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Oracle Database プラットフォーム・ガイド
10gリリース2(10.2) for Microsoft Windows(32-bit)

B25020-03
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Oracle Database for Windowsの新機能

この項では、Oracle Databaseの新機能について説明し、追加情報の参照先を示します。現在のリリースに移行するユーザーに役立つよう、前のリリースの新機能情報も記載しています。

次の項では、各リリースの新機能について説明します。

Oracle Database 10gリリース2(10.2)の新機能

Oracle Database 10gリリース2(10.2) for Microsoft Windows(32-Bit)にはWindows固有の新機能はありません。

関連資料

プラットフォーム固有でないOracle Database 10gリリース2(10.2)の新機能については、『Oracle Database新機能ガイド』を参照 

Oracle Database 10gリリース1(10.1)の新機能

次の項目について説明します。

ラージ・ページのサポート

ラージ・ページのサポートにより、Windows Server 2003で実行されているメモリー集中型のデータベース・サーバーのパフォーマンスが向上します。新たに導入されたオペレーティング・システム・サポートを利用することにより、Oracle Database 10gリリース1(10.1)は、プロセッサ・メモリー・アドレッシング・リソースをより効率よく使用できるようになりました。

関連項目

「ラージ・ページのサポート」 

スケジューラ

このリリースには、エンタープライズ・スケジューリング機能を提供するための新しいデータベース・スケジューラが組み込まれています。ユーザーにより実行される外部ジョブは、OracleJobSchedulerサービスを使用して開始されます。このサービスはデフォルトでは使用不可になります。外部ジョブ機能を使用するには、管理者が、このサービスを実行するユーザー・アカウントのユーザー名とパスワードを設定し、サービスを使用可能にする必要があります。

権限の低いユーザーに対して外部ジョブの実行を制限することにより、ランダムなデータベース・ユーザーがオペレーティング・システム・レベルの権限を得ることが防止されますが、実行できるジョブの種類も制限されます。高いレベルのオペレーティング・システム権限を必要とするジョブは、このメカニズムでは実行できません。

Windowsでは、外部ジョブの実行には次のプロセスが関係します。

データベース・パスワードの暗号化

ユーザーがOracle Databaseへのリモート・ログインを試行した場合、パスワードはリモート・データベースに送信される前に自動的に暗号化されます。詳細は、「自動的に暗号化されたデータベース・パスワード」を参照してください。

Data Pump ImportおよびData Pump Export

2つの新しいユーティリティにより、Oracle Databaseとの間でファイルをより高速に転送できます。古いファイル転送ユーティリティであるインポートおよびエクスポートは、旧バージョンのOracleソフトウェアで作成されたデータベースで使用するために保持されています。Data Pump ImportおよびData Pump Exportの詳細は、第2章「Windowsでのデータベース・ツール」を参照してください。

Oracle Database Clientの機能

SQL*Plus WorksheetおよびOracle Enterprise Managerコンソールは、Oracle Database Clientでのみ使用できます。

サポート対象外の機能

Migration Utilityは、Oracle Database 10gリリース1(10.1)ではサポートされていません。Pro*C/C++は、Oracle Database 10gリリース1(10.1)でサポートされていますが、Pro*C/C++へのGraphical User Interfaceはサポートされていません。


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