| Oracle Transparent Gatewayインストレーション・ガイド 10gリリース2（10.2）for Microsoft Windows（32-bit） B25250-01 |
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この章では、Oracle Transparent Gatewayのインストールと、インストール前に考慮する必要のある問題について説明します。この章の内容は次のとおりです。
Oracle Transparent Gatewayは、次のいずれかの構成でインストールできます。
既存のOracle Serverと同じコンピュータ上の異なるOracleホーム。
Oracle Serveが存在しないシステム。
Oracle Serverと同じコンピュータ上の同じOracleホーム・ディレクトリ。この場合、Oracle Serverとゲートウェイは同じリリース・レベルであることが必要です。
Oracle Transparent Gatewayのインストールには、次の異なる方法を選択できます。
対話型の方法を使用してOracle Transparent Gatewayをインストールする場合、Oracle Universal Installerでは、Oracle Transparent Gatewayソフトウェアのインストールに必要なすべての情報を指定できる一連の画面が表示されます。
レスポンス・ファイルを作成し、Oracle Universal Installerの起動時にこのファイルを指定することで、Oracle Transparent Gatewayのインストールの一部または全部を自動化できます。
これらのモードの詳細およびレスポンス・ファイルを使用したインストールの完了方法の詳細は、付録Aを参照してください。
この項には、この製品をインストールする前に考慮する必要のある情報が記載されています。この章の内容は次のとおりです。
インストールの前に、製品のリリース・ノートをお読みください。リリース・ノートは、Oracle Database 10gリリース2（10.2）のインストール・メディアに収められています。リリース・ノートの最新版は、次のURLのOracle Technology Network（OTN）Webサイトでも入手できます。
http://www.oracle.com/technology/documentation/index.html
このインストール・ガイドに記載されているプラットフォーム固有のハードウェアおよびソフトウェア要件は、このマニュアルの公開時における最新情報です。ただし、新しいプラットフォームやオペレーティング・システム・ソフトウェアのバージョンの動作確認がマニュアルの公開後に行われている可能性があるため、OracleMetaLink Webサイトにある動作保証マトリックスで、動作が確認されたハードウェア・プラットフォームおよびオペレーティング・システムのバージョンの最新リストを確認してください。OracleMetaLink Webサイトは、次のURLで利用できます。
現行のOracleサポート・サービス契約を結んでいない場合は、次のWebサイトで同じ情報を入手できます。
http://www.oracle.com/technology/support/metalink/content.html
この製品では、複数のOracleホームをサポートします。つまり、このリリースまたは以前のリリースのソフトウェアを、同じシステム上で異なるOracleホーム・ディレクトリに複数回インストールできるということです。
製品は、新規のOracleホーム・ディレクトリにインストールする必要があります。あるリリースのOracle Transparent Gatewayの製品を、別のリリースのOracleホーム・ディレクトリにインストールすることはできません。たとえば、リリース10.1のソフトウェアを既存のOracle9i Oracleホーム・ディレクトリにインストールできません。以前のリリースのOracleのソフトウェアが含まれるOracleホーム・ディレクトリにこのリリースをインストールしようとすると、インストールは失敗します。
各インストールを別々のOracleホーム・ディレクトリにインストールする場合には、同じシステムにこのリリースを複数回インストールできます。
Oracle Transparent Gatewayは、次の方法で入手およびインストールできます。
OTNからインストール・ファイルをダウンロードし、ハード・ディスクで解凍します。
インストール・ファイルをダウンロードするには、次のようにします。
任意のブラウザを使用して、OTNのソフトウェア・ダウンロード・ページにアクセスします。
http://www.oracle.com/technology/software/index.html
インストールする製品の各ダウンロード・ページに移動します。
各ダウンロード・ページで、必須ファイルのファイル・サイズを加算して、必要なディスク領域を確認します。ファイル・サイズは、ファイル名の隣に表示されています。
ファイルを格納し、展開するための十分な空き領域があるファイル・システムを選択します。通常、使用可能なディスク領域は、各圧縮ファイルのサイズの2倍以上であることが必要です。
選択したファイル・システムで、インストールする製品ごとに、インストール・ディレクトリを格納する親ディレクトリ（Tg_1など）を作成します。
すべてのインストール・ファイルを、作成したディレクトリにダウンロードします。
ダウンロードしたファイルが、OTNの対応するファイルと同じサイズであることを確認します。
作成した各ディレクトリでファイルを解凍します。
必要なインストール・ファイルを解凍したら、「Oracle Universal Installerの実行」に進みます。
Oracle Transparent Gatewayをインストールする前に、ソフトウェアをハード・ディスクにコピーできます。これにより、インストール・プロセスが速くなります。インストール・メディアの内容をハード・ディスクにコピーする前に、インストール・メディアをマウントする必要があります。
インストール・メディアの内容をハード・ディスクにコピーするには、次のようにします。
ハード・ドライブにディレクトリを作成します。次に例を示します。
d:\install\Disk1
インストール・メディアの内容を、作成したディレクトリにコピーします。
必要なインストール・ファイルをすべてコピーしたら、「Oracle Universal Installerの実行」に進みます。
通常は、Oracle Universal Installerで提供されているGraphical User Interface（GUI）を使用して、Oracle Transparent Gatewayをインストールします。ただし、Oracle Universal Installerを使用して、GUIを使用せずに非対話型のインストールを行うこともできます。
インストーラを起動して、次のようにソフトウェアをインストールします。
ディスクからソフトウェアをインストールする場合、まだディスクをマウントしていなければ、マウントしてください。
ハード・ディスクからインストールする場合は、インストール・ファイルのダウンロードまたはコピー用に作成したディレクトリにあるsetup.exeファイルをダブルクリックしてください。
インストール・メディアからインストールする場合、Autorun画面が自動的に表示されます。Autorun画面が表示されない場合は、次のようにします。
「スタート」メニューから、「ファイル名を指定して実行」を選択します。
次のように入力します。
DRIVE_LETTER:\autorun\autorun.exe
Autorun画面で製品のインストール/削除を選択します。
インストールを完了するには、次のガイドラインを使用します。
インストーラのウィンドウに表示される指示に従います。詳細情報が必要な場合は、「ヘルプ」をクリックします。
ソフトウェアのインストールまたはリンク時にエラーが発生した場合は、付録Bのトラブルシューティングの情報を参照してください。
構成を終了したら、「終了」をクリックし、「はい」をクリックしてインストーラを終了します。
