN9.0G cyl 4924 alt 2 hd 27 sec 133> /pci@1f,0/pci@1/scsi@1/sd@5,0
このコマンドによって、システムに取り付けられている各ディスクの情報が表示されます。これには、デバイス名(cxtydz)も含まれます。
fdiskコマンドを使用して、ディスクに作成します。Solaris fdiskパーティションは、シリンダ0ではなく、シリンダ1から開始する必要があります。fdiskパーティションを作成した場合、続行する前にディスクにラベル付けする必要があります。
partitionコマンドの後に、printコマンドを入力すると、使用するディスクのパーティション表が表示されます。
labelコマンドを入力して、パーティション表およびラベルをディスクに書き込みます。
qと入力して、formatメニューに戻ります。
qと入力して、formatユーティリティを終了します。それ以外の場合は、diskコマンドを入力して、新しいディスクを選択し、手順bからgを繰り返して、そのディスク上のスライスを作成または識別します。
# df -h
このコマンドによって、ファイル・システムとしてマウントされているディスク・デバイスのスライスについての情報が表示されます。スライスのデバイス名には、ディスク・デバイス名と、その後にスライス番号が含まれます。たとえば、cxtydzsnでは、snがスライス番号です。
# chown oracle:dba /dev/rdsk/cxtydzs6 # chmod 660 /dev/rdsk/cxtydzs6
この例では、デバイス名としてスライス6を指定します。
既存の自動ストレージ管理ディスク・グループにデータベース・ファイルまたはリカバリ・ファイルを格納する場合は、選択したインストール方法に応じて、次のいずれかを選択できます。
インストール後にデータベース・コンフィギュレーション・アシスタントを使用してデータベースを作成する場合に、同じ選択内容を使用できます。
既存の自動ストレージ管理ディスク・グループが存在するかどうか、またはディスク・グループに十分なディスク領域があるかどうかを判断するために、Oracle Enterprise Manager Grid ControlまたはDatabase Controlを使用できます。また、次の手順も使用できます。
oratabファイルの内容を表示して、自動ストレージ管理インスタンスがシステムに組み込まれているかどうかを判断します。
# more /var/opt/oracle/oratab
自動ストレージ管理インスタンスがシステムに組み込まれている場合、oratabファイルには次のような行が含まれます。
+ASM2:oracle_home_path
この例では、+ASM2は自動ストレージ管理インスタンスのシステム識別子(SID)、oracle_home_pathは自動ストレージ管理インスタンスが組み込まれているOracleホーム・ディレクトリです。表記規則により、自動ストレージ管理インスタンスのSIDは、プラス(+)記号で始まります。
$ $ORACLE_HOME/bin/sqlplus "SYS/SYS_password as SYSDBA" SQL> STARTUP
SQL> SELECT NAME,TYPE,TOTAL_MB,FREE_MB FROM V$ASM_DISKGROUP;
ASMで使用するために共有ディスクID(DID)デバイスについての情報を取得するには、Sun Clusterのコマンドライン・インタフェース(CLI)のデバイス識別子構成および管理ユーティリティ・ラッパーscdidadmを使用できます。
次のコマンドを入力して、共有ストレージ・デバイス、および同じコントローラを共有しているデバイスを確認します。
# scdidadm -L
このコマンドの出力では、DID構成ファイルのデバイスのすべてのパス(リモート・ホストのパスを含む)が示されます。このコマンドの出力結果は、次のようになります。
1 plynx1:/dev/rdsk/c0t0d0 /dev/did/rdsk/d1 2 plynx1:/dev/rdsk/c1t0d0 /dev/did/rdsk/d2 3 plynx1:/dev/rdsk/c1t1d0 /dev/did/rdsk/d3 4 plynx3:/dev/rdsk/c3t216000C0FF084E77d1 /dev/did/rdsk/d4 4 plynx1:/dev/rdsk/c3t216000C0FF084E77d1 /dev/did/rdsk/d4 4 plynx2:/dev/rdsk/c3t216000C0FF084E77d1 /dev/did/rdsk/d4 4 plynx4:/dev/rdsk/c3t216000C0FF084E77d1 /dev/did/rdsk/d4 5 plynx3:/dev/rdsk/c3t216000C0FF084E77d0 /dev/did/rdsk/d5 5 plynx1:/dev/rdsk/c3t216000C0FF084E77d0 /dev/did/rdsk/d5 5 plynx2:/dev/rdsk/c3t216000C0FF084E77d0 /dev/did/rdsk/d5 5 plynx4:/dev/rdsk/c3t216000C0FF084E77d0 /dev/did/rdsk/d5 6 plynx3:/dev/rdsk/c3t216000C0FF284E44d0 /dev/did/rdsk/d6 6 plynx1:/dev/rdsk/c3t216000C0FF284E44d0 /dev/did/rdsk/d6 6 plynx2:/dev/rdsk/c3t216000C0FF284E44d0 /dev/did/rdsk/d6 6 plynx4:/dev/rdsk/c3t216000C0FF284E44d0 /dev/did/rdsk/d6 7 plynx3:/dev/rdsk/c4t226000C0FF384E44d1 /dev/did/rdsk/d7 7 plynx1:/dev/rdsk/c4t226000C0FF384E44d1 /dev/did/rdsk/d7 7 plynx2:/dev/rdsk/c4t226000C0FF384E44d1 /dev/did/rdsk/d7 7 plynx4:/dev/rdsk/c4t226000C0FF384E44d1 /dev/did/rdsk/d7 8 plynx3:/dev/rdsk/c4t226000C0FF384E44d0 /dev/did/rdsk/d8 8 plynx1:/dev/rdsk/c4t226000C0FF384E44d0 /dev/did/rdsk/d8 8 plynx2:/dev/rdsk/c4t226000C0FF384E44d0 /dev/did/rdsk/d8 8 plynx4:/dev/rdsk/c4t226000C0FF384E44d0 /dev/did/rdsk/d8 9 plynx3:/dev/rdsk/c4t226000C0FF184E77d0 /dev/did/rdsk/d9 9 plynx1:/dev/rdsk/c4t226000C0FF184E77d0 /dev/did/rdsk/d9 9 plynx2:/dev/rdsk/c4t226000C0FF184E77d0 /dev/did/rdsk/d9 9 plynx4:/dev/rdsk/c4t226000C0FF184E77d0 /dev/did/rdsk/d9 16 plynx2:/dev/rdsk/c0t0d0 /dev/did/rdsk/d16 17 plynx2:/dev/rdsk/c1t0d0 /dev/did/rdsk/d17 18 plynx2:/dev/rdsk/c1t1d0 /dev/did/rdsk/d18 19 plynx3:/dev/rdsk/c0t0d0 /dev/did/rdsk/d19 20 plynx3:/dev/rdsk/c1t0d0 /dev/did/rdsk/d20 21 plynx3:/dev/rdsk/c1t1d0 /dev/did/rdsk/d21 22 plynx4:/dev/rdsk/c0t0d0 /dev/did/rdsk/d22 23 plynx4:/dev/rdsk/c1t0d0 /dev/did/rdsk/d23 24 plynx4:/dev/rdsk/c1t1d0 /dev/did/rdsk/d24
前述の出力例の意味は、次のとおりです。
d4からd9は共有ストレージで、すべてのクラスタ・ノードで表示されます。その他のDIDデバイスは、ローカル・ストレージ・デバイスです。
d4、d5およびd6は1つのコントローラc3上にあり、d7、d8、d9は別のコントローラc4上にあります。
前述のクラスタの出力例では、共有デバイスは、同じSolarisデバイスのパス名で存在します。たとえば、ノードに関係なく、d9は/dev/rdsk/c4t226000C0FF184E77d0です。他のクラスタ構成の場合、これはあてはまりません。たとえば、いくつかのノードでのSolarisデバイスのパス名は/dev/rdsk/c3t226000C0FF184E77d0として表示され、他のノードでは異なるパスとして表示されます。コントローラ番号が同じでなくても、デバイスはすべてのノードで常に/dev/did/rdsk/d9であることに注意してください。これが、Sun Clusterで統一されたデバイスの名前空間の特長です。
次の項では、データベース・ファイル用のRAWパーティションの構成方法について説明します。
パーティションとは、ディスクまたはディスク・アレイ・ボリュームに定義されたスライスです。SPARC Systemsでは、Solaris Volume Managerを使用して作成したソフト・パーティションのことを示す場合もあります。
| 数 | サイズ(MB) | |
|---|---|---|
|
1 |
500 |
|
|
1 |
500 |
|
|
1 |
500 |
|
|
1 |
250 |
|
|
1 |
160 |
|
|
1 |
120 |
|
|
2 |
120 |
2つのオンラインREDOログ・ファイル(
|
|
2 |
110 |
|
|
1 |
5 |
|
|
1 |
5 |
|
データベース・ファイルのRAWパーティションを構成するには、次の手順を実行します。
指定する名前の先頭は文字である必要があり、4文字以下にする必要があります。たとえば、orclなどです。
前述の表には、必要なパーティションの数とサイズが示されています。
# /usr/sbin/format
このコマンドの出力結果は、次のようになります。
AVAILABLE DISK SELECTIONS: 0. c0t0d0 <ST34321A cyl 8892 alt 2 hd 15 sec 63> /pci@1f,0/pci@1,1/ide@3/dad@0,0 1. c1t5d0 <SUN9.0G cyl 4924 alt 2 hd 27 sec 133> /pci@1f,0/pci@1/scsi@1/sd@5,0
このコマンドによって、システムに取り付けられている各ディスクの情報が表示されます。これには、デバイス名(cxtydz)も含まれます。
fdiskコマンドを使用して、ディスクに作成します。Solaris fdiskパーティションは、シリンダ0ではなく、シリンダ1から開始する必要があります。fdiskパーティションを作成した場合、続行する前にディスクにラベル付けする必要があります。
partitionコマンドの後に、printコマンドを入力すると、使用するディスクのパーティション表が表示されます。
前述の表には、データベース・ファイルに必要なパーティションの数とサイズが示されています。
labelコマンドを入力して、パーティション表およびラベルをディスクに書き込みます。
qと入力して、formatメニューに戻ります。
qと入力して、formatユーティリティを終了します。
# df -h
このコマンドによって、ファイル・システムとしてマウントされているデバイスに関する情報が表示されます。スライスのデバイス名には、ディスク・デバイス名と、その後にスライス番号が含まれます。たとえば、cxtydzsnでは、snがスライス番号です。Solaris Volume Managerによるパーティションのデバイス名は、/dev/md/dsk/dnnn(dnnnはソフト・パーティション名)のようになります。
Solaris x86(64-Bit)では、Solaris Volume ManagerおよびSun ClusterでOracle Real Application Clustersがサポートされています。
Solaris x86では、Solaris Volume ManagerでOracle Real Application Clustersはサポートされておらず、x86用Sun Clusterでもサポートされていません。
Solaris x86(64-bit)Systemsでは、Oracle ClusterwareでOracle Real Application Clustersがサポートされています。ただし、Solaris Volume Managerでの動作は保証されていません。
この項の内容は次のとおりです。
この項では、SPARCシステムでVERITAS Cluster Volume Manager(CVxVM)とSun Cluster 3.1を使用したRAW論理ボリュームの構成方法について説明します。
共有ディスク・グループを作成するには、次の手順を実行します。
# /usr/sbin/format
このコマンドの出力結果は、次のようになります。
AVAILABLE DISK SELECTIONS: 0. c0t0d0 <ST34321A cyl 8892 alt 2 hd 15 sec 63> /pci@1f,0/pci@1,1/ide@3/dad@0,0 1. c1t5d0 <SUN9.0G cyl 4924 alt 2 hd 27 sec 133> /pci@1f,0/pci@1/scsi@1/sd@5,0
このコマンドによって、システムに取り付けられている各ディスクの情報が表示されます。これには、デバイス名(cxtydz)も含まれます。
formatユーティリティを終了します。
# df -k
このコマンドによって、ファイル・システムとしてマウントされているディスク・デバイスのパーティション(スライス)についての情報が表示されます。スライスのデバイス名には、ディスク・デバイス名と、その後にスライス番号が含まれます。たとえば、cxtydzsnなどで、snはスライス番号です。スライス2(s2)はディスク全体を表します。選択したディスク・デバイスは、マウント済パーティションとして表示されてはいけません。
# /usr/sbin/vxdiskconfig # /usr/sbin/vxdisk list
vxdisk listコマンドによって、ディスク・グループにすでに構成されているディスク・デバイスが示されます。また、STATUS列のonlineという単語は、VxVMの制御下にある初期化済のディスクを示します。STATUS列のerrorという単語は、初期化されていないディスクを示します。
選択したディスク・デバイスは、既存のディスク・グループ内にあってはいけません。
# /usr/sbin/vxdiskadd cxtydz
# /usr/sbin/vxdg -s init diskgroup diskname=devicename ...
この例の意味は、次のとおりです。
新しいディスク・グループに必要なRAW論理ボリュームを作成するには、次の手順を実行します。
指定する名前の先頭は文字である必要があり、4文字以下にする必要があります。たとえば、orclなどです。
# /usr/sbin/vxassist -g diskgroup make ora_ocr_raw_100m 100m user=root ¥ group=oinstall mode=640
この例では、diskgroupは、以前作成したディスク・グループの名前です(oradgなど)。
# /usr/sbin/vxassist -g diskgroup make volume size user=oracle ¥ group=dba mode=660
この例の意味は、次のとおりです。
diskgroupは、以前作成したディスク・グループの名前です(oradgなど)。
volumeは、作成する論理ボリュームの名前です。論理ボリュームには、前述の表に示した例の名前を使用することをお薦めします。例に示した論理ボリューム名のdbname変数を、手順1でデータベース用に選択した名前と置き換えます。
sizeは、論理ボリュームのサイズです。たとえば、500mは500MBを表します。
user=oracle group=dba mode=660は、所有者、グループおよびボリュームの権限を示します。userとgroup値には、Oracleソフトウェアの所有者ユーザーとOSDBAグループを指定します(通常、oracleとdba)。
次の例は、testという名前のデータベースのSYSAUX表領域用に、800MBの論理ボリュームをoradgディスク・グループに作成するために使用するコマンドの例を示しています。
# /usr/sbin/vxassist -g oradg make test_sysaux_5800m 5800m ¥ user=oracle group=dba mode=660
ディスク・グループをデポートし、それをクラスタ内の他のノードでインポートするには、次の手順を実行します。
この項では、Solaris Volume Managerを使用したRAW論理ボリュームの構成方法について説明します。以前の状態データベースの複製がなく、システムにRAW論理ボリュームを作成しているとします。
ルートとして、クラスタの各ノードで、metadb コマンドを使用して、Solaris Volume Managerの状態データベースの複製を作成します。コマンド構文は次のとおりです。
metadb -c n -af disk_component
-c nは、特定のスライスに追加する複製の数を指定します。
-aは、状態データベースの複製を追加することを指定します。
-fは、複製がなくても、操作を強制的に実行することを指定します。
disk_componentは、複製を保持するディスク・コンポーネントの名前を指定します。
専用のパーティション領域が256MB以上であることを確認します。
次のコマンド例では、ローカル・ディスクのコンポーネント名はcXtYdZs7です。
# metadb -c 3 -af /dev/dsk/cXtYdZs7
各複数所有者ディスク・セットは、ノードのリストと関連付けられます。これらのノードは、ディスク・セットの所有権を共有します。ルートとして、次の手順を使用してrawdgという複数所有者ディスク・セットを作成して構成します。
# metaset -s rawdg -M -a -h host1 host2
前述の構文例では、host1およびhost2がディスク・セットに共有アクセスするノードの名前です。
/dev/did/rdsk/d0です。
# metaset -s rawdg -M -a /dev/did/rdsk/d
metainit -s rawdg_device_name -p /dev/did/rdsk/d0s0 size
たとえば、 デバイス/dev/did/rdsk/d0s0 上でset1という1GBのソフト・パーティションを作成するには、次のコマンドを入力します。
# metainit -s set1 d0 -p /dev/did/rdsk/d7s0 1g
# scconf -pvv | grep rawdg
# scstat -D
oracleおよびdba)に変更します。たとえば、ディスク・ストレージ・デバイスが/dev/md/rawdg/rdsk/d0の場合、次のコマンドを入力します。
# chown oracle:dba /dev/md/rawdg/rdsk/d0
クラスタの各ノードに対して、この手順を繰り返します。
/dev/md/rawdg/rdsk/d0の場合、次のコマンドを入力します。
# chmod u+rw /dev/md/rawdg/rdsk/d0
クラスタの各ノードに対して、この手順を繰り返します。
データベース・コンフィギュレーション・アシスタントで各データベース・ファイルに適切なRAWデバイスを選択できるようにするには、次の手順に従って、RAWデバイス・マッピング・ファイルを作成する必要があります。
# mkdir -p $ORACLE_BASE/oradata/dbname # chown -R oracle:oinstall $ORACLE_BASE/oradata # chmod -R 775 $ORACLE_BASE/oradata
この例では、dbnameは、以前選択したデータベースの名前です。
$ORACLE_BASE/oradata/dbnameディレクトリに変更します。
dbname_raw.confファイルを編集して、次のようなファイルを作成します。system=/dev/vx/rdsk/diskgroup/dbname_system_raw_500m sysaux=/dev/vx/rdsk/diskgroup/dbname_sysaux_raw_5800m example=/dev/vx/rdsk/diskgroup/dbname_example_raw_160m users=/dev/vx/rdsk/diskgroup/dbname_users_raw_120m temp=/dev/vx/rdsk/diskgroup/dbname_temp_raw_250m undotbs1=/dev/vx/rdsk/diskgroup/dbname_undotbs1_raw_500m undotbs2=/dev/vx/rdsk/diskgroup/dbname_undotbs2_raw_500m redo1_1=/dev/vx/rdsk/diskgroup/dbname_redo1_1_raw_120m redo1_2=/dev/vx/rdsk/diskgroup/dbname_redo1_2_raw_120m redo2_1=/dev/vx/rdsk/diskgroup/dbname_redo2_1_raw_120m redo2_2=/dev/vx/rdsk/diskgroup/dbname_redo2_2_raw_120m control1=/dev/vx/rdsk/diskgroup/dbname_control1_raw_110m control2=/dev/vx/rdsk/diskgroup/dbname_control2_raw_110m spfile=/dev/vx/rdsk/diskgroup/dbname_spfile_raw_5m pwdfile=/dev/vx/rdsk/diskgroup/dbname_pwdfile_raw_5m
次のガイドラインに従って、ファイルを作成および編集します。
database_object_identifier=raw_device_path
undotbs1)と2つ以上のREDOログ・ファイル(redo1_1、redo1_2)を指定する必要があります。
undotbsn)と2つのREDOログ・ファイル(redon_1、redon_2)を指定する必要があります。
control1、control2)を指定します。
rbs)を指定します。
Bourne、BashまたはKornシェル:
$ DBCA_RAW_CONFIG=$ORACLE_BASE/oradata/dbname/dbname_raw.conf $ export DBCA_RAW_CONFIG
Cシェル:
$ setenv DBCA_RAW_CONFIG=$ORACLE_BASE/oradata/dbname/dbname_raw.conf
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