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Oracle Database プラットフォーム・ガイド
10gリリース2(10.2) for Microsoft Windows(32-bit)

B25020-03
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C Windowsでのエラー・メッセージ

この付録では、Oracle Database for Windowsの操作に固有のエラー・メッセージ、原因および処置を示します。データベース接続の問題も扱います。

この付録の項目は次のとおりです。

ORA-09275: サポートされなくなったCONNECT INTERNAL

ORA-09275

CONNECT INTERNALは有効なDBA接続ではありません。

原因:  CONNECT INTERNALは、サポートされていません。

処置:  NTSが有効になっている場合は、CONNECT / AS SYSDBAとしてデータベースに接続できます。NTSが有効になっていない場合は、CONNECT SYS/password AS SYSDBAとして接続できます。適切なパスワードを持つ既存のユーザーとしても接続できます。

OSD-04000〜OSD-04599: Windows固有のOracle Databaseメッセージ

この項のエラー・メッセージは、Windowsのエラーに対して表示される、Oracle Databaseオペレーティング・システム固有(OSD)メッセージです。この項の各メッセージは、Oracle Databaseのエラー・メッセージの要因になります。

まず、エラー番号と対応するエラー・メッセージを表に示します。これらの表に続いて、原因と処置を含むエラーの詳細を説明します。

ファイルI/Oエラー: OSD-04000〜OSD-04099

OSD-04000

論理ブロック・サイズが一致しません

原因:  初期化パラメータ・ファイルで指定されたデータベース・ブロック・サイズが、実際のデータベース・ファイルのブロック・サイズと一致しません。

処置:  一致する論理ブロック・サイズを使用します。

OSD-04001

論理ブロック・サイズが無効です

原因:  論理ブロック・サイズが512バイトの倍数でないか、大きすぎます。

処置:  初期化パラメータ・ファイルのDB_BLOCK_SIZEの値を変更します。

OSD-04002

ファイルをオープンできません

原因:  無効なパスまたはファイル名を指定したか、接続先デバイスがいっぱいです。このエラーは、Windowsのファイル・ハンドルの不足によって発生する場合もあります。

処置:  パスとファイルが存在し、デバイスに空き領域があることを確認します。それでもオープンできない場合は、Windowsのファイル・ハンドルの数を増やします。

OSD-04003

ファイル・ヘッダー・ブロックを読み込めません

原因:  メディアが破損しています。

処置:  必要に応じてファイルをリカバリし、Windowsが正常に機能していることを確認します。

OSD-04004

ファイル・ヘッダーが無効です

原因:  ファイルが破損しています。

処置:  ファイルをリカバリします。

OSD-04005

SetFilePointer()に失敗しました。ファイルからの読取りができません

原因:  Windowsのシステム・サービスSetFilePointer()から予期しない戻り値が返されました。

処置:  オペレーティング・システムのエラー・コードをチェックし、オペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。

OSD-04006

ReadFile()に失敗しました。ファイルからの読取りができません

原因:  Windowsのシステム・サービスReadFile()から予期しない戻り値が返されました。

処置:  オペレーティング・システムのエラー・コードをチェックし、オペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。

OSD-04007

読取りが切り捨てられました

原因:  システムで、破損したメディアに起因する予期しないEOFが検出されました。

処置:  ファイルが破損していないことを確認します。

OSD-04008

WriteFile()に失敗しました。ファイルへの書込みができません

原因:  Windowsのシステム・サービスWriteFile()から予期しない戻り値が返されました。

処置:  オペレーティング・システムのエラー・コードをチェックし、オペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。

OSD-04009

書込みが切り捨てられました

原因:  接続先デバイスがいっぱいか、メディアが破損しています。

処置:  デバイスに空き領域があり、ファイルが破損していないことを確認します。

OSD-04010

<create>オプションが指定されましたが、ファイルはすでに存在します

原因:  作成しようとしたファイルはすでに存在します。

処置:  既存のファイルを削除するか、SQL文のREUSEオプションを使用します。

OSD-04011

GetFileInformationByHandle()に失敗しました。ファイル情報を取得できません

原因:  Windowsのシステム・サービスGetFileInformationByHandle()から予期しない戻り値が返されました。

処置:  オペレーティング・システムのエラー・コードをチェックし、オペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。

OSD-04012

ファイル・サイズが一致しません

原因:  再使用するファイルが大きすぎるか、または小さすぎます。

処置:  正しいファイル・サイズを指定するか、既存のファイルを削除します。

OSD-04013

ファイルから行を読み込めません

原因:  このエラーは、オペレーティング・システム・エラーまたは破損したメディアによって発生します。

処置:  オペレーティング・システムのエラー・コード(ある場合)をチェックし、オペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。オペレーティング・システムのエラー・コードが表示されない場合は、メディアが破損していないかどうかをチェックします。

OSD-04014

ファイルをクローズできません

原因:  メディアが破損しています。

処置:  必要に応じてファイルをリカバリし、Windowsが正常に機能していることを確認します。

OSD-04015

非同期I/O要求でエラーが戻されました。

原因:  Windowsのシステム・サービスから予期しない戻り値が返されました。

処置:  オペレーティング・システムのエラー・コードをチェックし、オペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。

OSD-04016

非同期I/O要求のキューイングでエラーが発生しました。

原因:  Windowsのシステム・サービスから予期しない戻り値が返されました。

処置:  オペレーティング・システムのエラー・コードをチェックし、オペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。

OSD-04017

指定したRAWデバイスをオープンできません。

原因:  無効なパスまたはファイル名を指定したか、デバイスがいっぱいです。

処置:  ファイルが存在し、デバイスがいっぱいでないことを確認します。オペレーティング・システムが正常に機能していることを確認します。

OSD-04018

指定したディレクトリまたはデバイスにアクセスできません。

原因:  無効なパス名を指定しました。

処置:  ディレクトリまたはデバイスが存在し、アクセスできることを確認します。

OSD-04019

ファイル・ポインタを設定できません。

原因:  このエラーは、オペレーティング・システム・エラーまたは破損したメディアによって発生します。

処置:  オペレーティング・システムのエラー・コード(ある場合)をチェックし、オペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。オペレーティング・システムのエラー・コードが表示されない場合は、メディアが破損していないかどうかをチェックします。

OSD-04020

EOFファイル・マーカーを設定できません。

原因:  このエラーは、オペレーティング・システム・エラーまたは破損したメディアによって発生します。

処置:  オペレーティング・システムのエラー・コード(ある場合)をチェックし、オペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。オペレーティング・システムのエラー・コードが表示されない場合は、メディアが破損していないかどうかをチェックします。

OSD-04021

ファイルの読取りができません。

原因:  このエラーは、オペレーティング・システム・エラーまたは破損したメディアによって発生します。

処置:  オペレーティング・システムのエラー・コード(ある場合)をチェックし、オペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。オペレーティング・システムのエラー・コードが表示されない場合は、メディアが破損していないかどうかをチェックします。

OSD-04022

ファイルの書込みができません。

原因:  このエラーは、オペレーティング・システム・エラーまたは破損したメディアによって発生します。

処置:  オペレーティング・システムのエラー・コード(ある場合)をチェックし、オペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。オペレーティング・システムのエラー・コードが表示されない場合は、メディアが破損していないかどうかをチェックします。

OSD-04023

SleepEx()に失敗しました。休眠できません

原因:  Windowsのシステム・サービスから予期しない戻り値が返されました。

処置:  オペレーティング・システムのエラー・コードをチェックし、オペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。

OSD-04024

ファイルを削除できません。

原因:  このエラーは、オペレーティング・システム・エラーまたは破損したメディアによって発生します。

処置:  オペレーティング・システムのエラー・コード(ある場合)をチェックし、オペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。オペレーティング・システムのエラー・コードが表示されない場合は、メディアが破損していないかどうかをチェックします。

OSD-04025

無効な問合せが行われました。

原因:  通常は発生しない内部エラーです。

処置:  オラクル社カスタマ・サポート・センターに連絡してください。

OSD-04026

無効なパラメータが渡されました。

原因:  通常は発生しない内部エラーです。

処置:  オラクル社カスタマ・サポート・センターに連絡してください。

メモリー・エラー: OSD-04100〜OSD-04199

OSD-04100

malloc()に失敗しました。メモリーを割当てできません

原因:  プログラムのメモリーが足りません。

処置:  不要なすべてのプロセスを停止するか、コンピュータにメモリーを増設します。

OSD-04101

SGAが無効です: SGAは初期化されていません

原因:  システム・グローバル領域(SGA)が割り当てられましたが、初期化されていません。

処置:  STARTUPが完了してから接続します。

OSD-04102

共有メモリー・オブジェクトに使用するファイルをオープンまたは作成できません。

原因:  Windowsのシステム・サービスCreateFile()から予期しない戻り値が返されました。

処置:  オペレーティング・システムのエラー・コードをチェックし、オペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。

OSD-04103

SGAに連結できません: SGAが存在しません

原因:  SGAが存在しません。

処置:  Oracle Databaseインスタンスを起動します。

OSD-04104

共有メモリー(SGA)をアドレス空間にマップできません。

原因:  Windowsのシステム・サービスMapViewOfFileEx()から予期しない戻り値が返されました。

処置:  オペレーティング・システムのエラー・コードをチェックし、オペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。

OSD-04105

共有メモリー(SGA)が間違ったアドレスにマップされました。

原因:  Windowsのシステム・サービスMapViewOfFileEx()から予期しない戻り値が返されました。

処置:  オペレーティング・システムのエラー・コードをチェックし、オペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。

OSD-04106

VirtualAllocでメモリーを割当てできません。

原因:  プログラムのメモリーが足りません。

処置:  不要なすべてのプロセスを停止するか、コンピュータにメモリーを増設します。

OSD-04107

VirtualFreeでメモリーを割当て解除できません。

原因:  Windowsのシステム・サービスVirtualFree()から予期しない戻り値が返されました。

処置:  オペレーティング・システムのエラー・コードをチェックし、オペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。

OSD-04108

VirtualProtectでメモリーを保護できません。

原因:  Windowsのシステム・サービスVirtualProtect()から予期しない戻り値が返されました。

処置:  オペレーティング・システムのエラー・コードをチェックし、オペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。

プロセス・エラー: OSD-04200〜OSD-04299

OSD-04200

別のスレッドを開始できません

原因:  プログラムのシステム・リソースが不足しています。

処置:  不要なすべてのプロセスを停止するか、コンピュータにメモリーを増設します。

OSD-04201

spdcr()にpid構造が指定されていません

原因:  通常は発生しない内部エラーです。

処置:  オラクル社カスタマ・サポート・センターに連絡してください。

OSD-04202

DosSetPriority()に失敗しました。プロセスの優先順位を設定できません

原因:  Windowsのシステム・サービスDosSetPriority()から予期しない戻り値が返されました。

処置:  オペレーティング・システムのエラー・コードをチェックし、オペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。

OSD-04203

DosKillProcess()に失敗しました。プロセスを停止できません

原因:  Windowsのシステム・サービスDosKillProcess()から予期しない戻り値が返されました。

処置:  オペレーティング・システムのエラー・コードをチェックし、オペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。

OSD-04204

無効なpidです

原因:  プロセスIDがシステムによって認識されません。プロセスはすでに終了しています。

処置:  プロセスIDが正しく、そのプロセスがアクティブであることを確認します。

OSD-04205

CreateProcess()に失敗しました。プロセスを起動できません

原因:  Windowsのシステム・サービスCreateProcess()から予期しない戻り値が返されました。

処置:  オペレーティング・システムのエラー・コードをチェックし、オペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。

OSD-04207

CONFIGパラメータORACLE_PRIORITYに無効な優先順位が指定されました

原因:  指定した優先順位が無効か、範囲外です。

処置:  ORACLE_PRIORITYに有効な設定を指定します。

OSD-04208

OpenProcess()に失敗しました。プロセス・ハンドルをオープンできません。

原因:  Windowsのシステム・サービスOpenProcess()から予期しない戻り値が返されました。

処置:  オペレーティング・システムのエラー・コードをチェックし、オペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。

OSD-04209

不正または不明なバックグラウンド・イメージ名がspdcr()に指定されました

原因:  spdcr()に予期しないバックグラウンド名が指定されました。

処置:  オラクル社カスタマ・サポート・センターに連絡してください。

OSD-04210

スレッド・セマフォの待機中にタイムアウトが発生しました

原因:  Oracle Databaseスレッドが、セマフォの待機中に終了しました。

処置:  Oracle Databaseインスタンスを再起動します。

OSD-04211

スレッド情報が見つかりません。

原因:  Oracle Databaseスレッドが、情報を削除しないまま終了しました。

処置:  Oracle Databaseインスタンスを再起動します。

OSD-04212

ORACLEスレッドの最大数に達しました。

原因:  インスタンスのOracle Databaseスレッドの最大数に達しました。

処置:  他の接続がいくつか終了してから再実行します。

OSD-04213

ORACLEスレッドでDuplicateHandle()を実行できません

原因:  通常は発生しない内部エラーです。

処置:  オラクル社カスタマ・サポート・センターに連絡してください。

OSD-04214

ORACLEスレッドでCreateEvent()を実行できません

原因:  通常は発生しない内部エラーです。

処置:  オラクル社カスタマ・サポート・センターに連絡してください。

OSD-04215

ssthreadopに不正な関数コードを指定しました。

原因:  通常は発生しない内部エラーです。

処置:  オラクル社カスタマ・サポート・センターに連絡してください。

OSD-04216

そのスレッドに対するファイル・ハンドルが見つかりません。

原因:  通常は発生しない内部エラーです。

処置:  オラクル社カスタマ・サポート・センターに連絡してください。

OSD-04217

現行ユーザーのシステム・ユーザー名を取得できません。

原因:  通常は発生しない内部エラーです。

処置:  オラクル社カスタマ・サポート・センターに連絡してください。

OSD-04218

スレッドを転記できません。

原因:  通常は発生しない内部エラーです。

処置:  オラクル社カスタマ・サポート・センターに連絡してください。

OSD-04219

スレッド・リスト・セマフォが不正です。

原因:  通常は発生しない内部エラーです。

処置:  オラクル社カスタマ・サポート・センターに連絡してください。

OSD-04221

ターゲット・スレッドは現在ビジーです

原因:  ターゲット・スレッドは、Oracle Databaseユーティリティ・コマンドを処理しています。

処置:  待機してからコマンドを再送信します。

OSD-04222

スレッド・コンテキストを取得できません

原因:  オペレーティング・システムのエラー・コードをチェックします。

処置:  オペレーティング・システムのエラーを解決します。

OSD-04223

スレッド・コンテキストを設定できません

原因:  オペレーティング・システムのエラー・コードをチェックします。

処置:  オペレーティング・システムのエラーを解決します。

OSD-04224

ターゲット・スレッドを一時停止できません

原因:  オペレーティング・システムのエラー・コードをチェックします。

処置:  オペレーティング・システムのエラーを解決します。

OSD-04225

ターゲット・スレッドを再開できません

原因:  オペレーティング・システムのエラー・コードをチェックします。

処置:  オペレーティング・システムのエラーを解決します。

ローダー・エラー: OSD-04300〜OSD-04399

OSD-04300

データ・ファイルから全レコードを読み込めません

原因:  データファイルがレコードの途中で終了しています。このエラーは、固定レコード長のファイルをロードしているときに発生します。

処置:  データファイルの長さが正しく、完全なレコードが含まれていることを確認します。

OSD-04301

レコード・サイズが大きすぎます

原因:  指定したレコード・サイズは、大きすぎてロードできません。

処置:  レコード・サイズを小さくし、データを再ロードします。

OSD-04302

レコード・タイプまたはロード・オプション(あるいはその両方)が無効です

原因:  制御ファイルのWindowsファイル処理オプションの文字列に、無効なオプションまたはキーワードが含まれています。

処置:  Windowsファイル処理オプションの文字列を有効な値に設定します。

セマフォ・エラー: OSD-04400〜OSD-04499

OSD-04400

プロセスの内部セマフォを取得できません

原因:  Oracle Databaseの接続数が最大数を超えました。

処置:  使用されていない接続を削除して再実行します。

OSD-04401

WaitForSingleObject()に失敗しました。セマフォを取得できません

原因:  Windowsのシステム・サービスWaitForSingleObject()から予期しない戻り値が返されました。

処置:  オペレーティング・システムのエラー・コードをチェックし、オペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。

その他のエラー: OSD-04500〜OSD-04599

OSD-04500

無効なオプションが指定されました

原因:  通常は発生しない内部エラーです。

処置:  オラクル社カスタマ・サポート・センターに連絡してください。

OSD-04501

内部バッファのオーバーフローです

原因:  通常は発生しない内部エラーです。

処置:  オラクル社カスタマ・サポート・センターに連絡してください。

OSD-04502

変換のネストが深すぎます

原因:  プログラムが構成変数の変換中に検出する中間変換の数が多すぎます。

処置:  中間変換の数が少なくなるように構成パラメータの値を簡略化します。

OSD-04503

変換できる要素がテキストにありません

原因:  プログラムは、変換するテキストの変数を認識できません。

処置:  変換するテキストをチェックし、必要に応じて訂正します。

OSD-04505

stdinが応答しません

原因:  システムは、標準入力ストリームからの入力を受け取ることができません。

処置:  プロセスが、入力デバイスにアクセスできることを確認します。

OSD-04506

system()でプロセスを起動できませんでした

原因:  システムのメモリーが不足しているか、実行可能ファイルが無効です。

処置:  不要なプロセスを停止するか、コンピュータにメモリーを増設します。実行可能ファイルの名前を確認します。

OSD-04510

オぺレーティング・システム・ロールはサポートされていません

原因:  オペレーティング・システム・ロールを使用しようとしました。

処置:  IDENTIFIED EXTERNALLYではなくIDENTIFIED BY PASSWORDで作成されたロールのみを使用します。

OSD-04511

オぺレーティング・システムから日付と時刻を取得できません

原因:  GetLocalTime()コールから予期しない戻り値が返されました。

処置:  コンピュータのシステム時間が正しいことを確認します。

OSD-04512

サーバーでconfig.ora変数の'USERNAME'を変換できません

原因:  ホストのUSERNAME構成パラメータ変数が正しく設定されていません。

処置:  USERNAME変数が設定されていることを確認します。

OSD-04513

init.ora変数の'remote_os_authent'がTrueに設定されていません

原因:  リモート・オペレーティング・システム・ログオンが機能するには、REMOTE_OS_AUTHENTパラメータがTRUEに設定されている必要があります。

処置:  インスタンスを停止し、初期化パラメータ・ファイルでREMOTE_OS_AUTHENT = TRUEに設定して起動します。

OSD-04514

内部バッファに対してNTグループ名が長すぎます

原因:  Windowsグループ名が長すぎます。

処置:  短いWindowsグループ名を使用します。

DIM-00000〜DIM-00039: ORADIMコマンド構文エラー

ORADIMはOracle Database for Windowsでのみ使用できる、データベース・インスタンスを起動および停止するためのコマンドライン・ツールです。他のプラットフォームでは使用できません。

ORADIMのエラー  DIM-0000〜DIOM-0039 

00000 

エラーの発生なしでORADIMが終了しました。 

00001 

ORADIM: <command> [options]です。マニュアルを参照してください。 

00002 

指定したコマンドは無効です。 

00003 

パラメータの引数が欠落しています。 

00004 

SIDやサービス名が指定されていません。 

00005 

64文字を超えるSIDが指定されました。 

00006 

SIDが欠落しています 

00007 

-STARTMODEパラメータが欠落または無効です。有効な-STARTMODEパラメータはAUTOまたはMANUALです。 

00008 

有効なサービス名は、SIDとともに追加されたOracleServiceです。 

00009 

SID名は必須です。  

00010 

SYSTEM¥CurrentControlSet¥Services¥OracleServiceキーが存在しません。 

00011 

指定されたサービスは存在しません。 

00012 

AUTOSTARTオプション用のPFILEは必須です。 

00013 

サービス起動モードがレジストリ内に設定されていません。 

00014 

Windows Service Control Managerをオープンできません。 

00015 

すでに稼働中のOracleは起動できません - まずシャットダウンしてください。 

00016 

-SHUTTYPEパラメータが欠落または無効です。有効な-SHUTTYPEパラメータはSRVCまたはINSTです。 

00017 

インスタンスのシャットダウン・モードは、次のいずれかです: a(ABORT)、i(IMMEDIATE)またはn(NORMAL)。 

00018 

Oracleサービスの停止に失敗しました。 

00019 

サービスの作成エラー 

00020 

この名前のサービスが存在します。 

00021 

レジストリのオープンに失敗しました 

00023 

次のオプションを指定してインスタンスを作成します: 

00024 

-NEW -SID sid | -SRVC srvc | -ASMSID sid | -ASMSRVC srvc [-SYSPWD pass] 

00025 

[-STARTMODE auto | manual] [-SRVCSTART system | demand] [-PFILE file | -SPFILE] 

00026 

[-SHUTMODE normal | immediate | abort] [-TIMEOUT secs] [-RUNAS osusr/ospass] 

00027 

次のオプションを指定してインスタンスを編集します: 

00028 

-EDIT -SID sid | -ASMSID sid [-SYSPWD pass] 

00029 

[-STARTMODE auto | manual] [SRVCSTART system | demand] [-PFILE file | -SPFILE] 

00030 

[-SHUTMODE normal | immediate | abort] [-SHUTTYPE srvc | inst] [-RUNAS osusr/ospass] 

00031 

次のオプションを指定してインスタンスを削除します: 

00032 

-DELETE -SID sid | -ASMSID sid | -SRVC srvc | -ASMSRVC srvc 

00033 

次のオプションを指定してサービスとインスタンスを起動します: 

00034 

-STARTUP -SID sid | -ASMSID sid [-SYSPWD pass] 

00035 

[-STARTTYPE srvc | inst | srvc,inst] [-PFILE filename | -SPFILE] 

00036 

次のオプションを指定してサービスとインスタンスをシャットダウンします: 

00037 

-SHUTDOWN -SID sid | -ASMSID sid [-SYSPWD pass] 

00038 

[-SHUTTYPE srvc | inst | srvc,inst] [-SHUTMODE normal | immediate | abort] 

00039 

次のパラメータを指定してヘルプを問い合せます: -? | -h | -help 

00040 

-NEWコマンドのオプションが無効です。 

00041 

-EDITコマンドのオプションが無効です。 

00042 

-DELETEコマンドのオプションが無効です。 

00043 

-STARTUPコマンドのオプションが無効です。 

00044 

-SHUTDOWNコマンドのオプションが無効です。 

00045 

ORADIMで内部エラーが発生しました 

00046 

PFILEが無効です。 

00050 

インスタンスが削除されました。 

00051 

インスタンスが作成されました。 

00075 

サービスの制御に失敗しました。 

00076 

サービスの削除に失敗しました。 

00077 

サービス構成の変更に失敗しました。 

00078 

サービスの開始に失敗しました。 

DIM-00000

エラーの発生なしでORADIMが終了しました。

原因:  指定された操作が正常に完了しました。

処置:  なし。

DIM-00001

ORADIM: <command> [options]です。マニュアルを参照してください。

原因:  指定されたオプションが無効であるか、引数が指定されていません。

処置:  使用方法: ORADIM <command> [options]

DIM-00002

指定したコマンドは無効です。

原因:  有効なコマンドは、-DELETE、-EDIT、-NEW、-STARTUPおよび-SHUTDOWNです。

処置:  有効なコマンドを使用します。

DIM-00003

パラメータの引数が欠落しています。

原因:  引数がないか、無効です。

処置:  有効な引数を使用して、プログラムを再起動します。

DIM-00004

SIDやサービス名が指定されていません。

原因:  SIDまたはサービス名が必須です。

処置:  64文字の有効なSIDを入力し、再試行します。

DIM-00005

64文字を超えるSIDが指定されました。

原因:  64文字を超えるSIDが指定されました。

処置:  64文字の一意のSIDに変更し、他にこの名前を使用しているサービスがないことを確認します。

DIM-00006

SIDが欠落しています。

原因:  SIDが引数に指定されていません。

処置:  SIDを指定します。

DIM-00007

STARTMODEパラメータが欠落または無効です。有効な-STARTMODEパラメータはAUTOまたはMANUALです。

原因:  STARTMODEの引数が指定されていません。

処置:  有効な起動モードを入力し、再試行します。

DIM-00008

有効なサービス名は、SIDとともに追加されたOracleServiceです。

原因:  指定されたOracleサービス名が無効です。

処置:  サービスの名前を訂正し、再試行します。

DIM-00009

SID名は必須です。

原因:  SIDが指定されていません。

処置:  SIDを入力し、再試行します。

DIM-00010

SYSTEM¥CurrentControlSet¥Services¥OracleServiceキーが存在しません。

原因:  指定されたレジストリ・キーが見つかりませんでした。

処置:  再インストールします。問題が解決しない場合は、オラクル社カスタマ・サポート・センターに連絡してください。

DIM-00011

指定されたサービスは存在しません。

原因:  サービスの編集の試行に失敗しました。

処置:  サービスが存在するか、ユーザーが十分な権限を持っていることを確認します。

DIM-00012

AUTOSTARTオプション用のPFILEは必須です。

原因:  パラメータ・ファイル{PFILE}が指定されていません。

処置:  パラメータ・ファイルを指定します。

DIM-00013

サービス起動モードがレジストリ内に設定されていません。

原因:  レジストリのサービス用の起動モード・エントリを設定できませんでした。

処置:  ユーザーがレジストリを変更する権限を持っているかどうかを確認します。

DIM-00014

Windows Service Control Managerをオープンできません。

原因:  Service Control Managerをオープンできませんでした。

処置:  ユーザー権限をチェックします。

DIM-00015

すでに稼働中のOracleは起動できません - まずシャットダウンしてください。

原因:  インスタンスはすでに開始済です。

処置:  再起動する前にデータベースを停止します。

DIM-00016

-SHUTTYPEパラメータが欠落または無効です。有効な-SHUTTYPEパラメータはSRVCまたはINSTです。

原因:  SHUTTYPEのオプションが指定されていないか、無効です。

処置:  インスタンスまたはサービスを停止するパラメータを入力し、再試行します。

DIM-00017

インスタンスのシャットダウン・モードは、次のいずれかです: a(ABORT)、i(IMMEDIATE)またはn(NORMAL)。

原因:  インスタンスの停止に対して無効なオプションが指定されました。

処置:  正しいモードを入力し、再試行します。

DIM-00018

Oracleサービスの停止に失敗しました。

原因:  サービスの停止の試行に失敗しました。

処置:  再試行し、ユーザー権限をチェックします。

DIM-00019

サービスの作成エラー

原因:  サービスを作成できませんでした。

処置:  ユーザー権限をチェックし、再試行します。

DIM-00020

この名前のサービスが存在します。

原因:  すでに存在するサービス名の作成を試行しました。

処置:  別のサービス名またはSIDで再試行します。

DIM-00021

レジストリのオープンに失敗しました

原因:  レジストリのオープンの試行に失敗しました。

処置:  ユーザー権限をチェックし、操作を再試行します。

DIM-00023

次のオプションを指定してインスタンスを作成します:

原因:  N/A

処置:  N/A

DIM-00024

-NEW -SID sid | -SRVC srvc | -ASMSID sid | -ASMSRVC srvc [-SYSPWD pass]

原因:  N/A

処置:  N/A

DIM-00025

[-STARTMODE auto | manual] [-SRVCSTART system | demand] [-PFILE file | -SPFILE]

原因:  N/A

処置:  N/A

DIM-00026

[-SHUTMODE normal | immediate | abort] [-TIMEOUT secs] [-RUNAS osusr/ospass]

原因:  N/A

処置:  N/A

DIM-00027

次のオプションを指定してインスタンスを編集します:

原因:  N/A

処置:  N/A

DIM-00028

-EDIT -SID sid | -ASMSID sid [-SYSPWD pass]

原因:  N/A

処置:  N/A

DIM-00029

[-STARTMODE auto | manual] [-SRVCSTART system | demand] [-PFILE file | -SPFILE]

原因:  N/A

処置:  N/A

DIM-00030

[-SHUTMODE normal | immediate | abort] [-SHUTTYPE srvc | inst] [-RUNAS osusr/ospass]

原因:  N/A

処置:  N/A

DIM-00031

次のオプションを指定してインスタンスを削除します:

原因:  N/A

処置:  N/A

DIM-00032

-DELETE -SID sid | -ASMSID sid | -SRVC srvc | -ASMSRVC srvc

原因:  N/A

処置:  N/A

DIM-00033

次のオプションを指定してサービスとインスタンスを起動します:

原因:  N/A

処置:  N/A

DIM-00034

-STARTUP -SID sid | -ASMSID sid [-SYSPWD pass]

原因:  N/A

処置:  N/A

DIM-00035

[-STARTTYPE srvc | inst | srvc,inst] [-PFILE filename | -SPFILE]

原因:  N/A

処置:  N/A

DIM-00036

次のオプションを指定してサービスとインスタンスをシャットダウンします:

原因:  N/A

処置:  N/A

DIM-00037

-SHUTDOWN -SID sid | -ASMSID sid [-SYSPWD pass]

原因:  N/A

処置:  N/A

DIM-00038

[-SHUTTYPE srvc | inst | srvc,inst] [-SHUTMODE normal | immediate | abort]

原因:  N/A

処置:  N/A

DIM-00039

次のパラメータを指定してヘルプを問い合せます: -? | -h | -help

原因:  N/A

処置:  N/A

DIM-00040

-NEWコマンドのオプションが無効です。

原因:  新規サービスの作成に対する1つ以上の引数が無効です。

処置:  必要なオプションを指定し、再試行します。

DIM-00041

-EDITコマンドのオプションが無効です。

原因:  既存のサービスの編集に対する1つ以上の引数が無効です。

処置:  必要なオプションを指定し、再試行します。

DIM-00042

-DELETEコマンドのオプションが無効です。

原因:  サービスの削除に対する1つ以上の引数が無効です。

処置:  必要なオプションを指定し、再試行します。

DIM-00043

-STARTUPコマンドのオプションが無効です。

原因:  インスタンスの起動に対する1つ以上の引数が無効です。

処置:  必要なオプションを指定し、再試行します。

DIM-00044

-SHUTDOWNコマンドのオプションが無効です。

原因:  インスタンスの停止に対する1つ以上の引数が無効です。

処置:  必要なオプションを指定し、再試行します。

DIM-00045

ORADIMで内部エラーが発生しました

原因:  不明。

処置:  オラクル社カスタマ・サポート・センターに連絡してください。

DIM-00046

PFILEが無効です。

原因:  パラメータ・ファイル名が無効です。

処置:  パス名が正しいことを確認します。

DIM-00050

インスタンスが削除されました。

原因:  インスタンスの削除要求に成功しました。

処置:  なし。

DIM-00051

インスタンスが作成されました。

原因:  新規インスタンスの作成要求に成功しました。

処置:  なし。

DIM-00075

サービスの制御に失敗しました。

原因:  サービスの制御の試行に失敗しました。

処置:  他のエラーをチェックし、ユーザーに十分な権限があることを確認します。

DIM-00076

サービスの削除に失敗しました。

原因:  サービスの削除要求に失敗しました。

処置:  他のエラーをチェックし、ユーザーに十分な権限があることを確認します。

DIM-00077

サービス構成の変更に失敗しました。

原因:  構成の変更の試行に失敗しました。

処置:  他のエラーをチェックし、ユーザーに十分な権限があることを確認します。

DIM-00078

サービスの開始に失敗しました。

原因:  サービスの開始要求に失敗しました。

処置:  他のエラーをチェックし、ユーザーに十分な権限があることを確認します。

データベース接続の問題

次に、Oracle Databaseの一般的な接続エラー・コード、原因および推奨される解決方法を示します。

TNS-12203

TNS: 接続先に接続できません。

原因:  OracleServiceSIDサービス、OracleHOME_NAMETNSListenerサービス、またはその両方が実行されていません。

処置:  両方のサービスが起動していることを確認します。

ORA-12560

TNS: 接続を失いました。

原因:  OracleServiceSIDサービス、OracleHOME_NAMETNSListenerサービス、またはその両方が実行されていません。このエラーは、SQL*PlusのようなOracle Databaseユーティリティを使用しようとした場合に発生します。このエラーは、Oracle7エラー、「ORA-09352: Windows32ビットの2タスク・ドライバは新規のOracleタスクを起動できません」に似ています。

処置:  両方のサービスが起動していることを確認します。

ORA-28575

外部プロシージャ・エージェントへのRPC接続をオープンできません。

原因:  tnsnames.oraおよびlistener.oraファイルが外部プロシージャを使用するように正しく構成されていません。

処置:  サービスを再構成します。

ORA-06512

"APPLICATIONS.OSEXEC"

原因:  tnsnames.oraおよびlistener.oraファイルが外部プロシージャを使用するように正しく構成されていません。

処置:  サービスを再構成します。

ORA-06512

"APPLICATIONS.TEST"

原因:  tnsnames.oraおよびlistener.oraファイルが外部プロシージャを使用するように正しく構成されていません。

処置:  サービスを再構成します。

ORA-06512

行2

原因:  tnsnames.oraおよびlistener.oraファイルが外部プロシージャを使用するように正しく構成されていません。

処置:  サービスを再構成します。

ORA-01031およびLCC-00161

(起動時に両方のコードが表示されます。)

原因:  パラメータ・ファイル(init.ora)またはWindowsサービスが破損しています。これらのエラーは、通常データベースの起動時にOracle Databaseでパラメータ・ファイルを読み込めない場合に発生します。

処置:  SIDおよびサービスを削除し、再作成します。ユーザーAdministrator、またはWindowsの管理者グループの完全な管理権限を持つユーザーとしてログオンしていることを確認します。コマンド・プロンプトで、oradim -delete -sid sidと入力します。sidは、データベース名(たとえばorcl)です。oradim -new -sid sid startmode auto -pfile full_path_to_init.oraと入力して、SIDおよびサービスを再作成します。


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