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Oracle Database Vault インストレーション・ガイド
10gリリース2(10.2) for Solaris Operating System(x86-64)

B52034-01
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D Database Vaultの以前のバージョンからのアップグレード

Oracle Database Vault10gリリース2(10.2.0.2)またはOracle Database Vault10gリリース2(10.2.0.3)がすでにインストールされている場合は、それらをOracle Database Vault10gリリース2(10.2.0.4)にアップグレードできます。既存のインスタンスをアンインストールする必要はありません。

10.2.0.xバージョンからのアップグレード

Oracle Database Vault 10.2.0.xインストールをOracle Database Vault 10gリリース2(10.2.0.4)にアップグレードするには、次の手順を実行します。

  1. nosysdba=nおよびforce=yフラグを使用してパスワード・ファイルを再作成します。これにより、SYSユーザーがSYSDBAとして接続できるようになります。次の構文を使用します。

    orapwd file=$ORACLE_HOME/dbs/orapwSID password=password force=y nosysdba=n
    
    

    SIDの箇所には、データベースのOracle system identifier(SID)を、passwordの箇所には、SYSアカウントのパスワードを指定します。

  2. データベースを停止します。

    単一インスタンスのデータベースを停止するには、次のコマンドを使用します。

    sqlplus SYS "AS SYSDBA"
    Enter password:
    SQL> shutdown immediate
    
    

    Oracle Real Application Clusters(RAC)データベースの場合は、次のコマンドを使用します。

    $ORACLE_HOME/bin/srvctl stop database -d db_name  -c "SYS/password AS SYSDBA"
    
    

    db_nameの箇所には、データベースの名前を指定します。

  3. Oracle Database Vaultオプションを無効にするために、Oracle実行可能ファイルを再リンクします。次のコマンドを使用します。

    cd $ORACLE_HOME/rdbms/lib
    make -f ins_rdbms.mk dv_off
    cd $ORACLE_HOME/bin
    relink oracle
    


    注意

    Oracle Real Application Clusters(RAC)データベースの場合は、このコマンドをすべてのノードに対して繰り返す必要があります。 


  4. データベースを起動します。単一インスタンスのデータベースの場合は、次のコマンドを使用します。

    sqlplus SYS "AS SYSDBA"
    Enter password:
    SQL> startup
    
    

    Oracle Real Application Clusters(RAC)データベースの場合は、次のコマンドを使用します。

    $ORACLE_HOME/bin/srvctl start database -d db_name 
    
    
  5. SYSユーザーとして、DVSYSアカウントをロック解除します。

    sqlplus SYS "AS SYSDBA"
    Enter password:
    SQL>ALTER USER DVSYS ACCOUNT UNLOCK;
    
    
  6. dvca -action disableオプションを使用してOracle Database Vault Configuration Assistant(DVCA)を実行します。これを行うと、Database Vaultのトリガーが無効になります。次の構文を使用します。

    dvca -action disable 
         -service service_name 
         -owner_account DV_owner_account_name 
        [-logfile ./dvca.log] 
        [-nodecrypt] 
    
    Enter SYS password: sys_password
    Enter owner password: owner_password
    
    

    詳細は次のとおりです。

    • -action: 実行するアクションです。この場合、アクションはdisableです。

    • -service: データベース・サービス名です。

    • -owner_account: Database Vault所有者アカウントの名前です。

    • -logfile: ログ・ファイルの名前と場所を指定する、オプションのフラグです。絶対パスを入力するか、または$ORACLE_HOME/binディレクトリからの相対パスを入力できます。

    • -nodecrypt: 平文パスワードを読み取る場合のオプションです。

  7. Oracle Databaseリリース10.2.0.4パッチ・セットをインストールします。

    関連項目

    パッチ・セットのインストールの詳細は、「Oracle Databaseリリース10.2.0.4パッチ・セットの適用」を参照してください。 

  8. データベースを再起動します。単一インスタンスのデータベースの場合は、次のコマンドを使用します。

    sqlplus SYS "AS SYSDBA"
    Enter password:
    SQL> shutdown immediate
    SQL> startup
    
    

    Oracle Real Application Clusters(RAC)データベースの場合は、次のコマンドを使用します。

    $ORACLE_HOME/bin/srvctl stop database -d db_name 
    $ORACLE_HOME/bin/srvctl start database -d db_name 
    
    
    
  9. SYSDBAとして接続し、次のSQL文を実行します。

    SQL> DROP FUNCTION DVSYS.REALM_SDML_AUTHORIZED ;
    SQL> DROP PROCEDURE DVSYS.SYNCHRONIZE_POLICY_FOR_OBJECT;
    SQL> DECLARE
              CURSOR stmt IS
                       select u.name, o.name, r.pname
                           from user$ u, obj$ o, rls$ r
                       where u.user# = o.owner#
                           and r.obj# = o.obj#
                           and bitand(r.stmt_type,65536) > 0;
    
                       object_schema VARCHAR2(32) := NULL;
                       object_name VARCHAR2(32) := NULL;
                       policy_name VARCHAR2(32) := NULL;
    
                       BEGIN
                        OPEN stmt;
                          LOOP
                               FETCH stmt INTO object_schema, object_name, policy_name;
                               EXIT WHEN stmt%NOTFOUND;
                               dbms_rls.drop_policy('"'||object_schema||'"',
                               '"'||object_name||'"',
                               '"'||policy_name||'"');
                          END LOOP;
                        Close stmt;
                       END;
                      /
    
    
  10. DVCAを実行してDatabase Vaultを再構成します。次の構文を使用します。

    $ORACLE_HOME/bin/dvca -action option -oh oracle_home -jdbc_str
    jdbc_connection_string -owner_account DV_owner_account_name 
    [-acctmgr_account DV_account_manager_account_name]
    [-logfile ./dvca.log] [-nodecrypt]
    
    

    詳細は次のとおりです。

  11. dvca -action enableオプションを使用してOracle Database Vault Configuration Assistant(DVCA)を実行します。これを行うと、Database Vaultのトリガーが有効になります。次の構文を使用します。

    dvca -action enable 
         -service service_name 
         -owner_account DV_owner_account_name  
        [-logfile ./dvca.log] 
        [-nodecrypt] 
    
    Enter SYS password: sys_password
    Enter owner password: owner_password
        
    

    このコマンドで使用されるオプションの詳細は、手順6を参照してください。

  12. DVSYSアカウントをロックします。次のSQLコマンドを使用します。

    SQL> CONNECT SYS "AS SYSDBA"
    Enter password:
    SQL> ALTER USER DVSYS ACCOUNT LOCK;
    
    
  13. データベースを停止します。

    単一インスタンスのデータベースを停止するには、次のコマンドを使用します。

    sqlplus SYS "AS SYSDBA"
    Enter password:
    SQL> shutdown immediate
    
    

    Oracle Real Application Clusters(RAC)データベースの場合は、次のコマンドを使用します。

    $ORACLE_HOME/bin/srvctl stop database -d db_name 
    
    

    db_nameの箇所には、データベースの名前を指定します。

  14. Oracle Database Vaultオプションを有効にするために、Oracle実行可能ファイルを再リンクします。次のコマンドを使用します。

    cd $ORACLE_HOME/rdbms/lib
    make -f ins_rdbms.mk dv_on
    cd $ORACLE_HOME/bin
    relink oracle
    


    注意

    Oracle Real Application Clusters(RAC)データベースの場合は、このコマンドをすべてのノードに対して繰り返す必要があります。 


  15. データベースを起動します。単一インスタンスのデータベースの場合は、次のコマンドを使用します。

    sqlplus SYS "AS SYSDBA"
    Enter password:
    SQL> startup
    
    

    Oracle Real Application Clusters(RAC)データベースの場合は、次のコマンドを使用します。

    $ORACLE_HOME/bin/srvctl start database -d db_name 
    
    
  16. SYSDBA権限を使用した接続を無効にする必要がある場合は、nosysdba=yおよびforce=yフラグを使用してパスワード・ファイルを再作成します。次の構文を使用します。

    orapwd file=$ORACLE_HOME/dbs/orapwSID password=password force=y nosysdba=y
    
    

    SIDの箇所には、データベースのOracle system identifier(SID)を、passwordの箇所には、SYSアカウントのパスワードを指定します。


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